JP2002024368A - 住所通知サービスシステム、住所通知サービス方法、及び住所通知サービス処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

住所通知サービスシステム、住所通知サービス方法、及び住所通知サービス処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002024368A
JP2002024368A JP2000202662A JP2000202662A JP2002024368A JP 2002024368 A JP2002024368 A JP 2002024368A JP 2000202662 A JP2000202662 A JP 2000202662A JP 2000202662 A JP2000202662 A JP 2000202662A JP 2002024368 A JP2002024368 A JP 2002024368A
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Hironobu Nomoto
寛信 野本
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住所が変更になった個人に代わって、変更通
知を必要とする者に対して住所変更通知処理を行う住所
通知サービスシステムを提供する。 【解決手段】 住所が変更になった利用者に代わって住
所変更通知処理を行う住所通知サービスシステムであっ
て、利用者から通知された住所情報を記録するととも
に、該利用者の住所が変更になった時点で予め決められ
た通知先へ住所変更通知を行う住所通知サーバを備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住所が変更になっ
た個人に代わって、変更通知を必要とする者に対して住
所変更通知処理を行う住所通知サービスシステム、住所
通知サービス方法、及び住所通知サービス処理プログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通常、
個人が転居を行うと、住所が変わったことを知る必要が
ある者に対して転居先を通知することが行われる。この
通知先は、例えば、定期購読の雑誌を発行している出版
社や宅配業者、さらには電話会社、郵便局、地方公共団
体などがある。ところで、転居の際に住所変更通知を行
わなければならない通知先の数が多いと、住所変更者は
通知することを忘れてしまい、重要な配送物が手元に届
かないことが発生するという問題がある。また、通知先
によっては、受付時間に制約があるために住所変更者が
多忙であると住所変更の通知を行うことができないとい
う問題もある。
【0003】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、住所が変更になった個人に代わって、変更通
知を必要とする者に対して住所変更通知処理を行う住所
通知サービスシステム、住所通知サービス方法、及び住
所通知サービス処理プログラムを記録した記録媒体を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、住所が変更になった利用者に代わって住所変更通知
処理を行う住所通知サービスシステムであって、前記住
所通知サービスシステムは、前記利用者から通知された
住所情報を記録するとともに、該利用者の住所が変更に
なった時点で予め決められた通知先へ住所変更通知を行
う住所通知サーバを備えたことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記住所通知サ
ービスシステムは、前記住所情報を入力する利用者端末
をさらに備え、前記住所通知サーバと前記利用者端末と
はインターネットによって接続されることを特徴とす
る。
【0006】請求項3に記載の発明は、前記住所通知サ
ービスシステムは、前記住所変更通知を受け取る通知先
端末をさらに備え、前記住所通知サーバと前記通知先端
末とはインターネットによって接続されることを特徴と
する。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の住所通知サービスシステムにおけ
る住所通知サーバの機能もしくは記憶されるデータをバ
ックアップすることを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の発明は、住所が変更にな
った利用者に代わって住所変更通知処理を行う住所通知
サーバであって、前記住所通知サーバは、前記利用者の
住所情報及びこの住所情報に関連付けられた通知先の情
報を記録するデータベースと、前記利用者の要求に応じ
て前記データベースに対して該利用者の住所情報を登録
する登録部と、前記利用者の住所が変更になった時点で
前記データベースに記録された通知先へ住所変更通知を
