JP2002022503A - 測定システム、測定器、表示方法、および表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

測定システム、測定器、表示方法、および表示プログラムを記録した記録媒体

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JP2002022503A
JP2002022503A JP2000205087A JP2000205087A JP2002022503A JP 2002022503 A JP2002022503 A JP 2002022503A JP 2000205087 A JP2000205087 A JP 2000205087A JP 2000205087 A JP2000205087 A JP 2000205087A JP 2002022503 A JP2002022503 A JP 2002022503A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータを扱い慣れていないオペレータで
あっても、簡単な操作によって容易に測定作業を行なえ
るようにする。 【解決手段】測定器200にタッチパネル14を設け
る。測定器200に接続されるコンピュータ100に
は、従来と同様にCRT等のディスプレイ6を設ける。
ディスプレイ6の画面上では、測定にあたっての詳細な
操作や測定結果の詳細な表示を行なう。タッチパネル1
4の画面には、必要な操作ボタンだけを設け、測定結果
も必要なものだけを表示する。コンピュータに習熟した
オペレータは、従来どおりディスプレイ6を用いて操作
を行なう。コンピュータに不慣れなオペレータは、タッ
チパネル14を用いることで複雑な操作から解放され、
容易に測定作業を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒子径の大きさと
分布状態を測定するための粒度分布測定装置などに適用
される測定システム、測定器、表示方法、および表示プ
ログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粒度分布測定装置は、セラミックス、高
分子化学、食品のような粉体を取扱う分野において、品
質管理の用途に広く用いられている。たとえば、レーザ
回折/散乱式の粒度分布測定装置では、粒子にレーザ光
を照射した場合の散乱モードが、粒子の大きさに依存し
て変化することを利用して測定を行なう。すなわち、粒
子径が大きいと相対的に前方への散乱光の割合が大きく
なり、粒子径が小さくなるほど相対的に側方や後方への
散乱光の割合が大きくなるので、散乱光データからMi
e散乱理論に基づいて粒度分布を計算する。
【0003】このような粒度分布測定装置は、一般にP
C(パーソナルコンピュータ)のようなコンピュータと
組み合わせて用いられる。コンピュータには測定用のソ
フトウエアが内蔵されているとともに、CRT(陰極線
管)や液晶等のディスプレイが設けられており、オペレ
ータはこのディスプレイの画面上で、測定にあたっての
各種操作を行う。コンピュータは、操作された内容に基
づき、測定用ソフトウエアの手順に従って測定器に測定
を実行させる。測定の結果得られたデータは、測定器か
らコンピュータへ送られ、ディスプレイの画面に数値や
グラフなどの形態で表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような測定シス
テムにおいては、さまざまなユーザからの要求に応える
ために、コンピュータに内蔵されるソフトウエアに多く
の機能が組み込まれるようになってきており、その操作
は複雑化の一途をたどっている。しかるに、測定作業を
行うオペレータは、必ずしもコンピュータの操作に習熟
した者ばかりとは限らず、中にはコンピュータの操作が
全く未経験の者もいる。このような者にとっては、マウ
スやキーボード等を操作しながらコンピュータのディス
プレイ上で複雑な操作を行なうことは至難の技である。
また、コンピュータのディスプレイには、測定器で測定
されたデータが多種多様に表示されるが、このような詳
細なデータの中から必要とするデータを抽出すること
も、コンピュータに不慣れな者にとっては容易ではな
い。
【0005】そこで、本発明は上記の点に鑑み、コンピ
ュータを扱い慣れていないオペレータであっても、簡単
な操作によって容易に測定作業を行なえるようにするこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、測定器に接続されるコンピュータには
