JP2002041519A - 相互情報共有方法及び記録媒体及び相互情報共有システム - Google Patents

相互情報共有方法及び記録媒体及び相互情報共有システム

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JP2002041519A
JP2002041519A JP2000229209A JP2000229209A JP2002041519A JP 2002041519 A JP2002041519 A JP 2002041519A JP 2000229209 A JP2000229209 A JP 2000229209A JP 2000229209 A JP2000229209 A JP 2000229209A JP 2002041519 A JP2002041519 A JP 2002041519A
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Kazutaka Minotani
和孝 美ノ谷
Yoshiaki Okamura
義明 岡村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバに一端情報を集めて、処理し、データ
ベースを構築する必要があった。また、ユーザーが前記
サーバ上のデータベースに登録することが必要であり、
さらに、前記サーバ上ですべての処理を行なうためサー
バに負荷が集中し、高速な処理能力が求められていた。
また、特定のアプリケーションのユーザーが増えてきた
り、共有のために公開した情報が膨大になってくると、
効率が悪かった。 【解決手段】 PC内の任意の情報を共有状態にするア
プリケーション(11)を用い、前記共有状態に設定さ
れた情報から、任意のデータベース(15,17,1
9)を作製し、前記アプリケーション(11)を有する
PC同士において、前記作製されたデータベース(1
5,17,19)にアクセスすることにより、前記共有
状態の情報を収集し、前記収集した情報を必要に応じて
更新することができるアプリケーション(11)を用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続可能な端末及びこの端末における相互情報共有方法に
係り、特に特定のサーバ上のデータベースを介さない、
相互情報共有方法及び記録媒体及び相互情報共有システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク、特にインターネッ
トに接続されたインターネット端末の普及が急速に進ん
でおり、ゲーム機器、携帯電話の端末、PDA(Person
al Data Assist)等、様々な機器がインターネットに接
続され、利用されている。
【0003】ところで、上述の端末にインターネット上
の特定のサーバから、このサーバ内に蓄積されている共
通に参照されるデータベース等を用いて、情報を共有す
るサービスがある。例えば、前記端末から頻繁に参照す
るWEB上のアドレス等の情報を、前記特定のサーバ上
に蓄積し、このサーバに接続されている端末間で利用す
るものである。
【0004】また、特定のサーバを介さないサービスで
は、MP3(Moving Picture Experts Group Layer3)
の音楽ファイルを、特定のアプリケーションをインスト
ールしたPC(Personal Computer)間で、情報を交換
するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特定の
サーバを介して前記端末から頻繁に参照するWEB上の
アドレス等の情報を、前記特定のサーバ上に蓄積し、こ
のサーバに接続されている端末間で利用するサービスで
は、前記サーバに一端情報を集めて、処理し、データベ
ースを構築する必要があった。また、ユーザーが前記サ
ーバ上のデータベースに登録することが必要であり、さ
らに目的のWEBサイトにたどり着くためには、ユーザ
ーが前記データベースを検索する必要があり、煩雑であ
った。また、前記サーバに異常があった場合などは、こ
のサービスが利用できない等の課題があった。さらに、
前記サーバ上ですべての処理を行なうためサーバに負荷
が集中し、高速な処理能力が求められていた。
【0006】また、特定のサーバを介さないサービスで
は、前記特定のアプリケーションのユーザーが増えてき
たり、共有のために公開した情報が膨大になってくる
と、前記特定のアプリケーションがインストールされて
いるPC間での検索の時間が、前記アプリケーションの
ユーザー数に応じて相乗的に増大し、検索のスピードが
利用できない程遅いスピードになってしまう等、効率が
悪かった。さらに、前記端末のユーザーの嗜好情報や拒
