JP2002037255A - 搬送容器 - Google Patents
搬送容器Info
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- JP2002037255A JP2002037255A JP2000230669A JP2000230669A JP2002037255A JP 2002037255 A JP2002037255 A JP 2002037255A JP 2000230669 A JP2000230669 A JP 2000230669A JP 2000230669 A JP2000230669 A JP 2000230669A JP 2002037255 A JP2002037255 A JP 2002037255A
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- transport container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作しやすく、腐食しにくく、変形し難い搬
送容器を提供すること。 【解決手段】 被搬送体を収容する容器本体1の底部に
フォーク挿入用空間2を有するパレット3を具備する搬
送容器において、容器本体1の底部を形成するパレット
3の上デッキ材10A〜10Cに、長手方向側面の少な
くとも一方に長手方向に対して垂直方向に凹状部12b
あるいは凸状部13bを形成し、凹状部12bと凸状部
13bの嵌合により複数の上デッキ材10を嵌合結合可
能に形成する。
送容器を提供すること。 【解決手段】 被搬送体を収容する容器本体1の底部に
フォーク挿入用空間2を有するパレット3を具備する搬
送容器において、容器本体1の底部を形成するパレット
3の上デッキ材10A〜10Cに、長手方向側面の少な
くとも一方に長手方向に対して垂直方向に凹状部12b
あるいは凸状部13bを形成し、凹状部12bと凸状部
13bの嵌合により複数の上デッキ材10を嵌合結合可
能に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送容器に関す
るもので、更に詳細には、フォークリフト等により搬送
される搬送容器に関するものである。
るもので、更に詳細には、フォークリフト等により搬送
される搬送容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、被搬送体例えば煙草刻を搬送す
るための容器としては、図11に示すような搬送容器が
用いられており、煙草刻はこの容器内部に設けた内袋3
4中に充填し得るように構成されている。また、上記搬
送容器は、箱状の搬送容器本体31の底部にフォークポ
ケット32(フォーク挿入用空間)を有するパレット3
3を具備しており、このパレット33のフォークポケッ
ト32にフォークリフトのフォークを挿入して運搬可能
に構成されている。
るための容器としては、図11に示すような搬送容器が
用いられており、煙草刻はこの容器内部に設けた内袋3
4中に充填し得るように構成されている。また、上記搬
送容器は、箱状の搬送容器本体31の底部にフォークポ
ケット32(フォーク挿入用空間)を有するパレット3
3を具備しており、このパレット33のフォークポケッ
ト32にフォークリフトのフォークを挿入して運搬可能
に構成されている。
【0003】また、上記搬送容器本体31は、パレット
33上に底板38を敷設し、このパレット33の4辺に
対向する一対の妻パネル35及び側パネル36をヒンジ
結合することで折り畳み可能とし、更にこれら妻パネル
35及び側パネル36の上部に蓋体37を着脱可能に設
けた構造となっている。なお、パレット33は、互いに
平行に配設される3枚の板状の底桁50と、これら底桁
50の両端部に直交状に配設される一対の側桁51と、
これら側桁51間に側桁51と平行に配設される中桁5
2と、側桁51及び中桁52の上面に直交状に各々隙間
をあけて敷設される複数枚のデッキボード40とで構成
されている。この場合、デッキボード40は主に木板が
用いられる。
33上に底板38を敷設し、このパレット33の4辺に
対向する一対の妻パネル35及び側パネル36をヒンジ
結合することで折り畳み可能とし、更にこれら妻パネル
35及び側パネル36の上部に蓋体37を着脱可能に設
けた構造となっている。なお、パレット33は、互いに
平行に配設される3枚の板状の底桁50と、これら底桁
50の両端部に直交状に配設される一対の側桁51と、
これら側桁51間に側桁51と平行に配設される中桁5
2と、側桁51及び中桁52の上面に直交状に各々隙間
をあけて敷設される複数枚のデッキボード40とで構成
されている。この場合、デッキボード40は主に木板が
用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
搬送容器においては、パレット33上に底板38を敷設
するので、製作に手間がかかるという問題があった。ま
た、木製のデッキボード40は腐食し易いため、繰り返
し使用するためのメンテナンスが大変であるという問題
もあった。
搬送容器においては、パレット33上に底板38を敷設
するので、製作に手間がかかるという問題があった。ま
た、木製のデッキボード40は腐食し易いため、繰り返
し使用するためのメンテナンスが大変であるという問題
もあった。
【0005】更に、搬送容器をトラックの荷台に乗せた
後、搬送容器全体をフォークリフトのフォーク爪で押し
て移動することがある。この場合、通常はデッキボード
40をフォーク爪で押すため、木製のデッキボード40
は砕け易いばかりか、破損する恐れがあった。
