JP2002014918A - 端末クライアント,サーバ及びクライアントサーバシステム並びに端末クライアントにおける料金支払い方法及びプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びにネットワーク上における料金支払い方法 - Google Patents

端末クライアント,サーバ及びクライアントサーバシステム並びに端末クライアントにおける料金支払い方法及びプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びにネットワーク上における料金支払い方法

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JP2002014918A
JP2002014918A JP2000194502A JP2000194502A JP2002014918A JP 2002014918 A JP2002014918 A JP 2002014918A JP 2000194502 A JP2000194502 A JP 2000194502A JP 2000194502 A JP2000194502 A JP 2000194502A JP 2002014918 A JP2002014918 A JP 2002014918A
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Noriyuki Inagaki
紀行 稲垣
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TEREMESSE KK
Original Assignee
TEREMESSE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット接続技術において、利用者が
有料ページの運営者に対してクレジットカード等の登録
せずに現金を用いて直接決済できるとともに、サービス
提供者はコインにより容易に利用者から料金を徴収で
き、また、利用されていない場合は広告収入を得られる
ようにし、併せて、利用者がバーチャルプリペードカー
ドを購入して有料ページの料金支払いを簡易に行なえる
ようにする。 【解決手段】 端末クライアント10aが、通信プロト
コルを変換するターミナルアダプター14aと、インタ
ーネット接続ができるパソコン111と、コイン(又は
紙幣)タイマー式で投入した金額に応じて一定時間パソ
コン111の動作を制御するとともに、利用者が有料ペ
ージを閲覧するためのアクセス料金を直接決済しうるコ
イン・紙幣投入ボックス16bとをそなえて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コインタイマー式
のインターネット接続サービスの運用に用いて好適な、
端末クライアント,サーバ及びクライアントサーバシス
テム並びに端末クライアントにおける料金支払い方法及
びプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な
記録媒体並びにネットワーク上における料金支払い方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット利用者の数は世界
中で急増しており、個人の情報収集の手段や、情報伝達
手段や、又は、ビジネスの戦略手段として、年齢や国籍
を問わず、用いられている。また、パーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと称する)の普及とともに、電子
メールやホームページ(Home Page,以下、HPと称す
ることがある。)の閲覧が簡単にできるようになり、子
供から高年齢者に至るまで、広く利用されている。さら
に、テレビを見るよりも、インターネットによるHP閲
覧の方が楽しいと感じる人も増加してきている。
【0003】ここで、利用者がインターネットに接続す
るためには、基本的に、自宅や職場等において、パソコ
ンが必要であるが、パソコン本体は重くて電池切れの心
配があるので、パソコンを持ち運びしてインターネット
接続を行なわれない。一方、小型の携帯端末を用いて、
インターネット接続する場合、利用者は満足するHPの
表示を必ずしも得られず、また、やはり、電池切れの心
配がある。従って、利用者は、自宅,職場等から外出し
た場合には、十分なインターネット接続を行なうことが
困難である。
【0004】このため、インターネットカフェや各種の
アミューズメント施設等の店舗内にパソコンを設置して
インターネット接続サービスを提供することもよく行な
われている。このインターネットカフェとは、不特定多
数の利用者にインターネット接続を利用するサービスで
あり、また、各種のアミューズメント施設等における店
舗の一角に、パソコンを設置してインターネット接続サ
ービスを提供できるようにしている。
【0005】一方、インターネット接続時には、利用者
のプライベート空間を用意する必要がある。すなわち、
小型の携帯端末や、上記のインターネットカフェにおけ
るパソコンを用いて、電子メールの送受信やHPを閲覧
する場合は、各利用者のパソコン画面に表示された内容
が他人に見らないよう秘密を保持したサービスを提供す
る必要がある。
【0006】さらに、インターネット接続時には、その
利用時間や金額について、課金の管理を行なうことも必
要である。また、特開平11−252273号公報に
は、インターネット電話を含む電話機やパソコン等の端
末装置をスイッチ操作で択一的に選択使用可能とした端
末装置の選択装置を提供する技術が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
HPは、有料ページと無料ページとがあり、利用者が有
料ページを閲覧する場合には、予め、その有料ページの
運営者に対してクレジットカード等の登録をしなければ
ならない。すなわち、利用者は、その有料ページの運営
者が発行するユーザーID(識別子情報又はアカウント
名)とパスワードとを、アクセスしたページにおいて、
入力しなければ、情報を得られない。従って、利用者が
有料ページの内容を見るためには、予め登録したクレジ
ットカード等により登録しておかねばならず、利便性に
欠けるという課題がある。
【0008】加えて、利用者は、有料ページを、自宅か
らインターネットを通じて、煩雑な支払い手続をせずに
アクセスしたいこともあるが、やはり、料金の支払いの
利便性に欠けるという課題がある。また、特開平11−
252273号公報には、予め有料ページを閲覧するた
めになされる登録については何ら記載されていない。
【0009】さらに、店舗内にパソコンを複数台設置し
た場合、設置スペースに比した稼働率が低く、設置スペ
ースを有効に利用できず、そして、一旦、店舗にそのよ
うなパソコンを設置すると、業種変更により他のサービ
スを提供することが困難であるという課題がある。ま
た、利用者のプライベート空間の用意に関しては、利用
者が駅や空港等において、小型の携帯端末を用いて操作
すると、必ずしも用意されているとはいえない。さら
に、上記のインターネットカフェにおいての利用でも同
様に用意されていないという課題がある。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、インターネット接続技術において、利用者が
有料ページの運営者に対してクレジットカード等の登録
をせずに現金を用いて料金を直接決済できるとともに、
サービス提供者は、コインにより容易に利用者から料金
を徴収でき、また、パソコンが利用されていない場合は
広告収入を得られるような、端末クライアント,サーバ
及びクライアントサーバシステム並びに端末クライアン
トにおける料金支払い方法及びプログラムが記録された
コンピュータ読み取り可能な記録媒体並びにネットワー
ク上における料金支払い方法を提供することを第1の目
的とする。
【0011】さらに、インターネットにおいて、利用者
が、仮想的に作成されたバーチャルプリペードカードを
購入することによって、有料ページの料金支払いを簡易
に行なえる、端末クライアント,サーバ及びクライアン
トサーバシステム並びに端末クライアントにおける料金
支払い方法及びプログラムが記録されたコンピュータ読
み取り可能な記録媒体並びにネットワーク上における料
金支払い方法を提供することを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の端末
クライアントは、情報を提供しうる複数のサーバがネッ
トワークを介して接続されたクライアントサーバシステ
ムにおいて、投入金額に応じた時間だけ使用可能な、端
末クライアントであって、課金されうる事象が発生した
ことを検出する事象検出手段と、事象検出手段に接続さ
れ、事象に応じた支払い額を計算する支払い額計算手段
と、その利用者が投入した現金の残高を保持する残高保
持手段と、残高保持手段に接続され、投入金額に応じた
時間だけ利用者によるその端末クライアントの操作を許
可するとともに主制御を行なう主制御手段と、上記ネッ
トワークに接続され、複数のサーバに対して情報を送信
しうる送信手段と、上記ネットワークに接続され、複数
のサーバの一つであって端末クライアントの通信を制御
しうる制御サーバからの初期画面データを受信しうる受
信手段と、主制御手段と支払い額計算手段と残高保持手
段とに接続され、支払い額を残高により決済し、決済に
よる残高が足りる場合はネットワークとの通信を許可す
るとともに、決済によって残高が不足した場合はネット
ワークとの通信を制限する動作制御手段とをそなえて構
成されたことを特徴としている(請求項1)。
【0013】また、事象検出手段が、有料情報を提供し
うる有料サーバへの接続要求の発生により、課金されう
る事象が発生したことを認定するように構成されてもよ
く(請求項2)、情報を印刷する印刷手段に対する印刷
要求により、課金されうる事象が発生したことを認定す
るように構成されてもよい(請求項3)。さらに、主制
御手段は、印刷用紙の紙数不足を検出して警告するよう
に構成されてもよく(請求項4)、決済によって残高が
不足した場合は、広告表示を命令するように構成されて
もよい(請求項5)。
【0014】加えて、動作制御手段が、決済による残高
が足りる場合は、利用者によるシステムファイルに関す
る入力操作を無効にするように構成されてもよく(請求
項6)、送信手段が上記制御サーバに対し、端末クライ
アントを識別する識別キーを送信するように構成するこ
ともできる(請求項7)。そして、上記残高保持手段に
接続され、入金しうる事象が発生したことを検出する
と、残高保持手段に保持された残高を増加させる残高増
加手段をさらにそなえて構成することもでき(請求項1
4)、さらに、情報を画面表示しうる表示手段をさらに
そなえ、主制御手段が、表示手段により表示されるサー
バアドレス情報の部分が押下されたことを検出すると表
示手段にサーバアドレス情報が示すサーバ内の情報を表
示させるように構成することもでき(請求項15)、加
えて、ディジタルデータを記憶する記憶媒体を読み出し
/書き込みする記憶媒体ドライブ手段をさらにそなえて
構成することもできる(請求項16)。
【0015】また、主制御手段に接続され、少なくとも
金額情報と識別子情報と暗証番号とからなるプリペード
情報を有するバーチャルプリペードカードの発行依頼を
検出しうるカード発行依頼検出手段と、カード発行依頼
検出手段に接続され、カード発行依頼検出手段が発行依
頼を検出したときに、制御サーバにおいて制御サーバに
対して送信された発行依頼に基づいて保持されたプリペ
ード情報を受信して、保持されたプリペード情報を有す
るバーチャルプリペードカードを発行するカード発行手
段とをそなえて構成することもできる(請求項17)。
【0016】また、本発明のサーバは、情報を提供しう
る複数のサーバ及び投入金額に応じた時間だけ使用可能
な端末クライアントがネットワークを介して接続された
クライアントがネットワークを介して接続されたクライ
アントサーバシステムにおけるサーバであって、ネット
ワークに接続され、端末クライアントから送信された識
別キーを受信しうる受信手段と、ネットワークに接続さ
れ、有料情報を提供しうる有料サーバに対して端末クラ
イアントを識別する識別キーを送信する送信手段と、受
信手段に接続され、識別キーに基づいて端末クライアン
トと有料サーバとの接続履歴を保持する履歴保持手段と
をそなえて構成されたことを特徴としている(請求項
8)。
【0017】そして、広告に関する情報を保持しうる広
告保持手段をさらにそなえ、送信手段が、端末クライア
ントに対して広告を送信しうるように構成することもで
きる(請求項9)。さらに、受信手段に接続され、所望
のデータを保持しうる記憶手段をさらにそなえて構成し
たり(請求項18)、受信手段に接続され、受信データ
を、所望のファイル形式に変換し、その変換されたデー
タを記憶手段に入力する変換手段をさらにそなえ、送信
手段が、変換されたデータを他のサーバに対して送信す
るように構成することができる(請求項19)。
【0018】また、記憶手段が、受信手段により受信さ
れた、少なくとも金額情報と識別子情報と暗証番号とか
らなるプリペード情報を有するバーチャルプリペードカ
ードの発行依頼を、金額情報と識別子情報と暗証番号と
を相互に関連づけて保持するように構成することもでき
(請求項20)、記憶手段が、利用者が申し込む第1の
送金額情報を保持するように構成され、送信手段が、第
1の送金額情報に基づく第2の送金額情報を他のサーバ
に対して送信するように構成することもできる(請求項
21)。
【0019】さらに、本発明のクライアントサーバシス
テムは、情報を提供しうる複数のサーバがネットワーク
を介して接続されたクライアントサーバシステムであっ
て、ネットワークに接続された端末クライアントと、複
数のサーバの一つであって端末クライアントの通信を制
御しうる制御サーバとを有し、端末クライアントが、課
金されうる事象が発生したことを検出する事象検出手段
と、事象検出手段に接続され、事象に応じた支払い額を
計算する支払い額計算手段と、利用者が投入した現金の
残高を保持する残高保持手段と、残高保持手段に接続さ
れ、投入金額に応じた時間だけ利用者による端末クライ
アントの操作を許可するとともに、主制御を行なう主制
御手段と、ネットワークに接続され、上記複数のサーバ
に対して情報を送信しうる第1送信手段と、ネットワー
クに接続され、上記制御サーバからのデータを受信しう
る第1受信手段と、主制御手段と支払い額計算手段と残
高保持手段とに接続され、支払い額を残高により決済
し、決済による残高が足りる場合はネットワークとの通
信を許可するとともに、決済によって残高が不足した場
合はネットワークとの通信を制限する動作制御手段とを
そなえ、上記制御サーバが、ネットワークに接続され、
端末クライアントから送信された識別キーを受信しうる
