JP2002032434A - 情報共有システム - Google Patents

情報共有システム

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JP2002032434A
JP2002032434A JP2000215181A JP2000215181A JP2002032434A JP 2002032434 A JP2002032434 A JP 2002032434A JP 2000215181 A JP2000215181 A JP 2000215181A JP 2000215181 A JP2000215181 A JP 2000215181A JP 2002032434 A JP2002032434 A JP 2002032434A
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Yukio Kirima
幸雄 切間
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段階の生産・流通構造を有した製品生産に
携わる各企業それぞれが、より有機的に活動することが
できると共に、十分なQRの実現を図ることのできる情
報共有システムを提供すること。 【解決手段】 製品生産・流通に関する情報を格納する
データベース2aと、ネットワーク11を介して、企業
端末12から入力された製品生産・流通に関する情報を
データベース2aに登録する情報登録手段3と、ネット
ワーク11を介して、企業端末12からデータベース2
aに対する閲覧要求があると、その要求に応じて、デー
タベース2aに格納している情報を企業端末12へ照会
する情報照会手段4とを装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報共有システムに
関し、より詳細には、複数の企業が介在し、多段階の生
産・流通構造を有した製品(特に衣服製品生産)の生産
・流通に関するものであり、異なる企業間で、通信回線
を介して、製品生産・流通に関する情報の共有化を図る
ための情報共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】アパレル産業は、歴史的にピラミッド型
の下請構造や多段階の生産・流通構造を形作ってきた。
図17はアパレル産業における商品の流れを示したフロ
ーチャートである。図17に示したように、繊維原料か
ら糸、織・編物、衣服までそれぞれに生産と流通があ
り、その内部もさまざまな業種に分かれている。このよ
うな構造が産業の活力を生み出した時期もあったが、今
日ではその非効率性を指摘され、高価格の原因ともみな
されている。
【0003】この産業構造を川に例えれば、川上は紡績
メーカー、織布メーカー、染色・加工メーカー、テキス
タイルメーカーであり、川中はアパレルメーカー、縫製
メーカーであり、そして川下は小売業である。一般的
に、アパレルメーカーは当該シーズンの一年前から商品
企画を始め、デザインシルエット、素材、色柄、アイテ
ムなどを決め、まずサンプルを作る。シーズンのほぼ半
年前に開く展示会でサンプルを得意先の小売業者に示
し、そこでの受注状況やバイヤーの反応を見ながら生産
数量を決め、縫製メーカーに発注する。
【0004】またアパレルメーカーはテキスタイルメー
カーへ生地を発注する。受注したテキスタイルメーカー
は生産計画を立て、紡績メーカー、織布メーカー、染色
・加工メーカーそれぞれに対し、紡績、織布、染色・加
工を委託する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにアパレル産
業構造は各業界が分断され、縫製メーカー、紡績メーカ
ー、織布メーカー、染色・加工メーカーは、各アパレル
メーカーやテキスタイルメーカーと個別対応してきたた
め、発注者の注文通りの賃上げ加工に甘んじなければな
らなかった。
【0006】また製品生産については、最初の計画通り
に進んでいくことはまずなく、実際には生産計画に変更
が生じたり、納期が遅れたり、急な発注があったりする
ものである。このように生産が最初の計画通りに進まな
くなれば、生産に携わっているメーカーにその旨を知ら
せる必要がある。例えば、衣服生産枚数に変更が生じれ
ば、当然、生地の量、糸の量なども変更となるため、縫
製メーカーだけでなく、テキスタイルメーカー、紡績メ
ーカー、織布メーカー、染色・加工メーカーなど、生産
に携わる全てのメーカーに知らせる必要がある。
【0007】しかしながらアパレル産業構造のように、
複数の企業が介在し、神経系統が複雑であると、連絡す
べき内容(例えば、生産計画の変更など)を関連する製
造メーカーへ正確かつ迅速に伝えることが難しいといっ
た問題があった。また構造が複雑であると、消費者や生
活者ニーズに即応できるような商品企画や生産、販売が
できないといった問題もあった。
【0008】またQR(Quick Response)はいま流行の
構造改革手法であるが、素材から小売りまでのサプライ
チェーン(Supply Chain:生産、流通といった製品が計
画されてから消費者に届くまでの全体の機能のつなが
り)全体の無駄を省き、共同のメリットを得ようとする
ものである。ところが現状としては十分なQRの実現は
なされておらず、サプライチェーン上における様々な無
駄や、情報が分断されているといった問題がある。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、多段階の生産・流通構造を有した製品生産(特に
衣服製品生産)に携わる各企業それぞれが、より有機的
に活動することができると共に、十分なQRの実現を図
ることのできる情報共有システムを提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る情報共有システム(1)
は、複数の企業が介在し、多段階の生産・流通構造を有
した製品生産・流通に関し、異なる企業間で、通信回線
を介して、製品生産・流通に関する情報の共有化を図る
ための情報共有システムであって、製品生産・流通に関
する情報を格納するデータベースと、企業端末から入力
された製品生産・流通に関する情報を、前記データベー
スに格納する第1の格納手段と、企業端末から前記デー
タベースに対する閲覧要求があると、該閲覧要求に応じ
て、前記データベースに格納している情報を前記企業端
末へ送信する第1の送信手段とを備えていることを特徴
としている。
【0011】上記した情報共有システム(1)によれ
