JP2002014552A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002014552A
JP2002014552A JP2000194992A JP2000194992A JP2002014552A JP 2002014552 A JP2002014552 A JP 2002014552A JP 2000194992 A JP2000194992 A JP 2000194992A JP 2000194992 A JP2000194992 A JP 2000194992A JP 2002014552 A JP2002014552 A JP 2002014552A
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JP2000194992A
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Akihiro Ozaki
彰洋 尾崎
Hideki Ishida
英樹 石田
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機、プリンタ又はファクシミリなどの画
像形成装置において、被転写用紙の側端部近傍における
転写不良を防止しつつ、転写ローラへのトナーの付着に
よる弊害を防止する。 【解決手段】 転写ローラ150の幅方向の両側端部近
傍に第1の抵抗値を有する第1領域151をそれぞれ形
成し、第1領域151に挟まれ第1の抵抗値よりも小さ
い第2の抵抗値を有する第2領域152の幅”c”を給
紙可能な被転写用紙Pの最大幅”b”よりも狭くする。
また、転写装置による転写可能幅(転写ローラ150全
体の幅)”d”を感光体ドラム上の帯電可能幅”a”よ
りも広くし、かつ感光体ドラム上の帯電可能幅”a”を
給紙可能な被転写用紙の最大幅”b”よりも広くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に感光体ドラム上に形成されたトナー像を被転写用紙に
転写する転写機構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真システムや静電記録システムを
用いた複写機、レーザプリンタ、ファクシミリなどの画
像形成装置では、感光体ドラムなどの像担持体上に形成
されたトナー像を被転写用紙に転写するために、感光体
ドラムに対向するように設けられた転写ローラにトナー
とは逆極性の電圧を印加し、感光体ドラムと転写ローラ
の間に搬送された被転写用紙上に感光体ドラム上のトナ
ー像を転写させるように構成されている。
【0003】一般的に、感光体ドラム及び転写ローラの
幅は、被転写用紙の幅よりも広いため、トナー像の転写
の際、被転写用紙よりも外側の部分では、感光体ドラム
と転写ローラとが直接接触する。一方、感光体ドラムの
表面には、トナー像が形成されている部分以外にもトナ
ーが付着している場合があり、特に被転写用紙よりも外
側の部分では、感光体ドラムに付着したトナーが転写ロ
ーラに付着し、転写ローラが汚れる。また、転写ローラ
に付着したトナーが被転写用紙に再付着することによ
り、被転写用紙が汚れるという問題がある。さらに、転
写ローラに付着したトナーの量が多くなると、感光体ド
ラムと転写ローラの接触が不十分になったり、感光体ド
ラムの表面が傷つくという問題がある。
【0004】このような問題を解決するため、例えば特
開平1−277269号公報には、感光体ドラム上にト
ナー像の形成が可能な範囲である有効帯電幅よりも転写
ローラの幅を狭くすることが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転写ロ
ーラの幅を狭くすると、被転写用紙の幅がそれよりも広
い場合、被転写用紙のうち転写ローラの幅よりも外側の
部分が垂れ、感光体ドラムの表面から離れることにな
り、感光体ドラム上のトナー像が良好に転写されず、被
転写用紙の搬送方向に平行な両側端部が転写不良となる
という問題点を有していた。
【0006】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、被転写用紙の側端部近傍に
おける転写不良を防止しつつ、転写ローラへのトナーの
付着による弊害を防止することが可能な画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の画像形成装置は、像担持体上に形成
されたトナー像を被転写用紙上に転写する転写装置を具
備する画像形成装置であって、前記被転写用紙の搬送方
向に直交する方向において、前記像担持体上に形成され
る帯電可能幅よりも前記転写装置による転写可能幅の方
が広いことを特徴とする。
【0008】上記構成において、前記帯電可能幅は、給
