JP2002026839A - コマーシャル放送方法及びシステム - Google Patents

コマーシャル放送方法及びシステム

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JP2002026839A JP2000202457A JP2000202457A JP2002026839A JP 2002026839 A JP2002026839 A JP 2002026839A JP 2000202457 A JP2000202457 A JP 2000202457A JP 2000202457 A JP2000202457 A JP 2000202457A JP 2002026839 A JP2002026839 A JP 2002026839A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送局から放送されるコマーシャル枠を自動的
にオークションに掛け、落札したコマーシャル放送時間
帯に落札者が指定するコマーシャルを自動的に放送する
システム及び方法により、コマーシャルの費用対効果を
上げることを目的とする。 【解決手段】本願発明のシステムは、コマーシャルのオ
ークションを行うためのホームページを自動作成するホ
ームページ自動作成手段と、アクセスを認証するアクセ
ス認証手段と、入札価格の入力を受ける入札価格受付手
段と、入札価格をホームページに自動表示する入札価格
自動更新手段と、コマーシャルを自動的に登録するコマ
ーシャル自動登録手段と、コマーシャルを自動的に放送
するコマーシャル自動放送手段と、ユーザデータベース
と、コマーシャルデータベースと、入札価格データベー
スとを有し、前記システムがスポンサー端末とオープン
ネットワークで接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV放送局、ラジ
オ放送局又はインターネット放送局等の各種の放送局か
ら放送されるコマーシャルの放送時間帯を自動的にオー
クションに掛けて、落札された放送時間帯に落札者が指
定するコマーシャルを自動的に放送するシステム及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】特定の商品やサービスを宣伝するため
に、テレビ番組やラジオ番組と共にそのコマーシャルを
放映又は放送することが一般的に行われている。テレビ
番組やラジオ番組と共に特定のコマーシャルを放映した
り放送したりすることの対価として、番組スポンサー
は、テレビ局やラジオ局に対してそのコマーシャルを放
映したり放送したりする時間帯を含むテレビ番組やラジ
オ番組の作成費用や放送費用を負担するシステムが一般
的に定着している。
【0003】一方、コマーシャルの費用対効果を向上さ
せる上では、対応する番組とコマーシャルとの関連性が
高いほど、番組とコマーシャルとの一体性が増大しその
結果、そのコマーシャルがインフォマーシャルに近いも
のとなり、視聴者の記憶に深く且つ長く記憶させること
ができる(即ち、コマーシャルのリテンションタイムが
長くなる)ので、できるだけ番組とコマーシャルとの関
連性を高く維持できるような方法でコマーシャルを放映
したり放送したりすることが理想的である。例えば、ニ
ュース番組のように、その番組のスポンサーが確定する
時点で放送される内容が予測できないような番組の場合
には、このような関連性を追求することは従来技術によ
るシステムに於いては不可能である。
【0004】従って、上述の従来技術によるシステムに
於いては、番組の企画の段階、即ち、実際の番組が制作
される以前にスポンサーが確定されるために、各スポン
サーは、その番組と各スポンサーから提供されるコマー
シャルの内容との間の関連性は高くなるであろうとの予
測の下に料金を支払うシステムとなっており、コマーシ
ャルの費用対効果を追求する観点からすれば、不経済な
システムに甘んぜざるを得ないのが現状である。
【0005】ところが、例えばニュース番組で何らかの
大事故が発生したことが放送されたときには、そのニュ
ースに続いてその大事故に関する商品やサービスのコマ
ーシャルが放送できるようになれば、そのニュースのイ
ンパクトが大きければ大きいほど、それに関連するコマ
ーシャルは、視聴者によるリテンションタイムが長くな
るはずであり、このようなシステムが確立できればコマ
ーシャルの費用対効果は当然のことながら増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、コマーシャル
と放送番組との組み合わせを数年前や数ヶ月前から固定
的に決定する(即ち、スタティックにする)のではな
く、特定の放送番組に組み込まれているコマーシャル用
の時間帯を、その番組が放送される直前までに、オープ
ンな環境下でのオークション形式により、事前に登録し
たスポンサーの内で希望するスポンサーであれば誰でも
その時点で(即ち、ダイナミックに)購入してその番組
の内容とコマーシャルの内容との間の関連性を出来るだ
け大きくすることができるシステムが望まれている。
【0007】従って本発明は、TV放送局、ラジオ放送
局又はインターネット放送局等の各種放送局から放送さ
れるコマーシャルの放送時間帯を自動的にオークション
に掛けて、落札した放送時間帯に落札者が指定するコマ
ーシャルを自動的に放送するシステム及び方法により、
コマーシャルの費用対効果を上げることを目的としたも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるコマー
シャル放送方法おいては、放送局からコマーシャルを自
動放送する方法に於いて、前記コマーシャルの放送時間
帯をオークションにかけて自動的に落札させるオークシ
ョンステップと、前記落札されたコマーシャルの放送時
間帯にスポンサー端末13を介して指定されたコマーシ
ャルを自動的に放送するコマーシャル放送ステップとを
有することを特徴とする。
【0009】第2の発明によるコマーシャル放送方法お
いては、第1の発明における前記オークションステップ
が、放送局側システムにおいて、前記スポンサー端末の
各々からの入札情報を受信するステップと、前記スポン
サー端末の画面上に最高入札価格をリアルタイムで表示
させるステップを含むことを特徴とする。
【0010】第3の発明によるコマーシャル放送方法お
いては、第2の発明において、前記スポンサー端末の画
面上に最高入札価格をリアルタイムで表示させる前記ス
