JP2002034181A - 電源監視システム - Google Patents

電源監視システム

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JP2002034181A
JP2002034181A JP2000209907A JP2000209907A JP2002034181A JP 2002034181 A JP2002034181 A JP 2002034181A JP 2000209907 A JP2000209907 A JP 2000209907A JP 2000209907 A JP2000209907 A JP 2000209907A JP 2002034181 A JP2002034181 A JP 2002034181A
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power supply
monitoring device
supply monitoring
power
monitoring system
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Hisaaki Saito
久昭 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源モニタ情報を得たときの、電源監視シス
テム内の通信状態の良否を判断できるようにする。 【解決手段】 遠隔監視システム1からの要求により、
電源監視装置4はUPS装置6の電源モニタ装置7へ電
源モニタ情報の送信を要求する。この要求日時と電源モ
ニタ装置7からの返信日時との時間差から通信状態を判
断し、異常であれば再送信要求をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば無停電電
源(UPS)装置のような電源装置を監視する電源監視
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の電源監視システムの構
成を示すブロック図である。図において、1は遠隔監視
システム、2は公衆回線、3は公衆回線2を介して遠隔
監視システム1と通信接続された電源監視システム、4
は電源監視装置、5はその専用回線、6a,6b,6c
は専用回線5により電源監視装置4に通信接続されたU
PS装置であり、電源監視4、専用回線5およびUPS
装置6a〜6cで電源監視システム3を構成している。
なお、UPS装置は1台であっても複数台であってもよ
い。
【0003】以下、UPS装置6aについて説明する
が、他のUPS装置6b,6cも同様になっている。7
は電源モニタ装置、8はUPS装置6aの接点動作情報
や計測値を取り込む電源モニタ情報制御回路であり、電
源モニタ装置7と電源モニタ情報制御回路8は、UPS
装置6aに設けられている。電源モニタ7は、電源監視
装置4と電源モニタ装置7の接続、並びに電源モニタ装
置7と電源モニタ情報制御回路8の接続のため、送受信
手段9と電源モニタ情報抽出手段11を備えている。
【0004】次に、動作について説明する。遠隔監視シ
ステム1は、公衆回線2を介し、電源監視システム3の
電源監視装置4との通信によって、UPS装置6a〜6
cの遠隔監視を行う。電源監視システム3においては、
電源監視装置4により、専用回線5を介して通信を行
い、UPS装置6a,6b,6cの運転状況を監視す
る。
【0005】運転状況の監視は、遠隔監視システム1か
ら電源監視装置4へ、例えばUPS装置6aの電源モニ
タ情報の要求が出され、UPS装置6aの内部に設けら
れた電源モニタ装置7が、電源監視装置4からの電源モ
ニタ情報の要求を送受信手段9により受信判断し、電源
モニタ情報抽出手段11により、電源モニタ情報制御回
路8を制御してUPS装置6aの運転に関する電源モニ
タ情報を抽出し、送受信手段9により電源監視装置4へ
送信して、さらに電源監視装置4から遠隔監視システム
1へと電源モニタ情報を送信することで行われる。
【0006】図14は、電源監視装置4と電源モニタ情
報制御回路8をつなぐ電源モニタ装置7の内部の回路構
成を示すブロック図である。図において、12はCP
U、13は電源モニタ装置7自らの動作用の制御プログ
ラムと電源モニタ情報制御回路8から得た電源モニタ情
報を記憶するメモリ、14は電源監視装置4との通信を
行うための送受信回路、15は電源モニタ情報制御回路
8からの電源モニタ情報の抽出を行うデータ入出力回路
である。図13と図14を対比させた場合、送受信手段
