JP2002031300A - 減圧装置 - Google Patents

減圧装置

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JP2002031300A
JP2002031300A JP2000212133A JP2000212133A JP2002031300A JP 2002031300 A JP2002031300 A JP 2002031300A JP 2000212133 A JP2000212133 A JP 2000212133A JP 2000212133 A JP2000212133 A JP 2000212133A JP 2002031300 A JP2002031300 A JP 2002031300A
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JP
Japan
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valve
piston
outlet
gas
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000212133A
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English (en)
Inventor
Shoichi Miyauchi
正一 宮内
Hiroyuki Miyoshi
博之 三好
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Hatsuta Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hatsuta Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパによりピストンの最大開放位置を決
め、これに対してピストンの位置を変えてバネ付勢力を
変更調節することにより、製作加工上の誤差やバネ付勢
力の不整合などにより生じる二次圧ガスのガス圧の高低
誤差を調整することができる,つまり装置外部からピス
トンの位置を調節するという簡単な手段により所望する
二次圧ガスのガス圧が正確に得られる減圧装置を得る。 【解決手段】 容器弁の出口あるいはこの出口からの配
管に装着するものであって、一端開口部を入口1aとし
かつ他端開口部を出口1bとする流通孔1を有するもの
において、流通孔の中間部に形成した弁室2と、この弁
室内にあってピストンロッド3aにより入口1a側に軸
方向に移動調節可能に支持されたピストン3と、このピ
ストンに被嵌されかつピストンに対して往復動してその
正面5aが入口1a側の弁孔6と対向する弁体5と、こ
の弁体の背面5b内側とピストンとの間に介在されて弁
体を開放する方向に付勢するバネ7と、弁体の最大開放
位置を規制するために弁室内に設けたストッパ8とを備
えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス貯蔵容器に
ガス状態で貯蔵されている消火剤ガスを消火対象区画内
に放出し、消火対象区画内の消火剤の濃度を消炎濃度以
上に維持することによって消火するようにしたガス系消
火設備等において、前記ガス貯蔵容器の容器弁の出口あ
るいはこの出口からの配管に装着する減圧装置に関する
ものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種のガス系消火設
備では、ガス貯蔵容器の数を低減するためにガスの充填
圧力を高めている。ガスの充填圧力を高めると、選択
弁,主配管,枝管,噴射ヘッド等の消火設備の二次側機
器にもガスの高い圧力がかかることになるので、これら
二次側機器の耐圧グレードを上げる必要があり、設備費
が著しく高くなると共に既存の設備には適用できなくな
る。
【0003】そこで、従来はガス貯蔵容器から出た高い
圧力のガス(一次圧ガス)を減圧弁により減圧すること
により、二次側機器に入るガス(二次圧ガス)の圧力を
低くし、ガス系消火設備の二次側機器の耐圧グレードを
下げている。そのために、かかる減圧弁では、その弁孔
の面積,弁体の表面積や開度,バネ付勢力などにより二
次圧のガス圧を低く設定しているが、精度高く設計製作
しても、実際上は製作加工上の誤差や,バネ付勢力の不
整合などにより、所望する二次ガス圧が正確に得られな
いという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る減圧装置
はかかる問題点を解消するためになされたもので、スト
ッパによりピストンの最大開放位置を決め、これに対し
てピストンの位置を変えてバネ付勢力を変更調節するこ
とにより、製作加工上の誤差やバネ付勢力の不整合など
により生じる二次圧ガスのガス圧の高低誤差を調整する
ことができる,つまり装置外部からピストンの位置を調
節するという簡単な手段により所望する二次圧ガスのガ
ス圧が正確に得られる。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1に
ついて説明する。図1はガス系消火設備におけるガス貯
蔵容器の容器弁出口(図示せず)あるいはこの出口から
の配管(図示せず)に装着した状態を示す縦断側面図で
あり、そのうち上半分は弁孔の閉じた状態を示すと共に
下半分は弁孔の開いた状態を示している。
【0006】図において、1は一端開口部に入口1aを
有しかつ他端開口部に出口1bを有する流通孔、2は流
通孔1の中間部に設けた弁室、3は弁室2内にあってピ
ストンロッド3aにより入口1a側に支持されたピスト
ン、4はピストンロッド3aを軸方向に移動可能にする
ための調節用ナット、5はピストン3に被嵌されかつピ
ストン3に対して往復動してその正面5aが入口1a側
の弁孔6と対向する弁体、7は弁体5の背面5b内側と
ピストン3との間に介在されて弁体5を開放する方向に
付勢するバネ、8は弁室2に設けた弁体5の最大開放位
