JP2002041708A - 宝くじ販売システム - Google Patents

宝くじ販売システム

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JP2002041708A
JP2002041708A JP2000225822A JP2000225822A JP2002041708A JP 2002041708 A JP2002041708 A JP 2002041708A JP 2000225822 A JP2000225822 A JP 2000225822A JP 2000225822 A JP2000225822 A JP 2000225822A JP 2002041708 A JP2002041708 A JP 2002041708A
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English (en)
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Junichi Horie
淳一 堀江
Kazue Fujiwara
和江 藤原
Kazunori Kamo
和徳 加茂
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AKESESU KK
Axess Corp
Original Assignee
AKESESU KK
Axess Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ端末からの宝くじ購入申し込み
を可能とすることで、宝くじ販売代行業者の販売業務の
省力化、並びに、顧客の宝くじ購入便宜性の向上を図っ
た宝くじ販売システムを提供する。 【解決手段】 宝くじ購入申込人側のコンピュータ端末
と、宝くじ販売代行業者側の宝くじ販売業務管理装置
と、それらを結ぶネットワークとを有し、それにより、
宝くじ購入申込みをコンピュータ端末からネットワーク
を介して宝くじ販売業務管理装置で受け付け、宝くじ販
売業務を行う宝くじ販売システムであって、宝くじ販売
業務管理装置においては、宝くじ販売代行業者が販売を
委託された宝くじについての在庫管理を行うと共に、当
該宝くじについての在庫宝くじ番号情報を生成し、宝く
じ購入の申込みが受け付けられたときには、当該在庫宝
くじ番号情報に基づく購入案内表示をコンピュータ端末
を介して行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、宝くじ
販売代行業者等による宝くじ販売に好適な宝くじ販売シ
ステムに係り、特に、ネットワークを介したコンピュー
タ端末からの宝くじ購入申し込みを可能とすることで、
宝くじ販売業務の省力化並びに顧客の宝くじ購入便宜性
の向上を図った宝くじ販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】宝くじは、発売元の地方自治体等から委
託された受託銀行によりその発行が行われる。発行され
た宝くじは、受託銀行の設置する宝くじ販売窓口を介し
た販売の他、その一部は受託銀行から委託される宝くじ
販売代行業者の手により販売が行われている。
【0003】販売を委託された宝くじ販売代行業者は、
通常、委託分の宝くじの仕入れから販売までを一括して
行い、その販売業務の大半は、販売員の手による法人等
得意先への訪問販売を中心に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、宝くじ
販売代行業者によるこのような宝くじの販売形態にあっ
ては、委託分の宝くじの運搬、保管、販売、管理等を全
て人手を介して行っているため、その販売業務は非常に
手間暇の掛かるものであった。
【0005】また、販売時において、例えば、客先から
購入を希望する宝くじ番号を指定されたような場合にあ
っても、販売員が訪問先において全ての在庫宝くじの番
号情報を把握するのにはおのずと限界があり、そのよう
な客先からのリクエストに充分に答えられないといった
のが現状であった。
【0006】また、訪問先において販売代金の受け渡し
が行われることも多々あり、計算ミスや金銭授受ミス等
も生じやすく、それによる損失も無視し難い等の問題点
もあった。
【0007】加えて、購入された宝くじについての当選
有無の確認は、完全に買い手側に依存されているため、
買い手側の当選有無の誤認や未確認等により、購入した
宝くじに当選があるにも拘わらず、当該当選金が受け取
られないまま当選金の支払い期限を迎えてしまうといっ
た問題点もあった。
【0008】この発明は上述の問題点に着目して成され
たものであり、その目的とするところは、コンピュータ
端末からの宝くじ購入申し込みを可能とすることで、宝
くじ販売代行業者の販売業務の省力化、並びに、顧客の
宝くじ購入便宜性の向上を図った宝くじ販売システムを
提供することにある。
【0009】この発明の更に他の目的とするところは、
顧客の宝くじの購入便宜性を向上することで、宝くじ販
売の促進を図った宝くじ販売システムを提供することに
ある。
【0010】この発明のさらに他の目的ならびに作用効
果については、以下の記述を参照することにより当業者
であれば容易に理解されるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の宝くじ販売システムの第1実施態様で
は、宝くじ購入申込人側のコンピュータ端末と、宝くじ
販売代行業者側の宝くじ販売業務管理装置と、それらを
結ぶネットワークとを有し、それにより、宝くじ購入申
込みをコンピュータ端末からネットワークを介して宝く
じ販売業務管理装置で受け付け、宝くじ販売業務を行
う。
【0012】宝くじ販売業務管理装置においては、宝く
じ販売代行業者が販売を委託された宝くじについての在
庫管理を行うと共に、当該宝くじについての在庫宝くじ
番号情報を生成し、宝くじ購入の申込みが受け付けられ
たときには、当該在庫宝くじ番号情報に基づく購入案内
表示がコンピュータ端末を介して行われる。
