JP2002016899A - コンテンツ課金方法、課金センタ及び受信装置 - Google Patents

コンテンツ課金方法、課金センタ及び受信装置

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JP2002016899A JP2000197427A JP2000197427A JP2002016899A JP 2002016899 A JP2002016899 A JP 2002016899A JP 2000197427 A JP2000197427 A JP 2000197427A JP 2000197427 A JP2000197427 A JP 2000197427A JP 2002016899 A JP2002016899 A JP 2002016899A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料コンテンツを安全に提供することができ
るコンテンツ課金方法等を提供する。 【解決手段】 ダウンロード課金センタ1は、各有料コ
ンテンツについて、一又は複数の部分を欠損させたダウ
ンロードコンテンツと、欠損部分の欠損コンテンツと、
に分離し、放送局センタ3を介して、ダウンロードコン
テンツを各視聴者の受信装置7に配信してコンテンツ格
納部75に蓄積記憶させる。ダウンロード課金センタ1
は、受信装置7からのコンテンツの視聴要求に応答し
て、その視聴要求により指定されたコンテンツの欠損コ
ンテンツを要求元に供給するとともに該要求元に対する
課金処理を行う。欠損コンテンツの供給を受けた受信装
置7は、欠損コンテンツとダウンロードコンテンツを用
いてコンテンツの再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料コンテンツの
配布に対して課金を行うコンテンツ課金方法等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、有料コンテンツを提供する方法と
して、視聴者に復号鍵を供給し、コンテンツ供給側がコ
ンテンツに暗号化処理を施して放送し、視聴者側におい
て、受信した暗号化されたコンテンツを、先に取得して
いた復号鍵を用いて復号化して映像等を視聴する方法が
実現されていた。
【0003】そして、さらにサービスの自由度を高め、
視聴者の要求に応じて即座にサービスの提供を行うこと
ができるように、視聴者側のハードディスク装置等に暗
号化されたコンテンツを蓄積させ、視聴者からの要求に
応じて、復号鍵を視聴者に供給して課金を行い、そのコ
ンテンツの視聴を可能とするオン・デマンド型システム
が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
暗号化されたコンテンツを視聴者側に保有させる場合、
暗号化されたコンテンツが不正に復号化されて利用され
る虞があり、コンテンツの保護を十分に図ることができ
ない。また、コンテンツが不正に復号化されて利用され
た場合には、コンテンツに対する課金を行うことができ
ず、コンテンツの提供側の不利益が大きい。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、有料コンテンツを安全に提供することができる
コンテンツ課金方法等を提供することを目的とする。ま
た、コンテンツの供給に対する課金を確実に行うことが
できるコンテンツ課金方法等を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るコンテンツ課金方法は、
コンテンツを視聴者に供給して課金を行うシステムにお
けるコンテンツ課金方法において、各コンテンツについ
て、一又は複数の部分を欠損させた配信用コンテンツ
と、欠損部分の欠損コンテンツと、に分離する分離ステ
ップと、前記配信用コンテンツを各視聴者の受信装置に
配信して記憶装置に蓄積させる配信ステップと、所定の
センタが受信装置からのコンテンツの視聴要求に応答し
て、該視聴要求により指定されたコンテンツの欠損コン
テンツを要求元に供給するとともに該要求元に対する課
金処理を行う制御ステップと、前記欠損コンテンツの供
給を受けた前記受信装置において、前記欠損コンテンツ
と、前記記憶装置から読み出した配信用コンテンツと、
を用いてコンテンツの再生を行う再生ステップと、を備
えることを特徴とする。
【0007】このような構成によれば、各視聴者の受信
装置に対して、予めコンテンツの全データを保有させて
おくのではなく、コンテンツの一部を欠損させたものを
保有させておき、視聴者からの要求に応じて、コンテン
ツの欠損部分を供給するとともに課金を行うため、課金
前に受信装置が保有しているデータだけを利用してコン
テンツの完全なデータを取得することが不可能となるこ
とから、コンテンツの保護を図る安全なシステムを実現
し、また、コンテンツの供給に対する課金を確実に行う
ことができるシステムを実現できる。
【0008】前記分離ステップは、分離された配信用コ
ンテンツ及び欠損コンテンツの各パーツに対して、再生
の順序に関する順序情報を付与してもよく、前記再生ス
テップは、配信用コンテンツ及び欠損コンテンツの各前
記パーツの前記順序情報に基づいて、各パーツを順次再
生してもよい。
【0009】前記センタにおいて、各コンテンツについ
て、欠損コンテンツの各パーツの当該コンテンツにおけ
