JP2002035608A - 陽イオン交換樹脂の再生方法及び軟水化装置 - Google Patents

陽イオン交換樹脂の再生方法及び軟水化装置

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JP2002035608A
JP2002035608A JP2000227619A JP2000227619A JP2002035608A JP 2002035608 A JP2002035608 A JP 2002035608A JP 2000227619 A JP2000227619 A JP 2000227619A JP 2000227619 A JP2000227619 A JP 2000227619A JP 2002035608 A JP2002035608 A JP 2002035608A
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salt
exchange resin
cation exchange
tank
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JP2000227619A
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Yashio Suzuki
弥志雄 鈴木
Makoto Okada
誠 岡田
Shinya Fujie
真也 藤江
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟水化装置及び軟水化装置の陽イオン交換樹
脂の再生方法を提供する。 【解決手段】 所定量,所定濃度の塩水を、陽イオン交
換樹脂5に対して複数回供給する陽イオン交換樹脂の再
生方法であり、所定量,所定濃度の塩水は、高濃度の塩
水を所定量製造し、この高濃度の塩水を希釈することに
よって所定量,所定濃度とするものである。硬水を軟水
化するための陽イオン交換樹脂5を内装した軟水化タン
ク7と、再生用の塩9を内装した塩タンク11とを備
え、塩タンク11は、塩9を貯留するバスケット19を
着脱可能に備え、かつ塩タンク11の底部に、塩タンク
内に設置したときの前記バスケット19の底部より高く
なるように立設したパイプ状の出口部材21を設け、こ
の出口部材21から適宜に離隔して当該出口部材21の
上部及び周囲を覆う筒状の蓋部材23を備えた構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬水を軟水化する
ための軟水化装置及び軟水化装置に備えた陽イオン交換
樹脂を再生する方法に係り、さらに詳細には、陽イオン
交換樹脂の再生のために比較的多量の塩水を使用する場
合であっても容易にコンパクト化を図ることのできる軟
水化装置及びその陽イオン交換樹脂の再生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、風呂給湯器,食器洗い器,洗濯機
や浴槽に使用する水道水,井戸水を軟水化する軟水化装
置が開発されており、この軟水化装置に内装された陽イ
オン交換樹脂を再生する場合には、陽イオン交換樹脂に
対して多量の塩水が供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】軟水化装置は、硬水を
軟水化するための陽イオン交換樹脂を内装した軟水化タ
ンクと、再生用の塩を内装した塩タンクとを備えた構成
であって、陽イオン交換樹脂の再生を行う場合には多量
の塩水を必要とするので、前記塩タンクは大きなものと
なり、全体的構成のコンパクト化を図る上において問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明
は、硬水を軟水化するための軟水化装置における陽イオ
ン交換樹脂を再生する方法において、所定量,所定濃度
の塩水を、陽イオン交換樹脂に対して複数回供給する陽
イオン交換樹脂の再生方法である。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
陽イオン交換樹脂の再生方法において、所定量,所定濃
度の塩水は、高濃度の塩水を所定量製造し、この高濃度
の塩水を希釈することによって所定量,所定濃度とした
陽イオン交換樹脂の再生方法である。
【0006】請求項3に係る発明は、硬水を軟水化する
ための軟水化装置において、硬水を軟水化するための陽
イオン交換樹脂を内装した軟水化タンクと、再生用の塩
を内装した塩タンクとを備え、前記塩タンクは前記軟水
化タンクの上側に設けてあり、塩タンク内の塩水は軟水
化タンクに自然流下する構成である。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
軟水化装置において、前記塩タンクは、塩を貯留するバ
スケットを着脱可能に備え、かつ塩タンクの底部に、塩
タンク内に設置したときの前記バスケットの底部より高
くなるように立設したパイプ状の出口部材を設け、この
出口部材から適宜に離隔して当該出口部材の上部及び周
囲を覆う筒状の蓋部材を備えた構成である。
【0008】請求項5に係る発明は、請求項3又は4に
記載の軟水化装置において、陽イオン交換樹脂の再生の
ための塩水の供給回数を計数自在かつ再生回数を表示自
在の再生管理手段を備えた構成である。
【0009】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
軟水化装置において、再生管理手段は、塩タンクへの所
定量の水の供給及び上記所定量の滞留時間を管理自在の
構成である。
【0010】請求項7に係る発明は、請求項3,4,5
又は6に記載の軟水化装置において、軟水の供給量を検
出するための流量検出手段と、陽イオン交換樹脂の軟水
化容量設定値と前記流量検出手段の検出量とを比較して
両者が等しくなったときに陽イオン交換樹脂の再生を自
動的に行う自動再生手段を備えた構成である。
【0011】請求項8に係る発明は、請求項3,4,5
又は6に記載の軟水化装置において、時刻を計時する時
計手段と、当該時計手段の時刻と予め設定した時刻とを
を比較して両時刻が一致したときに陽イオン交換樹脂の
自動再生を行う自動再生手段を備えた構成である。
【0012】請求項9に係る発明は、請求項3〜7又は
8に記載の軟水化装置において、陽イオン交換樹脂の再
生を手動によって行うための手動再生スイッチを備えた
構成である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて説明するに、本
発明の実施の形態に係る軟水化装置は、浴室内の軟水化
装置として適用した場合について説明する。
【0014】概念的に示す図1を参照するに、本発明の
実施の形態に係る軟水化装置1は、ケーシング本体3を
備えており、このケーシング本体3内には、水道水や井
戸水等の硬水を軟水化するための陽イオン交換樹脂5を
内装した軟水化タンク7が備えられている。そして、こ
の軟水化タンク7の上側には、前記陽イオン交換樹脂5
の再生を行うための食塩等の塩9を内装した塩タンク1
1が設けられている。
【0015】前記軟水化タンク7の内部は、陽イオン交
換樹脂5を内装することによって上部室13Uと下部室
13Lとに区画されており、上部室13Uには、前記塩