紙可能な被転写用紙の最大幅よりも広いことが好まし
い。
【0009】また、前記転写装置は、前記被転写用紙の
搬送方向に直交する方向において、その両端部からそれ
ぞれ所定幅を成すように第1抵抗値を有する材料で形成
された第1領域と、前記第1領域の間に挟まれ、前記第
1抵抗値よりも小さい第2抵抗値を有する材料で形成さ
れた第2領域を含み、前記第2領域の幅が前記給紙可能
な被転写用紙の最大幅よりも狭いことが好ましい。
【0010】さらに、前記転写装置は、前記被転写用紙
の搬送方向に直交する方向の回転軸を有する転写ローラ
を含み、前記第1領域及び前記第2領域がそれぞれ前記
転写ローラの表面に形成されていることが好ましい。
【0011】さらに、前記転写装置は、前記像担持体と
前記転写ローラの間に設けられ、被転写用紙を搬送する
ための転写ベルトをさらに含み、前記転写ローラは前記
転写ベルトの被転写用紙搬送面の裏側から前記転写ベル
トに当接することが好ましい。
【0012】さらに、前記第1抵抗値は前記第2抵抗値
よりも104〜1012Ωだけ大きいことが好ましい。
【0013】一方、本発明の第2の画像形成装置は、像
担持体上に形成されたトナー像を被転写用紙上に転写す
る転写装置を具備する画像形成装置であって、前記転写
装置は、前記被転写用紙の搬送方向に直交する方向の回
転軸を有する転写ローラ及び前記転写ローラに対して平
行に回転自在に設けられたガイドローラを含み、前記被
転写用紙の搬送方向に直交する方向における前記転写ロ
ーラの幅は前記像担持体上に形成される帯電可能幅より
も狭く、前記ガイドローラの幅は前記帯電可能幅よりも
広いことを特徴とする。
【0014】上記構成において、前記帯電可能幅は、給
紙可能な被転写用紙の最大幅よりも広いことが好まし
い。
【0015】また、前記転写装置は、前記像担持体と前
記転写ローラの間に設けられ、被転写用紙を搬送するた
めの転写ベルトをさらに含み、前記転写ローラ及び前記
ガイドローラはそれぞれ前記転写ベルトの被転写用紙搬
送面の裏側から前記転写ベルトに当接することが好まし
い。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置の一実施形
態について説明する。図1は、本発明の画像形成装置の
一実施形態であるカラープリンタの構成を示す図であ
る。図1に示すように、このカラープリンタでは、例え
ばY(黄)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びB
(黒)の4色に対応して、4つの画像形成ユニット10
Y、10M、10C、10Bが並列に配列されている。
各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10B
は、それぞれ実質的に同じものであり、トナーの色のみ
が異なる。従って、画像形成ユニット10Yについての
みその詳細を説明する。
【0017】画像形成ユニット10Yは、紙面に垂直な
軸を中心として回転する感光体ドラム(像担持体)11
と、感光体ドラム11の表面の所定範囲をほぼ均一に帯
電させるための帯電器12と、感光体ドラム11の表面
を選択的に露光することにより潜像を形成するための露
光装置13と、感光体ドラム11上に形成された潜像に
対してトナーを付着させることにより現像し、トナー像
を形成するための現像装置14と、感光体ドラム11上
のトナー像を被転写用紙上に転写するための転写装置1
5と、感光体ドラム11上に残ったトナーを除去するた
めのクリーニング装置16などで構成されている。
【0018】各画像形成ユニット10Y、10M、10
C、10Bの下方には、被転写用紙Pを図中右側から左
側に順に搬送するための無端の転写ベルト20及びその
駆動機構21が設けられている。各画像形成ユニット1
0Y、10M、10C、10Bの転写装置15は、それ
ぞれ転写ベルト20の内側に設けられている。被転写用
紙Pの表面には、各画像形成ユニット10Y、10M、
10C、10Bにより各色のトナー像が順に転写され
る。被転写用紙P上に転写されたトナー像は、転写ベル
ト20よりも被転写用紙Pの搬送方向における下流側に
設けられた定着装置30により定着され、その後被転写
用紙Pは装置の外部へ排出される。
【0019】転写装置15は、感光体ドラムの回転軸に
対して平行な軸を中心とする回転可能な転写ローラ15
0と転写ローラ150の表面に所定の電圧を与える電源
(図示せず)などで構成されている。転写ローラ150
は、例えば金属製の円柱状の芯体(図示せず)とその表
面に貼付又は嵌装された導電性ゴムなどの弾性材料で形
成された表皮部分を含む。さらに、図2に示すように、
転写ローラ150の表皮部分は、被転写用紙Pの搬送方
向に直交する方向における両端部からそれぞれ所定幅を
成すように第1抵抗値を有する材料で形成された第1領
