JP2002024939A - Ｐｏｓ端末装置 - Google Patents
Ｐｏｓ端末装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＰＯＳ端末とプリンタを別筐体としつつ、そ
の一体性を高め、これによって設置占有面積を縮小する
と共に、外観デザイン上の統一性を向上させる。 【解決手段】 ＰＯＳ端末装置１０は、プリンタの機能
を内蔵したプリンタ筐体１２と、ＰＯＳ端末の機能を内
蔵するＰＯＳ端末筐体１４とを備える。プリンタ筐体１
２は、少なくとも上面１２ｄ、背面１２ｃ及び使用者に
対するインタフェースを備えた前面１２ａを有し、ＰＯ
Ｓ端末筐体１４は、前記プリンタ筐体の背面１２ｃに沿
って配置される本体部と、前記プリンタ筐体の上面１２
ｄ上に配置される天板部３２とを有する。ＰＯＳ端末筐
体１４は、プリンタ筐体１２を覆うように設置されるの
でその一体性が高まり、設置占有面積を小さくすること
ができると共に、外観デザインの統一性を保証できるよ
うになる。
の一体性を高め、これによって設置占有面積を縮小する
と共に、外観デザイン上の統一性を向上させる。 【解決手段】 ＰＯＳ端末装置１０は、プリンタの機能
を内蔵したプリンタ筐体１２と、ＰＯＳ端末の機能を内
蔵するＰＯＳ端末筐体１４とを備える。プリンタ筐体１
２は、少なくとも上面１２ｄ、背面１２ｃ及び使用者に
対するインタフェースを備えた前面１２ａを有し、ＰＯ
Ｓ端末筐体１４は、前記プリンタ筐体の背面１２ｃに沿
って配置される本体部と、前記プリンタ筐体の上面１２
ｄ上に配置される天板部３２とを有する。ＰＯＳ端末筐
体１４は、プリンタ筐体１２を覆うように設置されるの
でその一体性が高まり、設置占有面積を小さくすること
ができると共に、外観デザインの統一性を保証できるよ
うになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれ独立した
筐体を有するプリンタとＰＯＳ端末とを一体にしてなる
ＰＯＳ端末装置に関する。
筐体を有するプリンタとＰＯＳ端末とを一体にしてなる
ＰＯＳ端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】店舗におけるキャッシュレジスタなどと
して用いられるＰＯＳ（Point of Sales）端末が知られ
ている。広く採用されているＰＯＳ端末では、通常レシ
ートや伝票等の出力用にプリンタを別に用意し、これに
よってＰＯＳ端末装置を構成するようにしている。
して用いられるＰＯＳ（Point of Sales）端末が知られ
ている。広く採用されているＰＯＳ端末では、通常レシ
ートや伝票等の出力用にプリンタを別に用意し、これに
よってＰＯＳ端末装置を構成するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ＰＯＳ
端末とプリンタとを別筐体で構成する場合、その設置占
有面積が大となり、また外観のデザイン上の統一が失わ
れるという問題がある。
端末とプリンタとを別筐体で構成する場合、その設置占
有面積が大となり、また外観のデザイン上の統一が失わ
れるという問題がある。
【０００４】一方で、ＰＯＳ端末とプリンタの機能を一
つの筐体内に収めた構成のＰＯＳ端末装置が提供されて
いる。しかしながら、この種のＰＯＳ端末装置において
は、ＰＯＳ端末又はプリンタの機能を独立して交換する
ことが困難であり、利用者の装置に対する要望の変化に
応じて柔軟に装置構成を変更することができない。
つの筐体内に収めた構成のＰＯＳ端末装置が提供されて
いる。しかしながら、この種のＰＯＳ端末装置において
は、ＰＯＳ端末又はプリンタの機能を独立して交換する
ことが困難であり、利用者の装置に対する要望の変化に
応じて柔軟に装置構成を変更することができない。
【０００５】従って本発明の目的は、ＰＯＳ端末とプリ
ンタを別筐体としつつ、その一体性を高め、これによっ
て設置占有面積を縮小すると共に、外観デザイン上の統
一性を向上させることにある。
ンタを別筐体としつつ、その一体性を高め、これによっ
て設置占有面積を縮小すると共に、外観デザイン上の統
一性を向上させることにある。
【０００６】また、本発明の別の目的は、ＰＯＳ端末と
プリンタとを別筐体で構成し、これによってこれらを独