後、搬送容器全体をフォークリフトのフォーク爪で押し
て移動することがある。この場合、通常はデッキボード
40をフォーク爪で押すため、木製のデッキボード40
は砕け易いばかりか、破損する恐れがあった。
【0006】上記問題を解決する手段として、パレット
全体を一体のアルミニウム製の押出形材にて形成するこ
とが考えられる。しかし、押出機の制限により、形成で
きる押出形材の幅すなわちパレットの幅が制限される
上、異なる大きさの種類を用意しなければならないた
め、サイズの変更が不便である。また、フォーク爪で押
した場合、フォーク爪で押した部分が凹んでしまうとい
う問題もある。更に、自動倉庫などにおいて搬送容器を
ローラコンベヤ上で搬送する場合、搬送容器の接地部分
すなわちローラコンベヤとの接触部分が摩耗してしまう
という問題もある。
全体を一体のアルミニウム製の押出形材にて形成するこ
とが考えられる。しかし、押出機の制限により、形成で
きる押出形材の幅すなわちパレットの幅が制限される
上、異なる大きさの種類を用意しなければならないた
め、サイズの変更が不便である。また、フォーク爪で押
した場合、フォーク爪で押した部分が凹んでしまうとい
う問題もある。更に、自動倉庫などにおいて搬送容器を
ローラコンベヤ上で搬送する場合、搬送容器の接地部分
すなわちローラコンベヤとの接触部分が摩耗してしまう
という問題もある。
【0007】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、製作し易く、軽量で耐食性に富みかつリサイクルに
便利な搬送容器を提供することを目的とするものであ
る。
で、製作し易く、軽量で耐食性に富みかつリサイクルに
便利な搬送容器を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の搬送容器は、被搬送体を収容する容器本
体の底部にフォーク挿入用空間を具備する搬送容器にお
いて、上記容器本体の底部は、複数のアルミニウム製形
材同士を嵌合結合してなる天板を具備することを特徴と
するものである(請求項1)。
に、この発明の搬送容器は、被搬送体を収容する容器本
体の底部にフォーク挿入用空間を具備する搬送容器にお
いて、上記容器本体の底部は、複数のアルミニウム製形
材同士を嵌合結合してなる天板を具備することを特徴と
するものである(請求項1)。
【0009】この発明において、上記形材は、長手方向
側面の少なくとも一方に長手方向に対して垂直方向に凹
状部あるいは凸状部を有し、上記凹状部と凸状部の嵌合
により複数の形材を連結可能に形成する方が好ましい
(請求項2)。
側面の少なくとも一方に長手方向に対して垂直方向に凹
状部あるいは凸状部を有し、上記凹状部と凸状部の嵌合
により複数の形材を連結可能に形成する方が好ましい
(請求項2)。
【0010】また、この発明において、上記天板のフォ
ーク挿入側端部に位置する形材の長手方向側面は、肉厚
に形成するか、又は内側に補強用リブを設ける方が好ま
しい(請求項3,4)。
ーク挿入側端部に位置する形材の長手方向側面は、肉厚
に形成するか、又は内側に補強用リブを設ける方が好ま
しい(請求項3,4)。
【0011】また、この発明において、上記天板のフォ
ーク挿入側端部に位置する形材の外側面は、緩衝部材を
沿設してなる方が好ましい。(請求項5)。
ーク挿入側端部に位置する形材の外側面は、緩衝部材を
沿設してなる方が好ましい。(請求項5)。
【0012】また、この発明において、搬送容器の接地
部分に、耐摩耗性を有する保護部材を設ける方が好まし
い(請求項6)。
部分に、耐摩耗性を有する保護部材を設ける方が好まし
い(請求項6)。
【0013】この発明の搬送容器によれば、容器本体の
底部は、複数のアルミニウム製形材同士を嵌合結合して
なる天板を具備するので、軽量で耐食性に富み、かつ、
組立を容易にすることができると共に、サイズ変更を容
易にすることができる(請求項1)。また、形材は、長
手方向側面の少なくとも一方に長手方向に対して垂直方
向に凹状部あるいは凸状部を有し、凹状部と凸状部の嵌
合により複数の形材を連結可能に形成することにより、
更に組立を容易にすることができる(請求項2)。
底部は、複数のアルミニウム製形材同士を嵌合結合して
なる天板を具備するので、軽量で耐食性に富み、かつ、
組立を容易にすることができると共に、サイズ変更を容
易にすることができる(請求項1)。また、形材は、長
手方向側面の少なくとも一方に長手方向に対して垂直方
向に凹状部あるいは凸状部を有し、凹状部と凸状部の嵌
合により複数の形材を連結可能に形成することにより、
更に組立を容易にすることができる(請求項2)。
【0014】また、天板のフォーク挿入側端部に位置す
る形材の長手方向側面は、内側に補強用リブを設ける
か、または肉厚に形成することにより、フォークリフト
の爪による変形を防止することができる(請求項3,
4)。また、天板のフォーク挿入側端部に位置する形材
の外側面に、緩衝部材を沿設することにより、フォーク
リフトの爪との接触による衝撃を吸収することができ、
更に確実に変形を防止することができる(請求項5)。
また、搬送容器の接地部分に耐摩耗性材を用いることに
より、ローラコンベヤ上を搬送しても摩耗しにくく、メ
ンテナンスの必要をなくすことができる(請求項6)。
る形材の長手方向側面は、内側に補強用リブを設ける
か、または肉厚に形成することにより、フォークリフト
の爪による変形を防止することができる(請求項3,
4)。また、天板のフォーク挿入側端部に位置する形材
の外側面に、緩衝部材を沿設することにより、フォーク
リフトの爪との接触による衝撃を吸収することができ、