否したい情報等のユーザーの希望情報等が自動的に反映
されず、ユーザー自身で情報を検索及び選別しなければ
ならなかった。
【0007】本発明の目的は、前記サーバを介する必要
性がなく、かつ、ネットワークに接続された端末間で、
効率よく、かつ、高速に共有情報を共有でき、さらに、
自動的にユーザーの希望情報を反映した情報収集ができ
る相互情報共有方法及び記録媒体及び相互情報共有シス
テムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の相互情報共有方法及び記録媒体及び相互
情報共有システムは、ネットワークに相互に接続可能な
端末において、前記端末内の任意の情報を共有状態にす
る手段と、前記共有状態に設定された情報から、任意の
データベースを作製する手段と、前記端末内の情報を共
有状態にする手段を有する端末同士において、前記作製
されたデータベースにアクセスすることにより、前記共
有状態の情報を収集する手段と、前記収集した情報を必
要に応じて更新する手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、前記共有状態の情報を収集する手段
は、予め設定されたユーザーの情報に反映して収集され
ることを特徴とし、さらに、前記共有状態の情報を前記
ユーザーの情報に反映して収集する際に、任意に優先順
位を設定できることを特徴とする。また、前記データベ
ースは、必要最小限のキーワードで構成されることを特
徴とし、前記データベースは、任意のシソーラスデータ
により更新することを特徴とする。また、前記端末内の
情報を共有状態にする手段は、任意に更新できることを
特徴とする。
【0010】また、前記端末内の情報を共有状態にする
手段は、任意に共有状態を制限できることを特徴とし、
前記端末内の情報を共有状態にする手段は、前記端末の
ネットワークへの接続状態を任意に設定できることを特
徴とする。
【0011】また、前記端末は、ネットワークに常時接
続されていることを特徴とし、前記端末は、特定のサー
バ上のデータベースを介することなく、前記ネットワー
クを通して、前記端末内の個々のデータベース同士でア
クセスすることを特徴とする。
【0012】また、ネットワークに相互に接続可能な端
末において、前記端末内の任意の情報を共有状態に設定
する処理と、前記共有状態に設定された情報から、任意
のデータベースを作製する処理と、前記端末内の情報を
共有状態にする手段を有する端末同士において、前記作
製されたデータベースにアクセスすることにより、前記
共有状態の情報を収集する処理と、前記収集した情報を
必要に応じて更新する処理とを有することを特徴とす
る。
【0013】また、ネットワークに相互に接続可能な端
末において、前記端末内の任意の情報を共有状態にする
手段と、前記共有状態に設定された情報から、任意のデ
ータベースを作製する手段と、前記端末内の情報を共有
状態にする手段を有する端末同士において、前記作製さ
れたデータベースにアクセスすることにより、前記共有
状態の情報を収集する手段と、前記収集した情報を必要
に応じて更新する手段とを有することを特徴としてい
る。
【0014】上記構成を有する相互情報共有方法及び記
録媒体及び相互情報共有システムによれば、ネットワー
ク上の共有状態に設定された情報について、特定の情報
提供サーバ等を経由することなく、ユーザーのネットワ
ークに接続可能な端末上のソフトウエア間で、自動的に
ユーザーの希望情報を反映した情報を、効率よく、かつ
高速に相互に共有、交換することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1の実施形態を
図1から図3を用いて説明する。
【0016】初めに、図1に示すように、一般的にイン
ターネット10等のネットワーク(有線、無線を問わず
イントラネット、エクストラネット等を含む、相互に端
末が接続されたネットワーク)10を介して用いられる
が、ここでは特にインターネット10について説明をす
るものとする。また、前記端末は、前記ネットワークに
接続可能な端末であればよく、ゲーム機器や携帯電話の
端末、PDA等の形態を問うものではない。
【0017】ここでは、前記インターネット10を介し
て、ユーザー13のクライアント端末を前記ネットワー
クに接続している状態を表している。このとき、前記ユ
ーザーの前記端末は、常時インターネット10に接続さ
れているかどうかは問わず、無線の場合であれば、電波
状況や周りの状況に応じてオフラインの状態であるかも
しれず、有線の場合であっても、常にインターネット1
0に対してオンラインである必要はなく、任意に設定で
きるものとする(請求項9の前記端末は、ネットワーク
に常時接続されていることを特徴とする請求項1乃至7
のいずれか1に記載の相互情報共有方法、請求項8の前
