JP2002024883A - 識別カードの発行管理システム、および方法 - Google Patents

識別カードの発行管理システム、および方法

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JP2002024883A
JP2002024883A JP2000211804A JP2000211804A JP2002024883A JP 2002024883 A JP2002024883 A JP 2002024883A JP 2000211804 A JP2000211804 A JP 2000211804A JP 2000211804 A JP2000211804 A JP 2000211804A JP 2002024883 A JP2002024883 A JP 2002024883A
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card
function
employee
identification card
management system
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Yasuaki Kawamura
恭章 川村
Yoshinobu Nakamura
吉伸 中村
Akira Miwa
彰 三輪
Goro Nomura
悟朗 野村
Kei Yatsuhashi
圭 八橋
Takayuki Kitamura
隆幸 北村
Naoki Matsuoka
直樹 松岡
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JCB Co Ltd
TIS Inc
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JCB Co Ltd
TIS Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、企業や団体等の組織で使用さ
れ、その組織の関係者であることを証明するカードに対
して、本来の証明機能の他、所定エリアへのアクセス管
理機能、ネットワーク利用時の本人認証機能、電子マネ
ー、クレジットあるいは銀行取引機能等の複数機能の中
から発行対象者の権限や希望に応じて必要機能を自由に
組み合わせて搭載させるカード発行システムを提供する
ことにある。 【解決手段】本発明は、組織の構成員であることを証明
する識別カードの発行管理システムであって、構成員に
係る識別カード申請情報を入力する入力部(2)と、構
成員の身分を判定する身分判定部と、構成員の身分に対
応して、前記証明書カードに搭載する機能を定義する機
能定義テーブルと、この身分判定部の判定に従い、前記
機能定義テーブルに規定された機能を前記識別カードに
搭載させる指示部(12)を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数機能を有する
識別カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、企業や団体等(以下組織という)
において、その組織に属する構成員の身分を証明するた
めのカード、例えば、社員証カードが構成員に配布され
ていた。このようなカードには、その構成員の写真の
他、社員番号が記録され、その組織の敷地内への立ち入
りの際、チェックが行われる。また、このような組織へ
の訪問者に対してはゲストカードが配布され、社員証カ
ードの代わりに使用される。
【0003】また、このようなカードに磁気ストライプ
を設け、食堂等での支払いの自動化に利用される。
【0004】さらに、このようなカードにICを埋め込
み、接触または非接触方式の通信により、特定領域への
立ち入りの可否を判定するシステムも存在する。
【0005】一方、銀行等で利用されるカードでは、従
来のキャッシュカード機能に、クレジットカード、デビ
ッドカード等の機能を複合したものも発行されている。
【0006】しかし、従来のこのようなカードは、例え
ば、社員に配布する社員証カードと訪問者等に配布する
ゲストカードの2種類に固定されていた。従って、社員
の権限や身分に応じて機能を組み合わせて配布するとい
う概念がなかった。また社員等、カードの利用者の希望
に応じて機能を自由に組み合わせて配布するという概念
もなかった。
【0007】一方、企業等の組織内においては、その構
成員を管理するデータベースを有している。しかし、従
来の社員証カードにおいては、カード発行時には、これ
れらのデータベースと無関係に発行の申請手続きがなさ
れ、カードが発行される。このため、社員の身分、役
職、住所等の変更があった場合、社員証カードの発行や
再発行手続きとは別にこれらのデータベースをメンテナ
ンスする手続きが必要であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。本発明
の課題は、企業や団体等の組織で使用され、その組織の
関係者であることを証明するカードに対して、本来の証
明機能の他、所定エリアへのアクセス管理機能、ネット
ワーク利用時の本人認証機能、電子マネー、クレジット
あるいは銀行取引機能等の複数機能の中から発行対象者
の権限や希望に応じて必要機能を自由に組み合わせて搭
載させるカード発行システムを提供することにある。
【0009】また、その際、本発明は、カード発行時に
提出されるその構成員に関する情報と企業や団体にすで
に記録されているその構成員に関する情報との整合を取
る機能を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。