タンク11の底部に設けた連通孔15を開閉自在のフロ
ート弁17が上下動自在に設けられている。
【0016】前記塩タンク11は、図2に概略的に示す
ように、前記塩9を貯留するバスケット19を着脱自在
に備えている。このバスケット19は内装した前記塩9
を溶解するように、周囲から水が出入自在であるように
多数の小孔を備えた構成である。前記塩タンク11の底
部中央にはパイプ状の出口部材21が立設してあり、こ
の出口部材21に前記連通孔15を備えた構成である。
【0017】上記出口部材21の上端部21Uは、塩タ
ンク11内に前記バスケット19を設置したときのバス
ケット19の底部19Bより高くなるように突出してあ
る。そして、この出口部材21の上部は、出口部材21
の上端部21U及び周面と適宜の間隔を保持して配置さ
れた筒状の蓋部材23によって覆われている。この蓋部
材23の下端部は前記塩タンク11の底部に近接して設
けられている。
【0018】上記構成により、塩タンク11の流入口側
に接続した開閉弁としての再生弁S1を開閉して塩タン
ク11に対して適宜に給水すると、バスケット19内に
流入して塩9が溶解されることになる。なお、塩タンク
11への単位時間当たりの給水量は流量制御弁25によ
って制御されるものである。前記塩タンク11に対する
給水量が多くなり、塩タンク11内の塩9を溶解した塩
水が出口部材21の上端部21Uより上昇すると、連通
孔15から軟水化タンク7へ流出することになる。この
際、出口部材21の上側が蓋部材23によって覆われて
いることにより、サイフオンの現象によって塩タンク1
1内の塩水はほとんど流出されるものである。
【0019】再び図1を参照するに、前記軟水化タンク
7における下部室13Lの流入口と給水路27との間に
は開閉弁としての給水弁S2が配置してあり、この給水
弁S2は前記再生弁S1とは並列に接続してあるもので
ある。前記軟水化タンク7における上部室13Uの流出
口には、開閉弁としての風呂弁S3、シャワー弁S4お
よび排水弁S5がそれぞれ並列に接続してある。
【0020】上記風呂弁S3は水量センサ29を介して
浴槽(図示省略)に接続してある。上記水量センサ29
は、例えば水流を検出して回転する羽根車を備えた構成
で、この羽根車の回転に応じてパルスを出力する構成で
ある。したがって、上記パルス数を計数することによっ
て浴槽へ供給された水量を検出することができるもので
ある。前記シャワー弁S4は、常態においては「開」で
あるように組立てられており、このシャワー弁S4は、
ホース31を介してシャワーヘッド33に接続してあ
り、このシャワーヘッド33には手元スイッチとしての
シャワースイッチ33SWが設けられている。
【0021】なお、前記軟水化タンク7における下部室
13Lの流出口には逆止弁35が接続してある。この逆
止弁35は、水圧が作用していない常態においては例え
ば弱りスプリングの作用によってポペット弁が僅かに開
状態にあって微少量の逆流は許容するが、大量に流出し
ようとして水圧が作用するときには機械的に閉作動して
逆流を防止する機能をなすものである。
【0022】前記給水路27は混合水栓37における切
替バルブ39に接続してあり、この切替バルブ39は、
サーモミキシング41を介して水道等の水源に接続した
給水栓43と接続してあると共に給湯器等に接続した給
湯栓45と接続してある。
【0023】前記ケーシング本体3内にはコントローラ
47が備えられている。このコントローラ47には図1
に概念的に示すように、液晶表示器のごとき表示器を備
えた操作部49が接続してあると共に各種のスイッチ手
段として電源スイッチSW1,風呂スイッチSW2,足
し湯スイッチSW3,表示切替スイッチSW4,アップ
スイッチSW5,ダウンスイッチSW6.塩セットスイ
ッチSW7,手動再生スイッチSW8が接続してあると
共に前記シャワースイッチ33SWが接続してある。さ
らに、上記コントローラ47には、各種の開閉弁として
前記再生弁S1,給水弁S2,風呂弁33,シャワー弁
S4,排水弁S5,各種の開閉弁としての前記水量セン
サ29が接続してあると共に、電源51が接続してあ
る。この電源51としては、溶室内に設置されることに
鑑み、安全性を考慮して電池が使用されている。
【0024】前記操作部49には、図3に示すように、
前記電源スイッチSW1,風呂スイッチSW2,足し湯
スイッチSW3,表示切替スイッチSW4,アップスイ
ッチSW5,ダウンスイッチSW6,塩セットスイッチ
SW7及び手動再生スイッチSW8が設けられていると
共に、各種の状態を表示する液晶のごとき表示器53が
設けられている。
【0025】上記表示器53は、例えば水量,時刻等の
数値を表示する数値表示部53A,数値表示が水量であ
ることを表示する水量表示部53B,数値表示が現在時
刻であることを表示する現在時刻表示部53C,再生時
刻であることを表示する再生時刻表示部53D,風呂ス
イッチSW2がONであることを表示する風呂表示部5
3E,足し湯スイッチがONであることを表示する足し
湯表示部53F,水量単位を表示するリットル表示部5
3G,電池切れ間近であることを表示する電池切れ表示
部53H,塩セットを表示する塩セット表示部53I及
び再生中であることを表示する再生中表示部53Jの各
種の状態表示部を有するものである。
【0026】前記コントローラ47の回路構成は、図4
に示すように、マイクロコンピュータ(マイコン)55
を主とするものであって、このマイコン55には、前記
電源51の電圧を検出する電池電圧検出回路57が接続
してあると共に、電池外れを検出する電池外れ検出回路
59が接続してある。またマイコン55には前記再生弁
S1,給水弁S2等の開閉弁を駆動する弁駆動回路6
1,水量センサ回路63,前記電源スイッチSW1等の
各種スイッチに接続したキー入力回路65,LCD表示
回路67及びリセット回路69が接続してある。
【0027】前記電源51には電源昇圧回路71が接続
してあり、この電源昇圧回路71は、前記弁駆動回路6
1,リセット回路69及び回路停止回路73に接続して
あると共にその他の各種の回路に接続してある。そし
て、前記回路停止回路73は、前記水量センサ回路6
3,LCD表示回路67に接続してある。
【0028】以上のごとき構成において、電源スイッチ
SW1を押すとON作動し、ON状態にあるときに再び
押すとOFF作動し、電源スイッチSW1がOFFにな
ると、操作部49の全表示部は消灯されて電池の消耗が
抑制されるものである。
【0029】ところで、軟水化装置1を作動すべく操作
部49に備えた電源スイッチSW1をON作動すると
(ステップS0)、前記表示器53に現在時刻が表示さ
れる(ステップ1)と共にマイコン55のメモリに記憶
してあるお湯張り水量がリセットされる(ステップS
2)。したがって、電源をONした直後には、メモリに
記憶した水量記憶値を次回に繰り越すようなことがな
く、常に予め設定した設定水量のお湯張りを行うことが
できるものである。すなわち、例えば設定水量が200
リットルであり、水量記憶値が150リットルであって
残りが50リットルのとき、電源をONした直後等にお
いてのお湯張り時に、残りの50リットルのお湯張りを
行うことがごときことを防止できるものである。換言す