【0013】ここで、『申込人』とあるが、これは、個
人の申込人であってもよいし、法人等の団体の申込人で
あってもよい。
【0014】『宝くじ番号情報』としては、例えば、組
番号情報や通し番号情報等が上げられる。
【0015】『宝くじ販売業務管理装置』は、必ずし
も、1の装置のみを限定的に示すものではなく、例え
ば、複数の装置やコンピュータをネットワーク等により
結ぶことで、当該宝くじ販売業務管理装置を実現するこ
とも可能である。
【0016】尚、実際の宝くじの受け渡し態様について
は、本発明では特に限定されない。これは、例えば、郵
送により実際に顧客に受け渡すこともできるし、また、
当選が確定する迄は、‘預かり’としてもよい。無論、
実際の宝くじの受け渡しは行わず、手続上の処理のみで
宝くじ販売を行うことも可能である。
【0017】本発明の第1実施態様によれば、従来、人
手を介して行われていた宝くじ販売業務の大半を、ネッ
トワーク上で行うことが可能となるから、宝くじ販売業
務の大幅な省力化にも貢献でき、利用者にとっての便宜
性の向上も達成される。
【0018】また、購入案内表示に基づき、在庫宝くじ
番号情報を参照しながら希望する宝くじの組番号等を選
択して購入することも可能となるから、利用者にとって
より便宜性の良いものとなる。
【0019】第1実施態様において、好ましくは、宝く
じ購入が成されたときには、宝くじ販売業務管理装置に
おいて、購入宝くじ番号情報及び/又は宝くじ購入代金
情報を含む宝くじ購入情報を添付した申込人宛の電子メ
ールが作成され、当該電子メールにより、宝くじ購入内
容が申込人に通知される。
【0020】ここで、『宝くじ購入代金』には、宝くじ
販売代金の他、別途手数料等が含まれるようにしてもよ
い。
【0021】このような態様によれば、電子メールに購
入宝くじ番号情報が含まれる場合にあっては、当該電子
メールを購入内容証明とすることができるから、実際の
宝くじの受け渡しを省略することも可能となる。また、
メールに購入代金情報が含まれるような場合にあって
は、当該電子メールを領収書として代替することも可能
となる。
【0022】本発明の第2実施態様は、上述の第1実施
態様において、更に、宝くじ販売受託銀行のホストがネ
ットワークを結ばれる宝くじ販売システムである。
【0023】ここで、『宝くじ販売受託銀行のホスト』
とあるが、これについても同様に、1のホストコンピュ
ータのみを限定して示すものではない。ここでは少なく
とも、宝くじ販売受託銀行の有する宝くじ販売業務に係
る必要情報等を、宝くじ販売業務管理装置とネットワー
クを介して送受信可能な装置、コンピュータ等を示して
いる。
【0024】このような態様によれば、宝くじ販売受託
銀行ホスト(以下、受託銀行ホストという)と宝くじ販
売業務管理装置との間で、宝くじ販売業務に係る必要情
報の送受信をネットワークを介して行うことができる。
【0025】第2実施態様において、好ましくは、宝く
じ販売業務管理装置と受託銀行ホストとの間で、宝くじ
販売業務管理装置が管理する宝くじの追加注文のための
手続処理を行うことにより、当該宝くじの在庫調整をす
るようにする。
【0026】このような態様によれば、例えば、宝くじ
販売業務装置の管理する宝くじの在庫が残り少なくなっ
ても、追加注文をネットワークを介して行うことによ
り、実際の宝くじの仕入れ搬送を行うことなく、手続
上、在庫を追加することも可能となる。
【0027】第2実施態様において、好ましくは、宝く
じ購入が成されたときには、宝くじ販売業務管理装置と
受託銀行ホストとの間で、受託銀行に申込人が所有する
銀行口座から宝くじ購入代金を自動引き落としするため
の手続処理が行われる。
【0028】ここで、『受託銀行に申込人が所有する銀
行口座』とあるが、これは、予め申込人により開設され
た専用の銀行口座であってもよいし、購入申込みがある
毎にその都度、申込人が指定するようにしてもよい。
【0029】このような態様によれば、宝くじ購入代金
の受け渡し時の計算ミスや金銭授受ミス等による損失も
防止できる。
【0030】第2実施態様において、好ましくは、1又
は2以上の銀行ホストがネットワークを介して更に結ば
れ、宝くじ購入が成されたときには、宝くじ販売業務管
理装置と、受託銀行ホストを含む複数の銀行ホストのう
ちの1の銀行ホストとの間で、該当する銀行に申込人が
所有する銀行口座から宝くじ購入代金を自動引き落とし
するための手続処理が行われる。
【0031】ここで、『1または複数の銀行のホスト』
とあるが、これについても同様に、それぞれの銀行の有
する1のホストコンピュータのみを限定して示すもので
はない。
【0032】このような態様によれば、宝くじ購入代金
の自動引き落とし口座を受託銀行以外にも指定できるか
ら、顧客にとっての便宜性がより一層向上される。
【0033】第2実施態様において、好ましくは、宝く
じ購入が成されたときには、宝くじ販売業務管理装置に
おいて、当該宝くじ購入に係る申込人を特定するための
情報と購入宝くじ番号情報とを少なくとも含む宝くじ購
入情報とが保存され、宝くじ販売業務管理装置の管理す
る宝くじの当選番号が確定したときには、又は、購入さ
れた宝くじの当選番号が確定したときには、宝くじ販売
業務管理装置において、受託銀行ホストからネットワー
クを介して当該当選番号情報が取得され、所定の条件の
下に、保存された宝くじ購入情報に含まれる購入宝くじ
番号と、当該宝くじ情報に該当する宝くじ当選番号情報
とを照合することにより、購入された宝くじについての
当選有無の判定を行い、当該判定結果を該当する申込人
に通知するようにする。
【0034】ここで、『宝くじの当選番号が確定したと
き』とあるが、これは言うまでもなく、そのタイミング
を一時に限定するものではない。
【0035】『所定の条件の下に』とあるが、これには
例えば、「無作為抽出的に」や「予め申込人による指示
があった購入宝くじのみ」等の、条件設定が考えられる
が、無論、特別な条件設定を行わず、自動的に全ての購
入宝くじに対して、当選有無の判定を行うようにしても
よい。
【0036】このような態様によれば、購入された宝く