第2受信手段と、ネットワークに接続され、有料情報を
提供しうる有料サーバに対して端末クライアントを識別
する識別キーを送信しうる第2送信手段と、第2受信手
段に接続され識別キーに基づいて端末クライアントと有
料サーバとの接続履歴を保持する履歴保持手段とをそな
えて構成されたことを特徴としている(請求項10)。
【0020】また、本発明の端末クライアントにおける
料金支払い方法は、情報を提供しうる複数のサーバがネ
ットワークを介して接続されたクライアントサーバシス
テムにおける、投入金額に応じた時間だけ使用可能な、
端末クライアントの料金支払い方法であって、利用者が
現金を端末クライアントが有する現金挿入手段に投入し
残高を保持する金額投入保持ステップと、金額投入保持
ステップにて現金が投入されると、少なくとも使用時間
に応じた支払い額を計算するとともに、課金されうる事
象に応じた支払い額を計算する減額計算ステップと、減
額計算ステップで得られた支払い額を残高により決済す
る決済ステップとをそなえて構成されたことを特徴とし
ている(請求項11)。
【0021】そして、本発明のプログラムが記録された
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、情報を提供し
うる複数のサーバがネットワークを介して接続されたク
ライアントサーバシステムにおいて、投入金額に応じた
時間だけ使用可能な端末クライアントに使用されるコン
ピュータを、課金されうる事象が発生したことを検出す
る事象検出手段と、事象検出手段に接続され、事象に応
じた支払い額を計算する支払い額計算手段と、利用者が
投入した現金の残高を保持する残高保持手段と、残高保
持手段に接続され、投入金額に応じた時間だけ利用者に
よる端末クライアントの操作を許可するとともに主制御
を行なう主制御手段と、ネットワークに接続され、複数
のサーバに対して情報を送信しうる送信手段と、ネット
ワークに接続され、複数のサーバの一つであって端末ク
ライアントの通信を制御しうる制御サーバからのデータ
を受信しうる受信手段と、主制御手段と支払い額計算手
段と残高保持手段とに接続され、支払い額を残高により
決済し、決済による残高が足りる場合はネットワークと
の通信を許可するとともに、決済によって残高が不足し
た場合はネットワークとの通信を制限する動作制御手段
として機能させることを特徴としている(請求項1
2)。
【0022】また、本発明のプログラムが記録されたコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、情報を提供しう
る複数のサーバがネットワークを介して接続されたクラ
イアントサーバシステムにおいて、サーバに使用される
コンピュータを、ネットワークに接続され、端末クライ
アントから送信された識別キーを受信しうる受信手段
と、ネットワークに接続され、有料情報を提供しうる有
料サーバに対して端末クライアントを識別する識別キー
を送信する送信手段と、受信手段に接続され、識別キー
に基づいて端末クライアントと有料サーバとの接続履歴
を保持する履歴保持手段として機能させることを特徴と
している(請求項13)。
【0023】加えて、本発明のネットワーク上における
料金支払い方法は、投入金額に応じた時間だけ使用可能
な端末クライアントと端末クライアントの通信を制御し
うる制御サーバとがネットワークを介して接続されたク
ライアントサーバシステムにおける、投入金額に応じた
時間だけ使用可能な、ネットワーク上における料金支払
い方法であって、制御サーバが、少なくとも金額情報と
識別子情報と暗証番号とからなるプリペード情報を有す
るバーチャルプリペードカードを発行するカード発行ス
テップと、制御サーバが、課金されうる事象が発生した
ことを検出する事象検出ステップと、制御サーバが、カ
ード発行ステップにて発行されたバーチャルプリペード
カードの金額情報から、事象検出ステップにて検出され
た課金されうる事象に応じた支払い額を決済する決済ス
テップとをそなえて構成されたことを特徴としている
(請求項22)。
【0024】そして、このカード発行ステップは、制御
サーバにおける受信手段が、プリペード情報を有するバ
ーチャルプリペードカードの発行依頼を受信する発行依
頼受信ステップと、制御サーバが、発行依頼受信ステッ
プにて受信された発行依頼に基づき、金額情報と識別子
情報と暗証番号とを相互に関連づけて保持する保持ステ
ップと、制御サーバが、保持ステップにて保持されたプ
リペード情報を、バーチャルプリペードカードの発行を
依頼した側に対して送信する送信ステップと、バーチャ
ルプリペードカード依頼を送信した側が、送信ステップ
にて送信されたプリペード情報を有するバーチャルプリ
ペードカードを発行するバーチャルカード発行ステップ
とをそなえて構成することができる(請求項23)。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)本発明の第1実施形態の説明 図1は本発明を適用されるクライアントサーバシステム
の構成図である。この図1に示すクライアントサーバシ
ステム(以下、本システムと略称することがある)9
は、情報を提供しうる複数のサーバがネットワークを介
して接続されたクライアントサーバシステムである。そ
して、本システム9は、ネットワーク8と、端末クライ
アント10a〜10dと、本人サーバ12と、有料サー
バ13aと、無料サーバ13bとをそなえて構成されて
いる。
【0026】ここで、ネットワーク8は、インターネッ
ト網であり、情報を提供しうる複数のサーバを有する。
また、端末クライアント10a〜10dは、それぞれ、
情報を提供しうる複数のサーバがネットワーク8を介し
て接続されたクライアントサーバシステム9において、
投入金額に応じた時間だけ使用可能な端末クライアント
であって、例えばパソコンである。なお、これらの端末
クライアント10a〜10dのそれぞれと、ネットワー
ク8との間は、OCN(サービス名)を用いて、接続さ
れるようになっている。
【0027】さらに、本人サーバ12は、上記複数のサ
ーバの一つであって端末クライアント10a〜10dの
通信を制御しうるものである。また、この本人サーバ1
2は、HPの情報や広告等を提供するとともに、特定の
端末クライアント10a〜10dのIPアドレスを保持
している。なお、この本人サーバ12については、図1
3を用いて後述する。
【0028】そして、有料サーバ13aは、上記複数の
サーバの中の一つであって、例えば占い,株式情報等の
有料情報を提供しうるものであり、また、無料サーバ1
3bは、上記複数のサーバの中の一つであり、無料で情
報を提供しうるものである。これらの有料サーバ13a
と無料サーバ13bとは、それぞれ、ネットワーク8に
接続されたワークステーションやパソコンである。
【0029】また、この有料サーバ13aは、有料ペー
ジを提供するサーバであり、ホームページの最初のペー
ジにて、利用者に対して、ユーザーIDとパスワードと
を入力させるようになっており、利用者は、その有料ペ
ージの運営者から発行されるユーザーIDとパスワード
とにより認証されないと、その有料ページにアクセスす
ることができない。なお、以下の説明においては、特に
断らない限り、この有料サーバ13aを有料サイトの意
味で使用することがある。また、無料サーバ13bにつ
いて、無料で情報を提供しうるとは、ホームページの最
初のページにて、ユーザーIDとパスワードとの入力を
要求されないページを提供するものである。
【0030】これにより、利用者は、例えば端末クライ
アント10aを用いて、インターネット接続を行ない、
所望のURL(Uniform Resource Location)を入力
し、ネットワーク8を介して、無料サーバ13bにアク
セスして、HPを閲覧したり、所望のファイルをダウン
ロードするのである。また、利用者が有料サーバ13a
にアクセスするときには、一旦、本人サーバ12にアク
セスしてから、有料サーバ13aにアクセスするよう
に、2段階になっている。このアクセス処理の流れを、
端末クライアント10aからアクセスするものとして図
1にて〜と付した符号を用いて説明する。なお、他
の端末クライアント10b〜10dについても同様な流
れである。
【0031】まず、と付したルートにおいて、利用者
は、画面上の「有料サーバを見る」等を表示したアイコ
ンをクリックする。そして、端末クライアント10a
は、本人サーバ12に対して、特定のクライアントであ
ることを示すIPアドレス(識別キー)を送信する。次
に、と付したルートにおいて、本人サーバ12は、有
料サーバ13aに対して特定のクライアントを示すIP
アドレスを送信する。そして、有料サーバ13aは、本
人サーバ12が送信したそのIPアドレスを参照し、そ
のIPアドレスが予め登録してある特定アドレスと一致
した場合に、特定クライアントからの送信であることを
認識し、端末クライアント10aのアクセスを許可す
る。一方、本人サーバ12は、予め登録されていないI
Pアドレスを有する端末クライアントからの送信である
場合は、有料ページへのアクセスを拒否する。
【0032】そして、と付したルートにおいて、端末
クライアント10aは、画面に表示されるアイコンをク
リックして、有料サーバ13aにアクセスするのであ
る。これにより、有料ページの運営者に対してクレジッ
トカード等の登録をせずに、現金を用いて直接、料金決
済が可能となる。次に、上記の端末クライアント10a
〜10dについて図2,図3を用いてハードウェア構成
を説明し、また、図4を用いて機能ブロックを説明す
る。
【0033】図2は本発明の第1実施形態に係る端末ク
ライアント10aのハードウェアの構成図である。この
図2に示す端末クライアント10aは、通信プロトコル
を変換するターミナルアダプター(TA)14aと、イ
ンターネット接続ができるパソコン111と、コイン
(又は紙幣)タイマー式で利用者が投入した金額に応じ
て一定時間パソコン111の動作を制御するコイン・紙
幣投入ボックス16bとをそなえて構成されている。
【0034】ここで、ターミナルアダプター14aは、
ネットワーク8とパソコン111との間に設けられ、通
信プロトコルを変換する終端装置である。また、パソコ
ン111は、CPU(Central Processing Unit)11
aと、インターフェース手段(I/O)14b〜14d
と、ハードディスク11bと、ROM(Read Only Memo
ry)11cと、RAM(Random Access Memory)11e
と、バスライン11dのほか、ディスプレイ16a,ト
ラックボール16c,フロッピー(登録商標)ディスク
ドライブ16d,キーボード16e,プリンタ16fと
をそなえて構成されている。
【0035】さらに、パソコン111は、ディジタルデ
ータを記憶する記憶媒体を読み出し/書き込みする記憶
媒体ドライブ手段(記憶媒体ドライブ)16hを有す
る。例えば、この記憶媒体ドライブ手段16hは、スマ
ートメディアや、メモリースティック等の記憶媒体をド
ライブできるようになっている。ここで、CPU11a
は演算を行なうものであり、ハードディスク11bは記
憶装置であり、ROM11c,RAM11eはそれぞれ
メモリであり、バスライン11dは電気信号の伝送ライ
ンである。これらのものは、公知技術と同一の機能を発
揮しているものなので、詳細な説明を省略する。
【0036】また、インターフェース手段14bはター
ミナルアダプター14aとバスライン11dとに接続さ
れ電気信号フォーマットを相互に変換するものであり、
インターフェース手段14cは、コイン・紙幣投入ボッ
クス16bとCPU11aとに接続され電気信号フォー
マットを相互に変換するものである。同様に、インター
フェース手段14dは、ディスプレイ16a,トラック
ボール16c,フロッピーディスクドライブ16d,キ
ーボード16e,プリンタ16fとバスライン11dと
に接続され電気信号フォーマットを相互に変換するもの
である。なお、これらのインターフェース手段14b〜
14dの機能は、それぞれ、例えばIC等のハードウェ
アにより発揮される。
【0037】さらに、ディスプレイ16aは、情報を表
示するものであり、具体的には、遠隔に置かれたサーバ
が提供する情報をブラウザプログラムにより表示した
り、広告を数十秒毎に切り換えて表示するようになって
いる。また、トラックボール16cは、画面の所望の位
置にカーソル等を移動させるものであり、マウスに比較
して簡単に扱えるようになっており、このトラックボー
ル16cを用いることにより、パソコンの取扱いに不慣
れな利用者にとっても、取扱いやすくなる。そして、フ
ロッピーディスクドライブ16dは、フロッピーディス
クを記録・再生するものあって、利用者は、インターネ
ットにて取り寄せた情報を、フロッピーディスクにコピ
ーすることによって、自宅,職場に置かれたパソコンを
用いてその情報を活用できる。また、キーボード16e
は、利用者が必要なデータを入力するためのものであ
る。加えて、プリンタ16fは、ディスプレイ16aに
表示された内容等を印刷するものである。
【0038】次に、コイン・紙幣投入ボックス16b
は、100円コイン,500円コインの種別や、100
0円札等の紙幣の種別を識別し、コインが投入される
と、信号を送出するものである。具体的には、このコイ
ン・紙幣投入ボックス16bは、コイン(又は紙幣)式
のタイマーであって、例えば100円コインが投入され
たことを検出すると、利用者は5分間インターネット接
続でき、また、利用者の接続料金が投入金額よりも少な
ければ、釣り銭が出るようになっている。
【0039】換言すれば、このコイン・紙幣投入ボック
ス16bは、利用者にインターネット接続端末としての
パソコン111を時間貸しするようになっている。な
お、この時間や金額は、種々の値に変更できる。上記の
出力信号により、利用者が投入した金額に応じて一定時
間パソコン111の動作が制御されるのである。なお、
後述する第1実施形態の各変形例,第2実施形態及び第
2実施形態の変形例においても、特に断らない限り、こ
の図2に示す端末クライアント10aと同様な構成をと
る。
【0040】図3は本発明の第1実施形態に係る端末ク
ライアント10a〜10cを模式的に示す斜視図であ
る。この図3に示すように、端末クライアント10a〜
10c(端末クライアント10dについては図示を省略
している)が並んで配置されている。そして、端末クラ
イアント10aは、一例として、幅600mm,奥行き
760mm,高さ1493mの筺体にパッケージ化され
ており、ディスプレイ16a,トラックボール16c,
フロッピーディスクドライブ16d,キーボード16e
が筺体内に組み込まれている。
【0041】また、ディスプレイ16aの右手に、コイ
ン・紙幣投入ボックス16bの挿入口が設けられ利用者
が100円コイン又は1000円札等を投入できるよう
