JP2002042054A - 読取装置、読取方法、区分装置、及び区分方法 - Google Patents

読取装置、読取方法、区分装置、及び区分方法

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JP2002042054A
JP2002042054A JP2000220989A JP2000220989A JP2002042054A JP 2002042054 A JP2002042054 A JP 2002042054A JP 2000220989 A JP2000220989 A JP 2000220989A JP 2000220989 A JP2000220989 A JP 2000220989A JP 2002042054 A JP2002042054 A JP 2002042054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤認識を防止することが可能な読取装置、読取
方法、区分装置、及び区分方法を提供すること。 【解決手段】読取装置106は、郵便物上に記載された
宛名情報を読み取る読取部10と、読取部により読み取
った宛名情報に含まれる住所情報(第1カテゴリ情報)
を認識する市区郡名認識モジュール17及び住所認識モ
ジュール19と、認識された住所情報に基づいて7桁の
郵便番号情報(第2カテゴリ情報)を補完する答編集モ
ジュール24と、認識された住所情報が特殊な住所形体
の場合には、7桁の郵便番号情報を補完しないように制
御する制御モジュール11と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、読取装置、読取
方法、区分装置、及び区分方法に係り、特に、郵便物な
どの紙葉類上に記録された特定文字情報を読み取る読取
装置、この読取装置に適用される読取方法、区分装置、
及びこの区分装置に適用される区分方法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類、例えば郵便物を宛名ごとに区分
する区分機は、郵便物上に記録された7桁の郵便番号情
報や住所情報などの特定文字情報を読み取る読取部を備
えている。この読取部は、読み取った郵便番号情報や住
所情報などの宛名情報に基づいて郵便物を区分すべき区
分ブロックを識別する。
【0003】このような読取部では、まず、宛名情報を
読み取り、郵便番号情報を認識して、区分ブロックを識
別する。また、読取部では、郵便番号情報を認識する際
に、郵便番号の記載不備などにより7桁の郵便番号情報
を認識できなかった場合、「1つの市区郡に存在する郵
便番号情報は少数に限定できる」ことを利用して、読み
取った宛名情報に基づいて、市区郡情報を認識する。さ
らに、読取部では、町名まで認識することによって、さ
らに郵便番号情報を絞り込み、区分ブロックを識別す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、京都中央郵便
局の配達区域には、「京都市下京区大宮通○○下ル××
町」といった特殊な表記がなされた住所が存在する。
【0005】上述したような区分機に適用される読取部
において、このような住所に対応する住所情報に基づい
て郵便番号情報を補完する場合、「大宮通」などの通り
名を「大宮」町といった町名として誤認識してしまうお
それがある。このため、特殊な住所に対しては、正確に
郵便番号情報を補完することができないといった問題が
生じる。
【0006】この発明は、上述した問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、誤認識を防止することが
可能な読取装置、この読取装置に適用される読取方法、
区分装置、及びこの区分装置に適用される区分方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の読取装置は、紙葉類
上の文字列を読み取る読取手段と、前記読取手段により
読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識す
る認識手段と、前記認識手段により認識された第1カテ
ゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報
を補完する補完手段と、前記認識手段により認識された
紙葉類上の第1カテゴリ情報が特殊な情報の場合には、
前記補完手段による7桁の第2カテゴリ情報の補完を行
わないように制御する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0008】請求項2に記載の読取装置は、紙葉類上の
文字列を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み
取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識する認
識手段と、前記認識手段により認識された第1カテゴリ
情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補
完する補完手段と、特殊な第1カテゴリ情報に対応した
第2カテゴリ情報を記憶する記憶手段と、前記認識手段
により認識された紙葉類上の第1カテゴリ情報に対応し
た紙葉類上の第2カテゴリ情報と前記記憶手段に記憶さ
れた第2カテゴリ情報とを照合する照合手段と、前記照
合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶された
第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記補完手段に
よる7桁の第2カテゴリ情報の補完を行わないように制
御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の読取装置は、紙葉類上の
文字列を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み
取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識する認
識手段と、前記認識手段により認識された第1カテゴリ
情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補
完する補完手段と、特殊な第1カテゴリ情報に対応した