ば、インターネットなどの通信回線を介して企業端末か
ら入力された製品生産・流通に関する情報が、前記デー
タベースに格納される。また企業端末から前記データベ
ースに対する閲覧要求があると、前記データベースに格
納された情報が前記企業端末へ送信される。
【0012】このようにある企業端末から登録された製
品生産・流通に関する情報を、別の異なる企業端末から
取得することができるので、異なる企業間で、通信回線
を介して、製品生産に関する情報の共有化を図ることが
できる。
【0013】従って、生産、流通といった製品が計画さ
れてから消費者に届くまでの各工程にまたがる複数企業
間の情報の共有化を図ることができるため、各プロセス
を事実上ネットワークで結びつけることができる。これ
によって、チェーン全体の無駄を省き、チェーン全体の
ビジネススピードを高めることができる。
【0014】また製品が計画されてからの情報だけでな
く、計画それ自体に関する情報や、計画に有効な情報
(いわゆる計画前情報)などについても各企業間で情報
の共有化が図られるため、複数の企業での共同商品開発
などが実現可能となる。
【0015】また本発明に係る情報共有システム(2)
は、上記情報共有システム(1)において、企業端末か
ら入力された前記製品生産・流通に関する情報が前記デ
ータベースに格納されると、前記製品生産・流通に関す
る情報を所定の企業端末へ自動的に送信する第2の送信
手段を備えていることを特徴としている。
【0016】企業端末から入力された前記製品生産・流
通に関する情報が、例えば、製造計画情報である場合に
は、その計画に携わる企業へは直ちに前記製造計画情報
を伝えた方が良く、また生産数量や生産納期などの変更
情報である場合にも、変更の影響を受ける企業へは直ち
に前記変更情報を伝えた方が良い。
【0017】上記した情報共有システム(2)によれ
ば、企業端末から入力された前記製品生産・流通に関す
る情報が前記データベースに格納されると、前記製品生
産・流通に関する情報を所定の企業端末へ自動的に送信
される。
【0018】すなわち閲覧要求がなくとも、前記所定の
企業端末へは自動的に送信されるため、企業端末から入
力された前記製品生産・流通に関する情報が、例えば、
製造計画情報である場合には、該製造計画情報をその計
画に携わる企業へ直ちに伝えることができる。
【0019】また本発明に係る情報共有システム(3)
は、上記情報共有システム(1)又は(2)において、
企業端末へ送信すべき情報の照会画面を作成する照会画
面作成手段と、前記第1又は第2の送信手段が、前記照
会画面作成手段により作成された照会画面を送信するも
のであることを特徴としている。
【0020】また本発明に係る情報共有システム(4)
は、上記情報共有システム(3)において、前記照会画
面作成手段が、企業端末へ送信すべき前記情報のうち所
定の情報をグラフ、表、図式、アイコンなどの視覚効果
の高い画像で表示した照会画面を作成するものであるこ
とを特徴としている。また本発明に係る情報共有システ
ム(5)は、上記情報共有システム(4)において、前
記所定の情報が数値情報であることを特徴としている。
【0021】上記した情報共有システム(3)〜(5)
のいずれかによれば、企業端末へ送信すべき情報が照会
画面として、当該企業端末へ送信されるため、当該企業
では要求した情報を画面として取得することができる。
【0022】さらに上記した情報共有システム(4)又
は(5)によれば、企業端末へ送信すべき前記情報のう
ち所定の情報がグラフ、表、図式、アイコンなどの視覚
効果の高い画像で表示した照会画面が作成される。従っ
て、当該企業では前記所定の情報(例えば、数値情報な
ど)をグラフなどの視覚効果の高い画像として取得する
ことができる。
【0023】例えば、進捗情報などの数値情報がグラフ
などの視覚効果の高い画像で表示されれば、利用者はビ
ジュアルに現状態を的確にとらえることができるように
なるため、日報形式の数値情報を確認・把握しアクショ
ンを起こすまでの時間の短縮化が図られる。また利用者
に数値情報を読み取る能力が十分に備わっていなかった
としても、当該情報を十分に活用することが可能とな
る。
【0024】また本発明に係る情報共有システム(6)
は、上記情報共有システム(1)〜(5)のいずれかに
おいて、企業端末から前記データベースに対し、ある特
定の製品生産・流通に携わる企業のうち、異なる工程に
携わる2以上の企業についての前記特定の製品生産・流
通に関する情報の閲覧要求があると、該閲覧要求に応じ
て、前記データベースを検索し、該当する情報を読み出
す第1の読出手段を備え、前記第1の送信手段が、前記
第1の読出手段により読み出された情報を前記企業端末
へ送信するものであることを特徴としている。
【0025】上記した情報共有システム(6)によれ
ば、企業端末から前記データベースに対し、ある特定の
製品生産・流通に携わる企業のうち、異なる工程に携わ
る2以上の企業についての前記特定の製品生産・流通に
関する情報の閲覧要求があると、該閲覧要求に応じて、
該当する企業情報が読み出され、前記企業端末へ送信さ
れる。
【0026】例えば、衣服製品Xの製品生産・流通に携
わる企業が紡績メーカーA社、織布メーカーB社、染色
・加工メーカーC社、テキスタイルメーカーD社、縫製
メーカーE社である場合に、企業端末aから紡績メーカ
ーA社、織布メーカーB社、染色・加工メーカーC社に
ついての衣服製品Xの生産・流通に関する情報の閲覧要
求があると、これら3社についての衣服製品Xの生産・
流通に関する情報が企業端末aへ送信される。
【0027】このように、これら紡績メーカーA社、織
布メーカーB社、染色・加工メーカーC社についての衣
服製品Xの生産・流通に関する情報が企業端末aへ送信
されると、当該企業では生地完成までの糸の製糸、糸の
加工、織り、編み、染色・加工、そして仕上げなどのそ
れぞれの生産段階での進捗状況などを把握することがで
きる。従って、各製品生産・流通状況を部分的ではなく
全体として把握することができるため、チェーン全体の
ビジネススピードをより一層高めることができる。
【0028】また本発明に係る情報共有システム(7)
は、上記情報共有システム(1)〜(6)のいずれかに
おいて、企業端末から前記データベースに対し、ある特
定の製品生産・流通に携わる企業のうち、同一工程に携
わる2以上の企業についての前記特定の製品生産・流通
に関する情報の閲覧要求があると、該閲覧要求に応じ
て、前記データベースを検索し、該当する情報を読み出
