JP2002031257A - 安全機能付き減圧装置 - Google Patents
安全機能付き減圧装置Info
- Publication number
- JP2002031257A JP2002031257A JP2000212124A JP2000212124A JP2002031257A JP 2002031257 A JP2002031257 A JP 2002031257A JP 2000212124 A JP2000212124 A JP 2000212124A JP 2000212124 A JP2000212124 A JP 2000212124A JP 2002031257 A JP2002031257 A JP 2002031257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- outlet
- piston
- pressure reducing
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Safety Valves (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 減圧機能と安全機能とを一体的に備えること
により、ガス貯蔵容器に装着された既存の容器弁をその
まま使え、必要な減圧機能および安全機能のみを簡単容
易に容器弁の出口あるいはこの出口からの配管に追加し
て装着できる安全機能付き減圧装置を得る。 【解決手段】 容器弁の出口あるいはこの出口からの配
管に装着するものであって、一端開口部を入口１ａとし
かつ他端開口部を出口１ｂとする流通孔１を有するもの
において、流通孔の中間部に形成した弁室２と、この弁
室内にあってピストンロッド３ａにより入口１ａ側に支
持されたピストン３と、このピストンに被嵌されかつピ
ストンに対して往復動してその正面４ａが入口１ａ側の
弁孔５と対向する弁体４と、この弁体の背面４ｂ内側と
ピストンとの間に介在されて弁体を開放する方向に付勢
するバネ６とを備えてなる。
により、ガス貯蔵容器に装着された既存の容器弁をその
まま使え、必要な減圧機能および安全機能のみを簡単容
易に容器弁の出口あるいはこの出口からの配管に追加し
て装着できる安全機能付き減圧装置を得る。 【解決手段】 容器弁の出口あるいはこの出口からの配
管に装着するものであって、一端開口部を入口１ａとし
かつ他端開口部を出口１ｂとする流通孔１を有するもの
において、流通孔の中間部に形成した弁室２と、この弁
室内にあってピストンロッド３ａにより入口１ａ側に支
持されたピストン３と、このピストンに被嵌されかつピ
ストンに対して往復動してその正面４ａが入口１ａ側の
弁孔５と対向する弁体４と、この弁体の背面４ｂ内側と
ピストンとの間に介在されて弁体を開放する方向に付勢
するバネ６とを備えてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス貯蔵容器に
ガス状態で貯蔵されている消火剤ガスを消火対象区画内
に放出し、消火対象区画内の消火剤の濃度を消炎濃度以
上に維持することによって消火するようにしたガス系消
火設備等において、前記ガス貯蔵容器の容器弁の出口あ
るいはこの出口からの配管に装着する安全機能付き減圧
装置に関するものである。
ガス状態で貯蔵されている消火剤ガスを消火対象区画内
に放出し、消火対象区画内の消火剤の濃度を消炎濃度以
上に維持することによって消火するようにしたガス系消
火設備等において、前記ガス貯蔵容器の容器弁の出口あ
るいはこの出口からの配管に装着する安全機能付き減圧
装置に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】この種のガス系消火設
備では、ガス貯蔵容器に装着する容器弁は勿論のこと、
この他にも機能上、高圧の一次圧ガスを所定圧以下の二
次圧ガスに減圧するための減圧機能と、消火設備の二次
側機器の耐圧グレードを低くするために二次圧ガスが所
定圧以上になると容器弁などが閉じる安全機能とが必要
とされている。
備では、ガス貯蔵容器に装着する容器弁は勿論のこと、
この他にも機能上、高圧の一次圧ガスを所定圧以下の二
次圧ガスに減圧するための減圧機能と、消火設備の二次
側機器の耐圧グレードを低くするために二次圧ガスが所
定圧以上になると容器弁などが閉じる安全機能とが必要
とされている。
【０００３】従来、減圧機能と安全機能とが組み込まれ
た容器弁はあるが、これはガス貯蔵容器に取り付けるだ
けで容器弁機能は勿論のこと、減圧機能および安全機能
も一個ですむことになるので効果的ではあるが、ガス貯
蔵容器にすでに容器弁が装着されている既存の消火設備
においては、減圧機能および安全機能のみを付加する場
合無駄が生じるし，即対応できないという問題点があ
る。
た容器弁はあるが、これはガス貯蔵容器に取り付けるだ
けで容器弁機能は勿論のこと、減圧機能および安全機能