じについての当選有無の確認は、宝くじ販売業務管理装
置により行われるため、顧客側の当選有無の誤認や未確
認等により、購入した宝くじに当選があるにも拘わら
ず、当該当選金が受け取られないまま当選金の支払い期
限を迎えてしまうといった問題点も解消することが可能
となる。
【0037】この態様において、好ましくは、購入され
た宝くじについての当選有無の判定がなされたときに
は、宝くじ販売業務管理装置において、当選有無を含む
判定結果情報を添付した申込人宛の電子メールが作成さ
れ、当該電子メールにより、購入された宝くじについて
の当選有無の判定結果が申込人に通知されるようにす
る。
【0038】このようにすれば、当選有無の判定に係る
全ての処理をネットワーク上で行うことができる。ま
た、申込人は、自己の購入した宝くじについての当選有
無をより手軽にかつ確実に知ることができる。
【0039】また、この態様において、好ましくは、判
定結果には、当選金額情報が含まれており、当選があっ
たときには、宝くじ販売業務管理装置と、受託銀行を含
む1又は2以上の銀行ホストのうちの1の銀行ホストと
の間で、該当する銀行に申込人が所有する銀行口座に当
選金を自動振込するための手続処理が行われる。
【0040】このようにすれば、顧客の購入した宝くじ
に当選があったときには、当該当選金は自己の所有する
銀行口座に自動的に振り込まれるから、当選金の受け取
りのため、受託銀行等に出向く手間も省け、また、当選
金受取時の顧客の防犯上の不安も解消される。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施の
一形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0042】図1は、宝くじの発行から販売に至る迄の
一過程を概略的に示したものである。同図に示されるよ
うに、この例は、地方自治体等から宝くじの発行を委託
された宝くじ販売受託銀行(以下、受託銀行と言う)
が、その宝くじの一部を宝くじ販売代行業者(以下、販
売代行業者と言う)に委託し、当該販売代行業者により
需用者(顧客)に対する宝くじ販売が行われるものであ
る。本発明は、このように、販売代行業者を介在して行
う宝くじ販売業務に特に好適とされるものである。
【0043】本発明の宝くじ販売システムの全体構成の
一例が図2に示されている。同図に示す宝くじ販売シス
テムは、販売代行業者の管理する宝くじ販売業務管理装
置1(以下、業務管理装置1と言う)と、顧客の所有す
る1または複数のコンピュータ端末2と、宝くじ発行を
受託した受託銀行のホストコンピュータ3とを有してい
る。業務管理装置1とコンピュータ端末2とは、ネット
ワーク4aを介して結ばれており、業務管理装置1と受
託銀行ホスト3とは、ネットワーク4bを介して結ばれ
ている。尚、この例では、理解を容易とするためにネッ
トワークが2つ(4a,4b)示されているが、それら
が夫々独立したネットワークであることを示すものでは
ない。
【0044】業務管理装置1は、ネットワーク4aを介
して、顧客のコンピュータ端末2との間で各種情報の送
受信を行うことにより、宝くじ販売業務に係る各種処理
を実行するものである。
【0045】当該業務管理装置1は、記憶装置1aを有
しており、当該記憶装置1aには、販売宝くじ管理情報
と顧客情報とが記憶される。販売宝くじ管理情報とは、
販売代行業者が受託銀行より販売を委託された宝くじに
ついての各種情報のことを示しており、この例では、購
入履歴ファイル、在庫管理ファイル等が含まれている。
顧客情報とは、宝くじ販売業務に係る顧客の個人情報等
のことを示しており、この例では、会員ファイルが含ま
れている。尚、これらファイルについては、後に順を追
って詳細に説明する。
【0046】受託銀行ホスト3は記憶装置3aを有して
おり、当該記憶装置3aには、発行宝くじ管理情報と、
当選番号情報と、顧客口座情報とが含まれている。発行
宝くじ情報とは、受託銀行が発売元より発行を委託され
た宝くじの組・番号等の各種管理情報のことを示してい
る。この例では、業務管理装置1は、当該発行宝くじ情
報の内、販売を委託された宝くじについての必要情報
を、受託銀行ホスト3からネットワーク4bを介して受
け取ることにより、当該情報に基づき販売を委託された
宝くじについての在庫管理ファイル等を作成するように
されている。また、業務管理装置1から受託銀行ホスト
3に対しては、販売代行業者が販売を委託された宝くじ
についての追加発注処理等がネットワーク3を介して行
われるが、このとき、受託銀行ホスト3側で参照される
のもこの発行宝くじ情報である(主に宝くじ番号情
報)。尚、これらの詳細については省略する。
【0047】当選番号情報とは、受託銀行により発売さ
れた宝くじの当選番号情報であり、この例では、当該当
選番号情報の内、少なくとも販売代行業者が販売を委託
された宝くじについての当選番号情報が、ネットワーク
4bを介して受託銀行ホスト3から業務管理装置1へと
受け渡され、記憶装置3aに保存されるようにされてい
る。
【0048】口座管理情報とは、顧客が受託銀行に有す
る銀行口座についての口座情報のことを示しており、後
にも記述するが、この例では、販売代行業者と顧客(宝
くじ購入申込人)との間の金銭授受は、当該銀行口座を
介して行われるようにされている。
【0049】次に、業務管理装置1で行われる各種処理
について詳細に説明する。業務管理装置1における処理
の全体が図3のフローチャートにより示されている。こ
の例では、ネットワーク4aを介して顧客のコンピュー
タ端末2から業務管理装置1へのクセスが発生すると、
フローチャートには示されていないが、業務管理装置1
からコンピュータ端末2へと、図12(a)に示される
ようなWebページが送信され、コンピュータ端末2の
側で表示される。同Webページ上において、顧客が
‘会員番号’並びに‘暗証番号’を入力すると、ネット
ワーク4aを介して当該情報が業務管理装置1で受け取
られ、業務管理装置1の側では、当該情報と会員ファイ
ルとの照合を行い、会員であるか否かの認証(会員認
