JP2002028509A - 石膏ボードの表装紙分離装置 - Google Patents
石膏ボードの表装紙分離装置Info
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 石膏ボードから表装紙を容易に分離する装置
を提供する。 【解決手段】 一対の圧縮体11,12の間を石膏ボー
ド1を通過させて石膏ボード1を圧縮又は変形させると
ともに進行方向と交差する方向に対しても変形させるよ
うにしたので、表装紙と石膏との間にずれを発生させ
て、石膏ボードから表装紙を一層容易に分離することが
できる。
を提供する。 【解決手段】 一対の圧縮体11,12の間を石膏ボー
ド1を通過させて石膏ボード1を圧縮又は変形させると
ともに進行方向と交差する方向に対しても変形させるよ
うにしたので、表装紙と石膏との間にずれを発生させ
て、石膏ボードから表装紙を一層容易に分離することが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石膏ボードから表
装紙を分離する装置に関する。
装紙を分離する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】解体された家屋からは、多量の木材と石
膏ボードが排出される。従来、これらの木材からは、木
炭を生産して再利用されているが、石膏ボードに関して
は産業廃棄物として廃棄処分されている。
膏ボードが排出される。従来、これらの木材からは、木
炭を生産して再利用されているが、石膏ボードに関して
は産業廃棄物として廃棄処分されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、近年産業
廃棄物の処理場の選定難等からこれら石膏を再加熱して
リサイクルすることが検討されている。石膏ボードは石
膏の表裏に表装紙が貼着されており、加熱に先立ってこ
の表装紙を分離する必要がある。
廃棄物の処理場の選定難等からこれら石膏を再加熱して
リサイクルすることが検討されている。石膏ボードは石
膏の表裏に表装紙が貼着されており、加熱に先立ってこ
の表装紙を分離する必要がある。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、石膏ボードから表装紙を容易に分離
する装置を提供するにある。
ので、その目的は、石膏ボードから表装紙を容易に分離
する装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、石膏
ボードから表装紙を分離する装置であって、前記石膏ボ
ードを圧縮又は変形させる加工手段を備えているところ
に特徴を有する。
ボードから表装紙を分離する装置であって、前記石膏ボ
ードを圧縮又は変形させる加工手段を備えているところ
に特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、石膏ボードから表装紙
を分離する装置であって、対向配置された一対の圧縮体
の間を前記石膏ボードを通過させて該石膏ボードを圧縮
又は変形させるところに特徴を有する。
を分離する装置であって、対向配置された一対の圧縮体
の間を前記石膏ボードを通過させて該石膏ボードを圧縮
又は変形させるところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、石膏ボードから表装紙
を分離する装置であって、対向配置された一対の圧縮体
の間を前記石膏ボードを通過させて該石膏ボードを圧縮
又は変形させるとともに該石膏ボードの進行方向と交差
する方向に対しても変形させるようにしたところに特徴
を有する。
を分離する装置であって、対向配置された一対の圧縮体
の間を前記石膏ボードを通過させて該石膏ボードを圧縮
又は変形させるとともに該石膏ボードの進行方向と交差
する方向に対しても変形させるようにしたところに特徴
を有する。
【0008】請求項4の発明は、圧縮体はローラー又は
ベルトの組み合わせであるところに特徴を有する。
ベルトの組み合わせであるところに特徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、石膏ボードから表装紙
を分離する装置であって、前記石膏ボードの進行方向に
沿って3個以上のローラー又はベルトの組み合わせを互
い違いに配置し、これらの間を通過する石膏ボードを湾
曲変形させるところに特徴を有する。
を分離する装置であって、前記石膏ボードの進行方向に
沿って3個以上のローラー又はベルトの組み合わせを互
い違いに配置し、これらの間を通過する石膏ボードを湾
曲変形させるところに特徴を有する。
【0010】請求項6の発明は、隣接するローラー又は
ベルトの組み合わせの間隔のうち、一箇所以上の間隔を
通過する石膏ボードの厚さよりも小に設定したところに
特徴を有する。
ベルトの組み合わせの間隔のうち、一箇所以上の間隔を
通過する石膏ボードの厚さよりも小に設定したところに
特徴を有する。
【0011】請求項7の発明は、一対の圧縮体の各表面
速度が相違するように構成したところに特徴を有する。
速度が相違するように構成したところに特徴を有する。
【0012】請求項8の発明は、ローラー又はベルトの
各表面速度が相違するように構成したところに特徴を有
する。
各表面速度が相違するように構成したところに特徴を有
する。
【0013】請求項9の発明は、一対の圧縮体は、一方
が凸状に形成され、他方が凹状に形成されているところ
に特徴を有する。
が凸状に形成され、他方が凹状に形成されているところ