3桁の第2カテゴリ情報を記憶する記憶手段と、前記認
識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴリ情報に
対応した3桁の第2カテゴリ情報と前記記憶手段に記憶
された第2カテゴリ情報とを照合する照合手段と、前記
照合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶され
た第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記補完手段
により前記記憶手段に記憶された3桁の第2カテゴリ情
報を補完するように制御する制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0010】請求項4に記載の読取装置は、紙葉類上の
文字列を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み
取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報の第1群情報
を認識する第1認識手段と、前記第1認識手段により認
識された第1群情報に基づいて紙葉類上の第2カテゴリ
情報に含まれる3桁の番号情報を補完する第1補完手段
と、前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第
1カテゴリ情報の第2群情報を認識する第2認識手段
と、前記第1及び第2認識手段により認識された紙葉類
上の第1カテゴリ情報に基づいて、前記第1補完手段に
よって補完された紙葉類上の第2カテゴリ情報の3桁の
番号情報を含む7桁の番号情報を補完する第2補完手段
と、特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情
報の3桁の番号情報を記憶する記憶手段と、前記第1及
び第2認識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴ
リ情報に対応した紙葉類上の第2カテゴリ情報の7桁の
番号情報のうちの第1群情報に対応する3桁の番号情報
と前記記憶手段に記憶された第2カテゴリ情報とを照合
する照合手段と、前記照合手段により照合した結果、前
記記憶手段に記憶された第2カテゴリ情報に該当する場
合には、前記第1補完手段により第2カテゴリ情報の3
桁の番号情報を補完するように制御する制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の読取方法は、紙葉類上の
文字列を読み取り、読み取った文字列に含まれる第1カ
テゴリ情報を認識し、認識した第1カテゴリ情報に基づ
いて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補完し、認識
した第1カテゴリ情報が特殊な情報の場合には、前記7
桁の第2カテゴリ情報の補完を行わないように制御す
る、ことを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の読取方法は、紙葉類上の
文字列を読み取り、読み取った文字列に含まれる第1カ
テゴリ情報を認識し、認識した第1カテゴリ情報に基づ
いて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補完し、特殊
な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報と、認
識した第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報と
を照合し、照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に対
応した第2カテゴリ情報に該当する場合には、7桁の第
2カテゴリ情報の補完を行わないように制御する、こと
を特徴とする。
【0013】請求項9に記載の区分装置は、紙葉類上の
文字列を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み
取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識する認
識手段と、前記認識手段により認識された紙葉類上の第
1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴ
リ情報を補完する補完手段と、前記認識手段により認識
された第1カテゴリ情報が特殊な情報の場合には、前記
補完手段による7桁の第2カテゴリ情報の補完を行わな
いように制御する制御手段と、前記第2カテゴリ情報に
基づいて前記紙葉類を区分する区分手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の区分装置は、紙葉類上
の文字列を読み取る読取手段と、前記読取手段により読
み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識する
認識手段と、前記認識手段により認識された紙葉類上の
第1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテ
ゴリ情報を補完する補完手段と、特殊な第1カテゴリ情
報に対応した第2カテゴリ情報を記憶する記憶手段と、
前記認識手段により認識された第1カテゴリ情報に対応
した第2カテゴリ情報と前記記憶手段に記憶された第2
カテゴリ情報とを照合する照合手段と、前記照合手段に
より照合した結果、前記記憶手段に記憶された第2カテ
ゴリ情報に該当する場合には、前記補完手段による7桁
の第2カテゴリ情報の補完を行わないように制御する制
御手段と、前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類
を区分する区分手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項13に記載の区分方法は、紙葉類上
の文字列を読み取り、読み取った文字列に含まれる第1
カテゴリ情報を認識し、認識した第1カテゴリ情報に基
づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補完し、認
識した第1カテゴリ情報が特殊な情報の場合には、7桁
の第2カテゴリ情報の補完を行わないように制御し、前