【0011】すなわち、本発明は、組織の構成員である
ことを証明する識別カードの発行管理システムであっ
て、構成員に係る識別カード申請情報を入力する入力部
(2)と、構成員の身分を判定する身分判定部と、構成
員の身分に対応して、前記識別カードに搭載する機能を
定義する機能定義テーブルと、この身分判定部の判定に
従い、前記機能定義テーブルに規定された機能を前記識
別カードに搭載させる指示部(12)とを備えたもので
ある。
【0012】この識別カードの発行管理システムは、例
えば、ホスト計算機(1)上に構成することができる。
【0013】この識別カードの発行管理システムは、識
別カードに搭載する機能を指定させる搭載機能指定部
(2)をさらに備えてもよい。
【0014】この識別カードの発行管理システムは、構
成員の属性情報を記録する構成員マスター管理部(1
1)をさらに備え、上記識別カード申請情報(108、
または、109)の入力により、構成員マスター管理部
(11)の記録を更新させるようにしてもよい。
【0015】上記機能は、構成員証明機能、所定エリア
への入退場管理機能、ネットワーク上の情報へのアクセ
ス管理機能、クレジットカード機能、銀行カード機能、
組織機密へのアクセス管理機能の少なくとも1つから得
られるものでもよい。
【0016】識別カードに搭載する機能の追加または機
能の削除を入力させる機能変更入力部(2)をさらに備
え、上記指示部は、追加された機能を追加し、または削
除された機能を除外して識別カードを発行させるもので
もよい。
【0017】この指示部は、構成員の組織からの離籍を
認識したときに、その構成員と組織との関係に係る機能
を除外したカードの発行を指示するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1から図10の図面を参
照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0019】図1は、本実施の形態に係る社員証カード
発行管理システムが取り扱う社員証カードの機能一覧を
示す図であり、図2は、この社員証カード発行管理シス
テムにおける社員証カードのリサイクル運用手順を示す
図であり、図3は、社員退職時の社員証カードから個人
用バンクカードへの移行手順を示す図であり、図4は、
本社員証カード発行管理システムを運用する運用代行会
社の位置づけを示す図であり、図5は、カード発行時の
データフロー図であり、図6は、カード利用時のデータ
フロー図であり、図7は、社員証カードの変更、社員退
会処理時のデータフロー図であり、図8は、カード発行
時の処理手順を示すフローチャートであり、図9は、所
定エリアへの入退室チェック時の処理手順を示すフロー
チャートであり、図10は、ネットワークへアクセスす
る際のセキュリティチェック時の処理手順を示すフロー
チャートである。<社員証カードの機能>図1に、本実
施の形態に係る社員証カード発行管理システムの取り扱
う社員証カードへ搭載可能な機能の例を一覧表で示す。
この一覧表は、社員証カード発行管理システムにおい
て、機能定義テーブルとして不図示のメモリ上に記憶さ
れる。
【0020】この一覧表の各行は、社員証カードの発行
対象者を分類(この分類が身分に相当)して示してい
る。また、この一覧表の各列は、社員証カードの機能を
示している。そして、この一覧表の各エントリは、各発
行対象者の分類ごとに、各列の機能を社員証カードに搭
載可能か否かを(明示的な指定なしに通常搭載される機
能を○で、通常搭載されない機能を−で)例示してい
る。
【0021】この一覧表の発行対象者の分類において、
正社員とは、企業や団体の正規の構成員をいう。
【0022】子会社社員とは、この企業や団体の管理下
にある企業や団体の構成員をいう。
【0023】協力会社社員とは、この企業や団体へ資材
や人材を提供する取引先の構成員であって、上記社員証
カードを発行する企業や団体に一時的立ち入る者(一時
的に勤務し、作業等を行う者)をいう。図1では、その
立ち入りが長期か短期かによって、協力会社社員がさら
に分類されている。
【0024】訪問者とは、上記社員証カードを発行する
企業や団体に所属せずにその企業等の敷地へ立ち入る者
で、立ち入り期間が一日以内の者をいう。この訪問者に
は、立ち入り期間が一日以内の協力会社社員も含まれ
る。
【0025】来客とは、上記社員証カードを発行する企
業や団体の顧客をいう。
【0026】この社員証カードの機能において、ID確
認とは、社員証カードの所持者と、その社員証カードに
よって身分証明の対象とされる者の同一性を示す機能で
ある。この機能は、社員証カードに明示された顔写真と
氏名とによって実現される。
【0027】オフィスセキュリティとは、企業や団体の
入居する建物や、建物内の特定のエリア、オフィス等へ
の入退館制限、入退室制限機能をいう。
【0028】ネットワークセキュリティとは、社内、あ
るいは、社外ネットワーク利用時の本人認証機能、アク
セス制限機能をいう。
【0029】電子マネーとは、企業や団体の入居する建
物内で、社員証カード保持者に対して電子マネーで決済
させる機能をいう。この社員証カードでは、電子マネー
の充填方法として、以下の3通りの方法が選択可能であ
る。 (1)クレジットカードによる充填 クレジット会社から社員証カード発行管理システムへの
支払いに基づき、電子マネーが充填される。充填された
金額は、通常のクレジットと同様、翌月以降一括または
分割払いで、クレジット会社に返却しなければならな
