JP2007005930A - 配信装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】サーバ型放送において、マルチメディアコンテンツの限定再生を行うようにする。
【解決手段】 あるリソースグループに属するBMLファイルが再生対象として参照された場合に、起動文書を参照して、そのファイルが含まれるリソースグループを割り出し、そのリソースグループIDを指定して、再生開始要求が行われ、利用条件判定が利用可ならば、リソースグループに対応したコンテンツ鍵Kcとレンダラ利用条件に基づいて、BMLファイルが再生される。再生の対象となっているBMLファイルを含む同じリソースグループのファイル群は一旦全て読み出されて、同じコンテンツ鍵Kcで再生される。ここでBML文書からストリームリソースが参照された場合には、別のリソースグループの別のコンテンツ鍵Kcに基づくストリームリソースの再生が行われる。
【選択図】図7

Description

本発明は、配信装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラムに関し、特にサーバ型放送において、マルチメディアコンテンツを限定再生することができるようにする配信装置および方法、受信装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年の放送技術の発展に伴って、コンテンツ配信の形態が各種提案されている。コンテンツ配信を実現するためには、視聴者が、料金支払い等により獲得した視聴権利と、コンテンツ毎の利用条件に基づいて、コンテンツが適正に利用される必要がある。
例えば、特許文献1の発明では、暗号化されたコンテンツの配信とは別に、コンテンツに対応するライセンスを配信することで、コンテンツの適正利用が図られている。
特開2002−116856号公報
しかしながら、従来の、コンテンツ配信における限定受信技術やネットワークコンテンツにおける著作権保護技術においては、映像および音声からなるストリームコンテンツのみを扱うことが前提となっており、異なる著作権保護要件の複数のファイルから構成されるマルチメディアコンテンツを配信する方法は提案されていない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、マルチメディアコンテンツを限定再生する方法を提案し、マルチメディアコンテンツを配信することができるようにするものである。
本発明の第1の配信装置は、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、放送又は通信で受信機に伝送する伝送手段を備える特徴とする。
本発明の第1の配信方法は、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンス及びサブライセンスを参照する情報とコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書とを、放送又は通信で受信機に伝送する伝送ステップを含む特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンス及びサブライセンスを参照する情報とコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書とを、放送又は通信で受信機に伝送する伝送ステップを含む特徴とする。
本発明の第1の配信装置および方法、並びにプログラムにおいては、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンス及びサブライセンスを参照する情報とコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書とを、放送又は通信で受信機に伝送する伝送ステップを含む特徴とする。
本発明の第1の受信装置は、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積手段と、配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びにマルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積手段と、グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でマルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号手段と、復号手段により復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
復号手段は、コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じグループに属する提示要素を全て蓄積メディアから読み出して記憶部に一次記憶し、グループに属する提示要素が参照された場合に記憶部から提示要素を読み出して暗号復号することができる。
復号手段は、コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じグループに属する提示要素を全て蓄積メディアから読み出して、暗号復号し、暗号復号したコンテンツを記憶部に一次記憶することができる。
サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、サブライセンスに含まれる再生期限情報に基づいて、再生手段を制御する制御手段をさらに設けることができる。
本発明の第1の受信方法は、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びにマルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でマルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、復号ステップにより復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びにマルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でマルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、復号ステップにより復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1の受信装置および方法、並びに第2のプログラムにおいては、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツが受信され、マルチメディアコンテンツが、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積され、配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びにマルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書が、受信され、蓄積メディアに蓄積され、グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でマルチメディアコンテンツの暗号復号が行われ、復号されたマルチメディアコンテンツが再生される。
本発明の第2の配信装置は、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する個別ライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、放送又は通信で伝送して受信装置に伝送する伝送手段を備えることを特徴とする。
本発明の第2の配信方法は、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する個別ライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、放送又は通信で伝送して受信装置に伝送する伝送ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する個別ライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、放送又は通信で伝送して受信装置に伝送する伝送ステップを含むことを特徴とする。
本発明の第2の配信装置および方法、並びに第3のプログラムにおいては、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツと、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する個別ライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書とが、放送又は通信で伝送して受信装置に伝送される。
本発明の第2の受信装置は、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積手段と、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得手段と、配信装置から伝送されてきた、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積手段と、グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号手段と、
復号手段により復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の受信方法は、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得ステップと、配信装置から伝送されてきた、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、
グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、復号ステップにより復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第4のプログラムは、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得ステップと、配信装置から伝送されてきた、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、復号ステップにより復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2の受信装置および方法、並びに第4のプログラムにおいては、配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツが受信され、マルチメディアコンテンツが、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積され、1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスが、通信から取得され、配信装置から伝送されてきた、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書が受信され、蓄積メディアに蓄積され、グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号が行われ、復号されたマルチメディアコンテンツが再生される。
本発明によれば、マルチメディアコンテンツの再生を適切に制御することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の配信装置は、
複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツ(例えば、図7)と、
複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス(例えば、図9)と、
マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書(例えば、図8)を、
放送又は通信で受信機に伝送する伝送手段
を備える特徴とする。
請求項2に記載の配信方法および請求項3に記載のプログラムは、
複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツ(例えば、図7)と、
複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス(例えば、図9)と、
マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンス及びサブライセンスを参照する情報とコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書(例えば、図8)とを、
放送又は通信で受信機に伝送する伝送ステップ
を含む特徴とする。
請求項4に記載の受信装置は、
配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積手段(例えば、図2のレンダラ27)と、
配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス(例えば、図9)、並びにマルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書(例えば、図8)を、受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積手段(例えば、図2のレンダラ27)と、
グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でマルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号手段(例えば、図2のレンダラ27)と、
復号手段により復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生手段(例えば、図2のレンダラ27)と
を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の受信装置は、
復号手段は、
コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じグループに属する提示要素を全て蓄積メディアから読み出して記憶部(例えば、図11のキャッシュ62)に一次記憶し、
グループに属する提示要素が参照された場合に記憶部から提示要素を読み出して暗号復号する
ことを特徴とする。
請求項6に記載の受信装置は、
復号手段は、
コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じグループに属する提示要素を全て蓄積メディアから読み出して、暗号復号し、
暗号復号したコンテンツを記憶部(例えば、図12のキャッシュ62)に一次記憶する
ことを特徴とする。
請求項7に記載の受信装置は、
サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、サブライセンスに含まれる再生期限情報に基づいて、再生手段を制御する制御手段(例えば、図6の制御部51)
をさらに備えることを特徴とする。
請求項8に記載の受信方法および請求項9に記載のプログラムは、
配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、
配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報をワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びにマルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を、受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、
グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でマルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号ステップ(例えば、図5の「復号処理」)と、
復号ステップにより復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生ステップ(例えば、図5の「コンテンツ再生処理」)と
を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の配信装置は、
複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツ(例えば、図7)と、
1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、
マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する個別ライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書(例えば、図8)とを、
放送又は通信で伝送して受信装置に伝送する伝送手段
を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の配信方法および請求項12に記載のプログラムは、
複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツ(例えば、図7)と、
1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、
マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する個別ライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書(例えば、図8)とを、
放送又は通信で伝送して受信装置に伝送する伝送ステップ
を含むことを特徴とする。
請求項13に記載の受信装置は、
配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積手段(例えば、図2のレンダラ27)と、
1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得手段(例えば、図2の通信インタフェース26)と、
配信装置から伝送されてきた、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積手段(例えば、図2のレンダラ27)と、
グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号手段(例えば、図2のレンダラ27)と、
復号手段により復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生手段(例えば、図2のレンダラ27)と
を備えることを特徴とする。
請求項17に記載の受信方法および請求項18に記載のプログラムは、
配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、マルチメディアコンテンツを、ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、
1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、およびマルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得ステップと、
配信装置から伝送されてきた、マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素がグループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、
グループに含まれる提示要素を再生時にサブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、提示要素が属するグループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号ステップ(例えば、図5の「復号処理」)と、
