JP2002025211A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2002025211A
JP2002025211A JP2001177048A JP2001177048A JP2002025211A JP 2002025211 A JP2002025211 A JP 2002025211A JP 2001177048 A JP2001177048 A JP 2001177048A JP 2001177048 A JP2001177048 A JP 2001177048A JP 2002025211 A JP2002025211 A JP 2002025211A
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JP
Japan
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disk
suspension
head slider
flexure
unloading
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Application number
JP2001177048A
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English (en)
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Takeshi Kubo
毅 久保
Kenji Enomoto
健司 榎本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摺動による汚染が小さく、部品配設位置精度
が高くなくてよく、アンローディング時に大きなリフト
アップ力を必要としないN‐CSS方式のディスク装置
を提供する。 【解決手段】 サスペンション8のフレクシャ10の取
付位置を越えた端部においてディスク40側に突出する
ように球面状の突起16を設け、ローディング時および
アンローディング時に、突起16を傾斜台20の傾斜面
24に沿って動かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドを支持する
アームを動かして、ヘッドをディスクの所要位置に位置
決めするディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般に使用されている磁気ハード
ディスク装置では、CSS(コンタクト・スタート・ス
トップ)方式が採用されている。この方式においては、
磁気ハードディスクが停止しているときに、磁気ヘッド
がディスク面に接触しており、ディスクの回転に伴い、
磁気ヘッドが浮上する。
【0003】USP4,933,785号には、N−C
SS(ノン−コンタクト・スタート・ストップ)方式の
磁気ハードディスク装置が開示されている。この装置で
は、ロータリ・アクチュエータ・アセンブリのヘッド支
持用サスペンションのディスク側の面のヘッドスライダ
より内側(すなわちアクチュエーダコイル側)にカムフ
ォロワ部材を設け、ディスクの外周部付近にカム面アセ
ンブリを設け、アンロード時には、ロータリ・アクチュ
エータ・アセンブリをディスクの外側へ移動してカムフ
ォロワ部材をカム面に接触させ、その後、ロータリ・ア
クチュエータ・アセンブリをカム面に沿って動かしてロ
ック位置で静止させる。
【0004】USP5,027,241号にも、N−C
SS方式の磁気ハードディスク装置が開示されている。
この装置では、ロータリ・アクチュエータ・アセンブリ
のヘッド支持用サスペンションの先端に円筒状のローデ
ィング・タブを設け、ディスクの外周部付近にローディ
ング傾斜構造体を設け、アンロード時には、ロータリ・
アクチュエータ・アセンブリをディスクの外側へ移動し
てローディング・タブをローディング傾斜構造体の傾斜
面に接触させ、その後、ロータリ・アクチュエータ・ア
センブリを傾斜面に沿って動かしてパーキング領域で静
止させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記CSS方式の磁気
ハードディスク装置においては、装置内に含まれる液体
がディスク面に付着することにより、磁気ヘッドと磁気
ディスクとの吸着現象(スティクション)が生じること
がある。この対策として、ディスクの表面を粗くするテ
クスチャが形成されているが、これは、磁気ヘッドをデ
ィスクの磁性膜にできるだけ近づけようとする磁気記録
の最も基本的な要求に逆行しており、特に将来実現しよ
うとしているさらに高い密度の記録には障害となる。
【0006】また、上記USP4,933,785号に
開示されたN−CSS方式では、カムフォロワ部材をヘ
ッドスライダより内側に設けているので、アンローディ
ング時にヘッドスライダをリフトアップするのに大きな
力を必要とする。
【0007】また、上記USP5,027,241号に
開示されているようにローディング・タブを円筒状にす
ると、ローディング傾斜構造体との摺動面積が大きくな
るため、摺動粉等による汚染が生じる。また、ローディ
ング・タブを円筒状にすると、ローディング傾斜構造体
の配設位置精度を高くしなければならない。
【0008】また、従来のN−CSS方式の磁気ハード
ディスクドライブのローディング時およびアンローディ
ング時においては、図41に示されているように、サス