い。 (2)現金による充填 現金と引き換えに電子マネーが充填される。 (3)銀行口座からの充填 銀行口座からの引き落としと引き換えに電子マネーが充
填される。
【0030】この社員証カードの機能において、クレジ
ットカードとは、社員証を通常のクレジットカードとし
て利用できる機能である。
【0031】バンクカードとは、銀行の総合口座のカー
ド(いわゆるキャッシュカード)の機能をいう。このバ
ンクカードには、デビッドカードの機能も含まれる。
【0032】図1のように、例えば、正社員に対して
は、通常すべての機能が搭載される。また、子会社社員
に対しては、ネットワークセキュリティ機能は、搭載さ
れない。従って、子会社社員用の準社員証カードを保持
している者は、社内、社外のネットワークにアクセスす
る権限がない。これは、長期の立ち入りが認められた協
力会社社員も同様である。
【0033】一方、短期立ち入りの協力会社社員、訪問
者、あるいは、来客に対しては、オフィスセキュリティ
機能(所定のエリアへの立ち入り可否判定機能)と、電
子マネー機能のみが搭載される。以下、図1に示した社
員証カード、準社員証カード、訪問者カード、及び来客
カードを含めて社員証カード等という。
【0034】このような、社員証カード等の機能は、不
図示の磁気ストライプとICとによって実現される。磁
気ストライプは、クレジットカードとしてのID(以下
クレジットID番号という)と銀行口座の口座番号とが
記録される。
【0035】また、ICは、不揮発性のフラッシュメモ
リと、揮発性のDRAMと、演算を実行するプロセッサ
と、非接触通信用のアンテナと、接触通信および充電用
のコネクタと、補助記憶用の磁気記録部(磁気ストライ
プ)を有している。ただし、このICの構成そのもの
は、他のICカードのICと同様であるので、その説明
は、省略する。 <社員証カードリサイクル運用>図2に、この社員証カ
ード発行管理システムにおける社員証カードのリサイク
ル運用手順を示す。この図は、図1に示した、短期立ち
入りの協力会社社員及び訪問者に対する訪問者用カー
ド、あるいは来客に対する来客用カード(以下訪問者用
カードと来客用カードを合わせて来客用カード等とい
う)の貸出から返却までの手続きを示したものである。
【0036】まず、来客用カード等の貸出希望者は、所
定の書面による貸出を行う(貸出手続)。この書面の情
報がカード発行管理システムに入力される。すると、カ
ード発行管理システムは、以下のの手続きを実行する。 (1)未貸出カード検索 社員証カード発行管理システムは、貸し出されていない
カードのIDを表示する。 (2)来客用カード等の貸出希望者の個人データ登録 このIDに対して、上記書面を基に、来客用カード等の
貸出希望者の個人データ(氏名、所属会社等)が入力さ
れる。また、このとき、来客の希望に応じて電子マネー
が来客カードに充填される。 (3)貸出中を示す情報の設定 二重の貸出を防止するため、カード発行管理システムは
貸し出された来客用カード等の状態を発行中に設定す
る。以上の手続き経てカードが貸し出される(カード貸
出II)。
【0037】一方、来客用カード等の返却の際には、所
定の返却手続きがなされ、貸し出されていた来客用カー
ド等が返却される(返却手続)。このとき、携帯用の電
子マネー管理装置(これをワレットと呼ぶ)を用いて来
客用カードの残高が表示され、その残高が消去される。
さらに、この残高分の現金が来客用カード等の返却者に
返却される。
【0038】このとき、社員証カード発行管理システム
は、さらに以下の手続きを実行する。 (4)貸出個人データ抹消 上記(2)で入力された個人データが抹消される。 (5)貸出可能状態の設定 来客用カード等の貸出状態を貸出中から貸出可能状態に
設定する。
【0039】以上が通常の貸出、返却の手順であるが、
このカード発行管理システムはさらに、以下の在庫管理
処理を所定の時期(社員証カードの貸出、返却の度、あ
るいは、所定の時間間隔で)に実行する。 (6)在庫チェック 貸出可能な来客用カード等(貸出中でないID)の在庫
チェックを行い、在庫が一定量以下になった場合、警告
メッセージを表示する。 (7)カード更新リストの表示 カード更新の所定期間前、例えば、3カ月前になると、
更新必要リストにそのカードのID一覧を出力する。こ
れらのカードは、貸出不可能状態に設定される。 <社員証カードの個人用バンクカード移行運用>図3
に、この社員証カード発行管理システムにおける社員証
カードから個人バンクカードへの移行の運用手順を示
す。
【0040】図1に示したように、正社員に発行される
社員証カード、及び、子会社社員、長期の立ち入りが認
められた協力会社社員に発行される準社員証カードは、
銀行カード、クレジットカード、電子マネー及びオフィ
スセキュリティ機能を有している。これらの者が退職ま
たは、立ち入り許可を返上した場合、本社員証カード発
行管理システムは、その社員証カード及び準社員証カー
ドを通常の個人用バンクカードに移行させる。
【0041】図3に、そのような社員証カード等から個
人用バンクカードへの移行手順を示す。
【0042】まず、社員証カード等の返却者が所定の書
面とともに社員証カード等を返却する(返却手続)。こ
の書面に基づいて、社員証カード等の返却依頼が社員証
カード発行管理システムに入力される。
【0043】すると、この社員証カード発行管理システ
ムは、クレジット会社のホスト計算機にクレジットカー
ドの破棄依頼を送信する(カード破棄依頼)。これによ
り、社員証カード等の機能の1つである、クレジットカ
ード機能は消滅する。このとき、カード自体がクレジッ
ト会社に送付され、廃棄される。
【0044】またクレジット会社のホスト計算機は、銀