テップが、前記送信された入札情報に含まれる入札価格
が入札開始以来の最高入札価格よりも高いときには前記
入札価格を新たな最高入札価格として入札価格受付手段
の中のメモリーに格納するステップと、前記新たな最高
入札価格のデータを前記スポンサー端末の各々に送信し
て前記スポンサー端末の各々の画面上の所定の個所に表
示させるステップと、を有することを特徴とする。
【0011】第4の発明によるコマーシャル放送方法お
いては、第1から第3のいずれかの発明において、入札
終了後、入札終了時点において最高入札価格を提示した
スポンサー端末に前記最高入札価格を自動的に通知する
ステップを更に有することを特徴とする。
【0012】第5の発明によるコマーシャル放送方法お
いては、第1から第4のいずれかの発明において、前記
コマーシャル放送ステップが、放送局側システムにおい
て、前記入札終了後、最高入札価格のデータが前記放送
局側システムに送信されたときのスポンサー端末から指
定されたコマーシャルを放送システムに自動的に登録す
るステップと、コマーシャル放送時刻が到来した時点に
於いて、前記コマーシャルを自動的に放送するステップ
と、を有することを特徴とする。
【0013】第6の発明によるコマーシャル放送方法お
いては、放送局側システムにおいて、放送内容、コマー
シャル枠を含む放送スケジュール、及び最高入札価格を
スポンサー端末の画面上に表示するウエッブページのソ
ースコードであって、前記コマーシャル枠に対する入札
価格を入力するための入力部位を有する前記ソースコー
ドを自動作成して前記ソースコードをスポンサー端末の
各々に送信して表示させるステップと、残り入札時間を
算出して前記残り入札時間のデータを前記スポンサー端
末の各々に送信して前記スポンサー端末の画面上の所定
の箇所に表示させるステップと、前記スポンサー端末の
各々からの入札情報を入札受付手段が受信するステップ
と、前記送信された入札情報に含まれる入札価格が入札
開始以来の最高入札価格よりも高いときには前記入札価
格を新たな最高入札価格として前記入札価格受付手段の
中のメモリーに格納するステップと、前記新たな最高入
札価格のデータを前記スポンサー端末の各々に送信して
前記スポンサー端末の各々の画面上の所定の個所に表示
させるステップと、を有することを特徴とする。
【0014】第7の発明は、入札画面表示方法に関する
ものであって、放送局側システムとオープンネットワー
ク上で接続されたスポンサー端末の各々の画面上に、少
なくともコマーシャル枠と最高入札価格と残り入札時間
が表示されることを特徴とする。
【0015】第8の発明によるコマーシャル放送システ
ムにおいては、放送局からコマーシャルを放送するコマ
ーシャル放送システムに於いて、前記コマーシャルの放
送時間帯をオークションにかけて自動的に落札させるオ
ークション手段と、前記落札されたコマーシャルの放送
時間帯に落札したスポンサー端末により指定されたコマ
ーシャルを自動的に放送するコマーシャル放送手段とを
有し、前記コマーシャル自動放送システムは、コマーシ
ャルを放送する放送局に設置される放送局側システムと
コマーシャルの放送を依頼する少なくとも一つのスポン
サーが有する、少なくとも一つのスポンサー端末とがオ
ープンネットワークを介して接続していることを特徴と
する。
【0016】第9の発明によるコマーシャル放送システ
ムにおいては、第8の発明において、前記オークション
手段が、放送局側システムにおいて、前記スポンサー端
末の各々からの入札情報を受信する手段と、前記スポン
サー端末の画面上に最高入札価格をリアルタイムで表示
させる手段とを含むことを特徴とする。
【0017】第10の発明によるコマーシャル放送シス
テムにおいては、第9の発明において、前記スポンサー
端末の画面上に最高入札価格をリアルタイムで表示させ
る前記手段が、前記送信された入札情報に含まれる入札
価格が入札開始以来の最高入札価格よりも高いときには
前記入札価格を新たな最高入札価格として入札価格受付
手段の中のメモリーに格納する手段と、前記新たな最高
入札価格のデータを前記スポンサー端末の各々に送信し
て前記スポンサー端末の各々の画面上の所定の個所に表
示させる手段と、を有することを特徴とする。
【0018】第11の発明によるコマーシャル放送シス
テムにおいては、第8から第10のいずれかの発明にお
いて、入札終了後、入札終了時点において最高入札価格
を提示したスポンサー端末に前記最高入札価格を自動的
に通知する手段を更に有することを特徴とする。
【0019】第12の発明によるコマーシャル放送シス
テムにおいては、第8から第12のいずれかの発明にお
いて、前記コマーシャル放送システムが、放送局側シス
テムにおいて、前記入札終了後、最高入札価格のデータ
が前記放送局側システムに送信されたときのスポンサー
端末から指定されたコマーシャルを放送システムに自動
的に登録する手段と、コマーシャル放送時刻が到来した
時点に於いて、前記コマーシャルを自動的に放送する手
段と、を有することを特徴とする。
【0020】第13の発明によるコマーシャル放送シス
テムにおいては、放送局側システムにおいて、放送内
容、コマーシャル枠を含む放送スケジュール、及び最高
入札価格をスポンサー端末の画面上に表示するウエッブ
ページのソースコードであって、前記コマーシャル枠に
対する入札価格を入力するための入力部位を有する前記
ソースコードを自動作成して前記ソースコードをスポン
サー端末の各々に送信して表示させる手段と、残り入札
時間を算出して前記残り入札時間のデータを前記スポン
サー端末の各々に送信して前記スポンサー端末の画面上
の所定の箇所に表示させる手段と、前記スポンサー端末
の各々からの入札情報を入札受付手段が受信する手段
と、前記送信された入札情報に含まれる入札価格が入札
開始以来の最高入札価格よりも高いときには前記入札価
格を新たな最高入札価格として前記入札価格受付手段の
中のメモリーに格納する手段と、前記新たな最高入札価
格のデータを前記スポンサー端末の各々に送信して前記
スポンサー端末の各々の画面上の所定の個所に表示させ
る手段と、を有することを特徴とする。
【0021】第14の発明によるGUI(グラフィカルユ
ーザインターフェース)においては、放送局側システム
とオープンネットワーク上で接続されたスポンサー端末
の各々の画面上に、少なくともコマーシャル枠と最高入
札価格と残り入札時間が表示されることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施態様について添付の
