JP2002023958A - 計算機、計算機システムおよびデータ転送方法 - Google Patents

計算機、計算機システムおよびデータ転送方法

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JP2002023958A
JP2002023958A JP2000205509A JP2000205509A JP2002023958A JP 2002023958 A JP2002023958 A JP 2002023958A JP 2000205509 A JP2000205509 A JP 2000205509A JP 2000205509 A JP2000205509 A JP 2000205509A JP 2002023958 A JP2002023958 A JP 2002023958A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メインフレームホストからオープン系ホストへ
高速データ転送する。 【解決手段】メインフレームホスト100において、記
憶制御プロセッサ102は、FBAディスク装置150と
主記憶103上に設けたディスクキャッシュ107を、
プロセッサ101に対しては論理可変長記憶装置として
エミュレートし、オープン系ホスト160に対しては論
理固定長記憶装置としてエミュレートする。また、記憶
制御プロセッサ102は、プロセッサ101から論理可
変長記憶装置にライトされたデータをディスクキャッシ
ュ107へ常駐させ、オープン系ホスト160の論理固
定長記憶装置へのリードに対して、ディスクキャッシュ
107に常駐させたデータを転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれ異なるフ
ォーマットでデータを記憶する記憶装置が用いられるホ
スト装置間でのデータ転送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】メインフレームホストには、外部記憶装
置として、可変長レコードのデータフォーマットでデー
タを記憶する磁気ディスク装置が用いられている。従来
のこの種の磁気ディスク装置は、可変長レコードのデー
タアクセスを可能とするCKD(Count Key Data)インタフ
ェースを有している。つまり、従来、可変長レコードフ
ォーマットのデータは、CKDインタフェースを有する磁
気ディスク装置上に物理的に実現されていた。
【0003】しかし、近年になって、可変長レコードの
データの記憶装置として、パーソナルコンピュータやワ
ークステーションといったオープン系ホストで用いられ
ているる、比較的安価な、固定長ブロック(FBA:Fixed
Block Architecture)フォーマットでデータを記憶する
磁気ディスク装置が用いられるようになってきている。
例えば、このような磁気ディスク装置を複数用いて構成
されるRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)
が広く使われるようになってきている。RAIDは、シカゴ
のイリノイ大学で開かれたACM SIGMOD会議において発表
された論文「D.Patterson,G.Gibson, and R.H.Kartz; A
Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks(RA
ID), ACM SIGMOD Conference, Chicago, IL, (June 198
8), pp.109-116」に記載されているように、比較的安価
で信頼性の低いディスク装置を複数台接続し、データを
複数のディスク装置に分配して配置することで、データ
転送の並列化による性能向上や、冗長データを保持する
ことによる高可用性を実現するものである。
【0004】ところで、ホストが認識するディスク装置
は、実際のディスク装置あるいは複数のディスク装置で
構成されたRAIDに格納される、見せかけのディスク装置
である。以後、これらの二階層のディスク装置を区別す
るため、ホストから認識されるディスク装置を論理ディ
スク装置と呼び、CKDインタフェースを有しCKDフォーマ
ットデータを格納する実際のディスク装置や、FBAフォ
ーマットでデータを記憶する実際のディスク装置を物理
ディスク装置と呼ぶこととする。
【0005】また、メインフレームホストで用いられる
可変長レコードフォーマットのことをCKDフォーマット
と呼び、CKDインタフェースを有しCKDフォーマットでデ
ータを記憶するディスク装置をCKDディスク装置と呼
び、そして、FBAフォーマットでデータを記憶するディ
スク装置をFBAディスク装置と呼ぶこととする。
【0006】また、ホストから認識されるCKDディスク
装置を論理CKDディスク装置と呼び、ホストから認識さ
れるFBAディスク装置を論理FBAディスク装置と呼ぶこと
とする。さらに、実際のCKDディスク装置を物理CKDディ
スク装置と呼び、実際のFBAディスク装置を物理FBAディ
スク装置と呼ぶこととする。
【0007】また、論理FBAディスク装置と物理FBAディ
スク装置とを区別しない場合には、単にFBAディスク装
置と呼び、論理CKDディスク装置と物理CKDディスク装置
とを区別しない場合には、単にCKDディスク装置と呼ぶ
こととする。ここで、論理FBAディスク装置と物理FBAデ
ィスク装置、および、論理CKDディスク装置と物理CKDA
ディスク装置は、それぞれ一致していてもよい。
【0008】さて、上述したように、RAIDに用いられる
物理FBAディスク装置は、SCSI等のインタフェースを有
し、FBAフォーマットでデータを記憶する。したがっ
て、メインフレームホストに接続して、CKDインタフェ
ースからCKDフォーマットのデータを受け取り、FBAフォ
ーマットの物理ディスク装置に書き込む記憶装置サブシ
ステムでは、CKDフォーマットからFBAフォーマットへの
変換およびその逆変換機構を、内部に備えることが必要
となる。
【0009】例えば、「メインフレーム’98」、日経
BP社、p53-54には、SCSIインタフェースを有し、FBAデ
ィスク装置を筐体に内蔵するメインフレームについて記
載されている。このメインフレームでは、CPUからCKDフ
ォーマットデータアクセスのコマンド群(CCW:Channel
Command Word)として発行される入出力要求を、内蔵デ
ィスク装置の入出力制御を専門に担当する制御プロセッ
サが受信/解釈し、FBAフォーマットデータアクセスのコ
マンド群(SCSIコマンド)に変換して、FBAディスク装置
への入出力を行う。この変換機構により、従来CKDディ
スク装置を前提とするアプリケーションプログラムやOS
などを変更することなく、メインフレームコンピュータ
の外部記憶装置として、FBAディスク装置を利用するこ
とが可能となる。なお、この種のフォーマットの変換機
構の別の例としては、例えば特開平6-150557号公報記載
のものが知られている。
【0010】ところで、昨今、販売実態の把握や市場ニ
ーズの解析による経営上の意思決定支援を目的として、
メインフレームホストを使用する基幹系情報システムが
保持する業務データに対するOLAPやデータマイニングの
ニーズが高まっている。これに従い、メインフレームコ
ンピュータのCKDディスク装置を利用したデータベース
等に蓄えた基幹業務データを、PCやワークステーション
へ転送し、流用するといったデータ連携機能が重要とな
っている。
【0011】そして、このようなメインフレームコンピ
ュータのCKDディスク装置に記憶されたデータを、オー
プン系ホストへ転送する方法の一つとしては、LAN等の
ネットワークを介してホスト同士で転送する方法が考え
られる。しかし、この方法では、両ホストやネットワー
クに負荷がかかり、他業務の実行速度低下等の悪影響を
及ぼす可能性がある。そこで、特開平9-258908号公報記
載の技術では、次のようにして、このようなデータ転送
を行っている。
【0012】物理FBAディスク装置と記憶装置コントロ
ーラよりなる記憶装置を、メインフレームホストとオー
プン系ホストの双方にそれぞれ接続する。この記憶装置
は、記憶装置コントローラの動作により、物理FBAディ
スク装置を、メインフレームホストに対しては論理CKD
ディスク装置Aと認識させ、オープン系ホストに対して
は論理FBAディスク装置Bと認識させる。
【0013】まず、メインフレームホストは、他のCKD
ディスク装置に格納されている転送対象データを読み出
し、中間データを作成して、論理CKDディスク装置Aに格
納する。このとき、記憶装置コントローラは、メインフ