ペンション8Pにフレクシャ10Pを介して取り付けら
れるヘッドスライダ12Pのリーディング端LEがトレ
ーリング端TEよりもディスク40に近接しているた
め、リーディング端LEがトレーリング端TEよりも先
にディスク面に突っ込む角度/姿勢になっていた。すな
わち、ヘッドスライダ12Pのリーディング端LEがト
レーリング端TEよりもディスク40に近接しているた
め、ディスク40とヘッドスライダ12Pとの間に動圧
が発生しにくく、ディスク40とヘッドスライダ12P
との接触(すなわち衝突)が発生しやすい。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、摺動による汚染が小さく、部品の配設位
置精度が高くなくてよく、アンローディング時に大きな
リフトアップ力を必要としないN−CSS方式のディス
ク装置を提供することを第1の目的とする。
【0010】本発明の第2の目的は、サスペンションの
ローディングロスを無くすことができるディスク装置を
提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、ヘッドスライダと
ディスクとの接触の可能性を小さくすることにある。
【0012】本発明の第4の目的は、ヘッドスライダと
ディスクとが接触しても衝突エネルギーを小さくできる
ようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、ヘッドスライダ(例えば、図1のヘッドスライダ1
2)を支持するアーム(例えば、図1の剛性アーム2)
を動かして、ヘッドスライダをディスク(例えば、図1
の磁気ディスク40)の所要位置に位置決めするディス
ク装置であって、一端がアームに固定されるサスペンシ
ョン(例えば、図1、図29または図34のサスペンシ
ョン8、8Aまたは8B)と、このサスペンションの他
端付近に配設されて、ヘッドスライダが取り付けられる
フレクシャ(例えば、図1、図29または図34のフレ
クシャ10、10Aまたは10B)と、ディスクとの距
離がディスクの半径方向外側に行くに従って大きくなる
傾斜面を有する傾斜台(例えば、図1の傾斜台20)
と、ローディング時およびアンローディング時に、傾斜
台と結合し、ディスク側に突出するようにサスペンショ
ンに設けられた球面状の突起(例えば、図1の球面状突
起16)と、ローディング時およびアンローディング時
に、球面状の突起を傾斜面に係合させて動かすために、
アームを動かす駆動源(例えば、図1のボイスコンルモ
ータ36)と、ローディング時およびアンローディング
時の少なくとも一方において、ディスクの回転数をヘッ
ドスライダのフライング再生速度以上であって、定常回
転数より小さい値に制御する制御手段(例えば、例え
ば、図15のスピンドルシーケンサ72およびスピンド
ルドライバ81、図16参照)とを備えるようにするこ
とができる。
【0014】上記突起は、サスペンションとは別体の突
起担持板(例えば、図1の突起担持板14)に形成され
てもよく、あるいはサスペンションに直接形成されても
よい(例えば、図29の突起16Aが形成されたサスペ
ンション8A、または図34の突起16Bが形成された
サスペンション8B)。
【0015】ローディング時およびアンローディング時
の少なくとも一方のおけるディスクの面に対して垂直な
方向の前記ヘッドスライダの速度は、10mm/sec
以下3mm/sec以上であることが好ましい。
【0016】本発明のディスク装置は、ヘッドスライダ
(例えば、図1のヘッドスライダ12)を支持するアー
ム(例えば、図1の剛性アーム2)を動かして、ヘッド
スライダをディスク(例えば、図1の磁気ディスク4
0)の所要位置に位置決めするディスク装置であって、
一端がアームに固定されるサスペンション(例えば、図
1、図29または図34のサスペンション8、8Aまた
は8B)と、サスペンションの他端付近に配設されて、
ヘッドスライダが取り付けられるフレクシャ(例えば、
図1、図29または図34のフレクシャ10、10Aま
たは10B)と、ディスクとの距離がディスクの半径方
向外側に行くに従って大きくなる傾斜面(例えば、図1
の傾斜面24)およびヘッドスライダを停止させておく
ための凹部(例えば、図1の凹部26)を有する傾斜台
(例えば、図1の傾斜台20)と、ローディング時およ
びアンローディング時に傾斜台と係合するように、ディ
スク側に突出するようにサスペンションに設けられた突
起(例えば、図1の突起16、図29の突起16Aまた
は図35の突起16B)とを備え、突起が凹部に位置す
るときのヘッドスライダの高さが、ヘッドスライダがデ
ィスクに対して書き込みまたは読み取りを行うときのフ
ライングハイトと等しくなるように、傾斜台の凹部の高
さが定められている(図6(a)および図6(f)のヘ
ッドスライダ12の高さ、ならびに図7(a)および図
7(f)のヘッドスライダ12の高さ参照)ようにして
も良い。
【0017】本発明のディスク装置は、ヘッドスライダ
を支持するアームを動かして、ヘッドスライダをディス
クの所要位置に位置決めするディスク装置であって、一
端がアームに固定されるサスペンション(例えば、図
8、図32または図38のサスペンション8、8Aまた
は8B)と、サスペンションの他端付近に配設されて、
ヘッドスライダが取り付けられるフレクシャ(例えば、
図8、図32または図38のフレクシャ10、10Aま
たは10B)とを備え、ヘッドスライダのリーディング
端のディスクに対する離隔距離が、ヘッドスライダのト
