JP2002032825A - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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JP2002032825A
JP2002032825A JP2000218602A JP2000218602A JP2002032825A JP 2002032825 A JP2002032825 A JP 2002032825A JP 2000218602 A JP2000218602 A JP 2000218602A JP 2000218602 A JP2000218602 A JP 2000218602A JP 2002032825 A JP2002032825 A JP 2002032825A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偽貨を投入されて正貨として受け入れられ、
その後返却レバーが操作された場合に当該硬貨をそのま
ま払い出し、しかも簡単な構成で硬貨の払出動作及び収
納動作を迅速に行うことができる硬貨処理装置を提供す
ること。 【解決手段】 硬貨処理装置は、特定金種の硬貨を一時
的に収納する一時保留ユニットを有し、一時保留ユニッ
トは、硬貨を収納する硬貨保留部と、硬貨保留部に収納
された硬貨をピッチ間に係止するスパイラル体と、スパ
イラル体を回転駆動する駆動部とを備える。特定金種の
硬貨の払戻または収納する場合、スパイラル体を回転さ
せることにより、硬貨保留部に収納された硬貨を、返却
通路または特定金種の硬貨を収納する釣銭収納筒に送出
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投入された硬貨の
真偽判別、正貨の収納、釣銭の払出などを行う硬貨処理
装置に関するものであり、詳しくは、自動販売機等に搭
載される硬貨処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の硬貨処理装置を自動販売機に搭載
された場合について説明する。
【0003】図5は、従来の硬貨処理装置の正面図であ
る。
【0004】図5において、硬貨処理装置41は、硬貨
を受け入れる受入口42と、硬貨の真偽及び金種を識別
する硬貨選別部43と、硬貨を正貨と偽貨とに振り分け
る振分部44と、硬貨を金種別に振り分ける金種振分部
45〜47と、硬貨を金種別に収納する釣銭収納筒48
〜51と、釣銭収納筒48〜51に収納されている硬貨
を釣銭として払い出す払出装置52とで構成されてい
る。
【0005】上記構成の硬貨処理装置41は、投入され
た硬貨が硬貨選別部43で正貨と識別されたときは、振
分部44を駆動して当該硬貨を受け入れ、金種振分部4
5〜47にて振り分けられ、所定の釣銭収納筒48〜5
1に収納される。例えば、500円玉を投入した場合に
は、金種振分部45、46にて振り分けられ、釣銭収納
筒48に収納される。このように、投入された硬貨が正
貨として受け入れられ、釣銭収納筒48〜51に収納さ
れた状態で、自動販売機の商品選択ボタン(図示せず)
が押されると、商品の搬出を行うとともに、釣銭払出装
置52により、釣銭収納筒48〜51に収納されている
硬貨(釣銭)を下側から払い出す。一方、硬貨投入後、
商品の購入を思い止まり、返却レバー(図示せず)が操
作されると、釣銭払出装置52により、釣銭収納筒48
〜51に収納された硬貨を下側から払い戻すようになっ
ている。
【0006】このように従来の硬貨処理装置41では、
硬貨選別部43にて偽貨を誤って正貨と判断した場合、
投入された硬貨は、釣銭収納筒48〜51の上方から収
納されるので、偽貨投入後、返却レバーが操作される
と、釣銭収納筒48〜51の最下部に収納された正貨か
ら払出してしまうことになる。すなわち、偽貨と正貨と
を交換してしまうことになっていた。また近年、外国の
硬貨を加工して、日本の硬貨を形状等を同一にしたもの
(偽貨)を投入し、返却レバーを操作して釣銭(正貨)
を窃取するという悪戯が発生している。
【0007】そこで、硬貨選別部で正貨と判断された全
ての硬貨を一旦保留筒に収納し、商品選択ボタンが押さ
れることなく返却レバーが操作されたとき、この保留筒
内に収納されている硬貨を払い出すようにした硬貨処理
装置が提案されている。このような硬貨処理装置では、
保留部に収納された硬貨を釣銭収納筒に送出する際に、
金種別に振り分ける必要があり、硬貨の払出動作及び収
納動作に時間がかかるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の硬貨