に特徴を有する。
【0014】請求項10の発明は、一対の圧縮体は、石
膏ボードの進行方向と直交する方向に山形の凸状部と谷
形の凹状部とが交互に配設されているところに特徴を有
する。
膏ボードの進行方向と直交する方向に山形の凸状部と谷
形の凹状部とが交互に配設されているところに特徴を有
する。
【0015】請求項11の発明は、一対の圧縮体は、石
膏ボードの進行方向と直交する方向に外周が平坦な凸状
部と谷部が平坦な凹状部とが交互に配設されているとこ
ろに特徴を有する。
膏ボードの進行方向と直交する方向に外周が平坦な凸状
部と谷部が平坦な凹状部とが交互に配設されているとこ
ろに特徴を有する。
【0016】請求項12の発明は、石膏ボードの厚さよ
りも小なる間隔をおいて対向配置された一対の圧縮体の
間に、前記石膏ボードを通過させて該 石膏ボードから
表装紙を分離装置する表装紙分離装置において、前記一
対の圧縮体を、所定の距離をおいた軸心上をそれぞれ回
転し、円周方向に沿って半径が変化するとともに両者の
間隔がほぼ均等に構成された回転体で構成されていると
ころに特徴を有する。
りも小なる間隔をおいて対向配置された一対の圧縮体の
間に、前記石膏ボードを通過させて該 石膏ボードから
表装紙を分離装置する表装紙分離装置において、前記一
対の圧縮体を、所定の距離をおいた軸心上をそれぞれ回
転し、円周方向に沿って半径が変化するとともに両者の
間隔がほぼ均等に構成された回転体で構成されていると
ころに特徴を有する。
【0017】請求項13の発明は、圧縮体の凸部及び凹
部は、軸心に平行に形成されているところに特徴を有す
る。
部は、軸心に平行に形成されているところに特徴を有す
る。
【0018】請求項14の発明は、圧縮体の凸部及び凹
部は、軸心に対して傾斜して形成されているところに特
徴を有する。
部は、軸心に対して傾斜して形成されているところに特
徴を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例の分
離装置10につき図面を参照して説明する。図11にお
いて、解体された家屋から排出される石膏ボード1は、
厚さtが約8〜20mmの板状をなしており、石膏3の
表裏に表装紙2が接着剤により貼着されている。
離装置10につき図面を参照して説明する。図11にお
いて、解体された家屋から排出される石膏ボード1は、
厚さtが約8〜20mmの板状をなしており、石膏3の
表裏に表装紙2が接着剤により貼着されている。
【0020】つぎに、図1において、請求項1、2、4
に係る分離装置10は、一対の圧縮体としてのローラー
11、12が間隔H1をおいて対向配置して構成されて
いる。このローラー11、12は同一径を有してお
り、、同じ回転数n1で回転される。即ち、石膏ボード
1の両面は同じ速度で送られる。また、間隔H1は石膏
ボード1の厚さtよりも小さく設定されている(間隔H
1<厚さt)。
に係る分離装置10は、一対の圧縮体としてのローラー
11、12が間隔H1をおいて対向配置して構成されて
いる。このローラー11、12は同一径を有してお
り、、同じ回転数n1で回転される。即ち、石膏ボード
1の両面は同じ速度で送られる。また、間隔H1は石膏
ボード1の厚さtよりも小さく設定されている(間隔H
1<厚さt)。
【0021】この分離装置10においては、石膏ボード
1を矢印A方向に送りローラー11、12間を通過させ
ると、石膏ボード1は厚さH1に圧縮される。石膏ボー
ド1は脆いので圧縮されることにより石膏ボート1の全
体が粉砕されて石膏3と表装紙2との接着力がなくな
る。そして、石膏ボード1がローラー11、12を通過
した時点で表装紙2はローラ11、12方向にそれぞれ
湾曲されて、石膏ボード1が表装紙2と石膏3とに分離
される。なお、石膏ボード1を圧縮する度合いにより、
表装紙2と石膏3との分離度合いが変わり、圧縮率を下
げると石膏3はある程度の塊となって分離され、圧縮度
を上げると石膏3は粉状になりやすくなる。
1を矢印A方向に送りローラー11、12間を通過させ
ると、石膏ボード1は厚さH1に圧縮される。石膏ボー
ド1は脆いので圧縮されることにより石膏ボート1の全
体が粉砕されて石膏3と表装紙2との接着力がなくな
る。そして、石膏ボード1がローラー11、12を通過
した時点で表装紙2はローラ11、12方向にそれぞれ
湾曲されて、石膏ボード1が表装紙2と石膏3とに分離
される。なお、石膏ボード1を圧縮する度合いにより、
表装紙2と石膏3との分離度合いが変わり、圧縮率を下
げると石膏3はある程度の塊となって分離され、圧縮度
を上げると石膏3は粉状になりやすくなる。
【0022】図2は請求項1、2、4に係る第2の実施
例の分離装置15を示すもので、一対の圧縮体としての
ローラー11とベルト13とが間隔H1をおいて対向配
置して構成されている。このベルト13は石膏ボード1
をローラー11との間に送り込む送り機能を有してい
る。
例の分離装置15を示すもので、一対の圧縮体としての
ローラー11とベルト13とが間隔H1をおいて対向配
置して構成されている。このベルト13は石膏ボード1
をローラー11との間に送り込む送り機能を有してい
る。
【0023】この分離装置15においても石膏ボード1
をローラー11とベルト13との間に送り込むと、前述
と同様に石膏ボード1が圧縮され石膏ボード1がローラ
ー11を通過した時点で表装紙2が石膏ボード1から分
離される。
をローラー11とベルト13との間に送り込むと、前述
と同様に石膏ボード1が圧縮され石膏ボード1がローラ