立して交換できるようにすると共に、該プリンタを他の
形態のＰＯＳ端末とも使用できるようにすることにあ
る。
プリンタとを別筐体で構成し、これによってこれらを独
立して交換できるようにすると共に、該プリンタを他の
形態のＰＯＳ端末とも使用できるようにすることにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のＰＯＳ端末装置は、プリンタの機能を内蔵した
プリンタ筐体であって、少なくとも上面、側面及び使用
者に対するインタフェースを備えた前面を有するもの
と、ＰＯＳ端末の機能を内蔵し前記プリンタ筐体の側面
に沿って配置される本体部と、前記プリンタ筐体の上面
上に配置される天板部とを有するＰＯＳ端末筐体とを備
えて構成される。
本発明のＰＯＳ端末装置は、プリンタの機能を内蔵した
プリンタ筐体であって、少なくとも上面、側面及び使用
者に対するインタフェースを備えた前面を有するもの
と、ＰＯＳ端末の機能を内蔵し前記プリンタ筐体の側面
に沿って配置される本体部と、前記プリンタ筐体の上面
上に配置される天板部とを有するＰＯＳ端末筐体とを備
えて構成される。
【０００８】このようにしてＰＯＳ端末筐体は、プリン
タ筐体を覆うように設置されるのでその一体性が高ま
り、設置占有面積を小さくすることができると共に、外
観デザインの統一性を保証できるようになる。
タ筐体を覆うように設置されるのでその一体性が高ま
り、設置占有面積を小さくすることができると共に、外
観デザインの統一性を保証できるようになる。
【０００９】また、本発明は、前記ＰＯＳ端末筐体の天
板部上に、使用者用のディスプレイ体を備えることがで
きる。
板部上に、使用者用のディスプレイ体を備えることがで
きる。
【００１０】この場合に、前記使用者用のディスプレイ
体が、その表示領域上に使用者による入力機能を備える
ことができる。
体が、その表示領域上に使用者による入力機能を備える
ことができる。
【００１１】また、前記使用者用のディスプレイ体が、
決済カードの情報読み取り装置を備えることができる。
決済カードの情報読み取り装置を備えることができる。
【００１２】更に、前記ＰＯＳ端末筐体の天板部は、そ
の内部に前記使用者用のディスプレイからの配線を前記
本体部内に導くための空間を有することが好ましい。
の内部に前記使用者用のディスプレイからの配線を前記
本体部内に導くための空間を有することが好ましい。
【００１３】また、本発明は、前記ＰＯＳ端末筐体上
に、顧客向けのディスプレイを備えることができる。
に、顧客向けのディスプレイを備えることができる。
【００１４】更に、前記ＰＯＳ端末筐体は、前記プリン
タ筐体下に配置される下板フレームを備えることが好ま
しい。
タ筐体下に配置される下板フレームを備えることが好ま
しい。
【００１５】この場合に、前記プリンタ筐体は、その下
面に脚部を備え、前記ＰＯＳ端末筐体の下板フレーム
が、前記脚部に係合されることが好ましい。
面に脚部を備え、前記ＰＯＳ端末筐体の下板フレーム
が、前記脚部に係合されることが好ましい。
【００１６】本発明において、前記ＰＯＳ端末筐体は、
前記天板部に沿う第１の水平部、前記プリンタ筐体下に
配置される第２の水平部、及び前記本体部に沿う垂直部
を備えた補強フレームを更に備えることが好ましい。
前記天板部に沿う第１の水平部、前記プリンタ筐体下に
配置される第２の水平部、及び前記本体部に沿う垂直部
を備えた補強フレームを更に備えることが好ましい。
【００１７】ここで、前記ＰＯＳ端末筐体の本体部は、
前記プリンタ筐体の前面と反対側の背面に沿って配置さ
れることが好ましい。
前記プリンタ筐体の前面と反対側の背面に沿って配置さ
れることが好ましい。
【００１８】また、前記ＰＯＳ端末筐体の本体部は、該
本体部に対し着脱自在の背面カバーを備えることができ
る。
本体部に対し着脱自在の背面カバーを備えることができ
る。
【００１９】本発明において、前記プリンタ筐体の幅寸
法と前記ＰＯＳ端末筐体の幅寸法が略一致されることが
好ましい。
法と前記ＰＯＳ端末筐体の幅寸法が略一致されることが
好ましい。
【００２０】本発明はまた、ＰＯＳ端末に関する。すな
わち本発明は、プリンタの機能を内蔵したプリンタ筐体
に装着されるＰＯＳ端末であって、前記プリンタ筐体