す第2の読出手段を備え、前記第1の送信手段が、前記
第2の読出手段により読み出された情報を送信するもの
であることを特徴としている。
【0029】上記した情報共有システム(7)によれ
ば、企業端末から前記データベースに対し、ある特定の
製品生産・流通に携わる企業のうち、同一工程に携わる
2以上の企業についての前記特定の製品生産・流通に関
する情報の閲覧要求があると、該閲覧要求に応じて、該
当する企業情報が読み出され、前記企業端末へ送信され
る。
【0030】例えば、衣服製品Yの製品生産・流通に携
わる企業が紡績メーカーA社、織布メーカーB社、染色
・加工メーカーC社、テキスタイルメーカーD社、縫製
メーカーE1社、縫製メーカーE2社、縫製メーカーE
3社である場合に、企業端末aから縫製メーカーE1
社、縫製メーカーE2社、縫製メーカーE3社について
の衣服製品Yの生産・流通に関する情報の閲覧要求があ
ると、これら3社についての衣服製品Yの生産・流通に
関する情報が企業端末aへ送信される。
【0031】このように、これら縫製メーカーE1社、
縫製メーカーE2社、縫製メーカーE3社についての衣
服製品Yの生産・流通に関する情報が企業端末aへ送信
されると、当該企業では縫製メーカーE1社、縫製メー
カーE2社、縫製メーカーE3社についての各種情報を
取得することができるため、同業他社の比較を容易に行
うことができる。
【0032】また本発明に係る情報共有システム(8)
は、上記情報共有システム(6)又は(7)において、
企業端末からの閲覧要求に、ある特定のカテゴリーへの
限定要求が含まれている場合には、前記第1又は第2の
読出手段が、前記特定のカテゴリーに限定した情報を読
み出すものであることを特徴としている。
【0033】上記した情報共有システム(8)によれ
ば、企業端末からの要求に、ある特定のカテゴリーへの
限定要求が含まれている場合には、前記第1又は第2の
読出手段により、前記特定のカテゴリーに限定した情報
が読み出される。従って、前記第1の送信手段から前記
企業端末へは、前記特定のカテゴリーに限定した情報だ
けが送信されるため、当該企業では要求したカテゴリー
に属する情報だけを取得することができる。
【0034】また前記第1又は第2の読出手段により読
み出された情報を照会画面として、当該企業端末へ送信
するようにすれば、当該企業ではこれら情報が一覧表示
された画面を取得することができ、各製品生産・流通状
況の全体としての把握や、同業他社の比較をより一層容
易に行うことができる。
【0035】また本発明に係る情報共有システム(9)
は、上記情報共有システム(1)〜(8)のいずれかに
おいて、ある特定の生産段階に応じた生産単位と別の生
産段階に応じた生産単位との関係を示す関係情報に基づ
いて、前記特定の生産段階における生産数量から前記別
の生産段階における生産数量を求める算出手段を備えて
いることを特徴としている。
【0036】また本発明に係る情報共有システム(1
0)は、上記情報共有システム(9)において、前記算
出手段が、前記第1又は第2の送信手段により、前記別
の生産段階における生産数量を企業端末へ送信する場合
に、前記生産数量を算出するものであり、前記第1又は
第2の送信手段が、前記算出手段により算出された生産
数量を送信するものであることを特徴としている。
【0037】複数の企業が介在し、多段階の生産・流通
構造を有している場合には、各生産段階に応じた生産単
位が設定されていることが多い。例えば、衣服製品生産
において、最終製品(すなわち衣服製品)の生産単位は
「枚」であるが、生地の生産単位は「反、メートル」、
紡績糸の生産単位は「トン、キログラム」と、各生産段
階での生産単位はそれぞれ異なっている。
【0038】このため従来においては、最終製品の生産
数量が決められると、各製造メーカーそれぞれで各生産
段階における生産数量を計算し直す必要があった。とこ
ろが上記した情報共有システム(9)又は(10)によ
れば、ある特定の生産段階に応じた生産単位と別の生産
段階に応じた生産単位との関係を示す関係情報(例え
ば、1衣服製品に使用される生地の長さ)に基づいて、
前記特定の生産段階における生産数量(例えば、衣服製
品の生産数量)から前記別の生産段階における生産数量
(例えば、生地の量)を求める算出手段を備えているた
め、上記のような煩わしい計算を行わなくても、瞬時に
正確な前記別の生産段階における生産数量を求めること
ができる。例えば、1衣服製品に使用される生地の長さ
が2.1メートルであり、当該衣服製品の生産数量が2
00枚である場合には、生地の生産数量は420メート
ルとなる。
【0039】さらに上記した情報共有システム(10)
によれば、前記第1又は第2の送信手段が、前記算出手
段により算出された生産数量を送信するため、当該企業
では正確に計算された各生産段階における生産数量を取
得することができる。
【0040】前記別の生産段階における生産数量につい
ては、前もって算出しておいたものをデータベースなど
に格納しておいたのでは、前記特定の生産段階における
生産数量(例えば、最終製品の生産数量)や前記関係情
報に変更が生じた場合には誤った情報(すなわち、変更
前の生産数量)を前記企業端末へ送信してしまう虞れが
ある。
【0041】ところが上記した情報共有システム(1
0)によれば、前記算出手段が前記企業端末へ送信する
場合にその都度、前記生産数量を算出するようになって
いるため、前記特定の生産段階における生産数量や前記
関係情報に変更が生じたとしても正確な情報を前記企業
端末へ送信することができる。
【0042】また本発明に係る情報共有システム(1
1)は、上記情報共有システム(1)〜(10)のいず
れかにおいて、企業端末からある特定の製品生産・流通
に関する情報の閲覧要求があると、前記企業が前記製品
生産・流通に携わる企業であるか否かを判断する第1の
判断手段を備え、前記第1の送信手段が、前記第1の判
断手段からの判断結果に基づいて、当該製品生産・流通
に携わらない企業へは、前記製品生産・流通に関する情
報を送信しないものであることを特徴としている。
【0043】上記した情報共有システム(11)によれ
ば、企業端末からある特定の製品生産・流通に関する情
報の閲覧要求があったとしても、当該製品生産・流通に
携わらない企業(すなわち、製造ラインや流通ラインに
加わっていない企業)へは、前記製品生産・流通に関す
る情報が送信されないため、セキュリティー性の向上が
が図られる。
【0044】また本発明に係る情報共有システム(1
2)は、上記情報共有システム(1)〜(11)のいず