図面を参照しつつ以下に詳細な説明を行う。図1は本発
明のコマーシャル放送システムのシステム構成をブロッ
ク図により示す概念図である。図2は本発明のコマーシ
ャル放送システムの実施態様のプロセスの流れをフロー
チャート図で示す概念図である。
【0023】本発明の一つの実施態様においては、放送
局側システムと少なくとも一つのスポンサー端末とをイ
ンターネット等のオープンネットワーク12上において
接続しているシステムから構成されているが、この場合
のネットワークとしては、LANやWAN、クライアントサー
バタイプのネットワークであっても良いことは言うまで
もない。
【0024】図1において、放送局側システム14は、
コマーシャルデータベース1、入札価格データベース
2、ユーザデータベース3、コマーシャル自動登録手段
4、コマーシャル自動放送手段5、落札結果自動通知手
段6、リアルタイム更新手段7、入札価格受付手段8、
入札価格自動更新手段9、アクセス認証手段10、ホー
ムページ自動作成手段11、をその主な構成要素として
含み、更に、これらの他に、図中には図示されてはいな
いが、サーバとしての一般的なその他の機能を提供でき
るようなCPUと、メモリーと、モデム/TA等を含んでい
る。図中には、放送局側システム14の中に、上記構成
要素の全てが含まれる一つの実施態様が図示されてはい
るが、これらの内のデータベースに関しては、その一部
を、更にインターネット等のオープンネットワーク12
上でこの放送局側システム14と公知の技術により接続
された外部のデータベースとすることも可能であり、又
更には、その場合において、公知の分散型データベース
の構成とすることも可能である。
【0025】コマーシャルデータベース1には、スポン
サー(又は、ユーザ)が放送を希望するコマーシャルが
予めデータベース化されて登録してあり、この場合のデ
ータベース構造としては、特に限定されるものはない
が、一般的には、リレーショナル型のデータベース構造
を構成する。即ち、スポンサーを特定することのできる
何らかのID指標に関連付けられたコマーシャルデータで
あって、予め定められた時間長の音声データ及び/又は
画像データを、公知の技術により圧縮されたデジタルデ
ータであることが好ましい。これらのコマーシャルデー
タをこのデータベースに登録するに当たっては、スポン
サーの要望に応じて、放送局側においてその登録作業を
行うように構成することも可能であり、又は、インター
ネット等で接続された所定の端末装置からスポンサーで
あるユーザ自らが公知の技術によりコマーシャルデータ
をこのデータベースに直接登録するように構成すること
も可能である。
【0026】入札価格データベース2は、オークション
が開始されている間にスポンサー端末13を介して放送
局側システム14に順次送信されて来る入札価格を、そ
の入札価格を提示しているスポンサー(ユーザ)やその
入札価格の入力されるスポンサー端末13を特定できる
ような何らかの指標と、入札価札、入札価格を受信した
時刻等を、好ましくは、リレーショナル形式で、順次格
納すると同時に、後述する各コマーシャル枠に対応する
最高入札価格と前記最高入札価格の入札者を特定する指
標、例えば、その入札者のID等をデータベース化するた
めのものである。尚、この入札価格データベース2に格
納されたデータに関しては、公知の技術で以って、所定
の期間が経過したときには自動的に消去されるようにし
て、データベースの格納スペースの節約を図ることも可
能である。更には、この格納されたデータを基に、公知
のデータマイニング技術を駆使して、マーケッティング
活動に資することも可能である。
【0027】ユーザデータベース3は、本発明によるオ
ークションに参加を希望するユーザであるスポンサーで
あって、本発明によるオークションを開催する側から特
定の認証を予め受けたスポンサー(ユーザ)やそのスポ
ンサーが本発明のオークションに参加するに際して使用
するスポンサー端末13等に関する属性情報のデータが
データベース化されて登録されている。この場合の前記
属性情報としては、例えば、放送局側から予め認証され
たスポンサーに交付されたIDやパスワード、メールアド
レス、名称、連絡先住所等の、いわゆるスポンサーに関
する各種情報が含まれる。この場合のデータ構造として
は、一般的なユーザデータベースに採用されるリレーシ
ョナル型のデータ構造を構成することも可能である。
【0028】ホームページ自動作成手段11は、本発明
によるオークションサイトの運営者である放送局側の一
般的なホームページを自動的に作成したり、オークショ
ンページにアクセス要求があったときにスポンサー端末
13からのID等の情報入力を促すためのウェブページ
(図4にその一例を図示する)を自動的に作成したり、
更には、本発明によるコマーシャルの自動オークション
に資する為のオークションページをHTML形式、好ま
しくは、JAVA(登録商標)言語で自動作成したりす
るものである。このようにして自動作成された各種のウ
ェブページは、このホームページ作成手段11の中に具
備されたメモリー(図示せず)等の情報格納手段(図示
せず)等に格納されるのが一般的であるが、この場合の
格納手段としては、このホームページ自動作成手段11
の中に具備されたメモリー等ではなく別途独立したハー
ドディスク等のファイル格納手段等を構成することもあ
り得る。尚、このホームページ自動作成手段11には、
上述の機能の他に、自動作成されて格納されたウェブペ
ージのデータを、スポンサー端末13からの送信要求を
受けて(例えば、スポンサー端末13に予めダウンロー
ドさせたJAVAアプレット等を活用することにより)この
端末13に送信するための機能も含まれるのが一般的で
ある。
【0029】アクセス認証手段10の機能としては、放
送局側システム14において、インターネット等のオー
プンネットワーク12を介してスポンサー端末13から
放送局側システム14のオークションページに対するア
クセス要求を受けて、このアクセスを希望するユーザの
認証情報をスポンサー端末13の画面上の所定の入力部
位(又は、入力スペース)に入力を促すための認証ペー
ジ(図4にその一例を図示する)をスポンサー端末13
に送信してその画面上に表示させる機能と、この認証ペ
ージの所定の入力部位に入力された認証情報がこのスポ
ンサー端末13から放送局側システム14に送信された
ときにその送信された認証情報に基づいて、その認証情
