JP2002024067A - ファイル管理装置とそれを実現するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
ファイル管理装置とそれを実現するためのプログラムを記録した記録媒体Info
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Abstract
約があるため、ファイルにわかりやすい自由なファイル
名が付けにくく、アプリケーションやシステムのファイ
ル名等は、予めファイル名が決められており、必ずしも
わかりやすいファイル名とはなっていない。更に、共用
コンピュータにおいては、全利用者が共有するファイル
や、各利用者が使用出来るファイル名が制限されてお
り、自分が作成したファイル名さえ覚えるのが難しいと
いう問題点があった。 【解決手段】上記の問題点を解決するために、各利用者
が、どのファイルに対しても任意のファイル名を付加出
来るように、利用者毎に実際のファイル名と利用者がそ
れに対して付加したファイル名の対応テーブルを持ち、
ファイルにアクセスする際は、自分の付加したファイル
名を指定すれば、自動的に自分が登録しておいたファイ
ル情報が参照され、該当するファイルへのアクセスを可
能とする。
Description
及びそれを実現するコンピュータプログラムが記録され
ている記録媒体に関する。特に、音声を用いたファイル
管理装置及びそれを実現するコンピュータプログラムが
記録されている記録媒体に関する。
クセス及びファイルの実行を行うファイル管理装置は、
ファイル名の命名規約を持ち、その命名規約に準じて固
有のファイル名を所定の文字列で付け、そのファイル名
を用いて、ファイルの管理及びファイルへのアクセスや
ファイルの実行を行っていた。
じてファイル名をつけると、利用者にとって必ずしも覚
えやすいファイル名をつけられるわけではなく、ファイ
ル数が増えるにつれて、ファイルを間違えたり、忘れて
しまうことが頻繁に起こるようになる。特に、システム
ファイルやアプリケーションのファイルや他人が作成し
たファイル等、利用者自身が作成したファイルでない場
合はなおさらである。
ァイルの内容から連想しやすいファイル名は利用者によ
り異なる。そのため、汎用コンピュータでは、実ファイ
ル名以外に別名を付ける機能があるものがある。これに
より、1つのファイルに複数の名前を付けることが可能
となり、実ファイル名または別名の中から、利用者にと
って最も覚えやすい名称でファイルを指定することが出
来る。しかし、この場合も、ファイルの命名規約に縛ら
れるのは同様であり、利用者にとって覚えやすい任意の
名前を付けることは出来ないし、複数の利用者が利用す
る場合、異なる利用者が異なるファイルに同じ名前をつ
けたりすることは出来ない。
法では、ファイルの命名規約に縛られることなく、利用
者にとって覚えやすい自由なファイル名を付加して、フ
ァイルを操作することは出来ない。
各利用者が、ファイル命名規約に縛られることなく、他
人が付加したファイル名にも影響されず、自分にとって
覚えやすい自由なファイル名を付加することが出来、自
分が付加した名称で、ファイルにアクセスしたり、ファ
イルを実行したりすることを可能とすることを目的とす
るものである。
は、ファイルに利用者がファイルの命名規約やファイル
の実ファイル名に依存しない自分にとって覚えやすい任
意の名称をファイル情報として付加し、そのファイル情
報を用いてファイルへのアクセスやファイルの実行を行
えるようにするものである。
ス環境等においては、種々のファイルを複数の利用者が
共用して使用する場合が一般的であり、このような場
合、共用ファイルの名称は、管理者またはシステム開発
者が命名規約に基づいて付けられいるが、それとは別
に、各利用者が自分にとって覚えやすい名前を勝手に付
けることが出来るようにするものである。
ァイル管理装置は、付加モードと操作モードを切り換え
るモード切換部と、ファイル名とそれに付加するファイ
ル情報を対応づけて格納するファイル情報記憶部と、前
記付加モード時には、ファイル名とそれに付加するファ
イル情報を入力し、対応づけて前記ファイル情報記憶部
に格納し、前記操作モード時には、操作するファイルを
前記ファイル情報で入力するファイル情報入力部と、前
