JP2002032469A - 携帯情報端末機 - Google Patents

携帯情報端末機

Info

Publication number
JP2002032469A
JP2002032469A JP2000217774A JP2000217774A JP2002032469A JP 2002032469 A JP2002032469 A JP 2002032469A JP 2000217774 A JP2000217774 A JP 2000217774A JP 2000217774 A JP2000217774 A JP 2000217774A JP 2002032469 A JP2002032469 A JP 2002032469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
personal information
compatibility
information terminal
portable information
portable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000217774A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisafumi Hirayama
尚史 平山
Mizuki Tomono
瑞基 友野
Takenori Nakatsuka
剛徳 中塚
Mikiko Arakawa
美樹子 荒川
Katsumi Kobayashi
克己 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Pioneer Design Corp
Original Assignee
Pioneer Design Corp
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Design Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Design Corp
Priority to JP2000217774A priority Critical patent/JP2002032469A/ja
Publication of JP2002032469A publication Critical patent/JP2002032469A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末機のコミュニケーション手段と
しての利用のさらなる拡大を図って、上記のような知ら
ない者同士の出会いの場などにおいて、円滑なコミュニ
ケーションが図られてゆくようにする。 【解決手段】 移動体通信網を介してデータの送受信を
行うデータ送受信手段と、個人の人物概評を示す個人情
報を記録するSRAM37と、個人情報を入力する操作
キーK1,K2と、二つの個人情報を比較して相性判断
を行うプログラムを格納したROM38と、SRAM3
7から個人情報を読み出して送信するとともに送信され
てきた他の個人情報を示すデータを受信して取り込み、
ROM38から相性判断プログラムを読み出してSRA
M37に記録されている個人情報と比較して判定を行う
ことにより相性判断を行うCPU30とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体通信網を
介して情報の交換を行うとともに交換された情報の分析
を行う携帯情報端末機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話機等の
移動体通信網を利用して会話や情報の交換を行う携帯情
報端末機が急速に普及してきており、特に、若者の間で
は、携帯電話機がコミュニケーション手段として欠かせ
ないものとなっていて、各種の情報収集や仲間作りなど
に盛んに利用されている。
【0003】ここで、例えば若者などが友人の紹介や出
会いの場を提供する各種イベントなどにおいて知らない
他人と知り合った場合には、通常、付き合いを始めるに
当たって、互いに自己紹介を行って自分と気が合うか等
をしばらく観察するといった行動がとられるが、相手の
性格や趣味などを把握するのに苦労したり、時間が掛か
ってしまうといった場合が多い。
【0004】この発明は、携帯情報端末機のコミュニケ
ーション手段としての利用のさらなる拡大を図って、上
記のような知らない者同士の出会いの場などにおいて、
円滑なコミュニケーションが図られてゆくようにするこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明による携帯情
報端末機は、上記目的を達成するために、移動体通信網
を介してデータの送受信を行うデータ送受信手段と、個
人の人物概評を示す個人情報を記録する個人情報記録手
段と、この個人情報記録手段に個人情報を入力して記録
する個人情報入力手段と、二つの個人情報を比較して互
いの個人情報が示す人物の相性を判断する相性判断プロ
グラムを格納したプログラム格納手段と、前記個人情報
記録手段から記録されている個人情報を読み出してこの
個人情報を示すデータを前記データ送受信手段によって
送信するとともに送信されてきた他の個人情報を示すデ
ータをデータ送受信手段によって受信して取り込み、前