復号ステップにより復号されたマルチメディアコンテンツを再生する再生ステップ(例えば、図5の「コンテンツ再生処理」)と
を含むことを特徴とする。
(1)サーバ型放送
通常の放送は、放送波によって映像信号や音声信号等が継続的に伝送され、これを受信機で継続的に受信し即時に再生することが前提となっている。すなわち視聴者は、番組が放送されている時刻にその番組を視聴することになる。これに対して、サーバ型放送では、視聴者は視聴したい番組(コンテンツ)を自分の視聴したい時刻に視聴することができる。
サーバ型放送の運用形態として、通常の放送が番組単位でコンテンツとして受信機の蓄積メディアに蓄積されるようにし、視聴者は、別途配信される所定のライセンスを利用して、好きなタイミングで視聴することができるようにする形態がある。これにより例えば録画を禁止して所定の条件で有料視聴させる等のサービスを提供することができる。この運用形態で配信されるコンテンツ(通常のTV放送を蓄積利用するコンテンツ)をタイプ1コンテンツと称する。
サーバ型放送の他の運用形態として、放送局側が、通常の放送ではなく、蓄積専用のコンテンツを放送し、その放送が番組単位でコンテンツとして受信機の蓄積メディアに蓄積されるようにし、視聴者は、別途配信される所定のライセンスを利用して、好きなタイミングで視聴することができるようにする形態がある。この運用形態で配信されるコンテンツ(蓄積専用サービスの専用コンテンツ)をタイプ2コンテンツと称する。
この運用形態の発展形として、蓄積メディアへ蓄積するコンテンツを放送からだけでなく通信経由でダウンロードする形態もある。また、視聴者が視聴したいタイミングで、通信ネットワーク上のサーバに要求し、視聴したいコンテンツをいわゆるストリーミングという伝送方式で受信し直接再生できるようにする形態もある。
これらの運用形態によれば、1つの番組単位であるコンテンツに対して、視聴者が、料金支払い等により視聴権利を獲得した上で、コンテンツ毎の利用条件の範囲でコンテンツを視聴することできるが、この運用を実現するためには、利用権利と利用条件を表現するライセンスというデータの生成から消費までの処理に関わる技術、さらにこのライセンスに関連して、コンテンツを不正な利用から防御し、正しいライセンスの利用においてのみ再生可能とするための技術が必要となる。このような技術は限定再生技術と呼ばれている。
本発明は、サーバ型放送において提供される、映像音声のストリームコンテンツだけでなく、BLM文書等による複数ファイルを含んで構成されるマルチメディアコンテンツについての限定再生制御に関するものである。
(2)サーバ型放送システム
図1は、本発明を適用したサーバ型放送システムの構成例を示している。
放送局1は、タイプ1コンテンツおよびタイプ2コンテンツを制作し、必要な暗号をかけて、規定された伝送方式で放送波として送出する。
また放送局1は、各受信機2個別にライセンスを伝送する為に、Kms管理サーバ13で生成された、受信機2個別のサーバ型マスタ鍵Kmsでライセンスを暗号化したEMM(Entitlement Management Message)(加入者毎の個別情報)を送出する。
受信機2−1、受信機2−2、および受信機2−3(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、受信機2と称する。他の場合においても同様である)は、それぞれ蓄積メディア31−1、31−2、31−3を具備したサーバ型放送対応受信機である。この例の場合、受信機2−1および2−2は、同じ家庭に属し、受信機2−3は、他の家庭に属している。
受信機2−1および2−2は、ホームネットワーク4を介してネットワーク接続されており、これによりコンテンツの相互利用が可能である。
各家庭の受信機2は、ゲートウェー5または6を介してブロードバンドネットワーク8に接続されており、ブロードバンドネットワーク8上のコンテンツサーバ9乃至ドメイン管理サーバ12と必要に応じて通信を行うことができる。
コンテンツサーバ9は、受信機2に対して、ブロードバンドネットワーク8を介してコンテンツを供給する(放送とは別にコンテンツを供給する)。このコンテンツの供給方法としては、各受信機2の蓄積メディア31に一旦ダウンロードさせる方法と、ストリーミングにより直接再生させる方法がある。
ライセンスサーバ10は、受信機2が必要な時点でライセンスを通信経路で取得する必要がある場合(そのような運営がなされている場合)に、ライセンスを受信機2に供給する。
ショップ/決済サーバ11は、視聴者が受信機2からBML(Broadcast Markup Language)等でコンテンツを購入する為のナビゲーションを行うWebサーバとしての機能、および課金や決済を行う機能を有している。
ドメイン管理サーバ12は、ドメインの運用を適正に行うためにどの受信機2がどのドメインに属すかという情報を管理する。サーバ型放送では、基本的に各家庭のドメインが管理され、コンテンツを利用する為の上記ライセンスは、ドメインに対して付与されるようになされている。よって、例えば受信機2−1および2−2は、共通のライセンスでコンテンツ利用が可能であるが、受信機2−3は、別のドメインとなるので、受信機2−1および2−2とは別のライセンスが必要となる。
ドメイン管理サーバ12はまた、ドメイン鍵を生成、管理して、各受信機2においてドメイン制御が適正に行われるように、放送または直接通信によりドメイン鍵を取得する。
Kms管理サーバ13は、受信機2個別に埋め込まれているサーバ型マスタ鍵Kmsを管理する。サーバ型マスタ鍵Kmsは、サーバ型放送システム全体のセキュリティの要として、必要に応じてライセンス等の暗号化に用いられたり、ライセンスサーバ10と受信機2間でライセンス伝送を行う場合のセキュリティのベースとして用いられる。
(3)サーバ型放送対応受信機
図2は、受信機2の構成例を示している。この受信機2は、通常のデジタル放送受信機能も有している。
チューナ22は、通常の放送が受信された場合、入力された中間周波数の放送波入力21から選局対象のチャンネルを含むデータストリーム(TS)を抽出し、デスクランブラ23に供給する。
チューナ22はまた、サーバ型放送が受信された場合、通常の放送が受信されたときと同様に、放送波入力21からサービス対象のストリームを抽出し、デスクランブラ23に供給する。
デスクランブラ23は、チューナ22から、データストリーム(TS)が供給された場合、有料放送等でスクランブルがかかっているときには、B-CASカード24で視聴可能と判断されて出力されたスクランブル鍵でスクランブルを復号し、レンダラ27に供給する。
デスクランブラ23はまた、チューナ22から、サーバ型放送のサービス対象のストリームが供給された場合、デスクランブルを行わず、レンダラ27にそのまま供給する。
サーバ型CASモジュール25は、サーバ型放送が受信される場合、コンテンツの再生に先立ち、放送或いは通信によって伝送されてきたライセンスを入力し、そのライセンスを利用可能な状態に設定する。ライセンスの形態としては、1階層ライセンスと2階層ライセンスがある。
1階層ライセンスの場合は、通信で伝送され、通信入出力29から通信インタフェース26を介してサーバ型CASモジュール25に入力される。
2階層ライセンスは、メインライセンスとサブライセンスから構成されている。メインライセンスは、視聴者の利用権利を示す情報であり、放送で伝送する運用と通信で伝送する運用の両方が想定される。
放送で伝送される場合、メインライセンスは、コンテンツの伝送とは独立したEMMパケットとして放送ストリーム内に埋め込まれて放送波入力21よりチューナ22を経てレンダラ27で抽出され、サーバ型CASモジュール25に入力される。
また通信で伝送される場合は、1階層ライセンスと同様に通信入出力29から通信インタフェース26を経てサーバ型CASモジュール25に入力される。
サブライセンスは、コンテンツの一部として伝送されるので前述のフローで蓄積メディア31に蓄積されるが、コンテンツを再生する前にサーバ型CASモジュール25に入力される。
サーバ型CASモジュール25(サーバ型CASクライアント)は、1階層ライセンスの場合は、ライセンスを入力した後、2階層ライセンスの場合は、メインライセンスとサブライセンスの両方を入力した後、コンテンツを再生する前において、ライセンスを利用可能な状態としライセンスに含まれる利用条件を判定し、利用可能であれば、ライセンスに含まれるコンテンツ鍵Kc等をレンダラ27に設定する。
レンダラ27は、デスクランブラ23から、データストリーム(TS)が供給された場合、それを構成する映像、音声、およびデータ放送信号等の信号をフィルタリングし、それぞれ復号し、その結果得られたデータを、外部出力I/F28に供給する。
レンダラ27はまた、デスクランブラ23から、サーバ型放送のサービス対象のストリームが供給された場合、そのストリームからコンテンツとして蓄積すべきデータを抽出し、それを、ストリームに含まれる蓄積制御情報に基づき、蓄積メディア31にコンテンツのファイル群として蓄積する。
レンダラ27は、蓄積メディア31に蓄積したコンテンツを再生する際、サーバ型CASモジュール25により設定されたコンテンツ鍵Kcで、蓄積メディア31から読み出したコンテンツの暗号を復号してコンテンツを再生し、その結果得られた映像音声データを、外部出力1/F28に出力する。
サーバ型放送のコンテンツは、映像および音声を含むストリーム形態のものとBML文書ファイルやJPEGファイル等のファイル形態のものが想定されるが、前者の場合は、そこで映像と音声に分離され、それぞれ復号され、外部出力I/F28を介して、映像出力、音声出力として視聴者に提示される。
また後者の場合は、レンダラ27でマルチメディア再生され、外部出力I/F28を介して、映像出力として提示される。
レンダラ27の構成については、後述する。
外部出力I/F28は、レンダラ27から供給されるデータを、所定の出力制御処理(後述)に応じて、外部に出力する。
(4)タイプ2コンテンツにおける限定再生処理
次にタイプ2コンテンツにおける限定再生処理について説明する。タイプ2コンテンツは、1つの番組のファイル群として構成され、これが受信時に即時視聴ができない蓄積専用サービスとして放送伝送され、受信機2でコンテンツとして受信蓄積された後、限定された再生制御の下で再生される。放送による伝送は、再生時間とは異なる時間をかけて送出されることが想定される。
