JP2002040269A - 光増幅用光ファイバモジュールおよび光ファイバ増幅器 - Google Patents

光増幅用光ファイバモジュールおよび光ファイバ増幅器

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JP2002040269A
JP2002040269A JP2000227796A JP2000227796A JP2002040269A JP 2002040269 A JP2002040269 A JP 2002040269A JP 2000227796 A JP2000227796 A JP 2000227796A JP 2000227796 A JP2000227796 A JP 2000227796A JP 2002040269 A JP2002040269 A JP 2002040269A
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optical fiber
optical
amplification
core
module
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JP2000227796A
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English (en)
Inventor
Teruhisa Kanamori
照寿 金森
Kiryo Oikawa
喜良 及川
Tadashi Sakamoto
匡 阪本
Makoto Shimizu
誠 清水
Yasutake Oishi
泰丈 大石
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NTT Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
NTT Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増幅器を高パワー励起させても増幅特性の劣
化がなく、信頼性の高い光増幅光ファイバモジュールお
よび光ファイバ増幅器を提供すること。 【解決手段】 発光イオンとして希土類イオンを添加し
たガラス組成物からなるコアおよび該コアを被覆するク
ラッドからなる増幅用光ファイバと、該増幅用光ファイ
バの両端に接続される石英光ファイバとを備えた光増幅
用光ファイバモジュールにおいて、前記コアにさらにC
rイオンを添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム等
で使用される、1.3μm帯、1.4μm帯または1.5
μm帯の光ファイバ増幅器に用いられる光増幅用光ファ
イバモジュールに関し、特に、高パワー励起によって特
性が劣化しない信頼性の高い光増幅用光ファイバモジュ
ールおよび該光増幅用光ファイバモジュールを用いた光
ファイバ増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ増幅に関する技術は、光通信
システムの大容量化や効率化を進める上で重要である。
一般的に光ファイバ増幅器は、コアに発光イオンが添加
された増幅用光ファイバおよび該増幅用ファイバの両端
に接続された伝送用石英光ファイバを備えた光ファイバ
モジュールと、励起用光源と、カップラーと、アイソレ
ータとから構成される。中でも、発光イオンとしてP
r、Tm、Erなどの希土類イオンをコアに添加した増
幅用光ファイバを用いる光ファイバ増幅器は、高利得
で、かつ偏波に依存しない増幅特性を有することが知ら
れている。また、このような光ファイバ増幅器は光雑音
指数が低く、さらに高帯域の波長特性を有することから
光通信システムの大容量化や高機能化を実現するデバイ
スとして注目されている。
【0003】これまでに、コアにPrイオンを添加した
フッ化物または硫化物光ファイバを増幅用光ファイバと
して用いた1.3μm帯用の光ファイバ増幅器、コアに
Tmイオンを添加したフッ化物光ファイバを増幅用光フ
ァイバとして用いた1.4μm帯用の光ファイバ増幅
器、またはコアにErイオンを添加した石英、フッ素化
物、あるいはテルライト光ファイバを増幅用光ファイバ
として用いた1.5μm帯用の光ファイバ増幅器が開発
されてきた。
【0004】ところで、石英光ファイバで構築された光
通信システム内で上述の増幅用光ファイバを使用するた
めには、増幅用光ファイバの両端を伝送用石英光ファイ
バに接続する必要がある。このような接続には融着接
続、V溝またはフェルール接続などの方法が用いられて
いる。増幅用光ファイバとして石英光ファイバを使用す
る場合は、増幅用光ファイバの材料が伝送用石英光ファ
イバと同じ石英ガラスであるため、石英光ファイバの一
般的な接続法である融着接続を適用することができる。
一方、増幅用光ファイバの材料が石英ガラス以外のガラ
ス系(すなわち、フッ化物ガラス、硫化物ガラスまたは
テルライトガラス)である場合は、V溝またはフェルー
ルに光増幅ファイバを固定して伝送用石英光ファイバの
端面と合わせて接続する方法が適用される。さらに、こ
れらのV溝またはフェルール接続では接続部における反
射損失の低減や位置ずれを防止するために、一般に紫外
線硬化樹脂を用いてそれぞれの端面を接着する手法が採
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
る従来の光ファイバ増幅器は、いずれも良好な増幅特性
を示すが、一部の増幅器では高パワー励起における増幅
特性の劣化が見られる。すなわち、フッ化物光ファイ
バ、硫化物光ファイバ、およびテルライト光ファイバを
増幅媒体として使用する光ファイバ増幅器では、500
mW以上の高パワー励起によって不可逆な利得の低下が