になっている。これにより、利用者はゲーム機器や公衆
電話にコインを投入する感覚と同様な感覚でインターネ
ット接続を利用できる。さらに、キーボード16eの下
方にプリンタ16fの出力口が設けられており、利用者
は画面に表示された情報をその場にて印刷できるので、
情報端末機器として利用しやすくなる。また、プリンタ
16fの下方には、荷物置き場16gとしてスペースが
設けられている。
【0042】これにより、利用者はプライベート空間を
得られ、また、荷物について気にすることなく、インタ
ーネット接続を利用できる。そして、利用者は100円
コインをコイン・紙幣投入ボックス16bに投入するだ
けで、インターネット接続でき、利用者は、予めクレジ
ット登録していなくても、現金(コイン,紙幣)によ
り、有料サーバ13a(図1参照)にアクセスできるよ
うになる。従って、利用者はクレジットカード等による
煩雑な決済を行なわずに、インターネット接続を行なえ
る。
【0043】なお、端末クライアント10b,10c,
10dも、端末クライアント10aと同一の構成であ
り、重複した説明を省略する。また、後述する第1実施
形態の各変形例,第2実施形態及び第2実施形態の変形
例においても、特に断らない限り、この図3に示す端末
クライアント10aと同様な構成をとる。次に、図4は
本発明の第1実施形態に係る端末クライアント10aの
機能ブロック図である。この図4に示す端末クライアン
ト10aは、情報を提供しうる複数のサーバがネットワ
ーク8を介して接続されたクライアントサーバシステム
9におけるものであって、送信手段(第1送信手段)1
11aと、受信手段(第1受信手段)111bと、主制
御手段111cと、動作制御手段111dと、残高保持
手段111hと、支払い額計算手段111iと、事象検
出手段111jと、表示手段111eと、入力手段11
1fと、印刷手段111gと、現金挿入手段111k
と、残高増加手段111nと、カード発行依頼検出手段
113aと、カード発行手段113bとをそなえて構成
されている。
【0044】なお、残高増加手段111n,カード発行
依頼検出手段113a,カード発行手段113bについ
ては、それぞれ、後述する第2実施形態の変形例におい
て、説明する。また、後述する第1実施形態の各変形
例,第2実施形態及び第2実施形態の変形例において
も、特に断らない限り、この図4に示す端末クライアン
ト10aと同様な構成をとる。
【0045】ここで、送信手段111aは、ネットワー
ク8と主制御手段111cとに接続され、複数のサーバ
に対して情報を送信しうるものである。また、この送信
手段111aは、端末クライアント10a〜10dの通
信を制御しうる本人サーバ12に対し、端末クライアン
ト10aを識別する識別キーを送信するものである。さ
らに、送信手段111aは、記憶媒体ドライブ手段16
h(図2参照)によって読み出されたディジタルデータ
を、利用者が指定した電子メールアドレスに対して、添
付ファイルとして送信できるようになっている。
【0046】すなわち、利用者が、ディジタルカメラに
より撮影し、その撮影データ(撮影されたディジタルデ
ータ)を記録したスマートメディアあるいはメモリース
ティック等の記憶媒体を、記憶媒体ドライブ手段16h
に差し込み、そして、電子メールに、その記憶媒体ドラ
イブ手段16hにより読み出された撮影データ等を添付
して送信するのである。
【0047】また、利用者がこの撮影データ等を電子メ
ールに添付して送信することを選択すると、後述するよ
うに、この選択が、課金されうる事象として、有料とし
て取扱われる。さらに、その場合、サービス提供者は、
その料金を徴収するために、利用者に対し、コイン等を
投入するようにさせて、利用者により投入された残高か
ら所定の金額を徴収するようにしている。
【0048】これにより、利用者は、大量の写真を撮影
することができる。すなわち、利用者は、スマードメデ
ィア等の記憶媒体の容量が飽和すると、いったん、端末
クライアント10aから、その記憶内容を送信して、そ
の記憶媒体の容量を開放させ、その後、新たに、別の撮
影をすることができる。加えて、アイモード(商品名及
びサービス名を表す。i−modeとも称される)を用
いてその撮影データを転送するようにもできる。その方
法は、利用者が端末クライアント10aから送信した撮
影データが、本人サーバ12に転送され、その本人サー
バ12において、その送信された撮影データについての
ファイルナンバーが記録される(控えられる)。そし
て、本人サーバ12は、その控えられたファイルナンバ
ーに基づき、撮影データをアイモードサーバに送信する
のである。
【0049】これにより、利用者が撮影したデータは、
アイモードサーバを介して、アイモードに加入している
者の携帯電話等(図示省略)に取り込まれ、端末クライ
アント10aから、多数の人に対して、写真等のデータ
を配信できる。そして、受信手段111bは、ネットワ
ーク8と主制御手段111cとに接続され、複数のサー
バの一つであって端末クライアント10a〜10dの通
信を制御しうる本人サーバ12からのデータを受信しう
るものである。これら送信手段111a,受信手段11
1bの機能は、それぞれ、ターミナルアダプター14
a,インターフェース手段14b,CPU11a等によ
り発揮される。
【0050】さらに、主制御手段111cは、残高保持
手段111h,送信手段111a,受信手段111b,
動作制御手段111d,表示手段111e,入力手段1
11f,印刷手段111gにそれぞれ接続され、投入金
額に応じた時間だけ利用者による端末クライアント10
aの操作を許可するとともに主制御を行なうものであ
る。また、主制御手段111cは、決済によって残高が
不足した場合は、広告表示を命令するようになってい
る。この機能は、CPU11a,ROM11c,RAM
11e等により発揮される。
【0051】続いて、動作制御手段111dは、主制御
手段111cと残高保持手段111hと支払い額計算手
段111iとに接続され、支払い額を残高により決済
し、決済による残高が足りる場合はネットワーク8との
通信を許可するとともに、決済によって残高が不足した
場合はネットワーク8との通信を制限するものである。
この機能は、CPU11a,ROM11c,RAM11
e等により発揮される。
【0052】そして、この動作制御手段111dは、決
済による残高が足りる場合は、利用者によるシステムフ
ァイルに関する入力操作(入力手段111fの操作)を
無効にするようになっている。これにより、利用者がイ
ンターネット接続端末を利用していない間は、自動的に
広告が表示されるので、サービス提供者は、広告収入を
得ることができる。
【0053】具体的には、キーボード16eのファンク
ションキー(F1キー,F2キー,F3キー,F4キ
ー)や、コントロールキー等が効かないように、ソフト
ウェア処理がなされているのである。この理由は、不特
定多数の利用者のうち、特定人によって、Window
s(商品名)のシステムファイルの中身を書き換えられ
たり、削除されたり、あるいは、コピーされることを防
止するためである。また、その特定人がこのパソコン1
11を強制的に終了させることによって、システムファ
イルが破壊されないようにするためでもある。
【0054】そして、残高保持手段111hは、利用者
が投入した現金の残高を保持するものである。この残高
保持手段111hは、コイン・紙幣投入ボックス16b
に投入された現金の残高を保持するものであり、また、
支払い額計算手段111iは、動作制御手段111d,
事象検出手段111jにそれぞれ接続され、事象に応じ
た支払い額を計算するものである。これらの機能はCP
U11a,ROM11c,RAM11e等により発揮さ
れる。
【0055】さらに、事象検出手段111jは、課金さ
れうる事象が発生したことを検出するものである。具体
的には、この事象検出手段111jは、利用者が現金を
投入したことを検出したり、利用者が印刷アイコンをク
リックしたことを検出するようになっている。この機能
は、コイン・紙幣投入ボックス16b,CPU11a等
により発揮される。
【0056】ここで、課金されうる事象とは、料金支払
いが必要なアプリケーションが起動されることである。
具体的には、事象検出手段111jは、有料情報を提供
しうる有料サーバ13aへの接続要求の発生により、課
金されうる事象が発生したことを認定したり、事象検出
手段111jは、印刷手段111gに対する印刷要求に
より、課金されうる事象が発生したことを認定する。す
なわち、利用者が特定のアイコンをクリックしたり、印
刷アイコンをクリックしたことが検出されて事象発生と
認定されるのである。なお、具体的な画面の表示例につ
いては、図11,図12を用いて後述する。
【0057】さらに、現金挿入手段111kは、利用者
が現金を投入しうるものであり、この機能はコイン・紙
幣投入ボックス16bによって実現されている。そし
て、表示手段111eは、情報を画面表示しうるもので
あり、ディスプレイ16aによりその機能が発揮され
る。また、入力手段111fは、入出力を制御しうるも
のであり、この機能はディスプレイ16a,トラックボ
ール16c,フロッピーディスクドライブ16d,キー
ボード16e等により発揮される。
【0058】さらに、印刷手段111gは、情報を印刷
するものであり、プリンタ16fによりその機能が発揮
される。また、主制御手段111cは、印刷用紙の紙数
不足を検出して警告するようになっており、この警告は
例えばディスプレイ16aにて警告を表示することによ
って行なわれる。これにより、送信手段111aから、
ネットワーク8を介して他のサーバにデータが送信され
てアクセスできるとともに、本人サーバ12に対し、端
末クライアント10aを識別する識別キーが送信され
る。また、受信手段111bにて、ネットワーク8を介
して他のサーバの情報が受信される。そして、無料サー
バ13bにアクセスして、利用者はHPを閲覧できる。
【0059】また、表示手段111eにて、情報が画面
表示され、入力手段111fにて、利用者によるデータ
入力がなされ、さらに、印刷手段111gにて、所望の
情報が印刷される。一方、主制御手段111cにて、パ
ソコン111の制御が行なわれるとともに、残高が不足
した場合や利用されない間は、広告がディスプレイ16
aに表示される。
【0060】さらに、現金挿入手段111kにて、利用
者により投入された現金が受け付けられて、事象検出手
段111jにて、現金投入という事象が検出され、支払
い額計算手段111iにて、その事象に応じた支払い額
が計算される。一方、残高保持手段111hにて、その
現金の残高が保持され、動作制御手段111dにおい
て、支払い額と残高とが比較されて、決済による残高が
足りる場合はネットワーク8との通信が許可され、ファ
ンクションキーが無効にされるとともに、決済によって
残高が不足した場合はネットワーク8との通信が停止さ
れるのである。
【0061】従って、利用者がコイン又は紙幣を投入し
て初期画面(メイン画面)が起動されると、キーボード
16eのファンクションキーや、コントロールキー等が
使用できなくなるので、安全なインターネット接続の運
用が維持される。さらに、本発明のプログラムが記録さ
れたコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、情報を提
供しうる複数のサーバがネットワーク8を介して接続さ
れたクライアントサーバシステム9において、投入金額
に応じた時間だけ使用可能な端末クライアント10a〜
10dに使用されるコンピュータを、課金されうる事象
が発生したことを検出する事象検出手段111jと、事
象検出手段111jに接続され、事象に応じた支払い額
を計算する支払い額計算手段111iと、利用者が投入
した現金の残高を保持する残高保持手段111hと、残
高保持手段111hに接続され、投入金額に応じた時間
だけ利用者による端末クライアント10a〜10dの操
作を許可するとともに主制御を行なう主制御手段111
cと、ネットワーク8に接続され、複数のサーバに対し
て情報を送信しうる送信手段111aと、ネットワーク
8に接続され、複数のサーバの一つであって端末クライ
アント10a〜10dの通信を制御しうる本人サーバ1
2からの初期画面データを受信しうる受信手段111b
と、主制御手段111cと支払い額計算手段111iと
残高保持手段111hとに接続され、支払い額を残高に
より決済し、決済による残高が足りる場合はネットワー
ク8との通信を許可するとともに、決済によって残高が
不足した場合はネットワーク8との通信を制限する動作
制御手段111dとして機能させるようになっている。
【0062】すなわち、送信手段111a,受信手段1
11b,主制御手段111c,動作制御手段111d,
残高保持手段111h,支払い額計算手段111i,事
象検出手段111jの各機能は、それぞれ、パソコン1
11のハードディスク11bに記憶されたプログラム
を、CPU11aが読み取って動作することにより実現
される。
【0063】また、そのプログラムをこのパソコン11
1にインストールする方法は、フロッピーディスクドラ
イブ16dにフロッピーディスクを挿入したり、また
は、ネットワーク8を経由して、他のウェブサーバ等か
ら所望のファイルをダウンロードしたりすることによっ
て行なわれる。従って、サービス提供者は、これら端末
クライアント10a〜10dを、駅や空港等に設置で
き、付加収益が得られる。
【0064】なお、端末クライアント10b〜10dの
それぞれについても、同様にして、本発明のプログラム
がインストールされ、端末クライアント10b,10
c,10dも、端末クライアント10aと同一の構成で
あり、重複した説明を省略する。次に、図5〜図12を
用いて、情報を提供しうる複数のサーバと、複数のサー
バがネットワーク8を介して接続されたクライアントサ
ーバシステム9における、端末クライアント10a〜1
0dの料金支払い方法について説明する。
【0065】図5は本発明の第1実施形態に係る広告の
画面表示を説明するための図であり、ディスプレイ16
aの表示内容を時系列的に表したものである。まず、端
末クライアント10a〜10dは、それぞれ、利用者が
着席しない間は、広告を表示し続け、駅や空港等におけ
る広告塔としてはたらく。そして、この図5に示す符号
P1を付した表示のような立ち上がり画面が表示され、
10秒後に、表示P2のようなA社の広告が表示され
る。同様に、その10秒後に、B社の広告が表示され
(表示P3)、その10秒後に、C店の広告が表示され
(表示P4)、その10秒後に、D社の広告が表示され
(表示P5)、その10秒後に、E店の広告が表示され
(表示P6)、そして、その10秒後に再度、表示P1
が表示されて、この切り換えが繰り返されるのである。
すなわち、端末クライアント10a〜10dのそれぞれ
にて、広告が時間毎に切り換えて画面表示されるのであ
る。
