JP2002028441A - ガス処理方法及び装置 - Google Patents

ガス処理方法及び装置

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JP2002028441A JP2000216341A JP2000216341A JP2002028441A JP 2002028441 A JP2002028441 A JP 2002028441A JP 2000216341 A JP2000216341 A JP 2000216341A JP 2000216341 A JP2000216341 A JP 2000216341A JP 2002028441 A JP2002028441 A JP 2002028441A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマでの化学反応を利用してPFC等の
被処理ガスを簡単な設備で効率良く処理する。 【解決手段】 チャンバ内において、円筒状の外周面を
有する回転電極18と平板電極17もしくはもう一つの
回転電極とを所定の隙間をおいて互いに対向するように
配置する。回転電極18を回転させ、かつ、両電極1
7,18間に電圧を印加してプラズマ22を発生させる
とともに、チャンバ内に被処理ガス及び反応ガスを導入
し、これらのガスを前記回転電極18の回転を利用して
前記プラズマ22へ巻き込むことにより、同プラズマ2
2を利用して化学反応を起こさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置か
ら排出されるガス等をプラズマによる化学反応を利用し
て処理するための方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造装置、特に低圧プラ
ズマによる化学反応を利用した半導体製造装置からは、
その原料ガスであるCF4やC48などの全フッ化化合
物(以下PFCと称する。)が排出される。このPFC
は非常に安定した状態にあり、常温では無害であるが、
その地球温暖化係数は例えば二酸化炭素と比べても相当
大きい。従って、かかるPFCの削減及び無害化が非常
に重要となる。
【0003】従来、このようなPFC等のガスを分解し
て無害化する方法として、当該PFCに水素やメタン
等の燃料ガスを混合して燃焼させる燃焼炎法や、加熱
した金属酸化物触媒を利用してPFCを熱分解する熱分
解法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の燃焼炎法は、
燃料ガスの供給等のために大掛かりな設備が必要であ
り、またの熱分解法は処理能力が低く、また触媒寿命
が短いためにその交換を頻繁にしなければならない欠点
がある。
【0005】そこで、これらの方法に代わる手段とし
て、平行平板電極間にプラズマを発生させ、このプラズ
マを利用して被処理ガス(PFC等)を反応ガス(水
素、酸素、水蒸気、メタン等)と化学反応させて分解す
る方法が考えられる。この方法を採用すれば、装置構成
が比較的簡単であり、また、被処理ガスの成分に応じて
反応ガスの種類や供給流量、プラズマパワーを適宜設定
することにより最大効率の発揮が期待できる。
【0006】ところが、前記平行平板電極間に被処理ガ
スや反応ガスを円滑に導入するには、どうしても電極間
距離をある程度大きくせざるを得ず、このように距離を
おいた電極同士の間隙に良好なプラズマを発生させるた
めには密閉容器内で減圧雰囲気を形成しなければならな
い。従って、当該プラズマ雰囲気に存在し得るガスのボ
リュームは小さく、処理できるガスの流量は非常に小さ
いものとなる。また、運転圧力が低いために、かかる処
理装置を例えば既存の半導体製造装置の排出ラインにそ
のまま導入するといったことが非常に困難であるという
欠点もある。
【0007】また、よしんば圧力を上げた状態でプラズ
マを生成できたとしても、そのプラズマ空間に新しい処
理ガスを次々と送り込むことは困難であり、バッチ処理
とならざるを得ない。従って、ガス処理能率が低く、コ
ストアップは免れ得ない。
【0008】なお、以上示した事情は、PFCの処理に
限らず、その他のガス(例えば二酸化炭素や窒素酸化
物)のプラズマ処理についても同様である。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、PFC
等の被処理ガスを簡単な設備で効率良く処理できるガス
処理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する手段