記操作モード時に、入力された前記ファイル情報を用い
て、ファイルへのアクセスまたは実行を行うファイル操
作部とを具備することを特徴とする。
いても、命名規約に束縛されているファイルに、各利用
者にとって自分の覚えやすい任意のファイル名を付加
し、そのファイル名を使ってファイルの実行・操作が容
易に出来るようになるため、非常に利便性が高まる。ま
た、その処理を実行するプログラムを記録した記録媒体
をコンピュータに読み込ませることにより、前記のファ
イル管理装置を実現することが出来る。
ァイル管理装置は、前記ファイル情報入力部は、音声で
ファイル情報を入力し、更に、前記入力された音声のフ
ァイル情報を変換する音声変換部を備え、前記変換後の
ファイル情報を用いることを特徴とする。
ァイル情報を音声で入力し、音声でファイル操作するこ
とが可能となるため、誰でも簡単に音声でパソコン等の
端末で、容易にプログラムを実行したり、ファイルの内
容を表示したりすることが可能となる。特に、キーボー
ド操作が苦手な人や、手が不自由でキーボード自体が使
えない場合でも、使用出来るようになる。
ァイル管理装置は、更に、前記操作モード時に、前記入
力された音声と前記ファイル情報を基に、音声を入力し
た話者とファイル情報を付加した話者が同一か否かを判
断する話者認識部を備え、前記ファイル操作部は、話者
が同一かつ一致するファイル情報を用いて、ファイルへ
のアクセスまたはファイルの実行を行うことを特徴とす
る。
ァイル管理装置は、複数人が共用するファイルを、音声
で操作するファイル管理装置として、予め、利用者の音
声を音声変換してファイルに付加したファイル情報を、
ファイル名と対応させて管理する管理ファイルを用意
し、利用者の音声によって利用者とファイルを特定し、
ファイルへのアクセスまたはファイルの実行を行うこと
を特徴とする。
1つの端末を共有する場合でも、利用者を自動的に識別
して、利用者本人が付加したファイル情報を用いてファ
イル操作をすることが可能となる。
その構成と処理の流れを、図1の構成図と図2のフロー
チャートを用いて説明する。
ドと操作モードのいずれとするか、モードの切り換えを
行う(ステップS1)。付加モードとは、実ファイルを
指定して、それに対応するファイル情報を入力して、フ
ァイルと対応づけて記憶するモードのことである。一
方、操作モードとは、前記ファイル情報を指定して、フ
ァイルへのアクセスまたはファイルの実行を行うモード
のことである。モードの切り換えは、キーボードの特定
のキーを押下することにより行ってもよいし、ディスプ
レイ等の画面上にボタンを表示して、それをマウスやペ
ン等で指定することによって行ってもよく、特に指定方
法は問わない。
に起動されるのが望ましく、起動時には、デフォールト
のモードを設定していてもよい。デフォールトモード
は、どちらのモードとしてもよいが、システム起動時
は、ファイルにファイル情報を付加する場合よりも、フ
ァイルへのアクセスまたはファイルの実行を行う場合が
多いので、操作モードとしておくとよい。現在のモード
と利用者が実行しようとしているモードが一致している
場合は、切り換え操作をせずにファイルに対応するファ
イル情報の入力に移ればよい。
在のモードが付加モードか否か判定(ステップS2)
し、付加モードの場合(ステップS2:YES)は、存
在するファイルを検索し、ファイル一覧を表示(ステッ
プS3)し、ファイル情報を付加するファイルを指定
(ステップS4)し、指定したファイルに付加するファ
イル情報を入力(ステップS5)し、ファイル名とそれ
に対応するファイル情報をファイル情報格納部2−1に
格納する(ステップS6)。
は、ファイル一覧をディスプレイ等の画面に表示し、目
的のファイルをマウスでクリックするなり、キーボード
のカーソルキーとエンターキーで指定することが多い
が、キーボードから直接ファイル名を入力してもよい
し、音声でファイル名を指定してもよいし、特に指定方
法を限定するものではない。
イル情報がテキストであれば、キーボードからキー入力
すればよいし、ファイル情報が音声であれば、マイクロ
ホンから音声入力すればよく、特に限定するものではな
い。
NO)は、まず、操作したいファイルのファイル情報を
入力(ステップS7)し、入力されたファイル情報を基