【0066】また、この広告が表示されているときに、
利用者が直接、その広告主のホームページに移動できる
ようになっている。図6及び図7はいずれも本発明の第
1実施形態に係る広告表示を示す図であり、図6に示す
ディスプレイ16aには、広告宣伝のほか、そのホーム
ページにリンクしているURL(サーバアドレス情報)
が表示されている。そして、例えばA社についての広告
宣伝が表示されているときに、利用者は、そのURLを
クリックすると、図7に示すホームページに移動して、
そのホームページの内容を見ることができる。
【0067】なお、指定されたホームページは、予め設
定された時間(例えば10秒間)のみ表示されるように
なっており、その設定時間を過ぎると、広告内容は、次
の広告内容に切り換わる。従って、端末クライアント1
0aは、情報を画面表示しうる表示手段をさらにそな
え、主制御手段111cが、表示手段111eにより表
示されるURL(サーバアドレス情報)の部分が押下
(クリック)されたことを検出すると表示手段111e
にそのURLが示すサーバ内の情報を表示させるように
構成されたことになる。
【0068】これにより、広告主の宣伝広告を効果的に
実施することができる。一方、広告が表示されている間
に利用者がコイン・紙幣投入ボックス16bにコインを
投入し残高を保持する(金額投入保持ステップ)。そし
て、この金額投入保持ステップにて現金が投入される
と、使用時間に応じた支払い額に応じたを計算するとと
もに、上記の事象に応じた支払い額が計算されるのであ
る(減額計算ステップ)。
【0069】図8は本発明の第1実施形態に係るコイン
投入後の初期画面表示の一例を示す図である。この図8
に示す初期画面の最上部には、残量表示と複数のアイコ
ンとが設けられている。ここで、最上部の最左には残り
時間がカウントダウンするタイマーが表示され、その右
隣から、戻る,停止等のアイコンと、メール,掲示板等
のアイコンと、セール,クーポン,占いの有料ページへ
のアクセスアイコン(以下、有料ページアイコンと称す
る)とが設けられている。
【0070】また、図9は本発明の第1実施形態に係る
アイコン配置の説明図であり、アイコン群120が設け
られている。ここで、有料ページとして利用者が占いの
有料ページアイコンをクリックした場合の画面表示は、
図10に示すようになる。図10は本発明の第1実施形
態に係る有料ページアイコンをクリックした直後の画面
表示の一例を示す図であって、占いに関する有料ページ
について4種類のメニュー(有料情報1〜4)と、ショ
ッピング,チケット販売のメニューとが表示されるよう
になっている。ここで、占いに関する有料ページについ
ては、占いの種類が多くなるにつれて料金が高くなるよ
うに設定されている。
【0071】そして、利用者がこの中の一つをクリック
すると、動作制御手段111d(図4参照)にて残高が
計算されて、残高があればパソコン111からこの内容
が、ターミナルアダプター14a,ネットワーク8をそ
れぞれ介して、本人サーバ12に通知される。一方、利
用者が投入した金額の残高が有料ページにアクセスする
のには不足している場合には、そのアクセスが拒否され
る。
【0072】すなわち、上記減額計算ステップで得られ
た支払い額が残高により決済され(決済ステップ)、こ
の決済ステップにて残高が不足した場合は、広告が画面
表示されるのである。このように、利用者は、予めクレ
ジットカードによる登録等を行なわずに、有料ページの
内容を見ることができる。
【0073】さらに、図11及び図12を用いて、利用
者が有料ページにアクセスしたときの、料金徴収を表す
画面例について説明する。図11は本発明の第1実施形
態に係る有料ページアイコンが表示された画面の一例を
示す図であり、利用者がこの中から例えばチャットルー
ムと表示された有料ページアイコンをクリックする。図
12は本発明の第1実施形態に係る残高減少の警告表示
の一例を示す図であるが、画面の中央部に、残カウンタ
の消費量を利用者に対して通知するダイアログが表示さ
れるようになっている。
【0074】これにより、利用者は、自分が見たい有料
ページにアクセスできるとともに、その料金を現金によ
り決済できる。また、その他の有料サービスとして、ホ
ームページ作成サービスがある。このホームページ作成
サービスは、インターネットプロバイダ(インターネッ
ト接続業者を意味し、以下、プロバイダと略称する)
や、インターネットに接続された多くのウェブサーバを
管理する者によって提供されるものである。従って、プ
ロバイダに加入していない者は、自宅において、ダイア
ルアップ接続によるこのプロバイダのサービスを受ける
ことができない。
【0075】このため、利用者は、端末クライアント1
0aを用いて、このホームページ作成サービスを受けら
れるようになっている。すなわち、利用者は、図9に示
すアイコン群120のうち、ホームページ作成と表示さ
れたものをクリックすると、「有料です。100円コイ
ンを投入して下さい」といったコメントが画面上に表示
される。なお、音声によりコメントを発するようにもで
きる。
【0076】ここで、利用者が、100円コインを投入
すると、ホームページ作成画面(図示省略)が現れ、そ
の画面で案内される手順に沿って、利用者は、直接文章
を入力し、また、画像をそのホームページ内に取り込む
ようにもできる。そして、ホームページの作成が完了す
ると、画面にその旨が表示されるのである。このよう
に、利用者は、例えば100円コインを投入するだけ
で、ホームページを作成できる。従って、利用者は、プ
ロバイダに加入していなくても、この端末クライアント
10aからインターネットに接続でき、これにより、有
料なホームページ作成サービスを受けることができる。
また、低廉な価格でホームページを作成できる。
【0077】続いて、図13を用いて本人サーバ12に
ついて説明する。図13は本発明の第1実施形態に係る
本人サーバ12の機能ブロック図である。この図13に
示す本人サーバ12は、情報を提供しうる複数のサーバ
がネットワーク8を介して接続されたクライアントサー
バシステム9におけるサーバであって、広告保持手段1
2aと、送信手段(第2送信手段)12bと、受信手段
(第2受信手段)12cと、履歴保持手段12dと、主
制御手段12eと、記憶手段12fと、変換手段12g
とをそなえて構成されている。
【0078】ここで、広告保持手段12aは、広告に関
する情報を保持しうるものであり、送信手段12bは、
ネットワーク8に接続され、有料情報を提供しうる有料
サーバ13aに対して端末クライアント10a〜10d
を識別する識別キーを送信するものである。そして、送
信手段12bが、端末クライアント10a〜10dに対
して広告を送信するようになっている。
【0079】さらに、受信手段12cは、ネットワーク
8に接続され、端末クライアント10a〜10dから送
信された識別キーを受信しうるものである。加えて、履
歴保持手段12dは、受信手段12cに接続され、識別
キーに基づいて端末クライアント10a〜10dと有料
サーバ13aとの接続履歴を保持するものである。な
お、これらの機能はCPU,ROM,RAM及びハード
ディスク(いずれも図示省略)により実現される。加え
て、主制御手段12eは、本人サーバ12の主制御を行
なうとともに、インターフェース手段(図示省略)を有
する。そして、インターフェース手段は、ネットワーク
8と本人サーバ12とに接続され電気信号フォーマット
を相互に変換するものであり、この機能は、それぞれ、
例えばIC等のハードウェアにより発揮される。
【0080】また、記憶手段12fは、受信手段12c
に接続され、所望のデータを保持しうるものである。こ
の機能は例えばメモリ等により実現される。さらに、記
憶手段12fは、利用者が申し込む第1の送金額情報を
保持するように構成され、送信手段12bが、第1の送
金額情報に基づく第2の送金額情報を他のサーバに対し
て送信するように構成されている。そして、この記憶手
段12bにて記憶されたデータが、他のサーバに対し
て、転送されるのである。
【0081】ここで、第1の送金額情報とは、利用者が
入力した申込金額(購入希望額)であって、例えば10
000円分という意味である。さらに、第2の送金額情
報とは、第1の送金額情報(10000円)と同一の額
であることを意味するが、例えば、利用者が申し込んだ
額が不正な額(例えば高過ぎる額、低すぎる額)であっ
たり、あるいは、割引等を考慮することにより、第1の
送金額とは異なる額として、送信するような場合をも含
む。
【0082】また、記憶手段12fは、受信手段12c
により受信された、金額情報とユーザーID(識別子情
報)とパスワード(暗証番号)とからなるプリペード情
報を有するバーチャルプリペードカードの発行依頼を、
金額情報とユーザーIDとパスワードとを相互に関連づ
けて保持するように構成され、送信手段12bが、保持
されたプリペード情報を、バーチャルプリペードカード
の発行を依頼した側に対して送信するようになってい
る。ここで、金額情報とは、申込金額を意味し、具体的
には、1000円分等であり、以下の説明にて、購入金
額と称することがある。
【0083】さらに、変換手段12gは、受信手段12
cに接続され、受信データ(受信ディジタルデータ)
を、例えばTIFF形式のような所望のファイル形式に
変換し、その変換されたデータを記憶手段12fに入力
するものであり、送信手段12bが、その変換されたデ
ータを他のサーバに対して送信するようになっている。
この機能は例えばソフトウェアにより実現される。な
お、ファイル形式については、このほか、BMP,Ex
if,JPEG,GIF,PSD等があり、それらの形
式に応じて、利用者が選択して変換できるようにもなっ
ている。また、これらのファイル形式についての詳細
は、公知であるので、省略する。
【0084】なお、後述する第1実施形態の各変形例,
第2実施形態及び第2実施形態の変形例においても、特
に断らない限り、この図13に示す本人サーバ12aと
同様な構成をとる。これにより、端末クライアント10
aの記憶媒体ドライブ手段16hに、スマートメディア
あるいはメモリースティック等の記憶媒体が差し込まれ
て、利用者が撮影した撮影データが、読み出され、この
撮影データが、端末クライアント10aから本人サーバ
12に、電子メールアドレスの添付ファイルとして送信
される。さらに、その添付されたファイルは、この本人
サーバ12から多数の宛先に対して、送信されるのであ
る。
【0085】すなわち、利用者は、大量の写真を撮影す
ることができ、スマードメディア等の記憶媒体の容量が
飽和すると、いったん、その記憶内容を送信して、その
記憶媒体の容量を開放させ、これにより、効率的にディ
ジタルデータを送信することができる。従って、本人サ
ーバ12は、特定のクライアント(端末クライアント1
0a〜10d)からのアクセスである場合には、その特
定のクライアントの識別キーを有料サーバ13aに対し
て送信するので、利用者は、有料サーバ13aのHPの
内容を閲覧できるとともに、その有料ページの運営者に
対してクレジットカード等の登録をせずに、現金を用い
て直接、決済が可能となる。
【0086】さらに、本発明のプログラムが記録された
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、情報を提供し
うる複数のサーバがネットワーク8を介して接続された
クライアントサーバシステム9において、本人サーバ1
2に使用されるコンピュータを、ネットワーク8に接続
され、端末クライアント10a〜10dから送信された
識別キーを受信しうる受信手段12cと、ネットワーク
8に接続され、有料情報を提供しうる有料サーバ13a
に対して端末クライアント10a〜10dを識別する識
別キーを送信する送信手段12bと、受信手段12cに
接続され、識別キーに基づいて端末クライアント10a
〜10dと有料サーバ13aとの接続履歴を保持する履
歴保持手段12dとして機能させるようになっている。
【0087】すなわち、これらの広告保持手段12a
と、送信手段12bと、受信手段12cと、履歴保持手
段12dの各機能は、それぞれ、本人サーバ12のハー
ドディスク(図示省略)に記憶されたプログラムを、C
PU(図示省略)が読み取って動作することにより実現
される。また、そのプログラムをこの本人サーバ12に
インストールする方法は、フロッピーディスクドライブ
(図示省略)にフロッピーディスクを挿入したり、また
は、ネットワーク8を経由して、他のサーバ(ウェブサ
ーバ等)からダウンロードしたりすることによって、ハ
ードディスク(図示省略)にインストールするようにし
ている。
【0088】これにより、サービス提供者は、広告収入
を得られ、また、立地条件や事業の見直し等により、他
の業種にも使用することができ、コイン料金の設定を変
更したり、広告単価を比較的容易に改定できる。以下、
上述の構成により、本システム9によるインターネット
接続の流れについて、図5,7〜10及び図14〜図1
7を用いて説明し、図18を用いて印刷枚数の不足をチ
ェックする流れについて説明する。なお、端末クライア
ント10aを例にするが、端末クライアント10b〜1
0dも同様の処理フローである。
【0089】図14は本発明の第1実施形態に係る端末
クライアント10aの処理を示すフローチャートであ
る。まず、端末クライアント10aの電源が投入される
と、端末クライアント10aは、本人サーバ12の広告
情報を呼び込み、宣伝用画面(広告画面)が表示される
(ステップA1)。
【0090】図15は本発明の第1実施形態に係る端末
クライアント10aの宣伝用画面表示の処理を示すフロ
ーチャートであるが、端末クライアント10aは、ま
ず、宣伝1(図5参照)を表示し(ステップA10
1)、宣伝2を表示し(ステップA102)、宣伝3を
表示し(ステップA103)、宣伝4を表示し(ステッ
プA104)、同様に、宣伝5を表示する(ステップA
105)。
【0091】また、図14のステップA2において、端
末クライアント10aは、利用者によって、コイン等が
投入されたかを監視し続け、投入されない間は、NOル
ートのループを通り、宣伝表示をし続ける。ここで、コ
イン等の投入が検出されると、端末クライアント10a
は、初期画面データを呼び込み、そして、YESルート
を通り、ステップA3において、コイン又は紙幣の残高
カウント処理を行なう。
【0092】図16は本発明の第1実施形態に係る端末
クライアント10aのコイン又は紙幣カウント処理を示
すフローチャートである。まず、端末クライアント10
aは、コイン又は紙幣について残高をカウントして(ス
テップB1)、ステップB2において、残高が0になっ
たかどうかを判定する。ここで、残高が0でない間は、
端末クライアント10aは、NOルートを通り、残高を
監視し続ける。
【0093】そして、一定時間経過後に残高が0になる
と、YESルートを通り、端末クライアント10aは、
