JP2002017828A - 抗菌・消臭性生活用品又は建材 - Google Patents

抗菌・消臭性生活用品又は建材

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JP2002017828A
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antibacterial
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Masanori Kanayama
正則 金山
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Pure Green Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本的に衛生を求められる紙製品、木製品又
は合成若しくは天然樹脂製品等の生活用品又は建材に殺
菌、抗菌、除菌及び消臭、或いは防虫性を付与する。 【解決手段】 カテキン類を、紙製品、木製品又は合成
若しくは天然樹脂製品等の生活用品又は建材に化学的又
は物理的に定着又は混入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基本的に衛生、
保存を求められる紙製品、木製品又は合成若しくは天然
の樹脂製品の殺菌、抗菌、除菌、消臭及び防虫を実現す
ることができるようにした生活用品又は建材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、紙製のナプキン、紙製のおむ
つ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、紙製の
おしぼり、紙製のタオル、紙製の生理用品、その他人体
に直接触れることを前提に製造されている紙製品は、本
来人体の健康上清潔でなければならないため、工場で生
産された後、ラッピング等を施され市販に供されてい
る。また、工場の生産工程において一応滅菌処理等が施
されることもある。しかし、前記ラッピングを解くと、
人の手等に触れる環境に置かれるため、また、その場所
にそもそも存在する各種の雑菌が付着することになる。
【0003】また、前記の紙製品にあっても、その用途
によっては臭気を伴う場所で使用されることもあるが、
前記した従来の紙製品にあっては、そもそも消臭作用が
ないのみならず、前記紙製品自体にその臭気が付着する
こともあった。
【0004】一方、例えば合成又は天然の樹脂の壁紙、
ハンガー等の家庭用品、ボールペンの軸、まな板、ラッ
ピング材等の合成又は天然の樹脂製品、又は、木製のハ
ンガー、机、椅子、建具、等にあっても、工場において
生産され、各種の流通経路を経て消費者の入手するとこ
ろとなり、これ等は包装した状態で消費者の手に渡るこ
とになるが、基本的には殺菌等の処理が施されていな
い。もっとも、抗菌処理が施された合成樹脂製品も存在
するが、これ等抗菌処理が施された合成樹脂製品は、そ
の成型時に行われるのが現状であり、そのためには特殊
な装置が必要である。
【0005】建材としてベニヤ板や合板が内装のために
使用されるが、これ等の製造に当たり使用される接着剤
に含まれる成分が、所謂、ハウスシックの原因の一つで
あると考えられている。かかる成分の作用を緩和し、ま
た、内装材に抗菌性・消臭性を付与することが望まれる
が、この種の問題を充分に解決する技術は試行錯誤の段
階にある。また、柱等の建材は細菌やシロアリ等により
腐敗、侵食され易いが、その予防のためには人体に有害
な薬剤が使用されるため、環境汚染の原因になり、社会
問題となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、カ
テキン類を利用して、紙製品、木製品又は合成若しくは
天然の樹脂製品等の生活用品又は建材に抗菌性・消臭性
或いは防虫性を付与する技術手段を提供することを第1
の目的とする。
【0007】更に、本発明は、天然資源である茶葉から
得られるカテキン類を利用することにより、化学品に敏
感でアレルギー症状を起こす消費者にも安心して使用で
きる生活用品又は建材を提供することを第2の目的とす
る。即ち、本発明者は、茶葉に含まれるカテキン類を利
用することにより、一般の化学品を用いることなく、抗
菌性その他優れた性質を備えたヒトにやさしい生活用品
又は建材が得られることを見出し、本発明を完成させ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、カテキン類で
処理された抗菌・消臭性或いは防虫性の生活用品又は建
材に関わり、生活用品又は建材としては、紙製品、木製
品又合成若しくは天然の樹脂製品等を挙げることができ
る。
【0009】カテキン類による処理は、カテキン類を製
品の表面に化学的に定着させることにより行うことがで
き、代表的な例として定着剤による製品表面への結合を