タイプ2コンテンツのサービスモデルとしては、番組をコンテンツとして受信機2の蓄積メディア31に蓄積させておいて、有料でオンデマンド視聴をさせるという形態が想定されるが、視聴者への課金方法として月極め契約に基づいて定額で課金する方法(フラットティア課金)と、コンテンツ個別に課金する方法(ペイパーユース課金)の2種類の運用があり、その課金方法によって限定再生処理が異なる。
前者のフラットティア課金運用では、図3に示す2階層ライセンスモデルが適していると考えられる。この場合の限定再生処理を説明する。図3中の番号は、この限定再生処理の順番に対応している。
はじめに、図3の番号1に対応する処理として、視聴者は、月極めで、複数のコンテンツが視聴可能なタイプ2コンテンツのオンデマンドサービスを契約する。契約はショップ/決済サーバ11(図1)と受信機2との通信によりオンラインで行うケースも、視聴者が電話などで契約するオフラインのケースも想定されるが、タイプ2コンテンツのフラットティアの利用契約に対して、その範囲に対応するサーバ型ワーク鍵Kwsと契約全般に関わる利用条件GroupRMPIを含むメインライセンスが、視聴者の利用する受信機2のサーバ型CASモジュール25固有のサーバ型マスタ鍵Kmsで暗号化されてEMMとして、放送局1から放送で一定期間送出される。視聴者は、これを受信するように受信機2を操作し、これによりメインライセンスがサーバ型CASモジュール25に入力され、サーバ型マスタ鍵Kmsで暗号が解かれて保持される。
次に、番号2に対応する処理として、事業者は、蓄積型サービスで特定の時間帯に放送するコンテンツを、受信機2に蓄積させるファイル群として制作する。例えば映画等の映像コンテンツの場合は、2時間分の映像信号と音声信号をMPEG2-TSフォーマットで多重化したデータをコンテンツ鍵Kcで暗号化したものがファイルとして生成される。マルチメディアコンテンツの場合は、それぞれコンテンツ鍵Kcで暗号化された複数のファイルで構成される。
このコンテンツ本体のファイル群の他に、コンテンツ鍵Kcとこのコンテンツの利用条件EachRMPIを含む情報が、フラットティア契約に対応するサーバ型ワーク鍵Kwsで暗号化されてサブライセンスファイル(以下、適宜、ACIと称する)も生成される。
放送局1から、これらの全てのファイルが、ファイルを放送伝送するのに適したデータカルーセル方式で放送ストリームとして放送される。受信機2では、受信された蓄積型サービスから、これらのファイルが抽出されて、蓄積メディア31上に蓄積される。この時、データカルーセル上に含まれる情報に基づき、蓄積メディア31上に指定されたディレクトリ構成でファイル群が生成されるように蓄積制御が行われる。
次に、番号3に対応する処理として、受信機2の蓄積メディア31に蓄積されたコンテンツの再生起動があった時点で、サブライセンス(ACI)ファイルがサーバ型CASモジュール25に入力され、そこに保持されていたメインライセンスに含まれるサーバ型ワーク鍵Kwsでその暗号が解かれ、ACIのコンテンツ鍵Kcと、メインライセンス及びサブライセンスのマージしたRMPIが、サーバ型CASモジュール25内で利用可能な状態に設定される。
次に、番号4に対応する処理として、コンテンツ再生開始時にレンダラ27よりサーバ型CASモジュール25に再生開始許可要求が行われ、その時点でサーバ型CASモジュール25内でRMPIによる利用条件判定が行われ、利用可能であれば、コンテンツ鍵Kcがレンダラ27に転送される。レンダラ27は、蓄積メディア31から読み出したコンテンツ本体のファイルの暗号をコンテンツ鍵Kcで復号しコンテンツ再生を行う。
次に、タイプ2コンテンツの課金運用がペイパーユース課金である場合の限定再生処理について説明する。この場合の限定再生処理は、図4に示す1階層ライセンスモデルで実現できる。この場合の限定再生処理を説明する。図4中の番号は、この限定再生処理の順番に対応している。
はじめに、図4の番号1に対応して、事業者は、蓄積型サービスで特定の時間帯に放送するコンテンツを、受信機2に蓄積させるファイル群として制作する。例えば映画等の映像コンテンツの場合は、2時間分の映像信号と音声信号をMPEG2-TSフォーマットで多重化したデータをコンテンツ鍵Kcで暗号化したものがファイルとして生成される。マルチメディアコンテンツの場合は、それぞれコンテンツ鍵Kcで暗号化された複数のファイルが生成される。
これらファイルがデータカルーセル方式で放送ストリームとして放送される。受信機2は、受信した蓄積型サービスから、これらのファイルを抽出して、蓄積メディア31上に蓄積する。この時、データカルーセル上に含まれる情報に基づき、蓄積メディア31上に指定されたディレクトリ構成でファイル群が生成されるように蓄積制御が行われる。
次に、番号2に対応する処理として、視聴者は、蓄積メディア31に蓄積されたコンテンツを視聴する為に、ショップ/決済サーバ11と通信を行って、購入操作を行う。これによりショップ/決済サーバ11で決済が行われ、その結果としてライセンスサーバ10に、該当する視聴者の受信機2向けにこのコンテンツに対応する個別ライセンスが生成される。受信機2のサーバ型CASモジュール25は、ライセンスサーバ10と相互認証に基づくセキュア通信によって、生成された個別ライセンスを取得し保持する。
次に、番号3に対応する処理として、蓄積メディア31に蓄積されたコンテンツの再生起動があった時点で、サーバ型CASモジュール25内に保持されている個別ライセンスの暗号がサーバ型マスタ鍵Kmsで解かれて、コンテンツ鍵KcとRMPIが利用可能な状態に設定される。
次に、番号4に対応する処理として、コンテンツ再生時に、レンダラ27よりサーバ型CASモジュール25に再生開始許可要求が行われ、その時点でサーバ型CASモジュール25内でRMPIによる利用条件判定が行われ、利用可能であれば、コンテンツ鍵Kcがレンダラ27に転送される。レンダラ27は、蓄積メディア31から読み出したコンテンツ本体のファイルの暗号を、コンテンツ鍵Kcで復号しコンテンツ再生を行う。
(5)ライセンス処理とコンテンツ再生制御
以上においては、タイプ2コンテンツが利用される場合の限定再生処理について説明したが、タイプ1コンテンツとタイプ2コンテンツの限定再生処理を、図5を参照してまとめて説明する。この限定再生処理は、受信機2で実行されるレジデントアプリケーション40によって、各部が制御されて実行される。
取得対象である、2階層ライセンスのメインライセンスおよび1階層ライセンスの個別ライセンスが、放送または通信のいずれかの経路で伝送されてサーバ型CASモジュール25に入力される(「ライセンス取得処理」)(図3の番号1に対応する処理、図4の番号2に対応する処理)。
なおライセンスの取得は、サービス申し込み時(コンテンツ購入時)あるいはコンテンツ再生時に行われるものとする。
取得されたメインライセンスおよび個別ライセンスは、サーバ型CASモジュール25内の永続記憶機能により保持される(「ライセンス保持/管理処理」)(図3の番号1に対応する処理、図4の番号2に対応する処理)。永続記憶機能の記憶容量の許す限り複数のライセンスを保持することが可能であるが、これらの管理の為に、レジデントアプリケーション40からの要求によるライセンスの情報出力や削除などが適宜実行される(「ライセンス保持/管理処理」)。
次に特定のコンテンツの再生の開始直前にレジデントアプリケーション40からの指示で指定されたライセンスが利用可能状態にされる(「ライセンス設定処理」)(図3および図4の番号3に対応する処理)。
2階層ライセンスの場合は、同時にコンテンツと共に蓄積されているサブライセンスがサーバ型CASモジュール25に入力されることにより(図3の番号3に対応する処理)、サブライセンスと対応するメインライセンスがマージされて、対象コンテンツに対するコンテンツ鍵KcとRMPIの情報で構成される利用可能状態ライセンスとなる(図3の番号3に対応する処理)。
1階層ライセンスの場合は、対応する個別ライセンスがそのまま読み出されて利用可能状態ライセンスとなる(図4の番号3に対応する処理)。
利用可能状態となったライセンスは、別のライセンスを次に設定するまでは電源をOFFしない限り利用可能状態が保たれる。つまり他のコンテンツを起動するまでは同じ利用条件の下での特定コンテンツの利用制御が行われる。
コンテンツの再生開始時にレンダラ27からの再生許可要求によって、以下に示す「ライセンス利用処理」(図3および図4の番号4に対応する処理)が行われる。
まずその時点で利用可能状態となっているライセンスに関して、サーバ型CASモジュール25内で判定可能なRMPI項目に対して利用条件判定が行われる。判定結果が利用不可の場合は、再生不許可となりコンテンツ鍵Kc等の情報は、レンダラ27に転送されずレンダラ27での再生は行われない。
上記判定結果が利用可の場合には、タイプ1コンテンツとタイプ2コンテンツで以下のように異なる処理が行われる。
タイプ2コンテンツの場合には、利用可能状態のライセンスのRMPI項目のうち、レンダラ27および外部出力I/F28での利用制御対象となるものをまとめたレンダラ利用条件とコンテンツ鍵Kcがレンダラ27に転送される。それによりレンダラ27でのコンテンツ再生が可能となる。
タイプ1コンテンツの場合には、この時点ではレンダラ利用条件のみがレンダラ27に転送される。タイプ1コンテンツ再生開始後、コンテンツ(TS)に含まれるECM‐Kcパケット更新毎にECM‐Kcがサーバ型CASモジュール25に入力され、その度にその時点での利用条件判定が行われる。そこで判定結果が利用不可の場合にはECM‐Kcに含まれるスクランブル鍵Ksは転送されず、レンダラ27での再生継続が不可となる。また判定結果が利用可の場合にはECM‐Kcがコンテンツ鍵Kcで暗号復号されてこれに含まれるスクランブル鍵Ksがレンダラ27に転送される。これによりレンダラ27での再生が可能となる。
上述した「ライセンス取得処理」、「ライセンス保持/管理処理」、「ライセンス設定処理」、および「ライセンス利用処理」(以下、個々に区別する必要がない場合、これらをまとめてライセンス処理と称する)は、サーバ型CASモジュール25内で閉じてセキュアに行われる。