行のホスト計算機に対して、バンクカード発行の依頼を
送信する。これにより、従来の銀行口座を維持したま
ま、その口座により銀行取引を行うためのバンクカード
が作成され、銀行から送付される。
【0045】最後に、社員証カード発行管理システム
は、返却者の個人データを抹消する。なお、電子マネー
の残高があった場合、その残高分の現金がカード返却者
に返却される。 <運用代行会社の位置づけ>図4に、本社員証カード発
行管理システム運用時の運用代行会社の位置づけを示
す。本実施形態においては、企業や団体の所有するホス
ト計算機上に構築された社員証カード発行管理システム
を運用代行会社が運用する。
【0046】すなわち、運用代行会社は、社員証カード
の新規発行、定期更新、紛失、盗難、破損時の対応等、
社員証カードの運用業務を代行する。これにより、ネッ
トワークへのアクセスのための外部認証局からのSSL
(Secure Socket Layer)認証取得(以下SSL認証を単に
認証という)、電子マネーの発行、クレジット会社また
は銀行とのオンライン取引、カード印刷会社への印刷指
示、所定エリアへの入退館管理、入退室管理、ネットワ
ークセキュリティのチェック、食堂での支払いサービス
等が提供される。
【0047】また、運用代行会社は、ヘルプデスクを提
供し、社員証カードに関する質問に回答する。また、運
用代行会社は、質問内容に応じて、電子マネー共同セン
タ、クレジット会社、銀行等の外部機関への問い合わせ
の仲介を行う。
【0048】さらに、運用代行会社は、社員証カードの
有する電子マネー機能、所定エリアへの入退館管理、入
退室管理の概要や使用方法の説明、公報活動を行う。 <カード発行時のデータフロー>図5は、本社員証カー
ド発行管理システムにおけるカード発行時のデータフロ
ー図である。この社員証カード発行管理システムは、ホ
スト計算機1上に構築され、社員マスタ管理システム1
1と、カード発行システム12から構成される。
【0049】カード発行時には、まず、各種申請送出手
段2(ネットワークに接続されたパーソナルコンピュー
タ)から、カード発行の申請情報108がクレジット会
社コンピュータ3に送信される。この各種申請送出手段
2は、HTTP(ハイパーテキスト・トランスファー・
プロトコル)によってクレジット会社コンピュータ3に
接続される。また、口座開設依頼115が、クレジット
会社コンピュータ3から銀行コンピュータ6に通知され
る。
【0050】申請情報108には、利用者の種別(正社
員、子会社社員、協力会社社員(長期または短期)、訪
問者用、来客用)、利用者の社員番号、住所、氏名、年
齢、性別、自宅電話番号、所属部課、職場電話番号、ク
レジットの引き落とし口座、社員証カードの暗唱番号が
含まれる。ただし、短期立ち入りの協力会社社員、訪問
者、及び、来客用に発行されるカード(以下来客用カー
ド等という)に対しては、来客カード番号(社員番号に
代わる管理番号)と、来客用カード等の暗唱番号のみが
含まれる。
【0051】また、社員証カード等の使用機能を明示的
に指定しなければ、利用者の種別に応じて、図1に示し
た機能が社員証カード等に設定される。図1に示した利
用者の種別と搭載される機能との対応関係は、カード発
行システム12内の不図示のメモリに確保された機能定
義テーブルに記憶されている。
【0052】例えば、正社員用の社員証カードに対して
は、すべての機能が設定され、来客用カードに対しては
オフィスセキュリティと電子マネー機能のみが設定され
る。また、このオフィスセキュリティ機能として、入退
室禁止エリアを除外したすべたのオフィスへの入退室機
能が設定される。
【0053】一方、社員証カード等への設定機能を明示
することで、特定利用者に対して特定の機能を追加ある
いは削除することもできる。例えば、特別の承認を得て
いる子会社社員、協力会社社員に対して、ネットワーク
セキュリティを追加する場合がある。また、入退室禁止
領域に対して、入退室を可能にする指示が含まれている
場合もある。
【0054】クレジットカード会社コンピュータ3は、
まず、クレジットID番号を採番する。さらに、クレジ
ットカード会社コンピュータ3は、クレジットID番号
とともに受信した申請情報108を不図示の顧客データ
ベースに記録する。
【0055】さらに、クレジットカード会社コンピュー
タ3は、申請情報108を社員証カード登録情報109
として社員マスター管理システム11(構成員マスター
管理部に相当)に転送する。社員マスター管理システム
11は、社内の人事情報を管理するデータベースシステ
ムである。このように、本実施形態の社員証カード発行
管理システムでは、社員証カード登録情報109が必ず
社員マスター管理システム11に報告される。
【0056】また、クレジットカード会社コンピュータ
3は、クレジットID番号113を印刷会社コンピュー
タ5に送信する。このクレジットID番号は、印刷会社
において磁気記録部に記録され、かつカード表面に加工
形成して表示される。
【0057】一方、口座開設依頼115には、カード利
用者の住所、氏名、年齢、自宅電話番号、及びカードの
暗唱番号が含まれる。銀行コンピュータ6は、口座番号
を採番し、新たに口座を開設する。そして、銀行コンピ
ュータ6は、口座番号とともに口座開設依頼情報を不図
示の顧客データベースに登録する。さらに、銀行コンピ
ュータ6は、口座番号116を印刷会社コンピュータに
通知する。この口座番号も、印刷会社において磁気記録
部に記録され、かつカード表面に加工形成して表示され
る。
【0058】社員マスター管理システム11は、まず、
自身の有する社員マスターデータベースに申請さらた社
