JP2002027119A - 発信者番号記憶サービス方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の加入者網において、呼び出しに対して
無応答であった場合（通話中、タイムアウト、電波の届
かない無線加入者）にその発信者の電話番号を記憶し、
後でその番号を確認する。 【解決手段】 交換機２は既存の交換処理を行うと共
に、呼び出しに対して無応答であった場合に、サービス
制御装置３に対してサービスの起動をかける。サービス
制御装置３は、交換機２より送られてきた情報をもと
に、サービスの登録されている加入者かどうか検索し、
サービス加入者であった場合にはその時の発信者の番号
を記憶する。インターネット端末４は、既存のネットワ
ークを用い、サービス加入者の電話番号とパスワードを
サービス制御装置３へ通知し、発信者番号の検索結果を
画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、発信者番号記憶サ
ービス実行方式に関し、特に、既存の加入者網におい
て、呼び出しに対して無応答であった場合（通話中、タ
イムアウト、電波の届かない無線加入者）にその発信者
の電話番号を記憶し、後でその番号を確認することがで
きる発信者番号記憶サービス実行方式に関する。

【０００２】

【発明の概要】図１において、交換機２は既存の交換処
理を行うと共に、呼び出しに対して無応答であった場合
（通話中、タイムアウト、電波の届かない無線加入者）
に、サービス制御装置３に対して、サービスの起動をか
ける。

【０００３】サービス制御装置３は、交換機２より送ら
れてきた情報をもとに、サービスの登録されている加入
者かどうか検索し、サービス加入者であった場合には、
そのときの発信者の番号を記憶する。

【０００４】インターネット端末４は、既存のネットワ
ークを用い、サービス加入者の電話番号とパスワードを
サービス制御装置３へ通知し、発信者番号の検索結果を
画面上に表示する。

【０００５】

【従来の技術】従来、既存の加入者網において、呼び出
しに対して無応答であった場合、例えば、通話中、タイ
ムアウト、電波の届かない無線加入者、移動局が圏外に
いたり、移動局の電源が“ＯＦＦ”になっていた場合等
における救済手段として、たとえば、留守番電話サービ
ス装置、特開平８−２３５７７号公報に開示された無線
移動通信システム等が知られている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おけるこれらの技術には下記に示すような欠点があっ
た。

【０００７】従来の留守番電話サービスでは相手が録音
しなかった場合には、着信があったかどうかわからな
い。

【０００８】また、特別重要な内容でない限り相手は録
音をしない。

【０００９】更にまた、定例のメッセージでは、相手が
本当に番号があっているのかわからないために、録音を
しないこともあり得る。

【００１０】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規な発信者
番号記憶サービス方式を提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る発信者番号記憶サービス方式は、一般
的な有線で接続されている固定加入者と、携帯電話等無
線で通信する無線加入者とを有する加入者網と、既存の
変換処理を行うと共に呼び出しに対して通話中、タイム
アウト、電波の届かない等により無応答であった場合に
後記サービス制御装置に必要な情報を通知してサービス
の起動をかける交換処理手段と、音声蓄積手段とを有す
る交換機と、前記交換処理手段により通知された起動要
求によって、発信者番号記憶動作と発信者番号検索動作
を実行するデータ処理手段と、該データ処理手段に必要
とされる種々のデータを記憶するデータ記憶手段とを有
するサービス制御装置と、既存のネットワークを用い、
前記サービス加入者の電話番号とパスワードを前記サー
ビス制御装置へ通知し、発信者番号検索の検索結果を画
面上に表示するインターネット端末とを備えて構成され
る。

【００１２】前記サービス制御装置の前記データ記憶手
段は、サービスを登録した加入者であるサービス加入者
の電話番号と、パスワード等の該サービス加入者の情報
を記憶するサービス登録記憶部と、前記サービス登録記
憶部に登録されている前記サービス加入者ごとに領域が
確保されており、該領域に該サービス加入者に電話がか
かってきた日時と発信者の電話番号が逐次記憶されてい
く発信者番号記憶部とを具備している。

【００１３】前記サービス制御装置の前記発信者番号記
憶動作は、前記交換処理手段により通知された加入者の
電話番号によって前記サービス登録記憶部を検索し、該
検索の結果通知された加入者の電話番号が前記サービス
加入者であった場合には、前記発信番号記憶部に日時と
発信者の電話番号を記憶させることである。