証)を行う(ステップ301)。
【0050】図4は、当該会員ファイルの一例を示すも
のである。同図に示すように、このファイルには、顧客
毎の会員番号、顧客名(個人、法人等)、顧客の住所・
連絡先、メールアドレス、会員毎の暗証番号、金銭授受
のための指定銀行口座情報等が記憶されている。尚、こ
の例では、例えば郵送等を介して顧客の会員申込み手続
を行い、個人認証等を経て、顧客に対して予め会員登録
処理が行なわれるようにされている。
【0051】図12(a)に示す画面上において、顧客
が‘会員登録処理’を選択した場合には(ステップ30
1NO)、Webページ上において、会員登録処理が行
われる(ステップ302)。このとき、会員登録をする
にあたり、個人認証が必要となるが、この例では、業務
管理装置1から受託銀行ホスト3へと、顧客が指定する
受託銀行の口座情報に基づく認証問い合わせを発生させ
ることで、当該認証処理が行なわれるようにされてい
る。尚、これら認証方法については、その他にも種々の
態様が考えられるが、本発明要部とは関係しないため、
ここではその詳細説明は省略する。尚、フローチャート
には示されていないが、会員認証や、会員登録処理(ス
テップ302)が正常に行われなかった場合は、処理は
終了となる。
【0052】また、この例では、金銭授受のための銀行
口座の指定は、受託銀行に顧客が所有する口座とされて
いるが、図11に示すように、業務管理装置1と、受託
銀行ホスト3と、その他1又は複数の銀行ホスト5a〜
5nとを、例えば銀行間ネットワーク(この例では4b
がこれに相当する)を介して結ぶことにより、受託銀行
以外の銀行の口座を、当該宝くじ販売業務に係る金銭授
受(宝くじ購入代金自動引き落とし、当選金自動振り込
み)のための指定銀行口座とすることも可能である。
尚、51a〜51nはそれぞれ各銀行5a〜5nの記憶
装置を示しており、この例では、顧客が各銀行に有する
銀行口座についての口座情報が記憶される。
【0053】会員認証が終わると(ステップ301YE
S)、または、会員登録処理が終わると(ステップ30
2)、次いで、業務管理装置1からコンピュータ端末2
へと、図12(b)に示されるようなWebページが送
信され、コンピュータ端末2の側で表示される。同図に
示されるように、当該Webページ上においては、‘宝
くじ購入’、‘当選番号照合’、‘当選金受け取り’の
3種のサービスが顧客に提示され、顧客が当該サービス
の中から所望のサービスを選択すると、ネットワーク4
aを介して当該情報が業務管理装置1で読み込まれ(ス
テップ303)、当該サービスに応じた各種処理が実行
される(ステップ304)。すなわち、Webページ上
において、顧客が‘宝くじ購入’を選択したときには、
‘購入申込み依頼時処理’が、‘当選番号照合’を選択
したときには‘当選番号照合依頼時処理’が、‘当選金
受け取り’を選択したときには、‘当選金受取依頼時処
理’がそれぞれ実行される。
【0054】購入申込み依頼時処理の詳細が図5のフロ
ーチャートにより示されている。ここでは、先ず、宝く
じ種別(種類)を特定するため、業務管理装置1からコ
ンピュータ端末2へと、図12(c)に示されるような
Webページが送信され、コンピュータ端末2の側で表
示される。同図に示されるように、このWebページ上
では、販売代行業者が販売を委託された宝くじ種別毎の
名称が表示されており、当該Webページ上において顧
客が所望する宝くじを選択することにより、宝くじ種別
が特定される。特定された宝くじ種別情報は、コンピュ
ータ端末2から業務管理装置1へと送信され、購入1件
毎に作成される購入履歴ファイルの該当欄にその情報が
記憶される(ステップ501)。
【0055】図6は当該購入履歴ファイルの一例を示す
ものである。このファイルには、顧客(申込人)の会員
番号、購入された宝くじの種別、番号、抽選予定日、購
入代金、当選結果、金銭授受のための指定口座、自動照
合フラグ、照合完了フラグ、振込完了フラグ、をそれぞ
れ記憶するための情報欄が設けられている。また、ファ
イル毎に‘申込み番号’が付され、当該申込み番号によ
り、購入履歴ファイルの特定が成されるようになってい
る。尚、ステップ501の時点では、宝くじ種別の他、
会員番号、宝くじ種別で特定される抽選日、申込み番号
がそれぞれ記憶される。その他の情報については、後に
順を追って説明する。
【0056】続くステップ502では、業務管理装置1
からコンピュータ端末2へと、図13(a)に示される
ようなWebページが送信され、コンピュータ端末2の
側で表示される。同図に示されるように、このWebペ
ージ上では、‘バラ買い’、‘組・番号指定’の2種の
購入方法が顧客に提示される。ここで、顧客が‘組・番
号指定’を選択すると(ステップ503)、在庫管理フ
ァイルに基づいたWebページが業務管理装置1からコ
ンピュータ端末2へと、送信され、コンピュータ端末2
の側で表示される。
【0057】在庫管理ファイルとは、先にも説明したよ
うに、販売代行業者が販売を委託された宝くじについて
の在庫宝くじの番号情報を管理するファイルであり、図
7に示されるように、宝くじ種別毎に作成され、この例
では、当該宝くじの抽選予定日と共に、在庫宝くじの組
番号・通し番号情報の全てが記憶されている。
【0058】ステップ503において示されるWebペ
ージは、この在庫宝くじ番号情報に基づいて表示される
Webページであり、図示は省略するが、一例として
は、顧客に組番号を指定させることで、該当する通し番
号を全て画面表示させたり、または、在庫管理ファイル
に相当するすべての組・通し番号を画面表示させたり
等、種々の態様のものが考えられる。
【0059】少なくとも、ここでは(ステップ50
3)、在庫宝くじ番号情報に基づくWebページによる
購入案内表示がコンピュータ端末2を介して行われ、顧
客は、当該Webページ上で希望の宝くじ番号を選択す
る。これにより、特定された宝くじ番号情報は、コンピ
ュータ端末2から業務管理装置1へと送信され、購入履
歴ファイルの該当欄に記憶される(ステップ504)。
【0060】尚、ステップ502において、顧客が‘バ