処理装置が有する問題点を解決するためになされたもの
であって、偽貨を投入されて正貨として受け入れられ、
その後返却レバーが操作された場合に当該硬貨をそのま
ま払い出し、しかも簡単な構成で硬貨の払出動作及び収
納動作を迅速に行うことができる硬貨処理装置を提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された本
発明は、硬貨の真偽を判別する硬貨選別部と、前記硬貨
選別部で判別された正貨を受入通路に、偽貨を返却通路
にそれぞれ振り分ける正貨振分部と、硬貨を金種別に収
納する複数の釣銭収納筒と、硬貨を一時的に収納する一
時保留ユニットと、前記受入通路に振り分けられた硬貨
の内、特定金種の硬貨を前記保留部に、前記特定金種以
外の硬貨を釣銭収納筒に振り分ける特定金種振分部とか
らなる硬貨処理装置において、前記一時保留ユニット
は、硬貨を収納する硬貨保留部と、前記硬貨保留部に収
納された硬貨をピッチ間に係止するスパイラル体と、前
記スパイラル体を回転駆動する駆動部とを備え、前記ス
パイラル体を回転させることにより、前記硬貨保留部に
収納された硬貨を、返却通路または前記特定金種の硬貨
を収納する釣銭収納筒に送出するようにしたことを特徴
とする。
【0010】また、請求項2に記載された本発明は、請
求項1記載の硬貨処理装置において、前記スパイラル体
は、ピッチ間に硬貨を1枚ずつ係止するように形成され
たことを特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載された本発明は、請
求項1または2記載の硬貨処理装置において、前記一時
保留ユニットに切換部を設け、前記スパイラル体を回転
させることにより、前記硬貨保留部に収納された硬貨
を、返却通路または前記特定金種の硬貨を収納する釣銭
収納筒に送出するようにしたことを特徴する。
【0012】また、請求項4に記載された本発明は、請
求項1乃至3記載の硬貨処理装置において、前記一時保
留ユニットに送出ローラを設け、投入された硬貨を釣銭
収納筒に収納する場合、前記送出ローラは、前記スパイ
ラル体の回転と連動して硬貨を取込口から釣銭収納筒へ
送出するようにしたことを特徴とする。
【0013】また、請求項5に記載された本発明は、請
求項4記載の硬貨処理装置において、前記送出ローラ
は、ワンウェイクラッチを介して駆動部と連結されたこ
とを特徴とする。
【0014】さらに、請求項6に記載された本発明は、
請求項1乃至5記載の硬貨処理装置において、前記取込
口を開閉する開閉扉を設け、一時保留ユニットに収納さ
れている硬貨を返却する場合、前記開閉扉にて取込口を
閉塞するようにしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る硬貨処理装置の実施
の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係る硬貨処理装置の正面
図、図2は、本発明に係る硬貨処理装置の側面図、図3
は、一時保留ユニットの詳細図(正面図)、図4は、一
時保留ユニットの詳細図(側面図)である。
【0017】図1、図2に示すように、硬貨処理装置1
には、本体2の上部に形成され、自動販売機の硬貨投入
口(図示せず)に投入された硬貨を受け入れる受入口3
と、受入口3から受け入れられた硬貨の真偽及び金種を
判別する硬貨識別部4と、この硬貨識別部4で判別され
た硬貨を正貨と偽貨とに振り分ける正貨振分部5とが本
体2の上部前面に設けられている。また、硬貨識別部4
の下部には、硬貨を釣銭用として金種別に収納する複数
の釣銭収納筒31〜34が設けられており、各釣銭収納
筒31〜34の下部には、図示しない制御装置から出力
される釣銭払出信号に基づいて各釣銭収納筒31〜34
に収納された硬貨(釣銭)を払い出す釣銭払出装置36
が設けられている。さらに、釣銭収納筒31〜34の向
かって右側には、特定金種の硬貨(500円玉)を収納
する一時保留ユニット13が設けられている。なお、釣
銭収納筒31〜34は、それぞれ500円玉、10円
玉、100円玉、50円玉を、上方から厚さ方向に積み
上げられて収納されるとともに、釣銭払出装置36にて
最下部に収納された硬貨から順次下方へ払い出すように
なっている。
【0018】硬貨識別部4は、受入口3から投入された
硬貨を下り傾斜状に形成された通路(図示せず)上を転
動させ、この転動中に図示しない電子検銭装置にて、真
偽判別及び金種判別を行うようになっている。そして、
当該電子検銭装置の判別結果に基づいて正貨振分部5を
駆動することにより、正貨は後側の第1の受入通路6の
