JP2002034575A - ヒトII型5α−レダクターゼのプロモーター遺伝子およびその用途 - Google Patents

ヒトII型5α−レダクターゼのプロモーター遺伝子およびその用途

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Jiyoutarou Nakanishi
城太郎 仲西
Toshihiko Hibino
利彦 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒトII型5α−レダクターゼ遺伝子の発現
を調節するための手段の提供。 【解決手段】 ヒトII型5α−レダクターゼ遺伝子の
プロモーター遺伝子領域を含むDNA分子およびその改
変体、ならびにこれらを使用するII型5α−レダクタ
ーゼの転写調節物質のスクリーニング方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒトII型5α−レダ
クターゼ遺伝子のプロモーターとして作用することので
き、場合によって適当なレポーター遺伝子が操作可能に
連結されていてもよいDNA分子、ならびにその組換え
発現ベクターおよび該ベクターを含む大腸菌または哺乳
動物細胞に関する。また、本発明は、これらのDNA分
子および細胞の用途にも関する。
【0002】
【従来の技術】5α−レダクターゼはテストステロン、
4−アンドロステンジオン、プロゲステロンなどの4−
エン−3−ケト−ステロイドの5α位還元を触媒する酵
素である。その代表的な役割はテストステロンを最も強
力な男性ホルモンである5α−ジヒドロテストステロン
(DHT)に代謝することである。DHTは胎生期にお
ける前立腺を含む男性外性器の分化や思春期における第
二次性徴の出現など、特に男性において重要な生理機能
を担っているが、前立腺肥大症や前立腺癌、あるいは皮
膚科領域における男性型脱毛、多毛症、脂漏性皮膚炎、
尋常性ざ瘡などの男性ホルモン依存性疾患に関与するこ
とも明らかになっている。これらの疾患の予防あるいは
治療には、標的細胞におけるDHT産生を抑制すること
が有効であると考えられ、その手段として種々の5α−
レダクターゼ活性阻害物質の探索が進められている。
【0003】5α−レダクターゼにはI型およびII型
の2種類のアイソザイムが存在することが明らかになっ
ており、それぞれのcDNAもクローニングされている
(Proc. Natl. Acad. Sci. USA 87: 3640-3644, 1990、
Nature 354: 159-161, 1991)。
【0004】成人男性においてI型は皮膚および肝臓に
おいて比較的強い発現を示す一方で、身体の各部位にお
いては弱い活性が広く存在している。一方、II型は前
立腺、副睾丸、精嚢などの男性ホルモン標的組織に局在
している(J. Clin. Invest.92: 903-910, 1993)。前
立腺の発達は5α−レダクターゼにより産生されるDH
Tによりコントロールされているが、前立腺肥大症や前
立腺癌における5α−レダクターゼ活性の上昇も報告さ
れている(J. Clin. Endocrinol. Metab. 67:806-816,
1988)。近年、種々の5α−レダクターゼ活性阻害剤が
開発されてきており、特に、II型5α−レダクターゼ
の特異的活性阻害剤であるフィナステリド(Finasterid
e)がこれらの疾患に対して優れた治療効果を示すこと
が知られている。また、Finasterideは男性型脱毛や多
毛症にも治療効果を示す(Biomed & Pharmacother 49:
319-324, 1995)。
【0005】
【発明の構成】上述のとおり、II型5α−レダクター
ゼ活性阻止剤は、一定の男性ホルモン依存性疾患に有効
であり、それらの一部は、5α−レダクターゼに対する
阻害活性を評価することにより開発されたものもある。
しかし、5α−レダクターゼ活性阻害剤とは異なる作用
点をもつ多様な薬物を提供することも望まれるであろ
う。
【0006】本発明者らは、かような要望に応えるた
め、II型5α−レダクターゼそのものの生体内での産
生を調節しうる評価系を確立すべく検討してきた。その
結果、本発明者らは、ヒトII型5α−レダクターゼ遺
伝子の転写開始点については明らかにされているものの
(Endocrinology 131:1571-1573、1992)、今まだ、該
転写開始点を包含する領域については十分な解析がなさ
れていない、特定領域のポリヌクレオチドおよびその一
定の改変体が該5α−レダクターゼ遺伝子の転写調節に
強く関与することを見出した。
【0007】本発明は、このような知見に基いて完成さ
れたものである。
【0008】したがって、本発明の1の態様は、ヒトに
由来するII型5α−レダクターゼ遺伝子のプロモータ
ーとして作用しうる単離されたDNA分子であって、
(a)配列番号1で表されるDNA配列からなるポリヌ
クレオチドにおいて、位置1〜6022番目の連続した
DNA配列からなるポリヌクレオチド、(b)(a)の
ポリヌクレオチドのフラグメントであって、位置595
2番目(T)の転写開始点を含む少なくとも約50の連
続したDNA配列からなるフラグメント、ならびに
(c)(a)のポリヌクレオチドのDNA配列におい
て、1個または複数個のヌクレオチドが置換、欠失およ
び/または付加することにより改変されており、そして
位置5952番目(T)の転写開始点を含む少なくとも
約50の連続したDNA配列からなるポリヌクレオチド
を包含するポリヌクレオチド、からなる群より選ばれる