生じるという解決すべき課題がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、増幅器を高
パワー励起させても増幅特性の劣化がなく、信頼性の高
い光増幅ファイバモジュールおよび該光増幅用光ファイ
バモジュールを用いた光ファイバ増幅器を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の課
題を鋭意検討した結果、上記増幅特性の劣化が、光ファ
イバモジュールの短波長域における光損失の増加に起因
すること、さらにその光損失の増加は励起光の入射側に
ある紫外線硬化樹脂を用いた接続部分で生じることを見
出した。
【0008】これは、励起光の入射側では、発光イオン
から発生する紫外線を主とする短波長のアップコンバー
ジョン光が増幅用ファイバ端面から強く放出されるの
で、紫外線硬化樹脂が劣化し、接続部の光損失が増大す
るため、利得低下が起こることを示唆する。また、実際
のところ励起光が入射されない側で紫外線硬化樹脂の劣
化が見られないのは、発光イオンの吸収により励起光強
度が低下するため、短波長のアップコンバージョン光の
発生が弱くなるためだと考えられる。なお、「アップコ
ンバージョン光」とは、励起光のエネルギーを受け取っ
て高いエネルギー状態になった発光イオンが、さらに励
起光のエネルギーを受け取ることにより、より一層高い
エネルギー状態になって発光する際の光を意味する。こ
のアップコンバージョン光は、励起光の波長より短い波
長の光(よりエネルギーが高い)となる。
【0009】これらの知見から本発明者らは、このよう
な短波長のアップコンバージョンを抑制する手段を種々
検討し、光増幅用光ファイバのコアにCrイオンを添加
することで、著しい改善がなされることを見出し本発明
を完成するに至った。すなわち、増幅用光ファイバのコ
アにCrイオンを添加することよって短波長のアップコ
ンバージョン光の発生が抑制され、さらに接合部の紫外
線硬化樹脂の劣化を防止できることを発見した。なお、
Crを添加することによる効果は後述の実施例で詳細に
説明する。
【0010】本発明にもとづく光増幅用光ファイバモジ
ュールは、発光イオンとして希土類イオンを添加したガ
ラス組成物からなるコアおよび該コアを被覆するクラッ
ドからなる増幅用光ファイバと、該増幅用光ファイバの
両端に接続される石英光ファイバとを備え、前記コアに
さらにCrイオンが添加されていることを特徴とする。
【0011】なお、前記光増幅用光ファイバモジュール
において、前記増幅用光ファイバと前記石英光ファイバ
との両接続面は紫外線硬化樹脂によって接合されること
が好ましい。
【0012】なお、前記光増幅用光ファイバモジュール
において、前記コアのガラス組成物はフッ化物ガラスか
らなることが好ましく、前記フッ化物ガラスのフッ素の
一部が塩素、臭素、およびヨウ素からなる群から選ばれ
る少なくとも1種によって置換されてもよい。また、前
記コアのガラス組成物は硫化物ガラスからなることも好
ましく、前記硫化物ガラスの硫黄の一部が塩素、臭素、
およびヨウ素からなる群から選ばれる少なくとも1種に
よって置換されてもよい。さらに、前記コアのガラス組
成物はテルライトガラスからなることも好ましい。
【0013】なお、上述の光増幅用光ファイバモジュー
ルにおいて、前記発光イオンはPr、Tm、Er、D
y、Yb、Nd、Hoからなる群から選択される少なく
とも1種であることが好ましい。
【0014】本発明にもとづく光ファイバ増幅器は、上
述の光増幅用光ファイバモジュールを備えることを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明にもとづく光増幅用光ファ
イバモジュールは、発光イオンとして希土類イオンを添
加したガラス組成物のコアおよび該コアを被覆するクラ
ッドからなる増幅用光ファイバと、該増幅用光ファイバ
の両端に接続された石英光ファイバとを備えた光増幅用
光ファイバモジュールにおいて、前記コアにさらにCr
イオンが添加されていることを特徴とする。
【0016】以下、本発明にもとづく光増幅用光ファイ
バモジュールの一例について図1を参照しながら説明す
る。光増幅用光モジュールは、増幅用光ファイバ1と、
該増幅用ファイバの両端に設けられる石英光ファイバ2
aおよび2bとから概ね構成され、さらにV溝接続部3
で増幅用光ファイバ1と石英光ファイバ2aとが紫外線
硬化樹脂によって接合されている。V溝接続部3では、
反射損失を下げるためにそれぞれのファイバ端面が斜め
研磨されている。増幅用光ファイバ1は、発光イオンを
含有するコアおよび該コアを被覆するクラッドからな
る。また、石英光ファイバ2aは接続損失を低減するた
めに増幅用光ファイバ1と同程度の比屈折率差Δnを有
し、石英光ファイバ2bは通信システムに使用されるΔ
nを有する。石英光ファイバ2aと2bとは、互いに異
なるΔnを有するため、コア拡大融着接続法を用いて低
損失接続される(図中、コア拡大融着接合部4として示
す)。本発明は、上述のように構成される本発明の光増
幅用光ファイバモジュールにおいて、コアにCrイオン
を添加することを特徴とする。すなわち、上記増幅用光
ファイバ1のコアにCrイオンが添加されており、それ
によって短波長のアップコンバージョン光の発生を抑制
することが可能である。
【0017】上記増幅用光ファイバ1のコアに対するC
rの添加量は、特に限定されるものではないが、光増幅
器の実用面から自ずと制限されることは当業者によって
容易に理解されよう。すなわち、コアにCrが過剰に添
加されると発光イオンのみならずCrイオンも励起光を
吸収するようになり、光増幅の効率が低下してしまう。
そのため、Crの添加量の上限は励起光の波長に依存し
て変化する。例えば、励起波長として0.98μm、
1.02μm、1.05μm、1.20μmを用いる場
合、それぞれ0.004wt%、0.01wt%、0.