レンダラ27では、コンテンツ再生時に、上記の通りサーバ型CASモジュール25からライセンスに基づく利用条件判定の結果としての再生許可が得られると、コンテンツ鍵Kcまたはスクランブル鍵Ksを得て、暗号またはスクランブルが解かれる(「デスクランブル処理」、「暗号復号処理」)。
タイプ2コンテンツの場合、コンテンツ鍵Kcがレンダラ27に、そしてレンダラ利用条件がレンダラ27と外部出力I/F28に供給される。レンダラ27では、暗号が解かれたデータの再生が、外部出力I/F28では、レンダラ27で再生されたデータの出力が、レンダラ利用条件に基づいて制御される。
タイプ2コンテンツの場合、再生開始時にコンテンツ鍵Kcが得られると、受信機2の作りによっては無期限に同じコンテンツの再生を継続することができるが、例えば再生期限をレンダラ利用条件とすれば、再生中にライセンスの有効期限を経過した場合は再生を中断させることができる。なおレンダラ利用条件としては、再生期限の他トリックプレイ制限、外部出力制限とすることもできる。
(6)レンダラ27および外部出力I/F18の構成
図6は、レンダラ27および外部出力I/F28の機能的構成例を示している。なおこれはあくまで論理モデルであり、受信機2の実装をこれで制約するものではない。
レンダラ27は、コンテンツの再生を実行するエンティティであるが、コンテンツの再生対象である提示ファイルとしては、タイムスタンプ付TSのフォーマットが想定されるストリームファイルと、BML文書やJPEGファイル等のマルチメディア系のファイルとに大別される。
レンダラ27としても一般にハードウエアで信号処理を行うストリームファイルと、全てソフトウエアで処理することが想定されるマルチメディア系ファイルで、セキュリティレベルの面からも区別して論じる必要があるので、前者をストリームレンダラ41と、後者をマルチメディアレンダラ42として示す。
ストリームレンダラ41の暗号復号部52は、タイプ1コンテンツの場合は、マルチ2方式でスクランブルされたストリームファイルをスクランブル鍵Ksでデスクランブルする。タイプ2コンテンツの場合は、暗号復号部52は、暗号化されたストリームファイルをコンテンツ鍵Kcで復号する。
スクランブル鍵Ksおよびコンテンツ鍵Kcは、サーバ型CASモジュール25から制御部51経由でセキュアに転送されるため、タイプ1コンテンツ用の暗号復号部52は、現行CASのデスクランブラの仕様と同等であるが、スクランブル鍵Ks設定のパスのセキュリティは十分に考慮されている。通常ハードウエアで実装することが想定されるので、その場合は外部からの不正アクセスに対してある程度高いセキュリティの実現が可能である。
デマルチプレクサ53は、ストリームファイルを、映像および音声等の信号にフィルタリングし、映像信号を映像デコーダ54に、音声信号を音声デコーダ55にそれぞれ出力する。映像デコーダ54は、入力された映像信号をデコードし、その結果得られた映像信号を加算器56に出力する。音声デコーダ55は、入力された音声信号をデコードし、その結果得られた音声信号を外部出力I/F28に出力する。
加算器56には、マルチメディアレンダラ42からの映像信号も入力されるので、加算器56は、それらを加算し、その結果得られた映像信号を外部出力I/F28に出力する。
デマルチプレクサ53、映像デコーダ54、音声デコーダ55、および加算器56は、通常ハードウエアで実装することが想定されるので、その場合は外部からの不正アクセスに対してある程度高いセキュリティの実現が可能である。
制御部51は、ストリームレンダラ41及び外部出力I/F28の全体に関しての再生および出力制御を行う。
具体的には、制御部51は、通常再生、トリック再生、セグメント再生等の様々な再生指示に対して、指定された再生時間位置と再生方向、再生速度に対応して、蓄積メディア31からのストリームファイルの読み出し制御、デマルチプレクサ53へのフィルタ設定、各デコーダ54,55のデコード制御を統合的に行う。
また、制御部51は、外部出力I/F28に対して、サーバ型CAS方式に基づく利用制限制御を行う。
なお制御部51は、通常ハードウエアとソフトウエアを使い分けた実装が想定される。
マルチメディアレンダラ42は、マルチメディアコンテンツをファイル単位で暗号復号する。マルチメディアレンダラ42は、ソフトウエアで実装されることを想定する。
マルチメディアレンダラ42は、BMLブラウザの機能を有しているが、将来のより高度なマルチメディア方式に基づくマルチメディアエンジンも同様に扱える。BMLブラウザの場合はソフトウエアで実装されることが想定される。
基本的にマルチメディアレンダラ42は、マルチメディア記述のファイル参照により頻繁に蓄積メディア31にアクセスしてファイルを読み出し、モノメディアファイルの復号、提示と共にそのマルチメディア提示制御を行う。マルチメディアレンダラ42は、各ファイルに暗号がかかっている場合は、暗号復号する。
またマルチメディアレンダラ42は、これらのマルチメディア提示制御に対して、後で述べるサーバ型CAS方式に基づく利用制限制御を行う。マルチメディアレンダラ42は、通常全てソフトウエアで実装される。
外部出力I/F28のエキスポート処理部81は、暗号復号されたコンテンツをアクセス制御方式以外のコンテンツ保護システムに引き渡す。
レンダラ27からエキスポート処理部81へのコンテンツの引き渡しは、セキュアに行われ、必要に応じて引き渡し先のシステム固有の符号化方式、著作権保護方式に変換して出力される。出力形態としては外部機器、内蔵ドライブに対するコピー、ムーブ目的での出力、外部機器に対する再生目的に限定した出力などが想定される。
出力の制御は、レンダラ利用条件に基づき、レンダラ27の制御部51により行われる。エキスポート処理部81は、通常ハードウエアで実装されることが想定される。
AV出力処理部82は、AVデコード後のベースバンド信号として、映像や音声を様々な信号方式で出力する。出力形態としてはデジタルHD信号、デジタルSD信号、アナログHD信号、アナログSD信号などが想定される。
AV出力処理部82は、各信号の出力時には、利用条件でコピー可能出力が制限されている場合には、レンダラ27の制御部51の制御により、適切なコピーガード機能を作動させる。AV出力処理部82は、通常ハードウエアで実装されることが想定される。
(7)タイプ2マルチメディアコンテンツの蓄積
サーバ型放送サービスのタイプ2マルチメディアコンテンツのデータ構造を、図7を参照して説明する。
タイプ2マルチメディアコンテンツは、図7に示すディレクトリ構造で、蓄積メディア31上に蓄積される。
タイプ2コンテンツを構成するファイルは、ルートディレクトリ「TYPE2_Contents_1」の下に配置されている。ルートディレクトリ「TYPE2_Contents_1」の直下には、ディレクトリ「0000」乃至ディレクトリ「0003」が配置され、それぞれコンテンツにおける機能分担毎にまとめられている。
ディレクトリ「0000」の下には、いくつかの制御ファイルが配置されている。これらは限定再生の暗号化対象ではない。
ディレクトリ「0000」の下に配置されている起動文書(ファイルERI)は、このコンテンツを再生する場合に最初に読み出されるファイルである。
起動文書には、図8に示すように、最初に再生すべきファイル(ファイルBML_1)のファイル名、ライセンスへの参照情報としてのメインライセンスのライセンスID、およびサブライセンスであるACIの参照のパス(パスACI_1)が記述されている。
このマルチメディアコンテンツのファイル或いは蓄積時のディレクトリ単位で異なるコンテンツ鍵Kcを利用する場合には、さらに、コンテンツ鍵Kcに応じたリソースグループID(1乃至3)が設定され、対応する蓄積メディア31上のパスが示される。
ディレクトリ「0000」の下に配置されているACIファイル(ファイルACI_1)は、このコンテンツのサブライセンスを含むファイルである。サブライセンスは、図9に示すように、ライセンスID、視聴期限などの利用条件(RMPI)、およびコンテンツ鍵Kcから構成されるが、上記のようにコンテンツ鍵Kcが複数存在する場合には、リソースグループIDとコンテンツ鍵Kcのリストが含まれる。
起動文書(ファイルERI)とACIファイル(ファイルACI_1)の組み合わせにより、マルチメディアコンテンツの各ファイルがどのコンテンツ鍵Kcで暗号化されているかを識別することができる。
尚、マルチメディアコンテンツでは、複数のファイルが含まれ、それぞれに異なるセキュリティ要求レベルがあると共にレンダラ27によって実現可能なセキュリティレベルが異なるので(例えばストリームファイルは、BML文書に比べて通常要求されるセキュリティレベルが高いので)、要求されるセキュリティレベル毎に異なるコンテンツ鍵Kcを利用することが想定される。
ディレクトリ「0001」の下には、BMLファイル(ファイルBML_1)と、これから即時に読み出されるJPEGやPNG等のモノメディアファイル(ファイルJPEG_11乃至JPEG_1nおよびPNG_11乃至PNG_1n)とがそれぞれ複数配置されている。これらは同じコンテンツ鍵Kc1で暗号化されている。尚、これらのファイルは、放送で伝送される場合は、例えば、実際には1つのファイルにまとめられて伝送される。
ディレクトリ「0002」の下には、BML文書(ファイルBML_1)から参照されるタイプ2コンテンツのストリームファイル「TYPE2_Stream_1」が1つ配置されている。BML文書(ファイルBML_1)の画面上における視聴者の操作によって、このストリームファイル「TYPE2_Stream_1」が再生される。これは単独でコンテンツ鍵Kc2で暗号化されている。
ディレクトリ「0003」の下には、別のBML文書(ファイルBML_2)とこれから参照される複数のPNGファイル(ファイルPNG_21乃至PNG_2n)が配置されている。これらは同じコンテンツ鍵Kc3で暗号化されている。
このタイプ2コンテンツは、対応するライセンスの形態としては2階層ライセンスを想定し、メインライセンスは再生開始時に通信で取得され、サブライセンスは上記ACIとして蓄積されているものとする。
(8)受信機2におけるマルチメディアコンテンツの再生動作
次に上述したタイプ2マルチメディアコンテンツを利用する場合の受信機2の動作を、図10のフローチャートを参照して説明する。尚、図10は、縦方向の矢印は、時間経過を示し、横方向の矢印は各エンティティ間の情報のやり取りを示している。