DNA分子に関する。
【0009】また本発明は、このようなDNA分子の用
途にも関し、該DNA分子を担持する組換え発現ベクタ
ー、ならびに該DNA分子または該組換え発現ベクター
を含む大腸菌または哺乳動物細胞に関する。なお、該D
NA分子は、操作可能に連結されたレポーター遺伝子を
さらに含んでいてもよい。このような、レポーター遺伝
子をさらに含む場合の哺乳動物細胞を使用して各種被検
体のヒトII型5α−レダクターゼ転写調節能を評価し
うる系を提供できる。各種被検体としては、天然有機化
合物、化学合成化合物をはじめとするあらゆる化合物が
包含される。かような評価系は例えば、ヒトII型5α
−レダクターゼ転写調節能を有する薬物のスクリーニン
グ法に適用することもできる。
【0010】こうして本発明によれば、ヒトII型5α
−レダクターゼ遺伝子の発現調節機構を解明するのに役
立つ手段とともに、該発現いかんに関連する疾患の診断
および予防・治療にも役立つばかりでなく、種々の細胞
に対して優れたII型5α−レダクターゼの産生能亢進
(または上記転写の活性化)あるいは抑制作用(または
上記転写の不活性化)を示す薬剤のスクリーニングなど
に利用できる可能性もある。
【0011】
【発明の好適な形態】本明細書で使用するところの「プ
ロモーター」の語は、転写開始反応の効率に関与するD
NA側の領域を意味する。したがって、「プロモーター
として作用しうる」とは、転写調節能を有すると互換可
能に使用されており、究極的には、ヒトII型5α−レ
ダクターゼの発現を正または負に調節する、転写活性化
作用および転写不活性化作用を有することを意味する。
本発明では、限定されるものでないが、転写不活性化作
用により重点が置かれている。
【0012】まず、本明細書で使用するところの「操作
可能に連結された」とは、プロモーターまたは転写調節
領域(もしくは転写調節能を有する領域)に連結された
目的とするポリヌクレオチド(例えば、レポーター遺伝
子)が一定の宿主細胞内で発現しうるような形態で連結
されていることを意味する。一般に、ポリヌクレオチド
は転写調節領域の下流に連結され、この連結に際して
は、転写調節領域と目的とするポリヌクレオチドとの間
に該ポリヌクレオチドの発現に悪影響を及ぼさないポリ
(もしくはオリゴ)ヌクレオチドが介在してもよい。
【0013】本発明に従う単離されたDNA分子は、配
列番号1で表されるDNA配列からなるポリヌクレオチ
ドにおいて、位置1〜6022番目の連続したDNA配
列からなるポリヌクレオチドである。このようなポリヌ
クレオチドは、例えば、まず、配列番号2および3で表
されるプライマーおよびヒトゲノムDNAを用いたそれ
自体公知のPCR法によりヒトII型5α−レダクター
ゼ転写開始点に近い領域のDNAフラグメントを取得
し、これをジゴキシゲニン標識したものをプローブとし
てヒトゲノムDNAライブラリーのスクリーニングを行
なう。次いで、陽性プラークよりファージDNAを調製
し、これを適当な制限酵素で消化し、上記プローブを用
いたサザンブロッティングにより目的DNAフラグメン
トを同定する。このDNAフラグメントをpBlues
cript II ベクターにサブクローニングするこ
とにより調製できる。
【0014】また、本発明に従う、別の単離されたDN
A分子は、上記ポリヌクレオチドのフラグメントであっ
て、配列番号1の配列中の位置5952番目(T)の転
写開始点を含む少なくとも約50の連続したDNA配列
からなるフラグメントを挙げることができる。これらの
フラグメントは、さらに、ヒトに由来するII型5α−
レダクターゼ遺伝子のプロモーターとして作用しうるも
のであらねばならない。これらのフラグメントは、上記
要件を満たすものであればいずれのDNA分子であって
もよく、また、それらの調製は、後述する実施例2に記
載の方法に従って、上記転写開始点が残存するように適
当な制限酵素を使用して、配列表1で表されるDNA配
列からなるポリヌクレオチドを消化して取得することが
できる。
【0015】さらなる本発明に従う、単離されたDNA
分子として、上記位置1〜6022番目の連続したDN
A配列からなるポリヌクレオチドの基準となるDNA配
列において、1個または複数個のヌクレオチドが置換、
欠失および/または付加することにより改変されてお
り、そして位置5952番目(T)の転写開始点を含む
少なくとも約50の連続したDNA配列からなるポリヌ
クレオチドを包含するポリヌクレオチドを挙げることが
できる。また、これらのポリヌクレオチドも、ヒトに由
来するII型5α−レダクターゼ遺伝子のプロモーター
として作用しうるものであらねばならない。さらに、欠
失することにより改変されたポリヌクレオチドとして
は、上記のフラグメントと重複するものが除外できるよ
うに、基準となるDNA配列が中断されるように、好ま
しくは1個または数個のヌクレオチドが欠失されている
配列からなるポリヌクレオチドを挙げることができる。
欠失する箇所は、上記の要件、すなわち転写開始点が残
存し、かつ、プロモーターとして作用しうるものであれ
ば、その場所および数を問わないが、通常、後述する複
数存在する転写因子結合モチーフの1個また2個以上が
それらの機能を失う(すなわち、対応する転写因子が結
合できなくなる)ような位置であることが好ましい。
【0016】他方、置換は、上記要件を満たすものであ
れば、基準となるDNA配列中の1箇所または2箇所以
上の塩基(A、T、C、G)がいずれか他の塩基で置換
されていてもよく、また、これらの置換は2個以上の連