更に確実に変形を防止することができる(請求項5)。
また、搬送容器の接地部分に耐摩耗性材を用いることに
より、ローラコンベヤ上を搬送しても摩耗しにくく、メ
ンテナンスの必要をなくすことができる(請求項6)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施例を図面に
基いて詳細に説明する。ここでは、この発明を煙草刻を
搬送するための折畳式搬送容器に適用した場合について
説明する。
基いて詳細に説明する。ここでは、この発明を煙草刻を
搬送するための折畳式搬送容器に適用した場合について
説明する。
【0016】煙草刻の搬送には、例えば図1に示すよう
な折畳式搬送容器が用いられ、煙草刻は容器内部に設け
た内袋4中に充填して搬送される。
な折畳式搬送容器が用いられ、煙草刻は容器内部に設け
た内袋4中に充填して搬送される。
【0017】この折畳式搬送容器は、箱状の容器本体1
の底部にフォークポケット2を有する方形状のパレット
3を具備しており、このパレット3のフォークポケット
2にフォークリフトのフォークを挿入して運搬可能に構
成されている。
の底部にフォークポケット2を有する方形状のパレット
3を具備しており、このパレット3のフォークポケット
2にフォークリフトのフォークを挿入して運搬可能に構
成されている。
【0018】また、上記搬送容器本体1は、パレット3
の上部の対向する2辺に垂直方向に折畳み可能に取り付
けられる方形状の妻パネル5及び残りの2辺に垂直方向
に折畳み可能に取り付けられる方形状の側パネル6と、
これら妻パネル5及び側パネル6の上部に着脱可能な方
形状の蓋体7とで構成されている。
の上部の対向する2辺に垂直方向に折畳み可能に取り付
けられる方形状の妻パネル5及び残りの2辺に垂直方向
に折畳み可能に取り付けられる方形状の側パネル6と、
これら妻パネル5及び側パネル6の上部に着脱可能な方
形状の蓋体7とで構成されている。
【0019】上記パレット3と妻パネル5は、図7に示
すように、例えばアルミニウム製押出形材よりなるヒン
ジ8によって折畳可能に接合されている。この場合、ヒ
ンジ8は、後述するパレット3の天板の端部上面にリベ
ットやねじ止めによって、あるいはMIG溶接によって
接合される接合片8aと、接合片8aの天板内方側の端
部から垂直に上方へ延びる垂直片8bと、垂直片8bの
上端に一定の間隔で切り欠き8eが設けられた円筒状の
軸受8cを有し、この切り欠き8eに、妻パネル5の下
端部に適宜間隔をおいて設けられた軸受8cと同形状の
軸受5aを嵌合し、軸受8c及び軸受5aの中心に設け
られた穴にヒンジピン8dを貫通することによって、パ
レット21と妻パネル5が折畳可能に形成されている。
すように、例えばアルミニウム製押出形材よりなるヒン
ジ8によって折畳可能に接合されている。この場合、ヒ
ンジ8は、後述するパレット3の天板の端部上面にリベ
ットやねじ止めによって、あるいはMIG溶接によって
接合される接合片8aと、接合片8aの天板内方側の端
部から垂直に上方へ延びる垂直片8bと、垂直片8bの
上端に一定の間隔で切り欠き8eが設けられた円筒状の
軸受8cを有し、この切り欠き8eに、妻パネル5の下
端部に適宜間隔をおいて設けられた軸受8cと同形状の
軸受5aを嵌合し、軸受8c及び軸受5aの中心に設け
られた穴にヒンジピン8dを貫通することによって、パ
レット21と妻パネル5が折畳可能に形成されている。
【0020】なお、ヒンジ8の代わりに切り欠きのない
通しヒンジ9を使用することもできる。すなわち、通し
ヒンジ9は、図8に示すように、上記軸受8c,軸受5
a及びヒンジピン8dの代わりに切り欠きのない断面略
C字状の雄軸9eと、この雄軸9eの外面に摺動可能に
嵌合される断面略C字状のパネル側雌軸9fとで折畳可
能に形成されている。この場合、パネル側雌軸9fは、
妻パネル5の側端部と接合される側片9h及び底片9g
を有するアルミニウム製押出形材にて形成されている。
また、雄軸9eは、この雄軸9eの外周面中間部に連な
りパネル側雌軸9fが挿入可能な隙間を設ける結合片9
dを介して、雄軸9eの外側を覆う内形断面円弧状の覆
い部9cを有する。また、覆い部9cの外方下端部に
は、ヒンジ8の接合片8a及び垂直片8bと同様の接合
片9a及び垂直片9bが連結されており、この接合片9
aによって天板と接合されている。これら接合片9a,
垂直片9b,覆い部9c,結合片9d及び雄軸9eはア
ルミニウム製押出形材にて形成されている。
通しヒンジ9を使用することもできる。すなわち、通し
ヒンジ9は、図8に示すように、上記軸受8c,軸受5
a及びヒンジピン8dの代わりに切り欠きのない断面略
C字状の雄軸9eと、この雄軸9eの外面に摺動可能に
嵌合される断面略C字状のパネル側雌軸9fとで折畳可
能に形成されている。この場合、パネル側雌軸9fは、
妻パネル5の側端部と接合される側片9h及び底片9g
を有するアルミニウム製押出形材にて形成されている。
また、雄軸9eは、この雄軸9eの外周面中間部に連な
りパネル側雌軸9fが挿入可能な隙間を設ける結合片9
dを介して、雄軸9eの外側を覆う内形断面円弧状の覆
い部9cを有する。また、覆い部9cの外方下端部に
は、ヒンジ8の接合片8a及び垂直片8bと同様の接合
片9a及び垂直片9bが連結されており、この接合片9
aによって天板と接合されている。これら接合片9a,
垂直片9b,覆い部9c,結合片9d及び雄軸9eはア
ルミニウム製押出形材にて形成されている。
【0021】また、上記パレット3と側パネル6は、図
示しないヒンジによって折畳可能に接合されている。こ
のヒンジ部は上下に持ち上げ可能に形成され、妻パネル