に、ファイル情報記憶部2−1から該当するファイル名
を検索(ステップS8)し、検索したファイル名をもと
に、実際のファイルへのアクセスやファイルの実行を行
う(ステップS9)。
ずれを行うかは、ファイル情報入力部2で、ファイル情
報と共に、キーボードや音声でコマンドとして入力して
もよいし、入力されたファイル情報に対応するファイル
が、実行形式のファイルであれば実行し、そうでなけれ
ば、更新モードでファイルの種別に応じたファイルエデ
ィタを起動するようにしてもよく、どのような方法を用
いてもよい。
いるファイルに、各利用者にとって自分の覚えやすい任
意のファイル名を付加し、そのファイル名を使ってファ
イルの実行・操作が出来るようになるため、非常に利便
性が高まる。
れを、図3と図4のフローチャートを用いて説明する。
ボード又はマウスを用い、既存のパソコンに本発明を組
み込んだファイル管理装置を想定する。それ以外にも、
パソコンの代わりに手書き入力可能なタッチパネルを用
いた携帯端末に、ペンを用いて入力するようにしてもよ
い。パソコンを起動すると、本発明であるファイル管理
用のプログラムが自動的に起動するものとし、初期のモ
ードは、操作モードとする。また、パソコンの中には、
ファイルの種類に応じたファイルエディタがあるものと
し、各ファイルエディタには、ファイル名とそれに対応
するファイル情報を一覧表示する機能を組み込んでいる
ものとする。
示されると、モード切換部1は、所定の位置にモード切
換ボタンとファイル情報入力領域を表示する(ステップ
S10)。モードの切換ボタンの表示は、ボタンの代わ
りに、キーボードの所定のキーを押してモードを切り換
えるようにすれば、表示する必要はない。モードの切り
換え方法は、特にどのような方法でもよい。
ンが押されたかどうかを判定(ステップS11)し、モ
ード切換ボタンが押された場合(ステップS11:YE
S)は、モードを切り換える(ステップS12)。
ードか操作モードか判定(ステップS13)し、付加モ
ードの場合(ステップS13:YES)、パソコン内に
存在するファイルを検索し、ファイル一覧を画面に表示
(ステップS14)し、利用者からファイル情報を付加
するファイルがマウス等で指定(ステップS15)さ
れ、指定されたファイルに対応するファイル情報が入力
(ステップS16)されると、ファイル名と共にファイ
ル記憶部2−1に格納する(ステップS17)。この
際、ファイル一覧を表示せずに、操作するファイルのフ
ァイル名とそれに付加するファイル情報を直接指定する
ことも可能だが、ファイル名を正確に覚えている必要が
あるので、ファイル一覧を表示して選択するようにした
方が容易である。
3:NO)、操作したいファイルのファイル情報が、キ
ーボード等により、ファイル情報入力領域に入力される
(ステップS18)。ファイル情報を付加していないフ
ァイルを操作・実行したい場合があるので、実ファイル
名でも指定出来るようにすることが好ましい。
常、アイコンが表示されているが、実行したい対象がア
イコンの中にある場合は、もちろん、マウスを用いてア
イコンをクリックすることにより、そのアイコンに対応
する実行形式のファイルを実行してもよい。また、ファ
イルに付加したファイル情報も含めて表示可能なファイ
ル一覧を表示させて、マウス等により選択してもよい。
はファイル名が入力されると、ファイル操作部3は、フ
ァイル情報記憶部2−1に記憶されているファイル名と
それに対応するファイル情報の中から指定されたファイ
ルを特定する(ステップS19)。
であれば、ファイル情報記憶部2−1に登録される情報
は、ファイル名とファイル情報だけでよいが、複数の人
が共用して使用するパソコンの場合は、前記ファイル情
報にログインID等の利用者固有の識別子を含めてファ
イル情報記憶部2−1に格納するとよい。その場合、フ
ァイルの特定時には、利用者の識別子と入力されたファ
イル名またはファイルに付加しているファイル情報を用
いて特定する。
9:YES)は、ファイル操作部3は、特定したファイ
ルが実行形式のファイルかどうか判定する(ステップS
20)。特定したファイルが実行形式のファイルの場合
(ステップS20:YES)は、そのファイル(=プロ
グラム)を実行する(ステップS21)。そのファイル