員の個人情報(住所、社員証カード発行年月日等)を記
録する。また、社員マスター管理システム11は、社員
証カード登録情報109をカード発行システム12(指
示部に相当)に通知する。カード発行システム12は、
電子認証管理システムを介して外部認証局コンピュータ
4にネットワークにアクセスするための認証依頼110
を送信する。この認証依頼110に対して、認証情報1
11が認証局から返信される。
【0059】カード発行システム12は、この認証情報
111と、社員証カード登録情報109とを登録依頼情
117として、印刷会社コンピュータに送信する。この
登録依頼情報は、印刷会社においてフラッシュメモリに
書き込まれる。
【0060】一方、カード発行システム12は、社内各
所に設置された入退室管理システム14に対して社員番
号または来客カード番号を配信する。これにより、その
社員番号または来客カード番号を記録した社員証カード
等による入退室が可能になる。
【0061】印刷会社コンピュータ5は、受信した登録
依頼情117をフラッシュメモリに、クレジットID番
号113および口座番号116を磁気記録部に記録し、
カードを製造する。製造されたカードは、カード利用者
に郵送される。なお、来客用カードは、受付に送付され
る。また、来客用カードの発行に伴い、カード在庫管理
システム12に発行通知114が送信される。これによ
り、カード在庫管理システム12が在庫数を更新する。 <カード利用時のデータフロー>図6は、カード利用時
のデータフロー図である。ここでは、すべての機能を搭
載した正社員の社員証カード利用について説明する。そ
の他のカードについては、例えば、図1に示した分類に
より、機能が限定される。
【0062】まず、カード利用者が社員証カードを保持
して入退室管理システム14のセンサに近づくと、非接
触通信用のアンテナから放射される電磁波により、社員
番号が入退室管理システム14に通知される。入退室管
理室14にその社員番号が登録されていた場合には、ド
アのロックが解除される。その結果、登録された社員の
みが所定のエリアに入退室可能になる。例えば、一般社
員等は、入退室禁止エリアを除くすべてのオフィスへ入
退室が可能になる。また、特定の社員に対しては、入退
室禁止エリアへの入退室が認められる。
【0063】また、正社員がネットワークにアクセスす
るときには、この社員証カードをパーソナルコンピュー
タに設けられたカードリーダに社員証カードを装着し、
認証確認機能を有するブラウザを起動する。すると、社
員証カードの認証情報がブラウザによって読み出され、
社外ネットワーク16または社内ネットワーク17への
アクセス時の認証情報として使用される。
【0064】このブラウザは、HTTPのコネクション
確立時に、HTTPサーバに認証情報を送信する。これ
により、認証のない利用者がアクセスできない情報への
アクセスが可能になる。
【0065】また、この社員証カードは、電子マネーバ
リューロード機18によるバリューのロード、コンビニ
端末19での利用、食堂端末20での電子マネー、クレ
ジット、または銀行口座からの支払い(デビッドカード
機能)、自動販売機21での支払いに利用される。
【0066】電子マネーのバリューロードの結果は、銀
行にコンピュータ12に通知され、その利用者の口座か
らロードされた金額が減額される。また、クレジット機
能を利用した場合には、その旨の通知がクレジットカー
ド会社コンピュータ3に通知される。 <カード変更退会処理時のデータフロー>図7は、カー
ド変更退会処理時のデータフロー図である。図1に示し
たように、通常は、正社員、子会社社員、または長期立
ち入りの協力会社社員に対して、バンクカードの機能が
搭載される。本社員証カード発行管理システムでは、そ
のような社員証カード等を発行された社員が退職、また
は長期に会社を離れる場合に、その社員証カード等を廃
棄させる。しかし、その場合でも、銀行口座は継続さ
せ、その銀行口座用のバンクカードを新たに発行させ
る。
【0067】カード変更退会処理時には、まず、カード
変更退会情報送出手段2aから変更退会申請120がク
レジット会社コンピュータ3に送信される。この変更退
会申請120には、変更内容、例えば、追加または削除
される搭載機能(例えば、ネットワークセキュリティや
電子マネー機能等)、変更される登録情報(例えば社員
の住所変更)、退会する社員の社員番号等が含まれる。
【0068】クレジット会社コンピュータ3は、変更内
容を顧客データベースに記録する。変更退会申請120
が社員の退会である場合には、クレジット会社コンピュ
ータ3は、顧客データベースからその社員のクレジット
ID番号を抹消する。さらに、クレジット会社コンピュ
ータ3は、変更退会申請120を社員マスター管理シス
テム11に転送する。
【0069】また、変更内容が社員の住所等の場合に
は、クレジット会社コンピュータ3は、は、さらに、変
更申請121を銀行コンピュータ6に送信する。銀行コ
ンピュータ6は、変更申請121に従い、顧客データベ
ースの記録(社員の住所等)を変更する。
【0070】また、変更内容が社員の退会である場合、
変更申請121には、バンクカード発行指示が含まれ
る。銀行コンピュータは、その社員の口座番号とともに
印刷会社へのバンクカード発行指示123を送信し、バ
ンクカードを発行させる。
【0071】社員マスター管理システム11は、変更の
対象が社員の住所等の場合には、不図示の社員マスター
データベースの記録内容を変更する。また、変更内容が
社員の退会(退職)である場合には、社員マスターデー
タベースからその社員の記録を削除する。次に、社員マ