れかにおいて、前記製品生産・流通に関する情報が、コ
ンセプト情報、製造計画情報、販売計画情報のうちのい
ずれかであることを特徴としている。
【0045】コンセプト情報は商品開発や商品企画など
を行う上で有用な情報であり、衣服製品産業について言
えば、例えばデザイン情報、素材情報、縫製技術情報、
加工技術情報、原料品質試験情報などが挙げられ、これ
ら情報を各企業間で共有化することができれば、より有
意義な商品開発や商品企画を行うことが可能となる。
【0046】製造計画情報は製造ライン情報、生産数量
情報、受注発注情報、在庫情報(原料在庫、資材在庫、
製品在庫)などが挙げられ、販売計画情報は販売先情
報、販売開始時期情報、シーズン店頭マーチャンダイジ
ング情報などが挙げられ、これら情報を各企業間で共有
化することができれば、チェーン全体での最適化を図る
ことができる。
【0047】上記した情報共有システム(12)によれ
ば、前記製品生産・流通に関する情報が、コンセプト情
報、製造計画情報、販売計画情報のうちのいずれかであ
るため、これら情報についての各企業間での共有化を図
ることができるため、チェーン全体の最適化が図られる
システムを実現することができる。
【0048】また本発明に係る情報共有システム(1
3)は、上記情報共有システム(1)〜(11)のいず
れかにおいて、前記製品生産・流通に関する情報が、業
務管理情報であることを特徴としている。
【0049】また本発明に係る情報共有システム(1
4)は、上記情報共有システム(13)において、前記
業務管理情報が、工程進捗情報、品質情報のうちのいず
れかであることを特徴としている。
【0050】業務管理情報(例えば、工程進捗情報、各
生産段階における品質情報)が、各企業間で共有化され
ると、各工程間の物の流れをスムーズにすると共に、製
品の完成度を高めることができる。
【0051】上記した情報共有システム(13)又は
(14)によれば、前記製品生産・流通に関する情報が
業務管理情報であるため、該業務管理情報についての各
企業間での共有化を図ることができるため、各工程間の
物の流れをスムーズにすると共に、製品の完成度を高め
ることのできるシステムを実現することができる。
【0052】また本発明に係る情報共有システム(1
5)は、上記情報共有システム(13)又は(14)に
おいて、企業端末からある特定の製品生産・流通に関す
る業務管理情報が入力されると、前記企業が当該業務に
携わる企業であるか否かを判断する第2の判断手段を備
え、前記第1の格納手段が、前記第2の判断手段からの
判断結果に基づいて、当該業務に携わらない企業からの
前記業務管理情報については、前記データベースに格納
しないものであることを特徴としている。
【0053】上記した情報共有システム(15)によれ
ば、企業端末からある特定の製品生産・流通に関する業
務管理情報が入力されたとしても、当該業務に携わらな
い企業からの前記業務管理情報については、前記データ
ベースに格納されない。すなわち情報の改ざんを阻止す
ることができるため、セキュリティー性の向上が図られ
る。
【0054】また本発明に係る情報共有システム(1
6)は、上記情報共有システム(1)〜(15)のいず
れかにおいて、前記製品生産・流通に関する情報が、衣
服製品の生産・流通に関する情報であることを特徴とし
ている。
【0055】上記した情報共有システム(16)によれ
ば、前記製品生産・流通に関する情報が、衣服製品の生
産・流通に関する情報であるため、アパレル産業にとっ
て有意義なビジネス形態を可能とし、なおかつ透明性・
オープン性の高いビジネス環境を提供することのできる
システムを実現することができる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報共有シス
テムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実
施の形態(1)に係る情報共有システムの要部を概略的
に示したブロック図である。
【0057】図中1はサービスセンターを示しており、
サービスセンター1はデータベース管理手段2と、情報
登録手段3と、情報照会手段4と、認証手段5とを含ん
で構成され、コンピュータネットワーク(以下、単にネ
ットワークと記す)11に接続されている。企業端末1
2はネットワーク11に接続され、ネットワーク11を
介してサービスセンター1に接続されている。
【0058】データベース管理手段2には登録情報デー
タベース2aと、企業情報データベース2bと、生産・
流通ライン情報データベース2cとが構築されており、
登録情報データベース2aは企業端末12から入力され
る情報を記憶するデータベースであり、企業情報データ
ベース2bは企業のユーザーIDコード、パスワード、
企業名、所在地などの企業に関する情報を記憶するデー
タベースであり、生産・流通ライン情報データベース2
cは各製品毎の生産・流通ラインに関する情報を記憶す
るデータベースである。なお企業端末12から入力され
た生産・流通ラインに関する情報については、登録情報
データベース2aではなく生産・流通ライン情報データ
ベース2cに格納されるようになっている。
【0059】図2に製品X1〜X3の生産・流通ライン
(すなわち、各製品の生産に携わる企業)の一例を示
し、図3(a)〜(c)にデータベース管理手段2が管
理する各データベース構造の一例を示す。図2に示した
ように、製品X1〜X3は工程A〜Fから生産されるよ
うになっており、ここでは工程A〜Fの順に業務が行わ
れ、製品X1〜X3が生産されるものとする。また図2
は製品X1の生産にはA1社、B1社、C1社、D1
社、E1社、F1社が各工程A〜Fに携わっていること
を示している。
【0060】登録情報データベース2aには、図3
(a)に示したように、製品IDコード、製品名、生産
計画数量、コスト、原料IDコード、製品発注予定日、
製品希望納期などが格納されたり、原料IDコード、原
料名、コストなどが格納されている。
【0061】企業情報データベース2bには、図3
(b)に示したように、企業IDコード、企業名、工程
コード、所在地、電話番号、FAX番号、代表者名、担
当者名、パスワード、メールアドレスなどが格納されて
いる。
【0062】生産・流通ライン情報データベース2cに
は、図3(c)に示したように、製品IDコード、工程
コード(1)、企業IDコード(1)、工程コード
(2)、企業IDコード(2)などが格納されている。
なお企業IDコード(n)は工程コード(n)に該当す