ー11を通過した時点で表装紙2が石膏ボード1から分
離される。
【0024】図3は請求項1、5に係る第3の実施例の
分離装置20を示すもので、石膏ボード1の進行方向
(矢印A方向)に沿って3個以上例えば3個のローラー
21,22,23が互い違いに配置されている。これら
のローラー21,22,23は同一径を有し同一回転数
で回転をする。この分離装置20においては、ローラー
21,23の外周を結ぶ線24とこの線24に平行で且
つローラー22に接する線25との間の距離H2は、石
膏ボード1の厚さtよりも小さく設定されている(距離
H2<厚さt)。
分離装置20を示すもので、石膏ボード1の進行方向
(矢印A方向)に沿って3個以上例えば3個のローラー
21,22,23が互い違いに配置されている。これら
のローラー21,22,23は同一径を有し同一回転数
で回転をする。この分離装置20においては、ローラー
21,23の外周を結ぶ線24とこの線24に平行で且
つローラー22に接する線25との間の距離H2は、石
膏ボード1の厚さtよりも小さく設定されている(距離
H2<厚さt)。
【0025】この分離装置20においては、石膏ボード
1を矢印A方向に進めローラー21,22,23の間を
通過させると、石膏ボード1は図3に示すように凹状に
湾曲・変形する。この変形により、石膏ボード1の脆さ
の故に石膏ボード1の全体が粉砕されて、石膏ボード1
がローラー23を通過した時点で表装紙2が石膏ボード
1から分離される。
1を矢印A方向に進めローラー21,22,23の間を
通過させると、石膏ボード1は図3に示すように凹状に
湾曲・変形する。この変形により、石膏ボード1の脆さ
の故に石膏ボード1の全体が粉砕されて、石膏ボード1
がローラー23を通過した時点で表装紙2が石膏ボード
1から分離される。
【0026】図4は請求項1、2、5、6に係る第4の
実施例の分離装置26を示すもので、第3の実施例との
相違は、ローラー21,22間の間隔H3を石膏ボード
1の厚さtよりも小さく設定した点にある(間隔H3<
厚さt)。
実施例の分離装置26を示すもので、第3の実施例との
相違は、ローラー21,22間の間隔H3を石膏ボード
1の厚さtよりも小さく設定した点にある(間隔H3<
厚さt)。
【0027】この分離装置26によれば、石膏ボード1
がローラー21,22,23の間を通過する間に、石膏
ボード1が湾曲・変形するとともに、ローラー21,2
2により圧縮されるので、表装紙2の分離が一層確実に
実施できる。尚、ローラー22,23の間の間隔を石膏
ボード1の厚さtよりも小さく設定してもよい。
がローラー21,22,23の間を通過する間に、石膏
ボード1が湾曲・変形するとともに、ローラー21,2
2により圧縮されるので、表装紙2の分離が一層確実に
実施できる。尚、ローラー22,23の間の間隔を石膏
ボード1の厚さtよりも小さく設定してもよい。
【0028】図5は請求項1、5に係る第5の実施例の
分離装置27を示すもので、分離装置20との相違は、
石膏ボード1の進行方向に沿って4個のローラー21,
22,23,28が互い違いに配置されている。これら
のローラー21,22,23,28は同一径を有し同一
回転数で回転をする。
分離装置27を示すもので、分離装置20との相違は、
石膏ボード1の進行方向に沿って4個のローラー21,
22,23,28が互い違いに配置されている。これら
のローラー21,22,23,28は同一径を有し同一
回転数で回転をする。
【0029】この分離装置27においては、石膏ボード
1をローラー21,22,23,28の間を通過させる
と、石膏ボード1は図5に示すように凹状及び凸状に湾
曲・変形する。この両方向への変形のため、表裏の表装
紙2との境界部分が確実に粉砕されてローラー28を通
過した時点で表装紙2が石膏ボード1から分離される。
1をローラー21,22,23,28の間を通過させる
と、石膏ボード1は図5に示すように凹状及び凸状に湾
曲・変形する。この両方向への変形のため、表裏の表装
紙2との境界部分が確実に粉砕されてローラー28を通
過した時点で表装紙2が石膏ボード1から分離される。
【0030】図6は請求項1、2、5、6に係る第6の
実施例の分離装置29を示すもので、第5の実施例との
相違は、ローラー21,22間の間隔H3を石膏ボード
1の厚さtよりも小さく設定した点にある。(間隔H3
<厚さt)。
実施例の分離装置29を示すもので、第5の実施例との
相違は、ローラー21,22間の間隔H3を石膏ボード
1の厚さtよりも小さく設定した点にある。(間隔H3
<厚さt)。
【0031】この分離装置29によれば、石膏ボード1
がローラー21,22,23,28の間を通過する間
に、石膏ボード1が凹状及び凸状に湾曲・変形するとと
もに、ローラー21,22により圧縮されるので、表装
紙2の分離が一層確実に実施できる。
がローラー21,22,23,28の間を通過する間
に、石膏ボード1が凹状及び凸状に湾曲・変形するとと
もに、ローラー21,22により圧縮されるので、表装
紙2の分離が一層確実に実施できる。
【0032】尚、隣接するローラー又はベルトの組み合
わせの間隔は、一箇所以上の間隔を石膏ボードの厚さt
よりも小に設定すればよく、ローラー22,23及びロ
ーラー23,28間の間隔のうちの1個または全てを石
膏ボード1の厚さtよりも小さく設定しても良い。
わせの間隔は、一箇所以上の間隔を石膏ボードの厚さt
よりも小に設定すればよく、ローラー22,23及びロ
ーラー23,28間の間隔のうちの1個または全てを石
膏ボード1の厚さtよりも小さく設定しても良い。