ラ買い’を選択すると(ステップ502バラ)、次い
で、顧客に枚数を指定させるためのWebページが業務
管理装置1からコンピュータ端末2へと送信され、コン
ピュータ端末2の側で表示される。このWebページに
ついての図示は省略するが、当該Webページ上で顧客
により指定された枚数情報に基づき、業務管理装置1の
側では、在庫宝くじ番号情報を元に、購入宝くじ番号の
自動抽出(特定)を行い、それら特定された宝くじ番号
情報を購入履歴ファイルの該当欄に記憶する(ステップ
505)。
【0061】これら宝くじ番号の特定が終わると、当該
宝くじ購入に係る購入代金が算出され、Webページを
通して顧客に当該購入代金が通知される(ステップ50
6)。またこのとき、当該購入代金が購入履歴ファイル
の該当欄に記憶される。
【0062】図13(b)は、このとき業務管理装置1
からコンピュータ端末2へと、送信され、コンピュータ
端末2の側で表示されるWebページの一例を示したも
のである。同図に示されるように、このWebページ上
においては、購入された宝くじの種別、購入枚数、購入
代金が表示されると共に、金銭授受のため(ここでは購
入代金を自動引き落としするため)に顧客により指定・
登録された口座情報が会員ファイルより呼び出され、当
該Webページに表示され、顧客に対する口座確認が行
われる。
【0063】同Webページ上において、顧客が‘購
入’を選択すると(ステップ507YES)次いで、業
務管理装置1からコンピュータ端末2へと、図13
(c)に示されるようなWebページが送信され、コン
ピュータ端末2の側で表示される。
【0064】同図に示されるように、このWebページ
上では、自動当選番号照合を希望するか否かの問いが成
される。尚、自動当選番号照合とは、購入された宝くじ
の当選番号が確定した時点で、当該宝くじの当選有無を
業務管理装置1により、自動判定するサービスを意味し
ており、この例では、当該判定結果は、電子メールによ
り顧客(申込み人)に通知される。これについての詳細
は後述する。
【0065】同Webページ上において、顧客が‘希望
する’を選択すると(ステップ508YES)、業務管
理装置1の側では、購入履歴ファイルの自動照合フラグ
欄に、‘自動当選番号照合希望’を意味する“1”が記
憶される(ステップ510)。これにより、購入された
宝くじの当選番号が確定したときには、自動当選番号照
合(当選有無の自動判定)が実行されることとなる。
【0066】同Webページ上において、顧客が‘希望
しない’を選択すると(ステップ508NO)、業務管
理装置1の側では、購入履歴ファイルの自動照合フラグ
欄に、“0”が記憶され、自動当選番号照合は実行され
ないこととなる。
【0067】尚、ステップ507に戻り、図13(c)
で示されるWeb画面上において、顧客が‘中止’を選
択すると、購入履歴ファイルはクリアされ、購入申込依
頼時処理は終了される(ステップ507NO)。
【0068】自動照合希望有無の確認が終わると、次い
で、先述した受託銀行の指定口座から、購入代金を自動
引き落としするための処理が、業務管理装置1と受託銀
行ホスト3との間でネットワークを介して行われる(ス
テップ511)。このときの処理としては、具体的に
は、指定口座情報を含む顧客情報の送受信を介して所定
の認証処理が行われるのであるが、このような認証処理
については既に公知であるため詳細については省略す
る。
【0069】続くステップ512では、上述の種々のス
テップで特定された宝くじの購入内容に基づき、当該購
入内容を示す申込人(顧客)宛ての電子メールが作成さ
れ、ネットワーク4aを介して申込人に送信・通知され
る(ステップ512)。
【0070】このとき、顧客側で受信される電子メール
の一例が図14(a)に示されている。同図に示される
ように、この電子メールには、購入内容として、宝くじ
種別、宝くじ番号、抽選予定日、購入代金を夫々示す情
報の他、後に示す‘当選金受取依頼時処理’等で使用さ
れる申込み番号が添付されている。顧客は、当該電子メ
ールにより、実際に購入した宝くじを受け取らなくと
も、購入宝くじ内容(特に宝くじ番号)を知ることがで
きる。またこの電子メールは購入内容証明または領収書
として利用することも可能である。
【0071】電子メールの送信が終わると、在庫宝くじ
番号情報の更新処理として、図7に示した在庫管理ファ
イルから、購入された宝くじ番号の削除が行われ(ステ
ップ513)、処理は終了する。
【0072】次に、自動当選番号照合処理の内容を図8
のフローチャートにより示す。この例では、販売代行業
者の委託された宝くじの当選番号が確定すると、受託銀
行ホスト3から業務管理装置1へと自動的にアクセスが
行われ、受託銀行ホスト3が記憶装置3aに有する当選
番号情報が業務管理装置1へと送信される。これによ
り、少なくとも販売代行業者が委託された宝くじの当選
番号情報が業務管理装置1の記憶装置1aへと保存(取
得)される(ステップ801)。
【0073】業務管理装置1では、次いで、記憶装置1
aに有する購入履歴ファイルの中から、自動当選番号照
合の対象となるファイルを順次検索し、当選番号照合を
行う。検索の具体的な方法としては、この例では、先
ず、購入履歴ファイルの先頭(この例では、申込番号の
最小値で規定される)を呼び出し(ステップ802)、
当該ファイルの照合完了フラグが“0”であり(ステッ
プ803YES)、かつ当選番号情報に合致する同種別
の宝くじであり、かつ、自動照合フラグが“1”である
(ステップ804YES)ことを条件として、当該購入
履歴ファイルに記憶された宝くじ番号情報と、当選番号
情報との照合を行う(ステップ805)。
【0074】尚、これら条件の内(ステップ803,8
04)、1つでも条件を満たさないような場合には(ス
テップ803NO,ステップ804NO)、それがファ
イル末尾(この例では、申込番号の最大値で規定され
る)でないことを条件として(ステップ808YE
S)、次のファイルが呼び出され、再びステップ803
に示される処理が開始される。ステップ808におい