記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分する、
ことを特徴とする。
【0016】請求項14に記載の区分方法は、紙葉類上
の文字列を読み取り、読み取った文字列に含まれる第1
カテゴリ情報を認識し、認識した第1カテゴリ情報に基
づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補完し、特
殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報と、
認識した第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報
とを照合し、照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に
対応した第2カテゴリ情報に該当する場合には、7桁の
第2カテゴリ情報の補完を行わないように制御し、前記
第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分する、こ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の読取装置、読取
方法、区分装置、及び区分方法の一実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0018】紙葉類、特に郵便物を宛名ごとに区分する
自動読取区分機101は、図5に示すように、区分手段
として機能する供給装置102及び取出装置104、読
取手段として機能する読取装置106などを備えてい
る。
【0019】供給装置102は、複数の郵便物Sを同一
方向を向くように一端を揃えて立位で収容するとともに
これらの郵便物Sを所定の取出位置へ順次供給する。取
出装置104は、紙葉類Sの取出位置にて、供給部2か
ら供給された郵便物Sを主搬送路103に沿って一通づ
つ取出す。
【0020】取出装置104にて取出された郵便物S
は、一定速度で走行する搬送ベルトを有する主搬送路1
03を介して搬送される。主搬送路103上には、郵便
物Sに異物が含まれている場合にその異物を検知すると
ともに郵便物S自体の硬さを検知する異物・硬さ検知部
105が設けられている。異物・硬さ検知部105の搬
送方向下流側で主搬送路103から分岐された搬送路上
には、異物・硬さ検知部105の検知により機械処理が
不可能と判断された郵便物Sを排除する排除集積部10
5aが設けられている。
【0021】異物・硬さ検知部105の搬送方向下流側
の主搬送路103上には、郵便物Sの宛先情報を読取る
ために光学的に走査して画像を読取る読取部106が設
けられている。この読取装置106は、郵便物上に記録
された7桁の郵便番号情報や住所情報などの特定文字情
報を読み取る。この読取装置は、読み取った郵便番号情
報や住所情報などの宛名情報に基づいて郵便物Sを区分
すべき区分ブロックを識別する。
【0022】読取装置106の下流側の主搬送路103
の終端には、郵便物Sを所定の区分ポケット(区分先)
へ区分して集積する区分集積部107が接続されてい
る。区分集積部107の最終段には、排除(リジェク
ト)される郵便物Sを区分して集積する排除集積部10
7aが設けられている。
【0023】区分集積部107は、複数の段および複数
の列に区画された複数の区分ポケット108を有してい
る。たとえば、8段25列の200個の区分ポケット1
08、…により構成されている。各区分ポケット108
の上方には、各々区分ゲート(図示しない)が設けられ
ており、これらの区分ゲートを選択的に切換えることに
より郵便物Sが所定の区分ポケット8に区分される。こ
の区分は、本体制御部112にて指示される。
【0024】図5において、区分集積部107に向う主
搬送路103の終端近くには、区分集積部107の各段
パス部109に対応した複数の切換ゲート110が設け
られ、各切換ゲート110を選択的に切換えることによ
り、主搬送路103が各段パス部109を通じて複数の
段のうちいずれかに選択的に接続されるようになってい
る。
【0025】さらに、区分機101の図中左側前面に
は、係員による各種入力操作が成される操作パネル11
1が設けられ、区分機101の図中右側には、装置全体
の区分動作を制御する主制御部(本体制御部)112が
設けられている。
【0026】図5に示した読取装置106では、まず、
宛名情報を読み取り、郵便番号情報を認識して、区分ブ
ロックを識別する。また、読取装置では、郵便番号情報
を認識する際に、郵便番号の記載不備などにより7桁の
郵便番号情報を認識できなかった場合、「1つの市区郡
に存在する郵便番号情報は少数に限定できる」ことを利
用して、読み取った宛名情報に基づいて、市区郡情報を
認識する。さらに、読取装置では、町名まで認識するこ
とによって、さらに郵便番号情報を絞り込み、区分ブロ
ックを識別する。
【0027】図1に示すように、この読取装置106
は、読取手段として機能する読取部10と、制御手段と
して機能する制御モジュール11とを備えている。ま
た、制御モジュール11は、郵便番号情報を認識できな
かった場合に宛名情報に基づいて郵便番号情報を補完す
る補完手段としても機能する。
【0028】読取部10は、郵便物上における所定領域
に記録された特定文字情報を光学的に読み取る。この読
取部10では、第1カテゴリ情報に対応した住所情報及
び第2カテゴリ情報に対応した郵便番号情報などの宛名
情報を読み取る。第1カテゴリ情報は、市区郡名に対応
した第1群情報、町村名に対応した第2群情報、及び、
街区情報を含んでいる。また、郵便番号情報は、市区群
名に対応した上3桁の郵便番号、町村名に対応した下4
桁の郵便番号を含んでいる。
【0029】制御モジュール11は、読取部10で読み
取られた読取結果に対応する多値画像データに基づいて
郵便物を区分すべき区分ブロックを識別する。
【0030】すなわち、この制御モジュール11には、
宛名領域検知・行検切モジュール12と、量子化モジュ
ール13と、文字検切モジュール14と、郵便番号検切
モジュール15と、郵便番号認識モジュール16と、認
識手段として機能する市区郡名認識モジュール17と、
認識手段として機能する町名文字認識モジュール18
と、認識手段として機能する住所認識モジュール19
と、大口・集合住宅文字識別モジュール20と、大口・
集合住宅単語識別モジュール21と、街区検切モジュー
ル22と、街区数字識別モジュール23と、答編集モジ