方に送出され、また偽貨は本体2の前面側に設けられた
返却通路(図示せず)に送出されて自動販売機の前面に
設けられた返却口(図示せず)に返却される。
【0019】正貨振分部5の直下には、500円玉及び
10円玉を第2の受入通路7に、100円玉及び50円
玉を第3の受入通路8にそれぞれ振り分ける第1の金種
振分部9が設けられている。また、第1の金種振分部9
にて第2の受入通路7に振り分けられた硬貨のうち、5
00円玉(特定硬貨)を一時保留ユニット13に、10
円玉を釣銭収納筒32にそれぞれ振り分ける特定金種振
分部11が設けられている。一方、第3の受入通路8の
途中には、転動してきた硬貨(50円玉または100円
玉)を振り分ける第2の金種振分部10が設けられてお
り、50円玉を第3の受入通路8の下流側に、100円
玉を釣銭収納筒33にそれぞれ送出するようになってい
る。また、第3の受入通路8の下流端には50円玉を釣
銭収納筒34に送出するとともに、釣銭収納筒31〜3
4に収納すべき硬貨が投入された場合、当該硬貨を一括
して収納する硬貨金庫(図示せず)に送出する金庫振分
部12が設けられている。したがって、硬貨識別部4に
て正貨と判別されると、500円玉、10円玉、100
円玉、50円玉は、それぞれ一時保留ユニット13、釣
銭収納筒32、33、34に収納されるようになる。
【0020】また、図3、図4に示すように、一時保留
ユニット13は、硬貨保留部14と、スパイラル体15
と、駆動部18と、切換部27とから構成されている。
ここに、硬貨保留部14には、特定金種振分部11にて
振り分けられた特定金種を取り込む取込口16が形成さ
れており、所定枚数の硬貨が収納された場合、制御装置
に制御信号を出力するリミットスイッチ17が設けられ
ている。また、スパイラル体15は、ピッチ間に硬貨が
1枚宛入り込むような形状になっている。また、駆動部
18は、モータ19と、モータ19の回転速度を減速す
るギアボックス20と、シャフト21と、ギア22、2
3、24と、ギア23と連結されたシャフト25と、シ
ャフト25と図示しないワンウェイクラッチを介して連
結された送出ローラ26とから構成されている。ギア2
4は、スパイラル体15と連結されており、モータ19
の回転は、ギアボックス20、シャフト21、ギア2
2、23、24を介してスパイラル体15に伝達される
ようになっている。さらに、切換部27は、ソレノイド
27aと、ソレノイド27aを通電することにより上方
へ突出するストッパ27bとで構成されている。なお、
スパイラル体15は、停止しているときは常に、ピッチ
間の隙間の部分が取込口16を望む位置に配置され、特
定金種の硬貨をいつでも受け入れられるようになってい
る。
【0021】上記構成の硬貨識別装置1について、その
動作を説明する。
【0022】自動販売機の硬貨投入口に投入された硬貨
は、受入口3から硬貨処理装置1の内部に入り、硬貨識
別部4の硬貨通路上を転動する間に電子検銭装置内を通
過する。この時、制御装置は、電子検銭装置から出力さ
れる判別信号に基づき正貨振分部5を駆動する。すなわ
ち、投入された硬貨が、偽貨と判断された場合には、正
貨振分部5により、当該硬貨(偽貨)を返却通路の方に
振り分けて返却口に返却する。
【0023】一方、正貨と判断された場合には、正貨振
分部5により硬貨(正貨)を第1の受入通路6に振り分
ける。第1の受入通路6に振り分けられた硬貨が、10
円玉、50円玉または100円玉の場合は、第1の金種
振分部9、第2の金種振分部10、特定金種振分部11
にて振り分けられて、それぞれ釣銭収納筒32、33、
34に収納される。この状態で、返却レバーが操作され
て硬貨を払い戻す場合、または釣銭を払い出す場合に
は、釣銭収納筒32、33、34に収納されている10
円玉、100円玉、50円玉が、釣銭払出装置36にて
払い出される。なお、図示しない紙幣投入口に1000
円札が投入されて、釣銭を払い出すときは、釣銭収納筒
31に収納された500円玉が払い出される場合もあ
る。
【0024】また、500円玉が投入されたときは、第
1の金種振分部9にて第2の受入通路7に振り分けら
れ、さらに特定金種振分部11にて一時保留ユニット1
3に送出される。このようにして振り分けられた500
円玉は、取込口16から硬貨保留部14内に取り込ま
れ、スパイラル体15のピッチ間に入り込む。そして、
モータ19を駆動することにより、スパイラル体15が
回転し1ピッチの距離だけ矢印Aの方向に500円玉が
移動し、その位置で保持される。さらに、500円玉が
投入された場合には、上記と同様の動作により硬貨保留
部14内に収納される。500円玉が連続して投入さ