が、少なくとも上面、側面及び使用者に対するインタフ
ェースを備えた前面を有するものにおいて、ＰＯＳ端末
の機能を内蔵し前記プリンタ筐体の側面に沿って配置さ
れる本体部と、前記プリンタ筐体の上面上に配置される
天板部とを有する。
わち本発明は、プリンタの機能を内蔵したプリンタ筐体
に装着されるＰＯＳ端末であって、前記プリンタ筐体
が、少なくとも上面、側面及び使用者に対するインタフ
ェースを備えた前面を有するものにおいて、ＰＯＳ端末
の機能を内蔵し前記プリンタ筐体の側面に沿って配置さ
れる本体部と、前記プリンタ筐体の上面上に配置される
天板部とを有する。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って詳細に説明する。図１及び図２は、本発明の一
実施形態に係るＰＯＳ端末装置の正面側から見た外観斜
視図及び背面側から見た外観斜視図である。これら図に
おいてＰＯＳ端末装置１０は、基本的に２つの筐体部
分、すなわちプリンタ筐体１２及びＰＯＳ端末筐体１４
で構成される。概略箱型状のプリンタ筐体１２に対しＰ
ＯＳ端末筐体１４を装着し、両装置間のインタフェース
を接続することによって、ＰＯＳ端末装置１０が機能さ
れる。ＰＯＳ端末筐体１４は、プリンタ筐体１２の外観
形状に合わせて形成されており、図に示す装着状態にお
いてこれらは外観上一体的になる。ＰＯＳ端末筐体１４
は、後述するように、オペレータによって使用されるタ
ッチパネルディスプレイ１６及び顧客向けの小型ディス
プレイ１８（図２を参照）をその上部に備えている。
に沿って詳細に説明する。図１及び図２は、本発明の一
実施形態に係るＰＯＳ端末装置の正面側から見た外観斜
視図及び背面側から見た外観斜視図である。これら図に
おいてＰＯＳ端末装置１０は、基本的に２つの筐体部
分、すなわちプリンタ筐体１２及びＰＯＳ端末筐体１４
で構成される。概略箱型状のプリンタ筐体１２に対しＰ
ＯＳ端末筐体１４を装着し、両装置間のインタフェース
を接続することによって、ＰＯＳ端末装置１０が機能さ
れる。ＰＯＳ端末筐体１４は、プリンタ筐体１２の外観
形状に合わせて形成されており、図に示す装着状態にお
いてこれらは外観上一体的になる。ＰＯＳ端末筐体１４
は、後述するように、オペレータによって使用されるタ
ッチパネルディスプレイ１６及び顧客向けの小型ディス
プレイ１８（図２を参照）をその上部に備えている。
【００２２】図３は、プリンタ筐体１２に対しＰＯＳ端
末筐体１４を取り外した状態におけるこれらの正面側か
ら見た外観斜視図を示しており、更に図４は、ＰＯＳ端
末筐体１４を分解した状態におけるこれらの背面側から
見た外観斜視図を示している。これらの図により各筐体
の構成が明らかにされている。以下の説明では、前記図
１及び図２と共に図３及び図４を参照する。
末筐体１４を取り外した状態におけるこれらの正面側か
ら見た外観斜視図を示しており、更に図４は、ＰＯＳ端
末筐体１４を分解した状態におけるこれらの背面側から
見た外観斜視図を示している。これらの図により各筐体
の構成が明らかにされている。以下の説明では、前記図
１及び図２と共に図３及び図４を参照する。
【００２３】プリンタ筐体１２は、プラスチックなどの
樹脂で成型された概略箱型状をなし、その前面をオペレ
ータによる操作面１２ａとして備える。操作面１２ａに
は、用紙の排出口２０、操作ボタンや状態表示ＬＥＤを
含む操作パネル２２、インクカートリッジ収納部２４及
び電源スイッチ２６が設置されており、オペレータに対
するプリンタのインタフェースがここに集約されてい
る。プリンタ筐体１２は、その内部にプリンタの機能を
実現する構成部品（印刷機構部、ロール紙収納部、制御
部、電源部など）を備えており、該機能によってロール
紙上に印刷を行い、これを前記排出口２０からオペレー
タに向けて排出可能とする。プリンタ筐体１２は、ま
た、２つの側面１２ｂ、背面１２ｃ、上面１２ｄ及び底
面１２ｅを有する。これらの面は平面的に構成され、背
面１２ｃ、上面１２ｄ及び底面１２ｅには、ＰＯＳ端末
筐体１４の各面が接触される。
樹脂で成型された概略箱型状をなし、その前面をオペレ
ータによる操作面１２ａとして備える。操作面１２ａに
は、用紙の排出口２０、操作ボタンや状態表示ＬＥＤを
含む操作パネル２２、インクカートリッジ収納部２４及