て、それがファイル末尾であると特定されたときには
(ステップ808YES)、ステップ810へと移行さ
れる。
【0075】ステップ805における当選番号自動照合
の結果は、当選結果情報として購入履歴ファイルの該当
欄に記憶される(ステップ806)。尚、この例では、
当選があった場合には、当選等級と、当選額がファイル
毎に記憶され、当選額については総額が算出され、記憶
される。
【0076】照合結果(当選結果)の保存が終わると、
その購入履歴ファイルがファイルの末尾であることを条
件として(ステップ807YES)、ステップ806で
照合結果を保存された全ての購入履歴ファイルに係る各
購入申込人(顧客)に対して、当選結果を添付した電子
メールが作成・送信される(ステップ810)。尚、ス
テップ807において、それがファイル末尾でないと特
定されたときには(ステップ807NO)、ステップ8
09へと移行される。
【0077】ステップ810において、顧客側で受信さ
れる電子メールの一例が図14(b)に示されている。
同図に示されるように、この電子メールには、見出しと
して、購入された宝くじの種別情報(この例では‘第○
○○回全国自治宝くじ’)が表示されており、当該宝く
じの当選番号情報が添付されている。また、当選内容と
して、当選のあった宝くじ番号毎(1枚毎)に、宝くじ
番号、当選等級、当選額とが表示されると共に、種別毎
の当選額の合計が算出表示されている。加えて、当選が
あった場合には、先に触れた当選金受取依頼時処理へと
ハイパーリンクにより自動移行するための案内表示(こ
の例では、‘当選金支払い’は下記のサイトで受け付け
ます)に加え、URLが添付される。
【0078】電子メールの送信が終わると、次いで終了
処理として、購入履歴ファイルの照合完了フラグに、自
動照合が行われたことを示す“1”が記憶され、処理は
終了する(ステップ811)。
【0079】次に、図12(b)に示されるWebペー
ジ上において、顧客が当選番号照合を選択したときに業
務管理装置1で行われる当選番号照合依頼時処理につい
て説明する。
【0080】当選番号照合依頼時処理の内容が図9のフ
ローチャートにより示されている。当選番号照合依頼時
処理が開始されると、先ず、先に示した‘申込み番号’
の入力を促す所定のWeb画面が、業務管理装置1から
コンピュータ端末2へと、送信され、コンピュータ端末
2の側で表示される。尚、このWebページについても
図示は省略する。このWebページ上において、顧客が
申込み番号を入力すると、当該申込み番号情報が、コン
ピュータ端末2から業務管理装置1へと送信され、当該
情報が業務管理装置1において読み込まれる(ステップ
901)。
【0081】業務管理装置1の側では、当該申込み番号
情報から、記憶装置1aに保存された該当する購入履歴
ファイルを呼び出し(ステップ902)、当該購入履歴
ファイルの該当欄に記憶された照合完了フラグの確認を
行う。ここで、照合完了フラグに“1”が記憶されてい
るような場合には(ステップ903NO)、ステップ9
09へと移行する。
【0082】照合完了フラグが“0”であるような場合
には(ステップ903NO)、当日が抽選日以降(この
例では抽選日を含む)であり(ステップ904YE
S)、かつ、購入履歴ファイルに記憶された該当宝くじ
の当選番号情報が業務管理装置1で既に取得されている
ことを条件として(ステップ905YES)、購入履歴
ファイルに記憶された宝くじ番号情報と、記憶装置1a
に保存された当選番号情報との照合を行う(ステップ9
07)。
【0083】尚、当日が、抽選日以前であるときには
(ステップ904NO)、顧客に対して、例えば『当選
番号が確定しておりません』等の案内をWebページを
介して行うことにより処理を終了する(ステップ90
6)。
【0084】また、当日が抽選日以降であっても(ステ
ップ904YES)、購入履歴ファイルに記憶された該
当宝くじの当選番号情報が取得されていないようなとき
には(ステップ905NO)、顧客に対して例えば、
『当選番号情報が確認されておりません。暫くしてから
再度アクセス下さい』等の案内をWebページを介して
行うことにより(ステップ906)処理を終了する。
尚、この例では、当選番号情報が受託銀行ホスト3から
業務管理装置1へと自動送信されるため、このような態
様としたが、例えば、当日が抽選日以降であるにも拘わ
らず、当選番号情報が取得されていないような場合に
は、業務管理装置1から受託銀行ホスト3へと当選番号
情報取得のための問い合わせをネットワーク4bを介し
て行うようにしてもよい。
【0085】ステップ907における照合の結果は、当
選結果情報として購入履歴ファイルの該当欄に記憶され
る(ステップ908)。尚、この例では、当選があった
場合には、当選等級と、当選額がファイル毎に記憶さ
れ、当選額については総額が算出され、記憶される。
【0086】保存された当選結果情報は、ここでは、所
定のWebページを業務管理装置1からコンピュータ端
末2へと送信するにより、その内容が通知される(ステ
ップ908)。このWebページは、図14(b)に示
される電子メールの内容と同じように、購入された宝く
じの種別情報、当該宝くじの当選番号情報の他、購入さ
れた宝くじの当選内容として、当選のあった宝くじ番号
毎(1枚毎)に、宝くじ番号、当選等級、当選額とが表
示され、種別毎の当選額の合計が算出表示される。尚、
同Webページについての図示は省略する。
【0087】次いで、当選があるような場合には、顧客
の当選金口座振込の意思表示に従い、後に当選金受取依
頼時処理(図10)で示されるステップ1006へと移
行する(ステップ910YES)。当選がないときや、
当選があっても顧客に当該当選金口座振込の意思表示が
成されないときには(ステップ910NO)、処理は終
了される。尚、顧客による当選金口座振込の意思表示は
Web画面を介して行われるようにする。
【0088】次に、図12(b)に示されるWebペー
ジ上において、顧客が‘当選金受け取り’を選択したと
きに業務管理装置1で行われる当選金受取依頼時処理に
ついて説明する。