る位置を示す欠損位置情報を保有するステップをさらに
備えてもよく、前記制御ステップは、前記受信装置から
の視聴要求により特定される欠損コンテンツについて、
前記欠損位置情報を参照して各パーツの配信の優先度を
算出し、算出した優先度に基づいて各欠損コンテンツの
パーツの供給を行ってもよい。これにより、例えば優先
度の高い欠損コンテンツを先に供給等し、効率のよい欠
損コンテンツの供給が可能となる。
【0010】前記制御ステップは、通信回線と、欠損コ
ンテンツの配信を制御するコンピュータと、の少なくと
も一方の使用状況と、前記算出された優先度と、に基づ
いて各欠損コンテンツのパーツの供給を行ってもよい。
これにより、現状に即した効率のよい配信が可能とな
る。
【0011】また、本発明の第2の観点に係る課金セン
タは、コンテンツを視聴者に供給して課金を行うシステ
ム用の課金センタであって、コンテンツについて、一又
は複数の部分を欠損させた配信用コンテンツと、欠損部
分の欠損コンテンツと、に分離する手段と、前記分離さ
れた配信用コンテンツと欠損コンテンツを記憶する記憶
手段と、配信された前記配信用コンテンツを保有する視
聴者の受信装置からのコンテンツの視聴要求に応答し
て、前記視聴要求に含まれるコンテンツ識別符号により
特定されるコンテンツの欠損コンテンツを前記記憶手段
から読み出して要求元に供給するとともに、前記視聴要
求に含まれる視聴者識別符号より特定される視聴者に対
する課金処理を行う制御手段と、を備えることを特徴と
する。
【0012】このような構成によれば、コンテンツの一
部を欠損させたものを保有する受信装置からの要求に応
じて、コンテンツの欠損部分を供給するとともに課金を
行うため、課金前に受信装置が保有しているデータだけ
を利用してコンテンツの完全なデータを取得することが
不可能となることから、コンテンツの保護を図り、ま
た、コンテンツの供給に対する課金を確実に行うことが
できる。
【0013】各コンテンツについて、欠損コンテンツの
各パーツの当該コンテンツにおける位置を示す欠損位置
情報を記憶する手段をさらに備えてもよく、前記制御手
段は、前記受信装置からの視聴要求により特定される欠
損コンテンツについて、前記欠損位置情報を参照して各
パーツの配信の優先度を算出し、算出した優先度に基づ
いて各欠損コンテンツのパーツの供給を行ってもよい。
これにより、例えば優先度の高い欠損コンテンツを先に
供給等し、効率のよい欠損コンテンツの供給が可能とな
る。
【0014】前記制御手段は、通信回線と、欠損コンテ
ンツの配信を制御するコンピュータと、の少なくとも一
方の使用状況と、前記算出された優先度と、に基づいて
各欠損コンテンツのパーツの供給を行ってもよい。これ
により、現状に即した効率のよい配信が可能となる。
【0015】また、本発明の第3の観点に係る受信装置
は、コンテンツを視聴者に供給して課金を行うシステム
用の受信装置であって、一又は複数の部分を欠損させた
配信用コンテンツの配信を受ける受取手段と、前記受取
手段により受け取った前記配信用コンテンツを蓄積記憶
する記憶手段と、コンテンツの視聴の要求の入力に応答
して、視聴者識別符号と、視聴対象のコンテンツのコン
テンツ識別符号と、を含む視聴要求を所定のセンタに送
信する手段と、前記センタから欠損部分の欠損コンテン
ツを取得し、視聴対象のコンテンツの配信用コンテンツ
を前記記憶手段から読み出し、前記欠損コンテンツ及び
配信用コンテンツを用いてコンテンツを再生する再生手
段と、を備えることを特徴とする。
【0016】前記配信用コンテンツ及び欠損コンテンツ
の各パーツには、再生の順序に関する順序情報が付与さ
れてもよく、前記再生手段は、配信用コンテンツ及び欠
損コンテンツの各前記パーツの前記順序情報に基づい
て、各パーツを順次再生してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
コンテンツ課金システムを図面を参照して説明する。本
発明の実施の形態に係るコンテンツ課金システムは、図
1に示すように、ダウンロード課金センタ1と、放送局
センタ3と、鍵管理センタ5と、受信装置7と、を備え
る。また、本システムでは、各視聴者にICカード8が
配布され、このICカード8は、カード毎に一意の暗号
鍵を記憶する。
【0018】ダウンロード課金センタ1は、エンコーダ
11と、デバイダ13と、ダウンロードコンテンツ記憶
部15と、欠損コンテンツ記憶部16と、課金管理部1
7と、課金情報記憶部19と、を備える。
【0019】エンコーダ11は、アナログ映像の有料コ
ンテンツをデジタルデータに変換して、デバイダ13に
送る。エンコーダ11は、例えばMPEG2エンコーダ
等を含む。
【0020】デバイダ13は、有料コンテンツの入力を
受けて、有料コンテンツの権利保有者からの指定に基づ
いて、有料コンテンツから指定された部分を欠損させ、
欠損部分とそれ以外の部分に分離等する所定の分離処理
を行う。なお、有料コンテンツがデジタルデータの場合
にはそのままデータの入力を受けて分離処理を行い、ま
た、有料コンテンツがアナログ映像の場合には、エンコ
ーダ11によりデジタルデータに変換されたデータの入
力を受けて分離処理を行うようにする。
【0021】この分離処理では、デバイダ13は、ま
ず、有料コンテンツの権利保持者から、コンテンツにつ
いて、例えば、欠損開始時間、欠損期間等の欠損させる