【0033】図7は請求項1、2、4に係る第7の実施
例の分離装置30を示すもので、第3の実施例の分離装
置20との相違は、ローラー21,23に変えて成形部
32を有するベルト31を利用した点にある。即ち、圧
縮体としてのローラー22とこれに対向するベルト31
とから構成されている。このベルト31は、ローラー2
2と対向する位置に凹状の成形部32が設けられてい
る。このベルト31は、上部に載せられた石膏ボード1
を矢印A方向に送るとともにローラー22及び成形部3
2により石膏ボード1を凹状に成形するものである。
例の分離装置30を示すもので、第3の実施例の分離装
置20との相違は、ローラー21,23に変えて成形部
32を有するベルト31を利用した点にある。即ち、圧
縮体としてのローラー22とこれに対向するベルト31
とから構成されている。このベルト31は、ローラー2
2と対向する位置に凹状の成形部32が設けられてい
る。このベルト31は、上部に載せられた石膏ボード1
を矢印A方向に送るとともにローラー22及び成形部3
2により石膏ボード1を凹状に成形するものである。
【0034】図8は請求項1、8に係る第8の実施例の
分離装置40を示すもので、第1の実施例の分離装置1
0との相違点は、圧縮体としてローラー11及びローラ
ー41を対向配置し、これらローラー11及びローラー
41を同一回転数で回転させている。ローラー41の直
径はローラー11の直径よりも大きい。従って、ローラ
ー41の表面速度v2はローラー11の表面速度はv1
よりも小さい(v2>v1)。また、ローラー11とロ
ーラー41間の間隔H4は石膏ボード1の厚さt以下で
ある(H4≦t)。
分離装置40を示すもので、第1の実施例の分離装置1
0との相違点は、圧縮体としてローラー11及びローラ
ー41を対向配置し、これらローラー11及びローラー
41を同一回転数で回転させている。ローラー41の直
径はローラー11の直径よりも大きい。従って、ローラ
ー41の表面速度v2はローラー11の表面速度はv1
よりも小さい(v2>v1)。また、ローラー11とロ
ーラー41間の間隔H4は石膏ボード1の厚さt以下で
ある(H4≦t)。
【0035】この分離装置40によれば、ローラー11
とローラー41の表面速度が表裏で異なるので、石膏ボ
ード1は図8に示すように湾曲・変形して表装紙2の境
界部の石膏ボード1が粉砕されて表装紙2が分離され
る。
とローラー41の表面速度が表裏で異なるので、石膏ボ
ード1は図8に示すように湾曲・変形して表装紙2の境
界部の石膏ボード1が粉砕されて表装紙2が分離され
る。
【0036】尚、本実施例においては、ローラー11及
びローラー41の直径を変えて石膏ボード1の表面速度
を変化させたが、ローラー11及びローラー41の直径
は同一径としてその回転数を変えてもよい。要は、一対
の圧縮体の表面速度が相違していればよい。
びローラー41の直径を変えて石膏ボード1の表面速度
を変化させたが、ローラー11及びローラー41の直径
は同一径としてその回転数を変えてもよい。要は、一対
の圧縮体の表面速度が相違していればよい。
【0037】図9は請求項1、8に係る第9の実施例の
分離装置41を示すもので、第8の実施例の分離装置4
0との相違点は、ローラー41に変えてベルト13を利
用し、ベルト13の表面速度v2をローラー11の表面
速度v1よりも大に設定したものである(v2>v
1)。
分離装置41を示すもので、第8の実施例の分離装置4
0との相違点は、ローラー41に変えてベルト13を利
用し、ベルト13の表面速度v2をローラー11の表面
速度v1よりも大に設定したものである(v2>v
1)。
【0038】尚、本実施例は図7における分離装置30
において、ベルト31の表面速度ローラー22の表面速
度よりも大に設定しても良い。
において、ベルト31の表面速度ローラー22の表面速
度よりも大に設定しても良い。
【0039】図10は第10の実施例に係る分離装置5
0を示すものであって、この分離装置50は回動するよ
うに対向配置された固定枠51と回動枠52とが設けら
れている。固定枠51には2つのローラー11、12
が、回動枠52には3つのローラー21、22、23が
それぞれ設けられており、これらのローラーの位置関係
は装置の下方に向かって各ローラーの間隔が徐々に狭く
なるように配置されている。そして、ハンドル53を回
転させることにより回動枠52が回動して固定枠51と
回動枠52の間隔が変わるのに従って各ローラの間隔も
変わるようになっている。
0を示すものであって、この分離装置50は回動するよ
うに対向配置された固定枠51と回動枠52とが設けら
れている。固定枠51には2つのローラー11、12
が、回動枠52には3つのローラー21、22、23が
それぞれ設けられており、これらのローラーの位置関係
は装置の下方に向かって各ローラーの間隔が徐々に狭く
なるように配置されている。そして、ハンドル53を回
転させることにより回動枠52が回動して固定枠51と
回動枠52の間隔が変わるのに従って各ローラの間隔も
変わるようになっている。
【0040】この分離装置50の場合、上方より石膏ボ
ード1を投入する事により、最上部のローラー11,2
1から下方のローラー12、23へと石膏ボート1は順
次導入されて、最下部のローラー12、23により前述
と同様に石膏ボード1が圧縮され石膏ボード1がローラ
ー12、23を通過した時点で表装紙2が石膏ボード1
から分離されるのである。ここで、本装置50の場合、
ハンドル53を回すだけで、石膏ボード1の厚さに応じ