挙げることができる。
【0010】カテキン類による処理は、カテキン類を含
有する液体を表面に塗布することにより行うこともで
き、例えば、カテキン類を接着剤又は塗料に混合させ、
これを表面に塗布することができる。接着剤又は塗料
に、カテキン類を油性溶液の形で添加することができ
る。
【0011】カテキン類による処理は、カテキン類を製
品素材に混入することにより行うことができる。
【0012】本発明で使用されるカテキン類は、茶葉か
ら抽出されたカテキン類が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明により提供される、カテキ
ン類で処理された抗菌・消臭性或いは防虫性の生活用品
又は建材としては、紙製品、木製品又は合成若しくは天
然の樹脂製品等を挙げることができ、これ等は日常生活
において通常使用され、清潔に保たれることが望まれる
生活用品であり、更には、壁紙、ベニヤ板、合板等の日
常身近に存在し触れる機会が多い建材や細菌、シロアリ
に抵抗性を有する柱等の建材を含む。
【0014】本発明で使用されるカテキン類としては、
所謂、ポリフェノールに属し、通称、タンニンとも呼ば
れ、(−)−エピカテキン、(−)−エピカテキンガレ
ート、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピガロカ
テキンガレートその他を挙げることができ、単独または
混合物の形で使用することができる。
【0015】なお、これ等は、茶葉に多く含まれること
が知られており、中でも、(−)−エピガロカテキンガ
レートが最も多く含まれている。 カテキン類は、茶葉
以外にも、多くの植物の、樹皮、木質、葉等に分布して
おり、これ等から得られるカテキン類も本発明で使用す
ることができる。
【0016】ここで、茶葉とは、植物名Thea sinensis
またはその栽培変種の葉である。茶葉には、緑茶のごと
き不発酵茶、紅茶のごとき発酵茶、或いはウーロン茶の
ごとき半発酵茶や不完全発酵茶等があるが、何れも本発
明で使用するカテキン類を得るための原料とすることが
できる。また、カテキン類は一度使用した、所謂、茶殻
にも多量に残留しているため、茶殻も原料として使用可
能であり、従って、本発明でいう茶葉は、かかる茶殻も
含む。
【0017】茶葉からのカテキン類の抽出は、常法によ
り行うことができ、乾燥させた茶葉を粉末状または細断
し、加熱水処理、水蒸気蒸留、或いはアルコールまたは
アルコールと水の混合物に浸漬することにより行われ
る。或いは、常温の水で1乃至10日間抽出し、次い
で、アルコールで処理することによりカテキン類に富ん
だ成分を溶液の状態で得ることができる。かくして得ら
れる抽出液を、必要に応じてろ過し、ろ液を濃縮し、更
に、要すれば乾燥工程に付す。濃縮は、減圧蒸留が一般
的である。乾燥には、噴霧乾燥、真空乾燥、凍結乾燥な
どがあり、適宜選ぶことができる。
【0018】茶葉に含まれるカテキン類の作用に関する
近年の研究によれば、カテキン類には殺菌・抗菌作用、
消臭作用、その他があることが報告されている。即ち、
カテキン類の抗菌作用としては、ビブリオ菌、ボツリヌ
ス菌等の食中毒菌や、コレラ菌等の細菌に対して強い抗
菌力を示すと共に、マイコプラズマや白癬菌(水虫菌)に
も抗菌力を示すことが知られている。また、カテキン類
は、防虫効果やシロアリを寄せ付けない効果が期待され
ている。本発明は、カテキン類のこれ等の諸性質を利用
して、ヒトに優しい生活用品又は建材を提供するもの
で、紙製品、木製品、合成又は天然の樹脂製品に効率よ
くカテキン類を付着、定着させ、その作用を発揮させる
ための技術手段を提供する。
【0019】(1) 化学的定着 カテキン類含有水溶液を希薄な酸、例えば、無機酸や有
機酸、例えば希硫酸、希塩酸、蟻酸、クエン酸等の水溶
液でPHを1乃至4付近、好ましくは1乃至3付近に調整す
る。この酸性水溶液に紙や木等を浸漬処理することによ
り、構成成分であるセルロースにカテキン類を導入させ
ることができる。セルロースとカテキン類との間に働く
強い分子相互作用により両者は物理化学的に結合すると
考えられている。しかる後に、PH8付近の希薄なアルカ
リ水溶液で洗浄し、更に水で洗うことにより、カテキン
類が化学的に定着した紙製品や木製品を得ることができ
る。リグニンを除去してパルプ化された短繊維の状態で
上記の処理を行い、その後紙に漉くことによって、カテ
キン類が定着された通常紙や段ボール板を得ることがで
き、更には、段ボールその他あらゆる種類の紙加工製品
を得ることができる。
【0020】(2) 定着剤による定着 カテキン類を紙製品や木製品により確実かつ長期にわた
り定着させるためには、鉄イオン、銅イオン、アルミニ
ウムイオン等の金属イオンを含む水溶液で予め紙製品や
木製品を処理し、次いでカテキン類を含む水溶液で処理
する方法がある。この場合、金属イオンは、塩化第二
鉄、硝酸第二鉄、硝酸銅、硫酸銅、塩化アルミニウム、
硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム等の形で用いられ
る。なお、カテキン類含有水溶液とこれ等の金属イオン
水溶液との混合液でパルプ化された繊維や紙製品、或い
は木製品を処理しても同様な効果が得られる。硫酸アル
ミニウム等の金属イオンは、製紙工程において繊維の凝
集を促進させるために使用されるものでもあり、パルプ
化された繊維の製紙工程でカテキン類と共に使用するの
に適している。
【0021】このように金属イオンを混入すると、カテ
キン類の紙繊維や紙製品、或いは木製品への定着効果が
高まるのみならず、金属イオンがカテキン類と結合して
発色する効果がある。鉄イオンの場合は、淡い青又は灰
色、銅イオンの場合は茶色又はベージュ色、アルミニウ
ムイオンの場合は黄色の発色が見られる。かかる発色反
応を利用して、製品に、抗菌・消臭性の付与と共に所望
の着色を施すことも可能である。
【0022】より具体的には、紙製品の場合、製紙工程
で使用される添加剤にカテキン類を混合してパルプ繊維
に混入させることができる。添加剤は、アルキルケテン
ダイマー、アルケニルケテンダイマー等のサイズ剤、カ
チオン性デンプン、アニオン性ポリアクリルアミド等の
乾燥紙力剤、ポリエチレンイミン、ジアルデヒドデンプ
ン等の湿潤紙力剤、カリオンクレー、タルク、ホワイト
カーボン、二酸化チタン等の填料、硫酸アルミニウム、
ポリアルミニウムクロリド等の定着助剤、その他分散
剤、消泡剤等の混合物であり、カテキン類をパルプに対
して0.01〜0.5重量%の量を添加剤に混合させる。定
着助剤を通常の使用量の1.5〜2倍とすることにより、
カテキン類は繊維に結合し、製紙工程における除水・脱
水に耐えて、繊維中により多くのカテキン類が残り、よ
り強い抗菌・消臭性を付与することができる。かくし
て、カテキン類含有添加剤で予め処理されたパルプの懸
濁液(水99%)を抄紙ワイヤー上に吐出させ、濾過工程、
圧搾工程、熱乾燥工程を経て紙や段ボール板が製造され
る。この紙又は段ボール板から、抗菌・消臭性が付与さ
れたティッシュペーパー、トイレットペーパー、紙おむ
つ、紙製のタオル、紙製の生理用品、障子紙、壁紙、段
ボール等、多くの紙製生活用品又は建材を作ることがで
きる。
【0023】(3) 表面への塗布等 紙製品、木製品、更には合成又は天然の樹脂製品等は、
カテキン類を糊や接着剤、塗料に混合させて、製品の表
面に塗布・噴霧することによっても、抗菌性・消臭性或
いは防虫性を付与することができる。
【0024】接着剤としては、ユリア系、ポリビニルア
ルコール、酢酸ビニルその他の溶液が好ましい例である
が、用途に応じて種々の接着剤の中から適宜選択して使
用することができる。合板やベニヤ板に抗菌・消臭作用
を付与する場合は、接着剤にカテキン類を混合すること
が好ましい。カテキン類の混合割合は、接着剤や塗料に
対して0.01〜0.5重量%が好ましい。塗料としては、ペ
イント、その他エポキシ系、塩化ビニル系塗料、更には
天然樹脂であるワニス等種々のものを選択して使用でき
る。
【0025】一般にカテキン類は油性溶媒には溶け難い
が、本発明者は、予め細粉化した茶葉を油性基材に加
え、更に細粉化処理を行うことにより茶葉のカテキン類
が高い濃度で油性基材中に移行することを見出した。即
ち、予め細粉化した茶葉を油性基材に加え、茶葉が油性
基材中で1乃至40ミクロン、好ましくは4乃至10ミ
クロンにまで細粉化されるよう、5乃至80分、好ましく
は10乃至30分かけて、超微粒磨砕機で細粉化処理を行
うことにより、100g当たりカテキン類総量が100
mg以上含まれる油性溶液が得られる。かくして得られ
るカテキン類を高濃度に含有する油性溶液を皮膜形成性
塗料基材に混合して製品の表面に塗布することにより、
カテキン類を製品の表面に効果的に固定させることが可
能となる。油性基材としては、亜麻仁油、大豆油、えの
油等が好ましい例である。皮膜形成性塗料基材として
は、ボイル油、ポリウレタン塗料、エポキシ樹脂塗料等
が好ましい例である。特に、油性基材から直接得られる
ボイル油は、カテキン類を含有する塗料を製造する上で
適していると言える。
【0026】紙製品等で、使い捨ての生活用品、例えば
紙ナプキン、紙おしぼり、紙おむつ等は、表面にカテキ
ン類を0.01〜0.5重量%含有する水溶液を噴霧し乾燥させ
た紙素材で製作することができる。
【0027】(4) 素材への混入 カテキン類を素材に混入することによっても、製品に抗
菌・消臭作用を付与することができる。例えば、合成又
は天然の樹脂製品を成型加工する段階で、プラスチック
の素材に可塑剤等と共にカテキン類を、0.01〜0.5重量
%混合することにより、プラスチック素材中にカテキン
類を安定に存在させることができる。
【0028】合成のプラスチック素材としては、熱可塑
性樹脂及び熱硬化性樹脂の何れも使用可能であり、中で
も成型温度が比較的低い、ポリエチレン樹脂、フェノー