も一個ですむことになるので効果的ではあるが、ガス貯
蔵容器にすでに容器弁が装着されている既存の消火設備
においては、減圧機能および安全機能のみを付加する場
合無駄が生じるし，即対応できないという問題点があ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明に係る安全機能
付き減圧装置は、減圧機能と安全機能とを一体的に備え
ているので、ガス貯蔵容器に装着された既存の容器弁を
そのまま使え、必要な減圧機能および安全機能のみを簡
単容易に容器弁の出口あるいはこの出口からの配管に追
加して装着できる。
付き減圧装置は、減圧機能と安全機能とを一体的に備え
ているので、ガス貯蔵容器に装着された既存の容器弁を
そのまま使え、必要な減圧機能および安全機能のみを簡
単容易に容器弁の出口あるいはこの出口からの配管に追
加して装着できる。
【０００５】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図１に
ついて説明する。図１はガス系消火設備におけるガス貯
蔵容器の容器弁出口（図示せず）あるいはこの出口から
の配管（図示せず）に装着した状態を示す縦断側面図で
あり、そのうち上半分は弁孔の閉じた状態を示すと共に
下半分は弁孔の開いた状態を示している。
ついて説明する。図１はガス系消火設備におけるガス貯
蔵容器の容器弁出口（図示せず）あるいはこの出口から
の配管（図示せず）に装着した状態を示す縦断側面図で
あり、そのうち上半分は弁孔の閉じた状態を示すと共に
下半分は弁孔の開いた状態を示している。
【０００６】図において、１は一端開口部に入口１ａを
有しかつ他端開口部に出口１ｂを有する流通孔、２は流
通孔１の中間部に設けた弁室、３は弁室２内にあってピ
ストンロッド３ａにより入口１ａ側に支持されたピスト
ン、４はピストン３に被嵌されかつピストン３に対して
往復動してその正面４ａが入口１ａ側の弁孔５と対向す
る弁体、６は弁体４の背面４ｂ内側とピストン３との間
に介在されて弁体４を開放する方向に付勢するバネであ
る。
有しかつ他端開口部に出口１ｂを有する流通孔、２は流
通孔１の中間部に設けた弁室、３は弁室２内にあってピ
ストンロッド３ａにより入口１ａ側に支持されたピスト
ン、４はピストン３に被嵌されかつピストン３に対して
往復動してその正面４ａが入口１ａ側の弁孔５と対向す
る弁体、６は弁体４の背面４ｂ内側とピストン３との間
に介在されて弁体４を開放する方向に付勢するバネであ
る。
【０００７】今、容器弁が開いて入口１ａ側に一次圧Ａ
のガスが入ると，弁孔５から弁室２を通って出口１ｂ側
にゆく間に減圧されて、出口１ｂ側には二次圧Ｂのガス
が供給される。この時、一次圧Ａのガスが往復動する弁
体４におよぼす力及び二次圧Ｂのガスが往復動する弁体
４におよぼす力の合力とバネ６の力とにより、減圧比が
決まるので、予め計算により設定するときには、例えば
一次圧Ａの３００Ｋｇｆ／ｃｍ２に対して二次圧Ｂを８
０Ｋｇｆ／ｃｍ２に，バネ６の力を５０Ｋｇｆにしてお
く。
のガスが入ると，弁孔５から弁室２を通って出口１ｂ側
にゆく間に減圧されて、出口１ｂ側には二次圧Ｂのガス
が供給される。この時、一次圧Ａのガスが往復動する弁
体４におよぼす力及び二次圧Ｂのガスが往復動する弁体
４におよぼす力の合力とバネ６の力とにより、減圧比が
決まるので、予め計算により設定するときには、例えば
一次圧Ａの３００Ｋｇｆ／ｃｍ２に対して二次圧Ｂを８
０Ｋｇｆ／ｃｍ２に，バネ６の力を５０Ｋｇｆにしてお
く。
【０００８】こうしておくと、弁孔５から３００Ｋｇｆ
／ｃｍ２の一次圧ガスが入って、図１中下半分に示すよ
うに弁孔５が開いた状態では、ピストンロッド３ａの周
りのすき間７から弁体４内に入ったガス圧Ｃ（これは当
然の如くバネ６の力より大きい）により弁体４が閉じる
方向に移動して、図１中上半分に示すように弁孔５が閉
じる。
／ｃｍ２の一次圧ガスが入って、図１中下半分に示すよ
うに弁孔５が開いた状態では、ピストンロッド３ａの周
りのすき間７から弁体４内に入ったガス圧Ｃ（これは当
然の如くバネ６の力より大きい）により弁体４が閉じる
方向に移動して、図１中上半分に示すように弁孔５が閉
じる。
【０００９】こうして弁孔５が閉じた瞬間では、ガス圧
Ｃは一次圧Ａと均等し（このように設定してある）て、
バネ６の力が二次圧Ｂ側のガス圧に打ち勝って、弁体４
を開かせる。そして、弁孔５が開いた瞬間では、一次圧
Ａのガスが弁孔５から弁室２内に入るので、後は弁体４
の往復動が繰り返し行われて、二次圧Ｂ側に８０Ｋｇｆ
／ｃｍ２以下に減圧されたガスが供給される。
Ｃは一次圧Ａと均等し（このように設定してある）て、
バネ６の力が二次圧Ｂ側のガス圧に打ち勝って、弁体４
を開かせる。そして、弁孔５が開いた瞬間では、一次圧
Ａのガスが弁孔５から弁室２内に入るので、後は弁体４
の往復動が繰り返し行われて、二次圧Ｂ側に８０Ｋｇｆ