9は送受信回路14とUPS12に対応し、電源モニタ
情報抽出手段11はデータ入出力回路15とCPU12
に対応する。メモリ13は、図13では図示を省略して
いる。
【0007】図14を用いて説明すると、UPS装置の
内部に設けられた電源モニタ7では、電源監視装置4か
らの電源モニタ情報の要求を送受信回路14で受信し、
データ入出力回路15を制御して電源モニタ情報制御回
路8からUPS装置の電源モニタ情報をメモリ13に抽
出し、送受信回路14によって電源監視装置4へと送信
する。これらの受信と送信の制御はCPU12によって
行われるが、その制御プログラムと送受信のデータはメ
モリ13に格納されている。
【0008】電源監視装置4からの電源モニタ情報要求
を判断する電源モニタ装置7における受信処理の動作
を、図15のフローチャートに示す。電源監視装置4か
ら受信した情報のエラー判定や受信要求情報判定の処理
50を行った後、受信処理終了か否かの判断51や電源
モニタ情報を抽出する処理53、および電源監視装置4
からの継続した受信をする処理54を行う。
【0009】また、電源監視装置4からの電源モニタ情
報要求を判断した後に実行する電源モニタ装置4におけ
る送信処理の動作を、図16のフローチャートに示す。
電源監視装置4へ送信する情報のエラー判定や送信要求
情報判定の処理60を行った後、送信処理終了か否かの
判断61や、電源モニタ情報を送信する処理63、およ
び電源監視装置4への継続した送信をする処理64を行
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源監視システ
ムは以上のように構成されているので、電源監視装置
は、電源モニタ装置に要求した電源モニタ情報のみしか
情報を得ることができない。電源監視装置と電源モニタ
装置の間で通信異常が発生して数回の通信で電源モニタ
情報が得られた場合、電源装置の電源モニタ情報が、正
常な通信で得られるタイミングよりも大幅に遅延して得
られる。そのような場合でも、そのタイミングのずれを
認識することが不可能で、入手した情報は全て正常なタ
イミングで得たものと誤ってみなされてしまうという問
題があった。また、特定の電源装置の通信状態が悪い場
合は、電源監視装置で電源装置の動作状態が遅れて観測
され、その電源装置の動作が異常に観測されるなどの問
題があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、電源監視装置と電源モニタ
装置との間の通信異常により、電源監視装置から電源モ
ニタ装置への電源モニタ情報の要求と電源モニタ装置か
ら電源監視装置への電源モニタ情報の返信との間のタイ
ミングのずれを認識でき、またこのタイミングのずれか
ら通信異常を検知して電源モニタ情報の送信を再要求す
る電源監視方法および電源監視システムを得ることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電源監視
システムは、電源装置、および回線を介して電源装置と
接続され電源装置を監視する電源監視装置からなり、電
源装置は、電源監視装置から要求を受けて電源モニタ情
報を返信する電源モニタ装置を備えた電源監視システム
において、電源監視装置は時計機能を備え、電源監視装
置から電源モニタ装置へ電源モニタ情報の送信を要求し
た日時と、電源モニタ装置から電源監視装置へ電源モニ
タ情報を返信した日時との時間差から、電源監視装置と
電源モニタ装置との間の通信状態を判断するようにした
ものである。
【0013】請求項2に係る電源監視システムは、請求
項1記載のものにおいて、通信状態が異常であると判断
したときに、電源監視装置から電源モニタ装置へ電源モ
ニタ情報の送信を再要求するようにしたものである。
【0014】請求項3に係る電源監視システムは、請求
項1または請求項2記載のものにおいて、電源モニタ装
置は時計機能を備え、電源監視装置と電源モニタ装置の
間で日時合わせを行うとともに、この日時合わせための
通信の記録を取るようにしたものである。
【0015】請求項4に係る電源監視システムは、請求
項1または請求項2記載のものにおいて、遠隔監視シス
テムにより遠隔監視され、通信状態が異常であると判断
したときに、電源監視装置から遠隔監視システムへ通信
異常があったことを通報するようにしたものである。
【0016】請求項5に係る電源監視システムは、請求
項2記載のものにおいて、電源監視装置を制御する制御
プログラム中の電源モニタ情報の送信を再要求する処
理、および電源モニタ装置を制御する制御プログラム中
の電源モニタ情報を再送信する処理をそれぞれモジュー