続する塩基の置換であってもよい。これらの置換も、上
記転写因子結合モチーフの1部が機能を失うように起こ
すことができる。さらに、付加は、5′末端もしくは
3′末端へのヌクレオチドまたはポリもしくはオリゴヌ
クレオチドの付加、ならびに基準となるDNA配列の途
中に上記ヌクレオチド等が割り込むように付加されてい
る場合を包含する。勿論のこと、上記要件を満たすこと
も求められる。
【0017】これらの置換、欠失および付加は、それら
の2種以上が同時に起こっていてもよく、制限酵素によ
る消化とリガーゼによる連結、部位特異的変異の導入、
PCR等のそれら自体周知の技術によりもたらすことが
できる。
【0018】以上の単離されたDNA分子は、さらに操
作可能に連結されたレポーター遺伝子を含んでいてもよ
い。通常は、DNA分子の下流にフレームを合わせた状
態でレポーター遺伝子が、場合によって該遺伝子の発現
に悪影響を及ぼさないヌクレオチド配列を介して、連結
される。レポーター遺伝子は、当該技術分野で公知のい
ずれであってもよいが、それらの発現を容易に検出でき
るものが好ましく、限定されるものでないが、ルシフェ
ラーゼ遺伝子やβ−ガラクトシダーゼ遺伝子を挙げるこ
とができる。上記連結方法もそれ自体公知の方法を利用
できる。
【0019】本発明に従えば、上記DNA分子または該
DNA分子が操作可能に連結されたレポーター遺伝子を
含む構造物を担持するベクター、好ましくは発現ベクタ
ーも提供される。このようなベクターの1種類はプラス
ミドであり、別の種類のベクターはウイルス由来のベク
ターであることができる。これらのベクターは、導入さ
れた宿主細胞内で自律複製できる。本明細書では、この
ようなベクターを発現ベクターまたは組換え発現ベクタ
ーと称している。
【0020】このような発現ベクターの構築に使用でき
るベクターとしては、その後トランスフェクションすべ
き宿主細胞に応じて、多種多様のベクターを使用できる
が、本発明の目的上、大腸菌を宿主として利用できる場
合には、例えばpBluescript II(ストラ
タジーン社製)が、そして哺乳動物細胞を宿主として利
用する場合には、例えばpGL 3 basicベクタ
ー(プロメガ社製品)を都合よく使用することができ
る。かような発現ベクターの構築もそれ自体周知の方法
に準じて行なうことができる。
【0021】本発明に従えば、さらに、上記発現ベクタ
ーもしくは組換え発現ベクター、または上述のレポータ
ー遺伝子が操作可能に連結されていてもよいDNA分子
を含む大腸菌または哺乳動物細胞も提供される。発現ベ
クターやDNA分子からなる外来のDNA分子の宿主細
胞(大腸菌または哺乳動物細胞)への導入またはトラン
スフェクションもまた、それ自体公知の方法にしたがっ
て行うことができる。これらの方法には、リン酸カルシ
ウムまたは塩化カルシウム共沈殿、DEAE−デキスト
ラン−媒介−トランスフェクション、リポフェクション
または電気穿孔を挙げることができる。宿主細胞の適当
な形質転換またはトランスフェクション法は、Sambrook
ら、(モレキュラークローニング:アラボラトリーマニ
ュアル。第2版、コールドスプリングハーバーラボラト
リー、コールドスプリングハーバーラボラトリー出版、
コールドスプリングハーバー、NY.1989)および
他のラボラトリーマニュアルに見いだすことができる。
【0022】上記外来のDNA分子が導入された大腸菌
(例えばJM 109株)は、該DNA分子を増幅する
のに役立つ一方で、哺乳動物細胞は、後述するように、
被検体のヒトII型5α−レダクターゼ転写調節能の評
価方法に役立てることができる。このような目的を達成
するために使用できる哺乳動物細胞としては、ヒト前立
腺ストローマ細胞、ヒト包皮線維芽細胞、ヒト毛乳頭細
胞などを挙げることができる。
【0023】上記評価方法は、上記のDNA分子(特
に、レポーター遺伝子を含む)が導入された哺乳動物細
胞を、被検体の存在下で培養し、そして培養物における
レポーター遺伝子の発現の程度の多寡を被検体のヒトI
I型5α−レダクターゼ転写調節能の指標とすることに
よって行うことができる。レポーター遺伝子の発現の程
度は、使用するレポーター遺伝子に応じる適当な検出手
段で発現産物のレベルを測定し、そして、その発現の程
度の多寡は、例えば、被検体が存在しないことを除い
て、その他は同一の培養条件で培養を行って得られる培
養物(対照)におけるレポーター遺伝子の発現の程度と
比較することによって決定することができる。培養も、
使用する宿主細胞の種類に応じて、当該技術分野で公知
の条件下で行うことができる。
【0024】なお、上記の評価方法は、ハイスループッ
トスクリーニング(high through put screening、 Nat
ure、 384、 supp、 14-16、 1996)などを用いた化合
物ライブラリー、天然物からのII型5α−レダクター
ゼ転写調節物質スクリーニング法に向けることができ
る。この細胞を化合物で適当な時間処理し、レポーター
活性を測定し、活性を上昇もしくは下降させる物質をス
クリーニングする。こうして得られた薬物は、例えばシ
スエレメントあるいは転写因子に作用して直接もしくは
シグナル伝達系の制御により間接的にヒトII型5α−
レダクターゼの発現を調節することができるであろう。
【0025】さらに、配列番号1に表されるDNA配列
について、例えばTRANSFAC等のデータベースを
基に転写因子結合モチーフの検索を行なうことにより、
II型5α−レダクターゼの転写制御に関与する転写因