れば、電源スイッチSW1をONした初期状態において
は、常に予め設定した設定水量のお湯張りを行い得るも
のである。
【0030】次に、ステップS3について、電源電池5
1の電圧チェックが行われ、電池電圧XVが設定値V1
より低圧になると、ステップS5において電池切れ表示
部53Hに電池切れが間近いことを表示する。したがっ
て、この電池切れ表示部53Hの点滅等の表示により新
しい電池に交換すれば良いものである。
【0031】ステップS6においては、陽イオン交換樹
脂5の再生回数が表示される。換言すれば、陽イオン交
換樹脂5の再生に使用された塩9の使用量又は残り量を
間接的に表示することになるので、再生回数表示を見る
ことによって、再生用塩9の補充時期を知ることができ
る。したがって、再生回数が所定回数以上になると、残
りの再生回数が少ないことが分かるので、所定回数にな
ったときに新たに塩9を補充することができ、再生用の
塩9が無くなってしまうことを防止することができるも
のである。
【0032】ステップS7においては、陽イオン交換樹
脂5の再生回数の判別が行われ、再生回数が7回以上に
なると、ステップS8において塩セット表示部53Iが
点滅し、塩セットの要求報知を行う。また、再生回数が
7回未満であれば、待機状態となる。
【0033】すなわち電源スイッチSW1をONする
と、陽イオン交換樹脂5の再生が必ず行われるので、電
源スイッチSW1をONした直後であるにも拘わらず軟
水化処理できない、と言ったような問題を生じることは
ないものである。
【0034】陽イオン交換樹脂5の再生が終了し待機状
態となり、その後に軟水化装置1の操作が何も行われな
いと、図6のステップS9に移行し、設定された一定時
間が経過したか否かが判別され、一定時間経過後にはス
テップS10に移行して電源スイッチSW1が自動的に
OFF作動されて全表示は消灯される。したがって、電
池の消耗量が抑制されて電池の長寿命化を図ることがで
きるものである。
【0035】前記ステップS7,S8後に待機状態にあ
るときに、図7に示すように、シャワーを使用すべくシ
ャワーヘッド33に備えたシャワースイッチ33SWを
ON作動すると(ステップS11S)、ステップS11
において給水弁S2が開作動される。上述のごとくシャ
ワースイッチ33SWのON信号がマイコン55に入力
されると、マイコン55においてはインターロック機能
が作用し、シャワースイッチ33SWがONの間は、風
呂スイッチSW2,足し湯スイッチSW3及び手動再生
スイッチSW8等がON作動されても入力を拒否する状
態となり、中断することなく継続してシャワーを使用す
ることができるものである。
【0036】前述のごとく給水弁S2が開作動されると
き、シャワー弁S4は常態においては開状態にあるの
で、給水弁S2が開作動して軟水化タンク7に給水する
とき、給水に起因して軟水化タンク7の内圧が上昇する
ようなことはなく安全性が保持されるものである。
【0037】前述のごとく給水弁S2が開作動されて軟
水化タンク7の下部室13Lに給水されると、僅かに開
いた状態にある逆止弁35から僅かに水量の排出が行わ
れるものの、逆止弁35に作用する水圧によって逆止弁
35が機械的に閉じられる。したがって、下部室13L
内に給水された水は陽イオン交換樹脂5を通過して上部
室13Uに至り、開状態にあるシャワー弁S4を経てシ
ャワーとして使用されるものである。
【0038】上述のごとく陽イオン交換樹脂5を硬水が
通過すると、周知のようにイオン交換が行われて軟水化
されるものである。そして、軟水化タンク7の上部室1
3Uに満たされた軟水は連通孔15から塩タンク11に
流入する傾向にあるが、下部室13Lから陽イオン交換
樹脂5を通過して上部室13Uに流入しているときには
フロート弁17が浮上して前記連通孔15を閉じるの
で、塩タンク11内へ上部室13U内の軟水が流入する
ようなことはないものである。
【0039】そして、シャワースイッチ33SWをOF
Fにすると(ステップS12S)、ステップS12で給
水弁S2は閉作動し、シャワースイッチの使用が停止さ
れる。この際、シャワー弁S4が開状態にある状態にお
いて給水弁S2が閉状態となるので軟水化タンク7内の
圧力が上昇するようなことはなく、器機の長寿命化を図
ることができるものである。
【0040】シャワー使用後に電源スイッチSW1がO
FFにされることなく、またその他の操作が行われるこ
となく一定時間経過すると、前記ステップS9において
自動的に電源OFFとなるものである。
【0041】前記ステップS7,S8後に待機状態にあ
るときに、図8に示すように、風呂スイッチSW2をO
Nにすると(ステップS13S)風呂表示部53Eが点
灯表示されると共にリットル表示部53G及び水量表示
部53Bが点灯表示される(ステップS13,S1
4)。また、風呂スイッチSW2のONにより風呂弁S
3が開作動(ステップS15)されると共にシャワー弁
S4が閉作動(ステップS16)された後に給水弁S2
が開作動(ステップS17)される。このステップS1
5,S16,S17の順序動作は、マイコン55に備え
た順序動作記憶部に予め記憶されているものである。
【0042】すなわち、上記各開閉弁の開閉動作は、軟
水化タンク7の流入口側に接続された開閉弁(給水弁S
2)の開作動は、流出口側に接続された開閉弁(風呂弁
S3)の開作動後に行われるので、給水弁S2を開作動
したときに軟水化タンク7内の内圧が上昇するようなこ
とはなく、器機の内圧が高まることを防止して器機の長
寿命化を図ることができるものである。前述のごとく給
水弁S2及び風呂弁S3が開作動されると、浴槽に対し
てお湯張り(水張りも同義)が開始され、お湯張り水量
は水量センサ29によって計測できるものである。
【0043】前述のごとく給水弁S2,風呂弁S3が開
作動されて浴槽に対する給水又は給湯が開始されると、
水量カウントが開始される(ステップS18)。この際
の水量カウント開始は、水量センサ29から出力される
パルスを直ちに計測するものではなく、計時を開始する
ものである。すなわち、水量センサ29をON状態にし
て常時計測することも可能であるが、お湯張り等におい
ては多少の誤差は許容されるものであり、また電池の消
耗を考慮して、本実施形態においては、給水弁S2が開
作動された直後の水量カウント開始(計時開始)から第
1設定時間t1が経過すると水量センサ29の電源を第
2設定時間t2だけONして、この第2設定時間t2に
出力された水量センサ29のパルスを計数して第1流量
Qnを演算する(ステップS19)。
【0044】その後、電池の消耗を抑制すべく第3設定
時間t3だけ水量センサ29の電源をOFFにする(ス
テップS20)。そして、第3設定時間t3の経過後に
再び第2設定時間t2だけ水量センサ29の電源をON
にして、水量センサ29から出力されるパルス数を計数
して第2流量Qn+1を演算すると共に、前記第1流量
Qn及び第2流量Qn+1の平均値を演算する。そし
て、この演算した平均値と各設定時間の総計時間(t1
+t2+t3+t2)とに基づいて水量カウント開始か
らの全流量Vnを演算する(ステップS21)。
【0045】上記各時間t1,t2,t3等の管理はマ
イコン55に備えた水量管理手段によって制御管理さ
れ、また流量の演算は演算手段によって行われるもので
