JP2002017609A - トイレットペーパー用ティッシュ箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 トイレットペーパーを箱に入れ、ペーパーの
先端を取り出し口より引き出しておき、蓋を閉めてお
く。ティッシュペーパーのような感覚で箱から引き出し
て使えるトイレットペーパー用ティッシュ箱を提供す
る。 【解決手段】トイレットペーパー１を収納でき、一側面
が開口した収納箱２と、その収納箱２開口部に嵌合出来
る蓋４と、蓋４に対向する位置にそれぞれ設けられた軸
受け穴と両端にストッパー機能を有し、前記軸受け穴に
とおして架けられる軸体と、前記収納箱２に設けられた
トイレットペーパー１取り出し穴７とにより構成される
トイレットペーパー１用ティッシュ箱。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ティッシュペー
パーボックスの中に、ティッシュペーパーの代わりにト
イレットペーパーを入れて、ティッシュペーパーを使用
するのと同じように、鼻をかんだり顔や家具を拭くため
に使用するようにした、トイレットペーパー用ティッシ
ュ箱に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、鼻をかんだり物を拭いたりする時
はティッシュペーパーを使用していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次ぎのような
欠点があった。 （イ）家族が多いとティッシュペーパーを大量に使うた
め、ペーパーの一箱はすぐに使い終わってしまい、ティ
ッシュ代もばかにならなかった。 （ロ）少しだけ必要な場合でも、１枚は取り出さなけれ
ばならなかった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】トイレットペーパー
（１）が収納出来、一側面が開口した収納箱（２）を作
り、その開口部（３）に嵌合できる蓋（４）を作る。収
納箱（２）の蓋（４）と蓋（４）に対向する位置に、そ
れぞれ軸受け穴（５）を設ける。箱の両端にストッパー
機能を有し、前記双方の軸受け穴（５）に通して架けら
れる軸体（６）を設ける。収納箱（２）の上面に取り出
し穴（７）を設ける。又は、トイレットペーパー（１）
を収納することが出来、上面に開閉蓋（１３）を有する
収納箱（２）と、この収納箱（２）側面の対向する位置
にそれぞれ設けられた、軸受け穴（５）と、両端にスト
ッパー機能を有し、軸受け穴（５）に通して架けられる
軸体（６）と、開閉蓋（１３）に設けられたトイレット
ペーパー（１）取り出し穴（７）と、開閉蓋（１３）を
閉じた状態でとめる着合部材（１４）とにより構成され
るトイレットペーパー用ティッシュ箱。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。第一の実施の形態について図１から図５を
用いて説明する。本発明は図１に示すように、トイレッ
トペーパーを収納箱の中に収納して、ティッシュペーパ
ーのように使用するためのものである。本発明における
箱は、図４に示すように、側面が開口した収納箱（２）
と、この開口部（３）に嵌合できる蓋（４）により構成
されている。この蓋（４）は閉じた状態で収納箱（２）
全体の側面に位置し、その中央部付近に軸受け穴（５）
が設けられている。そしてこの軸受け穴（５）に対向す
る収納箱（２）の側面位置にも軸受け穴（５）が設けら
れている。又、蓋（４）を閉じた状態で箱（２）全体の
上面部に、トイレットペーパー（１）を取り出せるよう
に、取り出しし穴（７）が設けられている。本発明は、
収納箱（２）と前記の対向した軸受け穴（５）に通す軸
体（６）により構成されているが、この軸体（６）につ
いて図５を用いて説明する。軸体（６）は軸（８）と短
軸（９）により構成されており、短軸（９）側の外ねじ
（１０）と軸（８）側の内ネジ（１１）を嵌号させて軸
体（６）を構成する。軸（８）及び短軸（９）のこれら
を嵌合させた状態での両端にあたる位置には、それぞれ
固定ストッパー（１２）が設けられており、軸（８）側
のストッパー（１２）は箱（２）に着合剤により固定さ
れている。この固定ストッパーは前記軸受け穴（５）の
径よりも大きな径となっている。本発明は以上のように
構成され、これを以下のように使用する。まず収納箱
（２）の外側から軸（８）を、軸受け穴（５）に挿入し
着合剤により収納箱（２）に固定する。次にトイレット
ペーパー（１）の中心を、軸（８）に差し込みながら収
納箱（２）に入れる。次に蓋（４）を収納箱（２）に取
り付け、蓋（４）側の軸受け穴（５）から短軸（９）を
通す。短軸（９）の外ねじ（１０）と、軸（８）の内ね
じ（１１）を図２に示すように、嵌合させるこで箱全体
が組み上がる。これを使用するときは、図３に示すよう
に上面のトイレットペーパー（１）取り出し穴（７）か
らトイレットペーパー（１）の先端を引き出しておく。
その際、取りだし穴（７）は開口部（３）と続いている
ので、ペーパー（１）の先端を取り出し穴（７）から引
き出しやすい。収納箱（２）のトイレットペーパー
（１）が無くなった時は、短軸（９）及び蓋（４）を取
り外したうえで、新しいトイレットペーパー（１）を入
れ、蓋（４）を上記同様に収納箱（２）に固定する。次
に、第二の発明の実施について図６により、以下説明す
る。本発明における箱は図６に示すように、第一の実施
の形態と同様に、トイレットペーパーを収納箱に収納し
てティッシュペーパーのように、使用するためのもので
ある。上面に開閉できる開閉蓋（１３）を有し、トイレ
ットペーパー（１）を収納出来る収納箱（２）の、側面
の対向する位置にそれぞれ設けられた軸受け穴（５）
に、挿入し通した軸体（６）の両端を軸受け穴（５）
に、ストッパー機能を有し、着脱可能に固定するもので
ある。更に、開閉蓋（１３）のほぼ中央部にトイレット
ペーパー（１）取り出し穴（７）を設け、開閉蓋（１
３）を閉じた状態で接合する、開閉蓋（１３）の端部
と、収納箱（２）の上部側面に、着脱出来る着合部材
（１４）が設けられている。これを使用するときは、収
納箱（２）にトイレットペーパー（１）を入れながら、
軸体（６）を軸受け穴（５）に入れ、ペーパー（１）の
中を通し、更に対向する軸受け穴（５）に挿入して固定
させる。次にトイレットペーパー（１）の先端を、開閉
蓋（１３）の取り出し穴（７）から引き出しておき、蓋
（１３）を閉め着合部材（１４）により、収納箱（２）
が組み上がる。トイレットペーパー（１）使用する時
は、ペーパー（１）を引き出してちぎって切り取る。