報から特定されるユーザがユーザデータベース3にその
名称がデータとして格納されているユーザであって、予
め本発明によるオークションに参加を認められたユーザ
であることを認証する(即ち、このアクセス要求が正当
であるか否かの判断をする)機能と、更には、このアク
セス要求が正当ではなかったときに認証情報の再入力を
促す画面のデータをスポンサー端末13に送信してその
画面上に表示させる機能を有するものである。尚、この
ようなアクセス要求が正当でなかった場合が二回に亘っ
て連続して発生したときには、それ以上のアクセス要求
を受け付けない旨を記載したウェブページのデータをス
ポンサー端末13に送信してその画面上に表示させた上
で、実際にそれ以上のアクセス要求の受付を中止するよ
うに構成することも可能である。
【0030】入札価格受付手段8の機能としては、スポ
ンサー端末13から送信された入札価格を含んだ入札情
報を受信し、その受信の都度、あるいは、所定の手続に
従ってキャッシュ等に一旦格納した上で、その入札情報
を順次入札価格データベース2に送信して格納すると同
時に、その入札価格が入札を開始してからの最高入札価
格であったときにはその入札価格を最高入札価格として
そのデータを含む情報をリアルタイム更新手段7に送信
する機能と、入札時間の管理をする(即ち、入札の開始
から所定の入札可能時間が経過した後には、入札受付を
中止する旨を含む情報を入札価格自動更新手段9に送信
してこの入札価格自動更新手段9を一旦中止する)機能
と、入札時間中には残りの入札時間を計算した上で、こ
の残り入札時間を含む情報をリアルタイム更新手段7
(後述)に対して送信する機能とを有する。この場合に
おいて、残りの入札時間の時間単位については適宜選択
可能であり、1/10秒の単位で計算し表示することも
あり得る。更に、新たに送信された入札価格がその時点
での最高入札価格であるかどうかを判断するためには、
各種の比較方法があるが、一例として、入札を開始して
からの最初の入札価格を最高入札価格として自動的に最
高入札価格専用のキャッシュに格納し、その後は、入札
価格を順次受信する毎に、このキャッシュに先に格納さ
れている最高入札価格とこの後から受信された入札価格
とを順次比較して、高い価格の提示がなされた入札価格
を最高入札価格として前記キャッシュに格納する方法も
ある。尚、本発明の一実施態様においては、一例とし
て、提示された入札価格が同等の場合には、最高入札価
格及びその価格を提示したユーザに関連する情報につい
ては便宜上更新しないものとする。
【0031】リアルタイム更新手段7は、入札価格受付
手段8のキャッシュから読み出した最高入札価格のデー
タとタイマ機能(例えばサーバ内部に予め具備されてい
る公知のタイマ機能)を用い算出された残り入札時間の
データを、JAVA言語で記述された所定の変数、即ち最高
入札価格という変数、残り入札時間という変数に代入
し、前記代入された変数を入札価格自動更新手段9に送
信する。
【0032】入札価格自動更新手段9は、前記リアルタ
イム更新手段7に於ける最高入札価格(変数)、残り入
札時間(変数)を受信し、それらの変数をスポンサー端
末13に表示させるオークションページのソースコード
に予め含まれているJAVA言語による所定の変数にそれぞ
れ対応させ(例えば、このソースコードの中に含まれる
JAVAスクリプト表現を示せば、max=最高入札価格、time
=残り入札時間のようなものとなる)、max及びtimeを含
む前記ソースコードをスポンサー端末に送信する。こう
することにより、インターネット等のオープンネットワ
ーク12で複数のスポンサー端末13が存在してもそれ
ぞれのスポンサー端末13でリアルタイムに最高入札価
格及び残り入札時間を表示することが可能となる。
【0033】落札結果自動通知手段6の機能としては、
リアルタイム更新手段7から送信される入札終了時刻が
到来した旨のメッセージを受けて、その入札終了時点に
於ける最高入札価格(即ち、落札価格)の入力がなされ
たスポンサー端末13にその落札結果の情報を自動的に
送信することにより、落札価格の提示者(即ち、落札
者)に対してその落札結果を自動通知する。この場合の
送信先の特定に際しては、この落札結果自動通知手段6
がユーザデータベース3にアクセスしてこの落札者のメ
ールアドレス等を読み出して、そのアドレスに適宜選択
された内容の落札結果を電子メールで送信する機能も含
まれている。
【0034】コマーシャル自動登録手段4は、コマーシ
ャルデータベース1から放送するコマーシャルデータを
受信し、コマーシャルを放送するまでの間管理し、コマ
ーシャル放送時刻が到来したらコマーシャル自動放送手
段5(後述)に送信する。コマーシャル自動放送手段5
は、放送時刻が到来したコマーシャルデータを前記コマ
ーシャル自動登録手段4から受信し放送する手段であ
り、一例としては、本願特許の発明者等による放送シス
テム(特開2000−68955)を使用することもで
き、この特許公報は参照により本願明細書に含まれるも
のとする。
【0035】スポンサー端末13は、入力装置(図示せ
ず)と、表示装置(図示せず)と、通信制御部(図示せ
ず)と、ブラウザ(図示せず)の他に通常のパーソナル
コンピュータが具備しているCPUと、メモリと、モデム
/TA等を有していることが好適である。
【0036】次に、本発明のコマーシャル放送システム
の実施態様のプロセスの流れをフローチャート図で示し
た概念図である図2に基づいて、以下、本発明を詳細に
説明する。
【0037】コマーシャルの放送時間帯のオークション
を企図する放送局側においては、放送局側システム14
内に具備されたホームページ自動作成手段11により、
番組構成表と呼ばれる予め定められた放送時刻と、放送
番組タイトルと、放送内容と、コマーシャル放送時刻
と、最高入札価格と、入札残り時間が記載されたオーク
ションページであって各々のスポンサー端末13の画面
上に表示されるオークションページや、このようなオー
クションページへのポータルとなるような一般的なウエ
ッブページが自動作成される(ステップ100)。この
ようにして作成された前記オークションページがスポン
サー端末13の画面上に表示されたときの一例を図3に
図示する。
【0038】図中においては、放送が予定されている番
組の概要を表すテキストと、それに対応して入札対象と
なるコマーシャル枠に関する基本的な情報、例えば、そ
のコマーシャルの放送時刻と放送終了時刻とが表示され