5を折り畳んだ状態においても容易に側パネル6を折り
畳むことができるように構成されている。
示しないヒンジによって折畳可能に接合されている。こ
のヒンジ部は上下に持ち上げ可能に形成され、妻パネル
5を折り畳んだ状態においても容易に側パネル6を折り
畳むことができるように構成されている。
【0022】上記パレット3は、図2に示すように、矩
形状のアルミニウム製形材すなわちアルミニウム製押出
形材にて形成される3種類の複数の上デッキ材10A,
10B,10C同士を複数嵌合結合してなる方形状の天
板と、この天板の下部に一定の空間を設けて上デッキ材
10と平行に配置される複数(図面では3枚の場合を示
す)の下デッキ材20と、上デッキ材10及び下デッキ
材20の長手方向端部を接合する一対の端桁材21と、
上デッキ材10及び下デッキ材21の長手方向中央部を
結合する断面I字状の中桁材22とからなる。この場
合、端桁材21、中桁材22及び下デッキ材20は、上
デッキ材10と同様に、アルミニウム製押出形材によっ
て一体的に形成されている。したがって、パレット3は
軽量で耐食性があり、またリサイクルが容易である。
形状のアルミニウム製形材すなわちアルミニウム製押出
形材にて形成される3種類の複数の上デッキ材10A,
10B,10C同士を複数嵌合結合してなる方形状の天
板と、この天板の下部に一定の空間を設けて上デッキ材
10と平行に配置される複数(図面では3枚の場合を示
す)の下デッキ材20と、上デッキ材10及び下デッキ
材20の長手方向端部を接合する一対の端桁材21と、
上デッキ材10及び下デッキ材21の長手方向中央部を
結合する断面I字状の中桁材22とからなる。この場
合、端桁材21、中桁材22及び下デッキ材20は、上
デッキ材10と同様に、アルミニウム製押出形材によっ
て一体的に形成されている。したがって、パレット3は
軽量で耐食性があり、またリサイクルが容易である。
【0023】また、上デッキ材10A〜10Cのうち、
第1の上デッキ材10Aは、パレット3の中心部と両側
端部以外に配置されるもので、図4(a)に示すよう
に、矩形板状の本体11の両側端から下方に直角に垂下
される一対の側壁片12,13と、本体11を約3等分
する2箇所から下方に垂直に垂下される補強片15とを
具備している。なお、側壁片12,13の下端には、内
方すなわち対向する側に向かって直角に延在する底部片
16が形成され、また、両補強片15の下端には、対向
する側に向かって直角に延在する底部片17が形成され
ている。
第1の上デッキ材10Aは、パレット3の中心部と両側
端部以外に配置されるもので、図4(a)に示すよう
に、矩形板状の本体11の両側端から下方に直角に垂下
される一対の側壁片12,13と、本体11を約3等分
する2箇所から下方に垂直に垂下される補強片15とを
具備している。なお、側壁片12,13の下端には、内
方すなわち対向する側に向かって直角に延在する底部片
16が形成され、また、両補強片15の下端には、対向
する側に向かって直角に延在する底部片17が形成され
ている。
【0024】上記のように形成される第1の上デッキ材
10Aの一方の側壁片12には、この上デッキ材10A
の長手方向に対して垂直方向に拡開テーパ面12aを有
する凹状部12bが形成されている。また、他方の側壁
片13には、この上デッキ材10Aの長手方向に対して
垂直方向に狭小テーパ面13aを有する凸状部13bが
形成されている。この場合、凹状部12bと凸状部13
bは隣接する上デッキ材10A〜10Cの凸状部13b
又は凹状部12bと互いに嵌合し得るように形成されて
いる。
10Aの一方の側壁片12には、この上デッキ材10A
の長手方向に対して垂直方向に拡開テーパ面12aを有
する凹状部12bが形成されている。また、他方の側壁
片13には、この上デッキ材10Aの長手方向に対して
垂直方向に狭小テーパ面13aを有する凸状部13bが
形成されている。この場合、凹状部12bと凸状部13
bは隣接する上デッキ材10A〜10Cの凸状部13b
又は凹状部12bと互いに嵌合し得るように形成されて
いる。
【0025】また、第2の上デッキ材10Bは、パレッ
ト3の中心部に配置されるもので、図4(b)に示すよ
うに、上記第1の上デッキ材10Aと同様に、矩形板状
の本体11の両側端から下方に直角に垂下される一対の
側壁片13,13と、本体11を約3等分する2箇所か
ら下方に垂直に垂下される補強片15とを具備してお
り、また、側壁片13,13と補強片15には、それぞ
れ上記底部片16,17が直角に延在されている。
ト3の中心部に配置されるもので、図4(b)に示すよ
うに、上記第1の上デッキ材10Aと同様に、矩形板状
の本体11の両側端から下方に直角に垂下される一対の
側壁片13,13と、本体11を約3等分する2箇所か
ら下方に垂直に垂下される補強片15とを具備してお
り、また、側壁片13,13と補強片15には、それぞ
れ上記底部片16,17が直角に延在されている。
【0026】上記のように形成される第2の上デッキ材
10Bの両側壁片13,13には、上記第1の上デッキ
材10Aに形成された凹状部12bに嵌合可能な狭小テ
ーパ面13aを有する凸状部13bが形成されている。
10Bの両側壁片13,13には、上記第1の上デッキ
材10Aに形成された凹状部12bに嵌合可能な狭小テ
ーパ面13aを有する凸状部13bが形成されている。
【0027】一方、第3の上デッキ材10Cは、パレッ
ト3の両側端に配置されるもので、図4(c)に示すよ
うに、上記第1,第2の上デッキ材10A,10Bと同
様に、矩形板状の本体11の両側端から下方に直角に垂
下される一対の側壁片12,14と、本体11を約3等