ある。
【0046】そして、ステップS22において、前記全
流量Vnと設定量Vfとが比較され、Vn<Vfの場合
にはステップS20に戻り、水量センサ29のON,O
FF動作を繰り返し、その都度流量を演算して総計の流
量Vnが演算される。上記総流量Vnと陽イオン交換樹
脂5が連続して軟水化することのできる軟水化容量設定
値の容量Q0とが比較され(ステップS23)、Vn≠
Q0のときには総計流量Vnが設定量Vfに等しいもの
としてステップS24においてお湯張り水量がリセット
されてお湯張りが停止される。
【0047】前記ステップS23においてVn=Q0の
場合には、陽イオン交換樹脂5の再生が必要であること
となり、ステップS25において一時停止され、ステッ
プS25において今まで給水された水量がマイコン55
のメモリに記憶される。そして、ステップS27におい
て後述する自動再生に移行して陽イオン交換樹脂5の自
動再生が行われる。ステップS28においては自動再生
が終了したか否かが判別され、自動再生が終了すると前
記ステップS19へ移行して、残り量のお湯張りが再開
されるものである。
【0048】前述の如く風呂スイッチSW2を押しON
にしてお湯張りを開始すると、風呂スイッチSW2を再
び押してOFFにしてお湯張りを停止することはできる
ものの、インターロック機能によりその他のスイッチ,
例えばシャワースイッチ33SW,足し湯スイッチSW
3,手動再生スイッチSW8,塩セットスイッチSW7
等の入力信号を無視するものである。
【0049】以上のごとき説明より理解されるように、
水量センサ29の電源を間欠的にON,OFFしON時
間時に給水量を計測し全時間での水量を演算するもので
あるから、全量の水量検出の正確性には欠けるものの、
概略的な水量は検出でき、かつ電池の消耗を抑制するこ
とができるものである。また、湯張りのように大量の軟
水を必要とする場合であっても、軟水化装置1が小型で
あるにも拘わらず十分に対応できるものである。換言す
れば、軟水化装置をコンパクト化した場合であっても大
量の軟水使用に対応できるものである。
【0050】なお、全流量を検出するには、流量は常に
ほぼ一定とみなして、設定された所定時間(例えば30
秒)内における一定時間(例えば5秒)間の流量を計測
し、この計測値に基づいて所定時間における全流量を予
測演算して検出することも可能なものである。この際、
上記一定時間は、流量を検出するための所定時間の計時
開始時の初期でも又は中期でも或いは終期でも、所望の
時期とすることができるものである。
【0051】前述のごとく風呂スイッチSW2をONし
てお湯張り中に、上記風呂スイッチSW2を押してOF
Fにすると(ステップS29S)、ステップS29にお
いて風呂表示部53Eの表示がOFFとなって消灯し、
ステップS30において給水弁S2が閉作動される。そ
の後にシャワー弁S4が開作動される(ステップS3
1)と共に風呂弁S3が閉作動される(ステップS3
2)。上記ステップS30,S31,S32の順序は順
序動作記憶部に予め記憶されているものである。そし
て、ステップS33においてお湯張り水量カウントが停
止され、ステップS34において、今までお湯張りされ
た水量を記憶するものである。なお、お湯張りが終了し
た場合には、上記ステップS33,S34は省略される
ものである。その後、何らかの操作が行われずに一定時
間経過すると(ステップS9)、電源スイッチSW1が
OFFとなり全表示は消灯することになる(ステップS
10)。
【0052】上記説明より理解されるように、軟水タン
ク7からの軟水の供給を停止するときには、軟水タンク
7の流入口側に接続した開閉弁としての給水弁S2が閉
作動された後に流出口側に接続された開閉弁としての風
呂弁S3を閉作動するものであるから、流入口側からの
給水によって軟水タンク7内の内圧が上昇するようなこ
とはないものであり、機器の長寿命化を図ることができ
るものである。
【0053】また前述のごとく給水弁S2を閉作動する
と、常態において「開」のシャワー弁S4が開作動し
て、軟水タンク7の流出口側の少なくとも1つの開閉弁
が開状態となるので、軟水タンク7を大気圧に開放する
こととなり、内圧の上昇を防止できるものである。
【0054】前述のごとく給水弁S2が閉作動しシャワ
ー弁S4が開作動すると、軟水タンク7に対する給水が
停止されて内部は静圧となるので、逆止弁35は内装し
た弱いスプリングの作用によって僅かに開作動され、軟
水化タンク7内の残った水量は逆止弁35を経て排水さ
れることになる。
【0055】前述の如く風呂スイッチSW2をOFFし
てお湯張りを一時的に停止し、例えばシャワースイッチ
33SWのON動作が行われてシャワーが使用された
後、風呂スイッチSW2が再びON作動されると、前記
ステップS13〜ステップS28のステップが繰り返さ
れて、残りのお湯張りが再開されるものである。
【0056】すなわち、風呂スイッチSW2をONして
お湯張りの最中に、上記風呂スイッチSW2をOFFに
してお湯張りを一時停止した場合には、今までのお湯張
り水量が記憶されるので、再開時には設定量に対して過
不足なくお湯張りを行うことができるものである。
【0057】前記ステップS7,S8後に待機状態にあ
るときに、図10に示すように、足し湯スイッチSW3
を押してON作動すると(ステップS35S)、足し湯
表示部53Fが点灯表示される(ステップS35)。そ
の後、お湯張りにおけるステップS14〜ステップS1
7に準じたステップS36〜ステップS39の各種処理
が行われ、かつステップS18のお湯張り水量カウント
開始に準じてステップS40において足し湯水量カウン
ト開始が行われる。
【0058】その後、前記お湯はりにおけるステップS
19〜ステップS22に準じたステップS41〜ステッ
プS44の各種処理が行われる。なお、ステップS44
においては全流量Vnと足し湯量の設定値Veとが対比
されるものである。そして、前記ステップS23〜ステ
ップS28(ステップS24は含まない)に準じたステ
ップS45〜ステップS49の各種処理が行われる。
【0059】上記ステップS45においての判別がNO
であるときにはステップS50において足し湯表示部5
3FがOFFとなり消灯すると共にステップS51にお
いて足し湯水量がリセットされ、その後にステップS5
2において給水弁S2が閉動作され、そしてステップS
53においてシャワー弁S4が開作動され、かつステッ
プS54において風呂弁S3が閉作動されるものであ
る。
【0060】前記足し湯スイッチSW3のON作動時に
は、足し湯スイッチSW3を再び押してOFF作動して
一時停止することはできるものの、インターロック機能
により、例えばシャワースイッチ33SW,風呂スイッ
チSW2,手動再生スイッチSW8及び塩セットスイッ
チSW7等の入力信号を無視するものである。
【0061】なお、足し湯スイッチSW3をOFF作動
して足し湯を一時停止した後は、お湯張りを一時停止し
た場合の前記ステップS29〜ステップS34に準じた
各種処理,すなわちステップS29〜ステップS34に
おいて「ふろ表示」を「たし湯表示」に、また「お湯張
り」を「たし湯」に読み代えた各種処理が行われるもの
である。
【0062】したがって、足し湯の場合は、お湯張りの