行う通知部とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項6に記載の発明は、前記データベー
スは、通知先毎に住所変更通知の受取形態が記録され、
前記通知部は、前記データベースに記録された受取形態
に応じた住所変更通知を行うことを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の発明は、前記住所通知サ
ーバは、前記利用者の住所情報の検索要求に応じて、前
記データベースに登録されている住所情報を検索してそ
の結果を検索要求元へ応答する検索応答部をさらに備え
たことを特徴とする。
【0011】請求項8に記載の発明は、前記データベー
スは、利用者の住所情報と該住所情報の有効期間が記録
されていることを特徴とする。
【0012】請求項9に記載の発明は、前記データベー
スは、旧住所と現住所と新住所とが記録されており、そ
れぞれについて有効期間が記録されていることを特徴と
する。
【0013】請求項10に記載の発明は、請求項5ない
し9のいずれかに記載の住所通知サーバの機能もしくは
記憶されるデータをバックアップすることを特徴とす
る。
【0014】請求項11に記載の発明は、住所が変更に
なった利用者に代わって住所変更通知処理を行う住所通
知サービス方法であって、前記住所通知サービス方法
は、前記利用者から通知された住所情報を記録するとと
もに、該利用者の住所が変更になった時点で予め決めら
れた通知先へ住所変更通知を行うことを特徴とする。
【0015】請求項12に記載の発明は、前記住所通知
サービス方法は、利用者がインターネットによって前記
住所情報を通知することを特徴とする。
【0016】請求項13に記載の発明は、前記住所通知
サービス方法は、前記住所変更通知を受け取る通知先に
対してインターネットによって通知することを特徴とす
る。
【0017】請求項14に記載の発明は、住所が変更に
なった利用者に代わって住所変更通知処理を行う住所通
知サービス方法であって、前記住所通知サービス方法
は、前記利用者の要求に応じてデータベースに対して該
利用者の住所情報及び通知先情報を登録する登録過程
と、前記利用者の住所が変更になった時点で前記データ
ベースに登録された通知先へ住所変更通知を行う通知過
程とを有することを特徴とする。
【0018】請求項15に記載の発明は、前記住所通知
サービス方法は、前記利用者の住所情報の検索要求に応
じて、前記データベースに登録されている住所情報を検
索してその結果を検索要求元へ応答する検索応答過程を
さらに有することを特徴とする。
【0019】請求項16に記載の発明は、前記データベ
ースは、利用者の住所情報と該住所情報の有効期間が記
録されていることを特徴とする。
【0020】請求項17に記載の発明は、前記データベ
ースは、旧住所と現住所と新住所とが記録されており、
それぞれについて有効期間が記録されていることを特徴
とする。
【0021】請求項18に記載の発明は、住所が変更に
なった利用者に代わって住所変更通知処理を行う住所通
知サービスプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であって、前記住所通知サービスプログ
ラムは、前記利用者の要求に応じてデータベースに対し
て該利用者の住所情報及び通知先情報を登録する登録処
理と、前記利用者の住所が変更になった時点で前記デー
タベースに登録された通知先へ住所変更通知を行う通知
処理とをコンピュータに行われることを特徴とする。
【0022】請求項19に記載の発明は、前記住所通知
サービスプログラムは、前記利用者の住所情報の検索要
求に応じて、前記データベースに登録されている住所情
報を検索してその結果を検索要求元へ応答する検索応答
処理をさらにコンピュータに行わせることを特徴とす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
住所通知サービスシステムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この
図において、符号1は、住所が変更になった者に代わっ
て住所変更通知を行う住所通知サーバである。符号2
は、個人に代わって住所変更通知処理を行う代行者が住
所通知サーバ1に対して個人の登録を行う代行者端末で
ある。符号3は、自己の住所を住所通知サーバ1に登録
を行う利用者端末であり、パソコン等を用いる。符号4
は、住所変更通知を受け取る通知先端末であり、パソコ
ン等を用いる。符号5は、インターネットであり、住所
通知サーバ1、利用者端末3、及び通知先端末4がそれ
ぞれ接続される。
【0024】次に、図2を参照して、図1に示す住所通
知サーバ1の構成を説明する。図2において、符号11
は、インターネット5を介して、端末との間で情報の送
受信を行う送受信部である。符号12は、個人の情報の
登録を行う登録部であり、代行者端末2が接続される。
符号13は、個人情報を登録する際に情報の検査を行う