レーリング端のディスクに対する離隔距離よりも大きく
なるように、フレクシャのヘッドスライダ取付面(例え
ば、図8の舌部104、または図32あるいは図38の
ラウンド型フレクシャ10Aあるいは10B)に角度が
付けられていることを特徴とする。
【0018】フレクシャのヘッドスライダ取付面の角度
は、約0.3度であることが好ましい。
【0019】本発明のディスク装置においては、ローデ
ィング時およびアンローディング時に、サスペンション
のフレクシャ取付位置を越えた端部においてディスク側
に突出するように設けられた球面状の突起が、傾斜台の
傾斜面と摺動する。突起は、サスペンションのフレクシ
ャ取付位置を越えた端部に配設されているので、アンロ
ーディング時にヘッドスライダをリフトアップする力を
小さくできる。また、突起が球面状なので、傾斜面とは
点状に接触するから、摺動面積が小さくなり、摺動によ
る汚染が小さくなるとともに、摺動抵抗が安定する。ま
た、上述のように、突起が球面状なので、傾斜面とは点
状に接触するから、傾斜台の配設精度を高くする必要が
ない。さらに、サスペンションは、球面状突起を介し
て、傾斜面に係合するので、突起に関してロール運動を
行うことができるから、サスペンションによって支持さ
れるヘッドスライダの姿勢をディスクに平行に保つこと
ができる。
【0020】本発明のディスク装置においては、サスペ
ンションの突起が凹部に位置するときのヘッドスライダ
の高さが、ヘッドスライダがディスクに対して書き込み
または読み取りを行うときのフライングハイトと等しく
なる。従って、通常動作時およびロック時(すなわちパ
ーキング時)にサスペンションにかかる荷重は等しくな
るから、ロードロスを無くすことができる。
【0021】本発明のディスク装置においては、フレク
シャのヘッドスライダ取付面に角度が付けられているた
め、ローディング時およびアンローディング時において
は、常に、ヘッドスライダのリーディング端の方が、ト
レーリング端よりも大きくディスクから離隔する。従っ
て、スライダとディスク面間の空気膜による動圧が発生
しやすいので、スライダが比較的高い位置あるときから
浮上力が発生するから、スライダとディスクが接触しな
いで、ローディングおよびアンローディングを行うこと
ができる。
【0022】本発明のディスク装置においては、ローデ
ィング時およびアンローディング時の少なくとも一方に
おいて、ディスクの回転数が、ヘッドスライダのフライ
ング最低速度以上であって、定常回転数より小さい値に
制御される。この範囲内では、ヘッドスライダとディス
クとが接触しても衝突エネルギーを小さくできる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を磁気ハードディ
スクドライブに適用した場合の一実施例の構成を示し、
図2および図3は、図1の実施例に使用されるロータリ
・アクチュエータ・アセンブリの一構成例を示す平面図
および側面図である。ロータリ・アクチュエータ・アセ
ンブリ1の剛性アーム2は、例えばアルミニウムを使用
したダイキャスティングにより製造される。剛性アーム
2の取付領域6には、例えばステンレス鋼からなるサス
ペンション8の一端が固定されている。サスペンション
8の両側部の所定領域には、フランジ9が形成されてい
る。サスペンション8のうちフランジ9が形成されてい
る部分が、ロードビーム部であり、フランジ9が形成さ
れていない部分が、弾性ばね部である。サスペンション
8の他端付近の磁気ハードディスク40側には、磁気ヘ
ッドを含むヘッドスライダ12がフレクシャ10を介し
て取り付けられている。
【0024】サスペンション8の磁気ハードディスク4
0側とは反対の側には、突起担持板14が固定されてい
る。突起担持板14は、図4および図5に示されている
ように、先端部にディンプル形成によりディスク40側
に突出する球面状突起16が設けられている。球面状突
起16は、担持板14の長手方向中心軸中の所定位置に
設けられる。担持板14は、その長手方向中心軸がサス
ペンション8の長手方向中心軸に一致するように、且つ
球面状突起16がサスペンション8から見てヘッドスラ
イダ12より遠くに配置されるように、サスペンション
8に溶接(例えば、図5の破線の丸印で示した位置の溶
接)等により固定される。
【0025】ロータリ・アクチュエータ・アセンブリ1
の剛性アーム2のハブ部4は、軸受け32を介して固定
シャフト30に回動可能に結合されている。剛性アーム
2のハブ部4と一体的に成形されて固定シャフト30に
関してサスペンション8とは反対側に延びる部分には、
VCM(ボイス・コイル・モータ)36が設けられる。
VCM36の駆動力により、アーム2が固定シャフト3
0の中心軸に関して回動して、ヘッドスライダ12を磁
気ハードティスク40の所要位置に位置決めする。
【0026】傾斜台20は、ディスク40の外周付近に
配置され、ディスク40の半径方向に沿って外側に行く
に従ってディスク40の表面から離れる傾斜面24と、
この傾斜面24に続くディスク40の面に平行な平坦面
22と、この平坦面に続いて形成され、ロータリ・アク
チュエータ・アセンブリ1のロック位置を定めるパーキ
ング用凹部26とを有する。傾斜台22の凹部26の高
さは、突起16が凹部26に位置するときのヘッドスラ
イダ12の高さが、ヘッドスライダ12がディスク40
に対して書き込みまたは読み取りを行うときのフライン
グハイトと等しくなるように定められている。傾斜台2