た各ローラーの最適間隔を容易に調整することができる
のである。
ード1を投入する事により、最上部のローラー11,2
1から下方のローラー12、23へと石膏ボート1は順
次導入されて、最下部のローラー12、23により前述
と同様に石膏ボード1が圧縮され石膏ボード1がローラ
ー12、23を通過した時点で表装紙2が石膏ボード1
から分離されるのである。ここで、本装置50の場合、
ハンドル53を回すだけで、石膏ボード1の厚さに応じ
た各ローラーの最適間隔を容易に調整することができる
のである。
【0041】なお、本装置53は、石膏ボード1の分離
のみならず他の用途にも使用でき、解体家屋からの瓦や
材木、その他廃材、あるいは炭などを粉砕するのにも使
用できる。
のみならず他の用途にも使用でき、解体家屋からの瓦や
材木、その他廃材、あるいは炭などを粉砕するのにも使
用できる。
【0042】図12は、請求項3、4、9に関する第1
1の実施例の分離装置60を示すもので、図12は一対
の送りローラー61及び送りローラー62を側面から見
た状態を示す。分離装置10との相違は、石膏ボード1
を圧縮又は変形させるとともにその進行方向と交差する
方向即ちB方向に対しても変形例えば湾曲させるように
したものである。
1の実施例の分離装置60を示すもので、図12は一対
の送りローラー61及び送りローラー62を側面から見
た状態を示す。分離装置10との相違は、石膏ボード1
を圧縮又は変形させるとともにその進行方向と交差する
方向即ちB方向に対しても変形例えば湾曲させるように
したものである。
【0043】即ち、圧縮体として一対の送りローラー6
1及び送りローラー62はその軸に沿ったB方向に対し
て半径が連続的に変化している。即ち送りローラー61
は両端部の半径が大で、中央に向けて連続的に半径が小
になる凹状をなしており、また、これに対向する送りロ
ーラー62は、両端部の半径が小で中央に向けて連続的
に半径が大になる凸状をなしている。そして、送りロー
ラー61と送りローラー62の間隔H1はほぼ均等に形
成されている。
1及び送りローラー62はその軸に沿ったB方向に対し
て半径が連続的に変化している。即ち送りローラー61
は両端部の半径が大で、中央に向けて連続的に半径が小
になる凹状をなしており、また、これに対向する送りロ
ーラー62は、両端部の半径が小で中央に向けて連続的
に半径が大になる凸状をなしている。そして、送りロー
ラー61と送りローラー62の間隔H1はほぼ均等に形
成されている。
【0044】この分離装置60においては、石膏ボード
1が送りローラー11、12間を通過すると、石膏ボー
ド1は厚さ方向にH1寸法に圧縮するとともに幅方向即
ちB方向に対しても湾曲例えば上方に対して凹状に曲げ
ることができる。
1が送りローラー11、12間を通過すると、石膏ボー
ド1は厚さ方向にH1寸法に圧縮するとともに幅方向即
ちB方向に対しても湾曲例えば上方に対して凹状に曲げ
ることができる。
【0045】従って、この実施例においては、表装紙2
と石膏ボード1が異なる曲げ半径で曲げられるて、表装
紙2と石膏3との間にずれが発生するので、第1の実施
例の効果に加えて表装紙2を石膏3から一層容易に分離
できるという効果を奏するものである。また、表装紙2
を破損することがないので、その破片が石膏3の粉末に
混入することがない。
と石膏ボード1が異なる曲げ半径で曲げられるて、表装
紙2と石膏3との間にずれが発生するので、第1の実施
例の効果に加えて表装紙2を石膏3から一層容易に分離
できるという効果を奏するものである。また、表装紙2
を破損することがないので、その破片が石膏3の粉末に
混入することがない。
【0046】尚、上記実施例においては、送りローラー
61を凹状に形成し、送りローラー62を凸状に形成し
たが、これに限らず、送りローラー61を凸状に形成
し、送りローラー62を凹状に形成しても良い。
61を凹状に形成し、送りローラー62を凸状に形成し
たが、これに限らず、送りローラー61を凸状に形成
し、送りローラー62を凹状に形成しても良い。
【0047】更に、送りローラーは一対に限らず例えば
図3又は図4に示すように送りローラー61に対向する
送りローラー62を、送りローラー61の前後に配置し
て、二対或いは複数対の圧縮体を形成しても良い。
図3又は図4に示すように送りローラー61に対向する
送りローラー62を、送りローラー61の前後に配置し
て、二対或いは複数対の圧縮体を形成しても良い。
【0048】図13は、第12の実施例の分離装置65
を示すもので、分離装置60との相違は、送りローラー
61に変えてベルト13を使用して、送りローラー62
と対向する部位に凹状の成形部66を設けた点にある。
このベルト13は成形部66が送りローラー61に対し
て間隔H1をおいて配置されており、石膏ボード1を送
りローラー62へ送り込む送り機能を有している。
を示すもので、分離装置60との相違は、送りローラー
61に変えてベルト13を使用して、送りローラー62
と対向する部位に凹状の成形部66を設けた点にある。
このベルト13は成形部66が送りローラー61に対し
て間隔H1をおいて配置されており、石膏ボード1を送
りローラー62へ送り込む送り機能を有している。
【0049】図14は、請求項3,4,10に関する第
13の実施例の分離装置68を示すもので、分離装置6
0との相違は、圧縮体として一対の送りローラー69及
び送りローラー70は、何れも石膏ボードが進行するA
方向と直交するB方向に山形の凸状部71と谷形の凹状
部72とが交互に配設されている。そして、これら送り