ライセンスサーバ10以外は受信機2内のエンティティである。
ストリームレンダラ41は、ストリームファイル(例えば、図7のストリームファイル「TYPE2_Stream_1」)を復号再生し、マルチメディアレンダラ42は、BMLファイルやモノメディアファイル(例えば、図7のファイルBML_1、ファイルJPEG_11乃至JPEG_1n、ファイルPNG_11乃至PNG_1n、およびファイルPNG_21乃至PNG_2n)を復号再生する。
視聴者操作によりこのタイプ2コンテンツの再生起動がかかると、ステップS1において、レジデントアプリケーション40は、蓄積メディア31から起動文書(ファイルERI)(図7および図8)を読み出し、ステップS2において、これに含まれるライセンス情報を基づいて、サーバ型CASモジュール25にメインライセンスの取得要求を行う。
ステップS3において、サーバ型CASモジュール25は、ライセンスサーバ10からメインライセンスを取得し保持する(図5の「ライセンス取得処理」、「ライセンス保持/管理処理」)。
ステップS4において、レジデントアプリケーション40は、さらに起動文書(ファイルERI)の情報より蓄積メディア31からACIファイル(図7および図9)を読み出し、ステップS5において、これに含まれるサブライセンスをサーバ型CASモジュール25に入力してライセンス設定要求を行う。
サーバ型CASモジュール25は、タイプ2コンテンツのメインライセンスでサブライセンスの暗号を解いて利用可能状態ライセンスとして鍵Kc1乃至鍵Kc3とRMPIを展開する(図5の「ライセンス設定処理」)。
ステップS6において、レジデントアプリケーション40は、さらに起動文書(ファイルERI)より最初に再生すべきファイル(ファイルBML_1)の再生をマルチメディアレンダラ42に指示する。
ステップS7において、マルチメディアレンダラ42は、起動文書(ファイルERI)に含まれる情報からファイルBML_1が含まれるリソースグループID(ID=1)を指定して、サーバ型CASモジュール25に再生開始要求を行う。
サーバ型CASモジュール25は、その時点での利用可能状態ライセンスに関して利用条件判定を行い利用可であれば、リソースグループID=1に対応するコンテンツ鍵Kc1とレンダラ利用条件をマルチメディアレンダラ42に返す(「ライセンス利用処理」)。
ステップS8において、マルチメディアレンダラ42は、BML文書(ファイルBML_1)を読み出して、コンテンツ鍵Kc1で暗号復号を行い(図5の「暗号復号処理」)、表示を開始する(図5の「コンテンツ再生処理」)。その過程でJPEG、PNG等のリソース(ファイルJPEG_11乃至JPEG_1nおよびPNG_11乃至PNG_1n)が参照される。これらはファイルBML_1と同じコンテンツ鍵Kc1で暗号化された同じリソースグループなので、マルチメディアレンダラ42は、ファイル毎にサーバ型CASモジュール25にアクセスせず、個別に又はまとめて暗号復号を行ってBML文書に従った表示を行う。なお。リソースグループ内の各リソースの暗号復号処理については2通りの方法があり、それについては後述する。
視聴者が、リモコンキー操作により、タイプ2コンテンツの映像(ストリームファイル「TYPE2_Stream_1」)を表示させるように指示すると、ステップS9において、マルチメディアレンダラ42は、ストリームレンダラ41に再生指示を行う。
ステップS10において、ストリームレンダラ41は、起動文書(ファイルERI)に含まれる情報からストリームファイル「TYPE2_Stream_1」が含まれるリソースグループID(ID=2)を指定して、サーバ型CASモジュール25に再生開始要求を行う。
サーバ型CASモジュール25は、その時点での利用可能状態ライセンスに関して利用条件判定を行い利用可であれば、リソースグループID=2に対応するコンテンツ鍵Kc2とレンダラ利用条件をストリームレンダラ41に返す。
ステップS11において、ストリームレンダラ41は、蓄積メディア31からストリームファイル「TYPE2_Stream_1」を読み出し、コンテンツ鍵Kc2で暗号復号し、映像再生を行う。
次にまた視聴者が、リモコンキー操作により、別のBML文書のページBML_2への遷移を指示すると、ステップS12において、マルチメディアレンダラ42は、起動文書(ファイルERI)に含まれる情報からファイルBML_2が含まれるリソースグループID(ID=3)を指定して、サーバ型CASモジュール25に再生開始要求を行う。
サーバ型CASモジュール25は、その時点での利用可能状態ライセンスに関して利用条件判定を行い利用可であれば、リソースグループID=3に対応するコンテンツ鍵Kc3とレンダラ利用条件をマルチメディアレンダラ42に返す。
ステップS13において、マルチメディアレンダラ42は、BML_2文書(ファイルBML_2)を読み出して、コンテンツ鍵Kc3で暗号復号を行い、表示を開始する。その過程でPNG(ファイルPNG_21乃至PNG_2n)のリソースが参照される。これらはファイルBML_2と同じコンテンツ鍵Kc3で暗号化された同じリソースグループなので、マルチメディアレンダラ42は、ファイル毎にサーバ型CASモジュール25にアクセスせず、個別に又はまとめて暗号復号を行ってBMLに従った表示を行う。
以上の処理が継続し、マルチメディアコンテンツ内のBML文書中で停止が指示されるまで再生は継続される。尚、停止後も他のコンテンツの再生起動がかかるまでは、利用可能状態ライセンスはそのまま保持される。
以上のようにしてマルチメディアコンテンツが利用される。
(9)マルチメディアレンダラ42の暗号復号処理
マルチメディアコンテンツにおいては、リソースグループ毎に、最初に、サーバ型CASモジュール25で利用条件判定が行われ、その結果コンテンツ鍵Kcとレンダラ利用条件がレンダラ27に転送される。
BML文書ファイルやJPEGなどのファイル(つまりストリームファイル以外のファイル)に関しては、マルチメディアレンダラ42で再生処理、及び再生制御処理が行われるが(図10のステップS8およびステップS13)、暗号復号をまとめて行うか、個々のファイルのアクセス毎に暗号を復号するかで2通りのマルチメディアレンダラ42の構成が考えられる。以下において、マルチメディアレンダラ42のこの2通りの構成と、構成ファイルの暗号復号処理について説明する。
まず個々のファイルのアクセス毎に暗号を復号する処理について説明する。この処理を実行するマルチメディアレンダラ42の構成例を図11に示す。
あるリソースグループに属するBMLファイルが再生対象として参照された場合に、マルチメディアレンダラ42は、起動文書を参照して、そのファイルが含まれるリソースグループを割り出し、そのリソースグループIDを指定して、サーバ型CASモジュール25に対して再生開始要求を行う。サーバ型CASモジュール25は、利用条件判定を行い利用可ならば、リソースグループに対応したコンテンツ鍵Kcとレンダラ利用条件をマルチメディアレンダラ42に転送する。その結果コンテンツ鍵Kcは、マルチメディアレンダラ42の暗号復号器64に設定され、レンダラ利用条件は、再生制御部61に設定される。
再生の対象となっているBMLファイルを含む同じリソースグループのファイル群は一旦全て蓄積メディア31から読み出されて、暗号化ファイルキャッシュ62にロードされる。放送でコンテンツが伝送された場合にはリソースグループを構成するファイル群は1つのファイルとなっていることが想定されるがその場合には1つのファイルのみが上記キャッシュ62にロードされる。
その上で再生対象となっているBML文書が一旦マルチメディアエンジン63に送られた上で、これが暗号化ファイルの場合には、暗号復号器64に転送され、ここで、コンテンツ鍵Kcで暗号復号した上でマルチメディアエンジン63に戻され、ここでBML文書が実行される。その過程でJPEGファイルやPNGファイルが参照された場合には、その対象のファイルが暗号化ファイルキャッシュ62から読み出され、これが暗号化ファイルであれば暗号復号器64に転送され、そこでコンテンツ鍵Kcで暗号復号した上でマルチメディアエンジン63に戻され、対象のJPEGファイルやPNGファイルの提示処理が行われる。その結果として、BML文書の提示制御に基づいて、OSDメモリ65にJPEGやPNG等を含む画面イメージが展開されて、最終的に映像信号と多重されてTV画面に表示される。同じリソースグループ内のファイルを参照している限りは上記処理が続行される。
ここでBML文書からストリームリソースを参照した場合には、ストリームレンダラ41が別のリソースグループの別のコンテンツ鍵Kcに基づくストリームリソースの再生を、マルチメディアレンダラ42と並行して行う。また別のBML文書への遷移等によって、別のリソースグループのBML文書にアクセスした場合には、暗号化ファイルキャッシュ62に新たなリソースグループのファイル群がロードされる。
再生制御部61は、レンダラ利用条件として指定された再生期限が経過した場合には、マルチメディアエンジン63を停止する処理を行う。
次に暗号復号をまとめて行う処理について説明する。この処理を実行するマルチメディアレンダラ42の構成例を、図12に示す。
あるリソースグループに属するBMLファイルが再生対象として参照された場合に、マルチメディアレンダラ42は、起動文書を参照して、そのファイルが含まれるリソースグループを割り出し、そのリソースグループIDを指定して、サーバ型CASモジュール25に対して再生開始要求を行う。サーバ型CASモジュール25は、利用条件判定を行い利用可ならば、リソースグループに対応したコンテンツ鍵Kcとレンダラ利用条件をマルチメディアレンダラ42に転送する。その結果コンテンツ鍵Kcは暗号復号器64に設定され、レンダラ利用条件は再生制御部61に設定される。
再生の対象となっているBMLファイルを含む同じリソースグループのファイル群は一旦全て蓄積メディア31から読み出されて、暗号復号器64で逐次コンテンツ鍵Kcで暗号復号が行われた後、暗号復号済みファイルキャッシュ62にロードされる。その後、この暗号復号済みファイルキャッシュ62を参照してマルチメディアエンジン63においてBML文書の実行が行われ、さらにそこから参照されるJPEGファイルやPNGファイルの提示処理が行われる。その結果として、BML文書の提示制御に基づいて、OSDメモリ65にJPEGやPNG等を含む画面イメージが展開されて、最終的に映像信号と多重されてTV画面に表示されることになる。同じリソースグループ内のファイルを参照している限りは上記処理が続行される。