れ、硬貨保留部14内に収納された500円玉の枚数が
所定数になると、これをリミットスイッチ17にて検出
し、その後500円玉が投入されたときは、正貨振分部
5にて、返却通路に振り分けられて返却される。
【0025】硬貨収納部14内に500円玉が1枚収納
された状態で、商品選択ボタンが押されると、当該商品
が商品販売口(図示せず)に搬出されるとともに、釣銭
が返却口に払い出される。例えば、購入した商品の金額
が120円の場合は、釣銭収納筒33に収納された10
0円玉3個と、釣銭収納筒34に収納された50円玉1
個と、釣銭収納筒32に収納された10円玉3個の合計
380円が、制御装置から出力される釣銭払出指令に基
づき、釣銭払出装置36を駆動して払い出される。同時
に、制御装置から出力される収納指令に基づいて、モー
タ19を駆動させるとともに、ソレノイド27aが通電
してストッパ27bを上方(矢印Bの方向)に突出させ
る。モータ19が駆動されることにより、ギアボックス
20、シャフト21、ギア22、23、24を介してス
パイラル体15が収納動作時と逆の方向に回転し、スパ
イラル体15のピッチ間に保持された硬貨(500円
玉)は、矢印Aの反対方向に移動させられる。さらに、
ギア23と連結されたシャフト25が回転し、送出ロー
ラ26が矢印Cの方向に回転する。そして、取込口16
の近傍まで移動してきた硬貨は、突出したストッパ27
bと当接して止まり、送出ローラ26にて取込口16の
方にはじき出される。このようにして一時保留ユニット
13から送出された硬貨は、矢印Dの経路を通って釣銭
収納筒31に収納される(図4参照)。硬貨の送出に伴
ってモータ19が停止して、スパイラル体15、送出ロ
ーラ26の回転も止まる。このようにして、一時保留ユ
ニット13内に収納された500円玉は、商品の販売動
作に伴って、釣銭収納筒31内に収納される。
【0026】これに対して、一時保留ユニット13に5
00円玉が1枚又は2枚以上収納された状態で、返却レ
バーが操作されると、制御装置から出力される払戻指令
に基づき、モータ19を駆動し、スパイラル体15を回
転させて500円玉を矢印Aの反対方向に押出し、返却
通路28に送出することにより、返却口に払い戻され
る。
【0027】このように、硬貨識別部4で正貨と判別さ
れ、受け入れられた硬貨を一時保留する一時保留ユニッ
ト13を設け、返却時には、この一時保留ユニット13
内に収納された硬貨をそのまま払い出すようにしたの
で、硬貨識別部4で偽貨を受け入れてしまい返却操作が
された場合にも、当該投入された硬貨(偽貨)を返却す
ることができる。したがって、正貨に近似した偽貨を投
入し、そのまま返却することにより、硬貨処理装置1が
もともと釣銭収納筒31〜34内に保有していた硬貨
(正貨)を払い出すという悪戯を未然に回避することが
可能となる。
【0028】しかも、特定金種のみを一時保留ユニット
13に収納するようにしたので、構成が簡単で、収納動
作及び返却動作を迅速に行うことができる。
【0029】本実施の形態では、500円玉(特定金種
の硬貨)を収納する釣銭収納筒31を一時保留ユニット
13の側方に設けるとともに、500円玉を一時保留ユ
ニット13に一時保留する構成とするものであるが、本
発明は、このような形態に限定されるものではない。す
なわち、一時保留ユニット13内に収納する硬貨は、5
00円玉以外の硬貨、例えば100円玉であってもよ
く、その金種を任意に設定することができる。
【0030】また、本実施の形態では、シャフト25と
送出ローラ26はワンウェイクラッチを介して連結され
ているため、一時保留ユニット13に収納された硬貨を
払い戻す際にも、送出ローラ26が回転することにな
る。そこで、硬貨の払戻動作時に取込口16を閉塞する
開閉扉を設けることにより、払戻動作をスムーズに行う
ことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、硬貨の真偽を判別する
硬貨選別部と、前記硬貨選別部で判別された正貨を受入
通路に、偽貨を返却通路にそれぞれ振り分ける正貨振分
部と、硬貨を金種別に収納する複数の釣銭収納筒と、硬
貨を一時的に収納する一時保留ユニットと、前記受入通
路に振り分けられた硬貨の内、特定金種の硬貨を前記保
留部に、前記特定金種以外の硬貨を釣銭収納筒に振り分
ける特定金種振分部とからなる硬貨処理装置において、
前記一時保留ユニットは、硬貨を収納する硬貨保留部
と、前記硬貨保留部に収納された硬貨をピッチ間に係止
するスパイラル体と、前記スパイラル体を回転駆動する
駆動部とを備え、前記スパイラル体を回転させることに