記端末内の情報を共有状態にする手段は、前記端末のネ
ットワークへの接続状態を任意に設定できることを特徴
とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の相互情報共
有方法に対応)。
【0018】また、前記クライアント端末であるユーザ
ー13は、このクライアント端末内に予め、相互情報共
有のためのアプリケーション(請求項1の任意の情報を
共有状態にする手段に対応)が予めインストールされて
いるものとする。このアプリケーション(以下、相互情
報共有アプリケーション11という)は、CD−ROM
等のメディアによる配信でもよく、また、インターネッ
ト10のあるサーバからのダウンロードによってでもよ
く、さらに、PC(Personal Computer)に初めから組
み込まれていてもよく、また、携帯電話の端末やPDA
のROM(ReadOnly Memory)及び書き換え可能なフラ
ッシュメモリに予め書き込まれているものでもよく、相
互情報共有アプリケーション11の入手形態、及び、組
み込まれている(もしくはインストールされている)形
態は問わない。
【0019】まず、前記相互情報共有アプリケーション
11をユーザー13が、例えばクライアントPC上で実
行させる(このとき、ユーザーの手によらず、PCの起
動時など任意に自動的に実行される形式でも構わな
い)。次に前記相互情報共有アプリケーション11によ
って、前記クライアントPCの中にある情報を手動、ま
たは、(ユーザーもしくは第3者が設定した情報に基づ
いて)自動で共有状態に設定する。前記クライアントP
Cの中にある情報とは、例えば、頻繁に閲覧するWEB
サイトのアドレス(集)や電子メールのアドレス
(帳)、その他端末中の記憶データのすべての情報を対
象にしており、特定ファイルに限定されるものではな
い。ここでは、特に、前記クライアントPC中に保存さ
れている、WEBサイトのアドレス集、電子メールのア
ドレス帳及び画像ファイルについて説明を行なう。
【0020】前記相互情報共有アプリケーション11を
実行した状態で、例えば、前記クライアントPC中に保
存されている、WEBサイトのアドレス集、電子メール
のアドレス帳及び1つの画像ファイルを共有状態に設定
する。このとき、前記相互情報共有アプリケーション1
1は、前記共有状態に設定された情報に基づいて、キー
ワードを抽出する(方法については後述)。この抽出さ
れたキーワードもしくはキーワード群は、必要最小限の
ファイル、例えばテキストファイルにして、相互情報共
有アプリケーション11の専用データベースとして、前
記クライアントPC中に作製される。このとき、例え
ば、「ラーメン」というキーワードが抽出され、専用デ
ータベースが作製、格納された場合について説明する。
【0021】前記相互情報共有アプリケーション11
は、前記キーワード「ラーメン」に従って、「ラーメ
ン」に関する話題サイト、インターネット10上の可能
な限りのURL19(クライアントPCの性能と、掛け
られる時間、もしくは任意に設定された検索時間、検索
範囲設定による)の情報を検索しに行き、この情報をリ
ストアップし、前記専用データベースに格納する(リス
トアップ方法については後述)。
【0022】さらに、上記と同時に、または任意の順番
で、前記相互情報共有アプリケーション11がインスト
ールされたインターネット10に接続されている別のク
ライアントPC17上のデータベースにアクセスする。
このデータベースも前述した方法と同様に、前記相互情
報共有アプリケーション11によって作製されたもので
ある。このとき、前記データベース中に前記キーワード
「ラーメン」があれば、この情報を前記専用データベー
スの情報に基づいて、前記クライアントPC17の共有
状態にされた情報(前記キーワード「ラーメン」が抽出
された元データ)を収集しに行き、ユーザー13のクラ
イアントPCにダウンロードしたり、ユーザーの専用デ
ータベースにこの情報を加えたりする。また、前記キー
ワード「ラーメン」以外にも、シソーラスデータ及びシ
ソーラス辞書(前記相互情報共有アプリケーション11
に内蔵していてもよいし、別途サーバが持っていてもよ
く、形態を問わない)を用いて、関連情報として認めら
れれば、専用データベースに加える設定にもできる。ま
た、前記シソーラスデータ及びシソーラス辞書は、任意
で更新できるものであり、例えば、アーティストAが急
にヒットチャートの上位になり、人気になってきたとき
には、前記アーティストAの情報を前記相互情報共有ア
プリケーション11の開発元が組み込んだり、また、イ
ンターネット上で交わされている情報を収集しにいった
りすることで、更新できるものである。このとき、前記
専用データベースを作製する方法については、例えば、