ルにまとめたものである。
【0017】請求項6に係る電源監視システムは、請求
項3記載の電源監視装置を制御する制御プログラム中、
および電源モニタ装置を制御する制御プログラム中の日
時合わせをする処理をそれぞれモジュールにまとめたも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1は、実施
の形態1における電源監視システムの構成を示すブロッ
ク図である。図において、1は遠隔監視システム、2は
公衆回線、3は公衆回線2を介して遠隔監視システム1
と通信接続された電源監視システム、4は電源監視装
置、5はその専用回線、6は専用回線5により電源監視
装置4と通信接続された電源装置としてのUPS装置で
あり、図13の6a〜6cで示したように複数台接続さ
れてもよい。電源監視システム3は、電源監視装置4、
専用回線5およびUPS装置6で構成されている。な
お、電源監視装置4は、日時を計測、記録する時計機能
を有している。
【0019】7は電源モニタ装置、8はUPS装置6の
接点動作情報や計測値を取り込む電源モニタ情報制御回
路であり、電源モニタ装置7と電源モニタ情報制御回路
8はUPS装置6に設けられている。9は電源監視装置
4と電源モニタ装置7の接続のための送受信手段、10
は送受信の際に日付と時刻を記録する送受信日時記録手
段、11は電源モニタ装置7と電源モニタ情報制御回路
8の接続のための電源モニタ情報抽出手段であり、送受
信手段9、送受信日時記録手段10および電源モニタ情
報抽出手段11で電源モニタ装置7を構成している。
【0020】図2は、電源監視装置4と電源モニタ情報
制御回路8をつなぐ電源モニタ装置7の内部の回路構成
を示すブロック図である。図において、12はCPU、
13は電源モニタ装置7自らの動作用の制御プログラム
と電源モニタ情報制御回路8から得た電源モニタ情報を
記憶するメモリ、14は電源監視装置4との通信を行う
ための送受信回路、15は電源モニタ情報制御回路8か
ら電源モニタ情報の抽出を行うデータ入出力回路、16
は日付と時刻のデータをもつリアルタイムクロック(R
TC)回路である。
【0021】図1と図2を対比させた場合、送受信手段
9は送受信回路14とCPU12に対応し、送受信日時
記録手段10はRTC回路16とCPU12に対応し、
そして電源モニタ情報抽出手段11はデータ入出力回路
15とCPU12に対応する。メモリ13は、図1では
図示を省略している。
【0022】次に、動作について説明する。遠隔監視シ
ステム1は、公衆回線2を介して電源監視システム3の
電源監視装置4との通信によってUPS装置6の遠隔監
視を行う。電源監視システム3においては、電源監視装
置4により専用回線5を介して通信を行い、UPS装置
6の運転状況を監視する。運転状況の監視は、遠隔監視
システム1から電源監視装置4へ、UPS装置6の運転
に関する電源モニタ情報の要求が出され、電源監視装置
4から電源モニタ装置7へ電源モニタ情報の要求がなさ
れることにより行われる。
【0023】電源モニタ装置7では、図2に示した送受
信回路14からCPU12に電源モニタ情報の要求がな
される。CPU12は、電源モニタ情報の要求を、メモ
リ13に格納されている制御プログラムの動作で送受信
回路14により受信を判断し、RTC回路16により受
信日時をメモり13に記録し、さらにデータ入出力回路
15から電源モニタ情報制御回路8を制御してUPS装
置6の運転に関する電源モニタ情報を抽出して、メモリ
13に記録を開始する。電源モニタ情報の抽出が完了す
れば、RTC回路16から送信日時をメモり13に格納
し、メモリ13に格納された電源モニタ情報に上記受信
日時と送信日時を付け加えて、送受信回路14から電源
監視装置4へ送信する。さらに、電源監視装置4から遠
隔監視システム1へと電源モニタ情報を送信する。
【0024】図3〜図6は上記動作をフローチャートで
示したものである。図3は、電源監視装置4の概略動作
を示すフローチャートである。監視制御初期化30の
後、監視メイン処理31が行われる。図4は、電源モニ
タ装置の概略動作を示すフローチャートである。制御初
期化40の後、送受信メイン処理41が行われる。送受
信メイン処理41の詳細を図5と図6に示す。
【0025】図5は、図4の送受信メイン処理41の一
部である受信処理の動作を示すフローチャートである。
電源装置4から受信した情報のエラー判定と、受信し要
求された情報の判定処理50を行った後、受信処理終了
か否かの判断51を行い、未終了ならば電源モニタ情報
の抽出開始か否かの判断521を行い、開始ならば受信