／ｃｍ２以下に減圧されたガスが供給される。
【００１０】そこで、例えば二次圧Ｂが、何らかの原因
（例えば二次側配管からのバックプレッシャー）で８０
Ｋｇｆ／ｃｍ２を越えると、二次圧Ｂが弁体４におよぼ
す力にバネ６の力が負けて弁体４が閉じる。つまり、二
次圧Ｂ側が８０Ｋｇｆ／ｃｍ２以上になると、弁孔５が
閉じるので、二次圧Ｂ側は８０Ｋｇｆ／ｃｍ２以上にな
らない。こうして二次側配管（機器）の安全性が確保さ
れる。
（例えば二次側配管からのバックプレッシャー）で８０
Ｋｇｆ／ｃｍ２を越えると、二次圧Ｂが弁体４におよぼ
す力にバネ６の力が負けて弁体４が閉じる。つまり、二
次圧Ｂ側が８０Ｋｇｆ／ｃｍ２以上になると、弁孔５が
閉じるので、二次圧Ｂ側は８０Ｋｇｆ／ｃｍ２以上にな
らない。こうして二次側配管（機器）の安全性が確保さ
れる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば減圧機
能と安全機能とを一体的に備えているので、ガス貯蔵容
器に装着された既存の容器弁をそのまま使え、必要な減
圧機能および安全機能のみを簡単容易に容器弁の出口あ
るいはこの出口からの配管に追加して装着できるという
効果が得られる。
能と安全機能とを一体的に備えているので、ガス貯蔵容
器に装着された既存の容器弁をそのまま使え、必要な減
圧機能および安全機能のみを簡単容易に容器弁の出口あ
るいはこの出口からの配管に追加して装着できるという
効果が得られる。
【図１】この発明の一実施の形態を示す縦断側面図であ
る。
る。
１ 流通孔 １ａ 入口 １ｂ 出口 ２ 弁室 ３ ピストン ３ａ ピストンロッド ４ 弁体 ４ａ 正面 ４ｂ 背面 ５ 弁孔 ６ バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3H060 AA04 BB08 BB10 CC22 DC05 DD02 DD05 DD14 DD17 EE06 HH02 HH03 HH20 HH25 5H316 AA20 BB01 DD18 EE02 EE10 EE12 HH01 JJ01 JJ13 KK02 LL05
Claims (1)
- 【請求項１】 容器弁の出口あるいはこの出口からの配
管に装着するものであって、一端開口部を入口としかつ
他端開口部を出口とする流通孔を有するものにおいて、 前記流通孔の中間部に形成した弁室と、この弁室内にあ
ってピストンロッドにより前記入口側に支持されたピス
トンと、このピストンに被嵌されかつピストンに対して
往復動してその正面が前記入口側の弁孔と対向する弁体
と、この弁体の背面内側と前記ピストンとの間に介在さ
れて前記弁体を開放する方向に付勢するバネとを備え、 前記容器弁が開いて前記入口に入る一次圧ガスと，これ
が前記弁孔から弁室を通って前記出口側に流れる二次圧
ガスとの減圧比を、一次圧ガスが往復動する前記弁体に
およぼす力及び二次圧ガスが往復動する前記弁体におよ
ぼす力の合力と前記バネの力とにより計算して設定する
と共に、その際に二次圧側が所定圧以上になると前記バ
ネが負けて前記弁体が閉じたままになるように前記バネ
の力を設定するようにしたことを特徴とする安全機能付
き減圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000212124A JP2002031257A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 安全機能付き減圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000212124A JP2002031257A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 安全機能付き減圧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002031257A true JP2002031257A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18708085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000212124A Pending JP2002031257A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | 安全機能付き減圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002031257A (ja) |
-
2000
- 2000-07-13 JP JP2000212124A patent/JP2002031257A/ja active Pending
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