び電源スイッチ２６が設置されており、オペレータに対
するプリンタのインタフェースがここに集約されてい
る。プリンタ筐体１２は、その内部にプリンタの機能を
実現する構成部品（印刷機構部、ロール紙収納部、制御
部、電源部など）を備えており、該機能によってロール
紙上に印刷を行い、これを前記排出口２０からオペレー
タに向けて排出可能とする。プリンタ筐体１２は、ま
た、２つの側面１２ｂ、背面１２ｃ、上面１２ｄ及び底
面１２ｅを有する。これらの面は平面的に構成され、背
面１２ｃ、上面１２ｄ及び底面１２ｅには、ＰＯＳ端末
筐体１４の各面が接触される。
【００２４】ＰＯＳ端末筐体１４は、コの字状に湾曲さ
れた金属製の補強フレーム２８を含んでいる。ＰＯＳ端
末筐体１４をプリンタ筐体１２に装着したときに、補強
フレーム２８の下水平板２８ａはプリンタ筐体の底面１
２ｅの下に位置し、垂直板２８ｂはプリンタ筐体の背面
１２ｃの後ろに位置し、更に上水平板２８ｃはプリンタ
筐体の上面１２ｄの上に位置し、これによってＰＯＳ端
末１４はプリンタ筐体１２を囲むように設置される。
れた金属製の補強フレーム２８を含んでいる。ＰＯＳ端
末筐体１４をプリンタ筐体１２に装着したときに、補強
フレーム２８の下水平板２８ａはプリンタ筐体の底面１
２ｅの下に位置し、垂直板２８ｂはプリンタ筐体の背面
１２ｃの後ろに位置し、更に上水平板２８ｃはプリンタ
筐体の上面１２ｄの上に位置し、これによってＰＯＳ端
末１４はプリンタ筐体１２を囲むように設置される。
【００２５】補強フレームの下水平板２８ａには、複数
の係合孔２８ｄが形成されており、後述するように、こ
れらはプリンタ筐体の底面１２ｅに備えられた脚部に係
合し、プリンタ筐体１２に対しＰＯＳ端末筐体１４を固
定する。補強フレーム２８の垂直板２８ｂには、ＰＯＳ
端末の機能を実現する構成部品２９が取り付けられる。
すなわち、コントローラチップ、メモリモジュール、イ
ンタフェースコネクタ等を備えた制御ボード、電源ユニ
ットなどがここに固定されている。垂直板２８ｂの外側
には、プリンタ筐体１２と同一素材の背面カバー３０が
備えられ、これがＰＯＳ端末装置１０の背面を構成す
る。背面カバー３０は、図１及び図２に示すように、Ｐ
ＯＳ端末筐体１４がプリンタ筐体１２に取り付けられた
ときに、その両側片３０ａが、プリンタ筐体の両側面１
２ｂに連続し、そのデザインにおいて一体性が確保され
ている。該背面カバー３０を補強フレーム２８から取り
外すことによって、保守、点検等のためにＰＯＳ端末の
機能部品へアクセスすることが可能となる。
の係合孔２８ｄが形成されており、後述するように、こ
れらはプリンタ筐体の底面１２ｅに備えられた脚部に係
合し、プリンタ筐体１２に対しＰＯＳ端末筐体１４を固
定する。補強フレーム２８の垂直板２８ｂには、ＰＯＳ
端末の機能を実現する構成部品２９が取り付けられる。
すなわち、コントローラチップ、メモリモジュール、イ
ンタフェースコネクタ等を備えた制御ボード、電源ユニ
ットなどがここに固定されている。垂直板２８ｂの外側
には、プリンタ筐体１２と同一素材の背面カバー３０が
備えられ、これがＰＯＳ端末装置１０の背面を構成す
る。背面カバー３０は、図１及び図２に示すように、Ｐ
ＯＳ端末筐体１４がプリンタ筐体１２に取り付けられた
ときに、その両側片３０ａが、プリンタ筐体の両側面１
２ｂに連続し、そのデザインにおいて一体性が確保され
ている。該背面カバー３０を補強フレーム２８から取り
外すことによって、保守、点検等のためにＰＯＳ端末の
機能部品へアクセスすることが可能となる。
【００２６】補強フレーム２８の上水平板２８ｃには、
プリンタ筐体１２と同一素材からなる上面カバー３２が
取り付けられている。上面カバー３２は、略プリンタ筐
体１２の上面１２ｄに一致する形状を有しており、プリ
ンタ筐体１２にＰＯＳ端末筐体１４が取り付けられたと
きに、プリンタ筐体の上面１２ｄに完全に重なってその
デザイン性を損なうことがないようにされている。上面
カバー３２の上部前方（すなわち、プリンタ筐体の操作
面側）には、タッチパネルディスプレイ１６が設置され
る。すなわち上水平板２８ｃに形成された支持部２８ｅ
を介して、タッチパネルディスプレイ１６はその角度を
調整可能に取り付けられている。タッチパネルディスプ
レイ１６は、オペレータによるＰＯＳ端末への情報の入
