JP2002037711A - 乳化化粧料 - Google Patents

乳化化粧料

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JP2002037711A JP2000223383A JP2000223383A JP2002037711A JP 2002037711 A JP2002037711 A JP 2002037711A JP 2000223383 A JP2000223383 A JP 2000223383A JP 2000223383 A JP2000223383 A JP 2000223383A JP 2002037711 A JP2002037711 A JP 2002037711A
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Junichiro Egawa
淳一郎 江川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乳化安定性及び化粧持ち効果に優れ、化粧膜の
柔軟性も良好な乳化化粧料を提供する。 【構成】次の成分(a)及び(b); (a)分子内に2個以上の解離基及び/又は多価イオン
性解離基を有する陰イオン性界面活性剤 (b)陽イオン性高分子化合物を含有することを特徴と
する乳化化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳化化粧料に関し、
さらに詳細には、乳化安定性及び化粧持ち効果に優れ、
且つ、使用感の良好な乳化化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、肌に塗布する乳化化粧料は、乳化
剤として陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性
剤、両性界面活性剤から選択しエマルションを調製する
方法が多用されているが、肌の保護、柔軟効果をより高
めるために、肌に吸着性の高い陽イオン性界面活性剤を
用いる検討もされている。しかしながら、肌に対する安
全性上の問題からスキンケア製品には汎用されていない
のが現状である。そこで、陽イオン性界面活性剤には吸
着性が若干劣る陽イオン性高分子を配合する検討もされ
ている(特開昭61−22005号、米国特許第4,2
85,973号、特開昭54−127882号等)。ま
た、洗浄料組成物において、トリートメント効果を付与
する目的で、界面活性剤と陽イオン高分子を配合する手
法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
技術では、陽イオン性高分子により密着性は有するもの
の、化粧持ち効果が劣るために肌保護に関しては不十分
であり、また、陽イオン性高分子と界面活性剤とを複合
化することにより肌保護効果を向上させているが、複合
化の際、用いる陰イオン界面活性剤の凝集が生じ、安定
な乳化状態を維持することが十分ではなかった。また、
洗浄料組成物のように、比較的界面活性剤を多量に配合
する系においては、陰イオン性界面活性剤と陽イオン性
高分子の複合体を凝集することなく複合化することが出
来るが、洗い流す必要があり、外用塗布したまま皮膚に
トリートメント効果を付与することはできなかった。し
たがって、乳化安定性及び化粧持ち効果に優れ、使用感
の良好な乳化化粧料の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記実情に鑑み、本発明
者は鋭意研究を重ねた結果、特定構造を有する陰イオン
性界面活性剤と陽イオン性高分子とを複合化させること
により、乳化安定性及び化粧持ち効果に優れ、且つ、化
粧膜の柔軟性も良好な乳化化粧料が得られることを見出
し本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、次の成分(a)及び
(b); (a)分子内に2個以上の解離基及び/又は多価イオン
性解離基を有する陰イオン性界面活性剤 (b)陽イオン性高分子化合物を含有することを特徴と
する乳化化粧料である。さらに、上記成分(a)が、N
−アシル−L−グルタミン酸、モノアルキルリン酸、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、ダイマー
酸、モノアルキルシトレート、モノアルキルスルホコハ
ク酸、モノアルキルモノアルカノールアミドスルホコハ
ク酸、またはそれらの塩から選ばれる一種又は二種以上
であることを特徴とする乳化化粧料である。さらに、上
記成分(b)が、カチオン化セルロース、カチオン化ポ
リビニルピロリドン、カチオン化グアガムから選ばれる
一種又は二種以上であることを特徴とする乳化化粧料で
ある。さらには、上記成分に加え、さらに成分(C)と
して、キサンタンガム、ポリアクリル酸アミド、アクリ
ル酸・メタクリル酸アルキル共重合体から選ばれる一種
又は二種以上を含有することを特徴とする乳化化粧料で
ある。以下、詳述する。
【0006】
【発明に実施の形態】本発明に用いられる成分(a)の
陰イオン性界面活性剤は、分子内に2個以上の解離基及
び/又は多価イオン性解離基を有するものである。分子
内に解離基(イオン性官能基)を2個以上有する陰イオ
ン性界面活性剤としては、例えば、N−アシル−L−グ
ルタミン酸、モノアルキルシトレート、ダイマー酸等の
多価カルボン酸化合物、モノアルキルスルホコハク酸、
モノアルキルモノアルカノールアミドスルホコハク酸等
のスルホコハク酸化合物並びにこれらの塩等が挙げら
れ、また、分子内に多価イオン性解離基(官能基が多価
イオン性であるもの)を有する陰イオン性界面活性剤と
しては、モノアルキルリン酸、ポリオキシエチレンモノ
アルキルエーテルリン酸等のリン酸化合物等が例示され
る。本発明においては、目的に応じてこれらの一種又は
二種以上を適宜選択して用いることができる。これらの
中でも、N−アシル−L−グルタミン酸、モノアルキル
シトレート、ダイマー酸、モノアルキルリン酸並びにそ
れらの塩類から選ばれる一種又は二種以上がより好まし
い。
【0007】本発明に用いられる成分(a)の配合量は
特に限定されるものではないが、好ましくは0.01〜
5質量%(以下、単に「%」と記す)であり、より好ま
しくは0.1〜2%である。
【0008】本発明に用いられる成分(b)の陽イオン
性高分子化合物は、化粧品に一般的に用いられているも