ュール24と、ポケット検索モジュール25と、VCS
補助情報作成モジュール26と、読取結果CRT表示コ
ントロールモジュール27と、がそれぞれ接続されてい
る。
【0031】宛名領域検知・行検切モジュール12は、
読取部10で読み取られた読取結果に対応する多値画像
データから宛名領域を検知して、行を切り出す。量子化
モジュール13は、宛名領域検知・行検切モジュール1
2によって切り出された行の多値画像データを2値画像
データに変換する。文字検切モジュール14は、量子化
モジュール13で変換された1行単位の2値画像データ
を、1文字単位に切り出す。
【0032】郵便番号検切モジュール15は、郵便番号
識別用の文字検切を行い、7桁の郵便番号情報を1桁数
字単位に切り出す。郵便番号認識モジュール16は、郵
便番号検切モジュール15によって切り出された郵便番
号情報を認識する。
【0033】郵便番号認識モジュール16において、郵
便番号が認識できなかった場合には、宛名情報における
市区郡町村名の認識を行って、対応する郵便番号を補完
する。
【0034】すなわち、市区郡名認識モジュール17
は、文字検切モジュール14によって切り出された文字
パターンと、文字辞書WDとのパターンマッチングによ
り1文字単位の文字識別を行う。
【0035】町名文字認識モジュール18は、文字検切
モジュール14によって切り出された文字パターンと、
文字辞書WDとのパターンマッチングにより1文字単位
の文字識別を行う。
【0036】住所認識モジュール19は、市区郡名認識
モジュール17によって識別された文字を組み合わせ、
市区郡町村名データベースDBに登録された市区郡名単
語と照合することで市区郡名を識別する。また、住所認
識モジュール19は、町名文字認識モジュール18によ
って識別された文字を組み合わせ、市区郡町村名データ
ベースDBに登録された町名単語と照合することで町名
を識別する。
【0037】大口・集合住宅文字識別モジュール20
は、町名以降に大口名や集合住宅名が記載された場合
に、文字検切モジュール14によって切り出された文字
パターンと、文字辞書WDとのパターンマッチングによ
り1文字単位の文字識別を行う。
【0038】大口・集合住宅単語識別モジュール21
は、大口・集合住宅文字識別モジュール20によって識
別された文字を組み合わせ、市区郡町村名データベース
DBに登録された大口・集合住宅名と照合することで大
口・集合住宅名を識別する。
【0039】街区検切モジュール22は、町名以降の街
区認識用の文字検切を行う。街区数字識別モジュール2
3は、街区検切モジュール22によって得られた画像デ
ータに対し、1文字単位の文字識別を行う。
【0040】答編集モジュール24は、大口・集合住宅
文字識別モジュール20、大口・集合住宅単語識別モジ
ュール21、街区数字識別モジュール23などを統括
し、書く識別結果の編集を行う。この答編集モジュール
24は、市区郡町村名、大口・集合住宅名、街区数字な
どのすべての識別結果を組み合わせ、郵便番号情報の答
候補を作成する。また、答編集モジュール24は、記憶
手段として機能するメモリ部Mに接続されている。
【0041】このメモリ部Mには、予め特殊な住所情報
に対応した郵便番号情報、例えば京都中央郵便局の「京
都市下京区大宮通○○下ル××町」などの特殊な表記が
なされる住所や、北海道の一部の局の「北○条東×丁
目」などの町名に数字が含まれている特殊な住所に対応
した上3桁または7桁全部の郵便番号情報が登録されて
いる。
【0042】この答編集モジュール24は、作成した郵
便番号情報の答候補と、メモリ部Mに登録された郵便番
号情報とを照合する照合手段として機能する。
【0043】ポケット検索モジュール25は、答編集モ
ジュール24によって作成された答候補に基づいて区分
すべきポケットを決定する。
【0044】次に、この読取装置106の文字検切モジ
ュール14によって切り出された文字パターンと、文字
辞書WDとのパターンマッチングによる文字識別につい
て説明する。
【0045】市区郡名認識モジュール17、町名文字認
識モジュール18、及び、大口・集合住宅文字識別モジ
ュール20における文字識別は、例えば、複合類似度法
を用いて行われる。すなわち、これらのモジュール1
7,18,20は、図2に示すように、文字画像データ
に基づく文字パターンと、文字辞書WDにおける文字デ
ータとを照合し、文字認識結果を類似度の高い順に順位
付けする。
【0046】市区郡名認識モジュール17及び町名文字
認識モジュール18は、文字認識結果を住所認識モジュ
ール19に出力する。また、大口・集合住宅文字識別モ
ジュール20は、文字認識結果を大口・集合住宅単語識
別モジュール21に出力する。
【0047】次に、市区郡名認識モジュール17、町名
文字認識モジュール18、大口・集合住宅文字識別モジ
ュール20によって出力された文字認識結果に基づいた
市区郡町村名、大口名、及び集合住宅名の認識について
説明する。
【0048】図3に示すように、住所認識モジュール1
9は、市区郡名認識モジュール17及び町名文字認識モ
ジュール18から出力された文字認識結果の組み合わせ
と、市区郡町村名データベースDB内の市区郡町村名デ
ータとを照合し、市区群町村名を認識する。
【0049】例えば、図3に示すように、1文字目の文
字認識結果は、類似度1位が「柳」であり、類似度2位
が「堀」であって、2文字目の文字認識結果は、類似度
1位が「町」であり、類似度2位が「神」であった場
合、住所認識モジュール19は、まず、1文字目及び2
文字目の類似度1位の文字同士を組み合わせ、「柳町」
といった町名を作成する。そして、住所認識モジュール
19は、作成した町名「柳町」と、市区郡町村名データ
ベースDBに記憶された市区郡町村名データと照合す
る。そして、住所認識モジュール19は、作成した町名
と一致する市区郡町村名を検知した場合に、作成した町
名を認識結果として答編集モジュール24に出力する。
【0050】住所認識モジュール19は、作成した町名
と一致する市区郡町村名を検知しなかった場合には、類
似度1位と類似度2位とを組み合わせ、同様に市区郡町
村名データベースDB内のデータと照合する。
【0051】大口・集合住宅単語識別モジュール21
も、同様に、市区郡名認識モジュール17及び町名文字
認識モジュール18から出力された文字認識結果の組み
合わせと、市区郡町村名データベースDB内の市区郡町
村名データとを照合し、市区群町村名を認識し、認識結