日時の記録522を行う。そして、電源モニタ情報を抽
出する処理53、および電源監視装置4からの継続した
受信をする処理54を行う。
【0026】図6は、図4の送受信メイン処理41の一
部である送信処理の動作を示すフローチャートである。
電源監視装置4へ送信する情報のエラー判定と送信すべ
き要求された情報の判定処理60を行った後、送信処理
終了か否かの判断51を行い、未終了ならば電源モニタ
情報の送信開始か否かの判断621を行い、開始ならば
送信日時の記録622を行う。そして、電源モニタ情報
を送信する処理63、および電源監視装置4への継続し
た送信をする処理64を行う。
【0027】図7は、遠隔監視システム1から電源監視
システム3へ電源モニタ情報を要求した際の動作を模式
的に示すタイミング図である。A部は、遠隔監視システ
ム1、電源監視装置4および電源モニタ装置7の相互間
の通信が正常に行われた場合について示す。B部は、電
源監視装置4から専用回線5を介した電源モニタ装置7
への通信で異常が発生し、その後、3回目に正常通信が
なされた場合を示す。
【0028】A部で示すように、遠隔監視システム1か
ら電源モニタ7までの通信が正常に行われたときは、電
源モニタ装置7がD0の受信日時と送信日時を電源モニ
タ情報に付加して電源監視装置4へ送信し、電源監視装
置4は受信日時と送信日時を付加するかしないかを決定
して、電源モニタ情報を遠隔監視システム1へ送信す
る。
【0029】これに対してB部では、電源監視装置4と
電源モニタ装置7の間で通信異常が2回発生した場合の
動作を示す。遠隔監視システム1から電源監視装置4へ
の送信は正常に行われたが、電源監視装置4と電源モニ
タ7との間の通信でD0とD1において受信できず、D
3で電源監視装置4から電源モニタ装置7が受信できた
ことを示している。電源監視装置4において、1回目の
送信日時(D0のもの)と受信日時(D3のもの)の時
間差を検出して、その時間差が異常であれば、通常異常
のあったことを電源モニタ装置7に伝える。なお、D3
の日時は、電源モニタ装置7から送信する電源モニタ情
報に付加されたものを用いてもよいし、電源監視装置4
自らが計測した電源モニタ装置7からの受信日時を用い
てもよい。
【0030】実施の形態2.図8と図9は、この発明の
実施の形態2における電源監視装置と電源モニタ装置の
それぞれの動作を示すフローチャートである。システム
全体の構成は図1、図2と同様であるので説明を省略す
る。図8において、30と31は、図3と同様であり、
32の部分が追加されている。電源監視装置で検出し
た、電源モニタ装置との間の送信日時と受信日時の時間
差に問題ありかなしかの判断321を行い、問題ありの
ときは電源モニタ装置へ電源モニタ情報の再送信要求処
理322を行う。
【0031】また、図9において、40と41は、図4
と同様であり、42の部分が追加されている。電源監視
装置から、図8の322による再送信要求の有無の判断
421を行い、あったときは電源モニタ情報の再送信処
理422を行う。その他は実施の形態1の場合と同様で
あるので説明を省略する。
【0032】電源監視装置4から電源モニタ装置7のメ
モリ13に通信で制御プログラムを転送することによ
り、電源モニタ装置7の制御プログラムの変更ができる
ので、図8および図9に示した動作フローのように、電
源監視装置4で、電源モニタ装置7との間の送信日時と
受信日時の時間差に基づき再送信要求をするか否かの判
断をすれば、電源監視モニタ装置7に電源モニタ情報の
再送信を行わせる通信手順の決定ができるため、電源監
視装置4における電源モニタ制御の早期仕様決定が容易
となり、制御プログラム開発期間を短縮できる。
【0033】実施の形態3.図10と図11は、この発
明の実施の形態3における電源監視装置と電源モニタ装
置のそれぞれの動作を示すフローチャートである。シス
テム全体の構成は、図1、図2と同様であるので説明を
省略する。
【0034】図10において、30および31は、図3
と同様であり、33の部分が追加されている。電源監視
装置4の時計機能による日時と、電源モニタ装置7のR
TC回路16の日時とを照合して日付、時刻を合わせ
る。電源モニタ装置に日時データを送信させて、電源監
視装置の日時と異なっているかどうかの判断331を行
い、異なっていれば電源モニタ装置への日時の調整要求
332を行う。
【0035】また、図11において、40および41は
図4と同様であり、43の部分が追加されている。電源
監視装置から、図10の332による日時調整要求の有
無の判断431を行い、あったときはRTC回路の日時