力及びＰＯＳ端末からオペレータへの情報の表示を共に
実現するユーザインタフェースである。また、上面カバ
ーの上部後方（すなわちプリンタ筐体の背面側）には、
顧客向けの小型ディスプレイ１８が設置されている。小
型ディスプレイ１８は、上面カバー３２に形成された支
持孔３２ａを介して、その角度を調整可能に取り付けら
れている。小型ディスプレイ１８は、顧客に対し支払い
金額その他の情報（例えば、広告）を表示可能にする。
ここで、前記補強フレーム２８の上水平板２８ｃの上面
と上面カバー３２の下面との間には空間が形成されてお
り、前記タッチパネルディスプレイ１６とＰＯＳ端末の
制御ボードとを結ぶインタフェースケーブル３４は、こ
の中を配線される。
プリンタ筐体１２と同一素材からなる上面カバー３２が
取り付けられている。上面カバー３２は、略プリンタ筐
体１２の上面１２ｄに一致する形状を有しており、プリ
ンタ筐体１２にＰＯＳ端末筐体１４が取り付けられたと
きに、プリンタ筐体の上面１２ｄに完全に重なってその
デザイン性を損なうことがないようにされている。上面
カバー３２の上部前方（すなわち、プリンタ筐体の操作
面側）には、タッチパネルディスプレイ１６が設置され
る。すなわち上水平板２８ｃに形成された支持部２８ｅ
を介して、タッチパネルディスプレイ１６はその角度を
調整可能に取り付けられている。タッチパネルディスプ
レイ１６は、オペレータによるＰＯＳ端末への情報の入
力及びＰＯＳ端末からオペレータへの情報の表示を共に
実現するユーザインタフェースである。また、上面カバ
ーの上部後方（すなわちプリンタ筐体の背面側）には、
顧客向けの小型ディスプレイ１８が設置されている。小
型ディスプレイ１８は、上面カバー３２に形成された支
持孔３２ａを介して、その角度を調整可能に取り付けら
れている。小型ディスプレイ１８は、顧客に対し支払い
金額その他の情報（例えば、広告）を表示可能にする。
ここで、前記補強フレーム２８の上水平板２８ｃの上面
と上面カバー３２の下面との間には空間が形成されてお
り、前記タッチパネルディスプレイ１６とＰＯＳ端末の
制御ボードとを結ぶインタフェースケーブル３４は、こ
の中を配線される。
【００２７】図５は、プリンタ筐体１２にＰＯＳ端末筐
体１４を装着する前の状態における側面図を示してお
り、また図６は、プリンタ筐体１２にＰＯＳ端末筐体１
４を装着した後の状態における側面図を示している。図
４で示すように、ＰＯＳ端末筐体１４は、側面から見て
コの字状の形態を有し、プリンタ筐体１２の後方から装
着可能にされる。すなわち、図５の状態からＰＯＳ端末
筐体１４を前方に移動し、補強フレーム２８の下水平板
２８ａをプリンタ筐体１２の底面１２ｅに滑り込ませる
（プリンタ筐体１２を若干持ち上げることが好まし
い）。同時に、補強フレーム２８の上水平板２８ｃをプ
リンタ筐体１２の上面１２ｄ上に配置する。この状態
で、プリンタ筐体１２に対しＰＯＳ端末筐体１４を、補
強フレーム２８の垂直板２８ｂがプリンタ筐体１２の背
面に接するまで、前方に押していく。図６に示すよう
に、補強フレームの垂直板２８ｂがプリンタ筐体１２の
背面に接した時点で、下水平板２８ａに形成した係合孔
２８ｄがプリンタ筐体１２の脚部に係合し、これによっ
てＰＯＳ端末筐体１４はプリンタ筐体１２に対し固定さ
れ、ＰＯＳ端末装置１０が構成される。この状態で、Ｐ
ＯＳ端末筐体１４は、プリンタ筐体１２とデザイン的に
一体化される。ＰＯＳ端末筐体１４をプリンタ筐体１２
から取り外す場合は、ＰＯＳ端末装置１０を若干持ち上
げ、下水平板２８ａの係合孔２８ｄをプリンタ筐体１２
の脚部から外し、ＰＯＳ端末筐体１４を後方に引けば良
い。
体１４を装着する前の状態における側面図を示してお
り、また図６は、プリンタ筐体１２にＰＯＳ端末筐体１
４を装着した後の状態における側面図を示している。図
４で示すように、ＰＯＳ端末筐体１４は、側面から見て
コの字状の形態を有し、プリンタ筐体１２の後方から装
着可能にされる。すなわち、図５の状態からＰＯＳ端末
筐体１４を前方に移動し、補強フレーム２８の下水平板
２８ａをプリンタ筐体１２の底面１２ｅに滑り込ませる
（プリンタ筐体１２を若干持ち上げることが好まし
い）。同時に、補強フレーム２８の上水平板２８ｃをプ
リンタ筐体１２の上面１２ｄ上に配置する。この状態