より、前記硬貨保留部に収納された硬貨を、返却通路ま
たは前記特定金種の硬貨を収納する釣銭収納筒に送出す
るようにしたので、投入された硬貨を一時保留し、返却
の場合は、投入された硬貨自身を返却し、受け入れの場
合は、釣銭として釣銭収納筒に収納するような一時保留
スパイラルを設けることで偽貨から正貨への換金を阻止
することができる。
【0032】また、簡単な構成で、硬貨の収納動作及び
返却動作を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る硬貨処理装置の正面図である。
【図2】本発明に係る硬貨処理装置の側面図である。
【図3】一時保留ユニットの詳細図(正面図)である。
【図4】一時保留ユニットの詳細図(側面図)である。
【図5】従来の硬貨処理装置の正面図である。
【符号の説明】
1 硬貨処理装置 2 本体 3 受入口 4 硬貨識別部 5 正貨振分部 6 第1の受入通路 7 第2の受入通路 8 第3の受入通路 9 第1の金種振分部 10 第2の金種振分部 11 特定金種振分部 12 金庫振分部 13 一時保留ユニット 14 硬貨保留部 15 スパイラル体 16 取込口 17 リミットスイッチ 18 駆動部 19 モータ 20 ギアボックス 21 シャフト 22 ギア 23 ギア 24 ギア 25 シャフト 26 送出ローラ 27 切換部 27a ソレノイド 27b ストッパ 28 返却通路 29 取込ゲート 31 釣銭収納筒 32 釣銭収納筒 33 釣銭収納筒 34 釣銭収納筒 35 返却通路 36 釣銭払出装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨の真偽を判別する硬貨選別部と、前
    記硬貨選別部で判別された正貨を受入通路に、偽貨を返
    却通路にそれぞれ振り分ける正貨振分部と、硬貨を金種
    別に収納する複数の釣銭収納筒と、硬貨を一時的に収納
    する一時保留ユニットと、前記受入通路に振り分けられ
    た硬貨の内、特定金種の硬貨を前記保留部に、前記特定
    金種以外の硬貨を釣銭収納筒に振り分ける特定金種振分
    部とからなる硬貨処理装置であって、前記一時保留ユニ
    ットは、硬貨を収納する硬貨保留部と、前記硬貨保留部
    に収納された硬貨をピッチ間に係止するスパイラル体
    と、前記スパイラル体を回転駆動する駆動部とを備え、
    前記スパイラル体を回転させることにより、前記硬貨保
    留部に収納された硬貨を、返却通路または前記特定金種
    の硬貨を収納する釣銭収納筒に送出するようにしたこと
    を特徴とする硬貨処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スパイラル体は、ピッチ間に硬貨を
    1枚ずつ係止するように形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の硬貨処理装置。
  3. 【請求項3】 前記一時保留ユニットに切換部を設け、
    前記スパイラル体を回転させることにより、前記硬貨保
    留部に収納された硬貨を、返却通路または前記特定金種
    の硬貨を収納する釣銭収納筒に送出するようにしたこと
    を特徴する請求項1または2記載の硬貨処理装置。
  4. 【請求項4】 前記一時保留ユニットに送出ローラを設
    け、投入された硬貨を釣銭収納筒に収納する場合、前記
    送出ローラは、前記スパイラル体の回転と連動して硬貨
    を取込口から釣銭収納筒へ送出するようにしたことを特
    徴とする請求項1乃至3記載の硬貨処理装置。
  5. 【請求項5】 前記送出ローラは、ワンウェイクラッチ
    を介して駆動部と連結されたことを特徴とする請求項4
    記載の硬貨処理装置。
  6. 【請求項6】 前記取込口を開閉する開閉扉を設け、一
    時保留ユニットに収納されている硬貨を返却する場合、
    前記開閉扉にて取込口を閉塞するようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至5記載の硬貨処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006065369A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Takamisawa Cybernetics Co Ltd 硬貨送出装置及び硬貨処理装置

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