JP2002036339A - モール材接着システム - Google Patents

モール材接着システム

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JP2002036339A
JP2002036339A JP2000220280A JP2000220280A JP2002036339A JP 2002036339 A JP2002036339 A JP 2002036339A JP 2000220280 A JP2000220280 A JP 2000220280A JP 2000220280 A JP2000220280 A JP 2000220280A JP 2002036339 A JP2002036339 A JP 2002036339A
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    • B29C48/92Measuring, controlling or regulating
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス材へのモール材の接着を効果的に行
う。 【解決手段】 ガラス材14を6軸ロボット10によっ
て移動させ、ここに押し出し機30からのモール材を接
着する。そして、6軸ロボット10および押し出し機3
0のサーボモータ36およびロータリ口金42の回転を
ロボットコントローラ20によって、1つのロボットの
制御軸として制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスなどの基板
材の周辺にモール材を接着するモール材接着システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のウインドシールドガ
ラスやリアガラスなどの周辺部には、モールが形成さ
れ、このモールを介してこれらガラスが車体に取り付け
られる。従って、車体に組み付けられる前に予めモール
材をガラスの周辺部に接着しておく必要がある。
【0003】このモール材は弾性を有する樹脂材料から
なり、押し出し機から加熱された状態で押し出されてく
る。一方、ガラス材の周辺部には接着剤が予め塗布さ
れ、この接着剤が塗布されたガラス材を6軸ロボットが
吸着ハンドなどを利用して持ち、押し出し機のモール材
出口の前を所定速度で移動させる。これによって、ガラ
ス材の接着剤上に加熱されたモール剤が順次接触され、
接着剤がモール材の熱によって反応しモール材がガラス
材の周辺部に順次接着される。
【0004】ところが、ガラス材は、通常円形ではな
く、コーナー部分が存在する。6軸ロボットでガラス材
を移動させると、その移動速度は、コーナー部でその曲
率に応じて遅くなる。これは、曲率が小さくなると、そ
れに応じて一定距離の移動を行うために必要な軸の移動
量が大きくなるからである。このため、ロボットによる
ガラス移動速度を遅くするとともに、押し出し機からの
モール材の押し出し速度も小さくしなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常6軸ロボットに
は、汎用ロボットが利用され、その汎用ロボットの制御
には、対応したロボットコントローラが利用されてい
る。一方、押し出し機の制御のためには、押し出し機制
御盤を用意し、この押し出し機制御盤でモール材の押し
出し量を制御している。そこで、上述のような制御を行
うためには、ロボットコントローラと押し出し機制御盤
との間で通信を行い、直線部及びコーナー部におけるガ
ラスの移動及びモール押し出し速度の制御を調整する必
要があった。
【0006】しかし、このように独立した制御部を利用
して制御を行うと、両者のマッチングが難しく、適切な
調整を行うのに時間がかかるという問題があった。特
に、他の制御部からの信号に基づいて行う制御について
は、基本的にフィードバック制御を行うことができない
ので調整が難しい。さらに、他品種少量生産の場合、ガ
ラス材の形状が変わるたびに調整をやり直さなければな
らず、そのための作業量が大きな負担になっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、周辺部に接着
剤が塗布された基板材を持ち、基板材を3次元空間にお
いて任意方向に移動させる多軸ロボットと、モール材を
前記基板材の接着剤に向けて所定速度で押し出す押し出
し機と、を含み、前記多軸ロボットにより基板材を移動
しながら、前記押し出し機からモール材を押し出すこと
によって基板材の周辺部にモール材を接着するモール材
接着システムにおいて、前記多軸ロボットの各軸に加
え、押し出し機のモール材押し出し用モータをコントロ
ール対象のロボットの制御軸として、各制御軸について