ここでBML文書からストリームリソースを参照された場合には、ストリームレンダラ41が別のリソースグループの別のコンテンツ鍵Kcに基づくストリームリソースの再生を、マルチメディアレンダラと並行して行う。また別のBML文書への遷移等によって、別のリソースグループのBML文書にアクセスされた場合には、暗号復号済みファイルキャッシュ62に新たなリソースグループのファイル群が暗号復号した上でロードされる。
再生制御部61は、レンダラ利用条件として指定された再生期限が経過した場合には、マルチメディアエンジンを停止する処理を行う。
上述した一連の処理は、専用のハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。
なお、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明を適用したサーバ型放送システムの構成例を示す図である。 図1の受信機2の構成例を示すブロック図である。 限定再生処理を説明する図である。 他の限定再生処理を説明する図である。 限定再生処理を説明する他の図である。 図2のレンダラ27の構成例を示すブロック図である。 マルチメディアコンテンツのデータ構造を示す図である。 起動文書の例を示す図である。 ACIの例を示す図である。 マルチメディアコンテンツを利用する場合の受信機2の動作を示すフローチャートである。 図6のマルチメディアレンダラ42の構成例を示す図である。 マルチメディアレンダラ42の他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 放送局, 2 受信機, 9 コンテンツサーバ, 10 ライセンスサーバ,
11 ショップ/決済サーバ, 12 ドメイン管理サーバ, 25 サーバ型CASモジュール, 27 レンダラ, 31 蓄積メディア, 41 ストリームレンダラ, 42 マルチメディアレンダラ, 51 制御部, 52 暗号復号部, 53 デマルチプレクサ, 54 映像デコーダ, 55 音声デコーダ, 61 再生制御部, 62 キャッシュ, マルチメディアエンジン, 64 暗号復号器, 65 OSDメモリ

Claims (18)

  1. 受信装置の蓄積メディアに蓄積されて利用されるマルチメディアコンテンツを前記受信装置に配信する配信装置において、
    複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化した前記マルチメディアコンテンツと、
    複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、前記複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報を前記ワーク鍵で暗号化したサブライセンスと、
    前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する前記メインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書を、
    放送又は通信で前記受信機に伝送する伝送手段
    を備える特徴とする配信装置。
  2. 受信装置の蓄積メディアに蓄積されて利用されるマルチメディアコンテンツを前記受信装置に配信する配信方法において、
    複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化した前記マルチメディアコンテンツと、
    複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、前記複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報を前記ワーク鍵で暗号化したサブライセンスと、
    前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンス及びサブライセンスを参照する情報とコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書とを、
    放送又は通信で前記受信機に伝送する伝送ステップ
    を含む特徴とする配信方法。
  3. 受信装置の蓄積メディアに蓄積されて利用されるマルチメディアコンテンツを前記受信装置に配信する配信装置を制御するプロセッサに実行させるプログラムにおいて、
    複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化した前記マルチメディアコンテンツと、
    複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応して、前記複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵との組みを複数含むリストを含む情報を前記ワーク鍵で暗号化したサブライセンスと、
    前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンス及びサブライセンスを参照する情報とコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書とを、
    放送又は通信で前記受信機に伝送する伝送ステップ
    を含む特徴とするプログラム。
  4. 配信装置から、放送または通信により配信されたコンテンツを受信する受信装置において、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、前記マルチメディアコンテンツを、前記ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積手段と、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した前記複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報を前記ワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びに前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する前記メインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書を、受信し、前記蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積手段と、
    前記グループに含まれる提示要素を再生時に前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記提示要素が属する前記グループに対応するコンテンツ鍵で前記マルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号手段と、
    前記復号手段により復号された前記マルチメディアコンテンツを再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  5. 前記復号手段は、
    コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じ前記グループに属する提示要素を全て前記蓄積メディアから読み出して記憶部に一次記憶し、
    前記グループに属する提示要素が参照された場合に前記記憶部から前記提示要素を読み出して暗号復号する
    ことを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記復号手段は、
    コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じ前記グループに属する提示要素を全て前記蓄積メディアから読み出して、暗号復号し、
    暗号復号したコンテンツを記憶部に一次記憶する
    ことを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  7. 前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記サブライセンスに含まれる再生期限情報に基づいて、前記再生手段を制御する制御手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  8. 配信装置から、放送または通信により配信されたコンテンツを受信する受信方法において、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、前記マルチメディアコンテンツを、前記ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した前記複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報を前記ワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びに前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する前記メインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書を、受信し、前記蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、
    前記グループに含まれる提示要素を再生時に前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記提示要素が属する前記グループに対応するコンテンツ鍵で前記マルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、