従来と同様にディスプレイを設け、測定にあたっての詳
細な操作や測定結果の詳細な表示を、このディスプレイ
の画面上で行なう。一方、測定器にはタッチパネルを設
け、測定にあたっての簡易な操作や測定結果の簡易な表
示を、このタッチパネルの画面上で行なう。タッチパネ
ルの画面には、たとえば操作ボタンと測定結果の表示欄
が表示される。
【0007】このようにすることで、コンピュータに習
熟したオペレータは、従来どおりディスプレイを用いて
複雑で高度な操作を行なったり、詳細なデータを表示さ
せることができ、種々のニーズに適合した使用が可能と
なる。また、コンピュータに不慣れなオペレータにとっ
ては、単純な内容が表示されるタッチパネルを用いて作
業を行なえばよいので、マウスやキーボード等による複
雑な操作から解放され、簡単な操作で効率良く測定を行
なうことができる。
【0008】本発明では、タッチパネルの画面に表示さ
れる内容を、コンピュータ側で任意に設定するようにし
てもよい。この場合は、コンピュータで設定した表示内
容を設定ファイルに保存し、この設定ファイルの内容に
従ってタッチパネルの画面上に表示を行なえばよい。こ
れによれば、タッチパネルに表示されるボタンの種類や
配置などを、コンピュータを使ってカスタマイズするこ
とができる。したがって、タッチパネルに代えて機械式
の押ボタンスイッチを設けたような場合に比べて、1つ
のタッチパネルで表示内容を自由に追加したり変更した
りすることができるとともに、多数のスイッチを測定器
に組み込む必要もなく、コストダウンが図れるというメ
リットがある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る測定
システムを示す構成図である。図において、100は本
発明のコンピュータの一形態であるPC(パーソナルコ
ンピュータ)、200はこのPC100と接続されてい
る粒度分布測定装置のような測定器、10はPC100
と接続されているプリンタである。PC100は、周知
のキーボード1aやマウス1b、およびCRTディスプ
レイ6を備えている。ディスプレイはCRTに限らず、
液晶等のディスプレイであってもよい。また、測定器2
00には入力装置と表示装置とを兼ねた小型のタッチパ
ネル14が設けられている。
【0010】図2は、上記測定システムの電気的構成を
示したブロック図である。まず、PC100の構成を説
明する。PC100において、1は上述したキーボード
1aやマウス1bから構成される入力部、2はROMや
RAM、およびハードディスクから構成される記憶部、
3はPC全体の制御を行なうCPUである。4は印字制
御部で、外付けされるプリンタ10に対する印字制御を
行なう。5は表示制御部で、CRTディスプレイ6およ
びタッチパネル14に対する表示制御を行なう。この表
示制御部5は、デュアルディスプレイ対応のビデオカー
ドから構成されている。ビデオカードは、いわゆる拡張
ボードであって、その一方の出力(コネクタ)がCRT
ディスプレイ6に接続され、他方の出力がタッチパネル
14に接続されている。7は記録媒体読取装置であっ
て、FD(フレキシブルディスク)8aやCD−ROM
8bなどからなる記録媒体8を読み取るためのものであ
る。この記録媒体8には、後述する表示プログラムが記
録されている。9は測定器200と接続する場合のイン
ターフェースである。
【0011】次に、測定器200の構成を説明する。測
定器200において、11はPC100と接続する場合
のインターフェース、12は測定の制御を行なうCP
U、13はROMやRAMから構成される記憶部であ
る。14は前述のタッチパネルであって、透明パネルを
通してメニュー画面が表示され、パネル上を指で押圧す
ることにより、押圧された部分のメニューが選択されて
電気信号に変換される公知の構造を備えたものである。
15は測定部であって、粒度分布の測定に必要なレー
ザ、光学系、散乱光検出器、信号処理回路等を含んで構
成される。
【0012】なお、ここでいうタッチパネル14は、狭
義のタッチパネルに限らず、表示画面の上にかぶせて用
いるタッチスクリーンや、ペン等により入力を行なうタ
ブレットのようなものであってもよい。要するに、画面
上に表示されるメニューを押圧操作によって選択するこ
とにより、選択された部分に対応する信号が生成される
装置であればよく、このような装置であればすべて本発
明のタッチパネルの概念に包含される。
【0013】図3および図4は、PC側のCRTディス
プレイ6における表示画面の一例を示している。図3は
測定した結果が表示された画面であり、図4は測定開始
時の操作画面ないし測定中のデータが表示された画面で
ある。図3の測定結果画面20において、21は各種操