0は、傾斜台支持部材28によって支持され、傾斜台支
持部材28は、ハウジングベース(図示せず)に固定さ
れている。
【0027】図6は、図1の実施例のロード動作におけ
る一連の状態を示す。最初、突起16は、図6(a)に
示されているように、傾斜台20の凹部26に位置しロ
ックされた状態にある(すなわち、突起16は、ステイ
位置にある)。このときのヘッドスライダ12の高さ
は、ヘッドスライダ12がディスク40に対して書き込
みまたは読み取りを行うときのフライングハイトと等し
い。次に、図6(b)に示されているように、VCM3
6によって剛性アーム2およびサスペンション8がディ
スク40の内側方向に動かされ、突起16が凹部26か
ら平坦面22へ移動する。このとき、ヘッドスライダ1
2のディスク40からのリフトアップ量は、200μm
である。図6(c)に示されているように、突起16が
平坦面22の最後の位置であるロード開始位置に到達す
ると、VCM36は一旦停止し、続いて傾斜面24に沿
って突起24を動かす(図6(d)参照)。次に、図6
(e)に示されているように、ヘッドスライダ12がデ
ィスク40から空気膜圧力を受け始めるまで、VCM3
6は、突起16を傾斜面24上に保持する。ヘッドスラ
イダ12がディスク40から空気膜圧力を受け始める
と、VCM36は、突起16をディスク40の半径方向
内側に移動させる(図6(f)参照)。これにより、ヘ
ッドスライダ12は、浮上し、ディスク40に対して読
み書きを行うことがてきる。上述のように、図6(a)
に示されたステイ位置すなわちロック位置におけるヘッ
ドスライダ12のディスク40に対する高さは、図6
(f)に示されたディスク40に対して浮上した読み書
きを行うヘッドスライダ12の高さに等しい。従って、
ロードロスは生じない。
【0028】図7は、図1の実施例のアンロード動作に
おける一連の状態を動作を示す。まず、図7(a)に示
されているように、VCM36は、ディスク40の上方
の傾斜台20の手前のスタンバイ位置において、サスペ
ンション8(従って突起16およびヘッドスライダ1
2)を停止させる。次に、VCM36は、サスペンショ
ン8をディスク40の外周へ移動させ、図7(b)に示
されているように、突起16を傾斜面24の端部に係合
させる。このときの位置が、アンロード開始位置であ
る。次に、VCM36は、サスペンション8をさらにデ
ィスク40の外周へ移動させ、これにより、突起16
は、傾斜面24上を移動し(図7(c)参照)、さらに
平坦面22上を移動し(図7(d)参照)、ディスク4
0の領域から外れ(図7(e)参照)、凹部26(すな
わちステイ位置)に到達し、ここにロックされる(図7
(f)参照)。上述のように、図7(a)に示されたス
タンバイ位置におけるヘッドスライダ12の高さ(すな
わちディスク40に対して浮上した読み書きを行うヘッ
ドスライダ12の高さ)は、図7(f)に示されたステ
イ位置すなわちロック位置におけるヘッドスライダ12
のディスク40に対する高さに等しい。従って、ロード
ロスは生じない。
【0029】図8および図9は、図1の実施例のサスペ
ンション、フレクシャおよびスライダの一構成例を示す
側面図および底面図であり、図10(a)、(b)およ
び(c)は、図8のフレクシャの詳細構成を示す側面
図、平面図および正面図である。フレクシャ10は、サ
スペンション8に固定される固定部101と、サスペン
ション8の長手方向中心軸に一致した長手方向中心軸を
有してディスク40側の面にヘッドスライダ12が取り
付けられる舌部104と、固定部101から舌部104
に平行に延びる2つの細い可撓性外側フィンガ108
と、舌部104とフィンガ108とを段差部106を介
して連結する連結部105とを有する。段差部106が
存在することにより、舌部104は、フィンガ108よ
りもディスク40に近い位置にくる。舌部104のディ
スク側とは反対側の面には、サスペンション8からの荷
重を受ける荷重受け点を構成する球面状の突起102が
形成されている。
【0030】フレクシャ10のヘッドスライダ取付面す
なわち舌部104には、ヘッドスライダ12のリーディ
ング端LEのディスクに対する離隔距離が、ヘッドスラ
イダ12のトレーリング端TEのディスクに対する離隔
距離よりも大きくなるように、角度θpが付けられてい
る。すなわち、舌部104は、フィンガ108に対して
正の取付時ピッチ角θpを有する。このような正のピッ
チ角θpを付けるには、段部106をプレスする型の凹
凸のそれぞれの側にθpの角度を付けておけばよい。
【0031】図11(a)、(b)および(c)は、従
来のフレクシャの詳細構成を示す側面図、平面図および
正面図である。図11中、図10に示された本発明の実
施例のフレクシャと同一または対応部分には、同一参照
番号の後に「P」を付して示してある。図11に示され
ているように、従来のフレクシャ10Pにおいては、舌
部104Pには、フィンガ108Pに対して角度θpが
付けられていない。
【0032】図12は、図1の実施例のローディング時
およびアンローディング時におけるスライダ12のリー
ディング端LEおよびトレーリング端TEとディスク面
との関係を示す。ヘッドの取付高さ位置(すなわちアー
ムの取付領域6の高さ)をz、サスペンション8と平行
な線をb−b、スライダ12の面すなわちフレクシャの
舌部104と平な線をc−c、ディスク面を示す線をd
−dとすると、線c−cと線b−bとのなす角度がピッ