子を予測することができる。実際に配列番号1に表され
る全DNA配列について検索を行なったところ、SP−
1、AP−1、CREBP1、Nkx−2.5、SOX
5などをはじめとする多数の転写因子結合モチーフの存
在を認めた。これらの転写因子はII型5α−レダクタ
ーゼ転写制御領域中のシスエレメントに作用してII型
5α−レダクターゼの転写を亢進または抑制するものと
考えられる。したがって、これらの転写因子の産生を制
御しうる物質、あるいは転写因子のシスエレメントへの
結合を阻害する物質もII型5α−レダクターゼ転写制
御物質として有用であろう。
【0026】実際に、これらの転写因子がII型5α−
レダクターゼの発現を制御している例として、SRY
(Sex determining region
Y)によるII型5α−レダクターゼの発現亢進を挙げ
ることができる。具体的な結果を実施例5に示す。した
がって、SRYの産生阻害あるいはSRYとシスエレメ
ントとの結合阻害を作用点とする物質はII型5α−レ
ダクターゼ転写抑制物質として有用であろう。
【0027】したがって、本発明によれば、配列番号1
で表されるDNA配列中に存在する転写因子結合モチー
フに対する転写因子をコードする単離されたDNA分子
を含有する発現ベクターを、導入した哺乳動物細胞を培
養することによるヒトII型5α−レダクターゼの発現
の亢進および抑制方法ならびに該方法を被検体の存在下
で行い、該被検体の存在に起因して変化するヒトII型
5α−レダクターゼの発現量の多寡を該被検体のヒトI
I型5α−レダクターゼ転写調節能の指標とすることを
特徴とする被検体の該転写調節能の評価方法も提供され
る。この評価方法もまた、II型5α−レダクターゼの
転写調節物質のスクリーニング方法に向けることもでき
る。 上記評価方法で転写因子結合モチーフに対する転
写因子をコードするDNA分子を含有する発現ベクター
が導入される哺乳動物細胞としては、外来のDNA分子
として操作可能にレポーター遺伝子が連結した前記DN
A分子を含んでいてもよい、ヒト前立腺ストローマ細
胞、ヒト包皮線維芽細胞、ヒト毛乳頭細胞などを挙げる
ことができる。
【0028】本発明のスクリーニング方法で得られるI
I型5α−レダクターゼ転写抑制物質は、前立腺肥大や
前立腺癌、あるいは男性型脱毛症などの男性ホルモン依
存性疾患の予防および治療に有効であろう。
【0029】
【実施例】次に実施例を示して本発明を具体的に説明す
るが、本発明の範囲はこれによって限定されるものでは
ない。実施例1 :ヒトII型5α−レダクターゼゲノムDNA
のクローニング 配列番号2および3で示されるプライマーおよびヒト胎
盤ゲノムDNAを用いたPCR法により、配列番号4に
示すヒトII型5α−レダクターゼ転写開始点に近い領
域のDNAフラグンメントの取得した。これをジゴキシ
ゲニン標識したものをプローブとしてヒトゲノムDNA
ライブラリーのスクリーニングを行なった。具体的には
クロンテック社製ヒトゲノムDNAライブラリー(ベク
ター:EMBL3 SP6/T7)を大腸菌K802株
に感染させた後、プラークを形成させ、これをナイロン
メンブランに転写し、上記プローブを用いてハイブリダ
イゼーションを行なった。検出にはアルカリフォスファ
ターゼ標識抗ジゴキシゲニン抗体(ロシュ・ダイアグノ
スティックス社製)を用いた発色反応をおこなった。約
200万個のプラークをスクリーニングした結果、#1
および#2の2個の陽性プラークを取得した。これらよ
りファージDNAを調製し、これを種々の制限酵素で消
化した後、上記プローブを用いたサザンブロッティング
を行なった結果、複数のDNA断片が陽性を示した。こ
のうち#1のファージDNAをBamHIで消化するこ
とにより得られた約8kbのDNA断片が、ヒトII型
5α−レダクターゼ遺伝子の既知塩基配列および制限酵
素マップにより、転写開始点を含む5′上流域を最も長
くカバーしていることが確認されたので、以後の実験に
はこのDNA断片を用いた。このDNA断片をEcoR
I消化して得られた約6.2kbの断片を同様にBam
HIおよびEcoRIで消化したpBluescrip
t IIベクターにサブクローニングした。このプラス
ミドをp6.2BSと命名した。約6.2kbの挿入断
片の全塩基配列を配列番号1に、さらにその構造を図1
示した。実施例2 :ヒトII型5α−レダクターゼプロモーター
とルシフェラーゼレポーター遺伝子を連結させたレポー
タープラスミドの構築 配列番号1に示すDNA断片はヒトII型5α−レダク
ターゼ遺伝子の5′上流領域に加え、翻訳開始コドン
(ATG)以降の構造遺伝子の一部(配列番号1に示さ
れる6023番から6224番)も含んでいるため、こ
のままルシフェラーゼ遺伝子を連結したのではフレーム
シフトによりルシフェラーゼの発現が期待できない。そ
こで、p6.2BSプラスミドよりII型5α−レダク
ターゼの構造遺伝子部分を除く操作を以下の通り行なっ
た。まず、p6.2BSプラスミドをSacIIで消化
することにより、配列番号1に示される5823番のS
acIIサイトからpBluescript II由来
のSacIIサイトまでを除いた。一方、5′末端にS
acII認識配列をつけた配列番号5および配列番号6
に示されるPCRプライマーを用いてp6.2BSプラ
スミドを鋳型としてPCR反応を行ない、配列番号1に
示される5820番の塩基「C」(SacIIサイトの
3塩基前)から翻訳開始点直前の6022番の塩基
「G」までのDNA断片を得た。この断片をSacII
で消化した後、上記の通りSacIIで消化したp6.