として、本発明は、円筒状の外周面を有する回転電極と
他の電極とを所定の隙間をおいて互いに対向するように
配置し、前記回転電極を回転させ、かつ、両電極間に電
圧を印加してプラズマを発生させ、このプラズマに前記
回転電極の回転を利用して被処理ガスと反応ガスとを供
給することによりこれらのガスに化学反応を起こさせる
ガス処理方法である。
【0011】この構成によれば、回転電極の回転中、そ
の電極表面近傍の境界層にガスが帯同するため、回転電
極の円筒周速度と略同等の速度で被処理ガス及び反応ガ
スがプラズマ領域に供給され、かつ、同速度で排出され
る。従って、電極間の隙間を小さくしても、その隙間す
なわちプラズマ領域に回転電極の回転を利用して被処理
ガス及び反応ガスを効率良く供給することができる。そ
して、このように電極間隙間を小さくすることにより、
運転圧力を大気圧程度まで上げながら前記隙間にプラズ
マを生成することが可能になる。
【0012】すなわち、本発明によれば、大気圧もしく
は比較的これに近い圧力(例えば0.5〜2気圧)下でも
プラズマを生成することができ、かつ、これに被処理ガ
ス及び反応ガスを効率良く供給できるため、被処理ガス
及び反応ガスの流量を大きくでき、かつ、その処理を連
続的に行うことができる。また、大気圧近傍での運転が
可能であることから、例えば半導体製造装置の排出ライ
ンにそのまま導入することが可能であり、また、チャン
バなどの装置構成部材の強度的負担も軽減される。
【0013】ただし、本発明では具体的な運転圧力は特
に問わず、例えば0.5気圧未満の低圧下でもガス処理は
可能である。
【0014】前記「他の電極」は、例えば平板電極でも
よいが、これをもう一つの回転電極とし、両回転電極を
それらの回転軸同士が平行となる状態で配置して、両回
転電極を互いに逆向きに回転させるようにすれば、電極
間への被処理ガスや反応ガスの供給をより効率良く行う
ことが可能になる。
【0015】本発明では、被処理ガスの具体的な種類を
問わないが、例えば、半導体製造装置から排出されるガ
ス(二酸化炭素、メタン、窒素酸化物、フッ化炭化水
素、全フッ化炭素、六フッ化タングステン、三フッ化ネ
オンなど)を反応ガスと化学反応させる場合に好適であ
る。また、反応ガスとしては、水素、酸素、水、メタ
ン、アンモニア等が挙げられる。
【0016】また本発明は、円筒状の外周面を有する回
転電極及びこの回転電極に所定の隙間をおいて対向する
ように配置される他の電極からなる電極対と、この電極
対を収容し、内部に被処理ガス及び反応ガスが導入され
るチャンバと、前記回転電極を回転させる回転駆動手段
と、前記電極対の両電極間にプラズマ発生用の電圧を印
加する電圧印加手段とを備え、その電圧印加により発生
したプラズマに前記被処理ガス及び反応ガスが供給され
ることによりこれらのガスが化学反応を起こすように構
成されているガス処理装置である。
【0017】この装置においても、前記他の電極は平板
電極であってもよいし、円筒状外周面をもつ回転電極で
あって両回転電極がその回転軸同士が平行となる状態で
配置されたものであれば、より好ましい。後者の場合、
前記回転駆動手段は両回転電極を互いに逆向きに回転さ
せるものとすればよい。
【0018】また、前記チャンバ内に前記プラズマへ被
処理ガス及び反応ガスを誘導するための気流を形成する
気流形成手段を備えることにより、より円滑なガスの供
給及び排出ができる。
【0019】前記電極対は単一でもよいが、複数の電極
対が直列に配され、各電極対を順に被処理ガスが通過す
るように構成されたものとすれば、ガス処理精度をより
高めることができる。
【0020】さらに、各電極対ごとにその電極対の上流
側で被処理ガス中に反応ガスを混入させるための反応ガ
ス導入部が設けられている構成とすれば、ガス処理精度
をさらに高めることができる。また、各電極対ごとに供
給する反応ガスの種類を変えることで、各電極対ごとに
別の化学反応を起こさせることも可能である。
【0021】また、前記電極対を通過したガスの一部を
当該電極対の上流側に戻す還流通路を備えるようにすれ
ば、一つの電極対を用いて被処理ガスに対して複数回の
化学反応処理を施すことができ、これによってガス処理
精度を高めることができる。
【0022】また、前記還流通路に当該通路でのガス流
量を調節するための流量調節弁が設けられている構成と
すれば、例えばチャンバ入口と出口との圧力差や流量差
を目標値に近づけるような流量調節を行うことによっ
て、効率の高い運転が可能になる。
【0023】なお、チャンバ内の圧力が高い場合には、