の調整処理432を行う。その他は実施の形態1の場合
と同様であるので説明を省略する。
【0036】図10、図11に示した動作フローのよう
に、電源監視装置4における日時と電源モニタ装置7に
おける日時との照合処理を行うことにより、電源監視装
置4と電源モニタ7の間の通信状態の履歴をとることが
でき、通信品質を測定、検出することが可能になる。例
えば、両日時の照合を定期的に行って記録することによ
り、通信時間帯と通信不良の生じる確率の大小との関係
を分析でき、また、電源監視装置4からのデータ要求に
対する電源モニタ装置7の応答時間から、専用回線5の
品質の良否を判断することができる。
【0037】実施の形態4.図12は、この発明の実施
の形態4における電源監視装置の動作を示すフローチャ
ートである。システム全体の構成は図1、図2と同様で
あるので説明を省略する。図において、30および31
は図3と同様であり、34と35の部分が追加されてい
る。電源監視装置で検出した、電源モニタ装置との間の
送信日時と受信日時の時間差に問題ありかなしかの判断
341を行い、問題ありのときは電源モニタ装置へ再送
信要求して電源モニタ情報の受信342をする。そして
電源監視システムで通信エラーが発生したことを遠隔監
視システム1へ通報する処理35を行う。その他は実施
の形態2の場合と同様であるので説明を省略する。
【0038】この実施の形態では、実施の形態2と同様
に通信異常が発生したときに電源モニタ情報の再送信要
求をするとともに、電源監視システム3で通信異常が発
生したことを遠隔監視システム1へ通報する。そのた
め、遠隔監視システム1において電源監視システム3の
詳細な動作状態を監視することができ、電源監視システ
ムの品質を向上できる。
【0039】実施の形態5.上記実施の形態2〜実施の
形態4の説明で用いた図8〜図10において、32と4
2、33と43、または34で示した処理につき、破線
で囲った部分をそれぞれモジュールにまとめて設計し、
実施の形態1の図3、図4の監視メイン処理あるいは送
受信メイン処理41に追加してブロック的に組み込むこ
とにより、電源監視システム3の制御プログラムの機能
設計や開発の工程を簡略化でき、電源監視システムの効
果的な開発を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る電源監視システムによれ
ば、電源監視装置から電源モニタ装置へ電源モニタ情報
の送信を要求した日時とその返信の日時との時間差か
ら、通信状態を判断するので、得られた電源モニタ情報
が正常な通信状態によって得たものかどうかを判断する
ことができる。
【0041】請求項2に係る電源監視システムによれ
ば、通信状態が異常であると判断したときに電源モニタ
情報を再送信要求するので、電源モニタ情報を正常な通
信状態で得ることができる。
【0042】請求項3に係る電源監視システムによれ
ば、電源監視装置と電源モニタ装置の間で日時合わせを
行ってその通信を記録するので、通信状態の履歴から通
信品質を分析、評価することができる。
【0043】請求項4に係る電源監視システムによれ
ば、通信状態が異常であると判断したときに、それを遠
隔監視システムへ通報するので、遠隔監視システムにお
いて、電源装置を正しく監視することができる。
【0044】請求項5、請求項6に係る電源監視システ
ムによれば、電源監視装置および電源モニタ装置の制御
プログラムの電源モニタ情報と再要求と再送信の処理、
あるいは日時合わせの処理をモジュールにまとめたの
で、制御プログラムの機能設計および開発の工程を簡略
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における電源監視シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1中の電源モニタ装置7の内部の回路構成
を示すブロック図である。
【図3】 図1、図2中の電源監視装置4の概略動作を
示すフローチャートである。
【図4】 図1、図2中の電源モニタ装置7の概略動作
を示すフローチャートである。
【図5】 図4中の送受信メイン処理41における受信
処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】 図4中の送受信メイン処理41における送信
処理の動作を示すフローチャートである。
【図7】 図1中の遠隔監視システム1から電源監視シ
ステム3へ電源モニタ情報を要求したときの動作を示す