作に対応して設けられたアイコン(絵記号)、2は測定
の停止や測定画面の表示、自動測定等を行なう場合に操
作する操作ボタンである。アイコン21や操作ボタン2
2は、マウス1b(図1)の操作によりクリックされ
る。23は測定データを数値で表示するデータ表示欄で
あって、ここでは粒子の大きさに関する比表面積、メジ
アン径(平均粒子径)、算術平均径、算術標準偏差、変
動係数、モード径の各数値が表示されている。24は測
定データをグラフで表示するグラフ表示欄であって、粒
度分布が棒グラフ形式で表示されている。25もグラフ
表示欄であって、ここには過去に測定した試料の測定結
果が表示される。このように、CRTディスプレイ6に
は、各種のデータやグラフからなる詳細な測定結果が表
示される。
【0014】一方、図4の測定画面30において、31
は各種操作に対応して設けられたアイコン、32は測定
の停止や測定結果の表示、自動測定等を行なう場合に操
作する操作ボタンで、これらは図3の21,22と同様
のものである。33は測定中のデータがグラフ形式で表
示されるグラフ表示欄であって、粒度分布表示部34
と、散乱光強度表示部35と、透過率表示部36とを含
む。粒度分布表示部34には、粒度分布がたとえば1秒
間隔でリアルタイムに表示される。散乱光強度表示部3
5には、各チャンネル(検出器を構成する複数のディテ
クタの番号)ごとの散乱光強度が表示される。37は測
定開始時に操作する操作ボタンであって、測定に先立っ
て行う光軸調整、排水、空気抜きなどの前処理を含む一
連の操作を行うためのものである。
【0015】図5は、タッチパネル14における表示画
面40の一例を示している。表示画面40には、測定を
開始する際に操作する測定開始ボタン41、測定を停止
する際に操作する測定停止ボタン42、試料に対して上
述した前処理を施す際に操作する前処理ボタン43から
なる操作ボタン44が配置される。測定停止ボタン42
は破線で描かれているが、これは使用できない状態にあ
ることを表している。この停止ボタン42は、測定終了
時に非表示もしくは薄色表示となり、操作ができなくな
る。
【0016】また、表示画面40には、測定器200の
現在の状態や、次に行なうべき操作をオペレータに案内
するメッセージ表示欄45と、測定結果のデータを数値
で表示する測定結果表示欄46とが設けられる。ここで
は、必要とするデータがメジアン径の場合を想定してい
るので、測定結果表示欄46にはメジアン径の値が表示
されているが、これは一例であって、目的に応じてたと
えば最大粒子径を表示してもよい。また、数値データだ
けに限らず、簡単なグラフを表示させることもできる。
【0017】このようなタッチパネル14の表示画面4
0は、PC100側のCRTディスプレイ6のメニュー
の中から必要なものだけを選択して配置したものであ
り、表示内容もボタンと表示欄だけであるため、初心者
でもきわめて分かりやすいGUI(Graphical User Int
erface)となっている。なお、PC側でそのメニューが
削除されるわけではなく、PC側においても測定器側と
同じメニューを選択することができ、双方から同一の操
作ができるようになっている。
【0018】また、タッチパネル14に表示される操作
ボタン44、表示欄45,46の種類や配置、大きさな
どは、PC側のCRTディスプレイ6上で任意に設定す
ることができ、カスタマイズが可能となっている。たと
えば、測定結果をプリンタ10で印刷させる場合に、印
刷指令の操作を測定器側でも行なえるようにするには、
図6のように、表示画面40に印刷ボタン47を追加す
ればよい。
【0019】以上のような測定システムにおいて、PC
に習熟しているオペレータは、従来どおりPC100を
用いて測定作業を行なう。すなわち、入力部1のマウス
1bによって、図4の測定画面30における所定の操作
ボタン37を順次クリックする操作を行なうと、この指
令がCPU3からインターフェース9,11を介して測
定器側のCPU12に送られ、CPU12は指令に従っ
て測定部15に前処理や測定の作業を実行させる。
【0020】測定部15において測定されたデータは、
CPU12からインターフェース11,9を介してPC
側のCPU3へ送られ、CPU3はこの測定データを記
憶部2に格納した後、表示制御部5を介してCRTディ
スプレイ6に図3,図4のように表示させる。この場
合、たとえば3D(3次元)グラフのような複雑なグラ
フを表示させることも可能である。また、入力部1から
の印字指令により、CPU3は、印字制御部4を介して
プリンタ10に測定データを印字させる。
【0021】一方、PCに不慣れなオペレータは、測定