ステップB3において、「コイン又は紙幣を挿入して下
さい」という文言と、タイマーのカウントダウン(図9
等参照)をディスプレイ16aに表示し、ステップB4
において、利用者がコイン又は紙幣を投入したかどうか
が判定されて、挿入されていないと判定されると、NO
ルートを通り、ステップB7の宣伝画面表示(図5参
照)が行なわれる。
【0094】一方、ステップB4において、挿入された
と判定されると、YESルートを通り、ステップB5に
おいて、カウント数が追加され、ステップB6におい
て、初期画面(図8参照)が表示される。そして、この
カウント処理が終了すると、端末クライアント10a
は、利用者がクリックしたアイコンに応じて、図14の
ステップA4〜ステップA12の処理を選択実行する。
【0095】ここで、ステップA4は前のページに戻る
操作であり、ステップA5は次のページに進む操作であ
り、ステップA6は途中でやめる操作であり、ステップ
A7は初期画面に戻る操作である。また、ステップA8
は電子メールを送信する操作であり、ステップA9は伝
言を掲示板に書き込む操作であり、ステップA10は印
刷を実行する操作である。加えて、ステップA11はク
ーポンの発行しているHPにリンクする操作であり、ス
テップA12は有料ページを閲覧する操作である。ま
た、ステップA10及びステップA12の操作により残
高カウントが減算される。
【0096】このように、カウント数の残高が足りてい
れば、有料サーバ13aにもリンクされ、その有料情報
を得て、音楽等のファイルをダウンロードできたり、ネ
ットワーク上にて、商品の購入,チケット購入,公共料
金の支払いの決済手段として使用できる。また、図17
は本発明の第1実施形態に係る端末クライアント10a
の有料ページアイコンクリック時の処理を示すフローチ
ャートである。まず、利用者が、有料ページアイコンの
うち例えば占いページのものをクリックすると(ステッ
プD1)、占いに関する有料ページについて4段階のメ
ニュー一覧表(図10参照)が表示される(ステップD
2)。
【0097】ここで、端末クライアント10aは、コイ
ン又は紙幣の残高があるかどうかを判定し(ステップD
3)、残高が足りている場合は、YESルートを通り、
ステップD4において、有料サーバ13aへ接続する。
そして、ステップD5において、識別キーが認識され
(キーが開放され)、有料サーバ13aの有料情報がデ
ィスプレイ16aに表示されたり(ステップD6)、又
は、音楽等がダウンロードされたり、ショッピングある
いは将来ネットワーク上で決済できる公共料金等、ネッ
トワーク上での支払いをこの装置によってなすことがで
きるのである(ステップD7)。
【0098】また、ステップD3において、残高が足り
ていない場合は、NOルートを通り、ステップD8にお
いて端末クライアント10aは、「コイン又は紙幣を挿
入して下さい」と表示し、そして、ステップD9におい
て、コイン又は紙幣が挿入されたかどうかが監視され
る。ここで、コイン又は紙幣が挿入されると、YESル
ートを通り、ステップD9以降の処理が行なわれる。こ
れに対して、コイン又は紙幣が挿入されないと、ステッ
プD9にてNOルートを通り、ステップD10におい
て、ブラウザ画面が表示される。さらに、残高が足りな
い場合には、接続は切断されて、広告画面が再度表示さ
れる。
【0099】次に、図18は本発明の第1実施形態に係
る印刷枚数の不足をチェックする流れを示すフローチャ
ートである。まず、利用者が印刷アイコンをクリックす
ると(ステップC1)、端末クライアント10aは、現
金投入による残高があるかどうかをチェックし(ステッ
プC2)、ここで、残高が不足している場合には、NO
ルートを通り、端末クライアント10aは、「コイン又
は紙幣を挿入して下さい」と表示し(ステップC9)、
ブラウザ画面を表示する(ステップC10)。
【0100】一方、ステップC2において、残高がある
場合には、YESルートを通り、ステップC3におい
て、端末クライアント10aは、残高(残カウント)を
差し引く。そして、ステップC4において、端末クライ
アント10aは、印刷用紙の残り枚数が規定枚数よりも
多いかどうかを判定して、多い場合には、YESルート
を通り、ステップC5において、印刷処理を行ない、ス
テップC6において、印刷枚数をカウントし、ステップ
C7において、その印刷枚数をファイルに保存した後
に、ステップC8において、ブラウザ画面を表示する。
【0101】また、ステップC4において、端末クライ
アント10aは、印刷用紙の残り枚数が規定枚数よりも
少ないと、NOルートを通り、ステップC11におい
て、紙不足の警告を表示する。そして、ステップC12
において、端末クライアント10aは、給紙されたかど
うかを監視し、給紙されない場合には、NOルートを通
り、紙不足警告を表示し続ける。一方、ステップC12
において、給紙された場合には、端末クライアント10
aは、YESルートを通り、ステップC13において、
紙数を最大値に設定し、ステップC7以降の処理を行な
うのである。
【0102】このように、利用者は、有料ページの運営
者に対してクレジットカード等の登録をせずに、現金を
用いて直接、決済が可能となる。さらに、このように、
パソコン111は、コイン(又は紙幣)タイマー式のも
のを用いているので、インターネット接続がゲーム機器
を取扱う感覚や、公衆電話の感覚で利用できるようにな
り、一層の簡便性が向上する。
【0103】また、このように、利用者は、自宅や職場
以外の場所において、自分のパソコンがなくても、コイ
ン又は紙幣を投入するだけでインターネット接続サービ
スを受けることができる。そして、このように、サービ
ス提供者は、本システム9を導入することによって、コ
インを回収して利用者から料金を徴収でき、利用時間等
の設定を自由に変更できる。さらに、利用者がインター
ネット接続を利用していない間は、自動的に広告が表示
されるので、広告塔として機能し、サービス提供者は、
広告収入を得ることができ、余剰スペースを有効に利用
できる。
【0104】また、駅や空港等は、付加サービスとして
本システム9を利用者に提供することにより、付加収益
に寄与しうる。加えて、本システム9は立地条件や事業
の見直し等により、他の業種にも使用することができ、
これにより、有線放送等、利用者の定着率を向上させる
ことができる。そして、コイン料金の設定を変更した
り、広告単価を改定することができる。
【0105】このようにして、利用者は外出先において
も、インターネット接続を利用でき、また、隣席と完全
に仕切られたプライベートな環境を与えられる。 (A1)本発明の第1実施形態の第1変形例の説明 本発明は上述した実施態様に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる。
【0106】例えば、上述の端末クライアント10a〜
10dのそれぞれと、ネットワーク8との間は、OCN
によらなくとも実施可能である。図19は本発明の第1
実施形態の第1変形例に係るクライアントサーバシステ
ムの構成図である。この図19に示すクライアントサー
バシステム9aは、情報を提供しうる複数のサーバがネ
ットワーク8を介して接続されたクライアントサーバシ
ステムである。そして、このシステム9aは、ネットワ
ーク8と、本人サーバ12と、有料サーバ13aと、無
料サーバ13bとをそなえるほか、プロキシーサーバ1
7a〜17dと、複数の端末クライアント10eとをそ
なえて構成されている。このシステム9aが用いられる
場合、図2に示すターミナルアダプター14aは不要と
なる。
【0107】ここで、プロキシーサーバ17a〜17d
は、それぞれ、ゲートウェイ機能を有するものであっ
て、例えばワークステーションやパソコンにより、この
機能は発揮される。また、端末クライアント10eは、
それぞれ、上述した端末クライアント10a〜10dと
同様なものであり、パソコン等が用いられている。な
お、上述したものと同一の符号を有するものは同一のも
の又は同様な機能を有するものであるので、重複した説
明を省略する。
【0108】また、パソコン111のトラックボール1
6cの代わりにマウスを用いたり、コンパクトディスク
ドライブ(CD−ROMドライブ)等を設けて実施して
もよい。さらに、利用者が投入するのは、現金に限ら
ず、コイン・紙幣投入ボックス16bの代わりに、前払
い式のカード(磁気カード、ICカード等)を用いるこ
ともできる。また、金額投入は、利用者以外の者によっ
て行なわれることも可能である。
【0109】このようにして、利用者は第1実施形態に
おけるサービスと同様なサービスを得られるほか、サー
ビス提供者は、利用者及び広告主の双方に対して品質の
高いサービスを提供できる。 (A2)本発明の第1実施形態の第2変形例の説明 本変形例は、端末クライアント10aが、保持された残
高を課金により減少させる機能に加えて、その残高を増
加させる機能を有する。本変形例においても、クライア
ントサーバシステム9(図1参照)と、端末クライアン
ト16a〜16d,16eと、本人サーバ12とは、そ
れぞれ、第1実施形態において説明したものと同様であ
るので、これらについての更なる説明を省略する。
【0110】また、第1実施形態の第1変形例で説明し
たクライアントサーバシステム9aのように、端末クラ
イアント10a〜10dのそれぞれと、ネットワーク8
との間をOCNによらず、基幹系で直接接続するように
もできる。図4に示す残高増加手段111nは、残高保
持手段111hに接続され、入金しうる事象が発生した
ことを検出すると、残高保持手段111hに保持された
残高を増加させるものである。
【0111】この入金しうる事象とは、残高を増加させ
る事象を意味し、例えば利用回数の多い顧客に対しては
割引を適用したり、あるいは、利用者に対して返金する
場合等を行なう。ここで、利用者に対して返金する場合
の一例は、端末クライアント10aを使用する利用者
が、市場調査(テスト市場調査)に回答したときに、そ
の手数料として、返金される場合である。すなわち、本
人サーバ12は、端末クライアント10aに対して送信
する広告の中に、商品に関する感想や意見を書き込むこ
とができる欄を設けるようにする。そして、広告主は、
その商品に関する感想等を用いて市場調査ができるので
ある。
【0112】その回答方法の一例は、利用者は、図9に
示すアイコン群120のうちの「市場調査」というアイ
コン(以下、市場調査アイコンと称することがある)を
表示され、利用者が、その市場調査アイコンをクリック
すると、市場調査用の画面(図示省略)が表示される。
そして、利用者が、端末クライアント10aに表示され
るその市場調査に回答すると、その利用者に対して10
0円分の料金が返金される。
【0113】従って、残高保持手段111hに保持され
る残高は、カウント値が減少するのみならず、入金しう
る事象が発生した場合には、そのカウント値が増加する
ようになっている。なお、この機能は、例えば、ソフト
ウェアによって、実現される。これにより、サービス提
供者は、広告主に対して、広告主が要求する市場調査を
代行できるとともに、利用者に対して、接続時間を延長
したり、又は、より高額な有料ホームページへのアクセ
スを許可できる。
【0114】このようにして、利用者は第1実施形態に
おけるサービスと同様なサービスを得られるほか、サー
ビス提供者は、利用者及び広告主の双方に対して品質の
高いサービスを提供できる。また、これとは別に、図9
に示すアイコン群120のうち、「寄付金」というアイ
コン(以下、寄付金アイコンと称することがある)につ
いては、利用者は、この寄付金アイコンをクリックする
ことにより、寄付行為を行なえる。
【0115】換言すれば、本システム9が、寄付金の送
付を代行しているのである。例えば有珠山の被災者に対
する寄付金を送金するためには、まず、利用者は寄付金
アイコンをクリックする。そして、画面上に「100円
を投入して下さい」というコメントが表示され、ここ
で、利用者がコイン・紙幣投入ボックス16bに、10
0円コイン又は1000円紙幣を投入すると、残高保持
手段111hは、その投入額を保持すると同時に、その
有珠山の被災者に対する寄付金を募集しているホームペ
ージの内容を画面に表示する。
【0116】さらに、この寄付金の額の集計方法は、本
人サーバ12と、その寄付金募集のホームページを有す
るサーバ(以下、寄付金受付サーバと称する)との間
で、アクセス回数をカウントすることにより、実現され
る。すなわち、利用者が100円コインを1回投入する
と、本人サーバ12は、カウント値を1だけインクリメ
ントし、本人サーバ12は寄付金受付サーバに対して、
寄付が1回行なわれたことをメッセージ信号として送信
する。そして、寄付金受付サーバは、そのメッセージ信
号を受信すると、本人サーバ12からの寄付金アクセス
回数のカウント値を1だけインクリメントする。
【0117】これにより、本人サーバ12と寄付金受付
サーバとは、いずれも、寄付金の額が100円であるこ
とを認識でき、さらに、本人サーバ12と寄付金受付サ
ーバとが、相互に、同一のカウンタを有する。従って、
寄付金の送金の締め切り日までに、カウントされた回数
に、100円を乗じた額が、寄付金の合計額として、算
定され、その算定された金額が、赤十字団体等に送金さ
れる。なお、その額は1回100円に限定されず、種々
の額を設定できる。
【0118】このようにして、第1実施形態にて得られ
るサービスと同様なサービスが行なわれる。加えて、利
用者は、寄付金を直接赤十字団体等に送金可能となり、
寄付金送金のために、銀行,郵便局又はその他の送金受
付をしているところに行く手間が省け、また、利用者,
銀行等の重複した送金に関する労力の軽減を図ることが
できる。
【0119】(B)本発明の第2実施形態の説明 本実施形態は、本人サーバ12が、仮想的なプリペイド
カード(バーチャルプリペードカード)を発行する機能
を有する点で、上記第1実施形態及び第1実施形態の各
変形例のそれとは異なる。このバーチャルプリペードカ
ードとは、購入金額(金額情報)とユーザーID(識別
子情報)とパスワード(暗証番号)とからなるプリペー
ド情報を有するものであって、インターネット上で仮想
的に作成される記録内容を意味する。従って、利用者は
実際にプラスティック製のようなプリペードカード自体
を得るのではなく、前払い金額としての購入金額が記録
されるのである。
【0120】すなわち、利用者は、自宅等におけるパソ
コンから、インターネットを介して、本人サーバ12に
バーチャルプリペードカードの発行を申し込み、これに
より、利用者は、本人サーバ12が接続サービスをして
いる有料サーバに、そのバーチャルプリペードカードの
残高が残っている間は、接続できるのである。すなわ
ち、本発明の料金支払い方法は、投入金額に応じた時間
だけ使用可能な端末クライアント10a(10b〜10
d)とこれら端末クライアント10a(10b〜10