ので、例えば、カチオン化セルロース、カチオン化ポリ
ビニルピロリドン、カチオン化グアガム等が挙げられ、
目的に応じてこれらの一種又は二種以上を適宜選択して
用いることができる。
【0009】本発明に用いられる成分(b)の配合量は
特に限定されるものではないが、好ましくは0.001
〜5%であり、より好ましくは0.005〜2%であ
る。また、上述した成分(a)と成分(b)の配合質量
比は特に限定されないが、(a):(b)=1:0.0
1〜1:5が好ましく、より好ましくは、(a):
(b)=1:0.05〜1:2である。
【0010】本発明の乳化化粧料には、上記必須成分に
加え、さらに成分(c)として、キサンタンガム、ポリ
アクリル酸アミド、アクリル酸・メタクリル酸アルキル
共重合体から選ばれる一種又は二種以上の高分子化合物
を配合することによって、より乳化安定性を向上するこ
とができる。本発明に用いられる成分(c)の配合量は
特に限定されるものではないが、好ましくは0.01〜
2%であり、より好ましくは0.05〜1%である。
【0011】本発明の乳化化粧料の製造方法は、従来の
方法に準じて得ることができ、特に限定されないが、よ
り好ましい製造方法としては、例えば、多価アルコール
等の水性溶媒に成分(a)を溶解(必要が有れば加熱す
る)し、また別に成分(b)を水性溶媒に溶解させた
後、両者ならびに必要が有れば塩基性成分を混合した
後、これに他の成分を添加混合して得ることができる。
【0012】さらに、本発明の乳化化粧料には、油分を
配合することができる。この油分としては、動物油、植
物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体
油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、
ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アル
コール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘
導体類等が挙げられる。具体的には、例えば、流動パラ
フィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポ
リブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス、モクロウ、モンタンワッ
クス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類、オ
リーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油マカデミアン
ナッツ油等の油脂類、ミツロウ、ラノリン、カルナウバ
ワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ
類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリ
ン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリ
ル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリ
ットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、
コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルド
デシル)等のエステル類、ステアリルアルコール、セチ
ルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等
の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサ
ン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、
オクタメチルシクロテトラシロキサン、架橋型オルガノ
ポリシロキサン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン
類、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカン、
パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤類、酢酸ラノリ
ン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール
等のラノリン誘導体類等が挙げられ、これらの一種又は
二種以上を用いることができる。
【0013】また、本発明の乳化化粧料には、必要に応
じて、粉体を配合することができる。この粉体として
は、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料
級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造、等により
特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体
類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に
は、例えば、酸化チタン、黒酸化チタン、コンジョウ、
群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化
アルミニウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジ
ルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化
クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アル
ミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマ
グネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セ
リサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウ
ム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉
体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーテ
ィング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタ
ン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ナイロン
パウダー、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリ
ル−メタクリル酸共重合体パウダー、塩化ビニリデン−
メタクリル酸共重合体パウダー、ポリスチレンパウダ
ー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー、ウールパ
ウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、N−アシル
リジン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素の
レーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母
チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム
被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛
含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられ、これらの一
種又は二種以上用いることができる。
【0014】本発明では、さらに前述記載の成分の他
に、通常化粧料に用いられる成分として、例えば、薬効
成分、水性成分、界面活性剤、油ゲル化剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、香料、防腐剤、美容剤等を本発明の
効果を損なわない範囲にて配合することができる。
【0015】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれによって何ら限定されるものではな
い。
【0016】実施例1〜3及び比較例1〜3 乳液 下記表1に示す組成の乳液を調製し、乳化安定性、化粧
持ち並びに化粧膜の柔軟性について評価した。
【0017】
【表1】
【0018】(注1):ポリマーJR(ユニオンカーバ
イド社製) (注2):JAGUAR C−13(三晶社製) (注3):セピゲル(SEPIC社製)
【0019】(調製方法) A:成分1〜6を約70℃にて加熱溶解する。 B:成分7〜9を約70℃にて加熱溶解する。 C:成分10〜12を約70℃にて加熱溶解する。 D:成分13〜16を約70℃にて加熱混合する。 E:AにBを添加して攪拌混合する。 F:EにC、Dを順次添加混合した後、冷却して乳液を
得た。
【0020】1.乳化安定性 得られた乳液の乳化状態を肉眼にて観察し、下記基準に
より乳化安定性を評価した。 [評価基準] ◎:非常に良好。 ○:良好。 △:微小な結晶物が認められる。 ×:明らかに油性成分が上層に分離している。
【0021】2.化粧持ち 実施例1〜3及び比較例1〜3に、それぞれ染料(紫色
201号)を0.1%配合し、当該試料を上腕部に塗布
した。30分間後、その部分を流水下で5分間放置し、
色調を肉眼にて観察し下記基準にて化粧持ちを評価し
た。但し、乳化安定性が不良な試料に関しては本評価か
ら除外した。 [評価基準] ◎:濃い紫色。 ○:青色〜紫色。 △:薄い青色。 ×:青色は確認できない。
【0022】3.化粧膜の柔軟性 化粧歴10年以上の女性20名をパネルとし、化粧膜の
柔軟性について良いと感じた人数により、下記基準より
評価した。 [評価基準] ◎:16名以上 ○:12〜15名 △:8〜11名 ×:7名以下 上記評価方法により得られた結果を、表1に併せて示
す。
【0023】得られた結果から明らかなように、本発明
に係る実施例1〜3の乳液は、乳化安定性及び化粧持ち
効果に優れ、化粧膜の柔軟性も良好なものであった。
【0024】 実施例4:美容液 (成分) (%) 1.精製水 5.0 2.グリセリン 5.0 3.N−ステアロイル−L−グルタミン酸2ナトリウム 0.5 4.塩化o−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ) 0.1 プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(注1) 5.精製水 10.0 6.スクワラン 10.0 7.パルミチン酸レチノール 0.5 8.セトステアリルアルコール 1.5 9.1,3−ブチレングリコール 15.0 10.精製水 残量 11.アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2 12.トリエタノールアミン 0.2 (注1):ポリマーJR(ユニオンカーバイド社製) (注2):PEMULEN TR−1(BF Goodrich社製)
【0025】製造方法 A:成分1〜3を約70℃にて加熱溶解する。 B:成分4〜5を約70℃にて加熱溶解する。 C:成分6〜8を約70℃にて加熱溶解する。 D:成分9〜12を約70℃にて加熱混合する。 E:AにBを添加して攪拌混合する。 F:EにC、Dを順次添加混合した後、冷却して美容液
を得た。 本発明に係る実施例4は、乳化安定性及び化粧持ち効果
に優れ、化粧膜の柔軟性も良好な美容液であった。
【0026】 実施例5:美容液 (成分) (%) 1.精製水 5.0 2.グリセリン 5.0 3.ダイマー酸(ジリノレート) 0.5 4.塩化o−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ) 0.4 プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(注1) 5.精製水 10.0 6.トリエタノールアミン 0.3 7.メチルポリシロキサン(6mm/s) 0.5 8.ベヘニルアルコール 1.0 9.1,3−ブチレングリコール 15.0 10.精製水 残量 11.キサンタンガム 0.1 12.カルボキシビニルポリマー 0.2 13.トリエタノールアミン 0.2 (注1):ポリマーJR(ユニオンカーバイド社製)