分する2箇所から下方に垂直に垂下される補強片15と
を具備しており、また、側壁片12,14と補強片15
には、それぞれ上記底部片16,17が直角に延在され
ている。
ト3の両側端に配置されるもので、図4(c)に示すよ
うに、上記第1,第2の上デッキ材10A,10Bと同
様に、矩形板状の本体11の両側端から下方に直角に垂
下される一対の側壁片12,14と、本体11を約3等
分する2箇所から下方に垂直に垂下される補強片15と
を具備しており、また、側壁片12,14と補強片15
には、それぞれ上記底部片16,17が直角に延在され
ている。
【0028】上記のように形成される第3の上デッキ材
10Cの一方の側壁片12には、上記第1の上デッキ材
10Aに形成された凸状部13bに嵌合可能な拡開テー
パ面12aを有する凹状部12bが形成されている。ま
た、他方の側壁片14は平坦状に形成されている。な
お、この場合、側壁片14の上部に、側壁起立片18を
起立してもよい(図4(d)参照)。このように側壁起
立片18を形成することにより、妻パネル5のヒンジ部
を外部から目隠しし搬送容器内に異物等が混入するのを
防止することができると共に、フォークリフトの爪が運
搬容器を押す場合やフォークポケット2内に挿入される
場合に、ヒンジ部を保護することができる。
10Cの一方の側壁片12には、上記第1の上デッキ材
10Aに形成された凸状部13bに嵌合可能な拡開テー
パ面12aを有する凹状部12bが形成されている。ま
た、他方の側壁片14は平坦状に形成されている。な
お、この場合、側壁片14の上部に、側壁起立片18を
起立してもよい(図4(d)参照)。このように側壁起
立片18を形成することにより、妻パネル5のヒンジ部
を外部から目隠しし搬送容器内に異物等が混入するのを
防止することができると共に、フォークリフトの爪が運
搬容器を押す場合やフォークポケット2内に挿入される
場合に、ヒンジ部を保護することができる。
【0029】上デッキ材10A,10B,10Cを上記
のように形成することにより、凹状部12bと凸状部1
3bを嵌合して複数の上デッキ材を連結することができ
るので、パレットの天板の組立が容易になると共に、サ
イズ変更が容易となる(図3参照)。
のように形成することにより、凹状部12bと凸状部1
3bを嵌合して複数の上デッキ材を連結することができ
るので、パレットの天板の組立が容易になると共に、サ
イズ変更が容易となる(図3参照)。
【0030】例えば、図2に示すように、真ん中の上デ
ッキ材10Bに、その両端に上デッキ材10Aを3枚ず
つ嵌合し、更にその両端に上デッキ材10Cを嵌合すれ
ば、パレットの天板を簡単に組み立てることができる。
また、上デッキ材10Aの枚数を変えれば、別のサイズ
のパレットも容易に組み立てることができる。
ッキ材10Bに、その両端に上デッキ材10Aを3枚ず
つ嵌合し、更にその両端に上デッキ材10Cを嵌合すれ
ば、パレットの天板を簡単に組み立てることができる。
また、上デッキ材10Aの枚数を変えれば、別のサイズ
のパレットも容易に組み立てることができる。
【0031】なお、上記パレットは嵌合構造であるため
異物の混入を確実に防止することができると共に寸法誤
差を許容することができるという効果もある。
異物の混入を確実に防止することができると共に寸法誤
差を許容することができるという効果もある。
【0032】また、図5(c),(d)に示すように、
天板のフォーク挿入側端部に位置する上デッキ材10
C,10Dの側壁片14は、肉厚部14bを設けて肉厚
に形成する方が好ましい。
天板のフォーク挿入側端部に位置する上デッキ材10
C,10Dの側壁片14は、肉厚部14bを設けて肉厚
に形成する方が好ましい。
【0033】このようにすることにより、上デッキ材1
0C,10Dの側壁片14を補強することができるの
で、例えば搬送容器をトラックの荷台に載せた後、容器
全体をフォークリフトの爪で押す場合に、上デッキ材1
0C,10Dが砕けたり変形したりするのを防止するこ
とができる。
0C,10Dの側壁片14を補強することができるの
で、例えば搬送容器をトラックの荷台に載せた後、容器
全体をフォークリフトの爪で押す場合に、上デッキ材1
0C,10Dが砕けたり変形したりするのを防止するこ
とができる。
【0034】なお、図5(a),(b)に示すように、
上記肉厚部14bを設ける代わりに、側壁片14は、内
側に向かって隆起する補強用リブ14aを設けることも
できる。この場合、補強用リブ14aは2個設けられて
いるが、1個あるいは3個以上設けるようにしてもよ
い。このようにすることにより、重量の増加を最小限に
して、上デッキ材10C,10Dの砕け及び破損を防止
することができる。
上記肉厚部14bを設ける代わりに、側壁片14は、内
側に向かって隆起する補強用リブ14aを設けることも
できる。この場合、補強用リブ14aは2個設けられて
いるが、1個あるいは3個以上設けるようにしてもよ
い。このようにすることにより、重量の増加を最小限に
して、上デッキ材10C,10Dの砕け及び破損を防止
することができる。
【0035】また、図6(a),(b)に示すように、
側壁片14の外側面に、緩衝部材14cを沿設すること
も可能である。この場合は、フォークリフトの爪と上デ
ッキ材10C,10Dとの衝突による衝撃を緩和するこ
とにより、上デッキ材10C,10Dが砕けたり変形を
したりするのを防止することができる。
側壁片14の外側面に、緩衝部材14cを沿設すること
も可能である。この場合は、フォークリフトの爪と上デ
ッキ材10C,10Dとの衝突による衝撃を緩和するこ
とにより、上デッキ材10C,10Dが砕けたり変形を