るように構成されている。この場合、各コマーシャルの
放送時間が予め一定に設定されている場合には、それぞ
れの開始時刻や終了時刻を表示する必要がなくなること
もあり得る。
【0039】このオークションページには、更に、最高
入札価格や、入札可能な残り入札時間も表示されるのが
一般的であるが、入札終了時における最高入札価格を落
札価格として同一画面上に別途表示することも一つのオ
プションとしてあり得る。
【0040】スポンサー端末13から放送局側システム
14に入札価格を入力するときには、図3中の画面下方
に例示されているように、対象となるコマーシャル枠を
プルダウンメニュー方式で対象コマーシャル枠を特定
し、図示されているような所定の欄のそれぞれに、入札
価格、入札者のID番号、パスワードを端末上の画面に入
力した後、図3の画面右下に組み込まれた送信ボタンを
クリックすることにより、選択されたコマーシャル枠に
対応する入札価格等が放送局側システム14に自動的に
送信されるように公知の技術により構成することも可能
である。
【0041】又当然のことながら図3に図示されたオー
クションページに記載されている項目は一例であり、場
合に応じて適宜他の項目が記載されるように構成するこ
とも可能であることは言うまでもない。
【0042】前記ホームページ自動作成手段(又は、ウ
ェッブページ自動作成手段)11はJAVA言語をサポート
していることが好適である。即ち、スポンサー端末13
の画面上において表示されるホームページのソースコー
ドの中に、JAVAアプレット等のスクリプトが、必要に応
じて所定の個所に組み込まれるように構成されているこ
とが好ましい。
【0043】ここで自動作成されたホームページのソー
スコードを有するファイルに付いては、放送局側システ
ム14において、この放送局側システム14とインター
ネット等のオープンネットワーク12上で接続されたス
ポンサー端末13の各々からのアクセス限定可能なホー
ムページ用のファイルとして公開する(ステップ11
0)。ここで限定可能なホームページというのは、一例
として、前記放送局側システム14にアクセスして、そ
のホームページのファイルの内容を閲覧しようと試みる
ものは、ID、パスワード等の認証情報を入力し、アクセ
ス者が特定されない限りは、前記ファイルの内容が閲覧
できないようになっている仕組みである(本仕組みにつ
いては後述する)。
【0044】スポンサー端末13から放送局側システム
14内で公開されたオークションページ用のファイルに
アクセスする場合には、このスポンサー端末13からイ
ンターネット等のオープンネットワーク12を介して放
送局側システム14にアクセスすることとなる。
【0045】スポンサー端末13からのアクセス要求を
受信した放送局側システム14内のアクセス認証手段1
0は、前記スポンサー端末13に対して、ID及びパスワ
ード等の認証情報(本実施態様の場合はIDとパスワード
のみ)の入力を促す記載がされた認証ページをスポンサ
ー端末13の画面上に表示させるためそのページをHTML
で表記されたソースコードを送信して必要事項の入力を
促す。このようにして送信されたソースコードに基づい
てスポンサー端末13に表示された前記認証ページの一
例を図4に示す。
【0046】図4に例示されたような認証ページのHTML
によるソースコードを受信したスポンサー端末13にお
いては、前記認証ページの認証情報を入力するために設
けられた入力部位にID及びパスワードが入力された後、
画面上に組み込まれた送信ボタンがクリックされると、
放送局側システム14の中のアクセス認証手段10に前
記認証情報が送信される(ステップ120)。
【0047】次に、前記認証情報を受信したアクセス認
証手段10は、この認証情報に含まれるID番号とパスワ
ードとが、ユーザの属性情報が予めデータベース化され
て登録されているユーザデータベースIDとパスワードと
にそれぞれ同時に対応するかどうかを判断することによ
り、このスポンサー端末13からのアクセス要求が正規
のものであるかどうかの認証を行う(ステップ13
0)。この認証方法としては、公知の技術により、前記
認証情報に含まれているID番号とパスワードとがそれぞ
れ同時にユーザデータベース3に登録されているか否か
により行うのが好適である。
【0048】前記ステップ130に於けるアクセス要求
が、正規のアクセス要求でない、つまり不正アクセス要
求であった場合には、このアクセス認証手段10は、ホ
ームページ自動作成手段11により作成されたウエッブ
ページであって、認証情報の再入力を促すメッセージを
含む認証ページのソースコードをこの不正アクセス要求
を送信したスポンサー端末13に対して送信してその画
面上に表示させる。
【0049】前記ステップ130に於けるアクセス要求
が、正規のアクセス要求であった場合には、前記オーク
ションページのHTMLによるソースコードをスポンサー端
末13に対して送信するよう、ホームページ自動作成手
段11に対してメッセージを送信する。前記メッセージ
を受信した前記ホームページ自動作成手段11は、前記
スポンサー端末13に対して前記オークションページの
HTMLによるソースコードを送信し、前記スポンサー端末
13はそこに搭載されている一般的なブラウザにより前
記オークションページをその画面上に表示する(ステッ
プ140)。
【0050】前記オークションページのソースコードは
好ましくはHTML形式及びリアルタイム表示を可能に
するJAVA言語のスクリプトを含むHTML形式で作成されて
おり、このような構成とすることにより、コマーシャル
枠に対して残り入札時間と、オークション開始以来の最
高入札価格が、本発明による放送局側システム14のオ
ークションページのファイルにオープンネットワーク1
2を介してのアクセスが認められたスポンサー端末13
の各々の画面上にリアルタイムで表示されることが可能
となる。即ち、各ユーザが、各ユーザのスポンサー端末
13から、そのスポンサー端末13の画面上に表示され
ているオークションページの更新要求を、放送局側シス
テム14に対して、その都度送信しないにも拘わらず、
各スポンサー端末13の画面上には、放送局側システム
14のオークションページのファイル内容が更新される
度に、残り入札時間、最高入札価格が自動的に更新され
ている状態が維持できるのである。
【0051】各スポンサー端末13の画面上に表示され
るオークションページには、予め定められた入札時間内
であれば、入札価格を含む入札情報を構成する各情報を