果を答編集モジュール24に出力する。
【0052】次に、この読取装置106における郵便物
の区分ブロックの識別処理について、図4に示したフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0053】すなわち、図4に示すように、まず、郵便
番号検切モジュール15により、7桁の郵便番号情報を
1桁数字単位に検切する(ST11)。すなわち、読取
部10では、郵便物上の郵便番号情報及び住所情報を含
む宛名情報を読み取り、対応した多値画像データを制御
モジュール11に出力する。宛名領域検知・行検切モジ
ュール12では、制御モジュール11に入力された多値
画像データから宛名領域を検知して、行を切り出す。量
子化モジュール13では、切り出された行の多値画像デ
ータを2値画像データに変換する。文字検切モジュール
14では、変換された1行単位の2値画像データを1文
字単位に切り出す。郵便番号検切モジュール15では、
これら宛名情報のうち、郵便番号情報としての7桁の数
字を検切する。
【0054】続いて、郵便番号認識モジュール16によ
り、検切された7桁の郵便番号情報を1桁数字単位に認
識する(ST12)。この郵便番号認識モジュール16
による7桁すべての郵便番号情報がすべて認識された場
合(ST13、Y)、認識した7桁の郵便番号情報に基
づいて区分ポケットを決定し(ST20)、郵便物の区
分ブロック識別処理を終了する。
【0055】郵便番号認識モジュール16による郵便番
号情報の認識が不完全であって、区分ポケットを決定す
ることができない場合(ST13、N)、宛名情報に含
まれる住所情報の認識に基づいた区分ブロック識別処理
を実行する。
【0056】すなわち、まず、市区郡名認識モジュール
17により、文字検切モジュール14によって切り出さ
れた文字パターンと、文字辞書WDとのパターンマッチ
ングにより1文字単位の文字識別を行う(ST14)。
同様に、町名文字認識モジュール18により、文字検切
モジュール14によって切り出された文字パターンと、
文字辞書WDとのパターンマッチングにより1文字単位
の文字識別を行う。また、町名以降に大口名や集合住宅
名が記載されている場合には、同様に、大口・集合住宅
文字識別モジュール20により、文字検切モジュール1
4によって切り出された文字パターンと、文字辞書WD
とのパターンマッチングにより1文字単位の文字識別を
行う。
【0057】続いて、住所認識モジュール19により、
市区郡名認識モジュール17及び町名文字認識モジュー
ル18によって識別された文字を組み合わせ、市区郡町
村名データベースDBに登録された市区郡町村名単語と
照合することで市区郡町村名を認識する(ST15)。
また、町名以降に大口名や集合住宅名が記載されている
場合には、同様に、大口・集合住宅単語識別モジュール
21により、大口・集合住宅文字識別モジュール20に
よって識別された文字を組み合わせ、大口・集合住宅名
を認識する。住所認識モジュール19及び大口・集合住
宅単語認識モジュール21は、それぞれ認識した市区郡
町村名及び大口・集合住宅名を答編集モジュール24に
出力する。
【0058】続いて、答編集モジュール24により、入
力された市区郡町村名及び大口・集合住宅名に基づいて
該当する7桁の郵便番号情報の答候補を作成する。答編
集モジュール24により、該当する7桁の郵便番号情報
を導き出せない場合には(ST16、N)、区分ブロッ
ク識別処理を中止し、郵便物をリジェクトする(ST2
2)。
【0059】答編集モジュール24により、該当する7
桁の郵便番号情報の答候補を作成した場合には(ST1
6、Y)、答候補の7桁郵便番号情報のうち、上3桁の
郵便番号情報をメモリ部Mに登録した郵便番号情報と照
合する(ST17)。
【0060】答編集モジュール24による上3桁の郵便
番号情報の照合により、メモリ部Mに該当する郵便番号
情報が存在する場合には(ST18、Y)、答編集モジ
ュール24は、認識した市区郡町村名に特殊な住所形体
が含まれている可能性が高く、町名を誤読している可能
性が高いと判断する。このため、答編集モジュール24
は、認識した市区郡町村名に基づく答候補として作成し
た7桁の郵便番号情報が誤っている可能性が高いと判断
するとともに、認識した市区郡名に基づく答候補として
の上3桁の郵便番号情報に誤りはないと判断する。これ
により、答編集モジュール24は、上3桁の郵便番号情
報を出力する(ST19)。郵便物には、この上3桁の
郵便番号情報に対応したバーコードを添付する。
【0061】そして、出力した上3桁の郵便番号情報に
基づいて区分ポケットを決定し(ST20)、郵便物の
区分ブロック識別処理を終了する。
【0062】一方、答編集モジュール24による上3桁
の郵便番号情報の照合により、メモリ部Mに該当する郵
便番号情報が存在しない場合には(ST18、N)、答
編集モジュール24は、認識した市区郡町村名に特殊な
住所体型が含まれていないと判断する。このため、答編
集モジュール24は、認識した市区郡町村名に基づく答
候補として作成した7桁の郵便番号情報に誤りはないと
判断する。これにより、答編集モジュール24は、全7
桁の郵便番号情報を出力する(ST21)。郵便物に
は、この全7桁の郵便番号情報に対応したバーコードを
添付する。
【0063】そして、出力した全7桁の郵便番号情報に
基づいて区分ポケットを決定し(ST20)、郵便物の
区分ブロック識別処理を終了する。
【0064】上述したように、この発明の読取装置によ
れば、紙葉類、特に郵便物を宛名情報に基づいて区分す
る場合、まず、宛名情報に含まれる郵便番号情報に基づ
いて区分ブロックを識別する。郵便番号情報を認識でき
ない場合、宛名情報に含まれる住所情報に基づいて区分
ブロックを識別する。
【0065】住所情報に基づいた区分ブロックの識別処
理は、市区郡町村名を認識することによって該当する郵
便番号情報を補完することによって行われる。このと
き、特殊な住所体形を有する住所情報を認識した場合、
町名を誤認識して、誤った郵便番号情報を補完してしま
うおそれがある。
【0066】このため、この読取装置は、予め作成した
特殊な住所に対応した郵便番号情報のデータベースを備
えている。そして、この読取装置では、認識した市区郡
町村名に対応した7桁の郵便番号情報の答候補を作成し
た際、この郵便番号情報のうちの上3桁の郵便番号情報
をデータベースの郵便番号情報と照合する。そして、答
候補の郵便番号情報がデータベースの郵便番号情報に該