スター管理システム11は、変更退会申請120をカー
ド発行システム12に転送する。
【0072】変更内容が社員の退会(退職)である場合
には、カード発行システム12は、電子認証システム1
3に通知して電子認証を取り消させる。また、カード発
行システム12は、その社員の社員番号を入退室管理シ
ステム14に通知し、その社員の入退室を禁止させる。
【0073】また、変更内容が社員証カード等の搭載機
能の追加・削除、または、社員住所等の変更の場合に
は、カード発行システム12は、印刷会社コンピュータ
5にその変更内容124を通知する。この通知により、
印刷会社では、変更内容124をフラッシュメモリに書
き込み、新たな社員証カードを作成する。 <カード発行時の処理>図8は、カード発行時の処理手
順を示すフローチャートである。社員マスタ管理システ
ム11は、図8の処理を実行し、多機能社員カードを発
行させる。
【0074】まず、社員マスター管理システム11は、
正社員のカードか否かを判定する(S1)。正社員用の
カードの場合、社員マスター管理システム11は、社員
証カード発行処理を実行する(S2)。社員証カード発
行処理では、社員の社員番号、住所、氏名、年齢、性
別、自宅電話番号、所属部課、職場電話番号、社員証カ
ードの暗唱番号、及び認証情報を印刷会社に送付させ、
フラッシュメモリに記録させる。また、入退室管理シス
テム14に対して、当該社員番号を通知する。
【0075】一方、正社員のカードでない場合、社員マ
スター管理システム11は、関連会社社員(子会社社
員)のカードか否かを判定する(S3)。関連会社社員
のカードの場合、社員マスター管理システム11は、準
社員証カード発行処理を実行する(S4)。準社員証カ
ード発行処理でも、社員証カード発行と同様に、関連会
社社員の社員番号、住所、氏名、年齢、性別、自宅電話
番号、所属部課、職場電話番号及び準社員証カードの暗
唱番号を印刷会社に送付させ、フラッシュメモリに記録
させる。また、入退室管理システム14に対して、当該
社員番号を通知する。ただし、準社員証カードに対して
は、認証情報は通常では付加されない。
【0076】さらに、関連会社社員のカードでない場
合、社員マスター管理システム11は、カード利用者の
在勤期間を不図示の社員マスタデータベースから読み出
し、6ヶ月以上か否かを判定する(S5)。在勤期間が
6ヶ月以上の場合、社員マスター管理システム11は、
発行審査の結果を入力させる(S6)。発行審査とは、
カードの利用者(協力会社社員)に対する準社員証カー
ド発行の承認審査をいう。この承認審査で承認が得られ
ている場合、準社員証カードが発行処理が実行される
(S7)。
【0077】一方、発行審査の承認が得られていない場
合、訪問者用カード貸与のメッセージが不図示の表示装
置に表示される。
【0078】また、S5の判定で、在勤期間が6ヶ月未
満の場合、訪問者用カード貸与のメッセージが不図示の
表示装置に表示される(S9)。 <入退室チェック>図9は、所定エリアへの入退室チェ
ック時の処理手順を示すフローチャート(入退室チェッ
クフロー)である。入退室管理システム14は、図9に
示した手順に従い、入退室チェックを実行する。
【0079】まず、入退室管理システム14が、多機能
社員証カードのアンテナから放射される電磁波を受信し
ない状態では(S20の判定でNOの場合)、入退室管
理システム14は、ドアのロックを解除しない。その結
果、所定の社員証カード等を所持しない者に対して特定
エリアへの入退室が禁止される(S21)。
【0080】一方、入退室管理システム14は、社員証
カードのアンテナから放射される電磁波を受信し、社員
番号また来客カード番号を復調すると、入退室管理シス
テム14は、そのカードによる入退室が認められている
か否かを確認する(S22)。入退室が認められている
とは、社員番号または来客カード番号が入退室管理シス
テム14(実際にはホスト計算機1の不図示のメモリ)
に記録されていることをいう。
【0081】そのカードによる入退室が認めらていない
場合(S22でNOの場合)、入退室管理システム14
は、ドアのロックを解除しない。その結果、所定の社員
証カード等を所持しない者に対して特定エリアへの入退
室が禁止される(S23)。
【0082】そのカードによる入退室が認めらている場
合(S22でYESの場合)、入退室管理システム14
は、ドアのロックを解除する。その結果、所定の社員証
カード等を所持する者は、特定エリアへの入退室ができ
る(S24)。 <ネットセキュリティチェック>図10は、ネットワー
クへアクセスする際のセキュリティチェック時の処理手
順を示すフローチャート(ネットセキュリティチェック
フロー)である。このネットセキュリティチェックは、
外部認証局から与えられた認証情報を保持しているか否
かのチェックである。このチェックは、インターネット
にアクセスする不図示のブラウザが、アクセス先のウェ
ブサーバとコネクションを確立する際に実行される。
【0083】認証が必要なセキュリティチェック対象の
ホームページにアクセスするためには、ユーザは、使用
中のパーソナルコンピュータの不図示のカードリーダに
社員証カードを装着する。すると、ブラウザは、カード
リーダと社員証カードのコネクタとを介して社員証カー
ドに内蔵したICから認証情報(パスワード)を得る。
【0084】このような状態でユーザがセキュリティチ
ェック対象のホームページにアクセスすると、アクセス
先ウェブサーバからパスワードが要求される。社員証カ
ードが不図示のカードリーダに装着されていない場合、
または、装着されている社員証カードにパスワードが記