そのスポンサー端末13から入力できるそれぞれの入力
部位(又は、入力スペース)が組み込まれており、入札
時間が終了した段階では特に入札価格の入力スペースに
は入札価格が入力できなくなるように公知の技術により
構成することが好ましい(ステップ150)。具体的に
は、オークションページのソースコードの一部に含まれ
ている残り入札時間を示す変数を利用する。
【0052】即ち、この残り入札時間を示す変数が入札
終了(即ち、残り入札時間が0の状態)でない限り、上
記の入札価格、入札者のID番号、パスワード等が放送局
側システムに向けて送信される。但し、このときに入札
終了の状態の場合には、スポンサー端末13の画面上に
ポップアップメッセージ等の公知の技術を用いて「この
コマーシャル枠に対する入札は終了しています。他のコ
マーシャル枠に変更して下さい。」と言うような内容の
メッセージを表示し、同時に上記の入札価格、入札者の
ID番号、パスワード等の情報データを破棄し、放送局側
システム14にこのような情報データが送信されて処理
されるようなことがないように構成することが好まし
い。
【0053】次に先ず、前記の入札時間内に、スポンサ
ー端末13から入力された入札価格を含む入札価格情報
が入札価格受付手段8で受信されるときのステップにつ
いて説明する。
【0054】スポンサー端末13から入札価格情報を放
送局側システム14に送信する場合には、このスポンサ
ー端末13の画面上に表示されているオークションペー
ジに組み込まれているプルダウンメニューの中から入札
を希望するコマーシャル枠を選択し、入札情報を予め指
定されたそれぞれの入力部位に入力し、この画面上に組
み込まれた送信ボタンをクリックするなどして放送局側
システムに前記入札情報を送信する(ステップ16
0)。また、一つのオプションとして、スポンサー端末
13から入力されたID及びパスワードの入力を放送局側
システム14から公知の方法で再び要求することによ
り、入札情報の誤入力を防止することも可能である。
【0055】このようにしてスポンサー端末13から送
信された入札情報はインターネットを介して放送局側シ
ステム14内の入札価格受付手段8により受信され、こ
こで、入札価格受付手段8は、この手段等の中に具備さ
れたタイマー(図示せず)に基づき前記入札情報を受信
した時刻が入札時間内であるか否かを判断する。
【0056】ここで、前記の入札情報を受信した時刻が
入札時間外である場合、即ち、スポンサー端末13から
送信した際には入札時間内であっても入札情報が放送局
側システム14によって受信されるまでの間、即ち送信
途中において入札終了を迎えた場合、入札価格受付手段
8に具備されているタイマーを使用し、受信した入札情
報の破棄を行う。これにより、データ送信中に入札終了
を迎えた場合の入札情報の処理を解決できる。
【0057】また、これが入札時間内であれば、入札価
格受付手段8の中に具備されたキャッシュにこの受信さ
れた入札情報を一時的に格納し、特に、入札価格の比較
をこの入札価格受付手段8が実行する。
【0058】入札価格受付手段8で、受信した前記入札
情報の入札価格と、該当コマーシャル枠のオークション
開始以来の最高入札価格(即ちキャッシュに格納されて
いる最高入札価格)とを比較し(ステップ170)、前
記入札情報の入札価格の方が高ければ前記オークション
開始以来の最高入札価格の最高入札価格とIDを更新する
(ステップ180)。また、前記入札情報の入札価格が
同等の場合もしくはそれが低ければ、更新せず前記入札
情報は破棄する(ステップ190)。
【0059】最高入札価格の更新を受けて、入札価格受
付手段8は前記最高入札価格をリアルタイム更新手段に
送信する。リアルタイム更新手段で前記最高入札価格を
受信するとそれを予め定められている最高入札価格を示
す変数に代入し、その変数を入札価格自動更新手段9に
送信する。この変数を受信した入札価格自動更新手段9
は、それらの変数をスポンサー端末に表示させるオーク
ションページのソースコードに予め含まれているJAVA言
語による所定の変数にそれぞれ対応させ(例えば、この
ソースコードの中に含まれるJAVAスクリプト表現を示せ
ば、max=最高入札価格)、maxを含む前記ソースコード
をスポンサー端末に送信する。これにより、前記オーク
ションページに表示されている最高入札価格が更新され
る。即ち、最高入札価格が常にリアルタイムで表示され
ている状態となる。又、キャッシュに一時的に格納した
最高入札価格は随時入札価格データベース2に送信す
る。ここで、キャッシュを設けた理由は、データベース
の処理には時間がかかるため、処理速度の高速化を図る
ためである。
【0060】また、残り入札時間については、入札時間
を管理している入札価格受付手段8が所定の時間間隔、
例えば1/10秒間隔で残り入札時間をリアルタイム更
新手段7に送信し、このデータを受けて残り入札時間を
示す変数に残り時間を代入し、入札価格自動更新手段9
に送信する。この変数を受信した入札価格自動更新手段
9は、その変数をスポンサー端末に表示させるオークシ
ョンページのソースコードに予め含まれているJAVA言語
による所定の変数にそれぞれ対応させ(例えば、このソ
ースコードの中に含まれるJAVAスクリプト表現を示せ
ば、time=残り入札時間)、timeを含む前記ソースコー
ドをスポンサー端末に送信する。これにより、前記オー
クションページに表示されている残り入札時間が更新さ
れる。即ち、残り入札時間が常にリアルタイムで表示さ
れている状態となる。
【0061】上記動作を入札終了時刻が到来するまで繰
り返す。次にステップ150で入札終了時刻が到来した
後のプロセスについて説明する。
【0062】入札価格受付手段8から入札終了時刻が到
来した旨のメッセージをリアルタイム更新手段7で受信
したら、前記リアルタイム更新手段7は落札結果自動通
知手段6に前記メッセージを送信する。また、同時にリ
アルタイム更新手段7では、残り入札時間を示す変数が
0となるので、オークションページの該当コマーシャル
枠に入札終了のメッセージ、本実施態様に於いては、残
り入札時間を表示している枠に入札終了を表示する。
【0063】同じく入札価格受付手段8は入札価格デー
タベース2に入札終了のメッセージを送信し、前記メッ
セージを受信した入札価格データベース2は該当コマー
シャルに対する最高入札価格(以下、落札価格)とIDを
落札結果自動通知手段6に送信する。前記落札結果自動
通知手段6は、前記落札価格の提示者(以下、落札者)