『決定分析入門』 藤田恒夫,原田雅顕著 東京:共立
出版,1989.3 9.205p:22cm pp.85〜92の技術を用いて
も良く、方法は問わない。
【0023】また、URLの情報であれば、登録、変
更、削除などの頻度情報(ヒット中の新サイトや消滅サ
イト及び移転サイトの検出)15も収集し、ユーザー1
3の専用データベースに加える。
【0024】このとき、ユーザー13の設定により、ユ
ーザー13の嗜好情報を設定できたり、有害情報等の収
集したくない不必要な情報等を前記相互情報共有アプリ
ケーション11に設定することにより、情報収集の際、
前記専用データベースに反映される。また、これとは別
に前記相互情報共有アプリケーション11は、ユーザー
13の利用した披瀝や使用状況等から、ユーザー13が
必要としている情報(例えば演歌が好き)や不必要とし
ている情報(アダルトサイト等の有害情報)を学習し、
前記専用データベースに任意に反映もしくはフィルタリ
ングさせることができる(請求項2の前記共有状態の情
報を収集する手段は、予め設定されたユーザーの情報に
反映して収集されることを特徴とする請求項1に記載の
相互情報共有方法に対応)。このときの、学習機能につ
いては、漢字変換等に用いられている公知の技術やAI
(Artificial Intelligence)の公知技術を用いても良
く、特に問うものではない。
【0025】また、例えば、ユーザー13のクライアン
トPC中の電子メールのアドレス帳を公開状態にしたと
きについて説明する。前記WEBサイトのアドレス集の
場合と同様、前記相互情報共有アプリケーション11に
よって、クライアントPC中の電子メールのアドレス帳
を公開状態に設定する。このときのアドレス帳は、例え
ばパスワードをかけ、自分自身にだけ、もしくは特定の
グループにだけ公開することを目的とすることもできる
(請求項7の前記端末内の情報を共有状態にする手段
は、任意に共有状態を制限できることを特徴とする請求
項1乃至6のいずれか1に記載の相互情報共有方法に対
応)。さらに、任意の設定により、前記パスワードを掛
けたデータから取り出したキーワードを、前記専用デー
タベースに格納することもできる。
【0026】さらに、ユーザー13のクライアントPC
中の任意の画像データを公開状態にしたときについて説
明する。前記WEBサイトのアドレス集の場合と同様、
前記相互情報共有アプリケーション11によって、クラ
イアントPC中の任意の画像データを公開状態に設定す
る。このとき、前記相互情報共有アプリケーション11
が、前記画像データの情報から専用データベースにキー
ワード抽出し格納する。例えば、前記画像データのファ
イル名からキーワードを抽出する。
【0027】ここで以下に、前記専用データベースのキ
ーワードの抽出方法について説明する。
【0028】このときの技術については、前記した『決
定分析入門』 藤田恒夫,原田雅顕著 東京:共立出版,
1989.3 9.205p:22cm pp.85〜92の技術を用いても良
く、問わない。
【0029】ここで以下に、前記相互情報共有アプリケ
ーション11の相互情報交換方法について説明する。
【0030】図2に示すように、相互情報共有アプリケ
ーションによって、情報を共有状態にする(共有状態に
された情報内の読み込みを行なう)(Step1)。次
に、前記共有状態にされたデータを構文解析する(St
ep3)。この構文解析の方法を図3を用いて説明す
る。
【0031】図3に示すように、構文解析の定義として
は、字句解析から受け渡されるトークンの組み合わせを
文法の意味にマッチさせ、結果として木構造(parser t
ree)に変換する処理のことを示しており、解析するべ
き文が所与の統語規則に従っているかどうかを判定した
り、文の構造を抽出したり、意味解析への橋渡しをした
りする役割がある。図4に示すように、まず、ユーザー
13が、「ラーメンが好き」を入力したものとする(S
tep51)。これを構文解析すると、わたしは(主
語)、ラーメンが(目的語)、好き(動詞)に分解し
(Step53)、この中から、「ラーメン」をキーワ
ードとして抽出する(Step55)。続いて、意味解
析、データ処理を行なう(Step57)、という一連
の処理を行なう。
【0032】さらに、前記構文解析により抽出されたキ
ーワードにより、専用データベースを作製し、必要であ
ればカテゴライズして分類管理する(Step5)。続
いて、前記項目の中からキーワードを抽出、カテゴリー
を選択、もしくはキーワードを直接入力する等の操作に
より、ユーザー13が必要に応じて検索開始の指令を出
す(予め設定しておき、自動的に行なう設定にしても良
い)(Step7)。この指令に基づき、前記ユーザー
13のPCにインストールされている相互情報共有アプ
リケーションは、前記ネットワーク上に接続されている