記プログラム格納手段に格納されている相性判断プログ
ラムを読み出して個人情報記録手段に記録されている個
人情報とデータ送受信手段によって受信した他の個人情
報とを比較して判定を行うことにより、互いの個人情報
が示す人物の相性を判断する個人情報処理手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0006】この第1の発明による携帯情報端末機は、
例えば、携帯情報端末機が備えている表示部に表示され
た入力編集画面上において、操作キー等の個人情報入力
手段によって、住所,氏名,電話番号,Eメールアドレ
スなどの情報を入力してゆき、さらには、相性判断のた
めに必要な性別や誕生日,血液型,年齢,趣味,嗜好,
身長,体重,異性の好みまたは好みのタイプ等の各種情
報が入力され、また、顔写真の画像データや音声データ
等も入力される。
【0007】この個人情報入力手段によって入力された
個人情報は、個人情報記録手段に個人情報処理手段によ
って、例えば携帯情報端末機の所有者の個人情報を他の
情報から識別するための識別符号を付すなどの手法によ
って、記録される。
【0008】そして、個人情報記録手段に記録された個
人情報を例えば初めて知り合った人と交換する場合に
は、それぞれが所有している携帯情報端末機が移動体通
信網を介して互いに回線接続され、それぞれの携帯情報
端末機において個人情報処理手段によって個人情報記録
手段から読み出された個人情報を示すデータがデータ送
受信手段によって互いに送信および受信されて、相手の
個人情報を示すデータがそれぞれの携帯情報端末機に取
り込まれる。
【0009】この携帯情報端末機に取り込まれた相手の
個人情報は、個人情報処理手段が、プログラム格納手段
から読み出した相性判断プログラムによって、個人情報
記録手段に記録されているその携帯情報端末機の所有者
の個人情報と比較して、互いの人物の相性が合うか否か
の判断を行う。
【0010】この相性判断は、例えば、互いの個人情報
に含まれている情報に基づいて、男であるか女である
か、誕生日から星座の相性が良いか、血液型における相
性が良いか、趣味や嗜好が一致するか、身長の差は大き
くないか等をそれぞれ判定し、それぞれにおける相性度
をポイントに換算して加算するなどの方法によって行わ
れる。
【0011】こうして行われた相性判断の結果は、例え
ば、携帯情報端末機に装備されている表示部に表示する
等の手段によって、携帯情報端末機の所有者に知らされ
る。
【0012】以上のように、上記第1の発明によれば、
互いに知らない者同士が互いの人物像を示す個人情報の
交換を容易に行うことができ、さらに、その交換された
個人情報に基づいて互いの相性判断がその場で行われる
ので、互いのコミュニケーションをさらに進展させるこ
とが出来るようになり、これによって、携帯情報端末機
のコミュニケーション手段としての利用のさらなる拡大
が図られて、例えば知らない者同士の出会いの場などに
おいて、円滑なコミュニケーションが図られてゆくよう
になる。
【0013】さらに、この携帯情報端末機は、個人情報
の交換を移動体通信網を介して行うので、個人情報を相
手の携帯情報端末機に直接送信する光通信機器などの他
の機材を装備する必要がなく、携帯情報端末機が大型化
することもない。
【0014】第2の発明による携帯情報端末機は、前記
目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前
記個人情報処理手段が、個人情報入力手段によって入力
された個人情報を識別符号を付して個人情報記録手段に
記録することを特徴としており、これによって、個人情
報処理手段が、送信や相性判断を行う際の個人情報記録
手段からの個人情報の読み出しを容易に行うことが出来
るとともに、受信した他の個人情報を個人情報記録手段
に記録する場合でも、これらを互いに容易に識別するこ
とが出来るようになる。
【0015】第3の発明による携帯情報端末機は、前記
目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前
記個人情報処理手段によって行われた相性判断の結果を
携帯情報端末機に装備された表示部に表示する表示手段
をさらに備えていることを特徴としており、これによっ
て、携帯情報端末機の所有者は、相性判断の結果をその
場で容易に確認することが出来るようになる。
【0016】第4の発明による携帯情報端末機は、前記
目的を達成するために、第3の発明の構成に加えて、前
記表示手段が相性の度合いを少なくとも表示マークの個
数または所定の発光の何れかによって表示部に表示する
ことを特徴としており、これによって、携帯情報端末機
の所有者は、相性判断の結果をその場で容易に確認する
ことが出来るようになる。
【0017】第5の発明による携帯情報端末機は、前記
目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前
記個人情報記録手段に記録される個人情報に、少なくと
も住所,氏名,電話番号,性別,誕生日,血液型,年
齢,趣味,嗜好,身長が含まれていることを特徴として
おり、これによって、適正な相性判断が行われるように
なる。
【0018】第6の発明による携帯情報端末機は、前記
目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前