ローラー69、送りローラー70の間隔がH1に設定さ
れている。
13の実施例の分離装置68を示すもので、分離装置6
0との相違は、圧縮体として一対の送りローラー69及
び送りローラー70は、何れも石膏ボードが進行するA
方向と直交するB方向に山形の凸状部71と谷形の凹状
部72とが交互に配設されている。そして、これら送り
ローラー69、送りローラー70の間隔がH1に設定さ
れている。
【0050】図15は、請求項3,4,11に関する第
14の実施例の分離装置73を示すもので、分離装置6
8との相違は、圧縮体としての一対の送りローラー74
及び送りローラー75は外周が平坦な凸状部76と谷部
が平坦な凹状部77とが交互に配設されている。
14の実施例の分離装置73を示すもので、分離装置6
8との相違は、圧縮体としての一対の送りローラー74
及び送りローラー75は外周が平坦な凸状部76と谷部
が平坦な凹状部77とが交互に配設されている。
【0051】図16は、第15の実施例の分離装置80
を示すもので、圧縮体としての一対の送りローラー81
及び送りローラー82から構成されており、送りローラ
ー81には複数個の突起部83が設けられ、この突起部
83により石膏ボード1が変形される。また、送りロー
ラー82には変形された石膏ボード1が収容される凹陥
部84が形成されている。
を示すもので、圧縮体としての一対の送りローラー81
及び送りローラー82から構成されており、送りローラ
ー81には複数個の突起部83が設けられ、この突起部
83により石膏ボード1が変形される。また、送りロー
ラー82には変形された石膏ボード1が収容される凹陥
部84が形成されている。
【0052】これらの分離装置68、分離装置73及び
分離装置80においても、分離装置60と同様の効果を
奏するものである。
分離装置80においても、分離装置60と同様の効果を
奏するものである。
【0053】尚、分離装置68、分離装置73及び分離
装置80においても圧縮体をローラーと成形部を有する
ベルトとで構成しても良い。
装置80においても圧縮体をローラーと成形部を有する
ベルトとで構成しても良い。
【0054】図17は、請求項12,13に関する第1
6の実施例の分離装置90を示すものである。この分離
装置90においては、圧縮体としての一対の送りローラ
ー91及び送りローラー92はそれぞれ所定の距離をお
いて配置されそれぞれ同期して回転する回転体で構成さ
れ、外周には山部93と谷部94とが連続して形成され
ている。
6の実施例の分離装置90を示すものである。この分離
装置90においては、圧縮体としての一対の送りローラ
ー91及び送りローラー92はそれぞれ所定の距離をお
いて配置されそれぞれ同期して回転する回転体で構成さ
れ、外周には山部93と谷部94とが連続して形成され
ている。
【0055】即ち山部93は半径Rが大きく、谷部94
は半径rは小さく、しかも円周方向に沿って半径が連続
的に変化する。また、山部93及び谷部94は軸心Cに
平行に形成されており、送りローラー91と送りローラ
ー92の間隔H1は全周にわたりほぼ均等に構成されて
いる。
は半径rは小さく、しかも円周方向に沿って半径が連続
的に変化する。また、山部93及び谷部94は軸心Cに
平行に形成されており、送りローラー91と送りローラ
ー92の間隔H1は全周にわたりほぼ均等に構成されて
いる。
【0056】図18は、請求項12,14に関する第1
7の実施例の分離装置95を示すもので、分離装置90
との相違は、圧縮体としての一対の送りローラー96及
び送りローラー97は外周部に形成された山部93及び
谷部94が軸心Cに対して傾斜している点にある。
7の実施例の分離装置95を示すもので、分離装置90
との相違は、圧縮体としての一対の送りローラー96及
び送りローラー97は外周部に形成された山部93及び
谷部94が軸心Cに対して傾斜している点にある。
【0057】これらの分離装置90及び分離装置95に
おいては、石膏ボード1を再生する場合に分離装置10
と同様の効果を奏するばかりでなく、解体家屋から発生
する瓦等を粉砕する場合に極めて有効であるという効果
を奏するものである。
おいては、石膏ボード1を再生する場合に分離装置10
と同様の効果を奏するばかりでなく、解体家屋から発生
する瓦等を粉砕する場合に極めて有効であるという効果
を奏するものである。
【0058】
【発明の効果】本発明の請求項1,2の発明は、石膏ボ
ードの表装紙分離装置は、一対の圧縮体の間を石膏ボー
ドを通過させて該石膏ボードを圧縮又は変形させる加工
手段を備えているので、石膏ボードから表装紙を容易に
分離することができるという優れた効果を奏するもので
ある。
ードの表装紙分離装置は、一対の圧縮体の間を石膏ボー
ドを通過させて該石膏ボードを圧縮又は変形させる加工
手段を備えているので、石膏ボードから表装紙を容易に
分離することができるという優れた効果を奏するもので
ある。
【0059】請求項3,12の発明は、一対の圧縮体の
間を前記石膏ボードを通過させて該石膏ボードを圧縮又
は変形させるとともに該石膏ボードの進行方向と交差す
る方向に対しても変形させるようにしたので、表装紙と
石膏との間にずれを発生させて、石膏ボードから表装紙
を一層容易に分離することができるばかりでなく瓦等の
破砕に有効であるという優れた効果を奏するものであ
る。
間を前記石膏ボードを通過させて該石膏ボードを圧縮又
は変形させるとともに該石膏ボードの進行方向と交差す
る方向に対しても変形させるようにしたので、表装紙と