当する場合、認識した市区郡町村名が特殊な住所である
可能性が高いとして、答候補として作成した郵便番号情
報のうちの上3桁の郵便番号情報を出力する。
【0067】これにより、誤認識に基づいた誤った郵便
番号情報の補完を防止することができ、郵便物の区分率
を向上することが可能となる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、誤認識を防止することが可能な読取装置、この読取
装置に適用される読取方法、区分装置、及びこの区分装
置に適用される区分方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る読取装
置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示した読取装置における文字識
別方法を説明するための図である。
【図3】図3は、図1に示した読取装置における市区郡
町村名などの認識方法を説明するための図である。
【図4】図4は、図1に示した読取装置に適用される郵
便物の区分ブロックの識別処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】図5は、この発明の一実施の形態に係る自動読
取区分機の構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
101…自動読取区分機 102…供給装置 104…取出装置 106…読取装置 10…読取部 11…制御モジュール 17…市区郡名認識モジュール 18…町名文字認識モジュール 19…住所認識モジュール 24…答編集モジュール WD…文字辞書 DB…市区郡町村名データベース M…メモリ部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された第1カテゴリ情報に基づ
    いて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補完する補完
    手段と、 前記認識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴリ
    情報が特殊な情報の場合には、前記補完手段による7桁
    の第2カテゴリ情報の補完を行わないように制御する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された第1カテゴリ情報に基づ
    いて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補完する補完
    手段と、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報を
    記憶する記憶手段と、 前記認識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴリ
    情報に対応した紙葉類上の第2カテゴリ情報と前記記憶
    手段に記憶された第2カテゴリ情報とを照合する照合手
    段と、 前記照合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶
    された第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記補完
    手段による7桁の第2カテゴリ情報の補完を行わないよ
    うに制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする読取装置。
  3. 【請求項3】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された第1カテゴリ情報に基づ
    いて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補完する補完
    手段と、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁の第2カテゴリ
    情報を記憶する記憶手段と、 前記認識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴリ
    情報に対応した3桁の第2カテゴリ情報と前記記憶手段
    に記憶された第2カテゴリ情報とを照合する照合手段
    と、 前記照合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶
    された第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記補完
    手段により前記記憶手段に記憶された3桁の第2カテゴ
    リ情報を補完するように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする読取装置。
  4. 【請求項4】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報の第1群情報を認識する第1認識手段と、 前記第1認識手段により認識された第1群情報に基づい
    て紙葉類上の第2カテゴリ情報に含まれる3桁の番号情
    報を補完する第1補完手段と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報の第2群情報を認識する第2認識手段と、 前記第1及び第2認識手段により認識された紙葉類上の
    第1カテゴリ情報に基づいて、前記第1補完手段によっ
    て補完された紙葉類上の第2カテゴリ情報の3桁の番号
    情報を含む7桁の番号情報を補完する第2補完手段と、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報の
    3桁の番号情報を記憶する記憶手段と、 前記第1及び第2認識手段により認識された紙葉類上の
    第1カテゴリ情報に対応した紙葉類上の第2カテゴリ情
    報の7桁の番号情報のうちの第1群情報に対応する3桁
    の番号情報と前記記憶手段に記憶された第2カテゴリ情
    報とを照合する照合手段と、 前記照合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶
    された第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記第1