記個人情報記録手段に記録される個人情報に、顔写真を
示す画像データが含まれていることを特徴としており、
これによって、例えば、個人情報の交換を行う相手が離
れた位置にいるような場合でも、容易に、相手を確認す
ることが出来るようになる。
【0019】第7の発明による携帯情報端末機は、前記
目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前
記個人情報記録手段によって行われた相性診断の結果に
おける相性の度合いを、携帯情報端末機に装備された音
声データ出力部から出力されるオーディオ信号による音
声データによって表示することを特徴としており、これ
によって、携帯情報端末機の所有者は、相性判断の結果
をその場で容易に確認することが出来るようになる。請
求項1に記載の携帯情報端末機。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0021】図1は、この発明による携帯情報端末機の
実施形態における携帯電話機の一例を示す正面図であ
り、図2は、この携帯電話機の操作時の形態を示す正面
図である。
【0022】この図1および2において、携帯電話機1
0は、本体ケーシング11の表面の中央部にディスプレ
イパネル12が配置され、さらに、このディスプレイパ
ネル12の下方部分に、開閉カバー13が取り付けられ
ている。
【0023】この開閉カバー13は、その上端部がディ
スプレイパネル12の下端縁と平行な軸13Aによっ
て、本体ケーシング11に対して上下方向に回動自在に
取り付けられている。
【0024】そして、本体ケーシング11の開閉カバー
13によってカバーされる部分には、操作盤14が取り
付けられていて、図2に示されるように、この操作盤1
4の表面に、電話番号の入力キーや機能キーなどの第1
操作キーK1が配置されており、開閉カバー13の背面
(開位置にあるときに表側となる面)側に第2操作キー
K2が配置されている。
【0025】本体ケーシング11の図において右上部に
CCDカメラ18が取り付けられており、また、左側部
にディスプレイパネル12の表示画面の切り替え等の操
作を行うスペクトルダイヤル19が取り付けられてい
る。
【0026】図3は、この携帯電話機10の制御部の構
成の一例を示すブロック図である。
【0027】この図3において、携帯電話機10の本体
ケーシング11に取り付けられたアンテナ20には、送
受信回路21、および、この送受信回路21に受信され
た画像信号および音声信号のクロック制御を行うととも
に後述するCPUとのインターフェイスとして機能する
データ処理回路22,高速演算処理型マイクロプロセッ
サであるDSP(Digital Signal Processor)23が順
次接続されている。
【0028】このDSP23には、音声コーデック24
が接続され、この音声コーデック24にマイク25およ
びリンガ26が接続され、さらに、変調送信回路27お
よび受信復調回路28を介してスピーカ29が接続され
ている。このデータ処理回路22およびDSP23に
は、CPU30が接続されている。
【0029】そして、このCPU30には、ディスプレ
イパネル12がLCDドライバ31を介して接続され、
さらに、CCDカメラ18が信号処理回路32を介して
接続され、開閉カバー13の開閉部に取り付けられてこ
の開閉カバー13の開閉状態を検出する開閉検出センサ
33およびディスプレイパネル12に取り付けられたタ
ッチパネル34が接続され、パーソナルコンピュータ等
に接続されてこのパーソナルコンピュータ等との間で各
種データの授受を行うコネクタ35が外部I/F36を
介して接続され、そして、ユーザが入力する短縮ダイヤ
ルや後述するような名刺情報等の各種個人データが記録
されるSRAM37および携帯電話機の各種制御プログ
ラムや後述するような相性判断プログラムが記録されて
いるROM38,機能キーや電話番号入力のためのテン
キー等の各種操作キーが含まれる第1操作キーK1およ
び第2操作キーK2,スペクトルダイヤル19がそれぞ
れ接続されている。
【0030】この携帯電話機10の制御部において、ア
ンテナ20によって送受信回路21に受信された無線波
は、次のデータ処理回路22において映像信号と音声信
号に分離されて、CPU30からの指令に基づいてそれ
ぞれクロック制御を受けながら、映像信号がCPU30
に出力され、音声信号がDSP23に出力される。
【0031】DSP23に入力された音声信号は、この
DSP23において音声処理された後、音声コーデック
24に入力されてD/A変換され、変調送信回路27お
よび受信復調回路28を介してスピーカ29に出力さ
れ、また、リンガ26に出力される。
【0032】また、マイク25から入力される音声信号
は、音声コーデック24によってA/D変換された後、
DSP23およびデータ処理回路22,送受信回路21
を介してアンテナ20から発信される。
【0033】CPU30は、ROM38に記録された携
帯電話機の各種制御プログラムによって、データ処理回
路22およびDSP23,LCDドライバ31等の作動
制御を統括する。
【0034】すなわち、CPU30は、第1操作キーK
1または第2操作キーK2の操作キーからの操作信号に
基づいて、ROM38から操作信号に対応する制御プロ
グラムを読み出し、この読み出した制御プログラムに基
