JP2002025303A - 信号灯器用ledユニット - Google Patents
信号灯器用ledユニットInfo
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Abstract
よる影響を軽減し、良好な視認性を確保する。 【解決手段】複数のLEDランプ1に対応する位置に貫
通穴5aが形成されてなる遮光板5を、ランプ実装用の
基板2の前方に配置することで、太陽光が基板2に直接
当たることを防止して反射光の影響を軽減する。また遮
光板5をLEDランプ1の先端部近傍(またはLEDラ
ンプ1の前方)に配置し、かつ遮光板5の貫通穴5aの
中心がLEDランプ1の中心に対して偏心するように配
置することで、LEDランプ1に太陽光が入射して反射
皿12に直接当たることを防ぐ。
Description
に用いられるLEDユニットに関する。
は、従来、白熱電球(光源)と、この白熱電球の背面側
に配置される反射板と、白熱電球の前面側に配置される
前面カバーとからなり、その前面カバーに赤・青・黄の
信号色を着色した構造のものが使用されている。
・管理に要する手間の削減等をはかることを目的とし
て、LED式信号灯器が実用化されてきている。
(発光色:赤、青または黄)がプリント配線基板に実装
されてなるLEDユニットを光源とし、そのLEDユニ
ットを灯器ケース内に収容し、LEDランプ群の前面側
を透明の前面カバーで覆った構造となっている。
灯器としては、3色信号灯器のほか、例えばLED式矢
印灯器や一灯点滅灯器なども実用化されている。
D式信号灯器によれば、プリント配線基板としてガラス
エポキシ基板が用いられており、そのガラスエポキシ基
板に実装したLEDランプを、透明の前面カバーを通し
て外部に直接見せる構造となっている。このため、信号
灯器に太陽光が当たると、その太陽光が前面カバーを通
じて灯器内に入射してガラスエポキシ基板に直接当た
り、基板表面や表面の銅箔パターン等によって反射され
た後、再度、前面カバーを通過して出射してしまう。
当たって反射されると、LEDランプの発光が見づらい
状況となる。特に、西日などの強い光が当たると、反射
光の影響が大きくなって信号灯表示の視認することが難
しくなる。
もので、西日などの強い光が当たっても、反射光による
影響が少なて良好な視認性を確保することのできる信号
灯器用LEDユニットの提供を目的とする。
は、信号灯器に用いられるLEDユニットであって、基
板に実装された複数個のLEDランプと、基板の前方に
配置された遮光板を備えており、その遮光板には、各L
EDランプに対応する位置に貫通穴が形成されているこ
とによって特徴づけられる。
すれば、信号灯器に太陽光が入射しても、その太陽光は
基板前方の遮光板によって遮られるので、太陽光が基板
に直接当たることを防止でき、反射光による影響を大幅
に軽減することができる。
の前面側に黒色の艶消し塗装を施しておけば、遮光板に
当たった光が吸収されるので、反射防止効果を高めるこ
とができる。さらに、遮光板の両面に黒色の艶消し塗装
を施しておけば、貫通穴を通じて太陽光が入射し、プリ
ント配線基板にて反射されても、その反射光は遮光板の
裏面で吸収されるので、反射防止効果をより一層高める
ことができる。
をLEDランプの先端部近傍もしくはLEDランプの前
方の位置で、かつ貫通穴の中心がLEDランプの中心に
対して偏心する位置に配置しておいてもよい。この場
合、遮光板の貫通穴の中心がLEDランプの中心に対し
て下方(信号灯器の設置状態での下方)に偏心するよう
な配置としておけば、LEDランプの光軸に対して上方
向から進行してくる太陽光(特に西日等)のうち、LE
Dランプに入射して反射皿等に当たる太陽光を軽減する
ことができる(図5参照)。なお、ランプ中心に対する
貫通穴の中心位置の下方への偏心量は、0.1mm〜5
mm程度の範囲が適当である。
に基づいて説明する。
示す断面図、図2はその実施形態の正面図である。図3
及び図4はそれぞれ本発明の実施形態の要部構造を示す
断面図及び正面図である。
灯器に適用されるユニットであって、プリント配線基板
(ガラスエポキシ基板)2に実装された多数のLEDラ
ンプ(発光色:赤、青または黄)1・・1と、プリント配
線基板2の裏面側に配置された駆動基板3及び電源部4
と、プリント配線基板2の前方に配置された遮光板5等
によって構成されている。プリント配線基板2はスペー
サ6を介して遮光板5に保持されている。
器ケース21内に収容され、その前面側が透明の前面カ
バー22で覆われる。灯器ケース21の後部中央には、
駆動基板3への接続用のコネクタ23が配置されてい
る。LEDユニット10は、遮光板5を灯器ケース21
の前面側周縁部にパッキン7等を介して固定することに
より、ユニット全体が灯器ケース21に保持される。な
お、プリント配線基板2には支持脚8が適宜箇所に設け
られている。
ードフレーム13の先端に設けられた反射皿12と、こ
の反射皿12の底面にダイボンディングされたLEDチ
ップ11を備えている。LEDチップ11の反対側の電
極は、もう一方のリードフレーム14の先端に導電性ワ
イヤ15を介して接続されており、これらLEDチップ
11、反射皿12、導電性ワイヤ15及びリードフレー
ム13,14の先端部がエポキシ樹脂16(透光性樹
脂)によってモールド(樹脂封止)されている。なお、
エポキシ樹脂16はLEDチップ11等の保護と、集光
レンズなどの役目を果たす。
の鋼板の加工品で、プリント配線基板2に実装されたL
EDランプ1・・1に対応する位置に、ランプ径よりも大
きな直径の貫通穴(円形)5a・・5aが形成されてい
る。遮光板5には、全面(前面5b及び裏面5cの両
面)に黒色の艶消し塗装が施されている。
配線基板2との間の距離Dが規定されており、その前面
5bがLEDランプ1の先端と面一となるように配置さ
れている。また、遮光板5は、LEDランプ1・・1の全
体に対して下方(信号灯器20の設置状態での下方)に
ずらした配置となっており、貫通穴5aの中心がLED
ランプ1の中心に対して下方に偏心している。
穴5aの直径、及び貫通穴5aとLEDランプ1との位
置関係を、信号灯器20の視認範囲(水平方向に対して
±33度、下方向に対して33度)を確保できるように
設定している。