部分を特定するためのパラメータの入力を受け付ける。
そして、入力されたパラメータ(欠損開始時間、欠損期
間等)に基づいて欠損部分を特定し、有料コンテンツを
欠損部分とそれ以外の部分の各パーツに分離する。
【0022】例えば、図2に示すように、欠損部を特定
するためのパラメータの指定を受けて有料コンテンツの
欠損部を特定すると、その欠損部に対応するパーツP2
及びP4と、欠損部以外のパーツP1、P3及びP5に
分離する。以下、欠損部に対応するパーツを「欠損コン
テンツ」と呼び、欠損部以外のパーツを「ダウンロード
コンテンツ」と呼ぶこととする。
【0023】デバイダ13は、分離した各パーツにそれ
ぞれヘッダ(パーツヘッダ)を付与する。パーツヘッダ
は、例えば図3に示すように、コンテンツの種別、コン
テンツID、パーツ順序、パーツサイズ等のデータを含
む。また、デバイダ13は、ダウンロードコンテンツを
まとめて、さらにヘッダ(コンテンツヘッダ)を付与す
る。コンテンツヘッダは、例えば図4に示すように、コ
ンテンツの種別、コンテンツID、欠損しているパーツ
番号の一覧、コンテンツの視聴許可期間、その他のコン
テンツに関する情報等のデータを含む。
【0024】デバイダ13は、分離したダウンロードコ
ンテンツ及び欠損コンテンツについて、ダウンロードコ
ンテンツをダウンロードコンテンツ記憶部15に、欠損
コンテンツを欠損コンテンツ記憶部16に、それぞれ記
憶する。
【0025】ダウンロードコンテンツ記憶部15は、デ
バイダ13により分離されたダウンロードコンテンツを
記憶する。なお、ダウンロードコンテンツは、通信又は
媒体を介して放送局センタ3に納入される。欠損コンテ
ンツ記憶部16は、デバイダ13により分離された欠損
コンテンツを記憶する。
【0026】課金管理部17は、受信装置7からの視聴
要求に応じて、その視聴要求に含まれる受信機ID及び
コンテンツIDと、コンテンツの視聴に対する課金金額
と、を含む課金情報を生成し、課金情報記憶部19に記
憶する。例えばコンテンツIDと課金額が対応付けられ
ているテーブルを参照して、課金額を決定してもよい。
そして、要求されたコンテンツIDに対応する欠損コン
テンツを、欠損コンテンツ記憶部16から読み出して、
要求元の受信装置7に送信する。課金情報記憶部19
は、課金管理部17により生成された課金情報を記憶す
る。
【0027】放送局センタ3は、ダウンロードコンテン
ツ記憶部31と、スクランブラ33と、多重化処理部3
5、送出制御部37と、を含み、ダウンロードコンテン
ツを各視聴者の受信装置7に対して予め配信する。ダウ
ンロードコンテンツ記憶部31は、放送局センタ3が媒
体又は通信等を介してダウンロード課金センタ1から納
入されたダウンロードコンテンツを記憶する。スクラン
ブラ33は、鍵管理センタ5から取得したコンテンツ暗
号鍵を用いてダウンロードコンテンツをスクランブル化
する。
【0028】多重化処理部35は、スクランブラ33に
よりスクランブル化されたダウンロードコンテンツを鍵
管理センタ5から取得した視聴者毎の所定の鍵情報とと
もに多重化する。ここで、鍵情報とは、スクランブル化
されたダウンロードコンテンツを視聴者側でデスクラン
ブル化するための情報である。送出制御部37は、多重
化処理部35により多重化されたデータを送出する。送
出制御部37により送出されたデータは、放送メディア
を通じて各受信装置7に送信される。
【0029】鍵管理センタ5は、鍵情報記憶部51と、
鍵供給部53と、を備える。鍵情報記憶部51は、ダウ
ンロードコンテンツのスクランブル化に使用されるコン
テンツ暗号鍵、スクランブル化されたダウンロードコン
テンツをデスクランブル化するためのコンテンツ復号鍵
等を記憶する。また、鍵情報記憶部51は、各視聴者の
ICカードに記憶された暗号鍵等をさらに記憶する。鍵
供給部53は、コンテンツ暗号鍵と、各視聴者のICカ
ードの暗号鍵でコンテンツ復号鍵を暗号化して取得した
各ICカードの鍵情報と、を放送局センタ3に供給す
る。
【0030】受信装置7は、受信部71と、分離部72
と、デスクランブラ73と、ICカード処理部74と、
コンテンツ格納部75と、制御部76と、欠損コンテン
ツ記憶部77と、デコーダ78と、を備え、テレビ受像
機やオーディオ機器等のAV機器に接続されている。
【0031】受信部71は、放送局センタ3から放送さ
れたデータを受信する。分離部72は、受信部71が受
信した放送データを、鍵情報と、スクランブル化された
データと、に分離する。そして、分離された鍵情報につ
いて、ICカード処理部74を介してICカード8から
読み出した暗号鍵を用いて復号化を行い、コンテンツ復
号鍵を取得する。
【0032】デスクランブラ73は、分離部72により
取得された復号鍵でスクランブル化されたデータをデス
クランブル化して、ダウンロードデータを取得し、コン
テンツ格納部75に記憶する。ICカード処理部74
は、ICカードリーダライタを含み、ICカード8に記
憶される暗号鍵を読み出してデスクランブラ73に供給
する。コンテンツ格納部75は、ハードディスク装置等
から構成され、デスクランブラ73によりデスクランブ
ル化されたダウンロードデータを記憶する。
【0033】制御部76は、視聴者から入力されたコン
テンツの再生指示に応じて所定の再生処理を行う。この
再生処理では、指定されたダウンロードコンテンツをコ