のメールアドレスを読み出すためにユーザデータベース
3にIDを送信する。前記ユーザデータベース3は前記メ
ールアドレスを前記落札結果自動通知手段6に送信す
る。前記落札結果自動通知手段6は、前記メールアドレ
ス及びIDに基づき落札者に対して落札結果を通知するメ
ールを自動作成し、スポンサー端末13に対して送信す
る(ステップ200)。
【0064】また、入札価格データベース2は、落札価
格をHTML形式化し、オークションページに記載す
る。図5にその実施態様の一例を示す。図5に於いては
入札終了後にも「最高入札価格」のタグをつけて表示し
ているが、「落札価格」とタグを変更して表示しても良
い。
【0065】入札価格データベース10から落札者のID
をコマーシャルデータベース1に送信し、前記スポンサ
ーが放送を希望するコマーシャル情報を、前記コマーシ
ャルデータベース1からコマーシャル自動登録手段4に
送信する。前記コマーシャル自動登録手段4は、コマー
シャル情報をコマーシャルデータベース1から受信し、
放送時刻が到来するまで前記コマーシャルデータの管理
を行う(ステップ220)。
【0066】コマーシャル放送時刻が到来したら、コマ
ーシャル自動放送手段5はコマーシャル自動登録手段4
を介して、前記コマーシャルを放送する(ステップ23
0)。この場合のコマーシャル自動放送手段5として
は、一例として本願特許の発明者等による放送システム
(特開2000−68955)を使用することが可能で
あり、この明細書は参照により本願明細書の一部を構成
するものとする。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、コマーシャルと放送番
組との組み合わせを、数年前や数ヶ月前から固定的に決
定する(即ち、スタティックにする)のではなく、特定
の放送番組に組み込まれているコマーシャル用の放送時
間帯を、その番組が放送される直前までにオープンな環
境下でのオークション形式により、事前に登録したスポ
ンサーの内で希望するスポンサーであれば誰でもその時
点で(即ち、ダイナミックに)購入して、その番組の内
容とコマーシャルの内容との関連性を増大させる(即
ち、視聴者によるリテンションタイムを長くする)こと
が可能となり、コマーシャルの費用対効果を上昇させ
る。
【0068】即ち、本発明により従来型のスタティック
なコマーシャル編成だけではなく、ダイナミックなコマ
ーシャル編成が実行できることにより、スポンサーがよ
り効果的なコマーシャルを現出させることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステム構成図を示す概念図であ
る。
【図2】 本発明の全体の流れを示す概念図である。
【図3】 入札時のオークションページの一例を示す概
念図である。
【図4】 認証ページの一例を示す概念図である。
【図5】 入札終了時のオークションページの一例を示
す概念図である。
【符号の説明】
1: コマーシャルデータベース 2: 入札価格データベース 3: ユーザデータベース 4: コマーシャル自動登録手段 5: コマーシャル自動放送手段 6: 落札結果自動通知手段 7: リアルタイム更新手段 8: 入札価格受付手段 9: 入札価格自動更新手段 10: アクセス認証手段 11: ホームページ自動作成手段 12: オープンネットワーク 13: スポンサー端末 14: 放送局側システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/222 H04N 5/222 Z Fターム(参考) 5B049 AA06 BB00 BB36 BB49 CC02 CC05 CC08 CC22 CC31 DD01 DD05 EE01 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5C022 CA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送局からコマーシャルを自動放送する方
    法に於いて、前記コマーシャルの放送時間帯をオークシ
    ョンにかけて自動的に落札させるオークションステップ
    と、前記落札されたコマーシャルの放送時間帯にスポン
    サー端末を介して指定されたコマーシャルを自動的に放
    送するコマーシャル放送ステップとを有することを特徴
    とするコマーシャル放送方法。
  2. 【請求項2】前記オークションステップが、放送局側シ
    ステムにおいて、前記スポンサー端末の各々からの入札
    情報を受信するステップと、前記スポンサー端末の画面
    上に最高入札価格をリアルタイムで表示させるステップ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のコマーシャル
    放送方法。
  3. 【請求項3】前記スポンサー端末の画面上に最高入札価
    格をリアルタイムで表示させる前記ステップが、前記送
    信された入札情報に含まれる入札価格が入札開始以来の
    最高入札価格よりも高いときには前記入札価格を新たな
    最高入札価格として入札価格受付手段の中のメモリーに
    格納するステップと、前記新たな最高入札価格のデータ
    を前記スポンサー端末の各々に送信して前記スポンサー
    端末の各々の画面上の所定の個所に表示させるステップ
    と、を有することを特徴とする請求項2に記載のコマー
    シャル放送方法。
  4. 【請求項4】入札終了後、入札終了時点において最高入
    札価格を提示したスポンサー端末に前記最高入札価格を
    自動的に通知するステップを更に有することを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれかに記載のコマーシャ
    ル放送方法。
  5. 【請求項5】前記コマーシャル放送ステップが、放送局
    側システムにおいて、前記入札終了後、最高入札価格の
    データが前記放送局側システムに送信されたときのスポ
    ンサー端末から指定されたコマーシャルを放送システム
    に自動的に登録するステップと、コマーシャル放送時刻
    が到来した時点に於いて、前記コマーシャルを自動的に
    放送するステップと、を有することを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載のコマーシャル放送方