録されていない場合(S30でNOの場合)、アクセス
は認められず、セキュリティチェックNGのメッセージ
が表示される(S31)。
【0085】一方、装着されている社員証カードにパス
ワードが記録されている場合(S30でYESの場
合)、そのパスワードの権限がチェックされる。そのパ
スワードがそのホームページにアクセスする権限レベル
を有していない場合(S32の判定でNOの場合)、ア
クセスは認められず、セキュリティチェックNGのメッ
セージが表示される(S33)。
【0086】そのパスワードがそのホームページにアク
セスする権限レベルを有している場合(S32の判定で
YESの場合)、アクセスは認められ、そのホームペー
ジが表示される(S34)。
【0087】以上述べたように、本実施形態の社員証カ
ード発行管理システムでは、社員証カードの発行時に、
社員の権限や資格に応じて、オフィスセキュリティ確
認、ネットセキュリティ確認、電子マネー、クレジット
カード、バンクカードのような任意の機能を選択し、自
由に組み合わせて搭載できる。
【0088】また、この社員証カード発行管理システム
では、一旦発行した社員証カードの搭載機能を削除また
は追加することができる。
【0089】また、この社員証カード発行管理システム
では、このような社員証カードの発行または変更の際、
必ず、社員マスター管理システム11に報告がされる。
このため、社員証に記録される情報、例えば、社員住
所、電話番号、役職等に変更があっても、その変更が社
員マスター管理システム11に反映され、社員情報を一
元的に管理できる。
【0090】また、この社員証カード発行管理システム
では、社員が退職等で離籍した場合も、オフィスセキュ
リティ、ネットワークセキュリティ等、社員と企業や団
体等の組織との関係に係る機能を抹消して、バンクカー
ド等の機能に限定して新たにカードを発行する。これに
より、退職する社員は、既存の銀行口座等を継続使用で
きる。また、銀行等は、口座の削除と新たな開設の手間
を省略することができる。また、銀行にとっては、顧客
との関係を長期に渡って継続できる。 <変形例>上記実施の形態では、図5に示した申請情報
108は、申請送出手段2(ネットワークに接続された
パーソナルコンピュータ)からクレジット会社コンピュ
ータ3にHTTPで送信される。しかし、本発明の実施
は、このような構成には限定されない。例えば、インタ
ーネットのTELNETでパーソナルコンピュータをク
レジット会社コンピュータ3に接続し、申請情報108
を直接入力してもよい。また、申請情報108を電子メ
ールで送信してもよい。また、申請情報108を印刷
し、所定の印鑑で押印の上、通常の郵便で送信してもよ
い。
【0091】上記実施の形態においては、社員証カード
発行の申請情報108はクレジット会社コンピュータ3
に入力された。そして、その後、クレジット会社コンピ
ュータ3からホスト計算機1上の社員マスタ管理システ
ム11へ社員証カード登録情報109が転送された。し
かし、本発明の実施は、このような計算機間の情報の転
送順序には限定されない。例えば、最初に申請情報10
8を社員マスタ管理システムに入力し、その後、社員マ
スタ管理システムからクレジット会社コンピュータ3お
よび銀行コンピュータ6に申請情報108と、115と
を送信するようにしてもよい。 <社内セキュリティ情報へのアクセス>上記実施形態に
おいては、外部認証局から得た認証情報(パスワード)
により、認証が必要とされる外部のウェブサーバにアク
セスする例を示した。このような外部認証情報以外に、
社内ネットワーク上の情報へのアクセスに対して必要な
権限を有するか否かをチェックさせるようにしてもよ
い。
【0092】例えば、社員番号とアクセス権限レベルを
表す0から10のような段階別の数字とを併せて暗号化
し、社員証カードに記録する(以下権限情報と呼ぶ)。
社内の特定のホームページにアクセスする際、不図示の
社内のウェブサーバがブラウザに対して、この権限情報
を要求し、復号後、所定の権限が認められた場合にアク
セスを認める。その権限チェックの処理手順は、図10
と同様である。
【0093】また、このような権限を社員証カードに格
納せず、社員マスター管理システム11に記録されて役
職によって判断してもよい。例えば、社内の特定のホー
ムページにアクセスする際、不図示の社内のウェブサー
バがブラウザに対して、社員番号を要求する。ブラウザ
がその社員番号を送信すると、そのウェブサーバは、社
員マスター管理システム11に対して、その社員の役職
を問い合わせる。その社員の役職が所定権限以上の場合
に、そのホームページへのアクセスを認めればよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
企業や団体の構成員であることを証明する認証カードに
対して、その関係者であることの確認機能、所定エリア
へのアクセス管理機能、ネットワーク利用時の本人認証
機能、電子マネー、クレジットあるいは銀行取引機能等
の複数機能の中からその構成員の権限や希望に応じて必
要機能を自由に組み合わせて搭載させることができる。
【0095】また、その際、カード発行に必要なその構
成員に関する情報と企業や団体に記録されたその構成員
に関する情報との整合を取らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る社員証カード発行管理シ
ステムに記憶された社員証カードの機能を示す機能定義
テーブルの定義例である。
【図2】 社員証カード発行管理システムにおける社員
証カードのリサイクル運用手順を示す図である。
【図3】 社員証カードから個人用バンクカードへの移