レームホストからの論理CKDディスク装置への転送デー
タ書き込み要求に応じ、転送データをCKDフォーマット
からFBAフォーマットへ変換して、物理FBAディスク装置
へ書き込む。この変換は、変換後のFBAフォーマットの
データ中に、CKDフォーマットのカウント部やデータ部
を含んだままの態様で行われる。
【0014】次に、オープン系ホストが、中間データが
書き込まれた論理FBAディスク装置Bの中間データに対し
てアクセスを要求する。記憶装置コントローラは、物理
FBAディスク装置から、アクセスを要求された中間デー
タを読み出し、FBAフォーマットのままオープン系ホス
トに転送する。
【0015】オープン系ホストは、転送されたFBAフォ
ーマットデータに含まれるCKDフォーマットデータを認
識して、カウント部等を含まない必要なデータのみの抽
出や、漢字コード変換などの処理を行ったのち、そのデ
ータを利用する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平9-258908
号公報記載の技術によれば、メインフレームホストのCK
Dディスク装置に記憶されたデータを、オープン系ホス
トへ転送するために、CKDディスク装置から読み出した
転送対象データの物理FBAディスク装置への書き込み
と、前記転送対象データの前記物理FBAディスク装置か
らの読み出しとの合計2回の入出力が必要となる。この
ため、データ転送に時間がかかる。
【0017】そこで、本発明は、それぞれ異なるフォー
マットのデータを扱うホスト装置間でのデータ転送を、
より高速に行うことを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明では、第1のフォーマットに従ったデータへのア
クセスコマンドを発行するプロセッサと、メモリと、を
備えた計算機に以下の構成を採用する。
【0019】すなわち、他の計算機から、前記第1のフ
ォーマットとは異なる第2のフォーマットに従ったデー
タへのアクセスコマンドを受け取るインターフェース
と、前記プロセッサが発行した、前記第1のフォーマッ
トに従ったデータのライトコマンドに従い、前記データ
を受け取って、前記メモリに格納する第1のコマンド処
理手段と、前記他の計算機が発行した、前記第2のフォ
ーマットに従ったデータのリードコマンドに従い、前記
第1のコマンド処理手段で格納したデータを前記メモリ
から読み出して、前記他の計算機に転送する第2のコマ
ンド処理手段と、を設ける。
【0020】このような計算機によれば、本計算機から
他の計算機へのデータ転送は、本計算機において、プロ
セッサが発行した第1のフォーマット(例えば可変長フ
ォーマット)に従ったデータのライトコマンドにより、
当該データをメモリに格納し、他の計算機が発行した第
2のフォーマット(例えば固定長フォーマット)に従っ
たデータのリードコマンドにより、前記メモリに格納し
たデータを転送することにより実現される。
【0021】すなわち、本計算機のプロセッサは、転送
対象データの入手後、物理的な記憶装置と入出力する必
要がない。したがって、より高速なデータ転送が可能と
なる。また、このような、本計算機のプロセッサによる
メモリへのデータ書き込みと、他の計算機によるメモリ
からのデータ読み込みとは、その発行元が元々対応して
いる記憶装置向け形式のアクセスにより実現されるの
で、その発行元に関してアーキテクチャ上の修正の必要
がない。したがって、既存の資源を活用することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0023】まず、本発明の第1実施形態について説明
する。
【0024】図1に、本発明の第1実施形態に係る計算
機システムの構成を示す。
【0025】図示するように、本実施形態の計算機シス
テムは、メインフレームホスト100と、メインフレー
ムホスト100に接続されたFBAディスク装置150
と、メインフレームホスト100に接続されたCKDディ
スク装置151と、オープン系ホスト160と、オープ
ン系ホスト160に接続されたFBAディスク装置152
と、を有する。
【0026】メインフレームホスト100は、少なくと
も1つのCPU101と、少なくとも1つの記憶制御プロ
セッサ102と、主記憶103と、少なくとも1つのFB
Aデータアクセス部104と、少なくとも1つのCKDデー
タアクセス部105と、少なくとも1つのFBAデータア
クセス受信部106と、を有する。
【0027】オープン系ホスト160は、CPU120を
有する。CPU120上では、アプリケーションプログラ
ムによるアプリケーションプロセスとOSが動作する。OS
は、アプリケーションプロセスが動作する際のメモリ割
り当て等の制御やファイルシステム等の管理を行う。ア
プリケーションプロセスからの外部記憶装置へのアクセ
スは、このOSを介して行われる。本実施形態では、アプ
リケーションプロセスの1つとして、フォーマット変換
処理部125を含む転送データ転送処理部124がCPU
101上に構築される。
【0028】オープン系ホスト160およびメインフレ
ームホスト100は、FBAアクセス通信線170と通信
線140とにより、互いに接続している。ここで、FBA
アクセス通信線170は、例えばSCSIバスであり、通信
線140はLAN等である。
【0029】さて、メインフレームホスト100におい
て、CPU101上では、データベースマネージメントシ
ステム等のアプリケーションプログラムによるアプリケ
ーションプロセスとOSが動作する。OSは、アプリケーシ
ョンプロセスが動作する際のメモリ割り当て等の制御や
ファイルシステム等の管理を行う。アプリケーションプ
ロセスからの外部記憶装置へのアクセスは、このOSを介
して行われる。本実施形態では、アプリケーションプロ
セスの1つとして、転送データ作成処理部121がCPU
101上に構築される。
【0030】主記憶103は、各CPU101が使用する
データやプログラムを格納する領域、および、FBAディ
スク装置150との入出力に用いるディスクキャッシュ
領域107が割り当てられる。また、主記憶150に
は、ディスクキャッシュ107上のデータを管理するキ
ャッシュ管理情報108と、各ディスク装置を管理する
記憶装置管理情報109とを格納する。
【0031】記憶制御プロセッサ102は、OS等のホス
トプログラムに対して、FBAディスク装置150を論理C
KDディスク装置としてエミュレートするCKDコマンド処
理部122を有する。
【0032】通常、ホストプログラムからはCKDディス
ク装置しか扱えない。このため、CKDコマンド処理部1
22は、ホストプログラムがFBAディスク装置150を
論理CKDディスク装置としてアクセスできるようするた
めに、ディスクキャッシュ107と、FBAディスク装置
150と、後述する記憶装置管理情報109と、を用い
て、論理CKDディスク装置をエミュレートする。
【0033】具体的には、CKDコマンド処理部122
は、CKDディスク装置へのアクセス要求の受領、後述す
るディスクキャッシュ107を利用したFBAディスク装
置150との入出力の他、論理CKDディスク装置とFBAデ
ィスク装置150とのマッピング管理等も行う。
【0034】また、記憶制御プロセッサ102は、オー
プン系ホスト160に対して、FBAディスク装置150
を論理FBAディスク装置としてエミュレートするFBAコマ
ンド処理部123を有する。FBAコマンド処理部123
は、FBAアクセス受信部106を介してオープン系ホス
ト160から論理FBAディスク装置へのアクセス要求を
受け付け、後述するディスクキャッシュ107を利用し
たFBAディスク装置150との入出力を行う。
【0035】また、記憶制御プロセッサ102は、ディ
スクキャッシュ107上のデータの無効化を制御する無
効化処理部129を有する。
【0036】FBAデータアクセス部104は、メインフ
レームホスト100とFBAディスク装置150とを接続
し、その間のFBAフォーマットのアクセスインタフェー
スコマンドおよびデータの転送を行う。
【0037】CKDデータアクセス部105は、メインフ
レームホスト100とCKDディスク装置151とを接続
し、その間のCKDフォーマットのアクセスインタフェー
スコマンドおよびデータの転送を行う。
【0038】FBAデータアクセス受信部106は、オー
プン系ホスト160とメインフレームホスト100とを
接続し、オープン系ホスト160から送信されるFBAフ
ォーマットのアクセスインタフェースコマンドを受信
し、記憶制御プロセッサ102に引き渡す。また、メイ
ンフレームホスト100およびオープン系ホスト160