【0027】製造方法 A:成分1〜3を約70℃にて加熱溶解する。 B:成分4〜6を約70℃にて加熱溶解する。 C:成分7〜8を約70℃にて加熱溶解する。 D:成分9〜13を約70℃にて加熱混合する。 E:AにBを添加して攪拌混合する。 F:EにC、Dを順次添加混合した後、冷却して美容液
を得た。 本発明に係る実施例5は、乳化安定性及び化粧持ち効果
に優れ、化粧膜の柔軟性も良好な美容液であった。
【0028】 実施例6:リキッドファンデーション (成分) (%) 1.精製水 5.0 2.1,3−ブチレングリコール 5.0 3.セチルリン酸2ナトリウム 0.5 4.ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチル 0.2 メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩(注1) 5.精製水 5.0 6.顔料級酸化チタン 5.0 7.ベンガラ 適量 8.黄酸化鉄 適量 9.黒酸化鉄 適量 10.モノイソステアリルスルホコハク酸2ナトリウム 0.1 11.グリセリン 2.0 12.精製水 2.0 13.ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチル 0.05 メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩(注1) 14.精製水 2.0 15.流動パラフィン 3.0 16.ベヘニルアルコール 1.0 17.1,3−ブチレングリコール 10.0 18.精製水 残量 19.キサンタンガム 0.2 (注1)GAFQUAT(I.S.P.社製)
【0029】製造方法 A:成分1〜5を加熱混合後、成分6〜9を添加し、3
本ロールミルにて混合する。 B:成分10〜12を約70℃にて加熱溶解する。 C:成分13〜14を約70℃にて加熱溶解する。 D:成分15〜16を約70℃にて加熱溶解する。 E:成分17〜19を約70℃にて加熱混合する。 F:B及びCを攪拌混合する。 G:更に攪拌しながらD、E、Aを順次添加混合し、冷
却してリキッドファンデーションを得た。 本発明に係る実施例6は、乳化安定性及び化粧持ち効果
に優れ、化粧膜の柔軟性も良好なリキッドファンデーシ
ョンであった。
【0030】 実施例7:サンカットローション (成分) (%) 1.精製水 5.0 2.1,3−ブチレングリコール 5.0 3.セチルリン酸2ナトリウム 0.5 4.塩化o−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ) 0.2 プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(注1) 5.精製水 10.0 6.微粒子酸化チタン 5.0 7.N−ステアロイル−L−グルタミン酸2ナトリウム 0.1 8.1,3−ブチレングリコール 2.0 9.精製水 2.0 10.塩化o−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ) 0.05 プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(注1) 11.精製水 2.0 12.メトキシ桂皮酸オクチル 7.0 13.ベヘニルアルコール 1.0 14.1,3−ブチレングリコール 10.0 15.精製水 残量 16.キサンタンガム 0.2 (注1):ポリマーJR(ユニオンカーバイド社製)
【0031】製造方法 A:成分1〜5を加熱混合後、成分6を添加し、ビーズ
ミルにて混合する。 B:成分7〜9を約70℃にて加熱溶解する。 C:成分10〜11を約70℃にて加熱溶解する。 D:成分12〜13を約70℃にて加熱溶解する。 E:成分14〜16を約70℃にて加熱混合する。 F:B及びCを攪拌混合する。 G:更に攪拌しながらD、E、Aを順次添加混合し、冷
却してサンカットローションを得た。 本発明に係る実施例7は、乳化安定性及び化粧持ち効果
に優れ、化粧膜の柔軟性も良好なサンカットローション
であった。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の乳化化粧
料は、乳化安定性及び化粧持ち効果に優れ、化粧膜の柔
軟性も良好なものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(a)及び(b); (a)分子内に2個以上の解離基及び/又は多価イオン
    性解離基を有する陰イオン性界面活性剤 (b)陽イオン性高分子化合物を含有することを特徴と
    する乳化化粧料。
  2. 【請求項2】成分(a)が、N−アシル−L−グルタミ
    ン酸、モノアルキルリン酸、ポリオキシエチレンアルキ
    ルエーテルリン酸、ダイマー酸、モノアルキルシトレー
    ト、モノアルキルスルホコハク酸、モノアルキルモノア
    ルカノールアミドスルホコハク酸、またはそれらの塩か
    ら選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請
    求項1記載の乳化化粧料。
  3. 【請求項3】成分(b)が、カチオン化セルロース、カ
    チオン化ポリビニルピロリドン、カチオン化グアガムか
    ら選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請
    求項1又は2のいずれかに記載の乳化化粧料
  4. 【請求項4】請求項1〜3の成分に加え、さらに成分
    (C)として、キサンタンガム、ポリアクリル酸アミ
    ド、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体から選
    ばれる一種又は二種以上を含有することを特徴とする乳
    化化粧料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006062979A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Shiseido Co Ltd 化粧料組成物
JP2008266254A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Lion Corp 保湿剤組成物、および軟質固体表面の保湿性改質方法

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