【0089】当選金受取依頼時処理の内容が図10のフ
ローチャートにより示されている。当選金受取依頼時処
理が開始されると、ここでも、先ず、先に示した‘申込
み番号’の入力を促す所定のWeb画面が、業務管理装
置1からコンピュータ端末2へと送信され、コンピュー
タ端末2の側で表示される。尚、このWebページにつ
いても図示は省略とする。このWebページ上におい
て、顧客が申込み番号を入力すると、当該申込み番号情
報が、コンピュータ端末2から業務管理装置1へと送信
され、当該情報が読み込まれる(ステップ1001)。
【0090】業務管理装置1の側では、当該申込み番号
情報から、記憶装置1aに保存された該当する購入履歴
ファイルを呼び出し(ステップ1002)、当該購入履
歴ファイルの該当欄に記憶された振込完了フラグの確認
を行う。ここで、振込完了フラグに“1”が記憶されて
いる場合には(ステップ1003NO)、処理は終了さ
れるが、振込完了フラグが“0”である場合には(ステ
ップ1003YES)、ステップ1004へと処理が移
行される。尚、後に示すが、振込完了フラグは、当選金
の自動振り込みが完了されると“1”が記憶され、完了
されていないときには“0”とされるものである。
【0091】ステップ1004では、購入履歴ファイル
の当選結果情報欄から、当選金情報が読み込まれ、上述
の種々のステップと同様に、業務管理装置1からコンピ
ュータ端末2へと当選内容を通知するためのWebペー
ジを送信することにより顧客に当該当選内容の通知が行
われる。尚、このフローチャートには示されていない
が、ここで、当選結果情報が記憶されていないような場
合には、図9で示したような当選番号照合が行われた
後、当選結果情報を保存すると共に、当該当選内容が顧
客に通知されるようにする(ステップ1004)。
【0092】次いで、当選があることを条件として(ス
テップ1005YES)、顧客に対して、図示されない
所定のWebページを介して当選金自動振り込みのため
の指指定口座情報が通知される(ステップ1006)。
ここで、当選がないような場合には(ステップ1005
NO)、例えば、『当選はありません』等の表示を当該
Webページを介して顧客に通知して、処理を終了す
る。尚、当該口座情報は、先にも示したように、会員フ
ァイルに予め保存された受託銀行に顧客が所有する銀行
口座情報である。
【0093】指定口座通知のためのWebページ上にお
いて、当該指定口座への当選金の振り込みを承認する意
思表示が顧客よりなされると(ステップ1007YE
S)、業務管理装置1と受託銀行ホスト3との間で、ネ
ットワーク4bを介して、当選金自動振り込みのための
手続処理が行われる(ステップ1011)。
【0094】次いで、先述した購入履歴ファイルの振込
完了フラグに“1”が記憶され(ステップ1012)、
終了処理として、この例では、図示しない所定のWeb
ページを介して、当選金の指定口座へと振込手続が終了
したことを顧客に通知して処理を終了する(ステップ1
013)。
【0095】尚、この例では、顧客が、予め登録された
指定口座以外への当選金の口座振込を希望するような場
合には(ステップ1007NO)、この例では、受託銀
行に所有する銀行口座であることを条件として、新規指
定口座を指定できるようにされている。この場合には、
新規指定口座指定のための図示しない所定のWebペー
ジが、同様に業務管理装置1からコンピュータ端末2へ
と送信され、顧客は、当該Webページ上において、新
規口座指定のための必要情報の入力を行う(ステップ1
008)。次いで、これら入力された各種必要情報に基
づき、業務管理装置1と受託銀行ホスト3との間で所定
の認証処理を行い、認証が正常に行われた場合には(ス
テップ1009)、当該口座を購入履歴ファイルの指定
口座欄に新たに記憶する(ステップ1010)。尚、ス
テップ1009において所定回数以上、認証が正常に行
われなかったような場合には、フローチャートには示さ
れていないが、処理は終了される。
【0096】尚、以上の説明では、宝くじ購入代金の自
動引き落としのための銀行口座と、当選金の自動振り込
みのための銀行口座とを、同一の指定銀行口座とした
が、これらは無論、別々に設けることもできる。
【0097】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、コンピュータ端末からの宝くじ購入申し込みが
可能となり、これにより、宝くじ販売代行業者の販売業
務の省力化、並びに、顧客の宝くじ購入の便宜性の向上
が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】宝くじの発行から販売に至る迄の一過程を概略
的に示した図である。
【図2】本発明の宝くじ販売システムの全体構成の一例
を示す図である。
【図3】本発明の業務管理装置における処理全体の概略
を示す図である。
【図4】会員ファイルの一例を示す図である。
【図5】宝くじ購入申込み依頼時処理の内容をフローチ
ャートにより示した図である。
【図6】購入履歴ファイルの一例を示す図である。
【図7】在庫管理ファイルの一例を示す図である。
【図8】自動当選番号照合処理の内容をフローチャート
により示した図である。
【図9】当選番号照合依頼時処理の内容をフローチャー
トにより示した図である。
【図10】当選金受取依頼時処理の内容をフローチャー
トにより示した図である。
【図11】本発明の宝くじ販売システムの他の実施形態
における全体構成の一例を示す図である。
【図12】Webページの一例を示す図(その1)であ
る。
【図13】Webページの一例を示す図(その2)であ
る。
【図14】業務管理装置からコンピュータ端末へと送信