したりするのを防止することができる。
【0036】なお、図5及び図6に破線で示すように、
側壁起立片18の内側に補強用リブ14aを設けたり、
側壁起立片18に肉厚部14bを設けて側壁起立片18
を肉厚に形成したり、あるいは側壁起立片18の外側面
まで緩衝部材14cを沿設するようにすれば、更に、上
デッキ材10C,10Dを堅牢にすることができる。
側壁起立片18の内側に補強用リブ14aを設けたり、
側壁起立片18に肉厚部14bを設けて側壁起立片18
を肉厚に形成したり、あるいは側壁起立片18の外側面
まで緩衝部材14cを沿設するようにすれば、更に、上
デッキ材10C,10Dを堅牢にすることができる。
【0037】また、補強用リブ14a、あるいは肉厚部
14bを有する上デッキ材10C,10Dに更に緩衝部
材14cを設けることも可能である。
14bを有する上デッキ材10C,10Dに更に緩衝部
材14cを設けることも可能である。
【0038】上記下デッキ材20は、図9に示すよう
に、搬送容器の接地面に設けられるものであり、接地部
分が耐摩耗性のある保護部材にて形成されている。この
ように形成する理由は、自動倉庫などにおいて搬送容器
をローラコンベヤ上で搬送する場合、搬送容器の接地部
分すなわちローラコンベヤとの接触部分が摩耗してしま
うのを防止し、メンテナンスの必要をなくすためであ
る。
に、搬送容器の接地面に設けられるものであり、接地部
分が耐摩耗性のある保護部材にて形成されている。この
ように形成する理由は、自動倉庫などにおいて搬送容器
をローラコンベヤ上で搬送する場合、搬送容器の接地部
分すなわちローラコンベヤとの接触部分が摩耗してしま
うのを防止し、メンテナンスの必要をなくすためであ
る。
【0039】下デッキ材20の形状は、少なくとも接地
部分を耐摩耗性のある保護部材にて形成するものであれ
ばどのようなものでもよいが、好ましくは、図10
(a)〜(d)に示すような構造の下デッキ材20A〜
20Dとする方がよい。
部分を耐摩耗性のある保護部材にて形成するものであれ
ばどのようなものでもよいが、好ましくは、図10
(a)〜(d)に示すような構造の下デッキ材20A〜
20Dとする方がよい。
【0040】下デッキ材20Aは、図10(a)に示す
ように、例えばプラスチックと植物繊維の複合材からな
る断面が矩形状の樹脂ウッド製保護部材200にて形成
されている。
ように、例えばプラスチックと植物繊維の複合材からな
る断面が矩形状の樹脂ウッド製保護部材200にて形成
されている。
【0041】下デッキ材20Bは、図10(b)に示す
ように、断面矩形状のステンレス製中空保護部材201
と、矩形板状の基部202aの両側端から接地面側に垂
下される断面方形状の中空部202bを有するアルミ製
押出形材よりなる本体202とを具備し、保護部材20
1と本体202の矩形板状部202aの中央部とを例え
ばリベット203により接合してなる。
ように、断面矩形状のステンレス製中空保護部材201
と、矩形板状の基部202aの両側端から接地面側に垂
下される断面方形状の中空部202bを有するアルミ製
押出形材よりなる本体202とを具備し、保護部材20
1と本体202の矩形板状部202aの中央部とを例え
ばリベット203により接合してなる。
【0042】下デッキ材20Cは、図10(c)に示す
ように、矩形板状の接地部204aとその両端から直角
に折曲される雄片204bよりなる断面略コ字状のステ
ンレス製保護部材204と、断面矩形状の補強部205
aの長手方向側辺に、雄片204bが挿入可能な凹溝を
設けた雌部205bを有するアルミ製押出形材よりなる
本体205とを具備し、保護部材204の雄片204b
を、本体205の雌部205bの凹溝内に挿入して接地
部204aの下面と補強部205aの上面とを当接さ
せ、雄片204bと雌部205bとを例えばリベット2
06により接合してなる。
ように、矩形板状の接地部204aとその両端から直角
に折曲される雄片204bよりなる断面略コ字状のステ
ンレス製保護部材204と、断面矩形状の補強部205
aの長手方向側辺に、雄片204bが挿入可能な凹溝を
設けた雌部205bを有するアルミ製押出形材よりなる
本体205とを具備し、保護部材204の雄片204b
を、本体205の雌部205bの凹溝内に挿入して接地
部204aの下面と補強部205aの上面とを当接さ
せ、雄片204bと雌部205bとを例えばリベット2
06により接合してなる。
【0043】下デッキ材20Dは、図10(d)に示す
ように、矩形板状の接地部207aとその両端から直角
に折曲される側壁片207bと側壁片207bの下端部
から内方すなわち対向する側に向かって直角に延在する
雄片207cを有するステンレス製保護部材207と、
矩形板状の基部208aの中央に接地面側に隆起する断
面方形状の補強部208bと、この基部208aの両端
に雄片207cが挿入可能な凹溝を設けた雌部208c
を有するアルミ製押出形材よりなる本体208とを具備
し、保護部材207の雄片207cを、本体208の雌
部208cの凹溝内に挿入して接地部207aの下面と
補強部208bの上面とを当接させ、接地部207aと
補強部208bとを例えばリベット209により接合し
てなる。
ように、矩形板状の接地部207aとその両端から直角
に折曲される側壁片207bと側壁片207bの下端部
から内方すなわち対向する側に向かって直角に延在する
雄片207cを有するステンレス製保護部材207と、
矩形板状の基部208aの中央に接地面側に隆起する断
面方形状の補強部208bと、この基部208aの両端
に雄片207cが挿入可能な凹溝を設けた雌部208c
を有するアルミ製押出形材よりなる本体208とを具備