で、プリンタ筐体１２に対しＰＯＳ端末筐体１４を、補
強フレーム２８の垂直板２８ｂがプリンタ筐体１２の背
面に接するまで、前方に押していく。図６に示すよう
に、補強フレームの垂直板２８ｂがプリンタ筐体１２の
背面に接した時点で、下水平板２８ａに形成した係合孔
２８ｄがプリンタ筐体１２の脚部に係合し、これによっ
てＰＯＳ端末筐体１４はプリンタ筐体１２に対し固定さ
れ、ＰＯＳ端末装置１０が構成される。この状態で、Ｐ
ＯＳ端末筐体１４は、プリンタ筐体１２とデザイン的に
一体化される。ＰＯＳ端末筐体１４をプリンタ筐体１２
から取り外す場合は、ＰＯＳ端末装置１０を若干持ち上
げ、下水平板２８ａの係合孔２８ｄをプリンタ筐体１２
の脚部から外し、ＰＯＳ端末筐体１４を後方に引けば良
い。
【００２８】図７は、プリンタ筐体１２に対しＰＯＳ端
末筐体１４を取り外した状態における底面側から見た外
観斜視図を示している。図で明らかなように、プリンタ
筐体１２の底面には、４つのゴム製脚部７０が突設され
ており、該脚部７０を介してプリンタ筐体１２は机上に
設置される。ＰＯＳ端末筐体１４における補強フレーム
の下水平板２８ａ上には、前記脚部７０のうちの３つの
脚部の位置に対応して、係合孔２８ｄが形成されてい
る。前述のようにプリンタ筐体１２に対してＰＯＳ端末
筐体１４を装着したときに、各係合孔２８ｄは、対応す
る脚部７０に係合し、これによってプリンタ筐体１２に
対するＰＯＳ端末筐体１４の固定がなされる。
末筐体１４を取り外した状態における底面側から見た外
観斜視図を示している。図で明らかなように、プリンタ
筐体１２の底面には、４つのゴム製脚部７０が突設され
ており、該脚部７０を介してプリンタ筐体１２は机上に
設置される。ＰＯＳ端末筐体１４における補強フレーム
の下水平板２８ａ上には、前記脚部７０のうちの３つの
脚部の位置に対応して、係合孔２８ｄが形成されてい
る。前述のようにプリンタ筐体１２に対してＰＯＳ端末
筐体１４を装着したときに、各係合孔２８ｄは、対応す
る脚部７０に係合し、これによってプリンタ筐体１２に
対するＰＯＳ端末筐体１４の固定がなされる。
【００２９】以上のように、本実施形態におけるプリン
タは、それが独立して又は他の構成のＰＯＳ端末と共に
使用できるように、ＰＯＳ端末筐体１４から独立した筐
体として構成される一方で、ＰＯＳ端末筐体１４をこれ
に装着した場合には、これらが外観上一体となる。
タは、それが独立して又は他の構成のＰＯＳ端末と共に
使用できるように、ＰＯＳ端末筐体１４から独立した筐
体として構成される一方で、ＰＯＳ端末筐体１４をこれ
に装着した場合には、これらが外観上一体となる。
【００３０】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。すなわ
ち、プリンタ筐体及びＰＯＳ端末筐体の具体的な形状及
び構造、各ディスプレイの配置及び形状、プリンタ筐体
の操作面における各部の配置及び構成などは、本実施形
態のものに限定されない。また、プリンタ筐体に対する
ＰＯＳ端末筐体の係合構造についても、他の或いは追加
的な方法及び構造を採用することができ、例えばプリン
タ筐体の上面に対しＰＯＳ端末筐体の天板を、係合爪と
孔のような任意の係合手段によって係合させることもで
きる。
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。すなわ
ち、プリンタ筐体及びＰＯＳ端末筐体の具体的な形状及
び構造、各ディスプレイの配置及び形状、プリンタ筐体
の操作面における各部の配置及び構成などは、本実施形
態のものに限定されない。また、プリンタ筐体に対する
ＰＯＳ端末筐体の係合構造についても、他の或いは追加
的な方法及び構造を採用することができ、例えばプリン
タ筐体の上面に対しＰＯＳ端末筐体の天板を、係合爪と
孔のような任意の係合手段によって係合させることもで
きる。
【００３１】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、ＰＯＳ端末
とプリンタを別筐体としつつ、その一体性を高め、これ
によって設置占有面積を縮小すると共に、外観デザイン
上の統一性を向上させることができる。
とプリンタを別筐体としつつ、その一体性を高め、これ