の制御信号を出力して、基板材の移動及び押し出し機か
らのモール材の押し出しを制御するロボットコントロー
ラを有することを特徴とする。
【0008】このように、本発明によれば、多軸(例え
ば6軸)ロボットと押し出し機をロボットコントローラ
による制御軸として同時制御する。従って、作業を1つ
のロボットコントロールプログラムで管理構成できる。
そこで、フレキシブルに生産ができ、その生産全体を1
つのロボットコントローラによって集中管理できる。ま
た、押し出し機のモール材押し出し量もロボットコント
ローラの1つの軸として制御するため、レスポンスのよ
りフィードバック制御が保証され、正確な制御を行うこ
とができる。
【0009】また、前記押し出し機は、モール材の出口
を複数有するとともに、この切り替え機構を有し、前記
ロボットコントローラは、この切り替え機構もコントロ
ール対象のロボットの制御軸として制御することが好適
である。
【0010】これによって、ロボットコントローラのプ
ログラムに出口(口金)の変更を組み込むことで、出口
の変更を自動的に何度でも行うことができ、他品種少量
生産に適切に対応することができる。
【0011】また、前記押し出し機は、押し出し機出口
側から原料投入側への返送機構を有することが好適であ
る。これによって、モール材を接着しないタイミングに
おけるモール材を返納することができ、モール材を垂れ
流しにすることがなく、原料の無駄遣いをなくすことが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0013】図1は、本実施形態に係るモール材接着シ
ステムの構成を示す図である。汎用の6軸ロボット10
はハンド12を有し、このハンド12でガラス材14を
持つ。本例では、ハンド12の先端には複数の吸着部1
6が設けられており、この吸着部16内を真空ポンプ
(図示せず)が電磁バルブ18を介し接続されている。
そして、吸着部16内を減圧することで、ガラス材14
を吸着し、この状態でロボット10の6軸のモータを駆
動することでガラス材14が任意の方向に移動される。
なお、ガラス材14は、自動車のフロント(ウィンドシ
ールド)ガラスやリアウィンドウガラスである。
【0014】この6軸ロボット10には、ロボットコン
トローラ20が接続されている。そして、このロボット
コントローラ20が6軸ロボット10に制御信号を供給
し、各軸のモータの駆動を制御して6軸ロボット10の
全体動作を制御する。これによって、ガラス材14の移
動が制御される。また、電磁バルブ18もロボットコン
トローラ20からの制御信号により制御され、ロボット
コントローラ20によりハンド12によるガラス材14
の着脱が制御される。
【0015】一方、押し出し機30は、原材料の入口3
2を有しており、ここからモール材の原料が投入され
る。この入口32の下方には、スクリューコンベアタイ
プの押し出し機本体34が設けられており、内部のスク
リューがアブソリュートエンコーダ付きのサーボモータ
36によって駆動されるようになっている。押し出し機
本体34の出口には、出口パイプ38を介し口金基部4
0が接続され、この口金基部40にロータリ口金42が
回転可能に取り付けられている。このロータリ口金42
は、アブソリュートエンコーダ付きのサーボモータ44
により回転される。
【0016】ここで、ロータリ口金42は、図2に示す
ように、4つの口金42A,42B,42C,42Dを
有している。そして、口金基部40のモール出口に接続
された1つの口金42Aからモール材が押し出される。
この例では、上に位置する口金からモール材が押し出さ
れる。
【0017】また、出口パイプ38の中間には、モール
材の出力方向を切り替える切り替えバルブ46が設けら
れ、この切り替えバルブ46にはリターンパイプ48の
一端が接続されている。このリターンパイプ48の他端
は、原材料の入口32に接続されており、切り替えバル
ブ46を切り替えることによって、押し出し機本体34
から出力されるモール材は、リターンパイプ48を介し
入口に戻される。
【0018】そこで、サーボモータ36を所定速度で駆
動することによって、押し出し機本体34内のモール材
がロータリ口金42の4つの口金42A,42B,42
C,42Dのうちの1つから押し出される。そして、こ
の押し出し機30の2つのアブソリュートエンコーダ付
きのサーボモータ36,44がロボットコントローラ2
0によってコントロールされる。
【0019】特に、本例では、ロボットコントローラ2
0が2つのサーボモータ44,36を制御対象となるロ
ボットの7軸、8軸としてコントロールする。すなわ
ち、ロボットコントローラ20は、8つの制御軸を有し
ており、そのうちの1〜6軸を6軸ロボットの各軸に割
付け、7軸、8軸を押し出し機30のサーボモータ3
6,44に割り付ける。従って、ロボットコントローラ