間におけるアクセス対象データの転送を制御する。
【0039】通信線140は、メインフレートホスト1
00とオープン系ホスト160との間で通信を行うため
に用いられる。本実施形態では、中間データ生成完了通
知等、イベント通知にのみ用いる。このため、特に高速
なものや広帯域なものを適用する必要はない。
【0040】FBAアクセス通信線170は、FBAデータア
クセス部104とFBAディスク装置150との間や、FBA
データアクセス受信部106とオープン系ホスト160
との間や、オープン系ホスト160とFBAディスク装置
152との間を接続する通信線である。この通信線17
0上で、FBAディスク装置用のSCSIなどの通信プロトコ
ルを用いた通信が行われる。
【0041】CKDアクセス通信線171は、CKDデータア
クセス部105とCKDディスク装置151との間を接続
する通信線である。この通信線171上で、CKDディス
ク装置用の通信プロトコルを用いた通信が行われる。
【0042】なお、FBAアクセス通信線170およびCKD
アクセス通信線171は、メタルケーブルを用いたパラ
レルチャネルでも、あるいは、光ファイバ等を用いたシ
リアルチャネルでもよい。
【0043】次に、FBAディスク装置150の記録フォ
ーマットであるFBAフォーマットと、FBAディスク装置1
50を用いてエミュレートされる論理CKDディスク装置
の記録フォーマットであるCKDフォーマットとの関係に
ついて説明する。
【0044】図2(a)に示すように、論理CKDディス
ク装置の記憶領域は、固定長の複数のCKDトラックで構
成される。各CKDトラックは1個のホームアドレス(H
A)510と1個以上のレコード500とで構成され
る。HA510は、各CKDトラックの先頭に位置する最初
のフィールドである。
【0045】各レコード500は1個以上のフィール
ド、すなわちカウント部501と、データ部502と、
さらに場合によってはデータ部の前にキー部(図示せ
ず)とが存在する。カウント部501は、固定長のフィ
ールドで、そのレコード500のアドレスや後続するフ
ィールド(上記のデータ部502とキー部)の長さなど
が格納される。各レコード500は、可変長であるこ
と、つまりデータ部502の長さがレコード500毎に
異なっていてもよいことが許されている。このため、カ
ウント部501に、そのレコードのデータ部502およ
びキー部の長さが格納され、このカウント部501を見
れば、そのレコード500の各フィールドの長さが判る
ようになっている。レコード500のアドレスは、シリ
ンダ番号とヘッド番号とレコード番号の組、すなわちト
ラック先頭から付与されたシーケンシャルな番号の組み
で示される。
【0046】一方、図3に示すように、FBAディスク装
置150の記憶領域は、複数のFBAトラックで構成され
る。各FBAトラックは、あらかじめ定められた固定長の
領域であるブロック600で構成されており、各ブロッ
ク600は、FBAディスク装置150内で一意に番号付
けされている。したがって、FBAディスク装置150の
ある領域にアクセスする際には、その領域の先頭ブロッ
ク600の番号と、それに後続するブロック600の個
数とを指定すればよい。
【0047】さて、本実施形態では、このようなFBAデ
ィスク装置150で論理CKDディスク装置をエミュレー
トする。このために、論理CKDディスク装置上の各CKDト
ラックに、FBAフォーマット上のブロック600をCKDト
ラック容量分割り当て、この割り当てたブロック600
それぞれに、対応するCKDトラックの内容を記憶する。
【0048】この割り当ては次のように行う。
【0049】まず、図2(b)に示すように、CKDトラ
ックを固定長のブロック600の大きさと等しい領域に
分割し、番号0で示される先頭のブロック600に、シ
リンダ番号0とヘッド番号0とで示される先頭CKDトラ
ックの先頭領域を割り当てる。以降、後続するブロック
600にCKDトラック上の後続する領域を割り当ててい
き、先頭のCKDトラックの全領域が割り当てられると、
後続するブロック600には次トラック、すなわちシリ
ンダ番号0とヘッド番号1とで示されるCKDトラックの
先頭領域を割り当てる。以下、同様にして、各CKDトラ
ックの全領域を各ブロック600に対応付ける。
【0050】この場合、各CKDトラックの長さは、論理C
KDディスク装置のタイプによって固定的に定めらるの
で、以下の数式を用いれば、トラックアドレスからその
CKDトラックを格納している先頭のブロック600番号
と、トラック当りのブロック数とを求めることができ
る。
【0051】(式1)CKDトラック当たりのブロック数
=<CKDトラック容量÷ブロック容量> (式2)CKDトラック先頭のブロック番号=(シリンダ
番号×ヘッド数+ヘッド番号)×CKDトラック当たりの
ブロック数 ここで<x>は、x以上の最小の整数である。例えば、ブ
ロック600の容量を2048バイト、CKDトラックの
容量を52キロバイト、そして、ヘッド数を15とする
と、トラック当たりのブロック数は、<25.39…>であ
るから26となる。また、シリンダ番号0とヘッド番号
1とで示されるCKDトラックの先頭ブロック番号は26
となり、シリンダ番号100とヘッド番号5とで示され
るCKDトラックの先頭ブロック番号は39130とな
る。
【0052】以下では、1つのCKDトラックが割り当て
られたブロック600の組をブロックグループと呼ぶ。
【0053】次に、メインフレームホスト100の主記
憶103上のディスクキャッシュ領域107、キャッシ
ュ管理情報108および記憶装置管理情報109につい
て説明する。
【0054】まず、記憶装置管理情報109について説
明する。
【0055】記憶装置管理情報109は、FBAディスク
装置150と論理CKDディスク装置との対応等を示す情
報を保持する。具体的には、各論理CKDディスク装置に
ついて、当該論理CKDディスク装置に割り当てられてい
るFBAディスク装置150の番号と容量、当該CKDディス
ク装置の機器種別、トラック長、シリンダ数およびヘッ
ド数等の情報を格納する。逆に、各FBAディスク装置1
50について、当該FBAディスク装置150に割り当て
ている論理CKDディスク装置の番号を格納する。なお、
論理CKDディスク装置が割り当てられていないFBAディス
ク装置150のエントリには、未割当を示す情報が格納
される。
【0056】前述したように、このような記憶装置管理
情報109に基づいて、CKDコマンド処理部122は、F
BAディスク装置150を論理CKDディスク装置としてエ
ミュレートする。
【0057】次に、ディスクキャッシュ107について
説明する。
【0058】ディスクキャッシュ107には、FBAディ
スク装置150からリードしたデータや、FBAディスク
装置150へのライトデータ等を一時的に格納する。
【0059】図4に、ディスクキャッシュ107の構成
例を示す。
【0060】図示した例では、ディスクキャッシュ10
7は、セグメント200と呼ばれる固定長の小領域に等
分割される。1つのセグメント200は、1ブロックグ
ループ(CKDトラック)を格納する。
【0061】次に、キャッシュ管理情報108について
説明する。
【0062】キャッシュ管理情報108は、ディスクキ
ャッシュ107を管理するために用いる情報で、各ブロ
ックグループへのセグメント200割り当て状態等の管
理情報を格納する。
【0063】図5にキャッシュ管理情報108に含まれ
るキャッシュ割り当て情報300を、そして、図6にキ
ャッシュ管理情報108に含まれるセグメント管理情報
410を示す。
【0064】図5において、キャッシュ割り当て情報3
00は、FBAディスク装置150の各ブロックグループ
に対してセグメント200を割り当て済みかを示す、全
ブロックグループ数分のセグメント管理情報ポインタ3
01からなる。セグメント200未割当てのブロックグ
ループのセグメント管理情報ポインタ301には、NULL
値が設定され、セグメント200割り当て済みのブロッ
クグループのセグメント管理情報ポインタ301には、
当該セグメント200の、後述するセグメント管理情報
410の位置をポイントする。
【0065】有効セグメント管理情報キューポインタ3
02、空きセグメント管理情報キューポインタ303お
よび常駐セグメント管理情報キューポインタ304は、
それぞれのキューのルートポインタである。ここで、有
効セグメント管理情報キューは、ブロックグループに割
り当て済みのセグメント管理情報410をセグメント管
理情報410中のポインタにより順次ポイントすること
で構成されるキューであり、空きセグメント管理情報キ