アーク放電を防ぐ意味で電極表面が絶縁物であること
が、より好ましい。例えば、前記回転電極の表面に耐酸
化性金属または酸化物からなる薄膜が形成された構成と
することにより、前記アーク放電を有効に防ぐことがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0025】図1(a)(b)に示すガス処理装置は、
反応室であるチャンバ10を備え、この実施の形態で
は、当該チャンバ10は正面視略半円状をなしている。
このチャンバ10の一端には、側方から被処理ガスを導
入するための被処理ガス導入口11が設けられ、そのす
ぐ下流側に上から反応ガスを導入するための反応ガス導
入口12が設けられるのに対し、同チャンバ10の他端
には処理済ガスを排出するための排出口14が設けられ
ている。
【0026】前記被処理ガス導入口11は、図略の半導
体製造装置の排出口に接続され、この半導体製造装置か
ら排出されるガス(例えば二酸化炭素、メタン、窒素酸
化物、フッ化炭化水素、全フッ化炭素、六フッ化タング
ステン、三フッ化ネオンのうちの少なくとも一種を含む
ガス)が、前記被処理ガス導入口11からチャンバ10
内に導入されるようになっている。
【0027】ただし、本発明において処理対象となる被
処理ガスは、前記のような半導体製造装置から排出され
るものに限られず、例えば二酸化イオウや塩化水素、ト
ルエン等の処理にも活用できる。
【0028】一方、反応ガス導入口12には、前記被処
理ガスと化学反応を起こさせるための反応ガス(例え
ば、水素、酸素、水、メタン、アンモニアのうちの少な
くとも一種を含むガス)が図略のガスタンクから導入さ
れるようになっている。
【0029】前記チャンバ10の中央部には、平板電極
17及び回転電極18からなる電極対が設けられてい
る。平板電極17はチャンバ10の底壁上に敷設され、
アースに接続されている。回転電極18は、中空で略円
筒状の本体と、その中心部を貫通する金属製の回転軸1
6とを有し、前記本体外周面が前記平板電極17の上面
に対して微小隙間をおいて対向する位置に設けられてい
る。前記微小隙間の寸法は、大気圧もしくはこれに近い
気圧(例えば0.5〜2気圧)下においてプラズマの生成
が可能な寸法、具体的には0.01mm〜5mm程度の寸法が好
ましい。
【0030】この実施の形態では、前記回転電極18の
外周面上に、異常放電防止用の絶縁被膜(例えばアルミ
ナやSiCといった耐酸化性金属または酸化物)が施さ
れている。この被膜の厚さは、電極の機能を損なわない
程度に小さく抑えるのが好ましく、100μm以下が好適
である。
【0031】前記回転軸16の両端部は、ベアリング2
0を介してチャンバ10側に回転可能に支持されてお
り、当該回転軸16の一方の端部には、当該回転電極1
8に図2に示すような高周波電源28を投入するための
高電圧投入端子19aが設けられている。なお、この電
源には直流電源を使用することも可能であるが、より好
ましくは13.56MHz以上の高周波電源、さらに好ましくは
100MHz以上の高周波電源を用いるのがよい。
【0032】回転軸16の他方の端部は、チャンバ10
に固定されたモータ(回転駆動手段)25の出力軸にマ
グネットカップリング23を介して結合され、当該モー
タ25の作動によって回転電極18全体が図1の矢印方
向(回転電極下面の周速が被処理ガス導入口11から排
出口14に向かう向きとなる方向)に回転駆動されるよ
うになっている。
【0033】回転電極18の本体の左右両外側には、そ
の両側面に近接するように流れ規制板27が設けられ、
同様に回転電極18の本体上部近傍の位置には、チャン
バ10の上部を上下に隔離する流れ規制板24が設けら
れている。これらの流れ規制板27,24は、被処理ガ
ス導入口11及び反応ガス導入口12から導入される被
処理ガス及び反応ガスが回転電極18の側方や上方を通
過するのを阻み、当該ガスのほぼ全量が回転電極18と
平板電極17との間の微小隙間を通過するようにその流
れを規制するものである。各流れ規制板24,27と回
転電極18との間隔は1mm程度が好適である。また、チ
ャンバ10の形状を極力縮小してその内側面を回転電極
18の外側面に近接させることにより、流れ規制板2
4,27の省略も可能になる。
【0034】さらに、回転電極18と排出口14との間
には、前記微小隙間から出たガスを効率良く排出口14
に導くためのダクト30が設けられている。
【0035】なお、図1(a)(b)において、26は
回転電極−チャンバ間の放電を防ぐための絶縁板、32