る工程に携わる企業を示している。
【0063】企業端末12に装備されたアクセス手段1
2a(例えば、WWWブラウザなど)は、サービスセン
ター1の情報登録手段3や情報照会手段4へアクセスす
るものであり、情報登録手段3は企業端末12から入力
される情報を収集し、登録情報データベース2aへ格納
するものであり、情報照会手段4は企業端末12からの
照会要求に応じた情報を企業端末12へ送信するもので
ある。また認証手段5はサービスセンター1へアクセス
してくる企業が正規の企業であるか否かをユーザーID
コードやパスワードなどにより認証する手段である。
【0064】次に実施の形態(1)に係る情報共有シス
テムの企業端末12とサービスセンター1とにおける処
理動作を図4〜図6に示したフローチャートに基づいて
説明する。まず企業端末12からサービスセンター1へ
ネットワーク11を介して接続されると(ステップS
1)、サービスセンター1では企業端末12へエントリ
ー画面を送信する(ステップS2)。エントリー画面は
企業が本システムへエントリーするために、ユーザーI
Dコードやパスワードを入力するための画面である。
【0065】企業端末12ではエントリー画面を受信す
ると(ステップS3)、受信したエントリー画面を表示
する(ステップS4)。エントリー画面を通じて企業か
らユーザーIDコードとパスワードとが入力されると
(ステップS5)、入力されたユーザーIDコードとパ
スワードとをサービスセンター1へ送信する(ステップ
S6)。
【0066】サービスセンター1ではユーザーIDコー
ドとパスワードとを受信すると(ステップS7)、受信
したユーザーIDコードとパスワードとに基づいて、企
業情報データベース2bを検索して、当該企業が正規の
会員企業であるか否かを判断する(ステップS8)。当
該企業が正規の会員企業であると判断すれば、登録、照
会のいずれかのモードを選択することのできるモード選
択画面を送信する(ステップS9)。一方、当該企業が
正規の会員企業でないと判断すれば、「ユーザーIDコ
ードもしくはパスワードが間違っています」というコメ
ントを企業端末12へ送信する。
【0067】企業端末12ではモード選択画面を受信す
ると(ステップS10)、受信したモード選択画面を表
示する(ステップS11)。モード選択画面を通じて企
業から登録モードが選択されると(ステップS21)、
登録モード選択情報をサービスセンター1へ送信する
(ステップS22)。
【0068】サービスセンター1では登録モード選択情
報を受信すると(ステップS23)、登録モード画面を
送信する(ステップS24)。企業端末12では登録モ
ード画面を受信すると(ステップS25)、受信した登
録モード画面を表示する(ステップS26)。登録モー
ド画面を通じて企業から登録情報が入力されると(ステ
ップS27)、入力された登録情報をサービスセンター
1へ送信する(ステップS28)。
【0069】サービスセンター1では登録情報を受信す
ると(ステップS29)、生産・流通ライン情報データ
ベース2cを検索して、受信した登録情報を登録情報デ
ータベース2aへ格納して良いか否かを判断する(ステ
ップS30)。例えば、製品X1の工程D(D1社が携
わる工程)に関する工程進捗情報などの業務管理情報の
登録(登録情報データベース2aへの格納)について
は、D1社だけが行えるようにする。これは情報の改ざ
んなどを防止するためである。
【0070】サービスセンター1では受信した登録情報
を登録情報データベース2aへ格納して良いと判断すれ
ば、確認画面を企業端末12へ送信する(ステップS3
1)。一方、受信した登録情報を登録情報データベース
2aへ格納してはならないと判断すれば、「登録できま
せん」というコメントを企業端末12へ送信する。
【0071】企業端末12では確認画面を受信すると
(ステップS32)、受信した確認画面を表示する(ス
テップS33)。確認画面を通じて企業から確認が選択
されると(ステップS34)、確認情報をサービスセン
ター1へ送信する(ステップS35)。
【0072】サービスセンター1では確認情報を受信す
ると(ステップS36)、ステップS29で受信した登
録情報を登録情報データベース2aへ格納し(ステップ
S37)、格納終了画面を企業端末12へ送信する(ス
テップS38)。企業端末12では格納終了画面を受信
すると(ステップS39)、格納終了画面を表示する
(ステップS40)。
【0073】ところで企業端末12から入力され、登録
情報データベース2aに格納された情報が、例えば、製
造計画情報である場合には、その計画に携わる企業へは
直ちに前記製造計画情報を伝えた方が良く、また生産数
量や生産納期などの変更情報である場合にも、変更の影
響を受ける企業へは直ちに前記変更情報を伝えた方が良
い。
【0074】そのためステップS37で新たな情報が登
録情報データベース2aへ格納された場合に、直ちに前
記情報を伝えた方が良い企業に対しては、EDI(Elec
tronic Data Interchange )などを利用して、サービス
センター1から当該企業の端末へ前記情報を自動的に送
信するようにしても良い。
【0075】ステップS11で表示されたモード選択画
面を通じて企業から照会モードが選択されると(ステッ
プS41)、照会モード選択情報をサービスセンター1
へ送信する(ステップS42)。
【0076】サービスセンター1では照会モード選択情
報を受信すると(ステップS43)、照会モード画面を
送信する(ステップS44)。企業端末12では照会モ
ード画面を受信すると(ステップS45)、受信した照
会モード画面を表示する(ステップS46)。照会モー
ド画面を通じて企業から照会要求情報が入力されると
(ステップS47)、入力された照会要求情報をサービ
スセンター1へ送信する(ステップS48)。
【0077】サービスセンター1では照会要求情報を受
信すると(ステップS49)、企業情報データベース2
bや生産・流通ライン情報データベース2cなどを検索
して、受信した照会要求情報に応じた情報を企業端末1
2へ送信して良いか否かを判断する(ステップS5
0)。例えば、製品X1の生産・流通に関する工程進捗
情報などの業務管理情報の照会については、製品X1の
工程A〜Fに携わるA1社、B1社、C1社、D1社、
E1社、F1社だけにする。これはセキュリティー上の
問題からである。
【0078】サービスセンター1では受信した照会要求
情報に応じた情報を企業端末12へ送信して良いと判断
すれば、照会要求情報に基づいて登録情報データベース