ューは、ブロックグループに未割り当てのセグメント管
理情報410をセグメント管理情報410中のポインタ
により順次ポイントすることで構成されるキューであ
る。また、常駐セグメント管理情報キューは、ブロック
グループに割り当て済みで且つ当該ブロックグループが
常駐指定されているセグメント管理情報410を、セグ
メント管理情報410中のポインタにより順次ポイント
することで構成されるキューである。
【0066】キャッシュ常駐情報305は、各ブロック
グループについてキャッシュ常駐を指示されているか否
かを示す情報である。ここで、キャッシュ常駐とは、所
定期間あるいはキャッシュ常駐情報305で指定される
期間、ディスクキャッシュ107に保持されることを意
味する。なお、キャッシュ常駐情報305は、各ブロッ
クグループつまり各CKDトラック毎に、指示有無を示す
フラグとしてもよい。あるいは、キャッシュ常駐を指示
されている範囲毎に、そのブロックグループに割り当て
られているCKDトラックの先頭トラックアドレスとトラ
ック数を示すものとしてもよい。本実施形態では、キャ
ッシュ常駐情報305は、CPU101上で動作するアプ
リケーションプロセスからのチャネルコマンド等を用い
た常駐指示や、サービスプロセッサからの常駐指示など
に従って、記憶制御プロセッサ102が設定する。この
常駐指示では、常駐の対象とするブロックグループの範
囲に対応するCKDトラックの範囲を、論理CKDディスク装
置番号と対象範囲を示す先頭CKDトラックアドレスおよ
びトラック数等とにより、常駐範囲として指定する。な
お、常駐範囲の解除も、CPU101上で動作するアプリ
ケーションプロセスからのチャネルコマンド等を用いた
常駐指示や、サービスプロセッサからの常駐指示などに
従って、記憶制御プロセッサ102がキャッシュ常駐情
報305を変更することにより行う。
【0067】図6において、セグメント管理情報410
は、ディスクキャッシュ107の各セグメント200に
対応して、それぞれ設けられる。セグメント管理情報4
10中の割当てブロックグループ400は、対応するセ
グメント200を割当てたブロックグループに割り当て
らているCKDトラックのCKDディスク装置番号および当該
ディスク装置内アドレスを格納する。セグメントポイン
タ401は、対応するセグメント200のディスクキャ
ッシュ107内アドレスを格納する。バリッドフラグ4
02は、当該セグメント200に格納しているデータが
有効か否かを示す。FBAディスク装置150からリード
したブロックグループを当該セグメント200に格納し
たときなどに、このバリッドフラグ402をオンに設定
し、当該セグメント200のキャッシュ割り当てを解除
するときにオフに設定する。未反映フラグ403は、当
該セグメント200に格納しているブロックグループに
対して行った変更(ライト)を実行中であること、ある
いは、当該変更が障害等の何らかの理由によりFBAディ
スク装置150に未反映であることを示す。セグメント
キューポインタ404は、実際には、有効セグメント管
理情報キューポインタ、空きセグメント管理情報キュー
ポインタおよび常駐セグメント管理情報キューポインタ
よりなり、前述した有効セグメント管理情報キューや空
きセグメント管理情報キューなどを構成するため、各キ
ュー中で次に位置するセグメント管理情報410の位置
を示すポインタである。常駐フラグ405は、そのセグ
メント200に対して常駐指示がなされているか否かを
表す。
【0068】さて、以上のような、ディスクキャッシュ
107とキャッシュ管理情報108を用い、無効化処理
部129は、各セグメント管理情報410を監視する。
そして、常駐フラグ405で常駐が指示されているセグ
メント管理情報410に対応するセグメント200への
ライトに対し、ライトデータをディスク装置に書き込ん
だ後も、所定期間あるいはキャッシュ常駐情報305で
指定される期間、当該データをディスクキャッシュ10
7から破棄せずに常駐させる。一方、常駐フラグ405
で常駐が指示されていないセグメント管理情報410に
対応するセグメント200へのライトに対しては、ライ
トデータをディスク装置に書き込んだ後、LRU方式など
周知の方法で当該データのキャッシュ滞留期間を制御す
る。
【0069】次に、このような構成におけるFBAディス
ク装置150またはFBAディスク装置150に対応する
論理CKDディスク装置と、CKDディスク装置151へのア
クセス動作について説明する。
【0070】なお、以下では、CKDディスク装置151
やFBAディスク装置150がエミュレートする論理CKDデ
ィスクのアクセスインタフェースのコマンドがCCWであ
り、FBAディスク装置150のアクセスインタフェース
のコマンドがSCSIコマンドであるとして説明する。
【0071】また、以下では、説明の明瞭化のため、メ
インフレームホスト100上のホストプログラムのFBA
ディスク装置150に対応する論理CKDディスク装置へ
のアクセス単位をCKDトラックとし、オープン系ホスト
160のFBAディスク装置150へのアクセス単位をブ
ロックグループとした場合について説明する。
【0072】まず、メインフレームホスト100上のホ
ストプログラムが、CKDディスク装置151へアクセス
する場合、CPU101から直接CKDデータアクセス部10
5を介してCKDディスク装置151にリード要求のCCWが
送られ、CKDフォーマットデータへのアクセスが行われ
る。すなわち、リードアクセスの場合はCKDディスク装
置151からCKDフォーマットデータを読み出してアク
セス要求元に転送し、ライトの場合はアクセス要求元か
ら受け取ったCKDフォーマットデータのCKDディスク装置
151へ書込む。
【0073】次に、メインフレームホスト100上のホ
ストプログラムがFBAディスク装置150によってエミ
ュレートされる論理CKDディスク装置へアクセスする場
合、記憶制御プロセッサ102のCKDコマンド処理部1
22が、CPU101からリード/ライト要求のCCWを受領
する。これを受領した、CKDコマンド処理部122は、
図7に示す処理を行う。
【0074】すなわち、まず、ステップ801で、CPU
101から受領したリード/ライト要求のCCWに対して、
アクセス対象CKDトラックが割り当てられているFBAディ
スク装置150上のブロックグループのアドレスを算出
する。具体的には、アクセス位置として指定された論理
CKDディスク装置番号と記憶装置管理情報109によ
り、論理CKDディスク装置に対応するFBAディスク装置1
50上の先頭位置を求める。そして、これを基準とし、
アクセス位置として指定されたCKDトラックサイズとCKD
トラック番号とにより、前述した(式2)に従いアクセ
ス対象CKDトラックが割り当てられているブロックグル
ープを求める。以下、アクセス対象CKDトラックが割り
当てられているブロックグループをアクセス対象ブロッ
クグループと呼ぶこととする。
【0075】ステップ802では、アクセスコマンド種
別を判定する。リードコマンドであるならばステップ8
03へ移行し、ライトコマンドであるならステップ82
0へ移行する。
【0076】ステップ803では、アクセス対象ブロッ
クグループに対してセグメント200が割り当てられて
いるか否かを、キャッシュ管理情報108を参照してチ
ェックする。そして、未割り当ての場合はステップ80
4へ移行し、セグメント200を割り当てる。セグメン
ト割り当ては、空きセグメント管理情報キューに接続し
ているセグメント管理情報410を1つ選んで、有効セ
グメント管理情報キューへ移し、キャッシュ割当情報3
00のセグメント管理情報ポインタ301に、当該セグ
メント管理情報410のアドレスを登録することにより
行う。
【0077】ステップ805では、キャッシュ管理情報
108よりアクセス対象ブロックグループが常駐指定範
囲であるか否かをチェックする。常駐指定範囲内である
ならば、ステップ806へ移行して、アクセス対象ブロ
ックグループに割り当てたセグメント管理情報410の
常駐フラグ405をONにし、このセグメント管理情報4
10を常駐セグメント管理情報キューに接続する。
【0078】ステップ807では、アクセス対象ブロッ
クグループに割り当てたセグメント200のセグメント
管理情報301内のバリッドフラグ402がONであるか
否かをチェックし、当該セグメント200内にアクセス
対象ブロックグループが格納されているか否かを判定す
る。格納されている場合をキャッシュヒット状態、格納
されていない状態をキャッシュミス状態と呼ぶこととす
る。キャッシュミス状態の場合は、ステップ808に移
行して、アクセス対象ブロックグループをリードするリ