【００１４】前記発信者番号検索動作は、前記交換処理
手段により通知された加入者の電話番号によって前記サ
ービス登録記憶部を検索し、該検索の結果通知された加
入者の電話番号が前記サービス加入者であった場合に
は、前記発信番号記憶部の記憶内容を前記交換処理手段
に報告することである。

【００１５】交換機の前記音声蓄積手段は、前記固定加
入者が前記交換処理手段に対して発信者番号検索の要求
を受けたときに、該検索結果による情報（着信件数、日
時、発信者の電話番号）を音声により出力する。

【００１６】

【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。

【００１７】図１は本発明による一実施の形態を示すブ
ロック構成図である。

【００１８】

【実施の形態の構成】図１を参照するに、本発明による
一実施の形態は、既存の加入者網１と、交換機２と、プ
ログラム制御により動作するサービス制御装置３と、イ
ンターネット端末４とを含む。

【００１９】加入者網１は、固定加入者１１と無線加入
者１２を含む。

【００２０】固定加入者１１は、一般的な有線でつなが
れている加入者のことをいう。

【００２１】無線加入者１２は、携帯電話等無線で通信
する加入者のことをいう。

【００２２】サービス制御装置３は、データ処理部３１
と、データ記憶部３２とを備えている。

【００２３】データ記憶部３２は、サービス登録記憶部
３２１と、発信番号記憶部３２２とを備えている。

【００２４】サービス登録記憶部３２１には、サービス
を登録した加入者（サービス加入者）の電話番号と、パ
スワード等のサービス加入者の情報が記憶されている。

【００２５】発信番号記憶部３２２は、サービス登録記
憶部３２１に登録されているサービス加入者ごとに領域
が確保されており、その内容はサービス加入者に電話が
かかってきた日時と発信者の電話番号が記憶されてい
く。

【００２６】交換機２は、交換処理部２１と音声蓄積装
置２２とを備えている。

【００２７】交換処理部２１は、既存の交換処理を行う
とともに、呼び出しに対して無応答であった場合（通話
中、タイムアウト、電波の届かない無線加入者）に、サ
ービス制御装置３に必要な情報（発信者の電話番号、加
入者の電話番号）を通知しサービスの起動をかける（発
信者番号記憶）。

【００２８】また交換処理部２１は、サービス加入者か
らの要求をある番号（アクセスコード）で設定し、要求
を受けた時には、サービス制御装置３に必要な情報（加
入者の電話番号）を通知しサービスの起動をかける（発
信者番号検索）。

【００２９】データ処理部３１は、交換処理部２１より
通知された起動要求によって次のことを行う。

【００３０】［発信者番号記憶］“発信者番号記憶”の
起動要求のときには、データ処理部３１は、交換処理部
２１より通知された加入者の電話番号より、サービス登
録記憶部３２１を検索し、検索に成功した場合（通知さ
れた加入者の電話番号がサービス加入者であった）に
は、発信番号記憶部３２２に日時と発信者の電話番号を
記憶させる。

【００３１】［発信者番号検索］“発信者番号検索”の
起動要求のときには、データ処理部３１は、交換処理部
２１より通知された加入者の電話番号より、サービス登
録記憶部３２１を検索し、検索に成功した場合（通知さ
れた加入者の電話番号がサービス加入者であった）に
は、発信番号記憶部３２２の内容を、交換処理部２１へ
報告する。

【００３２】音声蓄積装置２２は、固定加入者１１が交
換処理部２１に対して（発信者番号検索）の要求を受け
たときに、その検索結果の情報（着信件数、日時、発信
者の電話番号）の音声を聞かせる。

【００３３】インターネット端末４は、既存のネットワ
ークを用い、サービス加入者の電話番号とパスワードを
サービス制御装置３へ通知し、（発信者番号検索）の検
索結果を画面上に表示する。

【００３４】

【実施の形態の動作】以下、本発明に係る一実施の形態
の動作について図面を参照しながら詳細に説明する。

【００３５】先ず、（発信者番号記憶）の動作につい
て、図１、図２ａ、図２ｂを参照して説明する。

【００３６】交換機２の交換処理部２１は、既存におけ
る交換処理を行い、着信番号の加入者を呼び出す。この
とき着信番号の加入者が無線加入者１２であるとした
ら、その無線加入者１２が電波の届くところに所在して
いるかどうか調べる（図２ａのステップＡ１及びＡ
２）。