別の相互情報共有アプリケーションにアクセスする(S
tep9)。さらに、アクセスされた別の相互情報共有
アプリケーションの専用データベースにアクセスを行な
い、構文解析を行なう(Step11)。続いて、現在
検索中のキーワードと関連する項目をリストアップし
(Step13)、このリストの中でリコメンド項目や
削除項目の分類を行なう(Step15)。ここでは、
前記キーワード検索の結果、共有状態に設定された情報
から相当数リストアップされたもののうち、自分の専用
データベースに含まれていない共有状態に設定された情
報をリコメンド項目としている。また、自分のデータの
専用データベースに対して、検索結果のリストアップさ
れた項目と同一のものをカウントして保存する。ここで
計上された指数が、以前の検索のときより大幅に減少す
る場合、削除項目とみなす。
【0033】その後、分類の終了したリストを出力し
(Step17)、このリストの中で、更新するデータ
(追加、変更、削除等)の是非を選択(Step19)
を経て、データの改変が終了する(Step21)。こ
れによって、前記ユーザー13のクライアントPC内の
データに、前記改変の結果が反映される。また、前記専
用データベースの各項目に対して、リストの項目が同じ
物を計上し、整合性を表す指数として保存しておくこと
もできる。これによって、整合率の増加や減少による項
目の判定ができる。
【0034】なお、相互情報共有アプリケーション11
が、前記共有状態の情報を前記ユーザーの情報に反映し
て収集する際に、任意に優先順位を設定でき、これによ
って、前記専用データベースの内容を同等の優先順位と
して検索したときよりも、検索速度を向上させることが
できる。例えば、日本の演歌に興味がある人にとって、
アフリカの民族音楽について等のようなかけ離れた情報
は、自動的に日本の演歌よりも任意に、または自動的に
優先順位を低く設定したり、また、上述したようなこと
を学習させるようにすることができる。(請求項3の前
記共有状態の情報を前記ユーザーの情報に反映して収集
する際に、任意に優先順位を設定できることを特徴とす
る請求項1または2のいずれかに記載の相互情報共有方
法に対応)。
【0035】また、前記専用データベースは、必要最小
限のキーワードで構成され、すなわち、テキストデータ
のようなデータ容量の小さいファイルとして、前記相互
情報共有アプリケーション11が作製するものであり、
常に最小限のデータとするために、適宜、最適化等の処
理を行なうこともできる。(請求項4の前記データベー
スは、必要最小限のキーワードで構成されることを特徴
とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の相互情報共
有方法に対応)。さらに、前記専用データベースは、前
記相互情報共有アプリケーション11や、収集した情
報、学習した情報、任意のサーバからの情報等によって
更新することができ、この更新は、シソーラス辞書のよ
うなものを用いても良く、ユーザー13の希望情報に関
連する情報を提供するためのデータであれば、提供方法
は問わない(請求項5の前記データベースは、任意のシ
ソーラスデータにより更新することを特徴とする請求項
1乃至4のいずれか1に記載の相互情報共有方法に対
応)。
【0036】また、前記相互情報共有アプリケーション
11は、相互情報共有アプリケーション11の開発元、
または第3者の有志等が更新することができるものと
し、適宜、ユーザー13が求める最適なアプリケーショ
ンを提供することができる(請求項6の前記端末内の情
報を共有状態にする手段は、任意に更新できることを特
徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の相互情報
共有方法に対応)。
【0037】また、前記ネットワークに接続可能な端末
は、従来のように特定のサーバ上のデータベースを介さ
ない。例えば、前記ネットワークを通して、ある端末A
にインストールされた相互情報共有アプリケーション
は、別の端末B内の専用データベースにアクセスする。
このとき、前記専用データベース以外のサーバ上に格納
されたデータベース等にはアクセスせず、あくまで専用
データベースに対してのみアクセスする(請求項10の
前記端末は、特定のサーバ上のデータベースを介するこ
となく、前記ネットワークを通して、前記端末内の個々
のデータベース同士でアクセスすることを特徴とする請
求項1乃至9のいずれか1に記載の相互情報共有方法に
対応)。
【0038】以上、本発明を用いることにより、ネット
ワーク上の共有状態に設定された情報について、その所
在地情報をこれにまつわる特定の情報提供サーバやAS
P(Application Service Provider)を経由することな