によって設置占有面積を縮小すると共に、外観デザイン
上の統一性を向上させることができる。
【００３２】また、本発明によれば、ＰＯＳ端末とプリ
ンタとは別筐体で構成されるので、これらを独立して交
換でき、該プリンタを他の形態のＰＯＳ端末とも使用で
きる。
ンタとは別筐体で構成されるので、これらを独立して交
換でき、該プリンタを他の形態のＰＯＳ端末とも使用で
きる。
【図１】本発明の一実施形態に係るＰＯＳ端末装置の正
面側から見た外観斜視図である。
面側から見た外観斜視図である。
【図２】本発明の一実施形態に係るＰＯＳ端末装置の背
面側から見た外観斜視図である。
面側から見た外観斜視図である。
【図３】プリンタ筐体に対しＰＯＳ端末筐体を取り外し
た状態におけるこれらの正面側から見た外観斜視図であ
る。
た状態におけるこれらの正面側から見た外観斜視図であ
る。
【図４】ＰＯＳ端末筐体を分解した状態におけるこれら
の背面側から見た外観斜視図である。
の背面側から見た外観斜視図である。
【図５】プリンタ筐体にＰＯＳ端末筐体を装着する前の
状態における側面図である。
状態における側面図である。
【図６】プリンタ筐体にＰＯＳ端末筐体を装着した後の
状態における側面図である。
状態における側面図である。
【図７】プリンタ筐体に対しＰＯＳ端末筐体を取り外し
た状態における底面側から見た外観斜視図である。
た状態における底面側から見た外観斜視図である。
１０ ＰＯＳ端末装置 １２ プリンタ筐体 １４ ＰＯＳ端末筐体 １６ タッチパネルディスプレイ １８ 小型ディスプレイ ２０ 排出口 ２２ 操作パネル ２４ インクカートリッジ収納部 ２６ 電源スイッチ ２８ 補強フレーム ２８ａ 下水平板 ２８ｂ 垂直板 ２８ｃ 上水平板 ２８ｄ 係合孔 ２８ｅ 支持部 ２９ ＰＯＳ端末の機能構成部品 ３０ 背面カバー ３２ 上面カバー ３２ａ 支持孔 ３４ インタフェースケーブル
Claims (13)
- 【請求項１】 プリンタの機能を内蔵したプリンタ筐体
であって、少なくとも上面、側面及び使用者に対するイ
ンタフェースを備えた前面を有するものと、 ＰＯＳ端末の機能を内蔵し前記プリンタ筐体の側面に沿
って配置される本体部と、前記プリンタ筐体の上面上に
配置される天板部とを有するＰＯＳ端末筐体と、を備え
たＰＯＳ端末装置。 - 【請求項２】 前記ＰＯＳ端末筐体の天板部上に、使用
者用のディスプレイ体を備えた請求項１に記載のＰＯＳ
端末装置。 - 【請求項３】 前記使用者用のディスプレイ体が、その
表示領域上に使用者による入力機能を備えた請求項２に
記載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項４】 前記使用者用のディスプレイ体が、決済
カードの情報読み取り装置を備えた請求項２又は３に記
載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項５】 前記ＰＯＳ端末筐体の天板部は、その内
部に前記使用者用のディスプレイからの配線を前記本体
部内に導くための空間を有する請求項２〜４の何れかに
記載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項６】 前記ＰＯＳ端末筐体上に、顧客向けのデ
ィスプレイを備えた請求項２〜５の何れかに記載のＰＯ
Ｓ端末装置。 - 【請求項７】 前記ＰＯＳ端末筐体は、前記プリンタ筐
体下に配置される下板フレームを備えた請求項１〜５の
何れかに記載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項８】 前記プリンタ筐体は、その下面に脚部を
備え、前記ＰＯＳ端末筐体の下板フレームが、前記脚部
に係合される請求項７に記載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項９】 前記ＰＯＳ端末筐体は、前記天板部に沿
う第１の水平部、前記プリンタ筐体下に配置される第２
の水平部、及び前記本体部に沿う垂直部を備えた補強フ
レームを更に備えた請求項１〜８の何れかに記載のＰＯ
Ｓ端末装置。 - 【請求項１０】 前記ＰＯＳ端末筐体の本体部は、前記
プリンタ筐体の前面と反対側の背面に沿って配置される