情報検査部である。符号14は、個人の情報を登録する
データベースである。符号15は、登録部12におい
て、個人の情報が登録された場合に予め決められた通知
先へ住所変更を通知する通知部である。符号16は、予
め決められた者からの問い合わせに対して、データベー
ス14に登録されている情報を検索してその結果を問い
合わせした者に対して応答する検索応答部である。
【0025】ここで、以下の説明において用いる用語を
定義する。利用者とは、住所通知サービスシステムに対
して住所情報を含む個人情報を登録する者であり、住所
が変更になった場合に、住所変更通知を自分に代わって
処理してもらう者のことである。通知先とは、利用者の
住所が変更になった場合に、住所変更を通知する通知先
のことであり、個人や企業が対象となる。代行者とは、
住所通知サーバ1を運用管理して、住所変更通知サービ
スを行う者である。
【0026】次に、図1、2、4を参照して、住所通知
サービスシステムの動作を説明する。図4は、住所通知
サービスシステムの動作を示すフローチャートである。
まず、利用者は、利用者自身が所有する利用者端末3か
ら自己の住所情報を含む登録要求を住所通知サーバ1に
対して送信する(ステップS1)。この登録要求には、
利用者の「氏名」、「現住所」、「電話番号」が含まれ
る。ここで送信された登録要求は、送受信部11によっ
て受信される。そして、送受信部11は、この送信内容
が登録録要求であることから、この登録要求を登録部1
2へ渡す。
【0027】登録要求を受け取った登録部12は、さら
に情報検査部13へ渡す。情報検査部13は、登録要求
の内容を解析して、必要な情報が含まれているか否かを
検査するとともに、データベース14を参照して、この
利用者について既に登録がされているか否かを検査する
(ステップS2)。そして情報検査部13は、不備があ
ったか否かを判定し(ステップS3)、その検査結果を
登録部12へ通知する。
【0028】登録部12は、情報検査部13から通知さ
れた検査結果が、送信された情報に不備があるか、また
は、既に登録されている場合は、その旨を登録要求を送
信した利用者端末3へ通知する(ステップS4)。一
方、検査結果が、送信された情報に不備が無く、既に登
録されていなければ、登録部12は、登録要求に含まれ
る情報を内部に保持する(ステップS5)。そして、登
録部12は、この利用者に対して、利用者IDを発行す
る。この利用者IDは、データベース14内に登録され
ている利用者を一意に識別することが可能な番号等を用
いる。登録部12は、この利用者IDを利用者端末3へ
通知する(ステップS6)。
【0029】次に、登録部12は、利用者IDを通知し
た後に、利用者端末3に対して問い合わせを行う。ここ
で問い合わせる内容は、利用者の「電子メールアドレ
ス」、「通知先アドレス」である。これを受けて、利用
者は利用者端末3より電子メールアドレスと通知先のメ
ールアドレスを入力する。このとき、利用者は通知先が
複数あれば、全ての通知先アドレスを入力する(ステッ
プS7)。
【0030】次に、登録部12は、利用者の関する情報
である「利用者ID」、「氏名」、「電話番号」、「現
住所」、「電子メールアドレス」、「通知先アドレス」
をデータベース14へ登録する(ステップS8)。そし
て、利用者端末3に対して、登録処理が終了したことを
通知する。これによって、利用者の情報がデータベース
14に登録されたこととなる。
【0031】ここで、データベース14に登録される情
報のテーブル構造を説明する。図3は、データベース1
4に登録される情報のテーブル構造を示す説明図であ
る。図3に示すように、データベース14に登録される
情報は、「利用者ID」、「氏名」、「電話番号」、
「電子メールアドレス」、「旧住所、期間」、「現住
所、期間」、「新住所、期間」、「通知先アドレス」の
8項目の情報からなる。
【0032】「利用者ID」とは、利用者を一意に特定
するためのIDであり、登録部12が発行したものであ
る。「氏名」とは、利用者本人の氏名である。「電話番
号」とは、利用者の電話番号である。「電子メールアド
レス」とは、利用者が持っている電子メールアドレスで
ある。「旧住所、期間」とは、現住所の前の住所と、い
つまでこの旧住所であったかを示す日付である。「現住
所、期間」とは、利用者の現在の住所であり、いつから
この現住所であるかを示す日付である。「新住所、期
間」とは、変更後の住所であり、いつからこの新住所に
なるかを示す日付である。したがって、転居予定がない
場合は、この項目は空白となる。図3に示す例では、現
住所が「東京都○○○○○」であり、この住所は199
9年10月21日からであることを示している。したが
って、1999年10月20日までは、旧住所である
「神奈川県○○○○○」が現住所であったことを示して
いる。さらに、2000年7月11日からは新住所であ
る「埼玉県○○○○○○」へ転居する予定であることを
示している。「通知先アドレス」とは、利用者の住所が