2aを検索する(ステップS51)。その後、該当する
情報の照会画面を作成するのであるが、その前に企業端
末12へ送信すべき情報に生産数量があり、該生産数量
が登録情報データベース2aに格納されている生産数量
それ自体(通常、最終製品の生産数量)であるか否かを
判断する。
【0079】複数の企業が介在し、多段階の生産・流通
構造を有している場合には、各生産段階に応じた生産単
位が設定されていることが多く、例えば、衣服製品生産
において、最終製品(すなわち衣服製品)の生産単位は
「枚」であるが、生地の生産単位は「反、メートル」、
紡績糸の生産単位は「トン、キログラム」と、各生産段
階での生産単位はそれぞれ異なっている。
【0080】このため企業端末12へ送信すべき情報に
生産数量が含まれている場合には、それぞれ各生産段階
における生産数量に計算し直しておいた方が望ましい。
例えば、1衣服製品に使用される生地の長さが2.1メ
ートルであり、当該衣服製品の生産数量が200枚であ
る場合には、生地の生産数量は420メートルとなる。
【0081】従ってステップS52における判断で、企
業端末12へ送信すべき情報に生産数量があり、該生産
数量が登録情報データベース2aに格納されている生産
数量それ自体ではないと判断すれば、登録情報データベ
ース2aに格納されている生産数量から企業端末12へ
送信するのに適した生産数量を求める(ステップ5
3)。
【0082】この生産数量については、図示しないデー
タベースにある特定の生産段階に応じた生産単位と別の
生産段階に応じた生産単位との関係を示す関係情報(例
えば、1衣服製品に使用される生地の長さが2.1メー
トルであるといった情報)を記憶させておき、この関係
情報に基づいて、登録情報データベース2aに格納され
ている生産数量から各生産段階に応じた生産数量を求め
ることができる。
【0083】一方、ステップS52における判断で、企
業端末12へ送信すべき情報に生産数量はなく、またあ
ったとしても該生産数量が登録情報データベース2aに
格納されている生産数量それ自体であると判断すれば、
そのまま該当する情報の照会画面を作成し(ステップS
54)、作成した照会画面を企業端末12へ送信する
(ステップS55)。企業端末12では照会画面を受信
すると(ステップS56)、受信した照会画面を表示す
る(ステップS57)。
【0084】次にステップS54において作成される照
会画面について、具体例イ、ロを挙げて説明する。イ)
製品X1の生産・流通に携わる企業(A1社など計6
社)のうち、2以上の企業についての製品X1の生産・
流通に関する情報の照会要求があると、図7に示したよ
うに、該当する情報を一覧表示できるような照会画面を
作成する。なお図7(a)は6社全部についての情報が
リンクされており、図7(b)は2社(A1社、B1
社)についての情報がリンクされている。
【0085】このように、これらA1社、B1社、C1
社、D1社、E1社、F1社についての製品X1の生産
・流通に関する情報を一覧表示にすると、製品X1の製
品完成(販売までを含めることも可)までのそれぞれの
生産段階での進捗情報などを部分的にではなく全体とし
て容易に把握することができる。
【0086】ロ)製品X3の生産・流通に携わる企業
(A2社など計10社)のうち、同一工程(例えば、工
程C)に携わる2以上の企業についての製品X3の生産
・流通に関する情報の照会要求があると、図8に示した
ように、該当する情報を一覧表示できるように照会画面
を作成する。なお図8(a)は工程Cに携わる4社全部
についての情報がリンクされており、図8(b)は工程
Cに携わる2社(C1社、C2社)についての情報がリ
ンクされている。
【0087】このように、これらC1社、C2社、C3
社、C4社についての製品X3の生産・流通に関する情
報を一覧表示にすると、同業他社の比較を容易に行うこ
とができる。
【0088】また上記イ、ロのいずれの場合にも、企業
からの要求に応じて、特定のカテゴリー(例えば、基本
設計情報、コスト見積情報、受注発注情報、物流・進捗
・在庫情報など)へ限定して照会するようにしても良
い。例えば、製品X3の生産・流通に関する情報を照会
する場合に、コスト見積情報だけを照会する。
【0089】また照会画面を作成する場合において、企
業端末12へ送信すべき情報のうちの一部もしくは全部
の情報をグラフ、表、図式、アイコンなどの視覚効果の
高い画像で表示した照会画面を作成するようにしても良
い。図9、図10それぞれは衣服製品における縫製進捗
情報、加工進捗情報をグラフで示した照会画面の一例で
あり、図11、図12それぞれは縫製進捗情報、加工進
捗情報を表で示した照会画面の一例である。
【0090】図13は衣服製品におけるデザインシルエ
ット情報と生地情報とをアイコン化して示した照会画面
の一例であり、例えばこれらアイコンのうちのいずれか
をポインティングデバイスであるマウスなどでクリック
すると、該当する情報がサービスセンター1から企業端
末12へ送信されるようにしても良い。
【0091】上記実施の形態(1)に係る情報共有シス
テムによれば、インターネットなどのネットワーク11
を介して企業端末12から入力された製品生産・流通に
関する情報が登録情報データベース2aに格納される。
また企業端末12から登録情報データベース2aに対す
る照会要求があると、登録情報データベース2aに格納
された情報が企業端末12へ送信される。
【0092】このようにある企業端末12から登録され
た製品生産・流通に関する情報を、別の異なる企業端末
12から取得することができるので、異なる企業間で、
ネットワーク11を介して、製品生産に関する情報の共
有化を図ることができる。
【0093】従って、生産、流通といった製品が計画さ
れてから消費者に届くまでの各工程にまたがる複数企業
間の情報の共有化を図ることができるため、各プロセス
を事実上ネットワークで結びつけることができる。これ
によって、チェーン全体の無駄を省き、チェーン全体の
ビジネススピードを高めることができる。
【0094】また製品が計画されてからの情報だけでな
く、計画それ自体に関する情報や、計画に有効な情報
(いわゆる計画前情報)などについても各企業間で情報
の共有化が図られるため、複数の企業での共同商品開発
などが実現可能となる。
【0095】また上記実施の形態(1)に係る情報共有
システムにおける製品生産・流通に関する情報として
は、コンセプト情報、製造計画情報、販売計画情報、業
務管理情報(例えば、工程進捗情報、品質情報)などが
挙げられる。