場合に準じた効果を奏するものである。
【0063】前記ステップS7,S8後に待機状態にあ
るときに、図11に示すように、ステップS55におい
て表示切替スイッチSW4をON作動すると、再生時刻
表示部53Dが点灯し(ステップS56)、次に表示切
替スイッチSW4を再び押してON作動すると(ステッ
プS57)、次に水量表示部53Bが点灯する(ステッ
プS58)。さらに再び表示切替スイッチSW4を押し
てON作動すると(ステップS59)、現在時刻表示部
53Cが点灯される(ステップS60)。
【0064】すなわち、表示切替スイッチSW4を押す
ことにより、再生時刻表示,水量表示,現在時刻表示が
順次切替わるものであるしたがって、現在時刻表示部5
3Cが点灯しているときに、図12に示すように、アッ
プスイッチSW5又はダウンスイッチSW6をON作動
して(ステップS61)、数値表示部53Aの表示を変
更すると、現在時刻表示部53Cが点滅する(ステップ
S62)。その後、数値表示部53Aの表示が正確にな
ったときに表示切替スイッチSW4を押してON作動す
ると(ステップS63)、現在時刻が確定される。
【0065】上述のごとく現在時刻が確定された後に、
再び表示切替スイッチSW4をONして(ステップS5
5)再生時刻表示部53Dを点灯し(ステップS5
6)、その後に、図13に示すように、アップスイッチ
SW5又はダウンスイッチSW6をON作動すると(ス
テップS64)、数値表示部53Aに表示されている再
生時刻表示部53Dが点滅し(ステップS65)、かつ
数値表示部53Aに表示されている再生時刻が変化す
る。この数値表示部53Aの再生時刻が設定時刻(例え
ば通常風呂を使用しないような時刻)になったときに、
表示切替スイッチSW4を押してON作動すると(ステ
ップS66)、再生時刻が設定される。
【0066】上述のごとく再生時刻が設定された後に、
再び表示切替スイッチSW4をON作動すると(ステッ
プS57)、水量表示部53Bが点灯し(ステップS5
8)、その後に、図14に示すように、アップスイッチ
SW5又はダウンスイッチSW6をON作動すると(ス
テップS67)、水量表示部53Bが点滅する(ステッ
プS68)と共に、数値表示部53Aに表示されている
お湯張り水量が変化する。この数値表示部53Aのお湯
張り水量が設定値になったときに、表示切替スイッチS
W4をON作動すると(ステップS69)、お湯張り水
量が確定されるものである。
【0067】軟水化装置1において、図15に示すよう
に、予め設定された再生時刻になると(ステップS7
0)、再生中表示部53Jが点灯する(ステップS7
1)。そして、再生弁S1が予め設定された第1設定時
間T1だけ開作動すると、塩タンク11に対して所定量
の水量が供給され、その後に第2設定時間T2だけ再生
弁S1は閉作動される。なお、この際シャワー弁S4は
開状態にあり、機器内部の内圧が上昇するようなことは
ないものである。
【0068】上述のごとく再生弁S1が開作動して所定
量の水が塩タンク11へ給水されると、塩タンク11内
においては、出口部材21の上端部21Uよりも低位で
あるがバスケット19の底部19Bは水没する深さに水
が留まることになる。したがって、バスケット19内の
塩9は溶解されるが、出口部材21から流出することは
ないので、例えば飽和塩水のごとき高濃度の塩水が所定
量製造されることになる。
【0069】その後、再生弁S1が第3設定時間T3だ
け開作動され(ステップS74)、かつ再生弁S1が第
4設定時間T4だけ閉作動されると(ステップS7
5)、前記高濃度の所定量の塩水に新たに所望量の水が
追加されて塩水が所定濃度に希釈化されると共に、出口
部材21の上端部21Uを越えるので、希釈化された塩
水が連通孔15から流下して軟水化タンク7内の陽イオ
ン交換樹脂5へ供給されることになる。この際、サイフ
オンの現象により塩タンク11内の塩水はほとんど排出
されることになるものである。上述のごとく、高濃度の
塩水を製造し所定量所定濃度の塩水に希釈化して陽イオ
ン交換樹脂5へ供給することは予め設定された複数回
(N回)繰り返される(ステップS76)。
【0070】既に理解されるように、陽イオン交換樹脂
5に対する再生用の塩水の供給を複数回行うものである
から、1回当たりの塩水の供給量を少量にすることがで
き、全体的構成の小型化,コンパクト化を図ることがで
きるものである。
【0071】上述のごとく、陽イオン交換樹脂5に対す
る塩水の供給が複数回繰り返されると、排水弁S5が開
作動される(ステップS77)と共にシャワー弁S4が
閉作動され、かつ給水弁S2が所定時間だけ開作動され
かつ給水弁S2が開作動されることにより、軟水タンク
7内の塩水が排出されると共に新たな水が供給されて塩
水分を洗い流すものである。
【0072】上述のごとく、給水弁S2を所定時間開作
動して塩水分を洗い流すクリーニングを行った後、ステ
ップS80において給水弁S2が閉作動され、その後に
シャワー弁S4の開作動(ステップS81)、排水弁S
5の閉作動(ステップS82)が行われ、かつ再生中表
示部53JがOFFし消灯して自動再生は終了するもの
である(ステップS83)。
【0073】上述のように、陽イオン交換樹脂5の自動
再生時にも、軟水化タンク7の流出口側に接続した開閉
弁が開状態にあるときに流入口側の開閉弁を開作動し、
かつ上記流入口側の開閉弁を閉作動した後に流出口側の
開閉弁を閉作動するものであるから、軟水化タンク7内
の内圧が上昇することを防止できるものである。
【0074】なお、前述のごとく再生時刻になって自動
再生が自動的に行われると、インターロック機能によ
り、シャワースイッチ33SW,風呂スイッチSW2,
足し湯スイッチSW3,塩セットスイッチSW7等の他
のスイッチの入力信号を無視するものである。また、例
えばシャワースイッチ33SW,風呂スイッチSW2又
は足し湯スイッチSW3のいずれかがON状態にあって
使用中であるときに再生時刻になった場合には、例えば
シャワー等の使用終了後に自動再生が行われるものであ
る。
【0075】前記ステップS7,S8後に待機状態にあ
るときに、陽イオン交換樹脂5の再生の必要性を感じ
て、図16に示すように、手動再生スイッチSW8をO
N作動すると(ステップS84)、前記自動再生におけ
るステップS71〜ステップS83の各種処理が行われ
る(ステップS85)、そして、ステップS86におい
ては、自動再生を含めて陽イオン交換樹脂5の再生回数
を計数し、予め設定した複数回(M回)になると、ステ
ップS87に移行し、塩セット表示部53Iを点滅して
再生用塩9の補充時期であることを報知するものであ
る。
【0076】すなわち、陽イオン交換樹脂5の再生回数
が所定回数(M回)行われると、塩タンク11内の塩9
が残り少ないことが報知されるので、この報知により塩
9を新たに補充することにより、陽イオン交換樹脂5の
再生不可となるようなことを防止できるものである。
【0077】ところで、自動再生時及び手動再生時に
は、再生中表示部53Jが点灯して再生中であることを
表示しており、かつ数値表示部53Aには何回目の再生
であるかが表示されるものである。したがって、塩セッ
ト表示部53Iの点滅と数値表示部53Aの回数表示に
より、塩セット時期を適切に知ることができることにな
るものである。