チ角θpであり、線b−bと線d−dとのなす角度すな
わちサスペンション8とディスク面とのなす角度を(θ
z‐D)とすると、スライダ12の面とディスク面との
なす角度(θp‐D)は、 (θp‐D)=θp+(θz‐D) であるから、θp+(θz‐D)>0となる高さ位置z
にサスペンション8を取り付けることにより、(θp‐
D)>0とすることができる。
【0033】図13は、図1の実施例のローディング時
およびアンローディング時におけるスライダ12のリー
ディング端LEおよびトレーリング端TEとディスク面
との関係を示す。上述のように、θp>0および(θp
‐D)>0とすることにより、ローディング時およびア
ンローディング時においては、常に、ヘッドスライダ1
2のリーディング端LEの方が、トレーリング端TEよ
りもディスク40から大きく離隔する。従って、スライ
ダ12とディスク40の面と間の空気膜による動圧が発
生しやすいので、スライダ12が比較的高い位置あると
きから浮上力が発生するから、スライダ12とディスク
40が接触しないで、ローディングおよびアンローディ
ングを行うことができる。
【0034】図14は、フレクシャ10のスライダ取付
面とサスペンション8との角度すなわちスライダの取付
時ピッチ角θpを変化させた場合における、サスペンシ
ョン8に固定されたAEセンサの出力のローディング時
およびアンローディング時における変化を示すグラフで
ある。AE強度が大きいほど、衝突エネルギーが大きい
ことを示す。図14から明らかなように、フレクシャ1
0のヘッドスライダ取付面すなわち舌部104の角度
は、約0.3度であることが好ましい。
【0035】図15は、図1の実施例中の機械的駆動部
を制御する部分の一構成例を示す。この制御部分は、マ
イクロプロセッサ70および1チップドライブIC80
を備えている。マイクロプロセッサ70は、モードコン
トローラ71、スピンドルシーケンサ72、D/Aコン
バータ73、バッファ74およびA/Dコンバータ75
を備えている。1チップドライブIC80は、スピンド
ルドライバ81、アンロードパワー検出器82、VCM
ドライバ83、VCM‐BEMF検出器84およびVC
M速度位置検出器85を備えている。VCM速度位置検
出器85は、VCM36の位置および速度を専用に検出
するために設けられた速度位置検出装置90に対応する
ものである。VCM速度位置検出器85および速度位置
検出装置90を設けるのは、VCM36の超低速制御を
行うためである。
【0036】モードコントローラ71は、サーボ信号、
ならびにスピンドルシーケンサ72およびA/Dコンバ
ータ75の出力信号を受けて、VCM36の動作モード
を制御するとともに、ディスク40を回転駆動するスピ
ンドルモータ50の回転のストップ/スタートおよびス
ピンドルサーボのオン/オフ等のモードを制御する。ス
ピンドルシーケンサ72は、モードコントローラ71の
出力信号およびスピンドルドライバ81からのフィード
バック信号を受けて、スピンドルモータ50の回転速度
を選択し、それを示す速度信号を出力する。
【0037】スピンドルドライバ81は、スピンドルシ
ーケンサ72から速度信号を受けて、スピンドルモータ
50を駆動する。この例では、スピンドルモータ50
は、3相全波センサレスであり、ホール素子等の位置検
出素子は設けられていない。アンロードパワー検出器8
2は、電源オフ時にスピンドルモータ50の逆起電力を
整流してVCMドライバ83および速度位置検出装置9
0に供給する。
【0038】D/Aコンバータ73は、モードコントロ
ーラ71から出力されるディジタル信号をアナログ信号
に変換する。バッファ74は、D/Aコンバータ73の
出力信号をVCMドライバ83に入力するための前置増
幅器である。ドライバ83は、バッファ74の出力信号
を受けて、VCM36を駆動する。
【0039】BEMF検出器84は、VCM36のコイ
ルからの逆emf信号およびVCMドライバ83の出力
信号から、VCM36の位置および速度を示すアナログ
信号を出力する。A/Dコンバータ75は、BEMF検
出器84またはVCM速度位置検出器85から出力され
るアナログ信号をディジタル信号に変換してモードコン
トローラ71に出力する。
【0040】図15の制御部の通常使用状態すなわちヘ
ッドによつてディスク40にデータの読み書きを行うと
きには、マイクロプロセッサ70に入力されるサーボ信
号により、モードコントローラ71、D/Aコンバータ
73、バッファ74およびVCMドライバ83を介して
VCM36が制御され、モードコントローラ71、スピ
ンドルシーケンサ72およびスピンドルドライバ81を
介して、スピンドルモータ50が制御される。
【0041】図16は、図1の実施例のロード時および
アンロード時のディスク回転数の一例を示す。図16に
示されているように、図15のスピンドルシーケンサ7
2およびスピンドルドライバ81は、ローディング時お
よびアンローディング時において、ディスク40の回転
数が、ヘッドスライダ12のフライング最低速度以上で
あって、定常回転数より小さい値になるように、スピン
ドルモータ50を制御する。
【0042】図17は、ディスク40の回転数をヘッド
スライダ12のフライング最低速度以上であって、定常
回転数より小さい値にしてローディングを行ったときの
サスペンション8に固定されたAEセンサの出力の一例
を示し、図18は、ディスク40の回転数をヘッドスラ
イダ12のフライング最低速度以上であって、定常回転