【００３７】ステップＡ２の判断の結果、電波の届かな
いところに所在していて着信不可の場合には、交換処理
部２１はサービス制御装置３のデータ処理部３１へ（発
信者の電話番号、着信番号）を通知する（図２ａステッ
プＡ５）。

【００３８】（図２ａステップＡ５）の処理について
は、爾後図２ｂで詳細に説明する。

【００３９】ステップＡ２の判断の結果、着信可の場合
には、無線加入者、固定加入者共に呼び出しを行い、着
信したかどうか調べる（図２ａステップＡ３）。

【００４０】ステップＡ３の判断の結果、通話中、タイ
ムアウト等の理由で着信しなかった場合には、交換処理
部２１はデータ処理部３１へ（発信者の電話番号、着信
番号）を通知する（図２ａステップＡ５）。

【００４１】（図２ａステップＡ５）の処理について
は、爾後図２ｂで詳細に説明する。

【００４２】ステップＡ３の判断の結果、着信した場合
には、交換処理部２１は既存の着信処理を行う（図２ａ
ステップＡ４）。

【００４３】次にここで、図２ａのステップＡ５の処理
について図２ｂを参照して詳細に説明する。

【００４４】データ処理部３１は、交換処理部２１より
（発信者の電話番号、着信番号）を受け取り、その着信
番号がサービス登録記憶部３２１に登録されているか否
かを検索する（図２ｂのステップＢ１、Ｂ２、Ｂ３）。

【００４５】ステップＢ３による判断の結果、検索に失
敗した場合には、その着信番号はサービス加入者ではな
いために、何もせずに終了する。

【００４６】ステップＢ３による判断の結果、検索に成
功した場合には、その着信番号はサービス加入者である
ために、日時、発信者の電話番号を発信番号記憶部３２
２へ記憶させる（図２ｂのステップＢ５）。

【００４７】次に加入者網１の固定加入者１１からの
（発信者番号検索）の動作について、図１、図３ａ、図
３ｂを参照して詳細に説明する。

【００４８】図３ａを参照するに、固定加入者１１は交
換機２で決められた要求の番号（アクセスコード）をか
ける（図３ａのステップＡ１）。

【００４９】次に、交換処理部２１は、固定加入者１１
より受けた番号を確認してデータ処理部３１へ問い合わ
せを行う（図３ａステップＡ２、Ａ３）。

【００５０】交換処理部２１は、データ処理部３１へ問
い合わた結果に従って、次の処理を行う。

【００５１】ステップＡ４による判断の結果、固定加入
者１１がサービス加入者でない場合には、“サービス未
登録”のアナンスを聞かせる（図３ａステップＡ４、Ａ
８）。

【００５２】ステップＡ５による判断の結果、発信番号
記憶部３２２にデータがない場合には、“着信なし”の
アナンスを聞かせる（図３ａステップＡ５、Ａ９）。

【００５３】ステップＡ５の判断の結果、発信番号記憶
部３２２にデータがある場合には、“着信あり”のアナ
ンスを聞かせて番号の確認を行う（図３ａステップＡ
６、Ａ７）。

【００５４】次に、（図３ａステップＡ７）の処理につ
いて図３ｂを参照して詳細に説明する。

【００５５】図３ａのステップＡ７による番号確認の動
作について、交換処理部２１は、何件データがあるかを
データ処理部３１より受け取り、音声蓄積装置２２によ
り“○件着信があります。番号を入力してください。９
９で終了します”とアナウンスをつくり聞かせる（図３
ｂステップＢ１）。

【００５６】固定加入者１１は、１〜○または９９の番
号（Δ）を入力する（図３ｂステップＢ２）。

【００５７】交換処理部２１は、固定加入者１１の入力
した番号Δを比較し、９９の場合には、“終了”のアナ
ウンスを聞かせて終了する（図３ｂステップＢ３、Ｂ
６）。

【００５８】交換処理部２１は、固定加入者１１の入力
した番号Δを比較し、○より大きい場合（Δ番目のデー
タはない）、“番号誤入力”のアナウンスを聞かせて、
番号入力要求へ戻る（図３ｂステップＢ４、Ｂ７）。

【００５９】交換処理部２１は、固定加入者１１の入力
した番号Δを比較し、Δ番目のデータがある場合には、
Δ番目のデータをデータ処理部３１より受け取り、音声
蓄積装置２２により“Δ番目の着信は、×月×日×時×
分です。番号は○○○○○○です”とアナウンスをつく
り聞かせる。その後、番号入力要求へ戻る（図３ｂステ
ップＢ４、Ｂ５）。