2BSプラスミドにライゲーションした。挿入断片の方
向を確認し、配列番号1と同じクローンを選んだ。この
プラスミドをp6.0BSと命名した。次に、p6.0
BSプラスミドをBssHIIで消化して得られた約6
kbのヒトII型5α−レダクターゼ転写調節領域のD
NA断片を、KpnIおよびHindIIIで消化した
pGL3 basicベクターにサブクローニングし
た。こうして得られたプラスミドをpRedII−Lu
cと命名した。さらに、pRedII−Lucを制限酵
素消化することにより、挿入されているII型5α−レ
ダクターゼ転写調節領域DNA中の切断点より5′側を
除いた後、セルフライゲーションさせたpRedII−
Lucの変異体を作製した。実際に作製した変異体プラ
スミドの名称と作製のために用いた制限酵素を表1に示
す。
【0030】
【表1】
【0031】実施例3:ヒトII型5α−レダクターゼ
プロモーター活性の測定 この実施例では、ヒト培養毛乳頭細胞にトランスフェク
ションした上記の各レポータープラスミドのプロモータ
ー活性を測定した。
【0032】まず、トランスフェクション前日に細胞数
を一定にして24穴プレートに播種した。翌日、各プラ
スミドおよび遺伝子の導入効率測定用の内部コントロー
ルとしてのβ−ガラクトシターゼ遺伝子を含んだpSV
−β−Galactosidase Contorol
Vector(プロメガ社製)をリポフェクトアミン
プラス試薬(ライフテックオリエンタル社製)と混合
し、細胞に添加し、遺伝子導入した。24〜48時間培
養した後、細胞を溶解しルシフェラーゼ活性およびβ−
ガラクトシターゼ活性を測定した。ルシフェラーゼ活性
はピッカジーン発光キット(東洋インキ製)を用いて、
β−ガラクトシターゼ活性は発色基質であるCPRGを
用いて測定した。その結果を表2に示す。プロモーター
活性は、ルシフェラーゼ活性をβ−ガラクトシターゼ活
性で補正し、さらにpRedII−Lucのプロモータ
ー活性に対する相対値としてあらわした。なお、転写開
始点を含め約−60bp付近までのDNAフラグメント
も、強いプロモーター活性を有することが確認されてい
る。
【0033】
【表2】
【0034】実施例4:II型5α−レダクターゼ転写
制御物質のスクリーニング 実施例3と同様に、毛乳頭細胞にpRedII−Luc
およびpSV−β−Galactosidase Co
ntorol Vectorをトランスフェクションす
る。24時間後に種々の物質を添加しさらに24〜48
時間培養する。その後、実施例3と同様の方法でプロモ
ーター活性を測定する。このようにしてII型5α−レ
ダクターゼ発現を亢進もしくは抑制させる種々の物質を
スクリーニングすることができる。実施例5 :転写因子SRY(Sex determin
ing regionY)によるII型5α−レダクタ
ーゼの転写亢進 II型5α−レダクターゼ転写調節領域DNAの塩基配
列についてTRANSFACデータベースを基に転写因
子結合モチーフの検索を行なった結果、転写因子SRY
の結合モチーフを認め、SRYによるII型5α−レダ
クターゼの転写調節の可能性が示唆された。そこでSR
Yの過剰発現によるII型5α−レダクターゼの発現変
動を毛乳頭細胞を用いて検討した。具体的には、まず
5′末端にEcoRI認識配列をつけた配列番号7およ
び配列番号8に示されるPCRプライマーを用いてヒト
ゲノムDNAを鋳型としてSRY構造遺伝子全長を取得
した。この断片をEcoRIで消化した後、同様にEc
oRIで消化した発現ベクターpVP22/myc−H
is(インビトロジェン社製)にサブクローニングし
た。このプラスミドをpVP22−SRY/myc−H
isと命名した。pVP22−SRY/myc−His
およびネガティブコントロールとしてpVP22/my
c−Hisを実施例3と同様の方法でそれぞれ培養毛乳
頭細胞にトランスフェクションした。48時間培養した
後、細胞を回収しRNAを抽出し、RT−PCR法によ
りSRYおよびII型5α−レダクターゼのmRNA発
現を検討した。その結果を図2に示す。pVP22−S
RY/myc−Hisの導入によりSRYは約10倍
に、II型5α−レダクターゼは約4倍に発現量が増大
した。この結果より、SRYはII型5α−レダクター
ゼの発現を亢進させることが明らかになった。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ヒトII型5α−レダ
クターゼのプロモーターを含んだ5′上流遺伝子と適切
なレポーター遺伝子を連結させた組換え発現ベクターを
導入した動物細胞を用い、レポーター活性を指標にして
ヒトII型5α−レダクターゼの発現を正または負に制
御する物質をスクリーニングすることができる。特に、
II型5α−レダクターゼ遺伝子の発現を抑制する物質
は、前立腺肥大や前立腺癌、あるいは男性型脱毛症など
の男性ホルモン依存性疾患の予防および治療に効能を有
するであろう。
【0036】
【配列表】 SEQUENCE LIST <110> Shiseido Co., Ltd. <120> ヒトII型5α−レダクターゼのプロモーター遺伝子およびその用途 <130> 200007102 <160> 8 <210> 1 <211> 6224 <212> DNA <213> Homo sapiens <400> 1 gaattctctg tctgaatggt cctatgtctt gtttctccag gattggtcca tggtgcctta 60 cttagttcat ttggtgaagt catgttttcc tggattatct tgatacttgt aaatgttctt 120 tggtgttagg atttattgta gtcttcactg tctgtgtttt tttgttcctg tcctccttgg 180 gatggatttt cagatatttg aaaagaccgg agtattttga tctatgctgt atctgcttta 240 gagggtacca caatcccagt aatgctatgg ttcttgcagt ttctagatgt actgctttga 300 tggtcttgga caagatccag gataattctc tggattacca ggcagatact cttattttct 360 ttccttactt tctcccaaac agagtccctc tgtcagttct gagacacctg aagctaggag 420 tggagtgaaa ccagcacccc ggaggacacc accactatga ctgtgctcag ccagacttga 480 agccagcaca acactgggtc ttccctgctg taaccactcc ctggccactg cctatgtttg 540 ctcaaggcct tggggctcta caataaacag gtggaaaagc catccaggtc tgtgcccttc 600 ccttcagggt ggcaagttcc cccaagcccc aggtgggtcc agagatgttg tctaggagtc 660 agggactaga gtaaaaaacc tttgaagtct acctggcatt ctattgtatt aaaattgagc 720 tgggggggac tcgggggaaa gtgtgggagg ggagtagggg ataaaagact acacattggg 780 tacggcgtac accgcttggg tgatgggcac caaaatctca gaaatcacca