変更になった時点で、住所変更通知を行う通知先の電子
メールアドレスであり、複数通知する必要がある場合
は、必要なアドレス全てが記録される。
【0033】次に、図5を参照して、利用者の住所が変
更になった場合の動作を説明する。図5は、利用者の住
所が変更になった場合の動作を示すフローチャートであ
る。まず、利用者は、利用者端末3から住所通知サーバ
1に対して、利用者IDと住所変更情報を含む住所変更
要求を送信する(ステップS11)。ここでいう住所変
更情報とは、変更後の新しい住所と新しい住所に変更に
なる日付である。この住所変更要求は、送受信部11に
よって受信され、登録部12へ渡される。登録部12
は、住所変更要求に含まれる利用者IDと住所変更情報
を抽出する。そして、登録部12は、利用者IDを情報
検査部13へ通知する。これを受けて、情報検査部13
は、データベース14を参照して、既にこの利用者ID
が登録されているか否かを検査する(ステップS1
2)。そして、利用者IDが登録されているか否かを判
定して(ステップS13)、その検査結果を登録部12
へ通知する。
【0034】情報検査部13から通知された検査結果
が、登録されていない利用者IDであった場合は、その
旨を利用者端末3へ通知して、以降の処理を中止する。
一方、既に登録されている利用者IDであった場合、登
録部12は、住所変更情報に基づいてデータベース14
を更新する(ステップS14)。ここで行われる更新
は、送信された新しい住所と日付を「新住所、期間」の
フィールドへ記録する。ただし、住所変更情報に含まれ
る日付が、現時点より過去の日付であった場合、登録部
12は、「現住所、期間」フィールドに記録されている
住所を「旧住所、期間」フィールドへ記録し、住所変更
情報に含まれる日付の1日前の日付を「旧住所、期間」
フィールドへ記録する。そして、登録部12は、住所変
更情報に含まれる住所と日付を「現住所、期間」のフィ
ールドへ記録する。すなわち、新住所への変更要求が事
後に行われた場合は、現住所を直接更新し、新住所への
変更要求が事前に行われた場合は、利用者から通知され
た住所を新住所として記録する。
【0035】次に、登録部12は、データベース14の
更新が終了した時点で、利用者端末3に対して、住所変
更処理が終了したことを通知する。また、登録部12
は、通知部15に対して、住所変更処理が行われたこと
と、住所変更処理が行われた利用者IDを通知する。こ
れを受けて、通知部15は、登録部12より通知された
利用者IDに基づいてデータベース14を参照して、該
当する利用者IDを持つ利用者の住所が変更になった場
合に住所変更通知を行う通知先を取得する。そして、取
得した通知先アドレスに対して住所変更通知の電子メー
ルを送受信部11を介して送信する(ステップS1
5)。この電子メールに含まれる情報は、図3に示す情
報のうち、「氏名」、「旧住所、期間」、「現住所、期
間」、及び「新住所、期間」のフィールドに記録されて
いる情報である。
【0036】なお、情報検査部13は、常にデータベー
ス14内の情報を監視し、「新住所、期間」フィールド
に記録されている日付と現時点の日付とを比較して、現
時点の日付が新住所に変更になる日付になったときに、
この時点の現住所を旧住所とし、新住所を現住所とする
更新処理を自動的に行う。図3に示す例では、2000
年7月11日になった時点において、「旧住所、期間」
が「東京都○○○○○、1999/10/21〜200
0/07/10」となり、「現住所、期間」が「埼玉県
○○○○○○、2000/07/11〜」となり、「新
住所、期間」は空白となる。
【0037】このように、利用者の住所が変更になった
時点において、利用者からの住所変更要求を受けて、予
め登録されている通知先へ住所変更通知を電子メールに
よって送信するようにしたため、利用者は、転居の際に
住所通知サーバ1のみへ住所が変更になったこと通知す
るだけで、住所変更通知を必要とする通知先へ個別に通
知を行う手間を省くことができる。
【0038】次に、図6を参照して、通知先端末4から
所望の利用者の住所情報を取得する動作を説明する。図
6は、通知先端末4から所望の利用者の住所情報を取得
する動作を示すフローチャートである。まず、通知先端
末4から住所検索要求の電子メールを住所通知サーバ1
に対して送信する(ステップS21)。ここで送信され
る住所検索要求には、新しい住所を必要とする利用者の
氏名と住所が含まれる。この電子メールは、送受信部1
1によって受信され、その内容が住所検索要求であるこ
とから、その内容を検索応答部16へ渡す。
【0039】次に、検索応答部16は、住所検索要求に
含まれる氏名と住所を抽出し、さらに電子メールの送信
元アドレスを抽出する(ステップS22)。そして、検
索応答部16は、この氏名と住所を検索キーとしてデー
タベース14内を検索する(ステップS23)。このと
き、検索応答部16は、まず氏名が一致する情報を検索
し、さらに検索キーである住所とデータベース14に記