器200のタッチパネル14を用いて測定作業を行な
う。すなわち、図5の表示画面40において、最初に前
処理ボタン43を押すと、前処理指令信号が表示制御部
5からCPU3、インターフェース9,11を介してC
PU12に送られ、CPU12はこの指令を受けて、光
軸調整、排水、空気抜きなどの前処理を所定のシーケン
スで測定部15に実行させる。なお、ここでは、前処理
ボタン43の操作によって、一連の前処理が自動的に実
行されるようになっているが、前処理に含まれる個々の
処理に対応した複数のボタンを、シーケンスに従って順
次切り替えて表示するようにしてもよい。
【0022】前処理が終了すると、次に、オペレータは
測定開始ボタン41を押す。このボタン41が押された
ことで、測定開始指令信号が表示制御部5からCPU
3、インターフェース9,11を介してCPU12に送
られ、CPU12はこの指令を受けて、測定部15に粒
度の測定を実行させる。測定中に停止ボタン42が押さ
れると、測定は中止される。
【0023】測定が終了すると、測定部15は測定デー
タをCPU12からインターフェース11,9を介して
PC側のCPU3へ送る。CPU3はこの測定データを
記憶部2に格納した後、表示制御部5を介して、タッチ
パネル14のメッセージ表示欄45に測定が終了した旨
と、次に必要な操作の案内を表示する。また、測定結果
表示欄46に、測定日時、試料名、メジアン径を表示す
る。さらに、図6の画面において印刷ボタン47が押さ
れた場合は、印字指令信号が表示制御部5を介してCP
U3へ送られ、CPU3は印字制御部4によってプリン
タ10を駆動し、タッチパネル14に表示されたデータ
内容を印字させる。
【0024】以上のようにして、PCに習熟したオペレ
ータは、CRTディスプレイ6を使用して、従来と同様
の詳細な操作を行なうことによって、ソフトウエアの諸
機能をフルに活用した高度の測定が行なえ、また、詳細
な測定結果を表示させることができる。これに対して、
PCに不慣れなオペレータは、タッチパネル14を使用
して、操作ボタン44を押すだけの簡易な操作によっ
て、必要な機能のみに限定した測定を行なうことがで
き、また、測定結果も必要なものだけを簡易に表示させ
ることができる。このため、PCの複雑な操作が不要と
なって、余計な操作や誤った操作をする可能性が減少す
るとともに、作業を迅速に効率良く行なうことができ、
PC操作の苦手な者であっても、測定作業を容易に遂行
することができる。また、作業中に作業用手袋を装着し
ているオペレータについても、手袋をはめたままでタッ
チパネル14を操作できるので、作業性が向上する。も
ちろん、PCに習熟しているオペレータが、必要により
タッチパネル14を用いて測定作業を行なってもよい。
【0025】図7は、上記システムにおける表示方法の
手順を示したフローチャートである。最初に、PC10
0と測定器200の電源をオンにする(ステップS1)。
すると、続いて表示プログラムが起動する(ステップS
2)。ステップS3以下ステップS9までは、この表示
プログラムの内容であって、PC100のCPU3によ
って実行される手順を示している。
【0026】CPU3は、電源がオンした後に測定器2
00のCPU12から送られて来る信号に基づいて、測
定器200が正常に動作しているか否かをチェックする
(ステップS3)。測定器200が正常に動作していな
い場合は(ステップS3;NO)、その旨のメッセージ
をCRTディスプレイ6の画面に表示して警告する(ス
テップS4)。測定器200が正常に動作している場合
は(ステップS3;YES)、次に、現在使用中のビデ
オカードがデュアルディスプレイ対応のものか否かを判
定する(ステップS5)。デュアルディスプレイ対応のビ
デオカードでなければ(ステップS5;NO)、通常ど
おりCRTディスプレイ6に初期画面を表示する(ステ
ップS9)。
【0027】ビデオカードがデュアルディスプレイ対応
のものであれば(ステップS5;YES)、次に、本シ
ステムがタッチパネル付きの測定器を用いたシステムか
否かを判定する(ステップS6)。測定器の製造時に、ボ
ード上のジャンパー等によりタッチパネルの「有」
「無」を設定できるので、ステップS6ではこの設定情
報に基づいて判定を行なう。あるいは、ソフトウエアの
インストール時に上記設定情報を何らかのファイルとし
て保存しておき、そのファイルの内容を読み込むことで
判定を行なってもよい。
【0028】判定の結果、タッチパネル付きの測定器を
用いていない場合は(ステップS6;NO)、従来どお
り、CRTディスプレイ6に初期画面を表示する(ステ
ップS9)。一方、タッチパネル付きの測定器を用いて