ル樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリ
塩化ビニリデン系樹脂、シリコーン樹脂、軟質ポリウレ
タン樹脂等が好ましい例である。なお、ポリ塩化ビニリ
デン系樹脂やシリコーン樹脂は哺乳瓶の乳首の素材とし
て用いられ、衛生上抗菌性を付与することにおいてメリ
ットが高い。成型加工法は、圧縮成型法、射出成型法、
押出し成型法、吹き込み成型法、注造成型法、圧延法
等、何れも採用しうるが、カテキン類の熱による分解を
防ぐために、成型加工時の加熱温度が150℃を超えない
ことが好ましい。
【0029】天然の合成樹脂としては、生ゴム(cis−1,
4−イソプレン)が代表的例であり、加硫剤と共にカテキ
ン類を添加して、抗菌性の天然ゴム製品を得ることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、紙タオルや紙おむつ
等、衛生管理が求められる生活用品に優れた抗菌性・消
臭性を付与することができる。また、カテキン類で処理
された段ボール箱は、食品保存において雑菌の繁殖を防
ぐことができ、日常のメリットが高い。近年とみにMR
SA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の院内感染が深刻
な社会問題となっており、身近に使用される生活用品の
抗菌化を容易に図ること、しかもヒトに優しい天然由来
の物質を利用してそれを行うことはきわめてメリットが
高い。
【0031】カテキン類で処理された壁紙やベニヤ板、
合板等の室内建材は、抗菌性、消臭性の故に室内の衛生
管理上メリットが高く、また、カテキン類で処理された
土台柱にはシロアリ忌避効果が期待される。更には、表
面をカテキン類で処理されたハンガー等は抗菌効果、消
臭効果と共に防虫効果も期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/72 E04B 1/72 Fターム(参考) 2E001 DH12 DH13 DH14 DH21 FA02 FA10 GA06 GA08 GA09 GA12 GA43 HC02 HD11 KA01 4C058 AA02 AA04 AA23 BB07 CC02 JJ04 JJ23 JJ24 4C098 AA09 CC01 DD05 DD20 4H011 AA02 BA01 BB22 BC19 BC22 DA07 DC05 DC10 DD07 DH02 DH14 4L055 AG07 AG08 AG43 AG64 AH09 AH37 AH50 BD10 BE08 BE10 FA20 FA30 GA27 GA29

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテキン類で処理されていることを特徴
    とする抗菌・消臭性生活用品又は建材。
  2. 【請求項2】 生活用品又は建材が紙製品であることを
    特徴とする請求項1記載の抗菌・消臭性生活用品又は建
    材。
  3. 【請求項3】 生活用品又は建材が木製品であることを
    特徴とする請求項1記載の抗菌・消臭性生活用品又は建
    材。
  4. 【請求項4】 生活用品又は建材が合成又は天然の樹脂
    製品であることを特徴とする請求項1記載の抗菌・消臭
    性生活用品又は建材。
  5. 【請求項5】 カテキン類による処理が、カテキン類を
    製品の表面に化学的に定着させることにより行われるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3記載の抗菌・消臭性生活
    用品又は建材。
  6. 【請求項6】 化学的定着が、定着剤による製品表面へ
    の結合であることを特徴とする請求項5記載の抗菌・消
    臭性生活用品又は建材。
  7. 【請求項7】 カテキン類による処理が、カテキン類を
    含有する液体を表面に塗布することにより行われること
    を特徴とする請求項1乃至4記載の抗菌・消臭性生活用
    品又は建材。
  8. 【請求項8】 カテキン類を含有する液体が、カテキン
    類を含有する接着剤又は塗料であることを特徴とする請
    求項7記載の抗菌・消臭性生活用品又は建材。
  9. 【請求項9】 カテキン類が油性溶液の形で接着剤又は
    塗料に混合されることを特徴とする請求項8記載の抗菌
    ・消臭性生活用品又は建材。
  10. 【請求項10】 カテキン類による処理が、カテキン類
    を製品素材に混入することにより行われることを特徴と
    する請求項1乃至4記載の抗菌・消臭性生活用品又は建
    材。
  11. 【請求項11】 カテキン類が茶葉から抽出されたカテ
    キン類であることを特徴とする請求項1乃至10記載の抗
    菌・消臭性生活用品又は建材。
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