20は、6軸ロボット10によるガラス材14の移動
と、押し出し機30によモールの押し出し速度およびモ
ール押し出し口金の切り替えを1つのロボットの動作と
して制御することができる。
【0020】なお、押し出し機本体34は、ヒータ(図
示せず)を有しており、これによって内部が所定温度に
加熱される。なお、温度計(図示せず)からの検出結果
がロボットコントローラ20に供給され、ロボットコン
トローラ20がヒータを制御することで温度をコントロ
ールする。
【0021】本例のシステムでは、自動車のフロントガ
ラスやリアガラスの周辺へのモール材の接着を行う。ガ
ラス14は、ほぼ四角形で、丸くなった四隅のコーナー
部分を有している。そして、ガラスの周辺部分には、接
着剤が予め塗布されている。
【0022】ロボットコントローラ20は、電磁バルブ
18をオンにするとともに、6軸ロボットの各軸を制御
して、ガラス材14に吸着部16を吸着させてハンド1
2に対し、所定の位置で吸着保持する。そして、6軸ロ
ボット10がガラス材14の周辺の接着剤が塗布されて
いる場所を押し出し機30のロータリ口金42の上に持
ってくる。
【0023】押し出し機30は、切り替えバルブ46に
よってリターンパイプ48を介しモール材を循環するよ
うにして準備しており、切り替えバルブ46をロータリ
口金42側に切り替えることによって、上に位置する口
金からモール材が押し出され、これがガラス材14の周
辺部に接触される。このとき、ガラス材14は押し出し
機30からのモール材の押し出し速度にあわせて、移動
制御されており、モール材の熱によって接着剤が反応
し、モール材がガラス材14の周辺部分に順次接着され
ていく。
【0024】図3にこの状態が示されており、ガラス材
14の移動にあわせてモール材が供給されモール材がガ
ラス材14に接着されていく。
【0025】ここで、ガラス材14の移動速度は、図4
に示すように、コーナー部分において速度が小さくなる
ように制御する。ロボットコントローラ20は、6軸ロ
ボット10の6軸を制御して、このような速度での移動
を制御する。なお、この制御は各モータをフィードバッ
ク制御するため、正確なコントロールが行われる。さら
に、押し出し機30のサーボモータ36が、ロボットコ
ントローラ20の8軸として同時制御されるため、押し
出し機30からのモール材の押し出し量もガラス材14
の移動速度にあわせて自動的にコントロールされる。ま
た、これら制御はすべて1つのロボットコントローラ2
0がロボットの各軸の制御として行っており、全制御が
実際の駆動にあわせてフィードバック制御される。従っ
て、6軸ロボット10と押し出し機30の動作を調整す
ることが容易になる。
【0026】さらに、ガラス材14として、異なるタイ
プのものについてモールの接着を行う場合には、モール
の形が異なるため口金の形状を変更する必要がある。本
例では、ロボットコントローラ20がサーボモータ44
を制御して、ロータリ口金42を回転して口金42A,
42B,42C,42Dの変更を行う。従って、ロボッ
トコントローラ20のプログラムの中で、口金の変更も
自動的に行うことができる。従って、1サイクルの製造
工程の中でも何回でも口金を変更することができる。ま
た、異なるガラス材14の移動速度、押し出し機30に
よるモール材の押し出し速度などもロボットコントロー
ラ20によって行えるため、他品種少量生産にも対応し
て、好適なモール材の接着を行うことができる。
【0027】なお、ガラス材14の大きさ形状などにつ
いての情報は、外部信号としてロボットコントローラ2
0に供給され、ロボットコントローラ20は、この外部
信号に応じて、対応する動作プログラムを読み出し、実
行する。
【0028】以上のように、本実施形態によれば、6軸
ロボット10と押し出し機30をロボットコントローラ
20による8軸同時制御により制御する。従って、製造
工程を1つのロボットコントロールプログラムで管理構
成できる。そこで、フレキシブルに生産ができ、その生
産全体を1つのロボットコントローラ20によって集中
管理できる。なお、図1に示すように、ロボットコント
ローラ20にティーチペンダント50を接続することに
よって、このティーチペンダント50を用いて管理する
ことも可能である。
【0029】また、押し出し機30のサーボモータ4
4,36もロボットコントローラ20の7,8軸として
制御したため、レスポンスのよいフィードバック制御が
保証され、正確な制御を行うことができる。
【0030】ロータリ口金42による口金の変更をロボ
ットコントローラ20により行えるため、プログラミン
グに口金の変更を組み込むことで、口金の変更を自動的
に何度でも行うことができ、他品種少量生産に適切に対
応することができる。
【0031】また、切り替えバルブ46によって、押し