02wt%、0.6wt%程度(それぞれコアの重量基
準)以下の添加量が望ましい。励起波長が1.40μm
以上の場合は10wt%までの添加量が可能である。こ
のようなCrイオンの添加によって、光吸収損失増加が
励起光波長では0.05dB/m以下、光増幅用光ファ
イバモジュールの増幅波長帯では無視出来るほど小さく
なるため、ファイバモジュールの損失特性に悪影響を与
えない。
【0018】次に、本発明にもとづく光増幅用光ファイ
バモジュールに適用される光増幅用光ファイバについて
さらに説明する。
【0019】増幅用光ファイバのコア材料としては、
(1)フッ化物ファイバ、(2)硫化物ファイバ、ある
いは(3)テルライトファイバといったガラス組成物を
用いることができ、それぞれ以下のように例示される。
【0020】(1)フッ化物ファイバとしては、ZrF
4とHfF4よりなる群から選ばれた少なくとも1種を4
5〜65mol%、SrF2、BaF2、PbF2をそれ
ぞれ0〜10mol%、5〜35mol%、0〜25m
ol%、BaF2+SrF2+PbF2が15〜35mo
l%、LaF3、GdF3、LuF3をそれぞれ0〜10
mol%、AlF3、ScF3、YF3、GaF3、InF
3をそれぞれ0〜8mol%、LiF、NaF、KF、
RbF、CsFをそれぞれ0〜25mol%、かつその
合計100mol%よりなるZrF4/HfF4系ガラ
ス、InF3を5〜35mol%、GaF3を5〜35m
ol%、ZnF2を5〜20mol%、BaF2を0〜2
5mol%、SrF2を0〜15mol%、PbF 2を0
〜45mol%、CdF2を0〜10mol%、Al
3、ScF3、YF3、LaF3、CdF3、LuF3より
なる群から選ばれた少なくとも1種を1.5〜10mo
l%、LiF、NaF、KF、RbF、CsFをそれぞ
れ0〜30mol%、かつその合計100mol%より
なるInF3/GaF3系ガラス、あるいは、AlF3
20〜50mol%、CaF2、SrF2、BaF2、P
bF2よりなる群から選ばれた少なくとも1種を20〜
50mol%、MgF2、ZnF2をそれぞれ0〜25m
ol%、YF3を5〜30mol%、ScF3、La
3、GdF3、LuF3、GaF3、InF3をそれぞれ
0〜15mol%、ZrF4、HfF4をそれぞれ0〜2
0mol%、LiF、NaF、KF、RbF、CsFを
それぞれ0〜15mol%、かつその合計100mol
%よりなるAlF 3系ガラスから構成することができ
る。また、上述したフッ化物ガラス成分中のフッ素の一
部を塩素、臭素、またはヨウ素の少なくとも1種によっ
て置換したガラスも使用できる。
【0021】(2)硫化ファイバとしては、Ga23
50〜75mol%、La23を0〜40mol%、L
2S、Na2S、K2S、Rb2S、Cs2Sをそれぞれ
0〜40mol%、かつその合計100mol%よりな
るGa23系ガラスから構成することができる。また、
上述した硫化物ガラス成分中の硫黄の一部を酸素、塩
素、臭素、またはヨウ素の少なくとも1種によって置換
したガラスも使用できる。
【0022】(3)テルライトファイバとしては、Te
2を55〜90mol%、Bi2 3を0〜20mol
%、ZnOを0〜35mol%、Li2O、Na2O、K
2O、Rb2O、Cs2Oをそれぞれ0〜35mol%、
Al23系を0〜3mol%、かつその合計100mo
l%よりなるTeO2系ガラスから構成することができ
る。
【0023】また、増幅用光ファイバのクラッド材料と
しても上述のガラス組成物を使用することができる。し
かし、クラッド材料はコア材料よりも屈折率が低く、か
つコアを保護する十分な強度を有するものであれば特に
限定されない。
【0024】増幅用光ファイバのコアに添加される発光
イオンとしては、Pr、Tm、Erが一般的であるがD
y、Yb、Nd、Hoなどを使用することも可能であ
る。これらを単独で添加するだけでなく、それぞれ任意
に組み合わせた共添加系として使用することも可能であ
る。Pr、Tm、Er、Dy、Yb、Nd、Hoなどの
希土類イオンは、一般に短波長のアップコンバージョン
