JP2002031099A - 液体エゼクタ - Google Patents

液体エゼクタ

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JP2002031099A
JP2002031099A JP2000213857A JP2000213857A JP2002031099A JP 2002031099 A JP2002031099 A JP 2002031099A JP 2000213857 A JP2000213857 A JP 2000213857A JP 2000213857 A JP2000213857 A JP 2000213857A JP 2002031099 A JP2002031099 A JP 2002031099A
Authority
JP
Japan
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diffuser
nozzle
straight pipe
suction
liquid ejector
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000213857A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Okamoto
雅克 岡本
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸引能力がバラツクことのない液体エゼクタ
を得ること。 【解決手段】 ノズル部1の後流側の直管部3とディフ
ューザ4内に、長尺平板状の整流板5を取り付ける。ノ
ズル部1から噴出される液体は、整流板5で整流される
ことによって、その流れの乱れが防止され、吸引能力の
バラツキを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体エゼクタに関
し、特に吸引能力のバラツキを防止したエゼクタに関す
る。液体エゼクタは、水等の駆動流体をノズルから高速
で噴出させてその流体の速度エネルギにより吸込室に吸
引力を発生し、ガスや蒸気や空気等の流体を吸引するも
ので、排ガスの吸引排除や蒸気の回収等各種の真空源と
して用いられている。
【0002】
【従来技術】従来の液体エゼクタとしては例えば特開平
5−223100号公報に示されたものが用いられてい
た。これは、複数の細孔の一端側に細孔径より大きな幅
を有した回転操作可能な板状部材を配置したもので、そ
の板状部材を回転操作して細孔を開閉することにより通
過流体量を調節して、エゼクタの吸引能力を制御するこ
とができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液体エゼク
タでは、吸引能力が安定せずにバラツク問題があった。
特に、真空度が比較的低く、大気圧に近い真空度の場合
に吸引能力が大きくバラツク問題があった。これは、細
孔の一部を閉じて残りの細孔から流体を通過させる場合
に、その残りの細孔から流出する吐出流の中心軸が、開
閉する細孔の数と位置によって移動してディフューザ部
の中心軸から外れるために、ノズルからの吐出流が乱さ
れ、吸引能力が変動するためである。
【0004】また上記従来の液体エゼクタでは、真空度
が低い場合に、ノズルから噴出される吐出流の速度が十
分ではなく、吸込室から例えば大気を吸引するとその吸
引大気によって吐出流が更に乱され、この乱れによって
吸引能力が大きくバラツクものと考えられる。
【0005】従って本発明の課題は、真空度が低い場合
であっても、吐出流の乱れを少なくして、吸引能力のバ
ラツキを防止することのできる液体エゼクタを得ること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた本発明の手段は、流体を絞る細孔から成るノ
ズル部と、該ノズル部の周囲に形成した吸込室と、該吸
込室及び上記ノズル部と直管部を介して連通したディフ
ューザとから成るエゼクタにおいて、直管部内又はディ
フューザ内又はディフューザ出口側部のいずれか1箇所
又は複数箇所に、通過する流体を整流する整流部材を設
けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】直管部内又はディフューザ内又は
ディフューザ出口側部のいずれか1箇所又は複数箇所に
整流部材を設けたことにより、真空度が低くノズルから
噴出される吐出流の速度が十分ではない場合であって
も、ノズル部からの吐出流は整流部材に沿って整流さ
れ、乱れることがないために、エゼクタの吸引能力にバ
ラツキを生じることがない。
【0008】整流部材としては、例えば、直管部からデ
ィフューザ内に、流れ方向に沿った長尺状の板状整流板
を1枚あるいは複数枚組み合わせて配置することができ
る。
【0009】
【実施例】図1において、ノズル部1と吸込室2と直管
部3とディフューザ4、及び、直管部3からディフュー
ザ4内にわたって配置した長尺状の整流部材5で液体エ
ゼクタを構成する。
【0010】ノズル部1は図示しない駆動流体としての
水等の液体源と接続する。ノズル部1の周囲に吸込室2
を形成して吸引する気体の通過する吸込通路6を設け
る。吸込室2の左方には、直管部3を介してディフュー
ザ4を連通する。ノズル部1と直管部3とディフューザ
4の中心軸をそれぞれ合わせて配置する。ディフューザ
4の出口側は図示しない流体回収先と接続する。
【0011】直管部3内からディフューザ4内にわたっ
て、連続した長尺状の整流部材としての整流板5を取り
付ける。図1に示す整流板5は、1枚の平板を水平にし
て、直管部3からディフューザ4にわたってその内周に
それぞれ接して取り付けた例を示す。整流板5は1枚に
限ることはなく、例えば2枚の整流板を断面十字状に配
置することも、あるいは、更に多数枚をクロスさせた
り、あるいは流れに平行に配置することもできる。
【0012】本実施例においては、整流板5を直管部3
とディフューザ4内に取り付けた例を示したが、直管部
3だけに取り付けることも、あるいは、ディフューザ4
だけに取り付けることもできる。また、直管部3からノ
ズル部1側に整流板5を取り付けることも、あるいは、
ディフューザ4の出口側に取り付けることもでき、ノズ
ル部1から噴出される液体の流速や量に応じて適宜選択
することができるものである。
【0013】ノズル部1から供給された液体は、整流板
5に沿って整流されてディフューザ4から外部に吐出さ
れる。液体がノズル部1で絞られ高速流になることによ
り、吸引力を発生して吸込通路6から気体を吸引する。
気体を吸引した液体は、整流板5で整流されることによ
り、その流れが乱されることがなく、従って、吸引能力
が低下することもない。
【0014】
【発明の効果】上記のように本発明による液体エゼクタ
は、ノズル通過後の流体を整流する整流部材を取り付け
たことにより、真空度が低い場合であっても吐出流の乱
れを少なくして、吸引能力のバラツキを確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体エゼクタの実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ノズル部 2 吸込室 3 直管部 4 ディフューザ 5 整流板 6 吸込通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を絞る細孔から成るノズル部と、該
    ノズル部の周囲に形成した吸込室と、該吸込室及び上記
    ノズル部と直管部を介して連通したディフューザとから
    成るエゼクタにおいて、直管部内又はディフューザ内又
    はディフューザ出口側部のいずれか1箇所又は複数箇所
    に、通過する流体を整流する整流部材を設けたことを特
    徴とする液体エゼクタ。
JP2000213857A 2000-07-14 2000-07-14 液体エゼクタ Pending JP2002031099A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170051A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Tlv Co Ltd エゼクタ
CN107143534A (zh) * 2017-06-27 2017-09-08 刘攀 一种快速分拆式水射器集气装置

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