はチャンバ10内の様子を外部から観察するためのビュ
ーポートである。
【0036】次に、この装置を用いたガス処理方法を説
明する。
【0037】前記回転電極18に高周波電圧を印加する
ことにより、当該回転電極18とその下方の平板電極1
7との間の微小隙間に図2に示すようなプラズマ22を
発生させるとともに、モータ25の作動によって回転電
極18を図1(a)の矢印の向きに回転させる。そし
て、図略の半導体製造装置から導入される被処理ガスを
被処理ガス導入口11からチャンバ10内に導入すると
ともに、反応ガスを反応ガス導入口12から導入するこ
とにより、これらのガスは図2に示すように混合状態で
回転電極18の回転により電極17,18間のプラズマ
22に巻き込まれ、ここで化学反応を起こす。この化学
反応としては、例えば次のようなものが挙げられる。
【0038】CF4(被処理ガス)+2H2O(反応ガ
ス)→CO2+4HF NO2(被処理ガス)+H(反応ガス)→NO+OH HCl(被処理ガス)+NH3(反応ガス)→NH4Cl かかる反応により、前記被処理ガスは無害化もしくは処
理可能化され、ダクト30を通じて排出口14から排出
される。
【0039】この方法及び装置によれば、回転電極18
の回転を利用することにより、電極17,18間を例え
ば0.01mm〜5mmといった微小隙間にしても、この微小隙
間に生成されるプラズマ22に被処理ガス及び反応ガス
を導入することができる。従って、例えば0.5〜2気圧
といった大気圧に近い気圧下でもガス処理が可能であ
り、半導体製造装置の排気ラインに直接接続するといっ
たことも可能になる。
【0040】前記図1及び図2には、回転電極18の相
手方の電極が平板電極17であるものを示したが、図3
(a)(b)及び図4に示す装置では、双方の電極が回
転電極18となっており、これらが前記図1に示したチ
ャンバ10と同等のチャンバ内に設置されている。両回
転電極18は、前記図1に示した装置と同様、中空で略
円筒状の本体と、その中心部を貫通する金属製の回転軸
16とを有しており、これらの回転軸16が互いに略平
行となり、かつ、両回転電極18の外周面同士が微小隙
間をおいて相互対向するように両回転電極18が配置さ
れている。この実施の形態でも、前記微小隙間の寸法
は、大気圧もしくはこれに近い気圧(例えば0.5〜2気
圧)下においてプラズマの生成が可能な寸法、具体的に
は0.01mm〜5mm程度の寸法が好ましい。
【0041】また、この実施の形態でも、前記回転電極
18の外周面上に、異常放電防止用の絶縁被膜(例えば
アルミナやSiCといった耐酸化性金属または酸化物)
を施すことが、より好ましい。
【0042】各回転電極18における回転軸16の両端
部は、それぞれベアリング20を介してチャンバ10側
に回転可能に支持されている。上側回転電極18の回転
軸16は、電気接続部材15及びチャンバ外側の共振器
19を介して図4に示す高周波電源(直流電源でも可)
28に接続されている。そして、この高周波電源28か
ら前記共振器19及び電気接続部材17を通じて回転軸
16さらには本体中央の電極部分にプラズマ生成用の高
周波電圧が印加されるようになっている。なお、この電
源には直流電源を使用することも可能である。
【0043】一方、下側の回転電極18はアースに接続
されている。
【0044】各回転軸16の片側端部は、チャンバ10
に固定されたモータ(回転駆動手段)25の出力軸にそ
れぞれマグネットカップリング23を介して結合され、
当該モータ25の作動によって回転電極18全体が図1
の矢印方向(回転電極18が互いに対向する面の周速が
被処理ガス導入口11から排出口14に向かう向きとな
る方向)に回転駆動されるようになっている。すなわ
ち、両回転電極18はそれぞれの回転軸16を中心とし
て互いに反対の向きに回転駆動されるようになってい
る。
【0045】なお、前記モータ25をはじめとする回転
駆動源は必ずしも両回転軸16に個別に接続しなくても
よく、共通の駆動源から各回転軸16に動力伝達機構を
介して駆動力を分配するようにしてもよい。
【0046】チャンバ10内には、前記図1(a)
(b)に示した装置と同様に、流れ規制板24,27、
絶縁板26、ダクト30、ビューポート32等が設けら
れている。
【0047】さらに、この実施の形態にかかる装置で
は、チャンバ10と排気口14との間の排気管33の途
中に吸気ポンプ34が設けられ、この吸気ポンプ34の
作動によってチャンバ10内に被処理ガス導入口11側
から排気口14側に向かう気流が形成されるようになっ
ている。