    法。
  6. 【請求項6】放送局側システムにおいて、放送内容、コ
    マーシャル枠を含む放送スケジュール、及び最高入札価
    格をスポンサー端末の画面上に表示するウエッブページ
    のソースコードであって、前記コマーシャル枠に対する
    入札価格を入力するための入力部位を有する前記ソース
    コードを自動作成して前記ソースコードをスポンサー端
    末の各々に送信して表示させるステップと、残り入札時
    間を算出して前記残り入札時間のデータを前記スポンサ
    ー端末の各々に送信して前記スポンサー端末の画面上の
    所定の箇所に表示させるステップと、前記スポンサー端
    末の各々からの入札情報を入札受付手段が受信するステ
    ップと、前記送信された入札情報に含まれる入札価格が
    入札開始以来の最高入札価格よりも高いときには前記入
    札価格を新たな最高入札価格として前記入札価格受付手
    段の中のメモリーに格納するステップと、前記新たな最
    高入札価格のデータを前記スポンサー端末の各々に送信
    して前記スポンサー端末の各々の画面上の所定の個所に
    表示させるステップと、を有することを特徴とするコマ
    ーシャル放送方法
  7. 【請求項7】放送局側システムとオープンネットワーク
    上で接続されたスポンサー端末の各々の画面上に、少な
    くともコマーシャル枠と最高入札価格と残り入札時間が
    表示されることを特徴とする入札画面表示方法。
  8. 【請求項8】放送局からコマーシャルを放送するコマー
    シャル放送システムに於いて、前記コマーシャルの放送
    時間帯をオークションにかけて自動的に落札させるオー
    クション手段と、前記落札されたコマーシャルの放送時
    間帯に落札したスポンサー端末により指定されたコマー
    シャルを自動的に放送するコマーシャル放送手段とを有
    し、前記コマーシャル自動放送システムは、コマーシャ
    ルを放送する放送局に設置される放送局側システムとコ
    マーシャルの放送を依頼する少なくとも一つのスポンサ
    ーが有する、少なくとも一つのスポンサー端末とがオー
    プンネットワークを介して接続していることを特徴とす
    るコマーシャル放送システム。
  9. 【請求項9】前記オークション手段が、放送局側システ
    ムにおいて、前記スポンサー端末の各々からの入札情報
    を受信する手段と、前記スポンサー端末の画面上に最高
    入札価格をリアルタイムで表示させる手段とを含むこと
    を特徴とする請求項8に記載のコマーシャル放送システ
    ム。
  10. 【請求項10】前記スポンサー端末の画面上に最高入札
    価格をリアルタイムで表示させる前記手段が、前記送信
    された入札情報に含まれる入札価格が入札開始以来の最
    高入札価格よりも高いときには前記入札価格を新たな最
    高入札価格として入札価格受付手段の中のメモリーに格
    納する手段と、前記新たな最高入札価格のデータを前記
    スポンサー端末の各々に送信して前記スポンサー端末の
    各々の画面上の所定の個所に表示させる手段と、を有す
    ることを特徴とする請求項9に記載のコマーシャル放送
    方法。
  11. 【請求項11】入札終了後、入札終了時点において最高
    入札価格を提示したスポンサー端末に前記最高入札価格
    を自動的に通知する手段を更に有することを特徴とする
    請求項8から請求項10のいずれかに記載のコマーシャ
    ル放送システム。
  12. 【請求項12】前記コマーシャル放送システムが、放送
    局側システムにおいて、前記入札終了後、最高入札価格
    のデータが前記放送局側システムに送信されたときのス
    ポンサー端末から指定されたコマーシャルを放送システ
    ムに自動的に登録する手段と、コマーシャル放送時刻が
    到来した時点に於いて、前記コマーシャルを自動的に放
    送する手段と、を有することを特徴とする請求項8から
    請求項12のいずれかに記載のコマーシャル放送システ
    ム。
  13. 【請求項13】放送局側システムにおいて、放送内容、
    コマーシャル枠を含む放送スケジュール、及び最高入札
    価格をスポンサー端末の画面上に表示するウエッブペー
    ジのソースコードであって、前記コマーシャル枠に対す
    る入札価格を入力するための入力部位を有する前記ソー
    スコードを自動作成して前記ソースコードをスポンサー
    端末の各々に送信して表示させる手段と、残り入札時間
    を算出して前記残り入札時間のデータを前記スポンサー
    端末の各々に送信して前記スポンサー端末の画面上の所
    定の箇所に表示させる手段と、前記スポンサー端末の各
    々からの入札情報を入札受付手段が受信する手段と、前
    記送信された入札情報に含まれる入札価格が入札開始以
    来の最高入札価格よりも高いときには前記入札価格を新
    たな最高入札価格として前記入札価格受付手段の中のメ
    モリーに格納する手段と、前記新たな最高入札価格のデ
    ータを前記スポンサー端末の各々に送信して前記スポン
    サー端末の各々の画面上の所定の個所に表示させる手段
    と、を有することを特徴とするコマーシャル放送システ
    ム。
  14. 【請求項14】放送局側システムとオープンネットワー
    ク上で接続されたスポンサー端末の各々の画面上に、少
    なくともコマーシャル枠と最高入札価格と残り入札時間
    が表示されることを特徴とするGUI(グラフィカルユー
    ザインターフェース)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015005267A (ja) * 2014-01-08 2015-01-08 ヤフー株式会社 オークション装置、オークション方法及びオークションプログラム

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JP2015005267A (ja) * 2014-01-08 2015-01-08 ヤフー株式会社 オークション装置、オークション方法及びオークションプログラム

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