d)の通信を制御しうる本人サーバ12とがネットワー
ク8を介して接続されたクライアントサーバシステムに
おける、投入金額に応じた時間だけ使用可能な方法であ
る。
【0121】まず、本人サーバ12が、購入金額とユー
ザーIDとパスワードとからなるプリペード情報を有す
るバーチャルプリペードカードを発行する(カード発行
ステップ)。次に、本人サーバ12が、課金されうる事
象が発生したことを検出する(事象検出ステップ)。す
なわち、利用者が自宅のパソコンから本人サーバ12を
通じて有料サーバにアクセスしていることが検出され
る。
【0122】そして、本人サーバ12は、カード発行ス
テップにて発行されたバーチャルプリペードカードの購
入金額から、事象検出ステップにて検出された課金され
うる事象に応じた支払い額を決済する(決済ステッ
プ)。すなわち、利用者がアクセスした回数や時間等に
応じて課金された額が、バーチャルプリペードカードか
ら差し引かれる。
【0123】以下、まず、図20を用いて、インターネ
ット上におけるバーチャルプリペードカードの発行方法
について説明する。図20は本発明の第2実施形態に係
るバーチャルプリペードカードの発行方法を説明するた
めの図である。この図20に示すクライアントサーバシ
ステム9bは、情報を提供しうる複数のサーバがネット
ワーク8を介して接続されたクライアントサーバシステ
ムであって、上述したものをそなえるほか、銀行サーバ
115と、クレジット会社サーバ116と、パソコン1
12とをそなえて構成されている。
【0124】ここで、銀行サーバ115は、銀行に設け
られたサーバであり、また、クレジット会社サーバ11
6は、クレジットカード会社に設けられたサーバであ
る。これらのサーバは、それぞれ、ネットワーク8に接
続されたワークステーションやパソコンによりその機能
が発揮される。また、パソコン112は、一般家庭のパ
ソコンや携帯端末であり、バーチャルプリペードカード
の所持者117は、自宅にいる利用者であって、パソコ
ン112を操作する者である。
【0125】そして、この所持者117は、自宅のパソ
コン112を用いて、インターネットに接続し、本人サ
ーバ12にアクセスする。このホームページには、図示
を省略するが、バーチャルプリペードカードを発行する
ための内容が設けられており、所持者117が、購入金
額や氏名・住所等を書き込めるようになっている。な
お、以下、バーチャルプリペードカードの所持者117
を単に所持者117と称することがある。
【0126】また、上述したものと同一の符号を有する
ものは、上述したものと同一のもの又は同様の機能を有
するものであるので、更なる説明を省略する。さらに、
第1実施形態の第1変形例で説明したクライアントサー
バシステム9aのように、端末クライアント10a〜1
0dのそれぞれと、ネットワーク8との間をOCNによ
らず、基幹系で直接接続するようにもできる。
【0127】まず、所持者117は、パソコン112の
申し込み画面(図示省略)において、購入金額や氏名・
住所等を書き込みして申し込み、画面に表示されたボタ
ンをクリックし、これにより、バーチャルプリペードカ
ード発行依頼が、ネットワーク8に対して送信される
(と付されたところ)。続いて、本人サーバ12は、
このバーチャルプリペードカード発行依頼を受信すると
(と付されたところ)、銀行サーバ115にアクセス
し、銀行預金に残高の有無を尋ねる(と付されたとこ
ろ)。ここで、残高があれば、銀行サーバ115は、本
人サーバ12に対して、残高が有ることを送信する(
と付し、OKと表示されているところ)。
【0128】同様に、本人サーバ12は、バーチャルプ
リペードカード発行依頼を受信すると(と付されたと
ころ)、クレジットカード会社サーバ116にアクセス
し、信用の有無を尋ねる(と付し、与信確認と表示さ
れているところ)。ここで、信用があれば、クレジット
カード会社サーバ116は、本人サーバ12に対して、
信用が有ることを送信する(と付し、OKと表示され
ているところ)。
【0129】そして、本人サーバ12は、これらの銀行
サーバ115,クレジットカード会社サーバ116のい
ずれかから、OKの返信を受信した場合には、ユーザー
ID(IDと表示されたもの)とパスワードとを発行
し、これらユーザーID及びパスワードを含む情報を、
端末クライアント10aに対して送信する(と付され
たところ)。
【0130】また、本人サーバ12は、そのユーザーI
D及びパスワードを含む情報を受信すると(と付され
たところ)、バーチャルプリペードカードを発行する。
なお、上記の銀行サーバ115における残高の有無を問
い合わせたときに残高が無い場合には、銀行サーバ11
5は、本人サーバ12に対して、残高が無いことを送信
する。そして、本人サーバ12は、その旨を受信したと
きは、端末クライアント10aに対して、ユーザーID
及びパスワードを含む情報を発行せず、その代わりに、
バーチャルプリペードカードの発行を拒否する旨の通知
が送信される。
【0131】同様に、クレジットカード会社サーバ11
6における信用の有無を問い合わせたときに、信用が無
ければ、クレジットカード会社サーバ116は、本人サ
ーバ12に対して、信用が無いことを送信し、本人サー
バ12は、その受信により、端末クライアント10aに
対して、バーチャルプリペードカードの発行を拒否する
通知を送信する。
【0132】従って、本発明のネットワーク上における
料金支払い方法におけるカード発行ステップは、まず、
本人サーバ12における受信手段12cが、プリペード
情報を有するバーチャルプリペードカードの発行依頼を
受信する(発行依頼受信ステップ)。そして、本人サー
バ12が、発行依頼受信ステップにて受信された発行依
頼に基づき、購入金額とユーザーIDとパスワードとを
相互に関連づけたプリペード情報として保持する(保持
ステップ)。すなわち、本人サーバ12は、購入者と購
入金額とを対にした状態で記憶する。
【0133】さらに、本人サーバ12が、保持ステップ
にて保持されたプリペード情報を、バーチャルプリペー
ドカードの発行を依頼した側に対して送信する(送信ス
テップ)。そして、バーチャルプリペードカード依頼を
送信した側が、送信ステップにて送信されたプリペード
情報を有するバーチャルプリペードカードを発行する
(バーチャルカード発行ステップ)。
【0134】以下、本発明のネットワーク上における料
金支払い方法について、図21〜図23を参照して詳述
する。図21は本発明の第2実施形態に係るバーチャル
プリペードカードの利用方法を説明するための図であ
る。この図21に示すクライアントサーバシステム9b
も、情報を提供しうる複数のサーバがネットワーク8を
介して接続されたクライアントサーバシステムである。
【0135】そして、この図21に示す所持者117a
〜117cは、図20に示す所持者117と同様なもの
であり、また、パソコン112a〜112cも、パソコ
ン112と同様なものであり、これらの所持者117a
〜117cは、それぞれ、有料サーバ13aにアクセス
できるようになっている。また、この図21において
も、上述したものと同一の符号を有するものは、上述し
たものと同一のもの又は同様の機能を有するものである
ので、更なる説明を省略する。
【0136】このような構成によって、所持者117a
は、パソコン112aから、ネットワーク8に接続して
(と付されたところ)、本人サーバ12のホームペー
ジにアクセスし、このホームページにおいて、バーチャ
ルプリペードカードの残高を確認する(と付されたと
ころ)。図22及び図23はいずれも本発明の第2実施
形態に係る本人サーバ12にアクセスしたときの画面表
示の一例を示す図である。所持者117aは、この図2
2に示す枠130内に、ユーザーIDとパスワードとの
入力を要求され、そして、所持者117aはこれらを入
力してOKボタンをクリックする。
【0137】ここで、本人サーバ12は、その入力され
たユーザーIDとパスワードとにより、所持者117a
であるか否かの認証を行なう。そして、本人サーバ12
は、認証が正しいと判断した場合、残高を所持者117
aに対して送信する。また、所持者117aが操作する
パソコン112aには、図23に示すダイアログの最下
段(131と付されたところ)に、バーチャルプリペー
ドカードの残りポイント値が表示される。
【0138】そして、図21において、本人サーバ12
は、所持者117aに対して、有料サーバ13aへのア
クセスを許可する(と付されたところ)。有料サーバ
13aは、所持者117aに対してホームページの有料
情報を提供し(と付されたところ)、所持者117a
は、情報を得るのである(と付されたところ)。これ
により、不特定多数のアクセスする者の中から、登録し
た会員だけのアクセスを許可し、さらに、その会員のみ
に対して、本人サーバ12から、残りポイントが表示さ
れる。
【0139】一方、本人サーバ12が、認証誤りと判断
すると、アクセスを拒否し、所持者117aは、有料ペ
ージにアクセスすることができない。また、認証が正し
い場合でも、バーチャルプリペードカードの残高が不足
している場合には、本人サーバ12は、所持者117a
のアクセスを拒否する。なお、所持者117b,117
cがそれぞれ、パソコン112b,112cを用いて有
料サーバ13aにアクセスする場合も同様である。
【0140】このように、遠隔に設置された本人サーバ
12内に残高が記録されるので、バーチャルプリペイド
カードの購入者は、どこに置かれた通信機能を有するパ
ソコンを用いても、端末クライアント10aが管理する
有料サーバにアクセスできる。また、このように、プリ
ペイドカードの購入者は、前記のユーザーIDとパスワ
ードとを用いて、有料サーバ13aのホームページを見
ることができる。従って、有料サーバ13aに対して直
接料金を支払わなくてもアクセスでき、また、遠隔に設
置された本人サーバ12内の残高記録によって料金が決
済される。
【0141】そして、このようにして、所持者117a
〜117cは、それぞれ、在宅で、端末クライアント1
0aを利用することにより、購入金額とユーザーIDと
パスワードとを取得してバーチャルプリペードカードを
購入し、遠隔に設置された本人サーバ12内に残高が記
録される。 (B1)本発明の第2実施形態の変形例の説明 上記のバーチャルプリペードカードの発行は、端末クラ
イアント10aから直接行なうこともできる。
【0142】すなわち、図4において、上記の端末クラ
イアント10aが、バーチャルプリペードカード発行手
段113aとカード発行手段113bとを有し、利用者
が投入したコイン・紙幣の金額に応じた額のバーチャル
プリペードカードを発行するようにもできる。このカー
ド発行依頼検出手段113aは、主制御手段111cに
接続され、金額情報とユーザーIDとパスワードとから
なるプリペード情報を有するバーチャルプリペードカー
ドの発行依頼を検出しうるものである。
【0143】また、カード発行手段113bは、カード
発行依頼検出手段113aに接続され、カード発行依頼
検出手段113aが発行依頼を検出したときに、本人サ
ーバ12(制御サーバ)において本人サーバ12に対し
て送信された発行依頼に基づいて保持されたプリペード
情報を受信して、保持されたプリペード情報を有するバ
ーチャルプリペードカードを発行するものである。
【0144】これにより、カード発行依頼検出手段11
3aにて、利用者が画面上のアイコンをクリックしたこ
とが主制御手段111cにより検出され、そして、送信
手段111aは、バーチャルプリペードカードの発行に
必要な情報を、本人サーバ12に対して送信し、本人サ
ーバ12にて、その情報が記憶されることにより、登録
される。
【0145】ここで、その情報が登録されると、本人サ
ーバ12の送信手段12bは、その情報を、端末クライ
アント10aに対して送信する。さらに、本人サーバ1
2の受信手段111bにて、本人サーバ12からのプリ
ペード情報が受信され、検出カード発行手段113bに
て、本人サーバ12にて保持されたプリペード情報を有
するバーチャルプリペードカードが発行されるのであ
る。
【0146】なお、上述したものと同一の符号を有する
ものは、上述したものと同一のもの又は同様の機能を有
するものであるので、更なる説明を省略する。さらに、
第1実施形態の第1変形例で説明したクライアントサー
バシステム9aのように、端末クライアント10a〜1
0dのそれぞれと、ネットワーク8との間をOCNによ
らず、基幹系で直接接続するようにもできる。
【0147】このような構成によって、第2実施形態に
て説明したことと、同様に、バーチャルプリペードカー
ドの残高確認が行なわれ、そして、その購入金額に応じ
て、有料サービス13aへのアクセスが可能となり、そ
の料金をクレジットカード等の支払い手続をせずに、簡
便な方法で決済できる。これにより、端末クライアント
10aにおいて、バーチャルプリペイドカードが発行さ
れるので、そのバーチャルプリペードカードの購入者
は、端末クライアント10aのみならず、他の場所に設
けられた端末クライアント(図示省略)からも、サービ
ス提供者が契約する有料サーバ13aにアクセスでき
る。
【0148】また、このようにして、利用者は、バーチ
ャルプリペイドカードを購入することにより、有料サー
バ13aに対して直接料金を支払わなくてもアクセスで
き、かつ、料金決済を自動にすることができる。 (C)その他 なお、第2実施形態及び第2実施形態の変形例におい
て、利用者が、ダイアルアップ回線等により、本人サー
バ12にアクセスし、その本人サーバ12のホームペー
ジ上にて、直接、バーチャルプリペードカードを申し込
み、そして、後日、サービス提供者が、実際のプラステ
ィック製のようなプリペードカードをその申込者に対し
て郵送する方法もある。これにより、利用者は、有料ペ
ージに自分のパソコンからアクセスできるとともに、空
港等における端末クライアント10aに直接そのカード
を挿入してインターネット接続を行なうこともでき、利
便性が向上する。
【0149】加えて、本発明は、上記筺体の形態に限定
されるものではなく、種々変更して実施可能である。ま
た、100円等の金額の値は、例示であり、その額は、
サービス内容により任意に変更されて実施されることは
言うまでもない。さらに、上記の画面表示は、例示であ
って、アイコンの種類、形状及び画面レイアウト等は、
種々変更して実施できる。また、端末クライアント10
a等は、パソコンのほか、携帯情報端末を用いても実施
可能である。
【0150】加えて、第1実施形態にて説明した画面表
示(図5〜図13)は、第1実施形態の各変形例及び第
2実施形態,第2実施形態の変形例においても、同様に
表示することができる。また、第2実施形態における画
面表示(図22,図23)は、第1実施形態,第1実施
形態の各変形例及び第2実施形態の変形例においても、
同様に表示することができる。