【0096】
【実施例】本発明は複数の企業が介在し、多段階の生産
・流通構造を有した製品生産・流通に関するものであ
り、異なる企業間で、通信回線を介して、製品生産・流
通に関する情報の共有化を図るための情報共有システム
であるが、本発明の実施例としてアパレル産業の例を取
り上げる。
【0097】図14はアパレル産業に採用した本実施例
(1)に係る情報共有システムの要部を概略的に示した
ブロック図である。図中21はサービスセンターを示し
ており、サービスセンター21にはVBNシステム(Vi
rtual Brand Network System:企画〜製販統合管理シス
テム)22とPCIシステム(Product Control Syste
m:繊維製造管理情報システム)23とが構築され、イ
ンターネット30に接続されている。各企業端末31
a、32a、33aはインターネット30に接続され、
インターネット30を介してサービスセンター21に接
続されている。
【0098】企業端末31a、32a、33aはそれぞ
れの業務に応じて、製造メーカー群31、小売店群3
2、ブランド企画/MD群33に分類される。製造メー
カー群31にはテキスタイル(織物)メーカー、紡績メ
ーカー、織布メーカー、染色・加工メーカー、縫製メー
カー、2次加工メーカーなどが属し、小売店群32には
百貨店、量販店、専門小売店などが属している。ブラン
ド企画/MD群については、後で詳しく説明するが、こ
のブランド企画/MDというのはアパレル産業に本発明
を採用することにより、新しく登場した企業(但し、従
来からの製造メーカーがこの役割を果たすことは可能)
である。
【0099】図15にPCIシステムについての機能情
報関連図を示す。図15に示したように、各製造メーカ
ー41〜46から入力された、各製造メーカー41〜4
6それぞれが携わる工程についての業務管理情報(工程
進捗情報や品質情報など)がサービスセンター21へ登
録されるようになっており、また各製造メーカー41〜
46が参照したい情報を自由に閲覧することができるよ
うになっている。
【0100】図16にVBNシステムについての機能情
報関連図を示す。図16に示したように、コンセプト企
画管理として、ブランド企画/MD47、テキスタイル
メーカー41、縫製メーカー45から入力された、商品
開発や商品企画などに有効な情報(例えばデザイン情
報、素材情報、縫製技術情報など)がサービスセンター
21へ登録されるようになっている。このように商品開
発や商品企画などに有効な情報が一元化されるため、ブ
ランド企画/MD47がより良い商品開発や商品企画を
行うことができる。
【0101】また製造計画管理として、ブランド企画/
MD47から製造計画情報、発注情報が入力されると、
サービスセンター21へ登録されるため、当該製品の生
産・流通に携わる企業は自由にこれら情報を閲覧するこ
とができるようになっている。
【0102】またブランド企画/MD47を1次プレー
ヤーとすれば、テキスタイルメーカー41、縫製メーカ
ー45は2次プレーヤーとなり、その他の製造メーカー
(紡績メーカー42、織布メーカー43、染色・加工メ
ーカー44、2次加工メーカー46)は3次プレーヤー
となっている。従って、ブランド企画/MD47から製
造計画情報、発注情報が入力されると、当該製品の生産
・流通に携わる2次プレーヤーのテキスタイルメーカー
41、縫製メーカー45に対しては、これら情報を直に
送信するようにしても良い。
【0103】また販売計画管理として、ブランド企画/
MD47や小売店48から入力された製品情報はサービ
スセンター21へ登録されるようになっており、この情
報については互いに自由に閲覧することができるように
なっている。
【0104】上記したように、複数の企業が介在し、多
段階の生産・流通構造を有したアパレル産業で情報の一
元管理を実践することができれば、品質向上はもちろん
のこと、QR対応、コスト削減、各種無駄の軽減など数
多くの利点を生み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る情報共有シス
テムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】製品の生産・流通ラインの一例を示した図であ
る。
【図3】データベース管理手段が管理する各データベー
ス構造の一例を示した図である。
【図4】実施の形態(1)に係る情報共有システムの企
業端末とサービスセンターとの処理動作を示したフロー
チャートである。
【図5】実施の形態(1)に係る情報共有システムの企
業端末とサービスセンターとの処理動作を示したフロー
チャートである。
【図6】実施の形態(1)に係る情報共有システムの企
業端末とサービスセンターとの処理動作を示したフロー
チャートである。
【図7】実施の形態(1)に係る情報共有システムにお
ける照会画面の一例を示した図である。
【図8】実施の形態(1)に係る情報共有システムにお
ける照会画面の一例を示した図である。
【図9】実施の形態(1)に係る情報共有システムにお
ける照会画面の一例を示した図である。
【図10】実施の形態(1)に係る情報共有システムに
おける照会画面の一例を示した図である。
【図11】実施の形態(1)に係る情報共有システムに
おける照会画面の一例を示した図である。
【図12】実施の形態(1)に係る情報共有システムに
おける照会画面の一例を示した図である。
【図13】実施の形態(1)に係る情報共有システムに
おける照会画面の一例を示した図である。
【図14】本実施例(1)に係る情報共有システムの要
部を概略的に示したブロック図である。
【図15】実施例(1)に係る情報共有システムの要部
を概略的に示したブロック図である。
【図16】実施例(1)に係る情報共有システムの要部
を概略的に示したブロック図である。
【図17】従来のアパレル産業における商品の流れを示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1、21 サービスセンター 2 データベース管理手段 3 情報登録手段 4 情報照会手段 5 認証手段 11 ネットワーク 12、31a、32a、33a 企業端末 12a アクセス手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の企業が介在し、多段階の生産・流
    通構造を有した製品生産・流通に関し、異なる企業間
    で、通信回線を介して、製品生産・流通に関する情報の