ンテンツ格納部75から読み出し、そのコンテンツヘッ
ダにおける、欠損しているパーツ番号の一覧を参照し、
欠損コンテンツを既に取得しているか否かを判別する。
例えば、取得済みの欠損コンテンツを記憶する欠損コン
テンツ記憶部77に該当する欠損コンテンツが存在する
場合等には、欠損コンテンツを取得済みであると判別
し、ダウンロードコンテンツのコンテンツヘッダを参照
して視聴許可期間等をチェックした後、ダウンロードコ
ンテンツと欠損コンテンツを各パーツヘッダにおけるパ
ーツ順序に基づいて、デコーダ78に順次送る。
【0034】また、対応する欠損コンテンツを取得して
いないと判別された場合には、制御部76は、図示せぬ
メモリ等に記憶されている受信機IDと、ダウンロード
コンテンツのコンテンツID等を含む視聴要求をダウン
ロード課金センタ1に送信し、対応する欠損コンテンツ
をダウンロード課金センタ1から取得する。そして、取
得した欠損コンテンツを欠損コンテンツ記憶部77に記
憶するとともに、ダウンロードコンテンツ及び欠損コン
テンツについて視聴許可期間等をチェックした後、ダウ
ンロードコンテンツと欠損コンテンツを各パーツヘッダ
におけるパーツ順序に基づいて、各デコーダ78に送
る。
【0035】欠損コンテンツ記憶部77は、制御部76
がダウンロード課金センタ1から取得した欠損コンテン
ツを記憶する。デコーダ78は、制御部76から供給さ
れるデジタルデータをデコードして取得した映像データ
等をテレビ受像機等のAV機器に出力する。
【0036】次に、本実施形態に係るコンテンツ課金シ
ステムにおいてコンテンツを供給する処理の流れを図5
を参照して説明する。ダウンロード課金センタ1では、
コンテンツの権利保有者から有料コンテンツを受け取
り、有料コンテンツがアナログ映像の場合にはエンコー
ダ11でデジタルデータに変換するエンコード処理を行
い(S1)、また、デジタル映像の場合にはそのまま、
有料コンテンツをデバイダ13に供給する。
【0037】デバイダ13は、有料コンテンツの権利保
有者から指定されたパラメータに基づいて、有料コンテ
ンツをダウンロードコンテンツと、欠損コンテンツに分
離する分離処理を行い(S2)、それぞれダウンロード
コンテンツ記憶部15と欠損コンテンツ記憶部16に記
憶して保存する(S3)。そして、ダウンロードコンテ
ンツ記憶部15に記憶されたダウンロードコンテンツ
は、通信又は媒体等を介して放送局センタ3に納入され
る(S4)。
【0038】放送局センタ3のスクランブラ33は、ダ
ウンロード課金センタ1から納入されたダウンロードコ
ンテンツを、鍵管理センタ5から取得したコンテンツ暗
号鍵Ksを用いてスクランブル化する(S5)。次に、
多重化処理部35は、スクランブル化されたダウンロー
ドコンテンツを鍵管理センタ5から取得した鍵情報(K
w)Kmとともに多重化する(S6)。なお、鍵情報
(Kw)Kmは、スクランブル化されたダウンロードコ
ンテンツをデスクランブル化するためのコンテンツ復号
鍵Kwを、各ICカード8に記憶されている暗号鍵Km
で暗号化することにより生成される。送出制御部37
は、多重化されたデジタルデータを送出し(S7)、デ
ジタルデータは放送メディアを介して放送される(S
8)。
【0039】各視聴者の受信装置7の受信部71は、放
送されたデータを受信し(S9)、分離部72は、受信
データを、鍵情報とスクランブル化されたデータに分離
するとともに、ICカード8に記憶されている暗号鍵K
mを用いて、鍵情報(Kw)Kmを復号化して、コンテ
ンツ復号鍵Kwを取得する(S10)。デスクランブラ
73は、コンテンツ復号鍵Kwを用いてスクランブル化
されたデータをデスクランブル化してダウンロードデー
タを取得し、コンテンツ格納部75に記憶する(S1
1、S12)。これにより、視聴者の受信装置7にダウ
ンロードコンテンツが供給され、コンテンツ格納部75
に格納される。
【0040】視聴者が有料コンテンツを視聴する場合、
例えば、受信装置7を操作して、コンテンツ格納部75
に蓄積されている有料コンテンツの一覧等を図示せぬ表
示部又はテレビ受像機等に表示させ、再生対象の有料コ
ンテンツを選択して、再生指示を入力する。受信装置7
は、視聴者からの再生指示を受け付けて(S13)、選
択された有料コンテンツの欠損コンテンツを既に取得し
ているか否かを判別して、未だ取得していない場合に
は、受信機IDとコンテンツID等を含む視聴要求をダ
ウンロード課金センタ1に送信する(S14)。
【0041】ダウンロード課金センタ1の課金管理部1
7は、受信装置7からの視聴要求に応じて、その視聴要
求に含まれる受信機ID及びコンテンツIDと、コンテ
ンツIDに特定される有料コンテンツの視聴に対する課
金金額と、を含む課金情報を生成し、課金情報記憶部1
9に記憶する(S15)。そして、要求されたコンテン
ツIDにより該当する欠損コンテンツを欠損コンテンツ
記憶部16から読み出して、要求元の受信装置7に送信
する(S16)。
【0042】受信装置7の制御部76は、受信した欠損
コンテンツを欠損コンテンツ記憶部77に記憶するとと
もに、各パーツヘッダのパーツ順序に基づいてダウンロ
ードコンテンツと欠損コンテンツをデコーダ78に送
る。これに応じて、デコーダ78は、コンテンツのデジ
タルデータをデコードし(S17)、映像をAV機器等
に出力する(S18)。