く、ネットワークのみを伝達経路として、ユーザーのネ
ットワークに接続可能な端末上のソフトウエア(相互情
報共有アプリケーション)間で、自動的にユーザーの希
望情報を反映した情報を、効率よく、かつ高速に相互に
共有、交換することができる。
【0039】「付記」 「付記1」 ネットワークに相互に接続可能な端末にお
いて、前記端末内の任意の情報を共有状態にする手段
と、前記共有状態に設定された情報から、任意のデータ
ベースを作製する手段と、前記端末内の情報を共有状態
にする手段を有する端末同士において、前記作製された
データベースにアクセスすることにより、前記共有状態
の情報を収集する手段と、前記収集した情報を必要に応
じて更新する手段とを有することを特徴とする相互情報
共有方法。
【0040】これにより、特定のサーバを介する必要性
がなく、かつ、ネットワークに接続された端末間で、効
率よく、かつ、高速に共有情報を共有でき、さらに、自
動的にユーザーの希望情報を反映した情報収集ができる 「付記2」 前記共有状態の情報を収集する手段は、予
め設定されたユーザーの情報に反映して収集されること
を特徴とする付記1に記載の相互情報共有方法。
【0041】「付記3」 前記共有状態の情報を前記ユ
ーザーの情報に反映して収集する際に、任意に優先順位
を設定できることを特徴とする付記1または2のいずれ
かに記載の相互情報共有方法。
【0042】「付記4」 前記データベースは、必要最
小限のキーワードで構成されることを特徴とする付記1
乃至3のいずれか1に記載の相互情報共有方法。
【0043】「付記5」 前記データベースは、任意の
シソーラスデータにより更新することを特徴とする付記
1乃至4のいずれか1に記載の相互情報共有方法。
【0044】「付記6」 前記端末内の情報を共有状態
にする手段は、任意に更新できることを特徴とする付記
1乃至5のいずれか1に記載の相互情報共有方法。
【0045】「付記7」 前記端末内の情報を共有状態
にする手段は、任意に共有状態を制限できることを特徴
とする付記1乃至6のいずれか1に記載の相互情報共有
方法。
【0046】「付記8」 前記端末内の情報を共有状態
にする手段は、前記端末のネットワークへの接続状態を
任意に設定できることを特徴とする付記1乃至7のいず
れか1に記載の相互情報共有方法。
【0047】「付記9」 前記端末は、ネットワークに
常時接続されていることを特徴とする付記1乃至7のい
ずれか1に記載の相互情報共有方法。
【0048】「付記10」 前記端末は、特定のサーバ
上のデータベースを介することなく、前記ネットワーク
を通して、前記端末内の個々のデータベース同士でアク
セスすることを特徴とする付記1乃至9のいずれか1に
記載の相互情報共有方法。
【0049】「付記11」 ネットワークに相互に接続
可能な端末において、前記端末内の任意の情報を共有状
態に設定する処理と、前記共有状態に設定された情報か
ら、任意のデータベースを作製する処理と、前記端末内
の情報を共有状態にする手段を有する端末同士におい
て、前記作製されたデータベースにアクセスすることに
より、前記共有状態の情報を収集する処理と、前記収集
した情報を必要に応じて更新する処理とを有することを
特徴とする記録媒体。
【0050】「付記12」 ネットワークに相互に接続
可能な端末において、前記端末内の任意の情報を共有状
態にする手段と、前記共有状態に設定された情報から、
任意のデータベースを作製する手段と、前記端末内の情
報を共有状態にする手段を有する端末同士において、前
記作製されたデータベースにアクセスすることにより、
前記共有状態の情報を収集する手段と、前記収集した情
報を必要に応じて更新する手段とを有することを特徴と
する相互情報共有システム。
【0051】
【発明の効果】本発明を用いることにより、ネットワー
ク上の共有状態に設定された情報について、特定の情報
提供サーバ等を経由することなく、ユーザーのネットワ
ークに接続可能な端末上のソフトウエア間で、自動的に
ユーザーの希望情報を反映した情報を、効率よく、かつ
高速に相互に共有、交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る相互情報共有方法の仕
組みを示す概略図。
【図2】本発明の実施形態に係る相互情報共有方法の仕
組みを示す流れ図。
【図3】本発明の実施形態に係る相互情報共有方法の構
文解析の説明のための流れ図。
【符号の説明】
10・・・ネットワーク、11・・・相互情報共有アプ
リケーション、13・・・ユーザー、