数より小さい値にしてアンローディングを行ったときの
サスペンション8に固定されたAEセンサの出力の一例
を示し、図19は、ディスク40の回転数を定常回転数
にしてローディングを行ったときのサスペンション8に
固定されたAEセンサの出力の一例を示し、図20は、
ディスク40の回転数を定常回転数にしてアンローディ
ングを行ったときのサスペンション8に固定されたAE
センサの出力の一例を示し、図21は、第1の公知製品
においてディスクの回転数を定常回転数にしてローディ
ングを行ったときのサスペンョンに固定されたAEセン
サの出力の一例を示し、図22は、第1の公知製品にお
いてディスクの回転数を定常回転数にしてアンローディ
ングを行ったときのサスペンションに固定されたAEセ
ンサの出力の一例を示し、図23は、第2の公知製品に
おいてディスクの回転数を定常回転数にしてローディン
グを行ったときのサスペンションに固定されたAEセン
サの出力の一例を示し、図24は、第2の公知製品にお
いてディスクの回転数を定常回転数にしてアンローディ
ングを行ったときのサスペンションに固定されたAEセ
ンサの出力の一例を示す。これらの図において、VCM
θ方向とは、ディスクの半径方向を意味し、Z方向と
は、ディスク面に対して垂直な方向を意味する。
【0043】図17乃至図24から明かなように、ロー
ディング時およびアンローディング時に、ディスク40
の回転数を、ヘッドスライダ12のフライング最低速度
以上であって、定常回転数より小さい値にすると、AE
波レベルすなわち衝突エネルギーが小さくなるから、
(a)ロール角やピッチ角が発生し、ヘッドスライダ1
2の姿勢が悪くなっても、ヘッドスライダ12とディス
ク40との衝突エネルギーを最小に抑制でき、(b)部
品公差や組立公差に起因してヘッドスライダ12の姿勢
が悪くなっても、ヘッドスライダ12とディスク40と
の衝突エネルギーを最小に抑制でき、(c)外部からの
振動や衝撃により、ヘッドスライダ12の姿勢が悪くな
っても、ヘッドスライダ12とディスク40との衝突エ
ネルギーを最小に抑制でき、(d)ヘッドスライダ12
の姿勢が悪くならなければ、ヘッドスライダ12とディ
スク40との衝突エネルギーは0となる。
【0044】図25は、ヘッドピッチ角を+0.135
゜として、ディスク面に対して垂直の方向のヘッド・ロ
ーディング速度を変化させたときのサスペンションに固
定されたAEセンサの出力の一例を示し、図26は、ヘ
ッドピッチ角を−0.235゜として、ディスク面に対
して垂直の方向のヘッド・ローディング速度を変化させ
たときのサスペンションに固定されたAEセンサの出力
の一例を示す。図25および図26の実験結果から、デ
ィスク面に対して垂直の方向のヘッド・ローディング速
度の推奨範囲は、図27に示されているように、10m
m/sec以下3mm/sec以上である。また、ディ
スク面に対して垂直の方向のヘッド・アンローディング
速度の推奨範囲も、図28に示されているように、10
mm/sec以下3mm/sec以上である。
【0045】図29および図30は、本発明を磁気ハー
ドディスクドライブに適用した場合の第2実施例におけ
るサスペンション、フレクシャおよびスライダの構成を
示す底面図および側面図であり、図31は、図29およ
び図30のサスペンション、フレクシャおよびスライダ
の長手方向中心軸に沿う断面図であり、図32は、図3
1に示された断面のうちフレクシャを詳細に示す断面図
であり、図33は、図29の線B−Bに沿う断面図であ
る。これらの図に示された第2実施例と図1乃至図5等
に示された第1実施例との大きな相違点は、第2実施例
においては、ディスク側に突出する球面状突起16Aが
サスペンション8Aに直接形成されている点、フレクシ
ャ10Aがいわゆるラウンド型である点、ならびにサス
ペンション8Aの両側部に形成されるフランジ9Aが折
り返し部を有する点にある。
【0046】フレクシャ10Aは、θp>0となるよう
にサスペンション8Aに固定されたており、従って、図
8の例と同様に、フレクシャ10Aに取り付けられるス
ライダ12の面の角度もθp>0となり、スライダ12
の面とディスク面との角度も(θp‐D)>0とするこ
とができる。よって、図8の例と同様に、スライダ12
とディスクが接触しないで、ローディングおよびアンロ
ーディングを行うことができる。なお、フレクシャ10
Aのサスペンション8Aに対する角度すなわちヘッドス
ライダ12の取付時ピッチ角θpは、図8の例と同様
に、約0.3度であることが好ましい。
【0047】図34および図35は、本発明を磁気ハー
ドディスクドライブに適用した場合の第3実施例におけ
るサスペンションおよびフレクシャの構成を示す底面図
および側面図であり、図36は、図34の線F−Fに沿
う断面図であり、図37は、図34に示されたフレクシ
ャを詳細に示す底面図であり、図38は、図37の線G
−Gに沿う断面図である。これらの図に示された第3実
施例は、図29乃至図33に示された第2実施例と同様
に、ディスク側に突出する球面状突起16Bがサスペン
ション8Bに直接形成され、フレクシャ10Bがいわゆ
るラウンド型である。第2実施例との相違点は、サスペ
ンション8Bの両側部に形成されるフランジ9Bに折り
返し部が無い点である。
【0048】フレクシャ10Bは、第2実施例と同様
に、θp>0となるようにサスペンション8Bに固定さ
れており、従って、フレクシャ10Bに取り付けられる
スライダ12の面の角度もθp>0となる。なお、フレ