ード要求のSCSIコマンドを、FBAディスク装置150に
発行する。これにより、当該アクセス対象ブロックグル
ープをFBAディスク装置150から読み出して、アクセ
ス対象ブロックグループに割り当てたセグメント200
へ格納する。そして、このセグメント200のセグメン
ト管理情報301のバリッドフラグ402をONにする。
【0079】ステップ809では、当該セグメント20
0に格納されているデータをCPU101がデータ領域と
して使用している主記憶103上の領域に転送する。
【0080】ステップ810では、CPU101から要求
された入出力処理の完了をCPU101に報告する。な
お、CPU101に対する報告は、CPU101へ完了を示す
割り込みを発行することで行う。
【0081】一方、ステップ802でライト要求と判定
された場合、まず、ステップ820〜ステップ824の
処理フローを行う。ステップ820〜ステップ823
は、リード処理のステップ803〜ステップ806と同
じである。
【0082】ステップ824では、アクセス対象ブロッ
クグループに割り当てられたセグメント200に対し
て、ライトデータを転送し格納して、未反映フラグ40
3とバリッドフラグ402をONにする。ステップ825
では、当該セグメント200に格納されたライトデータ
をアクセス対象ブロックグループへライトするライト要
求のSCSIコマンドをFBAディスク装置150に発行す
る。そして、ライトデータの書き込みが完了すると、当
該セグメント管理情報410の未反映フラグ403をOF
Fにする。最後に、ステップ810で、CPU101から要
求された入出力処理の完了をCPU101に報告する。
【0083】次に、オープン系ホスト160がFBAディ
スク装置150によりエミュレートされる論理FBAディ
スク装置にアクセスする場合、FBAアクセス受信部10
6は、オープン系ホスト160からリード/ライトアク
セス要求のSCSIコマンドを受信し、これを記憶制御プロ
セッサ100のFBAコマンド処理部123に渡す。これ
を受領したFBAコマンド処理部123は、図8に示す処
理を行う。
【0084】すなわち、まず、ステップ901では、SC
SIコマンドが指定するブロック番号からFBAディスク装
置150のアクセス対象ブロックグループを求める。本
実施形態では、FBAディスク装置150によりエミュレ
ートされる論理FBAディスク装置のあるブロック番号の
ブロックは、FBAディスク装置150の同ブロック番号
のブロックにマッピングするものとする。この場合、SC
SIコマンドが指定するブロック番号から、直接、FBAデ
ィスク装置150のアクセス対象ブロックグループが求
まる。なお、ステップ902〜ステップ908は、第7
図のステップ802〜ステップ808と同じなので、説
明は省略する。
【0085】ステップ909では、セグメント200に
格納されている、あるいは、ステップ908でセグメン
ト200に格納したアクセス対象ブロックグループのデ
ータを、オープン系ホストへ転送する。
【0086】ステップ910では、オープン系ホスト1
60に対して要求入出力処理の完了を報告する。報告
は、FBAデータアクセス受信部106を介して行われ
る。
【0087】ステップ920〜ステップ925は、第7
図のステップ820〜ステップ825と同じなので、説
明は省略する。
【0088】以下、このような計算機システムにおい
て、メインフレームホスト100からオープン系ホスト
160にCKDディスク装置151のデータを転送する動
作について説明する。
【0089】この転送は、メインフレームホスト100
のCPU101が転送データ生成処理部121を用いてそ
の結果をオープン系ホスト160に通知し、通知を受け
たオープン系ホスト160のCPU120が、データ転送処理
を行うことによりなされる。
【0090】まず、転送データ生成処理部121での処
理について説明する。
【0091】なお、転送データ生成処理部121での処
理の前提として、前述した常駐指示により、FBAディス
ク装置150によってエミュレートされる論理CKDディ
スク装置の全体、あるいは、後述する中間データを格納
するのに使うCKDトラックの範囲を、常駐範囲として、
あらかじめ指定することにより、これに対応するブロッ
クグループの常駐を設定しておく。
【0092】転送データ生成処理部121は、図9に示
すように、まず、ステップ701で、転送対象となるデ
ータが格納されたCKDディスク装置151から転送対象
データを読み出して、主記憶103に格納する。このと
き、転送データ生成処理部121は、リード要求のCCW
を発行し、CKDアクセス部105を介してCKDディスク装
置151からCKDフォーマットの対象データを読み出
す。
【0093】ステップ702では、主記憶103に読み
こんだCKDフォーマットのデータ130を元に、CKDフォ
ーマットの中間データを生成する。中間データは、CKD
フォーマットのデータ130のレコード部500を汎用
形式に変換したものである。このような変換が必要ない
場合には、読みこんだCKDフォーマットのデータ130
をそのまま中間データとしてもよい。
【0094】ステップ703では、FBAディスク装置1
50によってエミュレートされる論理CKDディスク装置
の常駐指示で指定された常駐範囲中のCKDトラックへ
の、生成した中間データのライト要求のCCWを発行す
る。これを受けて、CKDコマンド処理部122は、FBAデ
ィスク装置150によってエミュレートされる論理CKD
ディスク装置にCKDフォーマットの中間データを書込
む。
【0095】ステップ704では、対象となるデータ全
てについて以上の処理が完了したかをチェックして未完
の場合はステップ701から処理を繰り返す。全領域に
対してステップ701〜703の処理が完了した場合は
ステップ705へ進む。
【0096】ステップ705では、転送データ生成完了
をオープン系ホスト160へ通知する。この通知には、
中間データを格納した論理CKDディスク装置番号やトラ
ックサイズ、その他のオープン系ホスト16で中間デー
タの論理CKDディスク装置内アドレスを特定するための
情報を含める。ここでは、論理CKDディスク装置内アド
レスを特定可能な情報としては、中間データを格納する
先頭トラック番号とトラック数を用いる。
【0097】次に、このような通知を受けたオープン系
ホスト160では、データ転送処理部124が以下の処
理を行う。
【0098】すなわち、データ転送処理部124は、図
10に示すように、まず、ステップ1001で、メイン
フレームホスト100から送られてきた、中間データを
格納する論理CKDディスク装置番号および論理CKDディス
ク装置内での中間データ位置特定情報を元に、当該中間
データの、FBAディスク装置150によってエミュレー
トされる論理FBAディスク装置でのアドレスを算出す
る。
【0099】具体的には、たとえば、論理CKDディスク
装置のFBAディスク装置150上の先頭位置を求める。
そして、これを基準としてトラックサイズと先頭トラッ
ク番号により、前述した(式2)に従って中間データが
記憶されているFBAディスク装置150上の先頭ブロッ
クのアドレスを求める。また、トラック数より、前述し
た(式1)に従って中間データが記憶されているFBAデ
ィスク装置150上でのブロック数を求める。本実施形
態では、FBAディスク装置150によりエミュレートさ
れる論理FBAディスク装置のあるブロック番号のブロッ
クは、FBAディスク装置150の同ブロック番号のブロ
ックにマッピングするものとしているので、FBAディス
ク装置150のアドレスが、FBAディスク装置150に
よってエミュレートされる論理FBAディスク装置でのア
ドレスとなる。なお、以上のような中間データを格納す
る論理CKDディスク装置番号、および、論理CKDディスク
装置内での中間データ位置特定情報を元に、FBAディス
ク装置150によってエミュレートされる論理FBAディ
スク装置での中間データのアドレスを算出する上で必要
となるその他の情報は、あらかじめ、オープン系ホスト
に設定しておくか、メインフレームホストからオープン
系ホストに、論理CKDディスク装置番号とトラックサイ
ズ、および、その他の論理CKDディスク装置内アドレス
を特定するための情報と共に通知するようにする。
【0100】ステップ1002では、求めた論理FBAデ
ィスク装置でのアドレスを対象とするリード要求のSCSI
コマンドをメインフレームホスト100に発行する。こ
のリード要求は、メインフレームホスト100のFBAデ
ータアクセス部106を介して記憶制御プロセッサ10
2に渡され、その結果、メインフレームホスト100よ