行手順を示す図である。
【図4】 本社員証カード発行管理システムを運用する
運用代行会社の位置づけを示す図である。
【図5】 社員証カード発行時のデータフロー図であ
る。
【図6】 社員証カード利用時のデータフロー図であ
る。
【図7】 社員証カードの変更、社員退会処理時のデー
タフロー図である。
【図8】 社員証カード発行時の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図9】 所定エリアへの入退室チェック時の処理手順
を示すフローチャートである。
【図10】 ネットワークへアクセスする際のセキュリ
ティチェック時の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ホスト計算機 2 各種申請送出手段 3 クレジット会社コンピュータ 5 印刷会社コンピュータ 6 銀行コンピュータ 11 社員マスター管理システム 12 カード発行システム 13 電子認証管理システム 14 入退室管理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L G07G 1/12 361 G07G 1/12 361C (72)発明者 中村 吉伸 東京都中央区日本橋2丁目7番24号 株式 会社東洋情報システム内 (72)発明者 三輪 彰 東京都中央区日本橋2丁目7番24号 株式 会社東洋情報システム内 (72)発明者 野村 悟朗 東京都中央区日本橋2丁目7番24号 株式 会社東洋情報システム内 (72)発明者 八橋 圭 東京都中央区日本橋2丁目7番24号 株式 会社東洋情報システム内 (72)発明者 北村 隆幸 東京都千代田区神田駿河台1−6お茶の水 スクエア 株式会社ジェーシービー情報ネ ットワーク部内 (72)発明者 松岡 直樹 東京都千代田区神田駿河台1−6お茶の水 スクエア 株式会社ジェーシービー情報ネ ットワーク部内 Fターム(参考) 3E027 EC01 EC06 3E042 AA04 CC02 EA01 5B049 AA05 BB46 CC13 CC16 CC33 CC39 DD04 EE23 EE28 FF03 FF04 FF08 GG04 GG07 GG10 5B055 BB20 CB09 CC10 EE02 EE03 EE17 EE21 EE27 FA01 FB03 FB04 FB05 HA04 JJ05 KK05 KK09 KK10 KK11 KK19 MM00 PA02 PA34 5B058 KA01 KA06 KA11 KA37 YA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組織の構成員であることを証明する識別
    カードの発行管理システムであって、 構成員に係る識別カード申請情報を入力する入力部と、 構成員の身分を判定する身分判定部と、 構成員の身分に対応して、前記識別カードに搭載する機
    能を定義する機能定義テーブルと、 前記身分判定部の判定に従い、前記機能定義テーブルに
    規定された機能を前記識別カードに搭載させる指示部と
    を備えた識別カードの発行管理システム。
  2. 【請求項2】 前記識別カードに搭載する機能を指定さ
    せる搭載機能指定部をさらに備えた請求項1記載の識別
    カードの発行管理システム。
  3. 【請求項3】 前記構成員の属性情報を記録する構成員
    マスター管理部をさらに備え、 前記識別カード申請情報の入力により、前記構成員マス
    ター管理部の記録を更新させる請求項1記載の識別カー
    ドの発行管理システム。
  4. 【請求項4】 前記機能は、構成員証明機能、所定エリ
    アへの入退場管理機能、ネットワーク上の情報へのアク
    セス管理機能、クレジットカード機能、銀行カード機
    能、組織機密へのアクセス管理機能の少なくとも1つか
    ら得られる請求項1記載の識別カードの発行管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記識別カードに搭載する機能の追加ま
    たは機能の削除を入力させる機能変更入力部をさらに備
    え、 前記指示部は、追加された機能を追加し、または削除さ
    れた機能を除外して識別カードを発行させる請求項1記
    載の識別カードの発行管理システム。
  6. 【請求項6】 前記指示部は、前記構成員の組織からの
    離籍を認識したときに、その構成員と組織との関係に係
    る機能を除外したカードの発行を指示する請求項1記載
    の識別カードの発行管理システム。
  7. 【請求項7】 組織の構成員であることを証明する識別
    カードの発行管理方法であって、 構成員に係る識別カード申請情報を入力させるステップ
    と、 構成員の身分を判定するステップと、 構成員の身分に対応して、前記証明書カードに搭載する
    機能を参照するステップと、 前記身分判定部の判定に従い、前記機能の識別カードへ
    の搭載を指示するステップとからなる識別カードの発行
    管理方法。
  8. 【請求項8】 前記識別カードに搭載する機能を指定さ
    せるステップをさらに有する請求項7記載の識別カード
    の発行管理方法。
  9. 【請求項9】 前記識別カード申請情報の入力により、
    前記構成員の属性情報を記録する構成員マスター管理シ
    ステムの記録を更新させる請求項7記載の識別カードの
    発行管理方法。
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