置を規制するためのストッパである。
【0007】次に動作を説明する。容器弁が開いて入口
1a側に一次圧Aのガスが入ると,弁孔6から弁室2を
通って出口1b側にゆく間に減圧されて、出口1b側に
は二次圧Bのガスが供給される。この時、一次圧Aのガ
スが往復動する弁体5におよぼす力及び二次圧Bのガス
が往復動する弁体5におよぼす力の合力とバネ7の力と
により、減圧比が決まるので、予め計算により設定する
ときには、例えば一次圧Aの300Kgf/cm2に対
して二次圧Bを80Kgf/cm2に,バネ7の力を5
0Kgfにしておく。
【0008】こうしておくと、弁孔6から300Kgf
/cm2の一次圧ガスが入って、図1中下半分に示すよ
うに弁孔6が開いた状態では、ピストンロッド3aの周
りのすき間9から弁体5内に入ったガス圧C(これは当
然の如くバネ7の力より大きい)により弁体5が閉じる
方向に移動して、図1中上半分に示すように弁孔6が閉
じる。
【0009】こうして弁孔6が閉じた瞬間では、ガス圧
Cは一次圧Aと均等し(このように設定してある)て、
バネ7の力が二次圧B側のガス圧に打ち勝って、弁体5
を開かせる。そして、弁孔6が開いた瞬間では、一次圧
Aのガスが弁孔6から弁室2内に入るので、後は弁体5
の往復動が繰り返し行われて、二次圧B側に80Kgf
/cm2以下に減圧されたガスが供給される。
【0010】そこで、例えば二次圧Bが、何らかの原因
(例えば二次側配管からのバックプレッシャー)で80
Kgf/cm2を越えると、二次圧Bが弁体5におよぼ
す力にバネ7の力が負けて弁体5が閉じる。つまり、二
次圧B側が80Kgf/cm2以上になると、弁孔6が
閉じるので、二次圧B側は80Kgf/cm2以上にな
らない。こうして二次側配管(機器)の安全性が確保さ
れる。
【0011】今、調節用ナット4を回動してピストンロ
ッド3aを押し込むと、押し込まれたピストン3とスト
ッパ8により開放位置を規制された弁体5との間のバネ
7を圧縮することができるし、また逆に調節用ナット4
を回動してピストンロッド3aを引き出すと、引き出さ
れたピストン3とストッパ8により開放位置を規制され
た弁体5との間のバネ7を緩めることができるので、装
置外部から調節用ナット4を回動させて簡単にバネ7の
力を調節できる。
【0012】つまり、製作加工上の誤差やバネ付勢力の
不整合などにより生じる二次圧Bのガス圧の高低誤差に
対して、調節用ナット4を回動させるという簡単な手段
により対応でき、所望する二次圧Bのガス圧が正確に得
られる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によればストッ
パによりピストンの最大開放位置を決め、これに対して
ピストンの位置を変えてバネ付勢力を変更調節できるの
で、製作加工上の誤差やバネ付勢力の不整合などにより
生じる二次圧ガスのガス圧の高低誤差を調整することが
できる,つまり装置外部からピストンの位置を調節する
という簡単な手段により所望する二次圧ガスのガス圧が
正確に得られるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 流通孔 1a 入口 1b 出口 2 弁室 3 ピストン 3a ピストンロッド 4 調節用ナット 5 弁体 5a 正面 5b 背面 6 弁孔 7 バネ 8 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E189 BA03 MB01 3E072 DB03 GA30 3H060 AA04 BB03 CC22 DC05 DD02 DD05 DD14 DD17 EE06 FF01 HH02 HH03 HH20 HH25 5H316 AA20 BB01 DD13 EE02 EE10 EE12 GG01 JJ01 JJ13 KK02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器弁の出口あるいはこの出口からの配
    管に装着するものであって、一端開口部を入口としかつ
    他端開口部を出口とする流通孔を有するものにおいて、 前記流通孔の中間部に形成した弁室と、この弁室内にあ
    ってピストンロッドにより前記入口側に軸方向に移動調
    節可能に支持されたピストンと、このピストンに被嵌さ
    れかつピストンに対して往復動してその正面が前記入口
    側の弁孔と対向する弁体と、この弁体の背面内側と前記
    ピストンとの間に介在されて前記弁体を開放する方向に
    付勢するバネと、前記弁体の最大開放位置を規制するた
    めに前記弁室内に設けたストッパとを備え、 前記容器弁が開いて前記入口に入る一次圧ガスと,これ
    が前記弁孔から弁室を通って前記出口側に流れる二次圧
    ガスとの減圧比を、一次圧ガスが往復動する前記弁体に
    およぼす力及び二次圧ガスが往復動する前記弁体におよ
    ぼす力の合力と前記バネの力とにより計算して設定する
    ようにしたことを特徴とする減圧装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370174C (zh) * 2004-09-06 2008-02-20 厦门灿坤实业股份有限公司 一种用于连接高压流体罐与器具之连接器
CN112558431A (zh) * 2020-12-16 2021-03-26 上海华力微电子有限公司 涂胶显影设备的稳压装置以及涂胶显影设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370174C (zh) * 2004-09-06 2008-02-20 厦门灿坤实业股份有限公司 一种用于连接高压流体罐与器具之连接器
CN112558431A (zh) * 2020-12-16 2021-03-26 上海华力微电子有限公司 涂胶显影设备的稳压装置以及涂胶显影设备
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