【0078】前述のごとく塩セット表示部53Iの点滅
により、又は塩9の補充を感じて、図17に示すように
塩セットスイッチSW7をON作動すると(ステップS
88)、ステップS89において計数した再生回数をリ
セットされ、塩セット表示部53Iが点灯して(ステッ
プS90)塩を新たに補充中であることを報知する。
【0079】塩タンク11に対して新たに塩9を補充す
ると、再生弁S1が所定時間開作動されて(ステップS
91)、塩タンク11に所定量の水が補給される。この
場合の補給された水は新たな塩9に吸収され、余分な水
は出口部材21から軟水化タンク7へ流下されるので、
塩9は水分を充分に吸収した状態となり、かつ塩タンク
11内の塩水は殆ど排出されて、一定条件の初期状態と
なるものである。
【0080】その後、再生弁S1が閉作動されると(ス
テップS92)、ステップS93において前記自動再生
時のステップS77〜ステップS82の各種処理が行わ
れてクリーニングが行われるものである。そして、クリ
ーニング終了後に、塩セット表示部53Iが消灯し(ス
テップS94)、塩セットが終了するものである。
【0081】前記ステップS7,S8後に待機状態にあ
るときも、電池電圧検出回路57は、電池電圧XVを検
出し、この検出電圧XVと第1の設定値V1とを常に比
較し(ステップS95)、設定値V1>検出電圧XVに
なると、電池切れが間近いこととして、電池切れ表示部
53Hを点滅する(ステップS96)。このように電池
切れ表示部53Hが点滅したときには数値表示部53A
に検出電圧XVを表示することが望ましい。
【0082】このように、電池切れ表示部53Hが点滅
して電池交換を報知されたとき、数値表示部53Aに表
示された検出電圧XVの表示を見ることにより、直ちに
電池を交換すべきか又は多少なりとも余裕があることを
知ることができ、電池交換を適切に行うことができるも
のである。
【0083】電池交換が行われない場合には、電池の検
出電圧XVはさらに低圧の第2の設定電圧V2と比較さ
れ(ステップS97)、設定電圧V2>検出電圧XVの
場合にはステップS98で電池切れ表示部53Hの点滅
が継続される。なお、この場合、電池交換を催促するよ
うに、点滅周期を変更することが望ましいものである。
前記ステップS97において設定電圧V2=検出電圧X
Vになると、電池の寿命が間近であるので、ステップS
99において各種の開閉弁を初期の状態に復帰させるた
めの信号を出力し、開閉弁を初期の状態に復帰する。こ
のように、各種開閉弁を初期の状態に復帰せしめると、
電池は殆ど寿命となるものである。
【0084】前記ステップS96の電池切れ表示部53
Hの点滅に従って電池を交換すべく取り外すと、又は電
池外れ検出回路59によって不慮の電池外れを検出する
と、検出電圧XVは設定電圧V2より急激に低圧にな
る。この場合は、弁駆動回路61に備えられている大容
量のコンデンサ(図示省略)に蓄電された電圧を放電す
ることによって各開閉弁は初期状態に復帰されるもので
ある。
【0085】上述のように、電池の交換時には各開閉弁
が初期状態に復帰されるので、軟水化タンク7の流入口
側の開閉弁は閉状態となり、また流入口側の開閉弁にお
いてシャワー弁S4は開状態となるので、電池の交換時
に軟水化装置1が急に稼動するようなことがないと共に
機器内の内圧が高まるようなことはないものである。
【0086】以上のごとき説明より理解されるように、
本実施の形態例によれば、電池の消耗を抑制することが
できると共に電池交換を適切に行うことができ、かつ電
池交換時に急激に稼動したり機器内の内圧が高まるよう
なことはないものである。
【0087】また、軟水の使用量に比較して全体的構成
を小さくコンパクト化することができると共に、使用時
には再生用塩の補充を適正に行うことができ、常に軟水
を使用することができるものである。また各種の使用態
様に対する各開閉弁の開閉は器機の内圧が上昇しないよ
うに順序動作記憶部に記憶され順序付けられているの
で、器機の長寿命化を図ることができるものである。
【0088】図19は第2実施の形態に係る軟水化装置
81を概念的に示すもので、前述した軟水化装置1にお
ける構成部分と同一機能をを奏する構成部分には同一符
号を付することとして重複した説明は省略する。
【0089】この軟水化装置81においては、再生弁S
1及び給水弁S2は、温調ハンドル83を備えた温調バ
ルブ85に接続してあり、この温調バルブ85には、そ
れぞれ逆止弁87A,87Bを介して給水栓43,給湯
栓45がそれぞれ接続してある。
【0090】前記軟水化タンク7の流出口側には排出弁
S5Aが接続してあると共に切替ハンドル89を備えた
切替バルブ91が接続してある。上記排出弁S5Aは常
態においては開状態にあるように構成されている。前記
切替バルブ91は閉止した中立状態からシャワー用又は
カラン用に切替えるものであってシャワー弁側には第2
シャワースイッチ33SW2が、またカラン弁側にはカ
ランスイッチKSWが設けられている。
【0091】この軟水化装置81におけるコントローラ
47の操作部には手動再生スイッチSW8が設けられて
いると共に、電池切れ表示部53H及び再生中表示部5
3Jが設けられている。
【0092】前記構成において、図20に示すように、
シャワーを使用すべく切替バルブ91の切替ハンドル8
9をシャワー側に切替えると(ステップS100)、第
2シャワースイッチ33SW2がONになり(ステップ
S101)、給水弁S2が開作動されて排水弁5が閉作
動される(ステップS102,S103)。その後、シ
ャワーを停止すべく切替ハンドル89を中立位置に戻す
と(ステップS104)、第2シャワースイッチ33S
W2がOFFとなり(ステップS105)、給水弁S2
が閉作動されて排水弁S5Aが開作動される(ステップ
S106,S107)。
【0093】また、切替ハンドル89をシャワー側に切
替えて第2シャワースイッチ33SW2をONにした状
態において、図21に示すように、シャワーヘッド33
に備えたシャワースイッチ33SWを押して(ステップ
S109)シャワースイッチ33SWをOFFにすると
(ステップS111)、給水弁S2が閉作動されて排水
弁S5Aが開作動される(ステップS112,S11
3)。すなわちシャワーの使用が停止される。
【0094】そして、再びシャワースイッチ33SWを
押して(ステップS114)シャワースイッチ33SW
をONにすると(ステップS115)、給水弁S2が開
作動されて排水弁S5Aが閉作動される(ステップS1
16,S117)。すなわちシャワーが再び使用される
ものである。
【0095】上述のごとき説明より理解されるように、
シャワーを使用するときには、軟水化タンク7の流出口
側の開閉弁(切替バルブ91)が開作動されてから流入
口側の開閉弁(給水弁)が開動作されるものであり、ま
た流入口側の開閉弁が閉作動されてから流出口側の開閉
弁(排水弁)が開作動されるので、軟水化タンク7など
の機器内の内圧が高まることを防止できるものである。
【0096】また、前記構成において、図22に示すよ
うに、カランを使用すべく切替ハンドル89をカラン側
に切替えて開にすると(ステップS119A)、カラン
スイッチKSWがONになり、給水弁S2が開作動され
て排水弁S5Aが閉作動される(ステップS119,S