づいて、操作画面の画像データをLCDドライバ31に
出力してディスプレイパネル12に操作画面を表示させ
るとともに、データ処理回路22とDSP23の作動制
御、および、SRAM37へのデータの書き込みやその
データの読み出し、コネクタ35が接続されたパーソナ
ルコンピュータ等との間でのデータの授受等を行う。
【0035】さらに、CPU30は、スペクトルダイヤ
ル19による表示画面の切り替え操作があったときに
は、ROM38から読み出した対応する画像データをL
CDドライバ31に出力して、ディスプレイパネル12
に表示される画面の切替を行う。
【0036】またさらに、CPU30は、CCDカメラ
18による撮影が行われる際には、信号処理回路32に
よって信号処理されたCCDカメラ18からの映像信号
が入力されて、この映像信号をLCDドライバ31に出
力することにより、ディスプレイパネル12に撮影映像
を表示させる。
【0037】この例において、携帯電話機10は、電話
および新着情報,メール,ウェブ,音楽/画像,PIM
(Personal Infomation Manager)の6つのアプリケーシ
ョンを搭載しており、図4に示されるように、それぞれ
のアプリケーションに対応する電話画面Aおよび新着情
報画面B,メール画面C,ウェブ画面D,音楽/画像画
面E,PIM画面Fが、スペクトルダイヤル19の操作
によってディスプレイパネル12に順次表示されるよう
になっている。
【0038】図5(a)はディスプレイパネル12に表
示される電話画面Aの一例を示しており、さらに、
(b)は新着情報画面Bの一例を、(c)はメール画面
Cの一例を、(d)はウェブ画面Dの一例を、(e)は
音楽/画像画面Eの一例を、(f)はPIM画面Fの一
例をそれぞれ示している。
【0039】図6は、この各アプリケーションの画面A
〜Fがディスプレイパネル12において表示される際の
画面イメージを示す概念図である。
【0040】すなわち、表示画面A〜Fは、イメージ的
に、スペクトルダイヤル19を中心とする円盤Tの放射
状に6つに分割された領域内に図4の配列でそれぞれ一
つずつ割り付けられた形態となっていて、スペクトルダ
イヤル19の回転操作によって円盤Tがスペクトルダイ
ヤル19を中心に回転することにより、円盤T上の画面
A〜Fが、順次、ディスプレイパネル12内に現れるよ
うになっている。
【0041】なお、この円盤Tの放射状に分割された各
領域は、それぞれ色分けされていて、ディスプレイパネ
ル12に表示される各画面A〜Fごとに、その背景色が
異なるようになっている。
【0042】そして、各画面A〜Fには、図7にイメー
ジ的に表現されるように、それぞれのアプリケーション
に対応するコンテンツAa〜Faが空間的に構築されて
いる。また、各アプリケーションには、図8に示される
ように、モード切替により画面A〜Fに代えて表示され
るそれぞれの入力編集画面A’〜F’が用意されてい
る。
【0043】このような、ディスプレイパネル12にお
ける画面A〜Fと入力編集画面A’〜F’の表示形態お
よび各アプリケーションに対応するコンテンツAa〜F
aの構築は、制御部のROM38(図3参照)に格納さ
れたプログラムによって実行される。
【0044】次に、上記携帯電話機10にユーザの名刺
情報を記憶させる際の操作手順、および、このときの携
帯電話機10の作動について説明する。
【0045】図9は、携帯電話機10のモード切替(ア
プリケーションの選択)時のメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0046】この図9において、CPU30(図3参
照)は、入力編集中か否かの判断を行い(ステップa
1)、入力編集中でない場合には、次に、スペクトルダ
イヤル19の操作の有無およびこのスペクトルダイヤル
19の操作によって選択されるアプリケーションにリン
クバッファが設定されているか否かの判断を行う(ステ
ップa2)。
【0047】このステップa2において、スペクトルダ
イヤル19の操作が有った場合には、このスペクトルダ
イヤル19の操作によって選択されたアプリケーション
へのモード切替を行うとともに、選択されたアプリケー
ションにリンクバッファが設定されている場合にはその
リンクバッファのクリアを行う(ステップa3)。そし
て、各アプリケーションのビューワ・モードのサブルー
チンに移行する(ステップa4)。
【0048】ステップa2において、スペクトルダイヤ
ル19の操作が無い場合には、前回の操作によって選択
されたアプリケーションのビューワ・モードにおけるス
テップa4のサブルーチンに移行する。
【0049】また、ステップa1において、入力編集中
の場合には、前回の操作によって選択されたアプリケー
ションの入力編集モードにおけるサブルーチンに移行す
る(ステップa5)。
【0050】そして、終了キー入力の有無を判断して
(ステップa6)、終了キー入力が無い場合には、上記
ステップa1からの手順を繰り返し、終了キー入力が有
った場合には、選択されているアプリケーションのビュ
ーワ・モードまたは入力編集モードを終了する。
【0051】この携帯電話機10のモード切替操作にお
いて、ユーザが自己の名刺情報(個人情報)を携帯電話
機10に記憶させる際には、ビューワ・モードをPIM
画面Fに切り替えるとともにさらにPIM入力編集画面
F’に切り替えて、このPIM入力編集画面F’上にお