【0043】また、視聴者により選択された有料コンテ
ンツについて、欠損コンテンツを既に取得していた場合
には、ダウンロード課金センタ1との通信は行わずに、
ダウンロードコンテンツ及び先に取得していた欠損コン
テンツについてデコード処理を行って映像を出力させる
(S17、S18)。
【0044】次に、上記の受信装置7による有料コンテ
ンツの再生処理について図6のフローチャートを参照し
て詳しく説明する。まず、受信装置7の制御部76は、
有料コンテンツの選択及び再生指示に応じて、選択され
た有料コンテンツに対応するダウンロードコンテンツを
コンテンツ格納部75から読み出すとともに、そのコン
テンツヘッダを読み取る(ステップS21)。そして、
読み取ったコンテンツヘッダにおける欠損パーツ一覧を
参照し、対応する欠損コンテンツは取得済みであるか否
かを判別する(ステップS22)。具体的には、欠損コ
ンテンツが欠損コンテンツ記憶部77に記憶されている
か否かを判別等する。
【0045】ステップS22において、欠損コンテンツ
を取得していないと判別された場合には、受信機IDと
コンテンツIDを含む視聴要求をダウンロード課金セン
タ1に送信し、欠損コンテンツを全て取得する(ステッ
プS23)。また、ステップS21で読み取ったコンテ
ンツヘッダにおける視聴可能期間を取得する(ステップ
S24)。
【0046】次に、ステップS24で取得した視聴可能
期間のチェック等を行って、有料コンテンツが視聴可能
であるか否かを判別する(ステップS25)。そして、
視聴可能であると判別された場合には、ダウンロードコ
ンテンツ及び欠損コンテンツを各パーツヘッダにおける
パーツ順序に基づいてデコーダ78に供給してデコード
させ、有料コンテンツの再生を行う(ステップS2
6)。
【0047】また、ステップS22において、欠損コン
テンツを既に取得済みであると判別された場合には、有
料コンテンツが視聴可能であるか否かを判別して(ステ
ップS25)、視聴可能である場合には有料コンテンツ
の再生を行う(ステップS26)。また、ステップS2
5において、視聴可能期間が終了している等の理由によ
り、コンテンツが視聴不可能であると判別された場合に
は、ダウンロードコンテンツ及び欠損コンテンツを消去
する(ステップS27)。
【0048】上述のようにして、各視聴者の受信装置7
に対して、予め有料コンテンツの全データを蓄積させて
おくのではなく、有料コンテンツの一部を欠損させたも
のを保有させておき、視聴者からの要求に応じて、欠損
部分のコンテンツを供給して課金を行う。これにより、
課金前に、受信装置7に蓄積されているダウンロードデ
ータだけを利用して有料コンテンツの完全なデータを取
得することが不可能となるため、不正行為を防止してコ
ンテンツの保護を図ることができる安全なシステムを実
現でき、また、コンテンツの供給に対する課金を確実に
行うことができるシステムを実現できる。
【0049】また、本システムでは、ダウンロードコン
テンツと欠損コンテンツが別個であるため、ダウンロー
ドコンテンツの再生中に欠損コンテンツが未取得であっ
ても再生に影響を及ぼさない。
【0050】また、図6のフローチャートでは、欠損コ
ンテンツを全て取得した後にコンテンツの再生を行うよ
うにしているが、これに限定されず、再生を開始しなが
ら、欠損コンテンツを順次又は一括して取得するように
してもよい。
【0051】また、上記説明では、有料コンテンツに視
聴可能期間を設定し、その期間内であれば課金されるこ
となく繰り返しコンテンツを視聴できるようにしている
が、これに限定されず、例えば、コンテンツを視聴する
毎に課金を行うワンタイム方式を採用してもよい。この
場合の受信装置7における再生処理について図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0052】まず、受信装置7の制御部76は、有料コ
ンテンツの選択及び再生指示に応じて、選択された有料
コンテンツに対応するダウンロードコンテンツをコンテ
ンツ格納部75から読み出すとともに、そのコンテンツ
ヘッダを読み取る(ステップS31)。
【0053】次に、コンテンツの各パーツPiを順次再
生するため、所定の初期化処理(i=0)を行い(ステ
ップS32)、また、全パーツについての処理が完了し
たかを判別する(ステップS33)。全パーツについて
の処理が完了していない場合には、パーツPiがダウン
ロードコンテンツであるか、欠損コンテンツであるかを
判別する(ステップS34)。この判別は、例えば、パ
ーツPiが、コンテンツヘッダの欠損パーツ一覧に存在
するか否かを判別する等して行う。
【0054】ステップS34において、パーツPiがダ
ウンロードコンテンツであると判別された場合には、コ
ンテンツ格納部75から該当するパーツPiを読み込ん
で(ステップS35)、デコーダ78に供給してデコー
ドさせ、パーツPiを再生させる(ステップS36)。
また、パーツPiが欠損コンテンツであると判別された
場合、欠損コンテンツ記憶部77に前回再生時の欠損コ
ンテンツが存在するときにはそれを消去し(ステップS
37)、ダウンロード課金センタ1に接続してパーツP
iを要求して取得し(ステップS38)、デコーダ78
に供給してデコードさせ、パーツPiを再生させる(ス
テップS36)。
【0055】ステップS36においてパーツPiをデコ
ーダ78に供給した後、iをカウントアップして(ステ