が実行形式のファイルでない場合(ステップS20:N
O)は、そのファイルの形式に対応するファイルエディ
タをそのファイルを指定して起動する(ステップS2
2)。
され、静止画の場合は、画像用のファイルエディタであ
る画像編集ツールが起動され、その画像が表示される。
ファイルが、テキストの場合は、テキスト用ファイルエ
ディタが起動され、そのテキスト内容が表示される。フ
ァイルが音データの場合は、その音が出力される。ファ
イルが画像や音声を組み合わせたマルチメディアデータ
の場合は、画像や音声は同時に再生される。具体的に、
どのような再生・表示・更新手段を用いるか、または、
どのようにファイルの情報を再生・表示するかは、特に
限定しない。
18:NO)は、対応するファイルがない旨のエラーメ
ッセージを表示する(ステップS23)。
では、図5に示すように、ドライブ名・実ファイル名/
実フォルダ名(以下ファイル名にはフォルダ名も含むも
のとする)・ファイル容量・ファイル種別・最新更新日
時等が表示されるのが一般的であるが、本願発明では、
利用者がファイルに付けたファイル情報である各利用者
に固有のファイル名をつけるため、ファイルエディタで
ファイル一覧を表示する場合、付加したファイル名を表
示することが望ましい。
に示すように、ファイル情報が付加されている場合は、
利用者が付加したファイル情報を表示し、ファイル情報
がない場合は、実ファイル名を表示するように、ファイ
ル情報のファイル名を優先して、どちらか一方のファイ
ル名のみ表示するようにしてもよいし、図7に示すよう
に、両方とも表示するようにしてもよい。
グラムに付加されたファイル情報が「作表プログラム」
と「計算プログラム」の2つがあるが、このように1つ
のファイルに複数のファイル情報を付加し、どの名前で
参照することでも出来るようにすることも出来る。
場合、ファイル情報に利用者識別子を付けることによ
り、ファイルのセキュリティに利用することも出来る。
ファイルに対応するファイル情報が付加されていない場
合は、共通ファイルと見なし、誰がファイル一覧を表示
しても、実ファイル名を表示し、利用者固有のファイル
情報がファイルに付加されている場合は、付加するファ
イル情報に利用者の識別子を含めることにより、ファイ
ル管理装置を操作している利用者の識別子と一致する識
別子を含むファイル情報を持つファイルのみ表示する様
にすることにより、他者が個人用のファイルとして作成
したものは、表示されなくなり、そのファイルに対する
操作や実行を禁止することや、同じ名前を利用者毎に違
うファイルに付けることなども可能となる。
イルにはフォルダを含むものとする)を新規に作成する
例について説明する。
は、ファイルの実名は、システムの命名規約に制限され
るため、それに準じて実名を付ける。その際、そのファ
イルに付加するファイル情報も一緒に入力し、ファイル
とそれに対応するファイル情報をファイル情報管理部2
−1に格納し、ファイル管理装置が一括して管理するも
のとする。作成した時点では、実ファイル名だけ付けて
おき、前記ファイル情報は後で入力するようにしてもよ
い。
明する。
憶装置の中に、図8の(a)に示すように、ファイル単
位に分かれて存在する。ファイルにファイル情報を付加
する際に、ファイルとそれに対応するファイル情報を管
理する方法としては、大別して2つの方法がある。
うに、ファイルに直接前記ファイル情報を付加する方法
である。この方法の場合、前記ファイル情報が、各ファ
イル毎に散らばるため、ファイル管理や前記ファイル情
報へのアクセスが面倒である。また、ファイルとファイ
ル情報のデータ形式が異なる場合は、ファイル情報を付
加することが出来ないし、データ形式が同じ場合でも、
ファイルとファイル情報の区切りのコードが必要になる
などの問題点があり、あまり実用的ではない。
れに対応するファイル情報をまとめた利用者管理ファイ
ルを用いて管理する方法である。具体的には、図8の
(c)のように、利用者毎に実ファイルとそれに対応す
るファイル情報を管理するファイルを自動的に生成して
管理する。利用者管理ファイルの名称は、利用者識別子
を含んだ所定の形式を決めておけばよい。また、この方
法をベースに、更にファイル情報を管理しやすくするた
めに、図8の(d)のように、利用者全体のファイル情