いる場合は(ステップS6;YES)、記憶部2に保存
されている設定ファイルを読み込む(ステップS7)。設
定ファイルは、タッチパネル14の画面の表示内容や表
示場所を記述したファイルである。前述したように、タ
ッチパネル14の表示画面は、PC100側において任
意に設定することができ、CRTディスプレイ6の画面
上でカスタマイズメニューなどによって自由に変更や追
加が可能である。この場合、設定された内容は、自動的
に設定ファイルに保存される。
【0029】次に、CPU3は、読み込んだ設定ファイ
ルの内容に従って、タッチパネル14に、図5や図6で
示したような操作ボタン44および表示欄45,46を
表示させる(ステップS8)。その後、CRTディスプレ
イ6にも、図4で示したような初期画面を表示させる
(ステップS9)。したがって、タッチパネル14とCR
Tディスプレイ6の両方の画面に表示がされることにな
る。以降は、前述した手順に従って測定の作業が行われ
る。
【0030】ところで、図2の記録媒体8には、表示プ
ログラムが格納されている。表示プログラムは、上述し
たステップS3〜S9の一連の手順をコンピュータ(こ
こではPC100)に実行させるプログラムである。こ
の表示プログラムは、測定器200に前処理や測定を実
行させるための測定プログラムの中に組み込んでもよい
し、測定プログラムとは別の独立したプログラムであっ
てもよい。
【0031】図8および図9は、記録媒体8の記録内容
をテーブルで示した図である。図8は、表示プログラム
が独立したプログラムである場合の例であって、表示プ
ログラム51と測定プログラム52とが、1つの記録媒
体8の中に一緒に格納されている。図9は、測定プログ
ラムの中に表示プログラムが組み込まれた場合の例であ
って、表示プログラムを含む測定プログラム53が記録
媒体8に格納されている。
【0032】このような記録媒体8は、記録媒体読取装
置7(図2)に挿入される。記録媒体読取装置7は、記
録媒体8の種類に応じてFDドライブやCD−ROMド
ライブ等から構成される。記録媒体8に格納されたプロ
グラムは、記録媒体読取装置7によって読み取られ、記
憶部2のハードディスクにインストールされる。PC1
00は、このインストールされたプログラムに従って、
前述した表示や測定の動作を実行する。
【0033】なお、表示プログラムや測定プログラム
は、あらかじめ測定器200側の記憶部13にプレイン
ストールしておいてもよい。あるいは、PC100がイ
ンターネットに接続されている場合は、測定器メーカー
のサーバからプログラムをダウンロードすることもでき
る。また、記録媒体8としては、FDやCD−ROM以
外に、MO(光磁気ディスク)やメモリカード等、各種
の媒体を用いることができる。
【0034】上記実施形態においては、タッチパネル1
4の画面に表示がされているときに、CRTディスプレ
イ6の画面にも表示が行われる場合を例に挙げたが、一
方の画面が表示されている状態では、他方の画面が表示
されないようにしてもよい。あるいは、PC100での
設定によって、タッチパネル14のみに表示を行なう場
合と、CRTディスプレイ6のみに表示を行なう場合
と、タッチパネル14とCRTディスプレイ6の両方に
表示を行なう場合とを使い分けるようにしてもよい。
【0035】また、上記実施形態においては、測定器2
00として粒度分布測定装置を例に挙げたが、本発明は
これに限らず、たとえば金属分析装置やX線分析装置な
どにも適用が可能であり、あらゆる測定器を対象とする
ことができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、コンピュータのディス
プレイとは別に、測定器にタッチパネルを設け、複雑な
操作や表示は通常どおりディスプレイで行なわせ、タッ
チパネルでは簡単な操作や表示のみを行うようにしたの
で、コンピュータに不慣れな者であっても、測定作業を
容易に効率良く行なうことができる。一方、コンピュー
タに習熟した者にとっては、従来どおりの機能を駆使し
て種々のニーズに適合した使用が可能となる。したがっ
て、双方のユーザの要求を満たすシステムが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測定システムを示す構成図であ
る。
【図2】測定システムの電気的構成を示したブロック図
である。
【図3】CRTディスプレイにおける測定結果画面の一
例を示す図である。
【図4】CRTディスプレイにおける測定画面の一例を
示す図である。
【図5】タッチパネルにおける表示画面の一例を示す図
である。
【図6】タッチパネルにおける表示画面の他の例を示す