ctaagaactt 840 atctgtgtaa ccaaacacca cctgttcccc aaaaacctat tgaaataata ataataataa 900 ataataataa aatgaataaa caaaaacact gagctggcac tcaaaccaca aaacacagtc 960 tttcccactc tttcctcccc tgtccaaagg cagaggagcc tcactccaca gcccacaaga 1020 agtactgctg gattatcact ggtattcatt taaggcagaa aggctattaa gtcagctggt 1080 ggtgactgct gcctggcctg ggactcactc tttggggcag tgggcttccc tgttggccca 1140 ggaaaggtct agaaatgctg ttgaagagtc aactcttgga atcaagggcc cccaagagct 1200 tgcttggtgc tttacctccc tgtggctgag ccagtacctg aaaccagcta gtctcagagg 1260 ctcacccaag gcccttgatg tagtatctgg gtatcactgc tggttattca gagccaaagg 1320 gcttttcagc tagcaggtga tgaacgctgc catgactggg tctttccctt caaagcagtg 1380 ggttcccttc tggcccaggg tgtttctagg aatgtcacct ggaagctagg gcctggaaca 1440 gggacctcat tattctgact ggtgccatat ctgttgtggc tgagctggta tccaagatgc 1500 aaggcagagt ctcctcaact ctttcctctc ctcttctcaa gcagcaggaa ggggtctctt 1560 ttagagttgt gagttgtgca gcctgggatt ggggaggggt gatgccagca ctcccttggc 1620 tgccccagct gggtgtctca gtatattttg cacccctcag tccactgtct ctggccctag 1680 ttcagtacta ggacttgtct aagaattgca gttcttttgg cctaaactgc ctttcaggtt 1740 tagtcagaga tccagagcac ttcagccctc agtggtgagg tttgtgggaa ctgaaattct 1800 gactgctgga attagtgatt cccctttggc tgggactggt ttgaatgctc cctttatgtg 1860 tgggcatcag ctgaactttg tctggctttc ctttttgctg taacaggaca acactgagtt 1920 taatgcctca ccattgatgt gttctccctc acccagtgca cgaaaatgct ctttgcacca 1980 caccacagct gccagggtgt gatggagggg tggcttcagt gcttcaagac tccttctgca 2040 accttttcag tgcctttttc agcaacacaa agttaaaagc aggtactgca agtgctcact 2100 tgagttttgg ttcttgtgaa ggagctttgc ttgcacagat agttgttaaa ttggtgtcct 2160 tgttggggaa acaatcagtg gagccttcta ttccaccatc ttgctccacc tcccatagta 2220 ctatacatct cttcttttgg ctagttctgt ttggatattt ttgctataat aaaactgtag 2280 ttgtaagtat agtgctttcc agagttcttt aatttttttt agtgaattat caagcttgaa 2340 gggttagtgg ggattcctaa atatggtagc cagctgttta gaagtatagg tagcttacgt 2400 aaccttgaac ttgcagctga tgtctgaagt aaggacagtg ttatggagga ccatgtcctt 2460 aacttttgaa gtttggctca actctagtag ttgttgtcaa aagttgatgt aacatgccta 2520 gtaattttag gaatgctgga tattgtaaag gctatattct tacttgtctg gatttaattg 2580 acttccttta aacagtgttg gactgtgtta ggttacttgt gagtcatctt gatcctttgg 2640 ggggattgat tttatgtttt gttaagaaga tagcttttat tctacctaat tccaatactc 2700 tgtagatcat ttctactact aaaccatggg cttctgggat ctcccagcta gctgtttcct 2760 ggagattata aatgactcta acacatcttt catatgcaaa ccaactaatt cagggctcat 2820 acgttcccca accacttcct ttatcaggac tctacaccct gggccactat tctcctgccc 2880 taatcagcca ggtccaggta acagaaaagt aaagacagcc gctgtacccc agagcctgct 2940 aaaagtattc aaacgagcta atcctaagcc tgattacctt gtcatgccca ctctttcctg 3000 cagaaactac agtaaaggct cttgcccacc ttgacccctc actccggctg cctcctaaca 3060 ctggtgcttc tccatgtggg cttgggtggt gtgctgtgtc ttctgtttgt agggatctgt 3120 cgatataaac cttttccttc acgatagtca tttctgtgtc tgcatatgtt accacattga 3180 ttaaaaagag taagtactgt atgattccac ttacccgaaa ttcaaaagca gacaaaatta 3240 acttatggtg ttagaagtca gggtagtggt gttttttttt tttgcttttt tttttttttt 3300 ttttttcctg gaaggaggat gtaaggaggc aggagcacag atcctgatat gctgataatc 3360 tgtatcttga cctaggtgca gcttgcaaga gggtgttcag tttgtgcaaa tcaaccaagc 3420 tgtatattta taattgggca ctttcttctt gcatgtaata cagaccagtt gcattattgg 3480 ttccaatttt ctacctccca ctatatccct gccctttacc atgtaacttt acaaatagtc 3540 tctcactttg gctctagaat ccaccatatg acttgatttg gccaatacaa taaataggaa 3600 gtaagggtgt gcttgttctt