域(ハッチングで示す部分)151と、第1領域151
の間に挟まれ、第1抵抗値よりも小さい第2抵抗値を有
する材料で形成された第2領域152とで構成されてい
る。
【0020】第2抵抗値を例えば106〜107Ωとする
と、第1抵抗値は第2抵抗値よりも104〜1012Ωだ
け大きくなるように設定されている。第1領域151は
第2領域152に対して連続するように形成されている
ため、第2領域152の表面の電位が所定の電圧となる
ように電流を印加すると、第1領域151にも電流が流
れ、第1領域151の表面の電位も一定の電圧になる。
しかしながら、第1領域151の材料の第1抵抗値を第
2領域152の材料の第2抵抗値よりも非常に大きくす
ることにより、第1領域151の表面の電位を第2領域
152の表面の電位に対して非常に低くすることができ
る。その結果、感光体ドラム11の表面のうち第1領域
151に対向する部分に不要なトナーが付着していたと
しても、それらのトナーは転写ローラ150の第1領域
151に付着することはほとんどなくなる。
【0021】また、図2に示すように、被転写用紙Pの
搬送方向に直交する方向(図1における紙面に垂直な方
向)において、感光体ドラム11上の帯電装置12によ
る帯電可能幅を”a”、転写装置15による転写可能幅
(又は転写ローラ全体の幅)を”d”、搬送可能な被転
写用紙Pの最大幅を”b”、転写ローラ150のうち第
2領域152の幅を”c”とする。
【0022】図2から明らかなように、転写装置15に
よる転写可能幅”d”は、感光体ドラム11上の帯電可
能幅”a”よりも広い。また、感光体ドラム11上の帯
電可能幅”a”は、給紙可能な被転写用紙Pの最大幅”
b”よりも広い。さらに、転写ローラ150のうち第2
領域152の幅”c”は、給紙可能な被転写用紙Pの最
大幅”b”よりも狭い。この関係を不等式を用いて表す
と、d>a>b>cとなる。なお、転写ベルト20の幅
は、特に限定されないが、転写ローラ150の幅よりも
広くすることが好ましい。
【0023】この関係から、以下のことがいえる。第1
に、感光体ドラム11の表面上にトナー像を形成するこ
とが可能な最大の範囲である帯電可能幅”a”が被転写
用紙Pの最大幅”b”よりも広いので、トナー像は被転
写用紙P上の隅々にまで転写可能であり、被転写用紙の
周辺部などにトナー像が転写されずに用紙の地色のまま
残る「白抜け」現象は起こらない。
【0024】第2に、転写ローラ150の全体の幅”
d”の方が被転写用紙Pの最大幅”b”よりも広いの
で、被転写用紙Pの全幅にわたって転写ローラ150に
より平坦に保持され、従来例の問題点として指摘したよ
うな「転写用紙の両側端部の垂れ」は生じないので、そ
のことによる転写不良は生じない。
【0025】第3に、転写ローラ150のうち、実際に
被転写用紙Pに対して所定の電位を与えるための第2領
域152の幅”c”が感光体ドラム11上の帯電可能
幅”a”よりも狭いので、感光体ドラム11の側端部に
付着した余分なトナーが転写ローラ150の第1領域1
51に再付着する可能性が低くなり、転写ローラ150
が汚れる可能性が低くなる。また、転写ローラ150に
付着したトナーが被転写用紙Pに再付着することによ
り、被転写用紙Pが汚れる可能性も低くなる。さらに、
転写ローラ150に付着したトナーの量による、感光体
ドラム11と転写ローラ150の接触不良や、感光体ド
ラム11の表面の傷もほとんどなくなる。
【0026】次に、転写装置15の別の構成例を図3に
示す。この構成例では、転写ローラ153の前後に、転
写ローラ153と平行な軸を回転軸とするガイドローラ
154を設けたものである。図3に示すように、被転写
用紙Pの搬送方向に直交する方向において、感光体ドラ
ム11上の帯電装置12による帯電可能幅を”a”、ガ
イドローラ154によるガイド幅(転写装置15による
転写可能幅)を”d”、搬送可能な被転写用紙Pの最大
幅を”b”、転写ローラ153の幅を”c”とする。
【0027】図3から明らかなように、転写装置15に
よる転写可能幅”d”は、感光体ドラム11上の帯電可
能幅”a”よりも広い。また、感光体ドラム11上の帯
電可能幅”a”は、給紙可能な被転写用紙Pの最大幅”
b”よりも広い。さらに、転写ローラ153の幅”c”
は、給紙可能な被転写用紙Pの最大幅”b”よりも狭
い。この関係を不等式を用いて表すと、図2に示す構成
例と同様に、d>a>b>cとなる。なお、転写ベルト
20の幅も同様に特に限定されないが、ガイドローラ1
54の幅よりも広くすることが好ましい。
【0028】この構成によれば、ガイドローラ154に
より被転写用紙Pの両側端部が平坦に保持され、感光体
ドラム11に形成されたトナー像の全体を被転写用紙上
Pに転写することができる。また、ガイドローラ154
が必要になるものの、転写ローラ153として従来例の