【００６０】次に、無線加入者１２からの（発信者番号
検索）の動作について、図１、図４ａ、図４ｂを参照し
て説明する。

【００６１】無線加入者１２は交換機２で決められた要
求の番号（アクセスコード）をかける（図４ａのステッ
プＡ１）。

【００６２】交換処理部２１は、無線加入者１２より受
けた番号を確認してデータ処理部３１へ問い合わせを行
う（図４ａステップＡ２、Ａ３）。

【００６３】交換処理部２１は、データ処理部３１へ問
い合わた結果に従って、次の処理を行う。

【００６４】無線加入者１２がサービス加入者でない場
合には、“サービス未登録”を無線加入者の端末に表示
する（図４ａステップＡ４、Ａ８）。

【００６５】発信番号記憶部３２２にデータがない場合
には、“着信なし”を無線加入者１２の端末に表示する
（図４ａステップＡ５、Ａ９）。

【００６６】ステップＡ５の判断の結果、発信番号記憶
部３２２にデータがある場合には、“着信あり”を無線
加入者１２の端末に表示させて、番号の表示を行う（図
４ａステップＡ６、Ａ７）。

【００６７】（図４ａステップＡ７）の処理については
図４ｂで詳細に説明する。

【００６８】図４ａのステップＡ７による番号表示の動
作について、交換処理部２１は、何件データがあるかを
データ処理部３１より受け取り、“日時、発信番号”を
無線加入者１２の端末に新しい順に表示する（図４ｂス
テップＢ１）。

【００６９】無線加入者１２は、無線加入者の端末につ
いているカーソルで上下に表示内容をスクロールさせて
内容を確認する（図４ｂステップＢ２）。

【００７０】次に、インターネット端末からの（発信者
番号検索）の動作について、図１、図５を参照して説明
する。

【００７１】インターネット端末４は、既存のネットワ
ークを用い、ホームページへアクセスする（図５ステッ
プＡ１）。

【００７２】インターネット端末４は、画面上の表示に
従って、“電話番号、パスワード”を入力する（図５ス
テップＡ２）。

【００７３】データ処理部３１は、インターネット端末
４が入力した“電話番号、パスワード”より、検索を行
う（図５ステップＡ３）。

【００７４】データ処理部３１は、検索した結果に従っ
て、次の処理を行う。

【００７５】電話番号がサービス加入者でない場合に
は、“サービス未登録”をインターネット端末に表示す
る（図５ステップＡ４、Ａ８）。

【００７６】パスワードが違っていた場合には、“誤パ
スワード”をインターネット端末に表示する（図５ステ
ップＡ５、Ａ９）。

【００７７】発信番号記憶部３２２にデータがない場合
には、“着信なし”をインターネット端末に表示する
（図５ステップＡ６、Ａ１０）。

【００７８】発信番号記憶部３２２にデータがある場合
には、“日時、発信番号”をインターネット端末に新し
い順に表示する（図５ステップＡ７）。

【００７９】

【他の実施の形態】次に、本発明による他の実施の形態
について図面を参照しながら詳細に説明する。

【００８０】サービス登録記憶３２１に記憶するデータ
として、使用フラグを設ける。

【００８１】（発信者番号記憶）の動作に、使用フラグ
の確認を追加して、未使用の設定の場合には何もせずに
終了する。

【００８２】その時の動作について図６を参照して説明
する。

【００８３】図６は本発明による他の実施の形態の動作
例を示すフローチャートである。

【００８４】図１、図６を参照するに、データ処理部３
１は交換処理部２１より（発信者の電話番号、着信番
号）を受け取り、その着信番号がサービス登録記憶部３
２１に登録されているか、また登録されている場合には
使用フラグの状態を検索する（図６ステップＢ１、Ｂ
２、Ｂ３）。

【００８５】検索に失敗した場合には、その着信番号は
サービス加入者ではないために、何もせずに終了する。

【００８６】使用フラグが未使用になっている場合に
は、何もせずに終了する（図６ステップＢ４）。

【００８７】検索に成功した場合には、その着信番号は
サービス加入者であるために、日時、発信者の電話番号
を発信番号記憶部３２２へ記憶させる（図６のステップ
Ｂ５）。