ggcctgagcc tgaagaggcc ttgtgtgttt cttctactct 3660 cgtacttttg ttattaacat tatatagaca tggtggagct agctcactca tcccaggatg 3720 agagcctcag ctaagtttct ccatccaaac acagcctgga gctgggctct aacttgttac 3780 acagatgaat gagtgaatat tgttaagata agtcaagccc agcccagatt tctgacccac 3840 agccaaccca cagatgcata agctgaagat gactggtttt atcaagctaa ttgttataat 3900 agtggagaaa agatcatgag gacaaaaagt gggcagagtc ggaagaaaag agaggaagaa 3960 attgagacag aagacatttc atttaaaaaa aatattccat tgagctgggt ttgaaatagt 4020 gcactgcctg ttctcctaat gctgtatggt gtcatgaaat ctattgttta ctgagtctat 4080 gagccagctt cctagggagg ctatggcaat tgaggacagg gaagaggtaa cactcaggaa 4140 catagaagga gaatttgggt ccaagtgggt ggagggaaaa ataactgggt ttagttttgg 4200 gtagggctgg ttttgaggtc tctgaaggac atgtaagtgg agttttccag cagggagaaa 4260 acgcagagct aaagctcata tctttgctgg caatctagat ttgggcatct tcaacaagca 4320 ggttgtagct gaggaagctg ggactggact tgtactctaa agccagtgca aaaaaagctt 4380 gaaacggcta tgatggctaa gacctggctt ttccatgaaa aatgcttcgg tcagtatgag 4440 tgattccaaa gtggtgatca attaaaaact gaagtatgat tagcattaat tataacccaa 4500 tgggaatatg ataaacgact cttggtcagc aagcagaggg tgccctgtag tgctaaagca 4560 tcaccatata ccatgtgtgc caagaatcag gagacacccc aaacgggagc agatgagggg 4620 ttgtgtctgt cattggacca gctggcctga tccagcagaa gtggatggag atacactgaa 4680 tggggctcct gggaggcgtg agttgaaggg gaaggaagag aagagacctc caaagtaagg 4740 gaagagtgaa aaatgagaag gactggggtg gagccccaag tagggaccag aggagaaaac 4800 agggataaag taatcaaggg agatgggaca ggaagatgaa agaatgaggt aaacagcagg 4860 tgggaagagg aggtcaacct aaaggagaaa gccgggtcga agaaagaagg aagagaagaa 4920 aagaagggtt gggaaacaga ggaggaggca gccaagaaag cctggaagct gaatcataga 4980 acggaagagg tagaagacgg aggggctgga ggataacata aaggtgggaa acggaagaga 5040 gaaagaaccg cgtctgcgtg tatgacggct agacaggagt tcagagaaca gcggggtcgc 5100 caggccacca cctgatgggc cacggctcat tggctctagg agctgggaaa gggcatccca 5160 ggaaagaagc cctagacttt agcctgagtc tgggccactc taggggaccg ggagtggggt 5220 ggcgggagag gacgcgcaga atctcgactt ctggccccaa tctgtgcatg atcacccgag 5280 ctcagcggac gctcctctct gacccaggca ggcggctcag ggacgcgtgc ggggatgcag 5340 agagaaaccg ctgaggaatt agggccggga gagactggta cctgccgggg gcgtgtggtg 5400 gggcagagct ggcactgatg ctgagagtgg ctaaggagcg cggcgcccca gagcagaagg 5460 gctggcagac gctcagagag ccaggatggt tcagggtcca aggaaggtcc tatgttgggt 5520 gggagctgtg agggagtgaa agtgcatgag gaaccggagg agatggaaag accttggctt 5580 gggtgttcga gggtgggact gcgtggtgac cgacggcaca gagggtgtgt gttggggcgg 5640 aagaaccacc ccagctgaat cgtccccgtg gggttttctt cccgtgtctt agttccagaa 5700 gttgccgcat cagacgctaa tagttgagga acaagtcatg gaaggacagc ctaagcggga 5760 ggtgaatgta aagccgtgga gagggcgggc gaactaagaa ggccttcgtt ctcctccggc 5820 caccgcggct gcatccttga gaaaggggta ttgctgcgaa gccgcgccag ggctggacgc 5880 ggcgaggtgg gaggcaggat ggaggggcgg gagccaaggc cgagggggcg gacacgggtg 5940 gcgtctggcg ctccataaag cggttgcggg ggccgcgctc tcttctggga gggcagcggc 6000 caccggcgag gaacacggcg cg atg cag gtt cag tgc cag cag agc cca gtg 6052 Met Gln Val Gln Cys Gln Gln Ser Pro Val 1 5 10 ctg gca ggc agc gcc act ttg gtc gcc ctt ggg gca ctg gcc ttg tac 6100 Leu Ala Gly Ser Ala Thr Leu Val Ala Leu Gly Ala Leu Ala Leu Tyr 15 20 25 gtc gcg aag ccc tcc ggc tac ggg aag cac acg gag agc ctg aag ccg 6148 Val Ala Lys Pro Ser Gly Tyr Gly Lys His Thr Glu Ser Leu Lys Pro 30 35 40 gcg gct acc cgc ctg cca gcc cgc gcc gcc tgg ttc ctg cag gag ctg 6196 Ala Ala Thr Arg Leu Pro Ala