り中間データがデータ転送処理部124に転送される。
【0101】次に、ステップ1003では、フォーマッ
ト変換部125により、転送された中間データに含まれ
るカウント部501を検索して、データ部502を特定
し、データ部502のみを切り出す。このとき、オープ
ン系ホスト160でデータ部502を利用するために必
要となる漢字コードの変換などを同時に実行してもよ
い。そして、ステップ1004では、ステップ1003
で切り出しコード変換を施したデータをFBAディスク装
置152へライトする。
【0102】ステップ1005では、中間データを全て
処理したかを判定し、完了の場合は処理を終了し、未完
の場合はステップ1002へ戻る。
【0103】さて、ここで、以上のような転送処理の流
れをまとめると、次のようになる。
【0104】すなわち、まず、CPU101の転送データ
生成処理部121により、CKDディスク装置151から
対象データを読み上げ、中間データ131を生成して、
これを、FBAディスク装置150によりエミュレートさ
れる論理CKDディスク装置上の、あらかじめ常駐が設定
された範囲に書き込む。この論理CKDディスク装置への
書き込みには、記憶制御プロセッサ102のCKDコマン
ド処理部122が行う。このとき、CKDコマンド処理部
122は、あらかじめなされた常駐指示による設定に従
い、当該中間データをディスクキャッシュ107に常駐
させる。中間データ131を生成したら、転送データ生
成処理部121は、生成完了をオープン系ホスト160
へ通知する。オープン系ホスト160では、転送データ
生成処理部121からの通知を受けて、データ転送処理
部124が起動する。データ転送処理部124は、メイ
ンフレームホスト100に対して、FBAディスク装置1
50がエミュレートする論理FBAディスク装置に対する
中間データのリード要求を行う。このリード要求は、FB
Aデータアクセス受信部106により受信され、記憶制
御プロセッサ102へ渡される。記憶制御プロセッサ1
02では、FBAコマンド処理部123によりリード処理
が行われ、ディスクキャッシュ107に常駐しているデ
ータがディスクキャッシュ107より読み出されて、オ
ープン系ホスト160へ転送される。
【0105】以上、本発明の第1実施形態について説明
した。
【0106】以下、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0107】本実施形態は、上記の第1実施形態ではオ
ープン系ホスト160で行っていた、中間データ131
からのデータ部502の切り出しや漢字コード変換を、
メインフレームホスト100側で行うようにしたもので
ある。
【0108】すなわち、図11に示すように、本実施形
態では、まず、上記の第1実施形態と同様に、CPU10
1の転送データ作成処理部1110により、中間データ
131を作成して論理CKDディスク装置へ書き込む。そ
して、記憶制御プロセッサ102のCKDコマンド処理部
122により、中間データ131をディスクキャッシュ
107へ常駐させる。その後、記憶制御プロセッサ10
2に設けたフォーマット処理部1120により、CKDフ
ォーマットで格納されている中間データ131からデー
タ部502を切り出し、かつ漢字コード変換などを施し
て、変換済みデータ1130を生成する。それから、別
途、ディスクキャッシュ107上に常駐させる。この処
理が完了したならば、フォーマット処理部1120は、
変換済みデータ1130のアドレスをオープン系ホスト
160へ通知する。オープン系ホスト160では、デー
タ転送処理124により、変換済データをリードする。
【0109】より具体的には、本実施形態では、転送デ
ータ作成処理部1110で、図12に示す処理を行う。
【0110】すなわち、ステップ1201〜1204
を、上記の第1実施形態に係る図9のステップ701〜
704の処理と同様に行った後、ステップ1205で、
中間データ生成完了を記憶制御プロセッサ102へ通知
し、フォーマット変換処理部1120を起動させる。こ
の完了通知には、中間データ131を格納した論理CKD
ディスク装置番号やトラックサイズ、および、中間デー
タを特定可能な情報が付加される。
【0111】また、記憶制御プロセッサ102に設けた
フォーマット処理部1120により、図13に示す処理
を行う。
【0112】すなわち、まず、ステップ1301で、転
送データ作成処理部1110から送られてきた中間デー
タ位置情報を元に、対象論理CKDディスク装置とアドレ
スを算出する。そして、ステップ1302で、対象とな
る中間データ131が、ディスクキャッシュ107に存
在しない場合には、これをディスクキャッシュ107へ
リードする。
【0113】次に、ステップ1303で、ディスクキャ
ッシュ107上の中間データ131に対して、カウント
部501を検索してデータ部502を特定し、データ部
502のみを切り出す。このとき、漢字コードの変換な
どを同時に実行してもよい。
【0114】そして、ステップ1304で、ステップ1
303で切り出しコード変換等を施した変換済み中間デ
ータ1130を、論理CKDディスク装置に割り当てられ
ていない別のFBAディスク装置150bへライトする。
このとき、当該FBAディスク装置150bの全体あるい
は当該データ1130を格納する領域分を、ディスクキ
ャッシュ107へ常駐させる。なお、中間データ131
をディスクキャッシュ107から読み出してフォーマッ
ト変換したものを、直接、FBAディスク装置150bに割
り当てられたディスクキャッシュ107へ格納してもよ
い。
【0115】次に、ステップ1305では、中間データ
を全て処理したかを判定し、完了の場合はステップ13
06へ、未完の場合はステップ1302へ、それぞれ移
行する。
【0116】ステップ1306では、転送データ作成処
理部1110に、変換済み中間データ1130の生成完
了をオープン系ホスト160へ通知させ、データ転送処
理部1160を起動させる。この完了通知には、変換済
み中間データ1130を格納した論理FBAディスク装置
150bの番号と先頭ブロック番号およびサイズとが付
加される。
【0117】オープン系ホスト160のデータ転送処理
部1160では以下の処理を行う。
【0118】すなわち、図14に示すように、まず、ス
テップ1401で、転送データ作成処理部1110より
通知されたFBAディスク装置150b上の変換済みデー
タのアドレスに従い、変換済みデータ1130へのリー
ドをメインフレームホスト100に発行する。これによ
り、変換済みデータ1130をリードする。このリード
要求は、メインフレームホスト100のFBAデータアク
セス部106を介して記憶制御プロセッサ102に渡さ
れ、処理されて、その結果、変換済みデータ1130が
オープン系ホスト160に転送される。ステップ140
2では、リードしたデータをオープン系ホスト160に
接続したFBAディスク装置152へライトする。そし
て、ステップ1403では、中間データを全て処理した
かを判定し、完了の場合は本処理を終了、未完の場合は
ステップ1401へ移行する。
【0119】以上、第2実施形態について説明した。
【0120】上記の各実施形態によれば、CKDディスク
装置151に格納されている転送対象データを、FBAデ
ィスク装置150によりエミュレートされる論理CKDデ
ィスク装置へのライトにより、ディスクキャッシュに存
在せしめ、オープン系ホスト160からの、FBAディス
ク装置150によりエミュレートされる論理FBAディス
ク装置へのリードにより、転送対象データを、ディスク
キャッシュからオープン系ホスト160に転送する。
【0121】したがって、実際の物理的なディスク装置
への入出力はCKDディスク装置151からの読み出しの
1回で済む。よって、従来に比べ、高速な転送が可能と
なる。また、このような転送に際して、常駐制御を含め
たディスクキャッシュ制御およびFBAデータアクセスイ
ンタフェースからのFBAアクセス要求を受信/解析/処理
するのは、記憶制御プロセッサであり、このような転送
に際して、CPUで動作するアプリケーションおよびOSは
単に、FBAディスク装置150によりエミュレートされ
る論理CKDディスク装置への転送対象データのライトを
行っているにすぎない。したがって、アプリケーション
およびOSに特段の変更を加える必要はない。
【0122】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
ず、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0123】例えば、上記の各実施形態では、メインフ