光を出しやすいとされているが、コアにCrイオンを添
加することにより短波長のアップコンバージョン光の発
生を抑制することが可能となる。
【0025】次に、上記のように構成される光増幅用光
ファイバモジュールを用いた光ファイバ増幅器について
説明する。図2は、本発明にもとづく光ファイバ増幅器
の一例を示すブロック図である。光ファイバ増幅器5
は、上述した光増幅用光ファイバモジュール6と、該光
増幅用光ファイバモジュール6の光信号出力側および光
信号出力側にそれぞれカップラー7a,7bを介して接
続されたアイソレータ8a,8bと、各々のカップラー
7a,7bに接続された励起光源9a,9b(例えば、
Pr添加フッ化物ファイバモジュールを用いた1.3μ
m帯光増幅器では1.02μmレーザーダイオード)と
を備える。
【0026】このように構成される光ファイバ増幅器5
において、コアにCrが添加された光増幅用光ファイバ
モジュール6を使用することにより、一般に短波長のア
ップコンバージョン光を出しやすいPr、Tm、Erな
どの希土類イオンを含有するコアを高パワー励起した場
合に見られる特性の劣化を防止することが可能となる。
例えば、V溝接続部の紫外線硬化樹脂が短波長の光に曝
されて劣化することを防止することが可能となり、それ
ぞれ伝送用石英光ファイバの低損失波長域の1.3μm
帯、1.4μm帯、1.5μm帯で使用することのできる
信頼性の高い光増幅器が実現できる。
【0027】以下、本発明を実施例によって詳細に説明
するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでなく
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
【0028】(実施例1)本実施例は、発光イオンとし
てTmを添加したコアにさらにCrを添加したフッ化物
ファイバから構成される光増幅用光ファイバモジュール
に関する。2000ppmのTmと0.01wt%のC
rを57ZrF4−15.5BaF2−12.5PbF2
−3.5LaF3−2YF3−2AlF3−0.5InF3
−7LiF(mol%)のガラス組成物に添加したコ
ア、および47.5ZrF4−23.5BaF2−2.5
LaF3−2YF3−4.5AlF3−20NaF(mo
l%)のクラッドから増幅用光ファイバを構成した。こ
の増幅用光ファイバは、Δnが3.7%、カットオフ波
長が0.98μm、損失が60dB/km(波長1.4
μm)、外径が125μm、長さが20mであった。
【0029】次に得られた増幅用光ファイバと石英光フ
ァイバとを紫外線硬化樹脂を用いてV溝接続することに
より図1に示す光増幅用光ファイバモジュールを構成し
た。励起光源として波長1.047μmのNd:YLF
レーザを用い、500mWをモジュールの前方より入射
し、波長1.471μm、光強度−20dBmの信号光
の増幅を行った。
【0030】図3は、光増幅用光ファイバモジュールの
利得の経時変化を測定した結果である。図中、(1)は
この実施例1にもとづく光増幅用光ファイバモジュール
の利得の経時的変化を示すプロット、(2)は後述する
比較例1にもとづく光増幅用光ファイバモジュールの利
得の経時的変化を示すプロットである。図3のプロット
(1)から明らかなように、本実施例の光増幅用光ファ
イバモジュールの利得は20時間後にも利得の経時変化
が起こらなかった。
【0031】図4は、励起光入射前と入射2時間後の光
ファイバモジュールの光損失スペクトルである。この図
から明らかなように、入射後2時間経過後においても本
実施例にもとづく光ファイバモジュールの光損失スペク
トルの変化はほとんど認められない。
【0032】(比較例1)本比較例の増幅用光ファイバ
モジュールは、コアにCrを添加しないことを除き実施
例1と同様に構成される。すなわち、この比較例の増幅
用光ファイバは、2000ppmのTmを57ZrF4
−15.5BaF2−12.5PbF2−3.5LaF3
−2YF3−2AlF3−0.5InF3−7LiFのガ
ラス組成物に添加したコア(mol%)、および47.