【0048】さらに、前記吸気ポンプ34の下流側部分
と、前記被処理ガス導入口11の直下流側部分(チャン
バ10の入口よりも上流側の部分)との間には、両部分
を連通する還流通路36が設けられ、この還流通路36
の途中に当該通路36でのガス流量を調整する流量調整
弁38が設けられている。
【0049】この流量調整弁38は、手動式のものでも
よいが、この実施の形態では電磁式のものが用いられ、
その開度(すなわち循環ガス流量)が制御装置40から
入力される駆動信号によって自動調節されるようになっ
ている。
【0050】一方、前記還流通路36の被処理ガス導入
口側端部の近傍には圧力計42が、同じく還流通路36
の排気口側端部の近傍には圧力計44がそれぞれ設けら
れ、各圧力計42,44によって検出される圧力の差を
予め設定された目標値に近づけるべく前記流量調整弁3
8の開度をフィードバック制御するように、前記制御装
置40が構成されている。
【0051】この装置においても、上側の回転電極18
に高周波電圧を印加することにより、両回転電極18間
の微小隙間に図4に示すようなプラズマ22を発生させ
ることができる。そして、モータ25の作動によって両
回転電極18を図3(a)の矢印の向きに回転させなが
ら、図略の半導体製造装置から導入される被処理ガスを
被処理ガス導入口11から導入するとともに、反応ガス
を反応ガス導入口12から導入することにより、これら
のガスを図4に示すように混合状態で両回転電極18の
回転を利用してこれら回転電極18同士の間に形成され
るプラズマ22に巻き込んで化学反応を起こさせること
ができる。
【0052】さらに、この実施の形態にかかる装置で
は、吸気ポンプ34によってチャンバ10内に被処理ガ
ス導入口11から排出口14へ向かうガスの気流を積極
的に形成しているので、ガス処理をより円滑に行うこと
ができる。
【0053】また、チャンバ10から排出される処理済
ガスの一部が還流通路36を通じてチャンバ10の上流
側に戻されて再処理されるため、最終的なガスの処理精
度をより高めることができる。しかも、圧力計42,4
4の検出する圧力の差に基づいて制御装置40が流量調
整弁38の開度を自動制御するようにしているので、前
記ガスの循環を利用して前記圧力差を高効率が得られる
圧力差に調節できる効果も得られる。また、前記圧力計
42,44に代えてチャンバ入口及び出口に流量計を設
け、その流量差を目標値に近づけるように流量調節弁3
8の開度を自動制御するようにしても、同様に効率の高
い運転ができる。
【0054】また、前記循環通路36やプラズマ形成領
域の下流側に、化学反応によって発生した粉末を捕獲回
収するフィルタを設ければ、より円滑な運転ができる。
【0055】図5に示すガス処理装置は、前記図3
(a)(b)に示した装置を複数備え、これらの装置を
直列に連ねて各装置を順に被処理ガスが通過するように
構成したものである。
【0056】図において、上流側のチャンバ10の出口
と下流側のチャンバ10の入口とは連通管46を介して
連通されている。また、反応ガス導入口12及び還流通
路36は各チャンバ10ごとに設けられている。
【0057】なお、図6は前記図5の装置を模式的に示
したものである。
【0058】このような装置によれば、上流側の電極対
で処理されたガスを新たに次の電極対で反応ガスと反応
させることにより、最終チャンバ10から排出されるガ
スの処理精度を飛躍的に高めることができる。しかも、
被処理ガスは図6に示すように各装置で発生したプラズ
マ22を順に流れていくので、処理能率も高い。
【0059】なお、反応ガスの供給箇所は例えば再上流
側の装置の入口のみとしてもよいが、図示のように各チ
ャンバ10ごと(すなわち各電極対ごと)に反応ガスを
供給するようにすれば、より精度の高いガス処理ができ
る。また、被処理ガスが要処理成分として第1成分、第
2成分、第3成分、…という具合に複数成分を含有する
場合、第1成分の処理に必要な第1反応ガスを第1のチ
ャンバに、第2成分の処理に必要な第2反応ガスを第2
のチャンバに、第3成分の処理に必要な第3反応ガスを
第3のチャンバに、…という具合に供給することによ
り、各電極対ごとに別の化学反応を起こさせて各成分の
処理を一度に行うことが可能になる。
【0060】また、図5に示すように、各電極対での回
転電極18の配列方向を互いに異ならせる(図例では位
相を90°ずつずらす)ことにより、被処理ガスの流れ
を乱して反応ガスとの混合を促進することも可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明は、少なくとも一方