し、保護部材207の雄片207cを、本体208の雌
部208cの凹溝内に挿入して接地部207aの下面と
補強部208bの上面とを当接させ、接地部207aと
補強部208bとを例えばリベット209により接合し
てなる。
【0044】なお、上記下デッキ材20B〜20Dにお
いては、保護部材と本体をリベットによって接合する場
合について説明したが、このようなものに限られるもの
ではなく、例えばビス等により保護部材と本体を接合す
るようにしてもよい。
いては、保護部材と本体をリベットによって接合する場
合について説明したが、このようなものに限られるもの
ではなく、例えばビス等により保護部材と本体を接合す
るようにしてもよい。
【0045】また、上記下デッキ材20は、耐摩耗性を
有しない材料で形成することもできる。その場合は、断
面が上方に向かって狭小テーパ面20aを有する台形状
に形成する方が好ましい。このように形成する理由は、
フォークリフトの爪が下デッキ材20に接触しても、テ
ーパ面4aで受け流すことにより変形を防止するためで
ある。勿論、耐摩耗性を有する下デッキ材20A〜20
Dにも同様に狭小テーパ面20を形成する方が好まし
い。
有しない材料で形成することもできる。その場合は、断
面が上方に向かって狭小テーパ面20aを有する台形状
に形成する方が好ましい。このように形成する理由は、
フォークリフトの爪が下デッキ材20に接触しても、テ
ーパ面4aで受け流すことにより変形を防止するためで
ある。勿論、耐摩耗性を有する下デッキ材20A〜20
Dにも同様に狭小テーパ面20を形成する方が好まし
い。
【0046】なお、上記実施形態では、搬送容器本体1
の内部に内袋4を有する搬送容器について説明したが、
勿論内袋4を具備しない通常のコンテナ型搬送容器にも
適用できるものである。
の内部に内袋4を有する搬送容器について説明したが、
勿論内袋4を具備しない通常のコンテナ型搬送容器にも
適用できるものである。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の搬送
容器は、上記のように構成されているので、以下のよう
な効果が得られる。
容器は、上記のように構成されているので、以下のよう
な効果が得られる。
【0048】1)請求項1記載の発明によれば、容器本
体の底部は、複数のアルミニウム製形材同士を嵌合結合
してなる天板を具備するので、製作し易く、軽量で耐食
性に富みかつリサイクルを便利にすることができる。
体の底部は、複数のアルミニウム製形材同士を嵌合結合
してなる天板を具備するので、製作し易く、軽量で耐食
性に富みかつリサイクルを便利にすることができる。
【0049】2)請求項2記載の発明によれば、形材
は、長手方向側面の少なくとも一方に長手方向に対して
垂直方向に凹状部あるいは凸状部を有し、凹状部と凸状
部の嵌合により複数の形材を連結可能に形成するので、
搬送容器の組立を更に容易にすることができる。
は、長手方向側面の少なくとも一方に長手方向に対して
垂直方向に凹状部あるいは凸状部を有し、凹状部と凸状
部の嵌合により複数の形材を連結可能に形成するので、
搬送容器の組立を更に容易にすることができる。
【0050】3)請求項3,4記載の発明によれば、天
板のフォーク挿入側端部に位置する形材の長手方向側面
は、肉厚に形成するか、または内側に補強用リブを設け
るので、フォークリフトの爪による変形を防止すること
ができる。
板のフォーク挿入側端部に位置する形材の長手方向側面
は、肉厚に形成するか、または内側に補強用リブを設け
るので、フォークリフトの爪による変形を防止すること
ができる。
【0051】4)請求項5記載の発明によれば、天板の
フォーク挿入側端部に位置する形材の外側面に、緩衝部
材を沿設するので、フォークリフトの爪との接触による
衝撃を吸収することができ、更に確実に変形を防止する
ことができる。
フォーク挿入側端部に位置する形材の外側面に、緩衝部
材を沿設するので、フォークリフトの爪との接触による
衝撃を吸収することができ、更に確実に変形を防止する
ことができる。
【0052】5)請求項6記載の発明によれば、搬送容
器の接地部分に、耐摩耗性を有する保護部材を設けるの
で、ローラコンベヤ上を搬送しても摩耗しにくく、メン
テナンスの必要をなくすことができる。
器の接地部分に、耐摩耗性を有する保護部材を設けるの
で、ローラコンベヤ上を搬送しても摩耗しにくく、メン
テナンスの必要をなくすことができる。
【図1】この発明に係る搬送容器の一例を示す概略斜視
図である。
図である。
【図2】この発明におけるパレットの概略斜視図(a)
及び(a)のI部の拡大断面斜視図(b)である。
及び(a)のI部の拡大断面斜視図(b)である。
【図3】この発明における上デッキ材を複数嵌合した状
態を示す断面図(a)及び上デッキ材の嵌合状態を示す
要部断面図(b)である。
態を示す断面図(a)及び上デッキ材の嵌合状態を示す
要部断面図(b)である。
【図4】この発明における凹状の側壁片と凸状の側壁片
を有する上デッキ材の断面図(a)、凸状の側壁片を両
端に有する上デッキ材の断面図(b)、凹状の側壁片と
平坦な側壁片を有する上デッキ材の断面図(c)及び凹
状の側壁片と平坦な側壁片及び側壁起立片を有する上デ
ッキ材の断面図(b)である。
を有する上デッキ材の断面図(a)、凸状の側壁片を両
端に有する上デッキ材の断面図(b)、凹状の側壁片と
平坦な側壁片を有する上デッキ材の断面図(c)及び凹
状の側壁片と平坦な側壁片及び側壁起立片を有する上デ
ッキ材の断面図(b)である。
【図5】この発明における補強用リブを設けた上デッキ
材の要部断面図(a)、補強用リブを設けた他の上デッ