石膏との間にずれを発生させて、石膏ボードから表装紙
を一層容易に分離することができるばかりでなく瓦等の
破砕に有効であるという優れた効果を奏するものであ
る。
【図1】 本発明の第1の実施例の正面図である。
【図2】 本発明の第2の実施例の正面図である。
【図3】 本発明の第3の実施例の正面図である。
【図4】 本発明の第4の実施例の正面図である。
【図5】 本発明の第5の実施例の正面図である。
【図6】 本発明の第6の実施例の正面図である。
【図7】 本発明の第7の実施例の正面図である。
【図8】 本発明の第8の実施例の正面図である。
【図9】 本発明の第9の実施例の正面図である。
【図10】 本発明の第10の実施例の正面図である。
【図11】 石膏ボードの側面図である。
【図12】 本発明の第11の実施例における圧縮体の
側面図である。
側面図である。
【図13】 本発明の第12の実施例における圧縮体の
側面図である。
側面図である。
【図14】 本発明の第13の実施例における圧縮体の
側面図である。
側面図である。
【図15】 本発明の第14の実施例における圧縮体の
側面図である。
側面図である。
【図16】 本発明の第15の実施例における圧縮体の
斜視図である。
斜視図である。
【図17】 本発明の第16の実施例における圧縮体の
斜視図である。
斜視図である。
【図18】 本発明の第17の実施例における圧縮体の
斜視図である。
斜視図である。
1 石膏ボード 2 表装紙 3 石膏 10 分離装置 11 ローラー(圧縮体) 12 ローラー(圧縮体) 13 ベルト(圧縮体) 15 分離装置 20 分離装置 21 ローラー(圧縮体) 22 ローラー(圧縮体) 23 ローラー(圧縮体) 26 分離装置 27 分離装置 28 ローラー(圧縮体) 29 分離装置 30 分離装置 31 ベルト(圧縮体) 32 成形部 40 分離装置 41 分離装置 50 分離装置 51 固定枠 52 回動枠 53 ハンドル 60 分離装置 61 ローラー(圧縮体) 62 ローラー(圧縮体) 65 分離装置 66 成形部 68 分離装置 69 ローラー(圧縮体) 70 ローラー(圧縮体) 71 凸条部 72 凹状部 73 分離装置 74 ローラー(圧縮体) 75 ローラー(圧縮体) 76 凸条部 77 凹状部 80 分離装置 81 ローラー(圧縮体) 82 ローラー(圧縮体) 83 突起部 84 凹陥部 90 分離装置 91 ローラー(圧縮体) 92 ローラー(圧縮体) 93 山部 94 谷部 95 分離装置 96 ローラー(圧縮体) 97 ローラー(圧縮体) v1 表面速度 v2 表面速度
Claims (14)
- 【請求項1】 石膏ボードから表装紙を分離する装置で
あって、 前記石膏ボードを圧縮又は変形させる加工手段を備えて
いることを特徴とする石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項2】 石膏ボードから表装紙を分離する装置で
あって、 対向配置された一対の圧縮体の間を前記石膏ボードを通
過させて該石膏ボードを圧縮又は変形させることを特徴
とする石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項3】 石膏ボードから表装紙を分離する装置で
あって、 対向配置された一対の圧縮体の間を前記石膏ボードを通
過させて該石膏ボードを圧縮又は変形させるとともに該
石膏ボードの進行方向と交差する方向に対しても変形さ
せるようにしたことを特徴とする石膏ボードの表装紙分
離装置。 - 【請求項4】 圧縮体はローラー又はベルトの組み合わ
せであることを特徴とする請求項2または3記載の石膏
ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項5】 石膏ボードから表装紙を分離する装置で
あって、 前記石膏ボードの進行方向に沿って3個以上のローラー
又はベルトの組み合わせを互い違いに配置し、これらの
間を通過する石膏ボードを湾曲変形させることを特徴と
する石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項6】 隣接するローラー又はベルトの組み合わ
せの間隔のうち、一箇所以上の間隔を通過する石膏ボー
ドの厚さよりも小に設定したことを特徴とする請求項5
記載の石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項7】 一対の圧縮体の各表面速度が相違するよ
うに構成したことを特徴とする請求項2記載の石膏ボー
ドの表装紙分離装置。 - 【請求項8】 ローラー又はベルトの各表面速度が相違
するように構成したことを特徴とする請求項4、5又は
6記載の石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項9】 一対の圧縮体は、一方が凸状に形成さ
れ、他方が凹状に形成されていることを特徴とする請求
項3または4記載の石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項10】 一対の圧縮体は、石膏ボードの進行方
向と直交する方向に山形の凸状部と谷形の凹状部とが交
互に配設されていることを特徴とする請求項3または4
記載の石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項11】 一対の圧縮体は、石膏ボードの進行方
向と直交する方向に外周が平坦な凸状部と谷部が平坦な
凹状部とが交互に配設されていることを特徴とする請求