出し機30からのモール材を入口32に循環することが
できるため、モールを接着しないタイミングにおけるモ
ール材を垂れ流しにすることがなく、原料の無駄遣いを
なくすことができる。
【0032】図5は、本システムの制御系について示し
たものであり、ロボットコントローラの制御軸8軸に
は、6軸ロボット10の6軸と、ロータリ口金42を駆
動するサーボモータ44と、押し出し機30の押し出し
用サーボモータ36が割り付けられている。従って、ロ
ボット制御プログラムによって、これら8軸が制御対象
のロボットとして制御される。また、ロボットコントロ
ーラ20の汎用入出力には、切り替えバルブ46と、電
磁バルブ18が接続されており、これらバルブの切り替
え制御がロボットコントローラ20によって行われる。
【0033】また、ロボットコントローラ20には、テ
ィーチペンダント50とパソコン52が接続され、これ
らによってプログラムのロードや変更およびプログラム
の実行の制御が行われる。なお、この例では、ロボット
コントローラ20とパソコン52との接続はシリアルバ
スであるRS232Cを用いて行っている。
【0034】図6は、集中管理システムの構成を示した
ものである。上述のように、本実施形態においては、1
つのロボットコントローラ20によって、モール材接着
作業のすべてをコントロールする。従って、1つのパソ
コン52で、作業全体を制御することができる。このた
め、このパソコン52を一般電話回線、携帯電話回線、
衛星通信回線などで他のパソコン58に接続すれば、そ
の他のパソコンで、集中管理が可能である。これによっ
て、リモートコントロールによる集中管理が可能にな
る。
【0035】すなわち、パソコン52にモデム54を電
話機56を介し一般電話回線に接続することで、他の電
話機56、モデム54を介し接続された他のパソコン5
8との接続が行え、パソコン58によって、ロボットコ
ントローラ20を介しモール接続作業をコントロールす
ることができる。
【0036】また、電話機56に代えて携帯電話機60
を利用すれば、携帯電話回線を用いて、通信が行える。
さらに、衛星通信端末62を利用することもできる。こ
のように、工場の中の作業の制御を1つのパソコン52
を利用して制御するようにしておけば、そのパソコン5
2に対し、各種通信手段を利用して、他のパソコン58
を接続することで、通信を利用したリモートコントロー
ルが行える。従って、複数の工場にパソコン52を設置
しこのパソコンによって各種作業を管理するようにし、
このパソコン52を通信回線で、集中管理を行う場所の
パソコン58に接続することで、パソコン58により全
工場の作業を集中管理することができる。
【0037】さらに、図7に示すように、パソコン5
2,58間をプロバイダー64を経由したインターネッ
トで接続することもできる。これによって、任意のパソ
コン52について、容易に他のパソコン58に接続する
ことができる。さらに、図7においては、監視カメラ7
0をパソコン52に接続している。これによって、この
監視カメラ70からの映像をインターネットを通じ、伝
送することで、システムの動作状態の監視も行える。異
常発生時において、その処置も可能となる。これによっ
て、メイン工場にデータを集中しておき、ここから無人
工場を管理して作業を行わせることも可能になる。な
お、通信方法は上述のような各種のものが利用可能であ
る。
【0038】また、図8に示すように、1つの工場を集
中管理を行う有人のメイン工場として、他の複数の工場
を管理される無人のサブ工場とすることが好適である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多軸(例えば6軸)ロボットと押し出し機をロボットコ
ントローラによる制御軸として同時制御する。従って、
作業を1つのロボットコントロールプログラムで管理構
成できる。そこで、フレキシブルに生産ができ、その生
産全体を1つのロボットコントローラによって集中管理
できる。また、押し出し機のモール材押し出し量もロボ
ットコントローラ20の1つの軸として制御するため、
レスポンスのよいフィードバック制御が保証され、正確
な制御を行うことができる。
【0040】また、前記押し出し機は、モール材の出口
を複数有するとともに、この切り替え機構を有し、前記
ロボットコントローラは、この切り替え機構もコントロ
ール対象のロボットの制御軸として制御することで、ロ
ボットコントローラのプログラムに出口(口金)の変更
を組み込むことで、出口の変更を自動的に何度でも行う
ことができ、他品種少量生産に適切に対応することがで
きる。
【0041】また、前記押し出し機は、押し出し機出口
側から原料投入側への返送機構を有することで、モール
材を接着しないタイミングにおけるモール材を返納する
ことができ、モール材を垂れ流しにすることがなく、原