請求項１〜９の何れかに記載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項１１】 前記ＰＯＳ端末筐体の本体部は、該本
体部に対し着脱自在の背面カバーを備えた請求項１〜１
０の何れかに記載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項１２】 前記プリンタ筐体の幅寸法と前記ＰＯ
Ｓ端末筐体の幅寸法が略一致された請求項１〜１１の何
れかに記載のＰＯＳ端末装置。 - 【請求項１３】 プリンタの機能を内蔵したプリンタ筐
体に装着されるＰＯＳ端末であって、前記プリンタ筐体
が、少なくとも上面、側面及び使用者に対するインタフ
ェースを備えた前面を有するものにおいて、 ＰＯＳ端末の機能を内蔵し前記プリンタ筐体の側面に沿
って配置される本体部と、前記プリンタ筐体の上面上に
配置される天板部とを有するＰＯＳ端末筐体を備えたＰ
ＯＳ端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000201278A JP2002024939A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | Ｐｏｓ端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000201278A JP2002024939A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | Ｐｏｓ端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002024939A true JP2002024939A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18699001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000201278A Withdrawn JP2002024939A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | Ｐｏｓ端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002024939A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107967747A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-27 | 新开普电子股份有限公司 | 一种用于自助终端设备的pos机固定装置 |
| JP2019145555A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-08-29 | 株式会社オカムラ | 電子機器設置什器 |
| JP2021018687A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | Ｐｏｓ端末装置 |
-
2000
- 2000-07-03 JP JP2000201278A patent/JP2002024939A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107967747A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-27 | 新开普电子股份有限公司 | 一种用于自助终端设备的pos机固定装置 |
| CN107967747B (zh) * | 2017-12-29 | 2024-03-15 | 新开普电子股份有限公司 | 一种用于自助终端设备的pos机固定装置 |
| JP2019145555A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-08-29 | 株式会社オカムラ | 電子機器設置什器 |
| JP2021018687A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | Ｐｏｓ端末装置 |
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