120,S121)。なお、前述の如く切替ハンドル8
9をカラン側へ切替えるときは、カラン通路が開状態に
あって切替ハンドル89のストロークエンド付近におい
てカランスイッチKSWがON作動されるものである。
換言すれば、カランスイッチKSWがON作動するとき
には、既に切替バルブ91は開状態にあるものである。
【0097】前述のごとくカランを使用した後に停止す
べく切替ハンドル89を中立位置側へ移動を開始すると
(ステップS122)、切替ハンドル89の移動開始と
ほぼ同時にカランスイッチKSWがOFF作動する(ス
テップS123)。このように、カランスイッチKSW
はカラン通路がまだ開状態にあるときにOFFになるも
のである。上述のごとくカランスイッチKSWがOFF
になると、給水弁S2が閉作動されて排水弁S5Aが開
作動されるものである。
【0098】したがって、カランの使用時においても、
シャワーの使用時と同様に軟水タンク7などの機器内の
圧力が高くなるようなことはないものである。
【0099】前記構成において、陽イオン交換樹脂5の
再生を行うべく再生スイッチSW8をONにすると(ス
テップS126)、再生中表示部53Jが点滅する(ス
テップS127)。そして、再生弁S1が所定時間開作
動されて所定量の水が塩タンク11へ供給され(ステッ
プS128)、所定量の給水が行われると再生弁S1が
閉作動される(ステップS129)。この再生弁S1の
閉状態が所定時間保持されて飽和塩水のごとき高濃度の
塩水が製造される。
【0100】再生弁S1の閉状態が所定時間保持されて
高濃度塩水が製造された後、給水弁S2の開閉が短時間
行われ(ステップS130,S131)、排水弁S5A
からの排水が僅かに行われる。そして、上記給水弁S2
が閉作動される(ステップS131)ときほぼ同時に再
生弁S1が開閉作動され(ステップS132,S13
3)、所望量の水が追加供給されて高濃度の塩水の希釈
化が行われると共に陽イオン交換樹脂5への再生用の塩
水の供給が行われる。
【0101】前述のごとく給水弁S2を開作動して排水
弁S5Aからの排水を行い、この給水弁S2の閉作動と
ほぼ同時に再生弁S1を開作動すると、排水弁S5Aを
介しての排水の慣性により軟水化タンク7に負圧が形成
されるのとほぼ同時に再生用の塩水を陽イオン交換樹脂
5へ供給する態様となり、陽イオン交換樹脂5に対する
再生用塩水の供給を効果的に行うことができるものであ
る。
【0102】前述のごとく、陽イオン交換樹脂5に対し
て再生用塩水の供給を行うと、ステップS134におい
て再生用塩水の供給回数が計数され、設定回数になる
と、給水弁S2の開作動が行われて給水が行われ(ステ
ップS135)、所定時間経過後に給水弁S2の閉作動
が行われて(ステップS136)クリーニングが行われ
る。その後、再生中表示部53JがOFFとなり(ステ
ップS137)、かつ再生スイッチSW8がOFFとな
って(ステップS138)陽イオン交換樹脂5の再生処
理が終了するものである。
【0103】なお、前述のごとく再生スイッチSW8を
ONにしての再生時にはインターロック機能によりシャ
ワースイッチやカランスイッチのON信号の入力は無視
されるものである。また、電池電圧監視に関しては、検
出電圧XVと設定値とを比較して、検出電圧が設定値よ
り小となったときに電池切れ表示部53Hに点滅表示す
るものである。よって、このときに電池を交換すれば良
いものである。
【0104】既に理解されるように、上記第2の実施の
形態においては、シャワーとカランのみを使用可能と
し、かつ陽イオン交換樹脂5の再生を手動的に行うよう
に構成して各種機能を少なくしたことにより、全体的構
成の簡素化を図ることができ、構成がより簡単になるも
のである。なお、第2の実施の形態においても第1の実
施の形態と同様に、一定時間操作されないと自動的に電
源OFFとなり電池の消耗を抑制しているものである。
【0105】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、請求項1に係る発明は、硬水を軟水化するための軟
水化装置における陽イオン交換樹脂を再生する方法にお
いて、所定量,所定濃度の塩水を、陽イオン交換樹脂に
対して複数回供給する陽イオン交換樹脂の再生方法であ
るから、再生用の塩水を複数回に分けて供給することと
なり、1回当たりの量を少なくでき、軟水化装置の全体
的構成のコンパクト化を図ることができるものである。
【0106】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
陽イオン交換樹脂の再生方法において、所定量,所定濃
度の塩水は、高濃度の塩水を所定量製造し、この高濃度
の塩水を希釈することによって所定量,所定濃度とする
ものであるから、陽イオン交換樹脂へ供給する塩水の毎
回当たりの量を一定に保持でき、かつ濃度をほぼ一定に
保持することができ、再生用の塩水を過不足なく供給で
きるものである。
【0107】請求項3に係る発明は、硬水を軟水化する
ための軟水化装置において、硬水を軟水化するための陽
イオン交換樹脂を内装した軟水化タンクと、再生用の塩
を内装した塩タンクとを備え、前記塩タンクは前記軟水
化タンクの上側に設けてあり、塩タンク内の塩水は軟水
化タンクに自然流下する構成であるから、塩タンクと軟
水化タンクとの間に格別な配管が不要であり、構成が簡
単になると共にコンパクト化を容易に図ることができる
ものである。
【0108】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
軟水化装置において、前記塩タンクは、塩を貯留するバ
スケットを着脱可能に備え、かつ塩タンクの底部に、塩
タンク内に設置したときの前記バスケットの底部より高
くなるように立設したパイプ状の出口部材を設け、この
出口部材から適宜に離隔して当該出口部材の上部及び周
囲を覆う筒状の蓋部材を備えた構成であるから、高濃度
の塩水の製造が容易であると共にサイフオンを利用して
塩水の供給を行うことができるものである。
【0109】請求項5に係る発明は、請求項3又は4に
記載の軟水化装置において、陽イオン交換樹脂の再生の
ための塩水の供給回数を計数自在かつ再生回数を表示自
在の再生管理手段を備えた構成であるから、再生用の塩
水を過不足なく供給できると共に、再生回数を知ること
ができ、塩タンク内の塩の量を予測でき、塩タンクに対
する塩の補充時期を知ることができるものである。
【0110】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
軟水化装置において、再生管理手段は、塩タンクへの所
定量の水の供給及び上記所定量の滞留時間を管理自在で
あるから、高濃度の塩水を製造するとき、水量の過不足
を生じることがないと共に、無駄時間を少なくすること
ができるものである。
【0111】請求項7に係る発明は、請求項3,4,5
又は6に記載の軟水化装置において、軟水の供給量を検
出するための流量検出手段と、陽イオン交換樹脂の軟水
化容量設定値と前記流量検出手段の検出量とを比較して
両者が等しくなったときに陽イオン交換樹脂の再生を自
動的に行う自動再生手段を備えた構成であるから、大量
の軟水を使用した場合であっても、陽イオン交換樹脂の