Arg Ala Ala Trp Phe Leu Gln Glu Leu 45 50 55 cct tcc ttc gcg gtg ccc gcg ggg atc c 6224 Pro Ser Phe Ala Val Pro Ala Gly Ile 60 65 <210> 2 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> ヒトII型5α−レダクターゼの転写開始点付近の配列を参考にして合成 <400> 2 gaaaccgctg aggaattagg 20 <210> 3 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> ヒトII型5α−レダクターゼの転写開始点付近の配列を参考にして合成 <400> 3 ttcgcagcaa tacccctttc 20 <210> 4 <211> 517 <212> DNA <213> Homo sapiens <400> 4 gaaaccgctg aggaattagg gccgggagag actggtacct gccgggggcg tgtggtgggg 60 cagagctggc actgatgctg agagtggcta aggagcgcgg cgccccagag cagaagggct 120 ggcagacgct cagagagcca ggatggttca gggtccaagg aaggtcctat gttgggtggg 180 agctgtgagg gagtgaaagt gcatgaggaa ccggaggaga tggaaagacc ttggcttggg 240 tgttcgaggg tgggactgcg tggtgaccga cggcacagag ggtgtgtgtt ggggcggaag 300 aaccacccca gctgaatcgt ccccgtgggg ttttcttccc gtgtcttagt tccagaagtt 360 gccgcatcag acgctaatag ttgaggaaca agtcatggaa ggacagccta agcgggaggt 420 gaatgtaaag ccgtggagag ggcgggcgaa ctaagaaggc cttcgttctc ctccggccac 480 cgcggctgca tccttgagaa aggggtattg ctgcgaa 517 <210> 5 <211> 35 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> ヒトII型5α−レダクターゼの転写開始点付近の配列を参考にして合成 <400> 5 ccaccgcggc tgcatccttg agaaaggggt attgc 35 <210> 6 <211> 35 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> ヒトII型5α−レダクターゼの転写開始点付近の配列を参考にして合成 <400> 6 tttccgcggc gcgccgtgtt cctcgccggt ggccg 35 <210> 7 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> ヒトSRYのcDNA塩基配列(翻訳開始点付近)を参考にして合成 <400> 7 ggaattctat gcaatcatat gcttctgcta 30 <210> 8 <211> 30 <212> DNA <213> Artificial Sequence <220> <223> ヒトSRYのcDNA塩基配列(ストップコドン付近)を参考にして合成 <400> 8 agaattcagc tttgtccagt ggctgtagcg 30
【図面の簡単な説明】
【図1】配列番号1に示すヒトII型5α−レダクター
ゼ遺伝子5′上流領域の構造を示す、プローブはヒトゲ
ノムライブラリーのスクリーニングに用いたものであ
る。
【図2】実施例5に示す、培養ヒト毛乳頭細胞における
SRY過剰発現実験の結果である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4B024 AA01 AA11 BA80 DA02 DA06 EA04 FA02 GA11 4B063 QA01 QA18 QQ20 QR60 QR77 QR80 QX01 4B065 AA26X AA90X AA93Y AB01 AC14 CA46

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトに由来するII型5α−レダクター
    ゼ遺伝子のプロモーターとして作用しうる単離されたD
    NA分子であって、(a)配列番号1で表されるDNA
    配列からなるポリヌクレオチドにおいて、位置1〜60
    22番目の連続したDNA配列からなるポリヌクレオチ
    ド、(b)(a)のポリヌクレオチドのフラグメントで
    あって、位置5952番目(T)の転写開始点を含む少
    なくとも約50の連続したDNA配列からなるフラグメ
    ント、ならびに(c)(a)のポリヌクレオチドのDN
    A配列において、1個または複数個のヌクレオチドが置
    換、欠失および/または付加することにより改変されて
    おり、そして位置5952番目(T)の転写開始点を含
    む少なくとも約50の連続したDNA配列からなるポリ
    ヌクレオチドを包含するポリヌクレオチド、からなる群
    より選ばれるDNA分子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDNA分子を担持する
    組換え発現ベクター。
  3. 【請求項3】 該DNA分子に操作可能に連結されたレ
    ポーター遺伝子をさらに担持する請求項2記載の発現ベ
    クター。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のDNA分子または請求
    項2に記載の発現ベクターを含む大腸菌または哺乳動物
    細胞。
  5. 【請求項5】 該DNA分子に操作可能に連結されてレ
    ポーター遺伝子をさらに含む請求項4記載の大腸菌また
    は哺乳動物細胞。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の哺乳動物細胞を被検体
    の存在下で培養し、そして培養物におけるレポーター遺
    伝子の発現の程度の多寡を被検体のヒトII型5α−レ
    ダクターゼ転写調節能の指標とすることを特徴とする被
    検体の該転写調節能の評価方法。
  7. 【請求項7】 配列番号1で表されるDNA配列中に存
    在する転写因子結合モチーフに対する転写因子をコード
    する単離されたDNA分子を含有する発現ベクターを、
    導入した哺乳動物細胞を培養することによるヒトII型
    5α−レダクターゼの発現の亢進または抑制方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法を被検体の存在下で
    行い、該被検体の存在に起因して変化するヒトII型5
    α−レダクターゼの発現量の多寡を該被検体のヒトII
    型5α−レダクターゼ転写調節能の指標とすることを特
    徴とする被検体の該転写調節能の評価方法。
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