録されている旧住所とが一致する情報を探し出す。この
検索の結果、該当する情報がデータベース14に登録さ
れていた場合、検索応答部16は、さらに、電子メール
送信元アドレスが、登録されている情報の通知先アドレ
スに含まれているか否かを判定する。この結果、通知先
アドレスに電子メール送信元アドレスが含まれていれ
ば、検索応答部16は、通知先端末4に対して、この利
用者の現住所を電子メールによって送信する(ステップ
S24)。
【0040】このように、電子メールによる住所検索要
求に応じて、データベース14を検索し、その結果見つ
かった住所情報を要求元に開示する際に、予めデータベ
ース14に要求元のアドレス(図3の通知先アドレスに
相当)が登録されているか否かを判断し、登録されてい
る場合のみに住所情報を開示するようにしたため、個人
情報の保護をすること可能となる。
【0041】なお、利用者端末3と登録部12の間で行
われる登録時及び住所変更時の情報の送受信は、その都
度電子メールを送信し、その返答を電子メールによって
返すことで行ってもよい。このとき、利用者は、登録時
に電子メールアドレスを登録部12に対して通知するよ
うにすればよい。
【0042】また、利用者は、代行者に対して、郵便や
電話を使用して、登録要求及び住所変更要求を行うよう
にしてもよい。このとき、代行者は、利用者からの登録
要求または、住所変更要求に応じて、代行者端末2を使
用して、登録処理及び住所変更処理を行うようにする。
このようにすることによって、利用者は利用者端末3を
所有していなくとも住所変更通知サービスを受けること
ができる。
【0043】さらに、代行者は、通知部15より出力さ
れる住所変更通知の内容を印刷するようにして、この印
刷された住所変更通知を郵便によって通知先へ送付する
ようにしてもよい。このとき、データベース14に登録
される通知先アドレスを、郵便の住所とすればよい。ま
た、代行者は、通知部15によって印刷された住所変更
通知の内容に基づいて、その内容を通知先へ電話によっ
て連絡するようにしてもよい。このとき、データベース
14に登録される通知先アドレスを、電話番号に置き換
えればよい。このようにすることによって、通知先の個
人や企業は通知先端末4を所有していなくとも住所変更
通知を受け取ることができる。
【0044】また、データベース14には、通知先が住
所変更通知を受け取る場合の受取形態を定義しておき、
通知部15は、この受取形態に応じて住所変更通知を行
うようにしてもよい。例えば、電子メール、電話、郵
便、専用の住所変更通知書のうちいずれかの受取形態を
通知先毎に定義しておき、住所変更が発生した時点で、
ここで定義されている受取形態に応じた住所変更通知を
行うようにする。
【0045】また、データベース14には、通知先毎に
利用者の識別を容易に行うために、他の識別番号等を登
録するようにしてもよい。たとえば、雑誌の定期購読の
購読者番号等をデータベース14に登録しておけば、雑
誌の出版元はこの購読者番号に基づいて、検索を行うこ
とが可能である。このとき識別番号は、通知先毎に登録
するようにして、他の通知先からはこれらの番号は参照
できないようにすることが望ましい。さらに、通知先に
対しても有効期限を設けてもよい。通知先に対して、有
効期限を設けることによって、例えば、定期購読期間が
終了した雑誌の出版元に対して、住所変更通知がされる
ことを防止することができる。
【0046】また、図1に示す住所通知サーバ1は、各
地方公共団体の役所に備えるようにして、転入届・転出
届の処理を住所通知サーバ1によって行うようにしても
よい。このようにすることによって、転居の際に必ず行
わなければならない転入届・転出届の処理に伴って住所
変更通知を行うことができ、データベース14の更新処
理を確実に行うことが可能となる。
【0047】また、図2に示す登録部12、情報検査部
13、通知部15、及び検索応答部16の機能を実現す
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
より住所変更通知処理を行ってもよい。なお、ここでい
う「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等の
ハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ
システム」は、WWWシステムを利用している場合であ
れば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含
むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁
気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コン
ピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶
装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能
な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや
電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された
場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステ
ム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プ
ログラムを保持しているものも含むものとする。
【0048】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0049】また、図1に示す住所通知サービスシステ
ムは、図2に示す住所通知サーバ1の機能をバックアッ
プするバックアップ装置をさらに備えていてもよい。こ
のバックアップ装置は、住所通知サーバ1内において処
理される情報を記録する記憶装置のミラーリングを行う
ことや記憶装置に記録されている情報を磁気テープなど
に定期的に保存を行うことで実現する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、利用者である住所変更者は、住所が変更になった時
点で、住所通知代行者に対してのみ住所変更の通知を行
うだけで、予め登録されている通知先全てに住所変更通
知処理を行うことができるという効果が得られる。
【0051】また、この発明によれば、予め登録されて
いる通知先に対して、転居先の検索をできるようにした
ため、配送元は確実に配送物を配送することが可能にな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】 図1に示す住所通知サーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 図2に示すデータベース14のテーブル構造
を示す説明図である。
【図4】 住所通知サービスシステムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 利用者の住所が変更になった場合の動作を示
すフローチャートである。
【図6】 通知先端末4から所望の利用者の住所情報を
取得する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・住所通知サーバ、 2・・・代行者端末、 3・・・利用者端末、 4・・・通知先端末、 11・・・送受信部、 12・・・登録部、 13・・・情報検査部、 14・・・データベース、 15・・・通知部、 16・・・検索応答部。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住所が変更になった利用者に代わって住
    所変更通知処理を行う住所通知サービスシステムであっ
    て、 前記住所通知サービスシステムは、 前記利用者から通知された住所情報を記録するととも
    に、該利用者の住所が変更になった時点で予め決められ
    た通知先へ住所変更通知を行う住所通知サーバを備えた
    ことを特徴とする住所通知サービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記住所通知サービスシステムは、 前記住所情報を入力する利用者端末をさらに備え、前記
    住所通知サーバと前記利用者端末とはインターネットに
    よって接続されることを特徴とする請求項1に記載の住
    所通知サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記住所通知サービスシステムは、 前記住所変更通知を受け取る通知先端末をさらに備え、
    前記住所通知サーバと前記通知先端末とはインターネッ
    トによって接続されることを特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載の住所通知サービスシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の住
    所通知サービスシステムにおける住所通知サーバの機能
    もしくは記憶されるデータをバックアップすることを特
    徴とするバックアップ装置。
  5. 【請求項5】 住所が変更になった利用者に代わって住
    所変更通知処理を行う住所通知サーバであって、 前記住所通知サーバは、 前記利用者の住所情報及びこの住所情報に関連付けられ
    た通知先の情報を記録するデータベースと、 前記利用者の要求に応じて前記データベースに対して該
    利用者の住所情報を登録する登録部と、 前記利用者の住所が変更になった時点で前記データベー
    スに記録された通知先へ住所変更通知を行う通知部と、 を備えたことを特徴とする住所通知サーバ。
  6. 【請求項6】 前記データベースは、通知先毎に住所変