いて第1操作キーK1および第2操作キーK2を操作す
ることにより、住所,氏名,電話番号,Eメールアドレ
スなどの情報を入力してゆく。
【0052】名刺情報としては、上述した情報の他、後
述する相性判断を行うために、さらに、性別や誕生日,
血液型,年齢,趣味,嗜好,身長,体重,異性の好みま
たは好みのタイプ等の各種情報が入力され、また、顔写
真の画像データや音声データ等も入力される。
【0053】上記のような名刺情報が第1操作キーK1
および第2操作キーK2から入力されてくると、CPU
30は、これをSRAM37に携帯電話機10の所有者
であるユーザのIDを付して記憶させる。
【0054】次に、上記のようにして携帯電話機10に
記憶させた名刺情報を、他のユーザの名刺情報と交換し
て、他のユーザとの相性判断を行う際の操作手順につい
て説明を行う。
【0055】この相性判断は、CPU30が、ROM3
8に格納されている相性判断プログラムを読み出すこと
によって行う。
【0056】この相性判断プログラムは、後述するよう
に、移動体通信網を介して受信した他の携帯電話機10
のユーザの名刺情報を、SRAM37に記憶されている
ユーザの名刺情報と比較して相性の判断を行うもので、
例えば、男であるか女であるか、誕生日から星座の相性
が良いか、血液型における相性が良いか、趣味や嗜好が
一致するか、身長の差は大きくないか等をそれぞれ判定
し、それぞれにおける相性度をポイントに換算して加算
するなどの方法により判断してゆくようになっており、
この相性の判断結果を、後述するように、携帯電話機1
0のディスプレイパネル12に表示する。
【0057】この相性判断のための名刺情報の交換は、
相性判断を行うユーザの互いの携帯電話機10を移動体
通信網を介して回線接続することにより行う。
【0058】すなわち、例えば、図10に示されるよう
に、携帯電話機10を所有している二人が初めて出会っ
て互いのプロフィールを知りたいと希望する際には、そ
れぞれが所有している携帯電話機10を移動体通信網を
介して互いに回線接続させる。
【0059】そして、互いに回線接続された双方の携帯
電話機10のビューワ・モードを、前述したような手順
でPIM画面Fに切り替えた後、第1操作キーK1また
は第2操作キーK2(図3参照)の操作によって、それ
ぞれの携帯電話機10にあらかじめ記憶されている前述
したような名刺情報を相手の携帯電話機10に送信す
る。
【0060】この名刺情報の送信は、先ず、それぞれの
携帯電話機10において、自己の名刺情報を呼び出すた
めのIDを入力すると、CPU30が、SRAM37か
ら入力されたIDに対応する名刺情報を示すデータを読
み出して、この読み出したデータをデータ処理回路22
および送受信回路21,アンテナ20を介して回線接続
されている相手の携帯電話機10に送信する(図3参
照)。
【0061】このようにして、相手の携帯電話機10か
ら名刺情報を示すデータ信号を受信したそれぞれの携帯
電話機10は、CPU30が、受信した名刺情報を示す
データ信号が圧縮処理されているような場合にはROM
38から読み出した圧縮解凍プログラムによって解凍し
た後、LCDドライバ31を駆動制御して、その受信し
た名刺情報をディスプレイパネル12のPIM画面Fに
表示する。
【0062】そして、さらに、第1操作キーK1または
第2操作キーK2によって相性判断を行う指令の入力操
作が行われると、CPU30は、SRAM37から相性
判断プログラムを読み出して、受信した相手の名刺情報
をSRAM37から読み出している自己の名刺情報と比
較し、例えば前述したような方法で、互いの相性の度合
いを判断して、その結果をディスプレイパネル12のP
IM画面Fに表示する。
【0063】図11は、上記のようにして、互いに交換
された名刺情報とこの名刺情報の交換に基づいて行われ
た相性判断の結果が表示された携帯電話機10のディス
プレイパネル12の画面の一例を示している。
【0064】この図11の例においては、相性判断の結
果は、ハートマークhの個数によって表示されている。
また、ディスプレイパネル12の所定箇所に相性結果表
示領域を設定して相性判断の結果に応じて発光輝度や発
光色を変えたり、文字表示するようにしても良い。
【0065】またさらに、相性判断の結果をDSP23
(図3参照)に入力してこの相性判断結果に応じた音声
データを生成し、音声データ出力部としてのスピーカ2
9から相性判断結果をオーディオ信号によって出力する
ようにしても良い。
【0066】また、名刺情報については、その全てを一
度にディスプレイパネル12に表示出来ない場合には、
画面の切り替えによって表示される。
【0067】以上のように、この携帯電話機10によれ
ば、ユーザ同士が互いのプロフィールを示す名刺情報の
交換を容易に行うことができ、さらに、その交換された
名刺情報に基づいて互いの相性判断がその場で行われる
ので、互いのコミュニケーションをさらに進展させるこ
とが出来るようになる。
【0068】そして、この携帯電話機10は、名刺情報
の交換を移動体通信網を介して行うので、名刺情報を相
手の携帯電話機に直接送信する光通信機器などの他の機
材を装備する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による携帯情報端末機の実施形態にお