【0151】なお、上記アイモードサーバは、アイモー
ドサービスを提供するサーバを意味する。
【0152】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の端末クラ
イアントによれば、情報を提供しうる複数のサーバがネ
ットワークを介して接続されたクライアントサーバシス
テムにおいて、投入金額に応じた時間だけ使用可能な、
端末クライアントであって、課金されうる事象が発生し
たことを検出する事象検出手段と、事象検出手段に接続
され、事象に応じた支払い額を計算する支払い額計算手
段と、その利用者が投入した現金の残高を保持する残高
保持手段と、残高保持手段に接続され、投入金額に応じ
た時間だけ利用者によるその端末クライアントの操作を
許可するとともに主制御を行なう主制御手段と、上記ネ
ットワークに接続され、複数のサーバに対して情報を送
信しうる送信手段と、上記ネットワークに接続され、複
数のサーバの一つであって端末クライアントの通信を制
御しうる制御サーバからの初期画面データを受信しうる
受信手段と、主制御手段と支払い額計算手段と残高保持
手段とに接続され、支払い額を残高により決済し、決済
による残高が足りる場合はネットワークとの通信を許可
するとともに、決済によって残高が不足した場合はネッ
トワークとの通信を制限する動作制御手段とをそなえて
構成されているので、利用者は、有料ページの運営者に
対してクレジットカード等の登録をせずに、現金を用い
て直接、決済でき、また、サービス提供者は、コインを
回収して利用者から料金を徴収でき、利用者がインター
ネット接続を利用していない間は、自動的に広告が表示
されるので、広告収入を得られる利点がある(請求項
1)。
【0153】また、事象検出手段が、有料情報を提供し
うる有料サーバへの接続要求の発生により、課金されう
る事象が発生したことを認定するように構成されてもよ
く、情報を印刷する印刷手段に対する印刷要求により、
課金されうる事象が発生したことを認定するように構成
されてもよく、このようにすれば、インターネット接続
をゲーム感覚、公衆電話感覚で利用できる利点があり、
また、利用者のタイプにより利用時間や金額を設定でき
る利点がある(請求項2〜請求項7,請求項14〜請求
項17)。
【0154】そして、本発明のサーバによれば、情報を
提供しうる複数のサーバ及び投入金額に応じた時間だけ
使用可能な端末クライアントがネットワークを介して接
続されたクライアントがネットワークを介して接続され
たクライアントサーバシステムにおけるサーバであっ
て、ネットワークに接続され、端末クライアントから送
信された識別キーを受信しうる受信手段と、ネットワー
クに接続され、有料情報を提供しうる有料サーバに対し
て端末クライアントを識別する識別キーを送信する送信
手段と、受信手段に接続され、識別キーに基づいて端末
クライアントと有料サーバとの接続履歴を保持する履歴
保持手段とをそなえて構成されているので、現金を用い
て、料金を直接決済できる利点がある(請求項8)。
【0155】また、広告に関する情報を保持しうる広告
保持手段をさらにそなえ、送信手段が、端末クライアン
トに対して広告を送信するようにもでき、このようにす
れば、自動的に広告が表示されるので、広告塔として機
能し、サービス提供者は、広告収入を得ることができ、
余剰スペースを有効に利用できる利点がある(請求項
9,請求項18〜請求項21)。
【0156】さらに、本発明のクライアントサーバシス
テムによれば、情報を提供しうる複数のサーバがネット
ワークを介して接続されたクライアントサーバシステム
であって、ネットワークに接続され投入金額に応じた時
間だけ使用可能な端末クライアントと、上記複数のサー
バの一つであって端末クライアントの通信を制御しうる
制御サーバとを有し、端末クライアントが、課金されう
る事象が発生したことを検出する事象検出手段と、事象
検出手段に接続され、事象に応じた支払い額を計算する
支払い額計算手段と、利用者が投入した現金の残高を保
持する残高保持手段と、残高保持手段に接続され、投入
金額に応じた時間だけ利用者による端末クライアントの
操作を許可するとともに主制御を行なう主制御手段と、
ネットワークに接続され、複数のサーバに対して情報を
送信しうる第1送信手段と、ネットワークに接続され、
上記制御サーバからのデータを受信しうる第1受信手段
と、主制御手段と支払い額計算手段と残高保持手段とに
接続され、支払い額を残高により決済し、決済による残
高が足りる場合はネットワークとの通信を許可するとと
もに、決済によって残高が不足した場合はネットワーク
との通信を制限する動作制御手段とをそなえ、上記制御
サーバが、ネットワークに接続され、端末クライアント
から送信された識別キーを受信しうる第2受信手段と、
ネットワークに接続され、有料情報を提供しうる有料サ
ーバに対して端末クライアントを識別する識別キーを送
信する第2送信手段と、第2受信手段に接続され、識別
キーに基づいて端末クライアントと有料サーバとの接続
履歴を保持する履歴保持手段とをそなえて構成されてい
るので、やはり、利用者は、有料ページの運営者に対し
てクレジットカード等の登録をせずに、現金を用いて直
接、料金を決済できる利点がある(請求項10)。
【0157】また、本発明の端末クライアントにおける
料金支払い方法によれば、情報を提供しうる複数のサー
バがネットワークを介して接続されたクライアントサー
バシステムにおける、投入金額に応じた時間だけ使用可
能な端末クライアントの料金支払い方法であって、利用
者が現金を端末クライアントが有する現金挿入手段に投
入し残高を保持する金額投入保持ステップと、金額投入
保持ステップにて現金が投入されると、少なくとも使用
時間に応じた支払い額を計算するとともに、課金されう
る事象に応じた支払い額を計算する減額計算ステップ
と、減額計算ステップで得られた支払い額を残高により
決済する決済ステップとをそなえて構成されているの
で、利用者が有料ページの運営者に対してクレジットカ
ード等の登録をせずに、現金を用いて直接、料金を決済
できる利点がある(請求項11)。
【0158】そして、本発明のプログラムが記録された
コンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、情報を
提供しうる複数のサーバがネットワークを介して接続さ
れたクライアントサーバシステムにおいて、投入金額に
応じた時間だけ使用可能な端末クライアントに使用され
るコンピュータを、課金されうる事象が発生したことを
検出する事象検出手段と、事象検出手段に接続され、事
象に応じた支払い額を計算する支払い額計算手段と、利
用者が投入した現金の残高を保持する残高保持手段と、
残高保持手段に接続され、投入金額に応じた時間だけ利
用者による端末クライアントの操作を許可するとともに
主制御を行なう主制御手段と、ネットワークに接続さ
れ、複数のサーバに対して情報を送信しうる送信手段
と、ネットワークに接続され、複数のサーバの一つであ
って端末クライアントの通信を制御しうる制御サーバか
らのデータを受信しうる受信手段と、主制御手段と支払
い額計算手段と残高保持手段とに接続され、支払い額を
残高により決済し、決済による残高が足りる場合はネッ
トワークとの通信を許可するとともに、決済によって残
高が不足した場合はネットワークとの通信を制限する動
作制御手段として機能させているので、駅や空港等に設
置でき、付加収益が得られる利点がある(請求項1
2)。
【0159】また、本発明のプログラムが記録されたコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、情報を提
供しうる複数のサーバ及び投入金額に応じた時間だけ使
用可能な端末クライアントがネットワークを介して接続
されたクライアントサーバシステムにおいて、サーバに
使用されるコンピュータを、ネットワークに接続され、
端末クライアントから送信された識別キーを受信しうる
受信手段と、ネットワークに接続され、有料情報を提供
しうる有料サーバに対して端末クライアントを識別する
識別キーを送信する送信手段と、受信手段に接続され、
識別キーに基づいて端末クライアントと有料サーバとの
接続履歴を保持する履歴保持手段として機能させている
ので、他の業種にも使用することができ、立地条件や事
業の見直し等により、他の業種にも使用することがで
き、コイン料金の設定を変更したり、広告単価を比較的
容易に改定できる利点がある(請求項13)。
【0160】加えて、本発明のネットワーク上における
料金支払い方法によれば、投入金額に応じた時間だけ使
用可能な端末クライアントと端末クライアントの通信を
制御しうる制御サーバとがネットワークを介して接続さ
れたクライアントサーバシステムにおける、投入金額に
応じた時間だけ使用可能な、ネットワーク上における料
金支払い方法であって、制御サーバが、少なくとも金額
情報と識別子情報と暗証番号とからなるプリペード情報
を有するバーチャルプリペードカードを発行するカード
発行ステップと、制御サーバが、課金されうる事象が発
生したことを検出する事象検出ステップと、制御サーバ
が、カード発行ステップにて発行されたバーチャルプリ
ペードカードの金額情報から、事象検出ステップにて検
出された課金されうる事象に応じた支払い額を決済する
決済ステップとをそなえて構成されているので、バーチ
ャルプリペードカードの購入により、どこに置かれた通
信機能を有するパソコンを用いても、端末クライアント
が管理する有料サーバにアクセスできる利点がある(請
求項22)。
【0161】そして、カード発行ステップは、制御サー
バにおける受信手段が、プリペード情報を有するバーチ
ャルプリペードカードの発行依頼を受信する発行依頼受
信ステップと、制御サーバが、発行依頼受信ステップに
て受信された発行依頼に基づき、金額情報と識別子情報
と暗証番号とを相互に関連づけて保持する保持ステップ
と、制御サーバが、保持ステップにて保持されたプリペ
ード情報を、バーチャルプリペードカードの発行を依頼
した側に対して送信する送信ステップと、バーチャルプ
リペードカード依頼を送信した側が、送信ステップにて
送信されたプリペード情報を有するバーチャルプリペー
ドカードを発行するバーチャルカード発行ステップとを
そなえて構成することもでき、このようにすれば、利用
者は、有料サーバに対して直接料金を支払わなくてもア
クセスでき、かつ、料金決済を自動に行なえる利点があ
る(請求項23)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用されるクライアントサーバシステ
ムの構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る端末クライアント
のハードウェアの構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る端末クライアント
を模式的に示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る端末クライアント
の機能ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る広告の画面表示を
説明するための図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る広告表示を示す図
である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る広告表示を示す図
である。
【図8】本発明の第1実施形態に係るコイン投入後の初
期画面表示の一例を示す図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係るアイコン配置の説
明図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る有料ページアイ
コンをクリックした直後の画面表示の一例を示す図であ
る。
【図11】本発明の第1実施形態に係る有料ページアイ
コンが表示された画面の一例を示す図である。
【図12】本発明の第1実施形態に係る残高減少の警告
表示の一例を示す図である。
【図13】本発明の第1実施形態に係る本人サーバの機
能ブロック図である。
【図14】本発明の第1実施形態に係る端末クライアン
トの処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第1実施形態に係る端末クライアン
トの宣伝用画面表示の処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】本発明の第1実施形態に係る端末クライアン
トのコイン又は紙幣カウント処理を示すフローチャート
である。
【図17】本発明の第1実施形態に係る端末クライアン
トの有料ページアイコンクリック時の処理を示すフロー
チャートである。
【図18】本発明の第1実施形態に係る印刷枚数の不足
をチェックする流れを示すフローチャートである。
【図19】本発明の第1実施形態の第1変形例に係るク
ライアントサーバシステムの構成図である。
【図20】本発明の第2実施形態に係るバーチャルプリ
ペードカードの発行方法を説明するための図である。
【図21】本発明の第2実施形態に係るバーチャルプリ
ペードカードの利用方法を説明するための図である。
【図22】本発明の第2実施形態に係る本人サーバにア
クセスしたときの画面表示の一例を示す図である。
【図23】本発明の第2実施形態に係る本人サーバにア
クセスしたときの画面表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
8 ネットワーク 9,9a,9b クライアントサーバシステム 10a〜10d,10e 端末クライアント 11a CPU 11b ハードディスク 11c ROM 11d バスライン 11e RAM 12 本人サーバ 12a 広告保持手段 12b 送信手段 12c 受信手段 12d 履歴保持手段 12f 記憶手段 12g 変換手段 13a 有料サーバ 13b 無料サーバ 14a ターミナルアダプター 14b〜14d インターフェース手段 16a ディスプレイ 16b コイン・紙幣投入ボックス 16c トラックボール 16d フロッピーディスクドライブ 16e キーボード 16f プリンタ 16g 荷物置き場 16h 記憶媒体ドライブ手段 17a〜17d プロキシーサーバ 111,112,112a〜112c パソコン 111a 送信手段 111b 受信手段 12e,111c 主制御手段 111d 動作制御手段 111e 表示手段 111f 入力手段 111g 印刷手段 111h 残高保持手段 111i 支払い額計算手段 111j 事象検出手段 111k 現金挿入手段 115 銀行サーバ 113a カード発行依頼検出手段 113b カード発行手段 116 クレジット会社サーバ 117,117a〜117c 所持者 120 アイコン群 130 枠 131 ダイアログ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/14 G07G 1/14 (54)【発明の名称】 端末クライアント,サーバ及びクライアントサーバシステム並びに端末クライアントにおける料 金支払い方法及びプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びにネットワ ーク上における料金支払い方法