【００８８】

【発明の効果】本発明は以上のように構成され、作用す
るものであり、本発明によれば以下に示すような効果が
得られる。

【００８９】第１の効果は、無線加入者に対して、電波
の届かないところにいるときの着信を、発信番号を記憶
することで、着信を的確に確認することができる。

【００９０】その理由は、従来の留守番電話サービスで
は相手が録音しなかった場合には、着信がわからなかっ
たためである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による一実施の形態を示すブロック構成
図である。

【図２ａ】無線加入者からの発信番号記憶動作の処理フ
ロー例を示すフローチャートである。

【図２ｂ】無線加入者からの発信番号検索動作の処理フ
ロー例を示すフローチャートである。

【図３ａ】固定加入者からの発信番号記憶動作の処理フ
ロー例を示すフローチャートである。

【図３ｂ】固定加入者からの発信番号検索動作の処理フ
ロー例を示すフローチャートである。

【図４ａ】無線加入者からの確認方法を示すフローチャ
ートである。

【図４ｂ】無線加入者からの確認方法を示すフローチャ
ートである。

【図５】インターネット端末からの確認方法を示すフロ
ーチャートである。

【図６】本発明による他の実施の形態の動作例を示すフ
ローチャートである。

【符号の説明】

１…加入者網 １１…固定加入者 １２…無線加入者 ２…交換機 ２１…交換処理部 ２２…音声蓄積装置 ３…サービス制御装置 ３１…データ処理部 ３２…データ記憶部 ３２１…サービス登録記憶部 ３２２…発信番号記憶部 ４…インターネット端末

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 一般的な有線で接続されている固定加入
   者と、携帯電話等無線で通信する無線加入者とを有する
   加入者網と、 既存の変換処理を行うと共に呼び出しに対して通話中、
   タイムアウト、電波の届かない等により無応答であった
   場合に後記サービス制御装置に必要な情報を通知してサ
   ービスの起動をかける交換処理手段と、音声蓄積手段と
   を有する交換機と、 前記交換処理手段により通知された起動要求によって、
   発信者番号記憶動作と発信者番号検索動作を実行するデ
   ータ処理手段と、該データ処理手段に必要とされる種々
   のデータを記憶するデータ記憶手段とを有するサービス
   制御装置と、 既存のネットワークを用い、前記サービス加入者の電話
   番号とパスワードを前記サービス制御装置へ通知し、発
   信者番号検索の検索結果を画面上に表示するインターネ
   ット端末と、 を備えたことを特徴とする発信者番号記憶サービス方
   式。
2. 【請求項２】 前記サービス制御装置の前記データ記憶
   手段は、 サービスを登録した加入者であるサービス加入者の電話
   番号と、パスワード等の該サービス加入者の情報を記憶
   するサービス登録記憶部と、 前記サービス登録記憶部に登録されている前記サービス
   加入者ごとに領域が確保されており、該領域に該サービ
   ス加入者に電話がかかってきた日時と発信者の電話番号
   が逐次記憶されていく発信者番号記憶部と、 を具備することを更に特徴とする請求項１に記載の発信
   者番号記憶サービス方式。
3. 【請求項３】 前記サービス制御装置の前記発信者番号
   記憶動作は、前記交換処理手段により通知された加入者
   の電話番号によって前記サービス登録記憶部を検索し、
   該検索の結果通知された加入者の電話番号が前記サービ
   ス加入者であった場合には、前記発信番号記憶部に日時
   と発信者の電話番号を記憶させることであることを更に
   特徴とする請求項１及び２に記載の発信者番号記憶サー
   ビス方式。
4. 【請求項４】 前記発信者番号検索動作は、前記交換処
   理手段により通知された加入者の電話番号によって前記
   サービス登録記憶部を検索し、該検索の結果通知された
   加入者の電話番号が前記サービス加入者であった場合に
   は、前記発信番号記憶部の記憶内容を前記交換処理手段
   に報告することであることを更に特徴とする請求項１及
   び２に記載の発信者番号記憶サービス方式。
5. 【請求項５】 交換機の前記音声蓄積手段は、前記固定
   加入者が前記交換処理手段に対して発信者番号検索の要
   求を受けたときに、該検索結果による情報（着信件数、
   日時、発信者の電話番号）を音声により出力することを
   更に特徴とする請求項１に記載の発信者番号記憶サービ
   ス方式。