【０００６】

【発明の効果】トイレットペーパーには軸が入っている
ので、軽く回転するのでトイレットペーパーを引き出し
易い。ティッシュペーパーに比べ箱の形は異なるので、
斬新的な箱形となる。使用する時は従来のティッシュと
同様に使えるが、必要な分だけ引き出しちぎって切り取
る。トイレットペーパーは水に濡らさなければ、丈夫で
柔らかさもあるので多目的に使えるし、価格も従来のテ
ィッシュに比べ格段に安いので、家計の節約にもなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の使用状態を示す透視斜視図である。

【図２】本発明の使用状態を示す透視側面図である。

【図３】本発明の使用状態を示す側面断面図である。

【図４】本発明の収納箱の分解斜視図である。

【図５】本発明の軸体の分解図である。

【図６】本発明の請求項２の使用状態を示す透視斜視図
である。

【符号の説明】

１ トイレットペーパー ２ 収納箱 ３ 開口部 ４ 蓋 ５ 軸受け穴 ６ 軸体 ７ 取り出し穴 ８ 軸 ９ 短軸 １０ 外ねじ １１ 内ねじ １２ ストッパ
ー １３ 開閉蓋 １４ 着合部材

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】トイレットペーパー（１）を収納すること
   ができ、一側面が開口した収納箱（２）と、その収納箱
   （２）開口部（３）に嵌合できる蓋（４）と、蓋（４）
   と蓋（４）に対向する位置にそれぞれ設けられた軸受け
   穴（５）と、両端にストッパー機能を有し、前記軸受け
   穴（５）に通して架けられる軸体（６）と、前記収納箱
   （２）に設けられたトイレットペーパー取りだし穴
   （７）とにより構成されるトイレットペーパー用ティッ
   シュ箱。
2. 【請求項２】トイレットペーパー（１）を収納すること
   が出来、上面に開閉蓋（１３）を有する収納箱（２）
   と、この収納箱（２）側面の対向する位置にそれぞれ設
   けられた軸受け穴（５）と、両端にストッパー機能を有
   し、前記軸受け穴（５）に通して架けられる軸体（６）
   と、前記開閉蓋（１３）に設けられたトイレットペーパ
   ー（１）取りだし穴（７）と、開閉蓋（１３）を閉じた
   状態でとめる着合部材（１４）とりより構成されるトイ
   レットペーパー用ティッシュ箱。