される電子メールの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 業務管理装置 1a 記憶装置 2 コンピュータ端末 3 販売受託銀行ホストコンピュータ 3a 記憶装置 4a,4b 通信ネットワーク 5a〜5n 銀行ホストコンピュータ 51a〜51n 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加茂 和徳 東京都千代田区西神田二丁目5番8号 株 式会社アケセス内 Fターム(参考) 5B049 BB38 CC02 CC05 CC27 GG00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宝くじ購入申込人側のコンピュータ端末
    と、 宝くじ販売代行業者側の宝くじ販売業務管理装置と、 それらを結ぶネットワークとを有し、 それにより、宝くじ購入申込みをコンピュータ端末から
    ネットワークを介して宝くじ販売業務管理装置で受け付
    け、宝くじ販売業務を行う宝くじ販売システムであっ
    て、 宝くじ販売業務管理装置においては、宝くじ販売代行業
    者が販売を委託された宝くじについての在庫管理を行う
    と共に、当該宝くじについての在庫宝くじ番号情報を生
    成し、 宝くじ購入の申込みが受け付けられたときには、当該在
    庫宝くじ番号情報に基づく購入案内表示をコンピュータ
    端末を介して行うようにした、宝くじ販売システム。
  2. 【請求項2】 宝くじ購入が成されたときには、 宝くじ販売業務管理装置において、購入宝くじ番号情報
    及び/又は宝くじ購入代金情報を含む宝くじ購入情報を
    添付した申込人宛の電子メールが作成され、 当該電子メールにより、宝くじ購入内容が申込人に通知
    されるようにした、 請求項1に記載の宝くじ販売システム。
  3. 【請求項3】 宝くじ販売受託銀行のホストがネットワ
    ークを介して更に結ばれる、請求項1に記載の宝くじ販
    売システム。
  4. 【請求項4】 宝くじ販売業務管理装置と宝くじ販売受
    託銀行ホストとの間で、宝くじ販売業務管理装置が管理
    する宝くじの追加注文のための手続処理を行うことによ
    り、当該宝くじの在庫調整をするようにした、 請求項3に記載の宝くじ販売システム。
  5. 【請求項5】 宝くじ購入が成されたときには、 宝くじ販売業務管理装置と宝くじ販売受託銀行ホストと
    の間で、宝くじ販売受託銀行に申込人が所有する銀行口
    座から宝くじ購入代金を自動引き落としするための手続
    処理が行われる、 請求項3に記載の宝くじ販売システム。
  6. 【請求項6】 1又は2以上の銀行ホストがネットワー
    クを介して更に結ばれ、 宝くじ購入が成されたときには、 宝くじ販売業務管理装置と、宝くじ販売受託銀行ホスト
    を含む複数の銀行ホストのうちの1の銀行ホストとの間
    で、該当する銀行に申込人が所有する銀行口座から宝く
    じ購入代金を自動引き落としするための手続処理が行わ
    れる、 請求項3に記載の宝くじ販売システム。
  7. 【請求項7】 宝くじ購入が成されたときには、 宝くじ販売業務管理装置において、当該宝くじ購入の申
    込人を特定するための情報と購入宝くじ番号情報とを少
    なくとも含む宝くじ購入情報が保存され、 宝くじ販売業務管理装置の管理する宝くじの当選番号が
    確定したときには、又は、購入された宝くじの当選番号
    が確定したときには、 宝くじ販売業務管理装置において、宝くじ販売受託銀行
    ホストからネットワークを介して当該当選番号情報が取
    得され、 所定の条件の下に、保存された宝くじ購入情報に含まれ
    る購入宝くじ番号と、当該宝くじ情報に該当する宝くじ
    当選番号情報とを照合することにより、購入された宝く
    じについての当選有無の判定を行い、 当該判定結果を該当する申込人に通知する、 請求項3に記載の宝くじ販売システム。
  8. 【請求項8】 購入された宝くじについての当選有無の
    判定がなされたときには、 宝くじ販売業務管理装置において、当選有無を含む判定
    結果情報を添付した申込人宛の電子メールが作成され、 当該電子メールにより、購入された宝くじについての当
    選有無の判定結果が申込人に通知されるようにした、 請求項7に記載の宝くじ販売システム。
  9. 【請求項9】 判定結果には、当選金情報が含まれてお
    り、 当選があったときには、 宝くじ販売業務管理装置と、宝くじ販売受託銀行を含む
    1又は2以上の銀行ホストのうちの1の銀行ホストとの
    間で、該当する銀行に申込人が所有する銀行口座に当選
    金を自動振込するための手続処理が行われる、 請求項7に記載の宝くじ販売システム。
  10. 【請求項10】 宝くじ購入申込みをネットワークを介
    してコンピュータ端末から受け付ける申込み受付手段
    と、 宝くじ販売代行業者が販売を委託された宝くじについて
    の在庫管理を行う在庫管理手段と、 当該宝くじについての在庫宝くじ番号情報を生成する在
    庫宝くじ番号情報生成手段と、 宝くじ購入の申込みが受け付けられたときには、当該在
    庫宝くじ番号情報に基づく購入案内情報をネットワーク
    を介してコンピュータ端末へと送信する送信手段と、 を有する、宝くじ販売業務管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の宝くじ販売業務管
    理装置の各構成手段をコンピュータにて実現するための
    プログラムを格納した記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010015358A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Ichihime Shoji:Kk 価値ポイント運用システム
JP2010525469A (ja) * 2007-04-27 2010-07-22 ドイチェ ポスト アーゲー 配送を促進するための方法及びシステム
CN107481388A (zh) * 2017-09-27 2017-12-15 北京微卓科技股份有限公司 一种彩票机

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