タイミング図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における電源監視装
置の動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2における電源モニタ
装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態3における電源監視
装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態3における電源モニ
タ装置を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態4における電源監視
装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】 従来の電源監視システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図14】 図13中の電源モニタ装置7の内部の回路
構成を示すブロック図である。
【図15】 図13、図14中の電源モニタ装置7にお
ける受信処理の動作を示すフローチャートである。
【図16】 図13、図14中の電源モニタ装置7にお
ける送信処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遠隔監視システム、2 公衆回線、3 電源監視シ
ステム、4 電源監視装置、5 専用回線、6 UPS
装置、7 電源モニタ装置、16 RTC回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置、および回線を介して上記電源
    装置と接続され上記電源装置を監視する電源監視装置か
    らなり、上記電源装置は、上記電源監視装置から要求を
    受けて電源モニタ情報を返信する電源モニタ装置を備え
    た電源監視システムにおいて、上記電源監視装置は時計
    機能を備え、上記電源監視装置から上記電源モニタ装置
    へ電源モニタ情報の送信を要求した日時と、上記電源モ
    ニタ装置から上記電源監視装置へ電源モニタ情報を返信
    した日時との時間差から、上記電源監視装置と上記電源
    モニタ装置との間の通信状態を判断するようにしたこと
    を特徴とする電源監視システム。
  2. 【請求項2】 通信状態が異常であると判断したとき
    に、電源監視装置から電源モニタ装置へ電源モニタ情報
    の送信を再要求するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の電源監視システム。
  3. 【請求項3】 電源モニタ装置は時計機能を備え、電源
    監視装置と上記電源モニタ装置の間で日時合わせを行う
    とともに、この日時合わせための通信の記録を取るよう
    にしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    電源監視システム。
  4. 【請求項4】 遠隔監視システムにより遠隔監視され、
    通信状態が異常であると判断したときに、電源監視装置
    から上記遠隔監視システムへ通信異常があったことを通
    報するようにしたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の電源監視システム。
  5. 【請求項5】 電源監視装置を制御する制御プログラム
    中の電源モニタ情報の送信を再要求する処理、および電
    源モニタ装置を制御する制御プログラム中の電源モニタ
    情報を再送信する処理をそれぞれモジュールにまとめた
    ことを特徴とする請求項2記載の電源監視システム。
  6. 【請求項6】 電源監視装置を制御する制御プログラム
    中、および電源モニタ装置を制御する制御プログラム中
    の日時合わせをする処理をそれぞれモジュールにまとめ
    たことを特徴とする請求項3記載の電源監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392941C (zh) * 2005-05-13 2008-06-04 艾默生网络能源有限公司 可实现远程无线监控的不间断电源及对其进行监控的系统
JP2018074863A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 未来工業株式会社 発電監視システム

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