ける一例を開閉カバーが閉じられた状態で示す正面図で
ある。
【図2】同携帯情報端末機を開閉カバーが開かれた状態
で示す正面図である。
【図3】同携帯情報端末機の制御部を示すブロック図で
ある。
【図4】同携帯情報端末機におけるアプリケーション画
面の配列のイメージを示す説明図である。
【図5】同携帯情報端末機におけるアプリケーション画
面の例を示す説明図である。
【図6】同携帯情報端末機におけるアプリケーション画
面の表示形態を説明するための概念図である。
【図7】同携帯情報端末機におけるアプリケーション画
面の形態を説明するための概念図である。
【図8】同携帯情報端末機における各アプリケーション
の入力編集画面の配列のイメージを示す説明図である。
【図9】同携帯情報端末機の制御部において行われる画
面表示制御のメインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図10】同携帯情報端末機によって個人情報の交換を
行う際の情景を示す情景図である。
【図11】同携帯情報端末機のディスプレイパネルに表
示される画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 …携帯電話機(携帯情報端末機) 11 …本体ケーシング 12 …ディスプレイパネル(表示部) 13 …開閉カバー 14 …操作盤 19 …スペクトルダイヤル(操作部) 30 …CPU(個人情報処理手段) 31 …LCDドライバ(表示手段) 34 …タッチパネル 37 …SRAM(個人情報記録手段) 38 …ROM(プログラム格納手段) K1 …第1操作キー(個人情報入力手段) K2 …第2操作キー(個人情報入力手段) A …電話画面 B …新着情報画面 C …メール画面 D …ウェブ画面 E …音楽/画像画面 F …PIM画面 h …ハートマーク(表示マーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友野 瑞基 東京都目黒区目黒1丁目4番1号 パイオ ニアデザイン株式会社内 (72)発明者 中塚 剛徳 東京都目黒区目黒1丁目4番1号 パイオ ニアデザイン株式会社内 (72)発明者 荒川 美樹子 埼玉県入間市寺竹678−11 (72)発明者 小林 克己 埼玉県川口市川口1丁目3番21号 Fターム(参考) 5B049 BB68 EE05 FF04 FF06 FF07 GG06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信網を介してデータの送受信を
    行うデータ送受信手段と、 個人の人物概評を示す個人情報を記録する個人情報記録
    手段と、 この個人情報記録手段に個人情報を入力して記録する個
    人情報入力手段と、 二つの個人情報を比較して互いの個人情報が示す人物の
    相性を判断する相性判断プログラムを格納したプログラ
    ム格納手段と、 前記個人情報記録手段から記録されている個人情報を読
    み出してこの個人情報を示すデータを前記データ送受信
    手段によって送信するとともに送信されてきた他の個人
    情報を示すデータをデータ送受信手段によって受信して
    取り込み、前記プログラム格納手段に格納されている相
    性判断プログラムを読み出して個人情報記録手段に記録
    されている個人情報とデータ送受信手段によって受信し
    た他の個人情報とを比較して判定を行うことにより、互
    いの個人情報が示す人物の相性を判断する個人情報処理
    手段と、 を備えていることを特徴とする携帯情報端末機。
  2. 【請求項2】 前記個人情報処理手段が、個人情報入力
    手段によって入力された個人情報を識別符号を付して個
    人情報記録手段に記録する請求項1に記載の携帯情報端
    末機。
  3. 【請求項3】 前記個人情報処理手段によって行われた
    相性判断の結果を携帯情報端末機に装備された表示部に
    表示する表示手段をさらに備えている請求項1に記載の
    携帯情報端末機。
  4. 【請求項4】 前記表示手段が相性の度合いを少なくと
    も表示マークの個数または所定の発光の何れかによって
    表示部に表示する請求項3に記載の携帯情報端末機。
  5. 【請求項5】 前記個人情報記録手段に記録される個人
    情報に、少なくとも住所,氏名,電話番号,性別,誕生
    日,血液型,年齢,趣味,嗜好,身長が含まれている請
    求項1に記載の携帯情報端末機。
  6. 【請求項6】 前記個人情報記録手段に記録される個人
    情報に、顔写真を示す画像データが含まれている請求項
    1に記載の携帯情報端末機。
  7. 【請求項7】 前記個人情報記録手段によって行われた
    相性診断の結果における相性の度合いを、携帯情報端末
    機に装備された音声データ出力部から出力されるオーデ
    ィオ信号による音声データによって表示する請求項1に
    記載の携帯情報端末機。