5ZrF4−23.5BaF2−2.5LaF3−2YF3
−4.5AlF3−20NaF(mol%)のクラッド
から構成された。この増幅用ファイバは、Δnが3.7
%、カットオフ波長が0.99μm、損失が49dB/
km(波長1.4μm)、外径が125μm、長さが20
mであった。
【0033】次に得られた増幅用光ファイバと石英光フ
ァイバとを紫外線硬化樹脂を用いてV溝接続することに
より図1に示す光増幅用光ファイバモジュールを構成し
た。励起光源として波長1.047μmのNd:YLF
レーザを用い、500mWを光増幅用光ファイバモジュ
ールの前方より入射し、波長1.471μm、光強度−
20dBmの信号光の増幅を行った。
【0034】光増幅用光ファイバモジュールの利得の経
時変化を図3においてプロット(2)として示す。図3
のプロット(2)から明らかなように利得は時間と共に
低下し、20時間後には4dB劣化した。図5は励起光
入射前と入射2時間後の光ファイバモジュールの光損失
スペクトルである。励起光入射で損失が増加し、増加量
は短波長程大きく、波長1.1μm以下では10dB以
上劣化した。
【0035】(実施例2)本実施例は、発光イオンとし
てTmを添加したコアにさらにCrを添加した種々のフ
ァイバから構成される光増幅用光ファイバモジュールに
関する。表1の#1〜9に示す種々のガラス組成物を使
用し、さらにコアに6000ppmのTmと0.02w
t%のCrをそれぞれ添加することにより10mの種々
の光増幅用ファイバを構成した。さらに、それらを紫外
線硬化樹脂によって石英光ファイバとV溝接続させて図
1に示す光増幅用光ファイバモジュールを構成し、実施
例1と同一の励起条件で光損失を測定した。その結果、
いずれのモジュールについても励起光入射前と入射2時
間後とでは、光損失の増加は見られなかった。
【0036】
【表1】
【0037】(比較例2)本比較例は、コアにCrを添
加しないことを除き実施例2と同様に構成される光増幅
用光ファイバモジュールに関する。すなわち、先に示し
た表1の#1〜9に示す種々のガラス組成物を使用し、
さらにコアに6000ppmのTmを添加することによ
り光増幅用ファイバを構成した。それぞれの光増幅用フ
ァイバを用いて図1に示す光増幅用光ファイバモジュー
ルを構成し、実施例1と同様の励起条件で光損失を測定
した。その結果、いずれのモジュールについても励起光
入射後に波長1.1μmにおいて10dB以上の損失増
加が生じた。
【0038】(実施例3)本実施例は、発光イオンとし
てPrを添加したコアにさらにCrを添加したフッ化フ
ァイバからなる光増幅用光ファイバモジュールに関す
る。500ppmのPrと0.01wt%のCrを22
InF3−16GaF3−14ZnF2−19PbF2−1
3BaF2−6SrF2−3YF3−3LaF3−4LiF
(mol%)のガラス組成物に添加したコア、および2
5.5InF3−11.5GaF3−14ZnF2−2.
5PbF2−19BaF2−8SrF2−2.5YF3
2.5LaF3−7.5NaF−7LiF(mol%)
のクラッドから増幅用光ファイバを構成した。この増幅
用ファイバは、Δnが3.7%、カットオフ波長が1.
0μm、損失が65dB/km(波長1.2μm)、外径
が125μm、長さが15mであった。
【0039】次に、得られた増幅用光ファイバと石英光
ファイバとを紫外線硬化樹脂を用いてV溝接続すること
により図1に示す光増幅用光ファイバモジュールを構成
し、励起光入射前と入射2時間後の光損失を測定した。
励起光源には波長1.03μmのYb添加石英ファイバ
レーザを用い、1Wをモジュールの前方より入射し、波
長1.31μm、光強度0dBmの信号光の増幅を行っ
た。その結果、入射20時間後にも利得の低下は認めら
れず、光ファイバモジュールの損失も変化しなかった。
【0040】(比較例3)本比較例は、コアにCrを添
加しないことを除き実施例3と同様に構成される増幅用
光ファイバモジュールに関する。すなわち、増幅用光フ
ァイバは、500ppmのPrを22InF3−16G
aF3−14ZnF2−19PbF2−13BaF2−6S
rF2−3YF3−3LaF3−4LiF(mol%)の