報を管理する一括管理ファイルを作成し、利用者識別子
と実ファイルとそれに対応するファイル情報を一括して
管理すると、より管理がしやすくなる。ファイル情報の
形式がテキスト形式でない場合はファイル情報を別ファ
イルとし、代わりにファイル情報ファイルのアドレスで
管理してもよい。
いて、各利用者がファイルに利用者固有のファイル情報
を付加することにより、任意の名前でファイルを操作・
実行出来るようになり、ファイルの管理・操作が容易と
なる。
をキーボードとマウスを用いて、操作・実行する実施例
について説明したが、本実施形態では、音声を用いてフ
ァイルにファイル情報を付加し、操作・実行する例につ
いて、図9の構成図を用いて説明する。入出力装置は、
キーボードとディスプレイとマイクロホンを備えたパソ
コンでもよいし、ペンを用いて入力する透明タッチパネ
ルを用い、マイクロホンを組み込んだ携帯端末などでも
よい。実施形態1と同一箇所については、同じ番号を付
加し、説明を省略する。
以降の処理を、本実施形態の音声入力に対応させたフロ
ーチャートである。
うステップは、実施形態1のステップS10〜S12と
同様であり、説明を省略する。但し、モードの切り換え
に関しては、音声で行うようにしてもよい。
る(ステップS30)。付加モードの場合(ステップS
30:YES)、情報入力部2は、記憶装置内に存在す
るファイルを検索して、ファイル一覧をディスプレイ等
の表示装置の画面に表示(ステップS31)する。ファ
イル情報が文字ではなく音声データの場合、ファイル一
覧に音声データそのものを表示したり、音声をファイル
順に出力するわけにはいかないので、音声変換部2aで
音声認識を行い、認識した文字をファイル情報として表
示する。ファイル一覧の表示形式や、ファイル情報をフ
ァイルにどのように付加するかは、実施形態1と同様で
ある。利用者が、ファイルを新規作成する場合は、ファ
イルにファイル情報を付加する際に、入力された音声を
音声変換すること以外は、実施形態1と同様である。
ァイル情報を付加するファイルをキーボード又はマウス
やペン等で指定(ステップS32)し、ファイル情報を
音声で入力する(ステップS33)。
力部2の中の音声変換部2aは、入力された音声を変換
(ステップS34)して、ファイル名と共にファイル記
憶部2−1に格納する(ステップS35)。音声変換
は、ファイルに付加するファイル情報をどのような音声
データとして格納するかで変換方法が異なる。変換方法
としては、入力された音声を、A/D(アナログ/デジ
タル)変換のみ行い、それをファイル情報とする方法
と、A/D変換した後、特徴パラメータを抽出し、それ
をファイル情報とする方法と、A/D変換した後、音声
認識を行い、認識した文字をそれをファイル情報とする
方法等があるが、特に、これに限定するものではない。
0:NO)は、ファイル情報入力部2は、ファイルのフ
ァイル情報を音声で入力する(ステップS36)。入力
された音声は必要な音声変換を行う(ステップS3
7)。ファイル情報が付加されていないファイルを操作
出来るように、ファイル情報入力領域を設け、キーボー
ド等からファイル名またはファイル情報をテキスト入力
出来るようにしてもよいし、ファイル情報が付加されて
いないファイルでも、音声認識してテキスト変換し、テ
キスト変換した文字列で、ファイル情報だけでなく、実
ファイル名も検索するようにしてもよい。
が音声または文字で入力されると、ファイル操作部3
は、ファイル情報記憶部2−1に記憶されているファイ
ル名とそれに対応するファイル情報の中から指定された
ファイルを特定する(ステップS38)。
合は、音声変換部2aで、入力された音声の音声変換を
行い、ファイル情報と照合して同一か判定すれば、ファ
イルを特定出来る。パソコンを複数の利用者が共有する
場合は、利用者により登録しているファイル情報が異な
るので、利用者を識別する必要がある。利用者を識別す
るには、前述したように利用者識別子を付けることも考
えられるが、ファイル情報が、音声をA/D変換したも
のであるか、特徴パラメータに変換したものであれば、
ファイル情報入力部2に話者識別部2bを設けて、話者
識別を行うことが出来る。この場合、入力された音声と
ファイル情報の類似度を、話者認識部2bで照合し、類
似度が所定以上であれば、同一話者と認識することが出