JP2000217774A 2000-07-18 2000-07-18 携帯情報端末機 Pending JP2002032469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000217774A JP2002032469A (ja) 2000-07-18 2000-07-18 携帯情報端末機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000217774A JP2002032469A (ja) 2000-07-18 2000-07-18 携帯情報端末機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002032469A true JP2002032469A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18712834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000217774A Pending JP2002032469A (ja) 2000-07-18 2000-07-18 携帯情報端末機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002032469A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005538442A (ja) * 2002-09-09 2005-12-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 推奨を提供するデータネットワーク、ユーザ端末及び方法
JP2017059002A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 貴倫 古澤 イベント支援システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005538442A (ja) * 2002-09-09 2005-12-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 推奨を提供するデータネットワーク、ユーザ端末及び方法
JP2017059002A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 貴倫 古澤 イベント支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1511269B1 (en) Apparatus and method for offering a data backup service for mobile terminals
JP3738383B2 (ja) 通信装置
US7283854B2 (en) Portable terminal device
US8712025B2 (en) Communication terminal, communication system, server apparatus, and communication connecting method
CN106921560A (zh) 语音通信方法、装置及系统
JPH0983630A (ja) 電話装置
JP2004304719A (ja) 移動通信システム及び移動端末装置
JP2012142777A (ja) 通信システム、情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム
JPWO2006104217A1 (ja) 携帯端末
WO2005081507A1 (ja) 通信端末及び通信方法
JPH10327232A (ja) 携帯型電話機
KR101005041B1 (ko) 통신단말장치 및 통신 프로그램을 기록한 기록매체
US20070142099A1 (en) Apparatus and method of user interface in a mobile communication terminal
JP2002032469A (ja) 携帯情報端末機
CN100505035C (zh) 通信终端装置及通信终端装置的字符显示方法
US20040249894A1 (en) Method of automatically replying to e-mail and mobile terminal for doing the same
JP2002099675A (ja) 電子名刺交換方法及びその方法を利用可能な携帯端末
JP2004193809A (ja) 通信装置
JP2002300296A (ja) 相性診断機能付き携帯通信端末、相性診断機能付き携帯通信端末の制御方法、プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2003242480A (ja) 画像処理方法およびその方法を利用可能なサーバ
JP2003116165A (ja) 存在情報伝達方法と、存在情報伝達仲介方法と、存在情報伝達プログラム及びそのプログラムの記録媒体と、存在情報伝達仲介プログラム及びそのプログラムの記録媒体
JP2002033799A (ja) 携帯情報端末機およびその使用方法
JP2002041279A (ja) エージェント伝言システム
JP2007109119A (ja) スケジュール管理装置およびスケジュール管理機能を備えた携帯電話機
JP5485972B2 (ja) 通信システム、情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205