ップS39)、ステップS33に戻り、コンテンツを構
成する全パーツについての処理が完了したと判別される
まで、パーツPiについての処理(ステップS34〜S
39)を続行する。そして、ステップS33において、
コンテンツを構成する全パーツについての処理が完了し
たと判別された場合に処理を終了する。
【0056】これにより、受信装置7において、有料コ
ンテンツを視聴する毎にダウンロード課金センタ1に接
続して、欠損コンテンツを取得する必要があるため、ダ
ウンロード課金センタ1では、有料コンテンツが視聴さ
れる度に視聴者に対して課金を行うことができる。な
お、このワンタイム方式におけるダウンロード課金セン
タ1による課金タイミングは任意であり、例えば、受信
装置7からのパーツ要求を受けて、欠損コンテンツにお
ける最初のパーツを供給する際に、その有料コンテンツ
についての課金を行うようにしてもよい。
【0057】また、図7のフローチャートでは、再生を
開始しながら、欠損コンテンツを順次取得するようにし
ているが、これに限定されず、欠損コンテンツを全て取
得した後にコンテンツの再生を行うようにしてもよい。
【0058】また、欠損コンテンツの供給を効率良く行
うために、再生処理にすぐ必要とされる各欠損コンテン
ツに対しては配信の優先度を高くし、再生されるまでに
十分に時間があるコンテンツに対しては配信の優先度を
低く設定し、この優先度に基づいて欠損コンテンツの配
信を行うようにしてもよい。この変形例における特徴的
な部分について図8を参照して説明する。この場合、ダ
ウンロード課金センタ1は、上述したシステム構成に加
えて、配信優先度計算部41と、配信可能優先度監視部
42と、欠損コンテンツ情報記憶部43と、を備える。
配信優先度計算部41は、受信装置7から要求された欠
損コンテンツについて、配信の優先度を示す配信レベル
を算出する。配信可能優先度監視部42は、ダウンロー
ド課金センタ1において配信を行うサーバ等の稼働状
況、通信ネットワークの負荷状況等を監視して、現状に
おいて配信可能な欠損コンテンツの配信レベル(配信可
能レベル)を取得する。欠損コンテンツ情報記憶部43
は、各欠損コンテンツについて、コンテンツ全体におけ
るその欠損コンテンツの部分(開始から何分何秒後であ
るか等)を示す欠損コンテンツ情報を記憶する。
【0059】図8において、受信装置7の制御部76
は、視聴者からの有料コンテンツの再生指示等に応じ
て、指定された有料コンテンツのダウンロードコンテン
ツをコンテンツ格納部75から読み出してそのコンテン
ツヘッダを読む(S41)。そして、指定された有料コ
ンテンツのうち、再生可能な部分(ダウンロードコンテ
ンツ等)についてはデコーダ78に送って映像出力を行
うとともに(S42)、現在のコンテンツの再生位置
(再生ポイント)を示す再生ポイント情報を取得し、受
信機ID、コンテンツID、欠損パーツ番号一覧、再生
ポイント情報等を含む欠損コンテンツ取得依頼をダウン
ロード課金センタ1に送信する(S43)。
【0060】ダウンロード課金センタ1の課金管理部1
7は、受信装置7からの欠損コンテンツ取得依頼を受信
すると、要求された欠損コンテンツについて、欠損コン
テンツ情報記憶部43から該当する欠損コンテンツ情報
を読み出し、受信装置7からの再生ポイント情報ととも
に配信優先度計算部41に送る。配信優先度計算部41
は、例えば、再生ポイントに近い欠損コンテンツのパー
ツほどレベル値が高くなるような所定の関数を用いて、
各欠損コンテンツの配信レベルを算出し、課金管理部1
7に送信する(S44)。
【0061】また、課金管理部17は、配信可能優先度
監視部42から、その時点での配信可能レベル値を取得
する(S45)。そして、受信装置7から依頼された各
欠損コンテンツのパーツのうち、その配信レベルが配信
可能レベル値以上であるものを選択し、それらを要求元
の受信装置7に配信する(S46)。
【0062】受信装置7は、受信した欠損コンテンツを
欠損コンテンツ記憶部77に格納する(S47)。そし
て、要求した全ての欠損コンテンツを取得できているか
どうかを判別し、足りないものがあれば、一定時間を置
いて、再度欠損コンテンツの取得依頼をダウンロード課
金センタ1に送信する。また、必要に応じて、欠損コン
テンツ記憶部77から欠損コンテンツを読み出してデコ
ーダ78に供給する。
【0063】例えば図9に示すように、利用者Aがパー
ツPA1、PA2について、利用者BがパーツPB1、
PB2について、欠損コンテンツの取得要求をダウンロ
ード課金センタ1に送信した場合において、ダウンロー
ド課金センタ1で算出された各パーツ(パーツPA1、
パーツPA2、パーツPB1、パーツPB2)の配信レ
ベルがそれぞれ「100」、「30」、「70」、「1
0」であり、配信可能レベルが「40」の場合には、レ
ベル値が配信可能レベル以上であるパーツPA1とパー
ツPB1が要求元の利用者Aと利用者Bにそれぞれ配信
される。
【0064】このようにして、再生にすぐ必要とされる
欠損コンテンツに対しては配信の優先度を高く設定し、
再生までに十分に時間がある欠損コンテンツに対しては
優先度を低く設定するとともに、ネットワークトラフィ
ックや配信を行うサーバの負荷状況を監視することによ
り、例えば一斉に欠損コンテンツの取得要求が発生した
場合に、優先度の高い欠損コンテンツを先に供給し、優