来る。このように、話者認識部を設けて、音声データと
して登録されたファイル情報と入力された音声との類似
度をチェックすることにより、利用者識別子を持たなく
ても、実ファイル名とファイル情報の対応を持つだけ
で、操作したいファイルを特定することが出来る。つま
り、この場合の一括管理ファイルは、図8の(d)から
利用者識別子を取り除いたものになる。
である場合は、話者登録部を設け、事前に話者登録を行
い、話者を識別するための音声データとその話者の識別
子を話者登録部に登録して、ファイリングしておく必要
がある。
ステップS20〜S23と同様なので説明を省略する。
端末を稼働している時に、例えば、図7のように、ブラ
ウザの起動プログラム「browser.exe」を起
動するには、ファイル情報として登録されている「イン
ターネット」という言葉を音声入力すれば、ブラウザが
起動する。
報を付けても、ファイルの種類や更新日時等を使って、
「1999年の誕生日」とか入力し、構文解析して語分
解を行い、ファイルの種類や更新日時等の修飾する語と
ファイル情報に分けて、修飾する語を変換して照合し、
ファイルを特定出来るようにすることも出来る。この例
の場合、「1999年」という修飾語と「誕生日」とい
うファイル情報に分解され、「1999年」という修飾
語は、「年」という言葉が含まれているため、更新日時
の最初の2桁に相当すると判断され、「1999年」は
「99」に変換されて、更新日時の最小の2桁が「99」で
ファイル情報が「誕生日」のファイルが検索される。フ
ァイルの種類で修飾する場合は、ファイルの種類は、シ
ステムで決められているため、例えば、ビットマップの
画像だと、ファイルの種類はビットマップイメージであ
るが、音声入力する際は、「画像の〜」と入力し、「画
像」という言葉を「ビットマップイメージ」という言葉
に変換して、ファイルを検索すればよい。
ァイル情報を音声で入力し、音声でファイル操作するこ
とが可能となるため、誰でも簡単に音声でパソコン等の
端末で、容易にプログラムを実行したり、ファイルの内
容を表示したりすることが可能となる。特に、キーボー
ド操作が苦手な人や、手が使えなくてキーボード自体が
使えない人でも、使用出来るようになる。
1つの端末を共有する場合でも、利用者を自動的に識別
して、利用者本人が付加したファイル情報を用いてファ
イル操作をすることが可能となる。
にかかるファイル管理装置を実現するプログラムを記載
した記録媒体は、図11に示す記録媒体の例のように、
CD−ROM7−1やフロッピー(登録商標)ディスク
7−2等の可搬型記録媒体7だけでなく、通信回線の先
に蓄えられた他の記憶装置8や、コンピュータ10のハ
ードディスクやRAM等の記録媒体9のいずれでも良
く、本発明にかかるデータ表示装置を利用する際に、コ
ンピュータ10により読み込まれ、主メモリ上で実行さ
れる。
タ10にローディングすることにより、命名規約に束縛
されているファイルに、各利用者がファイルに対応する
任意のファイル情報を付加し、そのファイル情報を用い
てファイルを実行したり操作したり出来るようになるた
め、利用者にとって自分の覚えやすい任意のファイル名
を付加し、そのファイル名を使ってファイルの実行・操
作が出来るため、非常に利便性が高いファイル管理装置
を実現出来るようになる。
名規約に束縛されているファイルに、各利用者にとって
自分の覚えやすい任意のファイル名を付加し、そのファ
イル名を使ってファイルの実行・操作が出来るため、非
常に利便性が高まる。
ば、ファイルを付加するファイル情報を音声で入力し、
音声でファイル操作することが可能となるため、誰でも
簡単に音声でパソコンや携帯端末で、容易にプログラム
を実行したり、ファイルの内容を表示したりすることが
可能となる。特に、キーボード操作が苦手な人や、手が
使えなくてキーボード自体が使えない人でも、使用出来
るようになる。
ば、複数の利用者が1つの端末を共有する場合でも、利
用者を自動的に識別して、利用者本人が付加したファイ
ル情報を用いてファイル操作をすることが可能となる。
チャート
ローチャート
例
ローチャート
型記憶媒体 7−1 CD−ROM 7−2 フロッピーディスク 8 通信回線の先に蓄えられた他の記憶装置 9 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等