料の無駄遣いをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体システムの構成を示す図である。
【図2】 ロータリ口金の構成を示す図である。
【図3】 モール材の接着状態を示す図である。
【図4】 ガラス材の移動速度を示す図である。
【図5】 制御系の構成を示す図である。
【図6】 リモートコントロールの構成を示す図であ
る。
【図7】 インターネットを利用する場合の構成例を示
す図である。
【図8】 複数工場の制御についての構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 6軸ロボット、12 ハンド、14 ガラス材、
16 吸着部、18電磁バルブ、20 ロボットコント
ローラ、30 押し出し機、32 入口、34 押し出
し機本体、36,44 サーボモータ、38 出口パイ
プ、40 口金基部、42 ロータリ口金、46 切り
替えバルブ、48 リターンパイプ、50 ティーチペ
ンダント、52,58 パソコン、54 モデム、56
電話機、60 携帯電話機、62 衛星通信端末、6
4 プロバイダー、70 カメラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:30 B29L 31:30 Fターム(参考) 3D023 AA01 AB01 AC11 AC15 AD27 4F207 AA50 AD04 AD08 AG03 AH23 AM19 AR07 AR08 KA01 KA17 KB11 KJ05 KJ06 KK84 KL64 KM15 KM16 KM30 KW45 4F211 AA50 AD04 AD08 AG03 AH23 AM19 AR07 AR08 TA03 TC03 TD11 TJ09 TJ11 TJ15 TJ29 TJ32 TN43 TN60 TQ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺部に接着剤が塗布された基板材を持
    ち、基板材を3次元空間において任意方向に移動させる
    多軸ロボットと、 モール材を前記基板材の接着剤に向けて所定速度で押し
    出す押し出し機と、 を含み、 前記多軸ロボットにより基板材を移動しながら、前記押
    し出し機からモール材を押し出すことによって基板材の
    周辺部にモール材を接着するモール材接着システムにお
    いて、 前記多軸ロボットの各軸に加え、押し出し機のモール材
    押し出し用モータをコントロール対象のロボットの制御
    軸として、各制御軸についての制御信号を出力して、基
    板材の移動及び押し出し機からのモール材の押し出しを
    制御するロボットコントローラを有することを特徴とす
    るモール材接着システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 前記押し出し機は、モール材の出口を複数有するととも
    に、この切り替え機構を有し、 前記ロボットコントローラは、この切り替え機構もコン
    トロール対象のロボットの制御軸として制御することを
    特徴とするモール材接着システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のシステムにお
    いて、 前記押し出し機は、押し出し機出口側から原料投入側へ
    の返送機構を有することを特徴とするモール材接着シス
    テム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018073084A1 (de) * 2016-10-18 2018-04-26 Reifenhäuser GmbH & Co. KG Maschinenfabrik Kunststoff-extrusionsanlage mit mobiler nutzerschnittstelle und verfahren zum betrieb dieser kunststoff-extrusionsanlage

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WO2018073084A1 (de) * 2016-10-18 2018-04-26 Reifenhäuser GmbH & Co. KG Maschinenfabrik Kunststoff-extrusionsanlage mit mobiler nutzerschnittstelle und verfahren zum betrieb dieser kunststoff-extrusionsanlage

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