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を提供しうる複数のサーバがネット
    ワークを介して接続されたクライアントサーバシステム
    において、投入金額に応じた時間だけ使用可能な、端末
    クライアントであって、 課金されうる事象が発生したことを検出する事象検出手
    段と、 該事象検出手段に接続され、該事象に応じた支払い額を
    計算する支払い額計算手段と、 該利用者が投入した現金の残高を保持する残高保持手段
    と、 該残高保持手段に接続され、該投入金額に応じた時間だ
    け該利用者による該端末クライアントの操作を許可する
    とともに主制御を行なう主制御手段と、 該ネットワークに接続され、該複数のサーバに対して情
    報を送信しうる送信手段と、 該ネットワークに接続され、該複数のサーバの一つであ
    って該端末クライアントの通信を制御しうる制御サーバ
    からのデータを受信しうる受信手段と、 該主制御手段と該支払い額計算手段と該残高保持手段と
    に接続され、該支払い額を該残高により決済し、該決済
    による該残高が足りる場合は該ネットワークとの通信を
    許可するとともに、該決済によって該残高が不足した場
    合は該ネットワークとの通信を制限する動作制御手段と
    をそなえて構成されたことを特徴とする、端末クライア
    ント。
  2. 【請求項2】 該事象検出手段が、 有料情報を提供しうる有料サーバへの接続要求の発生に
    より、該課金されうる事象が発生したことを認定するよ
    うに構成されたことを特徴とする、請求項1記載の端末
    クライアント。
  3. 【請求項3】 該事象検出手段が、 情報を印刷する印刷手段に対する印刷要求により、該課
    金されうる事象が発生したことを認定するように構成さ
    れたことを特徴とする、請求項1記載の端末クライアン
    ト。
  4. 【請求項4】 該主制御手段が、 印刷用紙の紙数不足を検出して警告するように構成され
    たことを特徴とする、請求項1記載の端末クライアン
    ト。
  5. 【請求項5】 該主制御手段が、 該決済によって該残高が不足した場合は、広告表示を命
    令するように構成されたことを特徴とする、請求項1〜
    4のいずれか一項記載の端末クライアント。
  6. 【請求項6】 該動作制御手段が、 該決済による該残高が足りる場合は、利用者によるシス
    テムファイルに関する入力操作を無効にするように構成
    されたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項
    記載の端末クライアント。
  7. 【請求項7】 該送信手段が、 該制御サーバに対し、該端末クライアントを識別する識
    別キーを送信するように構成されたことを特徴とする、
    請求項1記載の端末クライアント。
  8. 【請求項8】 情報を提供しうる複数のサーバ及び投入
    金額に応じた時間だけ使用可能な端末クライアントがネ
    ットワークを介して接続されたクライアントサーバシス
    テムにおける該サーバであって、 該ネットワークに接続され、該端末クライアントから送
    信された該識別キーを受信しうる受信手段と、 該ネットワークに接続され、有料情報を提供しうる有料
    サーバに対して該端末クライアントを識別する識別キー
    を送信する送信手段と、 該受信手段に接続され、該識別キーに基づいて該端末ク
    ライアントと該有料サーバとの接続履歴を保持する履歴
    保持手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、サ
    ーバ。
  9. 【請求項9】 広告に関する情報を保持しうる広告保持
    手段をさらにそなえ、 該送信手段が、該端末クライアントに対して該広告を送
    信するように構成されたことを特徴とする、請求項8記
    載のサーバ。
  10. 【請求項10】 情報を提供しうる複数のサーバがネッ
    トワークを介して接続されたクライアントサーバシステ
    ムであって、 該ネットワークに接続され投入金額に応じた時間だけ使
    用可能な端末クライアントと、 該複数のサーバの一つであって該端末クライアントの通
    信を制御しうる制御サーバとを有し、 該端末クライアントが、 課金されうる事象が発生したことを検出する事象検出手
    段と、 該事象検出手段に接続され、該事象に応じた支払い額を
    計算する支払い額計算手段と、 該利用者が投入した現金の残高を保持する残高保持手段
    と、 該残高保持手段に接続され、該投入金額に応じた時間だ
    け該利用者による該端末クライアントの操作を許可する
    とともに主制御を行なう主制御手段と、 該ネットワークに接続され、該複数のサーバに対して情
    報を送信しうる第1送信手段と、 該ネットワークに接続され、該制御サーバからの初期画
    面データを受信しうる第1受信手段と、 該主制御手段と該支払い額計算手段と該残高保持手段と
    に接続され、該支払い額を該残高により決済し、該決済
    による該残高が足りる場合は該ネットワークとの通信を
    許可するとともに、該決済によって該残高が不足した場
    合は該ネットワークとの通信を制限する動作制御手段と
    をそなえ、 該制御サーバが、 該ネットワークに接続され、該端末クライアントから送
    信された該識別キーを受信しうる第2受信手段と、 該ネットワークに接続され、有料情報を提供しうる有料
    サーバに対して該識別キーを送信する第2送信手段と、 該第2受信手段に接続され、該識別キーに基づいて該端
    末クライアントと該有料サーバとの接続履歴を保持する
    履歴保持手段とをそなえて構成されたことを特徴とす
    る、クライアントサーバシステム。
  11. 【請求項11】 情報を提供しうる複数のサーバがネッ
    トワークを介して接続されたクライアントサーバシステ
    ムにおける、投入金額に応じた時間だけ使用可能な、端
    末クライアントの料金支払い方法であって、 利用者が現金を該端末クライアントが有する現金挿入手
    段に投入し残高を保持する金額投入保持ステップと、 該金額投入保持ステップにて現金が投入されると、少な
    くとも使用時間に応じた支払い額を計算するとともに、
    課金されうる事象に応じた支払い額を計算する減額計算
    ステップと、 該減額計算ステップで得られた該支払い額を該残高によ
    り決済する決済ステップとをそなえて構成されたことを
    特徴とする、端末クライアントにおける料金支払い方
    法。
  12. 【請求項12】 情報を提供しうる複数のサーバがネッ
    トワークを介して接続されたクライアントサーバシステ
    ムにおいて、投入金額に応じた時間だけ使用可能な端末
    クライアントに使用されるコンピュータを、 課金されうる事象が発生したことを検出する事象検出手
    段と、 該事象検出手段に接続され、該事象に応じた支払い額を
    計算する支払い額計算手段と、 該利用者が投入した現金の残高を保持する残高保持手段
    と、 該残高保持手段に接続され、該投入金額に応じた時間だ
    け該利用者による該端末クライアントの操作を許可する
    とともに主制御を行なう主制御手段と、 該ネットワークに接続され、該複数のサーバに対して情
    報を送信しうる送信手段と、 該ネットワークに接続され、該複数のサーバの一つであ
    って該端末クライアントの通信を制御しうる制御サーバ
    からのデータを受信しうる受信手段と、 該主制御手段と該支払い額計算手段と該残高保持手段と
    に接続され、該支払い額を該残高により決済し、該決済
    による該残高が足りる場合は該ネットワークとの通信を
    許可するとともに、該決済によって該残高が不足した場
    合は該ネットワークとの通信を制限する動作制御手段と
    して機能させるための、プログラムが記録されたコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 情報を提供しうる複数のサーバ及び投
    入金額に応じた時間だけ使用可能な端末クライアントが
    ネットワークを介して接続されたクライアントサーバシ
    ステムにおいて、サーバに使用されるコンピュータを、 該ネットワークに接続され、該端末クライアントから送
    信された該識別キーを受信しうる受信手段と、 該ネットワークに接続され、有料情報を提供しうる有料
    サーバに対して該端末クライアントを識別する識別キー
    を送信する送信手段と、 該受信手段に接続され、該識別キーに基づいて該端末ク
    ライアントと該有料サーバとの接続履歴を保持する履歴
    保持手段として機能させるための、プログラムが記録さ
    れたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 該残高保持手段に接続され、入金しう
    る事象が発生したことを検出すると、該残高保持手段に
    保持された該残高を増加させる残高増加手段をさらにそ
    なえて構成されたことを特徴とする、請求項1記載の端
    末クライアント。
  15. 【請求項15】 情報を画面表示しうる表示手段をさら
    にそなえ、 該主制御手段が、該表示手段により表示されるサーバア
    ドレス情報の部分が押下されたことを検出すると該表示
    手段に該サーバアドレス情報が示すサーバ内の情報を表
    示させるように構成されたことを特徴とする、請求項5
    記載の端末クライアント。
  16. 【請求項16】 ディジタルデータを記憶する記憶媒体
    を読み出し/書き込みする記憶媒体ドライブ手段をさら
    にそなえて構成されたことを特徴とする、請求項1記載
    の端末クライアント。
  17. 【請求項17】 該主制御手段に接続され、少なくとも
    金額情報と識別子情報と暗証番号とからなるプリペード
    情報を有するバーチャルプリペードカードの発行依頼を
    検出しうるカード発行依頼検出手段と、 該カード発行依頼検出手段に接続され、該カード発行依
    頼検出手段が該発行依頼を検出したときに、該制御サー
    バにおいて該制御サーバに対して送信された該発行依頼
    に基づいて保持されたプリペード情報を受信して、該保
    持されたプリペード情報を有するバーチャルプリペード
    カードを発行するカード発行手段とをそなえて構成され
    たことを特徴とする、請求項1記載の端末クライアン
    ト。
  18. 【請求項18】 該受信手段に接続され、所望のデータ
    を保持しうる記憶手段をさらにそなえて構成されたこと
    を特徴とする、請求項8記載のサーバ。
  19. 【請求項19】 該受信手段に接続され、受信データ
    を、所望のファイル形式に変換し、その変換されたデー
    タを該記憶手段に入力する変換手段をさらにそなえ、 該送信手段が、該変換されたデータを他のサーバに対し
    て送信するように構成されたことを特徴とする、請求項
    18記載のサーバ。
  20. 【請求項20】 該記憶手段が、 該受信手段により受信された、少なくとも金額情報と識
    別子情報と暗証番号とからなるプリペード情報を有する
    バーチャルプリペードカードの発行依頼を、該金額情報
    と該識別子情報と該暗証番号とを相互に関連づけて保持
    するように構成され、 該送信手段が、該保持されたプリペード情報を、該バー
    チャルプリペードカードの発行を依頼した側に対して送
    信するように構成されたことを特徴とする、請求項18
    記載のサーバ。
  21. 【請求項21】 該記憶手段が、 利用者が申し込む第1の送金額情報を保持するように構
    成され、 該送信手段が、該第1の送金額情報に基づく第2の送金
    額情報を他のサーバに対して送信するように構成された
    ことを特徴とする、請求項18記載のサーバ。
  22. 【請求項22】 投入金額に応じた時間だけ使用可能な
    端末クライアントと該端末クライアントの通信を制御し
    うる制御サーバとがネットワークを介して接続されたク
    ライアントサーバシステムにおける、投入金額に応じた
    時間だけ使用可能な、ネットワーク上における料金支払
    い方法であって、 該制御サーバが、少なくとも金額情報と識別子情報と暗
    証番号とからなるプリペード情報を有するバーチャルプ
    リペードカードを発行するカード発行ステップと、 該制御サーバが、課金されうる事象が発生したことを検
    出する事象検出ステップと、 該制御サーバが、該カード発行ステップにて発行された
    該バーチャルプリペードカードの該金額情報から、該事
    象検出ステップにて検出された該課金されうる事象に応
    じた支払い額を決済する決済ステップとをそなえて構成
    されたことを特徴とする、ネットワーク上における料金
    支払い方法。
  23. 【請求項23】 該カード発行ステップが、 該制御サーバにおける該受信手段が、該プリペード情報
    を有するバーチャルプリペードカードの発行依頼を受信
    する発行依頼受信ステップと、 該制御サーバが、該発行依頼受信ステップにて受信され
    た該発行依頼に基づき、該金額情報と該識別子情報と該
    暗証番号とを相互に関連づけて保持する保持ステップ
    と、 該制御サーバが、該保持ステップにて保持されたプリペ
    ード情報を、該バーチャルプリペードカードの発行を依
    頼した側に対して送信する送信ステップと、 該バーチャルプリペードカード依頼を送信した側が、該
    送信ステップにて送信された該プリペード情報を有する
    バーチャルプリペードカードを発行するバーチャルカー
    ド発行ステップとをそなえて構成されたことを特徴とす
    る、請求項22記載のネットワーク上における料金支払
    い方法。
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