クシャ10Bのサスペンション8Bに対する角度すなわ
ちヘッドスライダ12の取付時ピッチ角θpは、第2実
施例と同様に、約0.3度であることが好ましい。
【0049】図39は、本発明の第3実施例におけるア
ンロード時のサスペンション、フレクシャおよびスライ
ダの状態を示す断面図であり、図40は、本発明の第3
実施例におけるロード時のサスペンション、フレクシャ
およびスライダの状態を示す断面図である。図40に示
されているように、スライダ12の面とディスク面との
角度も(θp‐D)>0とすることができるので、スラ
イダ12とディスクが接触しないで、ローディングおよ
びアンローディングを行うことができる。
【0050】なお、上記実施例は、ヘッドを支持するア
ームが磁気ディスクの上側に配置される例であるが、本
発明は、これに限定されず、アームが磁気ディスクの下
側に配置される場合にも適用できる。
【0051】また、本発明は、磁気ディスクが1枚の場
合に限らず、複数枚の場合にも適用できる。
【0052】さらに、本発明は、磁気ディスクに限ら
ず、光ディスクおよび光磁気ディスクにも適用できる。
【0053】
【発明の効果】本発明のディスク装置によれば、ローデ
ィング時およびアンローディング時に傾斜台の傾斜面と
係合する突起を、サスペンションのフレクシャ取付位置
を越えた端部に配設したので、アンローディング時にヘ
ッドスライダをリフトアップする力を小さくできる。ま
た、突起が球面状にしたので、傾斜面とは点状に接触す
るから、摺動面積が小さくなり、摺動による汚染が小さ
くなるとともに、摺動抵抗が安定する。また、突起が傾
斜面と点状に接触するから、傾斜台の配設精度を高くす
る必要がない。さらに、サスペンションは、球面状突起
を介して、傾斜面に係合するので、突起に関してロール
運動を行うことができるから、サスペンションによって
支持されるヘッドスライダの姿勢をディスクに平行に保
つことができる。
【0054】本発明のディスク装置によれば、サスペン
ションの突起が傾斜台の凹部に位置するときのヘッドス
ライダの高さを、ヘッドスライダがディスクに対して書
き込みまたは読み取りを行うときのフライングハイトと
等しくなるようにしたので、通常動作時およびロック時
(すなわちパーキング時)にサスペンションにかかる荷
重は等しくなるから、ロードロスを無くすことができ
る。
【0055】本発明のディスク装置によれば、ヘッドス
ライダのリーディング端のディスクに対する離隔距離
が、ヘッドスライダのトレーリング端のディスクに対す
る離隔距離よりも大きくなるように、フレクシャのヘッ
ドスライダ取付面に角度を付けたので、ローディング時
およびアンローディング時においては、常に、ヘッドス
ライダのリーディング端の方が、トレーリング端よりも
大きくディスクから離隔するから、スライダとディスク
が接触しないで、ローディングおよびアンローディング
を行うことができる。例え、接触しても弱い接触であ
り、スライダとデススクのダメージが少なく、損傷が発
生しにくい。
【0056】本発明のディスク装置によれば、ローディ
ング時およびアンローディング時の少なくとも一方にお
いて、ディスクの回転数を、ヘッドスライダのフライン
グ最低速度以上であって、定常回転数より小さい値に制
御するようにしたので、ヘッドスライダとディスクとが
接触しても衝突エネルギーを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を磁気ハードディスクドライブに適用し
た場合の第1実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例に使用されるロータリ・アクチュ
エータ・アセンブリの一構成例を示す平面図である。
【図3】図1の実施例に使用されるロータリ・アクチュ
エータ・アセンブリの一構成例を示す側面図である。
【図4】図3に示されたロータリ・アクチュエータ・ア
センブリのうち突起担持板を拡大して示す側面図であ
る。
【図5】図2に示されたロータリ・アクチュエータ・ア
センブリのうち突起担持板を拡大して示す平面図であ
る。
【図6】図1の実施例のロード動作における一連の状態
を示す側面図である。
【図7】図1の実施例のアンロード動作における一連の
状態を動作を示す側面図である。
【図8】図1の実施例のサスペンション、フレクシャお
よびスライダの一構成例を示す側面図である。
【図9】図1の実施例のサスペンション、フレクシャお
よびスライダの一構成例を示す底面図である。
【図10】図8のフレクシャの詳細構成を示す側面図、
平面図および正面図である。
【図11】従来のフレクシャの詳細構成を示す側面図、
平面図および正面図である。
【図12】図1の実施例のサスペンション、フレクシ
ャ、スライダおよびディスク面の角度関係を示す底面図
である。
【図13】図1の実施例のローディング時およびアンロ
ーディング時におけるスライダのリーディング端および
トレーリング端とディスク面との関係を示す側面図であ
る。
【図14】フレクシャのスライダ取付面とサスペンショ
ンとの角度すなわちスライダの取付時ピッチ角θpを変
化させたときの、サスペンション8に固定されたAEセ
ンサの出力の変化を示すグラフである。
【図15】図1の実施例の制御部の一構成例を示すブロ
ック図である。
【図16】図1の実施例のロード時およびアンロード時
のディスク回転数の一例を示すグラフである。
【図17】ディスクの回転数をヘッドスライダのフライ
ング最低速度以上であって、定常回転数より小さい値に