先度の低い欠損コンテンツを後から供給するという現状
に即した効率のよい配信が可能となる。
【0065】また、配信可能レベルを用いずに、優先レ
ベルの高いものから順番に各受信装置7に供給するよう
にしてもよい。
【0066】また、予め各受信装置7に蓄積させておく
ダウンロードデータとして、コンテンツデータの指定さ
れた部分について、その指定範囲内のフレームのうち、
Iフレームを全て切除したものを用いてもよい。この場
合、欠損コンテンツデータとしてその指定部分と入れ替
えるための映像データを用いてもよく、また、Iフレー
ムに関するデータを用いて指定部分についてIフレーム
の補充を行うようにしてもよい。また、Iフレームにつ
いて画面構成画像の一部を切除(例えば、右半分のピク
セルを抜く等)するようにしてもよい。また、単位格子
内の指定周波数成分を切除(例えば、平均画素値を抜く
等)するようにしてもよい。
【0067】また、視聴可能期間を指定せずに、一度取
得した有料コンテンツは永久的に視聴できるようにして
もよい。
【0068】また、1つのセンタが、ダウンロード課金
センタ1と放送局センタ3と鍵管理センタ5のいずれか
少なくとも2つの機能を有してもよい。
【0069】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実
行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM等)から該プログ
ラムをインストールすることにより、上述の処理を実行
するダウンロード課金センタ1、放送局センタ3、鍵管
理センタ5、受信装置7等を構成することができる。な
お、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーシ
ョンの共同により実現する場合等には、OS以外の部分
のみを媒体に格納してもよい。
【0070】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させ
ることにより、上述の処理を実行することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各視聴者の受信装置に、コンテンツの一部を欠損させた
ものを保有させておき、視聴者からの要求に応じて、コ
ンテンツの欠損部分を供給するとともに課金を行うた
め、コンテンツの保護を図り、また、コンテンツの供給
に対する課金を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコンテンツ課金システ
ムのシステム構成図である。
【図2】ダウンロードコンテンツと欠損コンテンツを説
明するための図である。
【図3】パーツヘッダを説明するための図である。
【図4】コンテンツヘッダを説明するための図である。
【図5】図1のコンテンツ課金システムにおいてコンテ
ンツを供給する処理を説明するための図である。
【図6】受信装置による有料コンテンツの再生処理のフ
ローチャートである。
【図7】受信装置によるワンタイム方式の再生処理のフ
ローチャートである。
【図8】欠損コンテンツについて配信の優先度を算出
し、算出された優先度に基づいて欠損コンテンツを配信
する場合の処理を説明するための図である。
【図9】優先度に基づく欠損コンテンツの配信を具体的
に説明するための図である。
【符号の説明】
1 ダウンロード課金センタ 11 エンコーダ 13 デバイダ 15 ダウンロードコンテンツ記憶部 16 欠損コンテンツ記憶部 17 課金管理部 19 課金情報記憶部 3 放送局センタ 31 ダウンロードコンテンツ記憶部 33 スクランブラ 35 多重化処理部 37 送出制御部 5 鍵管理センタ 51 鍵情報記憶部 53 鍵供給部 7 受信装置 71 受信部 72 分離部 73 デスクランブラ 74 ICカード処理部 75 コンテンツ格納部 76 制御部 77 欠損コンテンツ記憶部 78 デコーダ 8 ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 510Z 7/173 610 (72)発明者 戸田 菜穂子 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 安部 裕之 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 政本 聡 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 齋藤 章 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB04 DD04 5C064 BA01 BB01 BC04 BC10 BC17 BC18 BC22 BC25 BC27 BD02 BD08 5D044 BC01 CC06 DE12 DE50 EF03 EF05 FG10 FG18 GK12 GK17 HL02 HL11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツを視聴者に供給して課金を行う
    システムにおけるコンテンツ課金方法において、 各コンテンツについて、一又は複数の部分を欠損させた
    配信用コンテンツと、欠損部分の欠損コンテンツと、に
    分離する分離ステップと、 前記配信用コンテンツを各視聴者の受信装置に配信して