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/00 546 G06F 12/00 546T Fターム(参考) 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 KK44 KK54 KK63 KK70 ND23 NK02 NK14 NK24 NK34 NR05 NR20 PR08 UU40 5B082 AA01 GA07 GA14 HA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに相互に接続可能な端末に
    おいて、 前記端末内の任意の情報を共有状態にする手段と、 前記共有状態に設定された情報から、任意のデータベー
    スを作製する手段と、 前記端末内の情報を共有状態にする手段を有する端末同
    士において、前記作製されたデータベースにアクセスす
    ることにより、前記共有状態の情報を収集する手段と、 前記収集した情報を必要に応じて更新する手段とを有す
    ることを特徴とする相互情報共有方法。
  2. 【請求項2】 前記共有状態の情報を収集する手段は、
    予め設定されたユーザーの情報に反映して収集されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の相互情報共有方法。
  3. 【請求項3】 前記共有状態の情報を前記ユーザーの情
    報に反映して収集する際に、任意に優先順位を設定でき
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
    の相互情報共有方法。
  4. 【請求項4】 前記データベースは、必要最小限のキー
    ワードで構成されることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1に記載の相互情報共有方法。
  5. 【請求項5】 前記データベースは、任意のシソーラス
    データにより更新することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1に記載の相互情報共有方法。
  6. 【請求項6】 前記端末内の情報を共有状態にする手段
    は、任意に更新できることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1に記載の相互情報共有方法。
  7. 【請求項7】 前記端末内の情報を共有状態にする手段
    は、任意に共有状態を制限できることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか1に記載の相互情報共有方法。
  8. 【請求項8】 前記端末内の情報を共有状態にする手段
    は、前記端末のネットワークへの接続状態を任意に設定
    できることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に
    記載の相互情報共有方法。
  9. 【請求項9】 前記端末は、ネットワークに常時接続さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1
    に記載の相互情報共有方法。
  10. 【請求項10】 前記端末は、特定のサーバ上のデータ
    ベースを介することなく、前記ネットワークを通して、
    前記端末内の個々のデータベース同士でアクセスするこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載の相
    互情報共有方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークに相互に接続可能な端末
    において、 前記端末内の任意の情報を共有状態に設定する処理と、 前記共有状態に設定された情報から、任意のデータベー
    スを作製する処理と、 前記端末内の情報を共有状態にする手段を有する端末同
    士において、前記作製されたデータベースにアクセスす
    ることにより、前記共有状態の情報を収集する処理と、 前記収集した情報を必要に応じて更新する処理とを有す
    ることを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 ネットワークに相互に接続可能な端末
    において、 前記端末内の任意の情報を共有状態にする手段と、 前記共有状態に設定された情報から、任意のデータベー
    スを作製する手段と、 前記端末内の情報を共有状態にする手段を有する端末同
    士において、前記作製されたデータベースにアクセスす
    ることにより、前記共有状態の情報を収集する手段と、 前記収集した情報を必要に応じて更新する手段とを有す
    ることを特徴とする相互情報共有システム。
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