キ材の要部断面図(b)、側壁片を肉厚にした上デッキ
材の要部断面図(c)及び側壁片を肉厚にした他の上デ
ッキ材の要部断面図(d)である。
材の要部断面図(a)、補強用リブを設けた他の上デッ
キ材の要部断面図(b)、側壁片を肉厚にした上デッキ
材の要部断面図(c)及び側壁片を肉厚にした他の上デ
ッキ材の要部断面図(d)である。
【図6】この発明における緩衝部材を設けた上デッキ材
の要部断面図(a)及び緩衝部材を設けた他の上デッキ
材の要部断面図(b)である。
の要部断面図(a)及び緩衝部材を設けた他の上デッキ
材の要部断面図(b)である。
【図7】この発明におけるヒンジ部を示す概略斜視図で
ある。
ある。
【図8】この発明における他のヒンジ部を示す概略断面
図である。
図である。
【図9】この発明におけるパレットの概略裏面斜視図で
ある。
ある。
【図10】この発明における樹脂ウッド製下デッキ材の
断面図(a)、接地部にステンレス製保護部材を用いた
下デッキ材の断面図(b)、接地部にステンレス製保護
部材を用いた他の下デッキ材の断面図(c)及び接地部
にステンレス製保護部材を用いた他の下デッキ材の断面
図(d)である。
断面図(a)、接地部にステンレス製保護部材を用いた
下デッキ材の断面図(b)、接地部にステンレス製保護
部材を用いた他の下デッキ材の断面図(c)及び接地部
にステンレス製保護部材を用いた他の下デッキ材の断面
図(d)である。
【図11】従来の搬送容器の概略斜視図である。
1 搬送容器本体 2 フォークポケット(フォーク挿入用空間) 10A〜10D 上デッキ材(形材) 12b 凹状部 13b 凸状部 14a 補強用リブ 14b 肉厚 14c 緩衝部材 200,201,204,207 保護部材
Claims (6)
- 【請求項1】 被搬送体を収容する容器本体の底部にフ
ォーク挿入用空間を具備する搬送容器において、 上記容器本体の底部は、複数のアルミニウム製形材同士
を嵌合結合してなる天板を具備することを特徴とする搬
送容器。 - 【請求項2】 上記形材は、長手方向側面の少なくとも
一方に長手方向に対して垂直方向に凹状部あるいは凸状
部を有し、上記凹状部と凸状部の嵌合により複数の形材
を連結可能に形成したことを特徴とする請求項1記載の
搬送容器。 - 【請求項3】 上記天板のフォーク挿入側端部に位置す
る形材の長手方向側面は、肉厚に形成されることを特徴
とする請求項1又は2記載の搬送容器。 - 【請求項4】 上記天板のフォーク挿入側端部に位置す
る形材の長手方向側面は、内側に補強用リブを設けたこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の搬送容器。 - 【請求項5】 上記天板のフォーク挿入側端部に位置す
る形材の外側面に、緩衝部材を沿設してなることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載の搬送容器。 - 【請求項6】 搬送容器の接地部分に、耐摩耗性を有す
る保護部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし5
のいずれかに記載の搬送容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230669A JP2002037255A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 搬送容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230669A JP2002037255A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 搬送容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002037255A true JP2002037255A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18723599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000230669A Withdrawn JP2002037255A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 搬送容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002037255A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014133975A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | San Rail:Kk | パーティションの取付構造 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000230669A patent/JP2002037255A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014133975A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | San Rail:Kk | パーティションの取付構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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