ガラス組成物に添加したコア、および25.5InF3
−11.5GaF3−14ZnF2−2.5PbF2−1
9BaF2−8SrF2−2.5YF3−2.5LaF3
7.5NaF−7LiF(mol%)のクラッドから構
成した。この増幅用ファイバはΔnが3.7%、カット
オフ波長が1.0μm、損失が55dB/km(波長
1.2μm)、外径が125μm、長さが15mであっ
た。
【0041】次いで、得られた増幅用ファイバと石英光
ファイバとを紫外線硬化樹脂を用いてV溝接続すること
により図1に示すような光増幅用ファイバモジュールを
構成した。
【0042】励起光源として波長1.03μmのYb添
加石英ファイバレーザを用い、1Wをモジュールの前方
より入射し、波長1.31μm、光強度0dBmの信号
光の増幅を行った。その結果を光ファイバモジュールの
励起光入射前および入射2時間後の光損失スペクトルと
して図6に示す。図6から分かるように、短波長域で損
失が増大し、波長0.9μm以下では2dB以上劣化し
た。
【0043】(実施例4)本実施例は、発光イオンとし
てPrを添加したコアにさらにCrを添加した種々のフ
ァイバから構成される光増幅用光ファイバモジュールに
関する。表2の#1〜8に示す種々のガラス組成物を使
用し、さらにコアに500ppmのPrと0.005w
t%のCrをそれぞれ添加することにより20mの種々
の光増幅用ファイバを構成した。さらに、それらを紫外
線硬化樹脂によって石英光ファイバとV溝接続させて図
1に示す光増幅用ファイバモジュールを構成した。次い
で、得られたモジュールについて実施例1と同一の励起
条件で、励起光入射前と入射2時間後の光ファイバモジ
ュールの光損失を測定した結果、損失増加は見られなか
った。
【0044】
【表2】
【0045】(比較例4)本比較例は、Crを添加しな
いことを除き実施例4と同様に構成される光増幅用ファ
イバモジュールに関する。すなわち、先に示した表2の
#1〜8に示す種々のガラス組成物を使用し、さらにコ
アに500ppmのPrを添加することにより光増幅用
ファイバを構成した。得られた光増幅用ファイバを用い
て図1に示す光増幅用光ファイバモジュールを構成し、
実施例1と同一の励起条件で、励起光入射前と2時間後
の光ファイバモジュールの光損失を測定した。その結
果、励起光入射後に波長0.9μmにおいて2dB以上
の損失増加が生じた。
【0046】(実施例5)本実施例は、発光イオンとし
てErを添加したコアにさらにCrを添加したテルライ
トファイバからなる光増幅用光ファイバモジュールに関
する。
【0047】1000ppmのErと2wt%のCrを
68.6TeO2−4.8Bi23−19ZnO−7.
6Na2O(mol%)のガラス組成物に添加したコ
ア、および71TeO2−21ZnO−8Na2O(mo
l%)のクラッドから増幅用光ファイバを構成した。こ
の増幅用光ファイバは、Δnが2%、カットオフ波長が
1.1μm、損失が80dB/km(波長1.3μm)、
外径が125μm、長さが20mであった。
【0048】次に、得られた増幅用光ファイバと石英光
ファイバとを紫外線硬化樹脂を用いてV溝接続すること
により図1に示すような光増幅用光ファイバモジュール
を構成し、励起光入射前と入射2時間後の光ファイバモ
ジュールの光損失を調べた。励起光源には波長1.48
μmの誘導ラマンレーザを用い、500mWをモジュー
ルの前方より入射し、波長1.56μm、光強度3.8
dBmの信号光の増幅を行った。その結果、20時間後
にも利得の低下は認められず、光ファイバモジュールの
損失も変化しなかった。
【0049】(比較例5)本比較例は、Crを添加しな
いことを除き実施例5と同様に構成される光増幅用光フ
ァイバモジュールに関する。すなわち、1000ppm
のErを68.6TeO2−4.8Bi23−19Zn
O−7.6Na2O(mol%)のガラス組成物に添加
したコア、および71TeO2−21ZnO−8Na2
(mol%)のクラッドから光増幅用ファイバを構成し
た。この光増幅用光ファイバは、Δnが2%、カットオ
フ波長が1.0μm、損失が55dB/km(波長1.