が回転電極である電極対の電極間にプラズマを発生さ
せ、このプラズマに前記回転電極の回転を利用して被処
理ガスと反応ガスとを導入することにより、当該被処理
ガスを化学反応させるようにしたものであるので、簡単
な設備でしかも効率良くガスを処理できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態にかかるガ
ス処理装置の断面正面図、(b)はその断面平面図であ
る。
【図2】図1に示す装置でのガス処理原理を示す図であ
る。
【図3】(a)は本発明の第2の実施の形態にかかるガ
ス処理装置の断面正面図、(b)はその断面平面図であ
る。
【図4】図2に示す装置でのガス処理原理を示す図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態にかかるガス処理装
置の一部断面正面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態にかかるガス処理装
置の一部断面正面図である。
【符号の説明】
10 チャンバ 11 被処理ガス導入口 12 反応ガス導入口 14 排出口 16 回転軸 17 平板電極(他の電極) 18 回転電極 22 プラズマ 25 モータ(回転駆動手段) 28 高周波電源(電圧印加手段) 34 吸気ポンプ(気流形成手段) 36 還流通路 38 流量調節弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/68 B01D 53/34 120D B01J 19/08 129Z H01L 21/205 134E H05H 1/24 134C (72)発明者 小林 明 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 中上 明光 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 井上 憲一 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 岡田 和人 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 石橋 清隆 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 森 勇藏 大阪府交野市私市8丁目16番19号 Fターム(参考) 4D002 AA09 AA12 AA22 AA40 AC10 BA07 DA07 DA35 DA54 DA56 DA70 EA05 GA01 GB04 HA03 4G075 AA03 AA37 BA01 BA05 BD01 BD12 CA47 CA57 CA65 DA01 DA13 EA02 EB01 EB41 EC01 EC09 EC14 EC21 ED01 ED06 ED09 FB04 FC09 FC15 5F045 AC01 AC11 AC12 AE29 EG07 EH04 EH12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の外周面を有する回転電極と他の
    電極とを所定の隙間をおいて互いに対向するように配置
    し、前記回転電極を回転させ、かつ、両電極間に電圧を
    印加してプラズマを発生させ、このプラズマに前記回転
    電極の回転を利用して被処理ガスと反応ガスとを供給す
    ることによりこれらのガスに化学反応を起こさせること
    を特徴とするガス処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス処理方法において、
    前記回転電極にもう一つの回転電極をそれらの回転軸同
    士が平行となる状態で配置し、両回転電極を互いに逆向
    きに回転させることを特徴とするガス処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のガス処理方法に
    おいて、前記被処理ガスとして、半導体製造装置から排
    出されるガスを反応ガスと化学反応させることを特徴と
    するガス処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のガス処理方法において、
    前記被処理ガスは、二酸化炭素、メタン、窒素酸化物、
    フッ化炭化水素、全フッ化炭素、六フッ化タングステ
    ン、三フッ化ネオンのうちの少なくとも一種のガスを含