レームホスト100からオープン系ホスト160のデー
タを転送する場合について説明したが、この転送と逆の
手順により、本実施形態に係るディスクキャッシュ10
7を利用して、オープン系ホスト160からメインフレ
ームホスト100にデータを転送するようにしてもよ
い。
【0124】すなわち、例えば、オープン系ホスト16
0は、FBAディスク装置150によりエミュレートされ
る論理FBAディスク装置の、あらかじめ通知された常駐
が設定されている範囲に、転送データをライトする。
【0125】このとき、FBAコマンド処理部123は、
予め発行された常駐指示による設定に従い、当該中間デ
ータをディスクキャッシュ107に常駐させる。次に、
メインフレームホスト100の転送データ作成処理部1
21は、FBAディスク装置150がエミュレートする論
理CKDディスク装置からの転送データのリード要求を発
行して、CKDコマンド処理122によりディスクキャッ
シュ上に常駐している転送データを読み出して、CKDフ
ォーマットに変換し、CKDディスク装置151にライト
する。ここで、常駐領域や転送データ格納領域の、論理
FBAディスク装置や論理CKDディスク装置上での位置の認
識に必要な情報は、例えばオープン系ホスト160とメ
インフレームホスト100との間で適宜交換することに
より、それぞれ得られるようにする。
【0126】また、上記の各実施形態では、中間データ
のアクセス単位をトラックとしたが、これはレコードと
してもよい。ただし、この場合、CKDコマンド処理部1
22、FBAコマンド処理部123等において、対象レコ
ード位置を算出し、個々のレコードに対して、ライト、
リードの処理を行う必要がある。また、レコードが可変
長であるときには、対象レコード位置は、カウント部に
従って算出するようにする。また、この場合、レコード
のライトに先立ち、そのレコードを含むブロックグルー
プをディスクキャッシュに読み込む必要がある。
【0127】また、上記の各実施形態では、転送の対象
とするデータがCKDディスク装置151に保持されてい
る場合を例にとり説明したが、対象データはFBAディス
ク装置150によりエミュレートされる論理CKDディス
ク装置上のものであってもよい。この場合、転送データ
作成処理部121は、CKDディスク装置151に代え
て、FBAディスク装置150によりエミュレートされる
論理CKDディスク装置より対象データをリードする。ま
た、FBAディスク装置150は、RAIDによりエミュレー
トされた論理FBAディスク装置であってもよい。また、
この場合、RAIDによる論理FBAディスク装置のエミュレ
ート、すなわち、論理FBAディスク装置とRAIDを構成す
る物理FBAディスク装置とのマッピング管理や、個々の
物理FBAディスク装置へのアクセス制御などは、記憶制
御情報107として記憶制御プロセッサが行ってもよい
し、RAIDへ搭載した制御プロセッサが行ってもよい。
【0128】また、上記の各実施形態において、メイン
フレームホスト100からオープン系ホスト160に通
知する、中間データの論理CKDディスク装置内アドレス
を特定するための情報としては、特開平9-258908号公報
に記載されているようなデータセット名を用いてもよ
い。この場合、オープン系ホスト160で、前記公報に
記載のように設けられる当該論理CKDディスク装置のデ
ータセット管理情報を参照して、当該データセットの論
理CKDディスク装置上のアドレスおよびサイズを求め、
このアドレスをFBAアクセス用のアドレスに変換する。
【0129】また、上記の各実施形態では、ディスクキ
ャッシュ107へのライトとFBAディスク装置150へ
の書き込みとを同期させて行う、いわゆるストアスルー
方式を適用した場合を例にとり説明した。しかし、本発
明は、ディスクキャッシュ107へのライトとFBAディ
スク装置150への書き込みとを非同期で行う、いわゆ
るストアバック方式に対しても適用できる。この場合、
論理CKDディスク装置あるいは論理FBAディスク装置への
ライトが常駐指定されている範囲に対するものであると
きは、周知のストアバック方式と同様の方法で、例えば
所定のイベント発生によりライトデータをこれらのディ
スク装置をエミュレートするFBAディスク装置へ書き込
んだ後も、所定期間あるいはキャッシュ常駐情報305
で指定される期間、当該データをディスクキャッシュ1
07から破棄せずに常駐させるようにすればよい。な
お、ストアバック方式をとる場合、未反映データが消失
しないようにディスクキャッシュ107を二重化した
り、バッテリーによる不揮発化などの可用性向上を図る
か、あるいは、未反映データを消失した場合に、これを
検出できるよう、チェックコード等の付加したりするこ
とが望ましい。
【0130】また、上記の各実施形態では、FBAディス
ク装置150を設けていたが、FBAディスク装置150
を用いてエミュレートする論理CKDディスク装置をオー
プン系ホスト160とのデータ転送にのみ用いる場合に
は、FBAディスク装置150を実際に設けずに、主記憶
上の領域や別途設けたメモリの記憶領域のみを用いて、
上記の各実施形態でFBAディスク装置150を用いてエ
ミュレートしていた論理可変長記憶装置や論理固定長記
憶装置を、エミュレートするようにしてもよい。
【0131】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、それぞ
れ異なるフォーマットのデータを扱うホスト装置間での
データ転送を、より高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る計算機システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明で用いるCKDデータフォーマットを示す
図である。
【図3】本発明で用いるFBAデータフォーマットを示す
図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るディスクキャッシ
ュの構成例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るキャッシュ割り当
て情報の構成例を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るセグメント管理情
報の構成例を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るCKDコマンド処理
の処理手順を示したフロー図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係るFBAコマンド処理
の処理手順を示したフロー図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る転送データ生成処
理の処理手順を示したフロー図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係るデータ転送処理
の処理手順を示したフロー図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係る計算機システム
の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る転送データ作成
処理部の処理手順を示したフロー図である。
【図13】本発明の第2実施形態に係るフォーマット処
理部の処理手順を示したフロー図である。
【図14】本発明の第2実施形態に係るデータ転送処理
部の処理手順を示したフロー図である。
【符号の説明】
100…メインフレームホスト 101…CPU 102…記憶制御プロセッサ 103…主記憶 104…FBAデータアクセス部 105…CKDデータアクセス部 106…FBAデータアクセス受信部 107…ディスクキャッシュ 108…キャッシュ管理情報 109…記憶制御管理情報 121、1110…転送データ作成部 122…CKDコマンド処理部 123…FBAコマンド処理部 124、1160…データ転送処理部 125…フォーマット変換部 129…無効化処理部 140…通信線 150…FBAディスク装置 151…CKDディスク装置 160…オープン系ホスト 170…FBAアクセス通信線 1120…フォーマット処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄山 貴彦 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 5B005 JJ23 KK02 MM11 5B065 BA01 CA19 CC02 CE14 CH01 CS10 ZA16 ZA19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のフォーマットに従ったデータへのア