再生を自動的に行って、連続して軟水化することができ
るものである。
【0112】請求項8に係る発明は、請求項3,4,5
又は6に記載の軟水化装置において、時刻を計時する時
計手段と、当該時計手段の時刻と予め設定した時刻とを
を比較して両時刻が一致したときに陽イオン交換樹脂の
自動再生を行う自動再生手段を備えた構成であるから、
例えば真夜中などの軟水化装置の不使用時に陽イオン交
換樹脂を再生でき、例えば翌朝の使用時に再生要となる
ことを防止でき、軟水化装置を効果的に使用できるもの
である。
【0113】請求項9に係る発明は、請求項3〜7又は
8に記載の軟水化装置において、陽イオン交換樹脂の再
生を手動によって行うための手動再生スイッチを備えた
構成であるから、手動再生スイッチをONすることによ
って手動的に陽イオン交換樹脂の再生を行うことがで
き、所望の時刻、時間や軟水化されていないと感じたと
きなどに再生して軟水を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態に係る軟水化装置の構成を概
念的に示した説明図である。
【図2】塩タンクの構成を概念的に示した断面説明図で
ある。
【図3】操作部の説明図である。
【図4】コントローラの構成を概念的に示したブロック
線図の説明図である。
【図5】電源投入時のフローチャートである。
【図6】電源オートOFFのフローチャートである。
【図7】シャワー使用時のフローチャートである。
【図8】お湯張りのフローチャートである。
【図9】お湯張り停止のフローチャートである。
【図10】たし湯のフローチャートである。
【図11】表示切替のフローチャートである。
【図12】現在時刻設定のフローチャートである。
【図13】再生時刻設定のフローチャートである。
【図14】水量設定のフローチャートである。
【図15】自動再生のフローチャートである。
【図16】手動再生のフローチャートである。
【図17】塩セットのフローチャートである。
【図18】電池電圧監視のフローチャートである。
【図19】第2の実施の形態に係る軟水化装置の構成を
概念的に示した説明図である。
【図20】シャワー使用,停止のフローチャートであ
る。
【図21】シャワー使用,停止のフローチャートであ
る。
【図22】カラン使用,停止のフローチャートである。
【図23】再生のフローチャートである。
【符号の説明】
1 軟水化装置 5 陽イオン交換樹脂 7 軟水化タンク 9 塩 11 塩タンク 13U 上部室 13L 下部室 15 連通孔 19 バスケット 21 出口部材 21U 上端部 23 蓋部材 29 水量センサ 33 シャワーヘッド 33SW シャワースイッチ 47 コントローラ 49 操作部 51 電源 53 表示器 53A 数値表示部 53B 水量表示部 53C 現在時刻表示部 53D 再生時刻表示部 53E 風呂表示部 53F 足し湯表示部 53G リットル表示部 53H 電池切れ表示部 53I 塩セット表示部 53J 再生中表示部 55 マイクロコンピュータ(マイコン) 57 電池電圧検出回路 61 弁駆動回路 63 水量センサ回路 81 軟水化装置 89 切替ハンドル 91 切替バルブ S1 再生弁 S2 給水弁 S3 風呂弁 S4 シャワー弁 S5 排水弁 SW1 電源スイッチ SW2 風呂スイッチ SW3 足し湯スイッチ SW4 表示切替スイッチ SW5 アップスイッチ SW6 ダウンスイッチ SW7 塩セットスイッチ SW8 手動再生スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤江 真也 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城事業所内 Fターム(参考) 2D005 FA00 2D060 CD10 4D025 AA02 BA08 BB02 BB07 BB18 BB20 CA01 CA06 CA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬水を軟水化するための軟水化装置にお
    ける陽イオン交換樹脂を再生する方法において、所定
    量,所定濃度の塩水を、陽イオン交換樹脂に対して複数
    回供給することを特微とする陽イオン交換樹脂の再生方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の陽イオン交換樹脂の再
    生方法において、所定量,所定濃度の塩水は、高濃度の
    塩水を所定量製造し、この高濃度の塩水を希釈すること
    によって所定量,所定濃度としたことを特微とする陽イ
    オン交換樹脂の再生方法。
  3. 【請求項3】 硬水を軟水化するための軟水化装置にお
    いて、硬水を軟水化するための陽イオン交換樹脂を内装
    した軟水化タンクと、再生用の塩を内装した塩タンクと
    を備え、前記塩タンクは前記軟水化タンクの上側に設け
    てあり、塩タンク内の塩水は軟水化タンクに自然流下す
    る構成であることを特微とする軟水化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の軟水化装置において、
    前記塩タンクは、塩を貯留するバスケットを着脱可能に
    備え、かつ塩タンクの底部に、塩タンク内に設置したと
    きの前記バスケットの底部より高くなるように立設した
    パイプ状の出口部材を設け、この出口部材から適宜に離
    隔して当該出口部材の上部及び周囲を覆う筒状の蓋部材
    を備えた構成であることを特微とする軟水化装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の軟水化装置にお
    いて、陽イオン交換樹脂の再生のための塩水の供給回数
    を計数自在かつ再生回数を表示自在の再生管理手段を備
    えたことを特微とする軟水化装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の軟水化装置において、
    再生管理手段は、塩タンクへの所定量の水の供給及び上
    記所定量の滞留時間を管理自在であることを特微とする
    軟水化装置。
  7. 【請求項7】 請求項3,4,5又は6に記載の軟水化
    装置において、軟水の供給量を検出するための流量検出
    手段と、陽イオン交換樹脂の軟水化容量設定値と前記流
    量検出手段の検出量とを比較して両者が等しくなったと
    きに陽イオン交換樹脂の再生を自動的に行う自動再生手
    段を備えたことを特微とする軟水化装置。
  8. 【請求項8】 請求項3,4,5又は6に記載の軟水化
    装置において、時刻を計時する時計手段と、当該時計手
    段の時刻と予め設定した時刻とをを比較して両時刻が一
    致したときに陽イオン交換樹脂の自動再生を行う自動再
    生手段を備えたことを特微とする軟水化装置。
  9. 【請求項9】 請求項3〜7又は8に記載の軟水化装置
    において、陽イオン交換樹脂の再生を手動によって行う
    ための手動再生スイッチを備えたことを特微とする軟水
    化装置。
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