    むことを特徴とするガス処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のガス処
    理方法において、前記反応ガスは、水素、酸素、水、メ
    タン、アンモニアのうちの少なくとも一種のガスを含む
    ことを特徴とするガス処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のガス処
    理方法において、前記プラズマに供給する被処理ガスと
    反応ガスの全圧を0.5〜2気圧とすることを特徴とする
    ガス処理方法。
  7. 【請求項7】 円筒状の外周面を有する回転電極及びこ
    の回転電極に所定の隙間をおいて対向するように配置さ
    れる他の電極からなる電極対と、この電極対を収容し、
    内部に被処理ガス及び反応ガスが導入されるチャンバ
    と、前記回転電極を回転させる回転駆動手段と、前記電
    極対の両電極間にプラズマ発生用の電圧を印加する電圧
    印加手段とを備え、その電圧印加により発生したプラズ
    マに前記被処理ガス及び反応ガスが供給されることによ
    りこれらのガスが化学反応を起こすように構成されてい
    ることを特徴とするガス処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のガス処理装置において、
    前記他の電極も円筒状外周面をもつ回転電極であって両
    回転電極がその回転軸同士が平行となる状態で配置さ
    れ、前記回転駆動手段は両回転電極を互いに逆向きに回
    転させることを特徴とするガス処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載のガス処理装置に
    おいて、前記チャンバ内に前記プラズマへ被処理ガス及
    び反応ガスを誘導するための気流を形成する気流形成手
    段を備えたことを特徴とするガス処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれかに記載のガス
    処理装置において、複数の電極対が直列に配され、各電
    極対を順に被処理ガスが通過するように構成されている
    ことを特徴とするガス処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のガス処理装置におい
    て、各電極対ごとにその電極対の上流側で被処理ガス中
    に反応ガスを混入させるための反応ガス導入部が設けら
    れていることを特徴とするガス処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11のいずれかに記載のガ
    ス処理装置において、前記電極対を通過したガスの一部
    を当該電極対の上流側に戻す還流通路を備えたことを特
    徴とするガス処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のガス処理装置におい
    て、前記還流通路に当該通路でのガス流量を調節するた
    めの流量調節弁が設けられていることを特徴とするガス
    処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項7〜13のいずれかに記載のガ
    ス処理装置において、前記回転電極の表面に耐酸化性金
    属または酸化物からなる薄膜が形成されていることを特
    徴とするガス処理装置。
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JP2004039799A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Kobe Steel Ltd プラズマcvd装置
KR100500427B1 (ko) * 2002-06-27 2005-07-12 우형철 상압플라즈마를 이용한 표면처리장치
KR101458677B1 (ko) * 2011-11-30 2014-11-05 롯데케미칼 주식회사 배기가스 중 이산화탄소의 포집 및 전환 방법과 장치
US10863752B2 (en) 2015-10-29 2020-12-15 National Institute of Technology Plasma sterilization device

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