してローディングを行ったときのサスペンションに固定
されたAEセンサの出力の一例を示すグラフである。
【図18】ディスクの回転数をヘッドスライダのフライ
ング最低速度以上であって、定常回転数より小さい値に
してアンローディングを行ったときのサスペンションに
固定されたAEセンサの出力の一例を示すグラフであ
る。
【図19】ディスクの回転数を定常回転数にしてローデ
ィングを行ったときのサスペンションに固定されたAE
センサの出力の一例を示すグラフである。
【図20】ディスクの回転数を定常回転数にしてアンロ
ーディングを行ったときのサスペンションに固定された
AEセンサの出力の一例を示すグラフである。
【図21】第1の公知製品においてディスクの回転数を
定常回転数にしてローディングを行ったときのサスペン
ョンに固定されたAEセンサの出力の一例を示すグラフ
である。
【図22】第1の公知製品においてディスクの回転数を
定常回転数にしてアンローディングを行ったときのサス
ペンションに固定されたAEセンサの出力の一例を示す
グラフである。
【図23】第2の公知製品においてディスクの回転数を
定常回転数にしてローディングを行ったときのサスペン
ションに固定されたAEセンサの出力の一例を示すグラ
フである。
【図24】第2の公知製品においてディスクの回転数を
定常回転数にしてアンローディングを行ったときのサス
ペンションに固定されたAEセンサの出力の一例を示す
グラフである。
【図25】ヘッドピッチ角を+0.135゜として、デ
ィスク面に対して垂直の方向のヘッド・ローディング速
度を変化させたときのサスペンションに固定されたAE
センサの出力の一例を示すグラフである。
【図26】ヘッドピッチ角を−0.235゜として、デ
ィスク面に対して垂直の方向のヘッド・ローディング速
度を変化させたときのサスペンションに固定されたAE
センサの出力の一例を示すグラフである。
【図27】ディスク面に対して垂直の方向のヘッド・ロ
ーディング速度の推奨範囲を示すグラフである。
【図28】ディスク面に対して垂直の方向のヘッド・ア
ンローディング速度の推奨範囲を示すグラフである。
【図29】本発明を磁気ハードディスクドライブに適用
した場合の第2実施例におけるサスペンション、フレク
シャおよびスライダの構成を示す底面図である。
【図30】本発明を磁気ハードディスクドライブに適用
した場合の第2実施例におけるサスペンション、フレク
シャおよびスライダの構成を示す側面図である。
【図31】図29および図30に示されたサスペンショ
ン、フレクシャおよびスライダの長手方向中心軸に沿う
断面図である。
【図32】図31に示された断面のうちフレクシャを詳
細に示す断面図である。
【図33】図29の線B−Bに沿う断面図である。
【図34】本発明を磁気ハードディスクドライブに適用
した場合の第3実施例におけるサスペンションおよびフ
レクシャの構成を示す底面図である。
【図35】本発明を磁気ハードディスクドライブに適用
した場合の第3実施例におけるサスペンションおよびフ
レクシャの構成を示す側面図である。
【図36】図34の線F−Fに沿う断面図である。
【図37】図34に示されたフレクシャを詳細に示す底
面図である。
【図38】図37の線G−Gに沿う断面図である。
【図39】本発明の第3実施例におけるアンロード時の
サスペンション、フレクシャおよびスライダの状態を示
す断面図である。
【図40】本発明の第3実施例におけるロード時のサス
ペンション、フレクシャおよびスライダの状態を示す断
面図である。
【図41】従来のローディング時およびアンローディン
グ時におけるスライダのリーディング端およびトレーリ
ング端とディスク面との関係を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ロータリ・アクチュエータ・アセンブリ, 2 剛
性アーム, 8,8A,8B サスペンション, 1
0,10A,10B フレクシャ, 12 ヘッドスラ
イダ, 14 突起担持板, 16,16A,16B
球面状突起, 20 傾斜台, 22 平坦面, 24
傾斜面, 26 凹部, 36 ボイスコイルモー
タ, 50 スピンドルモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドスライダを支持するアームを動か
    して、前記ヘッドスライダをディスクの所要位置に位置
    決めするディスク装置において、 一端が前記アームに固定されるサスペンションと、 前記サスペンションの他端付近に配設されて、前記ヘッ
    ドスライダが取り付けられるフレクシャと、 前記ディスクとの距離が前記ディスクの半径方向の外側
    に行くに従って大きくなる傾斜面を有する傾斜台と、 ローディング時およびアンローディング時に前記傾斜台
    と係合し、前記ディスク側に突出するように前記サスペ
    ンションに設けられた球面状の突起と、 ローディング時およびアンローディング時に、前記球面
    状の突起を前記傾斜面に係合させて動かすために、前記
    アームを動かす駆動源と、 ローディング時およびアンローディング時の少なくとも
    一方において、前記ディスクの回転数を前記ヘッドスラ
    イダのフライング最低速度以上であって、定常回転数よ
    り小さい値に制御する制御手段とを備えることを特徴と
    するディスク装置。
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