    前記復号ステップにより復号された前記マルチメディアコンテンツを再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とする受信方法。
  9. 配信装置から、放送または通信により配信されたコンテンツを受信する受信装置を制御するプロセッサに実行させるプログラムにおいて、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、前記マルチメディアコンテンツを、前記ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数のコンテンツを利用する権利の存在を示しワーク鍵を含むメインライセンスに対応した前記複数のコンテンツのうちの1個のコンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む情報を前記ワーク鍵で暗号化したサブライセンス、並びに前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する前記メインライセンスとサブライセンスを参照する情報およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書を、受信し、前記蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、
    前記グループに含まれる提示要素を再生時に前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記提示要素が属する前記グループに対応するコンテンツ鍵で前記マルチメディアコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、
    前記復号ステップにより復号された前記マルチメディアコンテンツを再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  10. 受信装置の蓄積メディアに蓄積されて利用されるマルチメディアコンテンツを前記受信装置に配信する配信装置において、
    複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化した前記マルチメディアコンテンツと、
    1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、
    前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する前記個別ライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書とを、
    放送又は通信で伝送して前記受信装置に伝送する伝送手段
    を備えることを特徴とする配信装置。
  11. 受信装置の蓄積メディアに蓄積されて利用されるマルチメディアコンテンツを前記受信装置に配信する配信方法において、
    複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化した前記マルチメディアコンテンツと、
    1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、
    前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する前記個別ライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書とを、
    放送又は通信で伝送して前記受信装置に伝送する伝送ステップ
    を含むことを特徴とする配信方法。
  12. 受信装置の蓄積メディアに蓄積されて利用されるマルチメディアコンテンツを前記受信装置に配信する配信装置を制御するプロセッサに実行させるプログラムにおいて、
    複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化した前記マルチメディアコンテンツと、
    1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスと、
    前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応する前記個別ライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書とを、
    放送又は通信で伝送して前記受信装置に伝送する伝送ステップ
    を含むことを特徴とするプログラム。
  13. 配信装置から、放送または通信により配信されたコンテンツを受信する受信装置において、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、前記マルチメディアコンテンツを、前記ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積手段と、
    1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得手段と、
    前記配信装置から伝送されてきた、前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、前記蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積手段と、
    前記グループに含まれる提示要素を再生時に前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記提示要素が属する前記グループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号手段と、
    前記復号手段により復号された前記マルチメディアコンテンツを再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  14. 前記復号手段は、
    コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じ前記グループに属する提示要素を全て前記蓄積メディアから読み出して記憶部に一次記憶し、
    前記グループに属する提示要素が参照された場合に前記記憶部から前記提示要素を読み出して暗号復号する
    ことを特徴とする請求項13に記載の受信装置。
  15. 前記復号手段は、
    コンテンツ再生時に提示要素が参照された場合に同じ前記グループに属する提示要素を全て前記蓄積メディアから読み出して、暗号復号し、
    暗号復号したコンテンツを記憶部に一次記憶する
    ことを特徴とする請求項13に記載の受信装置。
  16. 前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記サブライセンスに含まれる再生期限情報に基づいて、前記再生手段を制御する制御手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の受信装置。
  17. 配信装置から、放送または通信により配信されたコンテンツを受信する受信方法において、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、前記マルチメディアコンテンツを、前記ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、
    1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得ステップと、
    前記配信装置から伝送されてきた、前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、前記蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、
    前記グループに含まれる提示要素を再生時に前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記提示要素が属する前記グループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、
    前記復号ステップにより復号された前記マルチメディアコンテンツを再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とする受信方法。
  18. 配信装置から、放送または通信により配信されたコンテンツを受信する受信装置を制御するプロセッサに実行させるプログラムにおいて、
    前記配信装置から伝送されてきた、複数の提示要素で構成され、かつこれらの提示要素を蓄積時のディレクトリ又はファイル単位でグルーピングしてグループ毎に異なるコンテンツ鍵で暗号化したマルチメディアコンテンツを受信し、前記マルチメディアコンテンツを、前記ディレクトリ又はファイル単位で、蓄積メディアに蓄積する第1の蓄積ステップと、
    1個のコンテンツを利用する権利の存在を示し、コンテンツの利用条件情報、および前記マルチメディアコンテンツを構成する提示要素をグルーピングした各グループのIDとグループに対応するコンテンツ鍵のペアを複数含むリストを含む個別ライセンスを、通信から取得する取得ステップと、
    前記配信装置から伝送されてきた、前記マルチメディアコンテンツの構成要素として、コンテンツに対応するメインライセンスとサブライセンスを参照する情報、およびコンテンツを構成する提示要素が前記グループに属するか示す情報を含む起動文書を受信し、前記蓄積メディアに蓄積する第2の蓄積ステップと、
    前記グループに含まれる提示要素を再生時に前記サブライセンスに含まれる利用条件情報を判定して条件を満たす場合には、前記提示要素が属する前記グループに対応するコンテンツ鍵でコンテンツの暗号復号を行う復号ステップと、
    前記復号ステップにより復号された前記マルチメディアコンテンツを再生する再生ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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