    クセスコマンドを発行するプロセッサと、メモリと、を
    備えた計算機であって、 他の計算機から、前記第1のフォーマットとは異なる第
    2のフォーマットに従ったデータへのアクセスコマンド
    を受け取るインターフェースと、 前記プロセッサが発行した、前記第1のフォーマットに
    従ったデータへのライトコマンドに基づいて、前記デー
    タを受け取り、前記メモリに格納する第1のコマンド処
    理手段と、 前記他の計算機が発行した、前記第2のフォーマットに
    従ったデータへのリードコマンドに基づいて、前記第1
    のコマンド処理手段で格納したデータを前記メモリから
    読み出し、前記他の計算機に転送する第2のコマンド処
    理手段と、を有することを特徴とする計算機。
  2. 【請求項2】第1のフォーマットに従ったデータへのア
    クセスコマンドを発行するプロセッサと、メモリと、を
    備えた計算機であって、 他の計算機から、前記第1のフォーマットとは異なる第
    2のフォーマットに従ったデータへのアクセスコマンド
    を受け取る他計算機用インターフェースと、 前記第2のフォーマットに従ったデータを格納する第2
    の記憶装置を接続するための第2の記憶装置用インター
    フェースと、 前記第2の記憶装置と前記メモリとを用いて、前記第1
    のフォーマットに従ったデータを格納する論理第1の記
    憶装置をエミュレートし、前記プロセッサが発行する前
    記第1のフォーマットに従ったデータへのアクセスコマ
    ンドを処理する第1のコマンド処理手段と、 前記第2の記憶装置と前記メモリとを用いて、前記第2
    のフォーマットに従ったデータを格納する論理第2の記
    憶装置をエミュレートし、前記他の計算機が発行する前
    記第2のフォーマットに従ったデータへのアクセスコマ
    ンドを処理する第2のコマンド処理手段と、を有し、 前記第1のコマンド処理手段は、 前記プロセッサが発行したアクセスコマンドが、前記論
    理第1の記憶装置の所定領域へのライトコマンドである
    場合、書込み対象データを、前記所定領域に対応する前
    記第2の記憶装置の記憶領域へ書き込み、かつ、前記メ
    モリ上に常駐させることを特徴とする計算機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の計算機であって、 前記第1のフォーマットに従ったデータを格納する第1
    の記憶装置を接続するための第1の記憶装置用インター
    フェースをさらに備え、 前記プロセッサは、 前記第1の記憶装置からデータを読み出し、必要に応じ
    て所定形式に変換して、前記論理第1の記憶装置の所定
    領域に対する当該データのライトコマンドを発行するこ
    とを特徴とする計算機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の計算機であって、 前記プロセッサは、 前記ライトコマンドが書込みを要求する前記論理第1の
    記憶装置の所定領域に対応する前記第2の記憶装置の記
    憶領域に対応する、前記論理第2の記憶装置の領域を、
    前記他の計算機が特定するための情報を、前記他の計算
    機に通知することを特徴とする計算機。
  5. 【請求項5】可変長フォーマットのデータを扱う計算機
    と、固定長フォーマットのデータを格納する固定長記憶
    装置と、を有する計算機システムであって、 前記計算機は、 可変長フォーマットのデータのアクセスコマンドを発行
    するプロセッサと、 固定長フォーマットのデータを扱う他の計算機と接続す
    る接続手段と、 前記固定長記憶装置用のディスクキャッシュと、 前記ディスクキャッシュへのデータのキャッシュ制御を
    行うディスクキャッシュ制御手段と、 前記固定長記憶装置と前記ディスクキャッシュを用い
    て、可変長フォーマットのデータを格納する論理可変長
    記憶装置をエミュレートし、前記プロセッサが発行する
    可変長フォーマットのデータへのアクセスコマンドを処
    理する論理可変長記憶装置提供手段と、 前記固定長記憶装置と前記ディスクキャッシュを用い
    て、固定長フォーマットのデータを格納する論理固定長
    記憶装置をエミュレートし、前記接続手段に接続された
    他の計算機が発行する固定長フォーマットのデータへの
    アクセスコマンドを処理する論理固定長記憶装置提供手
    段と、 前記論理可変長記憶装置の記憶領域の少なくとも一部を
    ディスクキャッシュ常駐領域に設定する常駐領域設定手
    段と、を有し、 前記ディスクキャッシュ制御手段は、 前記プロセッサが、前記常駐領域設定手段によりディス
    クキャッシュ常駐領域に設定されている前記論理可変長
    記憶装置の記憶領域へのデータのライトコマンドを発行
    した場合に、当該データを前記論理可変長記憶装置の記
    憶領域に対応する前記固定長記憶装置の記憶領域へ書き
    込み、かつ、前記ディスクキャッシュ上に常駐させるこ
    とを特徴とする計算機システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載の計算機システムであって、 可変長フォーマットでデータを格納する可変長記憶装置
    をさらに備え、 前記プロセッサは、 前記可変長記憶装置からデータを読み出し、必要に応じ
    て所定形式に変換して、前記常駐領域設定手段によりデ
    ィスクキャッシュ常駐領域に設定されている前記論理可
    変長記憶装置の記憶領域に対する当該データのライトコ
    マンドを発行することを特徴とする計算機システム。
  7. 【請求項7】請求項6記載の計算機システムであって、 前記プロセッサは、 前記ライトコマンドが書込みを要求する前記論理可変長
    記憶装置の記憶領域(前記常駐領域設定手段によりディ
    スクキャッシュ常駐領域に設定されている記憶領域)に
    対応する前記固定長記憶装置の記憶領域に対応する、前
    記論理固定長記憶装置の領域を、前記他の計算機が特定
    するための情報を、前記他の計算機に通知することを特
    徴とする計算機システム。
  8. 【請求項8】固定長フォーマットのデータを格納する固
    定長記憶装置が自装置上のプロセスに対して適用される
    第1の計算機に、可変長フォーマットのデータを格納す
    る可変長記憶装置が適用される第2の計算機が保持する
    データを転送するデータ転送方法であって、 前記第2の計算機において、当該第2の計算機上のある
    記憶領域を、前記第2の計算機上のプロセスに対しては
    論理可変長記憶装置としてエミュレートし、前記第1の
    計算機に対しては論理固定長記憶装置としてエミュレー
    トするステップと、 前記第2の計算機において、前記第1の計算機に転送す
    るデータを、前記論理可変長装置に書き込むステップ
    と、 前記第1の計算機において、前記論理固定長記憶装置に
    対する読み込み要求を発行するステップと、 前記第2の計算機において、前記読み込み要求に従い、
    前記論理可変長装置に書き込まれたデータを読み込むス
    テップと、を有することを特徴とするデータ転送方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載のデータ転送方法であって、 前記ある記憶領域とは、前記第2の計算機の一次記憶装
    置上の領域であることを特徴とするデータ転送方法。
  10. 【請求項10】固定長フォーマットのデータを格納する
    固定長記憶装置が適用される第1の計算機から、第2の
    計算機に適用された可変長フォーマットのデータを格納
    する可変長記憶装置が格納したデータにアクセスするデ
    ータアクセス方法であって、 前記可変長記憶装置から読み出したデータを格納する前
    記第2の計算機上の記憶領域を、論理固定長記憶装置と
    して、前記第1の計算機に対してエミュレートするステ
    ップと、 前記第1の計算機が前記論理固定長記憶装置のデータに
    アクセスするステップと、を有することを特徴とするデ
    ータアクセス方法。
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