の記憶媒体 10 コンピュータ
Claims (5)
- 【請求項1】 ファイル管理装置において、 付加モードと操作モードを切り換えるモード切換部と、 ファイル名とそれに付加するファイル情報を対応づけて
格納するファイル情報記憶部と、 前記付加モード時には、ファイル名とそれに付加するフ
ァイル情報を入力し、対応づけて前記ファイル情報記憶
部に格納し、前記操作モード時には、操作するファイル
を前記ファイル情報で入力するファイル情報入力部と、 前記操作モード時に、入力された前記ファイル情報を用
いて、ファイルへのアクセスまたは実行を行うファイル
操作部とを具備することを特徴とするファイル管理装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のファイル管理装置にお
いて、 前記ファイル情報入力部は、音声でファイル情報を入力
し、 更に、前記入力された音声のファイル情報を変換する音
声変換部を備え、 前記変換後のファイル情報を用いることを特徴とするフ
ァイル管理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のファイル管理装置にお
いて、 更に、前記操作モード時に、前記入力された音声と前記
ファイル情報を基に、音声を入力した話者とファイル情
報を付加した話者が同一か否かを判断する話者認識部を
備え、 前記ファイル操作部は、話者が同一かつ一致するファイ
ル情報を用いて、ファイルへのアクセスまたはファイル
の実行を行うことを特徴とするファイル管理装置。 - 【請求項4】 複数人が共用するファイルを、音声で操
作するファイル管理装置において、 予め、利用者の音声を音声変換してファイルに付加した
ファイル情報を、ファイル名と対応させて管理する管理
ファイルを用意し、 利用者の音声によって利用者とファイルを特定し、ファ
イルへのアクセスまたはファイルの実行を行うことを特
徴とするファイル管理システム。 - 【請求項5】 ファイルを管理するステップをコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、 付加モードと操作モードを切り換えるステップと、 前記付加モード時に、ファイル名とそれに付加するファ
イル情報を入力ステップと、 ファイル名とそれに付加するファイル情報を対応づけて
記憶するステップと、 前記操作モード時に、操作するファイルを前記ファイル
情報で入力するステップと、 前記操作モード時に、入力された前記ファイル情報を用
いて、ファイルへのアクセスまたは実行を行うステップ
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000204660A JP2002024067A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | ファイル管理装置とそれを実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000204660A JP2002024067A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | ファイル管理装置とそれを実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002024067A true JP2002024067A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18701892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000204660A Pending JP2002024067A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | ファイル管理装置とそれを実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002024067A (ja) |
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