    補完手段により第2カテゴリ情報の3桁の番号情報を補
    完するように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする読取装置。
  5. 【請求項5】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識
    し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の
    第2カテゴリ情報を補完し、 認識した第1カテゴリ情報が特殊な情報の場合には、前
    記7桁の第2カテゴリ情報の補完を行わないように制御
    する、 ことを特徴とする読取方法。
  6. 【請求項6】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識
    し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の
    第2カテゴリ情報を補完し、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報
    と、認識した第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ
    情報とを照合し、 照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2
    カテゴリ情報に該当する場合には、7桁の第2カテゴリ
    情報の補完を行わないように制御する、 ことを特徴とする読取方法。
  7. 【請求項7】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識
    し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の
    第2カテゴリ情報を補完し、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁の第2カテゴリ
    情報と、認識した第1カテゴリ情報に対応した3桁の第
    2カテゴリ情報とを照合し、 照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁
    の第2カテゴリ情報に該当する場合には、該当する3桁
    の第2カテゴリ情報を補完するように制御する、 ことを特徴とする読取方法。
  8. 【請求項8】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報の第1群
    情報を認識し、 認識した第1群情報に基づいて紙葉類上の第2カテゴリ
    情報に含まれる3桁の番号情報を補完し、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報の第2群
    情報を認識し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて、補完した第2カ
    テゴリ情報の3桁の番号情報を含む7桁の番号情報を補
    完し、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報の
    3桁の番号情報と認識された第1カテゴリ情報に対応し
    た第2カテゴリ情報の7桁の番号情報のうちの第1群情
    報に対応する3桁の番号情報とを照合し、 照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁
    の第2カテゴリ情報に該当する場合には、該当する第2
    カテゴリ情報の3桁の番号情報を補完するように制御す
    る、 ことを特徴とする読取方法。
  9. 【請求項9】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴリ
    情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補
    完する補完手段と、 前記認識手段により認識された第1カテゴリ情報が特殊
    な情報の場合には、前記補完手段による7桁の第2カテ
    ゴリ情報の補完を行わないように制御する制御手段と、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分する
    区分手段と、 を備えたことを特徴とする区分装置。
  10. 【請求項10】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段
    と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴリ
    情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補
    完する補完手段と、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報を
    記憶する記憶手段と、 前記認識手段により認識された第1カテゴリ情報に対応
    した第2カテゴリ情報と前記記憶手段に記憶された第2
    カテゴリ情報とを照合する照合手段と、 前記照合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶
    された第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記補完
    手段による7桁の第2カテゴリ情報の補完を行わないよ
    うに制御する制御手段と、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分する
    区分手段と、 を備えたことを特徴とする区分装置。
  11. 【請求項11】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段
    と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された紙葉類上の第1カテゴリ
    情報に基づいて紙葉類上の7桁の第2カテゴリ情報を補
    完する補完手段と、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁の第2カテゴリ