    更通知の受取形態が記録され、 前記通知部は、前記データベースに記録された受取形態
    に応じた住所変更通知を行うことを特徴とする請求項5
    に記載の住所通知サーバ。
  7. 【請求項7】 前記住所通知サーバは、 前記利用者の住所情報の検索要求に応じて、前記データ
    ベースに登録されている住所情報を検索してその結果を
    検索要求元へ応答する検索応答部をさらに備えたことを
    特徴とする請求項5または6に記載の住所通知サーバ。
  8. 【請求項8】 前記データベースは、 利用者の住所情報と該住所情報の有効期間が記録されて
    いることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記
    載の住所通知サーバ。
  9. 【請求項9】 前記データベースは、 旧住所と現住所と新住所とが記録されており、それぞれ
    について有効期間が記録されていることを特徴とする請
    求項8に記載の住所通知サーバ。
  10. 【請求項10】 請求項5ないし9のいずれかに記載の
    住所通知サーバの機能もしくは記憶されるデータをバッ
    クアップすることを特徴とするバックアップ装置。
  11. 【請求項11】 住所が変更になった利用者に代わって
    住所変更通知処理を行う住所通知サービス方法であっ
    て、 前記住所通知サービス方法は、 前記利用者から通知された住所情報を記録するととも
    に、該利用者の住所が変更になった時点で予め決められ
    た通知先へ住所変更通知を行うことを特徴とする住所通
    知サービス方法。
  12. 【請求項12】 前記住所通知サービス方法は、 利用者がインターネットによって前記住所情報を通知す
    ることを特徴とする請求項11に記載の住所通知サービ
    ス方法。
  13. 【請求項13】 前記住所通知サービス方法は、 前記住所変更通知を受け取る通知先に対してインターネ
    ットによって通知することを特徴とする請求項11また
    は12のいずれかに記載の住所通知サービス方法。
  14. 【請求項14】 住所が変更になった利用者に代わって
    住所変更通知処理を行う住所通知サービス方法であっ
    て、 前記住所通知サービス方法は、 前記利用者の要求に応じてデータベースに対して該利用
    者の住所情報及び通知先情報を登録する登録過程と、 前記利用者の住所が変更になった時点で前記データベー
    スに登録された通知先へ住所変更通知を行う通知過程
    と、 を有することを特徴とする住所通知サービス方法。
  15. 【請求項15】 前記住所通知サービス方法は、 前記利用者の住所情報の検索要求に応じて、前記データ
    ベースに登録されている住所情報を検索してその結果を
    検索要求元へ応答する検索応答過程をさらに有すること
    を特徴とする請求項14に記載の住所通知サービス方
    法。
  16. 【請求項16】 前記データベースは、 利用者の住所情報と該住所情報の有効期間が記録されて
    いることを特徴とする請求項14または15のいずれか
    に記載の住所通知サービス方法。
  17. 【請求項17】 前記データベースは、 旧住所と現住所と新住所とが記録されており、それぞれ
    について有効期間が記録されていることを特徴とする請
    求項16に記載の住所通知サービス方法。
  18. 【請求項18】 住所が変更になった利用者に代わって
    住所変更通知処理を行う住所通知サービスプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記住所通知サービスプログラムは、 前記利用者の要求に応じてデータベースに対して該利用
    者の住所情報及び通知先情報を登録する登録処理と、 前記利用者の住所が変更になった時点で前記データベー
    スに登録された通知先へ住所変更通知を行う通知処理
    と、 をコンピュータに行われることを特徴とする住所通知サ
    ービスプログラムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記住所通知サービスプログラムは、 前記利用者の住所情報の検索要求に応じて、前記データ
    ベースに登録されている住所情報を検索してその結果を
    検索要求元へ応答する検索応答処理をさらにコンピュー
    タに行わせることを特徴とする請求項18に記載の住所
    通知サービスプログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223899A (ja) * 2009-05-08 2009-10-01 Japan Post Service Co Ltd 転居情報に基づく住所情報更新システム

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