項3または4記載の石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項12】 石膏ボードの厚さよりも小なる間隔を
おいて対向配置された一対の圧縮体の間に、前記石膏ボ
ードを通過させて該 石膏ボードから表装紙を分離装置
する表装紙分離装置において、 前記一対の圧縮体を、所定の距離をおいた軸心上をそれ
ぞれ回転し、円周方向に沿って半径が変化するとともに
両者の間隔がほぼ均等に構成された回転体で構成されて
いることを特徴とする石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項13】 圧縮体の凸部及び凹部は、軸心に平
行に形成されていることを特徴とする請求項12記載の
石膏ボードの表装紙分離装置。 - 【請求項14】 圧縮体の凸部及び凹部は、軸心に対
して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1
2記載の石膏ボードの表装紙分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000203431A JP2002028509A (ja) | 2000-05-12 | 2000-07-05 | 石膏ボードの表装紙分離装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000140179 | 2000-05-12 | ||
JP2000-140179 | 2000-05-12 | ||
JP2000203431A JP2002028509A (ja) | 2000-05-12 | 2000-07-05 | 石膏ボードの表装紙分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002028509A true JP2002028509A (ja) | 2002-01-29 |
Family
ID=26591775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000203431A Pending JP2002028509A (ja) | 2000-05-12 | 2000-07-05 | 石膏ボードの表装紙分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002028509A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1129780A3 (en) * | 2000-03-01 | 2003-05-28 | Takahiro Furuta | Apparatus for crushing/seperating plasterboard |
JP2017533094A (ja) * | 2014-10-22 | 2017-11-09 | ノイエンハウザー マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 石膏ボード用リサイクリング設備 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321457A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-27 | Mitsuharu Yamaguchi | Crushing and condensing apparatus |
JPS6349246A (ja) * | 1986-08-15 | 1988-03-02 | ハー・ツェー・シュタールク ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー カー・ゲー | 酸化物セラミックスを製造するための装置および方法 |
JPH05507023A (ja) * | 1990-06-26 | 1993-10-14 | ジー.ピー.リサーチ リミティド | 廃棄壁ボードから石膏を回収する方法 |
JPH0957131A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-04 | Chichibu Onoda Cement Corp | 複合体の解砕処理方法及び解砕処理装置 |
JP2001079533A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-27 | Sugawa Actuator Kk | ローラ列による石膏ボード紙剥離装置 |
-
2000
- 2000-07-05 JP JP2000203431A patent/JP2002028509A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1129780A3 (en) * | 2000-03-01 | 2003-05-28 | Takahiro Furuta | Apparatus for crushing/seperating plasterboard |
JP2017533094A (ja) * | 2014-10-22 | 2017-11-09 | ノイエンハウザー マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 石膏ボード用リサイクリング設備 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110125 |