    情報を記憶する記憶手段と、 前記認識手段により認識された第1カテゴリ情報に対応
    した3桁の第2カテゴリ情報と前記記憶手段に記憶され
    た第2カテゴリ情報とを照合する照合手段と、 前記照合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶
    された第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記補完
    手段により前記記憶手段に記憶された3桁の第2カテゴ
    リ情報を補完するように制御する制御手段と、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分する
    区分手段と、 を備えたことを特徴とする区分装置。
  12. 【請求項12】紙葉類上の文字列を読み取る読取手段
    と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報の第1群情報を認識する第1認識手段と、 前記第1認識手段により認識された第1群情報に基づい
    て第2カテゴリ情報に含まれる3桁の番号情報を補完す
    る第1補完手段と、 前記読取手段により読み取った文字列に含まれる第1カ
    テゴリ情報の第2群情報を認識する第2認識手段と、 前記第1及び第2認識手段により認識された第1カテゴ
    リ情報に基づいて、前記第1補完手段によって補完され
    た第2カテゴリ情報の3桁の番号情報を含む7桁の番号
    情報を補完する第2補完手段と、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報の
    3桁の番号情報を記憶する記憶手段と、 前記第1及び第2認識手段により認識された第1カテゴ
    リ情報に対応した第2カテゴリ情報の7桁の番号情報の
    うちの第1群情報に対応する3桁の番号情報と前記記憶
    手段に記憶された第2カテゴリ情報とを照合する照合手
    段と、 前記照合手段により照合した結果、前記記憶手段に記憶
    された第2カテゴリ情報に該当する場合には、前記第1
    補完手段により第2カテゴリ情報の3桁の番号情報を補
    完するように制御する制御手段と、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分する
    区分手段と、 を備えたことを特徴とする区分装置。
  13. 【請求項13】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識
    し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の
    第2カテゴリ情報を補完し、 認識した第1カテゴリ情報が特殊な情報の場合には、7
    桁の第2カテゴリ情報の補完を行わないように制御し、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分す
    る、 ことを特徴とする区分方法。
  14. 【請求項14】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識
    し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の
    第2カテゴリ情報を補完し、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報
    と、認識した第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ
    情報とを照合し、 照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2
    カテゴリ情報に該当する場合には、7桁の第2カテゴリ
    情報の補完を行わないように制御し、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分す
    る、 ことを特徴とする区分方法。
  15. 【請求項15】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報を認識
    し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて紙葉類上の7桁の
    第2カテゴリ情報を補完し、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁の第2カテゴリ
    情報と認識した第1カテゴリ情報に対応した3桁の第2
    カテゴリ情報とを照合し、 照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁
    の第2カテゴリ情報に該当する場合には、該当する3桁
    の第2カテゴリ情報を補完するように制御し、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分す
    る、 ことを特徴とする区分方法。
  16. 【請求項16】紙葉類上の文字列を読み取り、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報の第1群
    情報を認識し、 認識した第1群情報に基づいて第2カテゴリ情報に含ま
    れる3桁の番号情報を補完し、 読み取った文字列に含まれる第1カテゴリ情報の第2群
    情報を認識し、 認識した第1カテゴリ情報に基づいて、補完した第2カ
    テゴリ情報の3桁の番号情報を含む7桁の番号情報を補
    完し、 特殊な第1カテゴリ情報に対応した第2カテゴリ情報の
    3桁の番号情報と認識された第1カテゴリ情報に対応し
    た第2カテゴリ情報の7桁の番号情報のうちの第1群情
    報に対応する3桁の番号情報とを照合し、 照合した結果、特殊な第1カテゴリ情報に対応した3桁
    の第2カテゴリ情報に該当する場合には、該当する第2
    カテゴリ情報の3桁の番号情報を補完するように制御
    し、 前記第2カテゴリ情報に基づいて前記紙葉類を区分す
    る、 ことを特徴とする区分方法。
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