図である。
【図7】本発明に係る表示方法の手順を示したフローチ
ャートである。
【図8】記録媒体の記録内容をテーブルで示した図であ
る。
【図9】記録媒体の記録内容の他の例をテーブルで示し
た図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 記憶部 3 CPU 5 表示制御部 6 CRTディスプレイ 8 記録媒体 12 CPU 14 タッチパネル 20 測定結果画面 23 データ表示欄 24 グラフ表示欄 25 グラフ表示欄 30 測定画面 32 操作ボタン 37 操作ボタン 40 表示画面 44 操作ボタン 45 メッセージ表示欄 46 測定結果表示欄 51 表示プログラム 100 PC(パーソナルコンピュータ) 200 測定器
フロントページの続き Fターム(参考) 2F076 BD05 BE04 BE05 BE11 BE16 5E501 AA24 AC37 BA05 CA03 CB05 DA13 EA10 EB05 FA03 FA13 FA14 FA45 FB43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定器と、この測定器に接続されたコンピ
    ュータとを備えた測定システムであって、 前記コンピュータには、前記測定器で測定をする際の詳
    細な操作が行われるとともに測定結果が詳細に表示され
    るディスプレイが設けられ、 前記測定器には、当該測定器で測定をする際の簡易な操
    作が行われるとともに測定結果が簡易に表示されるタッ
    チパネルが設けられている、ことを特徴とする測定シス
    テム。
  2. 【請求項2】タッチパネルの画面には、操作ボタンと測
    定結果の表示欄が表示される、請求項1に記載の測定シ
    ステム。
  3. 【請求項3】タッチパネルの画面の表示内容をコンピュ
    ータにおいて任意に設定できるようにした、請求項1ま
    たは請求項2に記載の測定システム。
  4. 【請求項4】コンピュータで設定した表示内容を設定フ
    ァイルに保存し、この設定ファイルの内容に従ってタッ
    チパネルの画面上に表示を行なう、請求項3に記載の測
    定システム。
  5. 【請求項5】コンピュータに接続され、測定をする際の
    詳細な操作および測定結果の詳細な表示が前記コンピュ
    ータに備えられたディスプレイの画面で行われる測定器
    であって、測定をする際の簡易な操作が行われるととも
    に測定結果が簡易に表示されるタッチパネルが設けられ
    ていることを特徴とする測定器。
  6. 【請求項6】タッチパネルが設けられた測定器と、この
    測定器と接続され、ディスプレイが設けられたコンピュ
    ータとを備えた測定システムにおける表示方法であっ
    て、 測定器がタッチパネルを備えているか否かを判定するス
    テップと、 測定器がタッチパネルを備えていると判定された場合
    に、測定器で測定をする際の簡易な操作を行なうための
    操作ボタン、および測定結果を簡易に表示するための表
    示欄をタッチパネルの画面に表示するステップと、 測定器がタッチパネルを備えていないと判定された場合
    に、測定器で測定をする際の詳細な操作を行なうための
    操作ボタン、および測定結果を詳細に表示するための表
    示欄をコンピュータのディスプレイに表示するステップ
    と、を含むことを特徴とする表示方法。
  7. 【請求項7】タッチパネルが設けられた測定器と、この
    測定器と接続され、ディスプレイが設けられたコンピュ
    ータとを備えた測定システムにおける表示プログラムを
    記録した記録媒体であって、前記プログラムは、 測定器がタッチパネルを備えているか否かを判定する処
    理と、 測定器がタッチパネルを備えていると判定された場合
    に、測定器で測定をする際の簡易な操作を行なうための
    操作ボタン、および測定結果を簡易に表示するための表
    示欄をタッチパネルの画面に表示する処理と、 測定器がタッチパネルを備えていないと判定された場合
    に、測定器で測定をする際の詳細な操作を行なうための
    操作ボタン、および測定結果を詳細に表示するための表
    示欄をコンピュータのディスプレイに表示する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラムであることを特
    徴とする記録媒体。
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