3μm)、外径が125μm、長が20mであった。
【0050】次に、得られた光増幅用光ファイバと石英
光ファイバとを紫外線硬化樹脂を用いてV溝接続するこ
とにより図1に示すような光増幅用光ファイバモジュー
ルを構成した。励起光源として波長1.48μmの誘導
ラマンレーザを用い、500mWをモジュールの前方よ
り入射し、波長1.56μm、光強度3.8dBmの信
号光の増幅を行った。その結果を光ファイバモジュール
の励起光入射前および入射2時間後の光損失スペクトル
として図7に示す。図7から分かるように、短波長域で
損失が増加し、波長0.9μm以下では3dB以上劣化
した。
【0051】(実施例6)本実施例は、発光イオンとし
てErを添加したコアにさらにCrを添加した種々のフ
ァイバから構成される光増幅用光ファイバモジュールに
関する。
【0052】表3の#1〜9に示す種々のガラス組成物
を使用し、さらにコアに1000ppmのErと2wt
%のCrをそれぞれ添加することにより種々の光増幅用
光ファイバを構成した。次いで、それらを紫外線硬化樹
脂によって石英光ファイバとV溝接続させて図1に示す
ような20mの光ファイバモジュールを構成した。さら
に、実施例5と同一の励起条件で、光ファイバモジュー
ルの励起光入射前と入射2時間後の光損失を測定した。
その結果、いずれのモジュールについても損失増加は見
られなかった。
【0053】
【表3】
【0054】(比較例6)本比較例は、コアにCrを添
加しないことを除き実施例6と同様に構成される光増幅
用ファイバモジュールに関する。すなわち、光増幅用フ
ァイバは、先に示した表3の#1〜9の種々のガラス組
成物を使用し、さらにコアに1000ppmのErを添
加することにより構成した。それぞれの光増幅用ファイ
バを用いて、実施例5と同一の励起条件で励起光入射前
と入射2時間後の光ファイバモジュールの光損失を測定
した。その結果、いずれのモジュールについても励起光
入射後に波長0.9μmにおいて3dB以上の損失増加
が生じた。
【0055】(実施例7)本実施例は、発光イオンとし
てErを添加したコアに添加するCrの量を変化させた
フッ化物ファイバから構成される光増幅用光ファイバモ
ジュールに関する。
【0056】1000ppmのErと0.0001〜1
0wt%のCrを57ZrF4−16BaF2−12.5
PbF2−3.5LaF3−2YF3−2AlF3−7Li
F(mol%)のガラス組成物に添加したコア、および
47.5ZrF4−23.5BaF2−2.5LaF3
2YF3−4.5AlF3−20NaFのクラッドから光
増幅用ファイバを構成した。これらの光増幅用光ファイ
バは、Δnが3.7%、カットオフ波長が1.0μm、
損失が50〜150dB/km(波長1.2μm)、外
径が125μm、長さが20mであった。
【0057】次に、得られた光増幅用光ファイバを用い
て図1に示す光増幅用ファイバモジュールを構成し、そ
れぞれの光損失を測定した。波長1.48μmの誘導ラ
マンレーザ1Wをモジュールの前方より入射し、波長
1.56μm、光強度3.8dBmの信号光の増幅を行
った。図8は、50時間にわたって励起光を入射した後
の、波長1.20μmにおける光ファイバモジュールの
損失変化とCr添加量との関係である。0.0001〜
10wt%のCrイオン添加範囲では損失の変化は0.
5dB以内と小さくモジュールの劣化は生じなかった。
【0058】なお、Crの具体的な添加量において、少
なくとも0.0001wt%の添加までは実験により効
果を確認したが、図8のグラフの示す傾向から、より少
量の添加量でも効果が見込まれることは言うまでもな
い。また、Crの添加量について、多くは10wt%の
添加量まで実験で効果を確認したが、やはり図8のグラ
フの傾向から、10%を超える添加量でも効果が見込ま
れることは言うまでもない。しかし、図8のグラフで
は、添加量の増加に伴って光損失が僅かながら低下する
傾向を示している。したがって、Crの添加量は0.0
001%よりは0.001%、さらには0.01%の添
加が好ましく、最も好ましくは0.1%以上の添加を行
うことが望ましいと考えられる。
【0059】(比較例7)本比較例は、コアにCrを添
加しないことを除き実施例7と同様に構成される光増幅
用光ファイバモジュールに関する。すなわち、1000
ppmのErを57ZrF4−16BaF2−12.5P
bF2−3.5LaF3−2YF3−2AlF3−7LiF
(mol%)のガラス組成物に添加したコア、および4
7.5ZrF4−23.5BaF2−2.5LaF3−2
YF3−4.5AlF3−20NaF(mol%)のクラ
ッドから光増幅用光ファイバを構成した。この光増幅用
光ファイバは、Δnが3.7%、カットオフ波長が1.