    記憶装置に蓄積させる配信ステップと、 所定のセンタが受信装置からのコンテンツの視聴要求に
    応答して、該視聴要求により指定されたコンテンツの欠
    損コンテンツを要求元に供給するとともに該要求元に対
    する課金処理を行う制御ステップと、 前記欠損コンテンツの供給を受けた前記受信装置におい
    て、前記欠損コンテンツと、前記記憶装置から読み出し
    た配信用コンテンツと、を用いてコンテンツの再生を行
    う再生ステップと、 を備えることを特徴とするコンテンツ課金方法。
  2. 【請求項2】前記分離ステップは、分離された配信用コ
    ンテンツ及び欠損コンテンツの各パーツに対して、再生
    の順序に関する順序情報を付与し、 前記再生ステップは、配信用コンテンツ及び欠損コンテ
    ンツの各前記パーツの前記順序情報に基づいて、各パー
    ツを順次再生する、 ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ課金方
    法。
  3. 【請求項3】前記センタにおいて、各コンテンツについ
    て、欠損コンテンツの各パーツの当該コンテンツにおけ
    る位置を示す欠損位置情報を保有するステップをさらに
    備え、 前記制御ステップは、前記受信装置からの視聴要求によ
    り特定される欠損コンテンツについて、前記欠損位置情
    報を参照して各パーツの配信の優先度を算出し、算出し
    た優先度に基づいて各欠損コンテンツのパーツの供給を
    行う、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ課
    金方法。
  4. 【請求項4】前記制御ステップは、通信回線と、欠損コ
    ンテンツの配信を制御するコンピュータと、の少なくと
    も一方の使用状況と、前記算出された優先度と、に基づ
    いて各欠損コンテンツのパーツの供給を行う、 ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ課金方
    法。
  5. 【請求項5】コンテンツを視聴者に供給して課金を行う
    システム用の課金センタであって、 コンテンツについて、一又は複数の部分を欠損させた配
    信用コンテンツと、欠損部分の欠損コンテンツと、に分
    離する手段と、 前記分離された配信用コンテンツと欠損コンテンツを記
    憶する記憶手段と、 配信された前記配信用コンテンツを保有する視聴者の受
    信装置からのコンテンツの視聴要求に応答して、前記視
    聴要求に含まれるコンテンツ識別符号により特定される
    コンテンツの欠損コンテンツを前記記憶手段から読み出
    して要求元に供給するとともに、前記視聴要求に含まれ
    る視聴者識別符号より特定される視聴者に対する課金処
    理を行う制御手段と、 を備えることを特徴とする課金センタ。
  6. 【請求項6】各コンテンツについて、欠損コンテンツの
    各パーツの当該コンテンツにおける位置を示す欠損位置
    情報を記憶する手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記受信装置からの視聴要求により特
    定される欠損コンテンツについて、前記欠損位置情報を
    参照して各パーツの配信の優先度を算出し、算出した優
    先度に基づいて各欠損コンテンツのパーツの供給を行
    う、 ことを特徴とする請求項5に記載の課金センタ。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、通信回線と、欠損コンテ
    ンツの配信を制御するコンピュータと、の少なくとも一
    方の使用状況と、前記算出された優先度と、に基づいて
    各欠損コンテンツのパーツの供給を行う、 ことを特徴とする請求項6に記載の課金センタ。
  8. 【請求項8】コンテンツを視聴者に供給して課金を行う
    システム用の受信装置であって、 一又は複数の部分を欠損させた配信用コンテンツの配信
    を受ける受取手段と、前記受取手段により受け取った前
    記配信用コンテンツを蓄積記憶する記憶手段と、 コンテンツの視聴の要求の入力に応答して、視聴者識別
    符号と、視聴対象のコンテンツのコンテンツ識別符号
    と、を含む視聴要求を所定のセンタに送信する手段と、 前記センタから欠損部分の欠損コンテンツを取得し、視
    聴対象のコンテンツの配信用コンテンツを前記記憶手段
    から読み出し、前記欠損コンテンツ及び配信用コンテン
    ツを用いてコンテンツを再生する再生手段と、 を備えることを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】前記配信用コンテンツ及び欠損コンテンツ
    の各パーツには、再生の順序に関する順序情報が付与さ
    れ、 前記再生手段は、配信用コンテンツ及び欠損コンテンツ
    の各前記パーツの前記順序情報に基づいて、各パーツを
    順次再生する、 ことを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
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