    共有化を図るための情報共有システムであって、 製品生産・流通に関する情報を格納するデータベース
    と、 企業端末から入力された製品生産・流通に関する情報
    を、前記データベースに格納する第1の格納手段と、 企業端末から前記データベースに対する閲覧要求がある
    と、該閲覧要求に応じて、前記データベースに格納して
    いる情報を前記企業端末へ送信する第1の送信手段とを
    備えていることを特徴とする情報共有システム。
  2. 【請求項2】 企業端末から入力された前記製品生産・
    流通に関する情報が前記データベースに格納されると、 前記製品生産・流通に関する情報を所定の企業端末へ自
    動的に送信する第2の送信手段を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の情報共有システム。
  3. 【請求項3】 企業端末へ送信すべき情報の照会画面を
    作成する照会画面作成手段と、 前記第1又は第2の送信手段が、前記照会画面作成手段
    により作成された照会画面を送信するものであることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報共有システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記照会画面作成手段が、企業端末へ送
    信すべき前記情報のうち所定の情報をグラフ、表、図
    式、アイコンなどの視覚効果の高い画像で表示した照会
    画面を作成するものであることを特徴とする請求項3記
    載の情報共有システム。
  5. 【請求項5】 前記所定の情報が数値情報であることを
    特徴とする請求項4記載の情報共有システム。
  6. 【請求項6】 企業端末から前記データベースに対し、
    ある特定の製品生産・流通に携わる企業のうち、異なる
    工程に携わる2以上の企業についての前記特定の製品生
    産・流通に関する情報の閲覧要求があると、該閲覧要求
    に応じて、前記データベースを検索し、該当する情報を
    読み出す第1の読出手段を備え、 前記第1の送信手段が、前記第1の読出手段により読み
    出された情報を前記企業端末へ送信するものであること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の情報
    共有システム。
  7. 【請求項7】 企業端末から前記データベースに対し、
    ある特定の製品生産・流通に携わる企業のうち、同一工
    程に携わる2以上の企業についての前記特定の製品生産
    ・流通に関する情報の閲覧要求があると、該閲覧要求に
    応じて、前記データベースを検索し、該当する情報を読
    み出す第2の読出手段を備え、 前記第1の送信手段が、前記第2の読出手段により読み
    出された情報を送信するものであることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかの項に記載の情報共有システム。
  8. 【請求項8】 企業端末からの閲覧要求に、ある特定の
    カテゴリーへの限定要求が含まれている場合には、 前記第1又は第2の読出手段が、前記特定のカテゴリー
    に限定した情報を読み出すものであることを特徴とする
    請求項6又は請求項7記載の情報共有システム。
  9. 【請求項9】 ある特定の生産段階に応じた生産単位と
    別の生産段階に応じた生産単位との関係を示す関係情報
    に基づいて、 前記特定の生産段階における生産数量から前記別の生産
    段階における生産数量を求める算出手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の情
    報共有システム。
  10. 【請求項10】 前記算出手段が、前記第1又は第2の
    送信手段により、前記別の生産段階における生産数量を
    企業端末へ送信する場合に、前記生産数量を算出するも
    のであり、 前記第1又は第2の送信手段が、前記算出手段により算
    出された生産数量を送信するものであることを特徴とす
    る請求項9記載の情報共有システム。
  11. 【請求項11】 企業端末からある特定の製品生産・流
    通に関する情報の閲覧要求があると、前記企業が前記製
    品生産・流通に携わる企業であるか否かを判断する第1
    の判断手段を備え、 前記第1の送信手段が、前記第1の判断手段からの判断
    結果に基づいて、当該製品生産・流通に携わらない企業
    へは、前記製品生産・流通に関する情報を送信しないも
    のであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの
    項に記載の情報共有システム。
  12. 【請求項12】 前記製品生産・流通に関する情報が、
    コンセプト情報、製造計画情報、販売計画情報のうちの
    いずれかであることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れかの項に記載の情報共有システム。
  13. 【請求項13】 前記製品生産・流通に関する情報が、
    業務管理情報であることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれかの項に記載の情報共有システム。
  14. 【請求項14】 前記業務管理情報が、工程進捗情報、
    品質情報のうちのいずれかであることを特徴とする請求
    項13記載の情報共有システム。
  15. 【請求項15】 企業端末からある特定の製品生産・流
    通に関する業務管理情報が入力されると、前記企業が当
    該業務に携わる企業であるか否かを判断する第2の判断
    手段を備え、 前記第1の格納手段が、前記第2の判断手段からの判断
    結果に基づいて、当該業務に携わらない企業からの前記
    業務管理情報については、前記データベースに格納しな
    いものであることを特徴とする請求項13又は請求項1
    4記載の情報共有システム。
  16. 【請求項16】 前記製品生産・流通に関する情報が、
    衣服製品の生産・流通に関する情報であることを特徴と
    する請求項1〜15のいずれかの項に記載の情報共有シ
    ステム。
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