0μm、損失が57dB/km(波長1.3μm)、外径
が125μm、長さが20mであった。
【0060】次に、得られた光増幅用光ファイバを用い
て図1に示す光増幅用光ファイバモジュールを構成し、
実施例7と同一の条件で光損失の変化を測定した。その
結果を励起光入射前および入射50時間後の光ファイバ
モジュールの光損失スペクトルとして図9に示す。図9
から分かるように、励起光入射で損失が増加し、波長
1.20μmでは2dB劣化した。
【0061】以上、増幅用光ファイバのコアにCrイオ
ンを添加することによる著しい効果を実施例により示し
たが、上述の実施態様に限らず他の実施態様においても
同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
増幅用光ファイバモジュール、特に紫外線硬化樹脂を用
いて接続した光ファイバモジュールおよび該光ファイバ
モジュールを用いた光増幅器において、高い光パワー励
起での損失増加と利得低下を防止することが可能とな
る。その結果、光ファイバ増幅器の信頼性を向上するこ
とができ、光通信システムの高信頼化および経済化とい
った利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく光増幅用光ファイバモジュー
ルの一例を示す模式図である。
【図2】本発明にもとづく光増幅器の一例を示すブロッ
ク図である。
【図3】実施例1および比較例1における光増幅用光フ
ァイバモジュールの利得の経時変化を示すグラフであ
る。
【図4】実施例1における光増幅用光ファイバモジュー
ルの励起光入射前および2時間後の光損失スペクトルを
示すグラフである。
【図5】比較例1における光増幅用光ファイバモジュー
ルの励起光入射前および2時間後の光損失スペクトルを
示すグラフである。
【図6】比較例4における光増幅用光ファイバモジュー
ルの励起光入射前および2時間後の光損失スペクトルを
示すグラフである。
【図7】比較例6における光増幅用光ファイバモジュー
ルの励起光入射前および2時間後の光損失スペクトルを
示すグラフである。
【図8】実施例7の波長1.2μmにおけるモジュール
の損失増とCr添加量との関係を示すグラフである。
【図9】比較例7における光増幅用光ファイバモジュー
ルの励起光入射前および50時間後の光損失スペクトル
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 増幅用光ファイバ 2a、2b 石英光ファイバ 3 V溝接続部 4 コア拡大融着接続部 5 光ファイバ増幅器 6 光増幅用光ファイバモジュール 7a、7b カップラー 8a、8b アイソレータ 9a、9b 励起光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 及川 喜良 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 阪本 匡 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 清水 誠 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大石 泰丈 東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 エヌ ティティエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA00 MA03 2H050 AB02Y AB33X AB37X AB38X AC81 AD00 5F072 AB07 AK06 JJ03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光イオンとして希土類イオンを添加し
    たガラス組成物からなるコアおよび該コアを被覆するク
    ラッドからなる増幅用光ファイバと、該増幅用光ファイ
    バの両端に接続される石英光ファイバとを備えた光増幅
    用光ファイバモジュールにおいて、 前記コアにさらにCrイオンが添加されていることを特
    徴とする光増幅用光ファイバモジュール。
  2. 【請求項2】 前記増幅用光ファイバと前記石英光ファ
    イバとの両接続面が紫外線硬化樹脂によって接合されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の光増幅用光ファ
    イバモジュール。
  3. 【請求項3】 前記コアのガラス組成物がフッ化物ガラ
    スからなることを特徴とする請求項1または2に記載の
    光増幅用光ファイバモジュール。
  4. 【請求項4】 前記フッ化物ガラスのフッ素の一部が塩
    素、臭素、およびヨウ素からなる群から選ばれる少なく
    とも1種によって置換されることを特徴とする請求項3
    に記載の光増幅用光ファイバモジュール。
  5. 【請求項5】 前記コアのガラス組成物が硫化物ガラス
    からなることを特徴とする請求項1または2に記載の光
    増幅用光ファイバモジュール。
  6. 【請求項6】 前記硫化物ガラスの硫黄の一部が塩素、
    臭素、およびヨウ素からなる群から選ばれる少なくとも
    1種によって置換されることを特徴とする請求項5に記
    載の光増幅用光ファイバモジュール。
  7. 【請求項7】 前記コアのガラス組成物がテルライトガ
    ラスからなることを特徴とする請求項1または2に記載
    の光増幅用ファイバモジュール。
  8. 【請求項8】 前記発光イオンがPr、Tm、Er、D
    y、Yb、Nd、Hoからなる群から選択される少なく
    とも1種であることを特徴とする請求項1から請求項7
    のいずれかに記載の光増幅用光ファイバモジュール。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    の光増幅用光ファイバモジュールを備えることを特徴と
    する光ファイバ増幅器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003100926A1 (en) * 2002-05-20 2003-12-04 Photon-X, Inc. Cr4+DOPED CRYSTAL STRIP-LOADED OPTICAL WAVEGUIDE AMPLIFIERS FOR BROADBAND OPTICAL AMPLIFICATION AROUND 1310 NM

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WO2003100926A1 (en) * 2002-05-20 2003-12-04 Photon-X, Inc. Cr4+DOPED CRYSTAL STRIP-LOADED OPTICAL WAVEGUIDE AMPLIFIERS FOR BROADBAND OPTICAL AMPLIFICATION AROUND 1310 NM

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