7.5mmである場合、貫通穴5aの直径を10mm〜
11mm、LEDランプ1の中心に対する貫通穴5aの
中心の偏心量e(図4)を1.3mm〜1.6mmとし
ている。また、LEDランプ1の直径がφ5mmである
場合、貫通穴5aの直径を10mm〜11mm、LED
ランプ1の中心に対する貫通穴5aの中心の偏心量eを
2mm〜4.2mmとしている。なお、遮光板5とプリ
ント配線基板2との間の距離D(図3)は、LEDラン
プ1の大きさにもよるが、12mm〜14mm程度が好
ましい。
がら説明する。
号灯器用LEDユニット110では、太陽光(特に西
日)が信号灯器(図示せず)に入射すると、その入射光
がプリント配線基板2で反射され、信号灯器の視認範囲
内に向けて出射するので、LEDユニット110の発光
が見づらくなる。また、太陽光がLEDランプ1に入射
すると、LEDチップ11の周囲の反射皿12が光るた
め、LEDランプ1が点灯状態にあるのか、不点灯状態
であるのかを視認することが難しくなる。
に示すように、LEDランプ1の光軸に対して上方向か
ら太陽光が入射しても、その入射光の殆どが遮光板5に
よって遮られるので、プリント配線基板2に太陽光が直
接当たることを防止でき、信号灯器の視認範囲内に向け
て出射する反射光を大幅に軽減することができる。
EDランプ1の中心に対して下方に偏心しているので、
LEDランプ1の光軸に対して上方向から進行してくる
太陽光のうち、LEDランプ1に入射して反射皿12に
直接当たる太陽光の角度範囲を、従来(図5(B))に
対して狭くすることができる。これにより、西日などが
LEDランプ1の反射皿12に直接当たる時間帯を従来
に比して短くすることができ、視認性をより一層高める
ことができる。
cにも黒色の艶消し塗装を施しているので、遮光板5の
貫通穴5aを通じて太陽光が入射し、プリント配線基板
2にて反射されても、その反射光は遮光板5の裏面5c
で吸収される。これにより、プリント配線基板2前面と
遮光板5の裏面5cとの間において何度か反射が繰り返
された反射光が、貫通穴5aから視認範囲内に向けて出
射するということも防止できる。
5をLEDランプ1の前方に配置しても、同等な効果を
達成することができる。
に用いるLEDユニットの例を説明したが、本発明はこ
れに限られることなく、例えばLED式矢印灯器あるい
は一灯点滅灯器等の他の信号灯器にも適用できる。
ニットによれば、基板に実装された各LEDランプに対
応する位置に貫通穴を形成した遮光板を、基板の前方に
配置しているので、太陽光が基板に直接当たることを防
止できる。従って、本発明のLEDユニットを信号灯器
に適用すると、信号灯器に西日などの強い光が当たって
も、反射光による影響に軽減することができ、良好な視
認性を確保することができる。
である。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 信号灯器に用いられるLEDユニットで
あって、基板に実装された複数個のLEDランプと、基
板の前方に配置された遮光板を備え、その遮光板には、
各LEDランプに対応する位置に貫通穴が形成されてい
ることを特徴とする信号灯器用LEDユニット。 - 【請求項2】 遮光板には、少なくとも前面側に黒色の
艶消し塗装が施されていることを特徴とする請求項1記
載の信号灯器用LEDユニット。 - 【請求項3】 遮光板がLEDランプの先端部近傍もし
くはLEDランプの前方に配置されているとともに、遮
光板の貫通穴の中心がLEDランプの中心に対して偏心
していることを特徴とする請求項1または2記載の信号
灯器用LEDユニット。 - 【請求項4】 遮光板の貫通穴の中心がLEDランプの
中心に対して下方に偏心していることを特徴とする請求
項3記載の信号灯器用LEDユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000205461A JP3527178B2 (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 信号灯器用ledユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3527178B2 JP3527178B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=18702543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3527178B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004070179A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Shinya Ishida | 連珠状led表示システム |
JP2006071853A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Sekisui Jushi Co Ltd | 発光情報表示板 |
EP3220188A3 (en) * | 2016-02-26 | 2018-01-03 | HTC Corporation | Head mounted electronic device and head mounted electronic device cushion |
JP2019077321A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 豊田合成株式会社 | 自動車内装用照明装置 |
-
2000
- 2000-07-06 JP JP2000205461A patent/JP3527178B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US10152083B2 (en) | 2016-02-26 | 2018-12-11 | Htc Corporation | Head mounted electronic device and head mounted electronic device cushion |
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