ものと同様のものを使用することができ、転写ローラ1
53の構造が簡単になり、製造コストを低減することが
可能となる。また、帯電可能幅”a”を給紙可能な被転
写用紙Pの最大幅”b”よりも広くすることにより、被
転写用紙Pの搬送方向に平行な両側端部もガイドローラ
154によりガイドされ、感光体ドラム11の表面に平
行となるように保持されるので、被転写用紙Pの両側端
部が垂れることもない。なお、ガイドローラの構成及び
表皮部分の材質は特に限定されないが、図2に示す構成
例における第1領域151と同様に、転写ローラ153
の表皮部分の材料の(第2)抵抗値よりも高い(第1)
抵抗値を有する材料を用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の画
像形成装置によれば、像担持体上に形成されたトナー像
を被転写用紙上に転写する転写装置を具備する画像形成
装置であって、前記被転写用紙の搬送方向に直交する方
向において、前記像担持体上に形成される帯電可能幅よ
りも前記転写装置による転写可能幅の方が広いので、像
担持体上に形成されたトナー像の全体を被転写用紙上に
転写することができ、被転写用紙の搬送方向に平行な両
側端部における転写不良は生じない。
【0030】特に、前記帯電可能幅を給紙可能な被転写
用紙の最大幅よりも広くすることにより、被転写用紙の
搬送方向に平行な両側端部も転写装置によりガイドさ
れ、像担持体の表面に平行となるように保持されるの
で、被転写用紙の両側端部が垂れることもない。
【0031】さらに、前記転写装置を、前記被転写用紙
の搬送方向に直交する方向において、その両端部からそ
れぞれ所定幅を成すように第1抵抗値を有する材料で形
成された第1領域と、前記第1領域の間に挟まれ、前記
第1抵抗値よりも小さい第2抵抗値を有する材料で形成
された第2領域を含み、前記第2領域の幅が前記給紙可
能な被転写用紙の最大幅よりも狭くなるように構成する
ことにより、実質的にトナー像の転写に寄与する第2領
域の幅を従来例と同様に像担持体の帯電可能幅よりも狭
くしつつ、被転写用紙の幅方向の全体を保持することが
できる。また、第2領域に所定の電圧を印加しても、第
1領域では電圧降下するため、第1領域での不要なトナ
ーの付着を少なくすることが可能となる。
【0032】さらに、前記転写装置を、前記被転写用紙
の搬送方向に直交する方向の回転軸を有する転写ローラ
を含み、前記第1領域及び前記第2領域がそれぞれ前記
転写ローラの表面に形成されているように構成すること
により、例えば導電性を有する芯体の外側に材質の異な
る樹脂の外皮を貼付するなどの比較的簡単な構成を採る
ことができ、転写ローラの製造を容易にすることができ
る。
【0033】さらに、前記転写装置を、前記像担持体と
前記転写ローラの間に設けられ、被転写用紙を搬送する
ための転写ベルトをさらに含み、前記転写ローラは前記
転写ベルトの被転写用紙搬送面の裏側から前記転写ベル
トに当接するように構成することにより、被転写用紙を
転写ベルト上に載せて搬送することができ、被転写用紙
のジャムなどの可能性を低くすることが可能となる。
【0034】さらに、前記第1抵抗値を前記第2抵抗値
よりも104〜1012Ωだけ大きくすることにより、第
1領域の電流を第2領域の電流に対して非常に小さくす
ることができ、第1領域に不要なトナーが付着すること
はほとんどなくなる。
【0035】一方、本発明の第2の画像形成装置によれ
ば、像担持体上に形成されたトナー像を被転写用紙上に
転写する転写装置を具備する画像形成装置であって、前
記転写装置は、前記被転写用紙の搬送方向に直交する方
向の回転軸を有する転写ローラ及び前記転写ローラに対
して平行に回転自在に設けられたガイドローラを含み、
前記被転写用紙の搬送方向に直交する方向における前記
転写ローラの幅は前記像担持体上に形成される帯電可能
幅よりも狭く、前記ガイドローラの幅は前記帯電可能幅
よりも広いので、ガイドローラにより被転写用紙の両側
端部が平坦に保持され、像担持体上に形成されたトナー
像の全体を被転写用紙上に転写することができる。ま
た、転写ローラとして従来例のものと同様のものを使用
することができ、転写ローラの製造コストを低減するこ
とが可能となる。
【0036】また、前記帯電可能幅を給紙可能な被転写
用紙の最大幅よりも広くすることにより、被転写用紙の
搬送方向に平行な両側端部もガイドローラによりガイド
され、像担持体の表面に平行となるように保持されるの
で、被転写用紙の両側端部が垂れることもない。
【0037】さらに、前記転写装置を、前記像担持体と
前記転写ローラの間に設けられ、被転写用紙を搬送する
ための転写ベルトをさらに含み、前記転写ローラ及び前
記ガイドローラはそれぞれ前記転写ベルトの被転写用紙
搬送面の裏側から前記転写ベルトに当接するように構成
することにより、被転写用紙を転写ベルト上に載せて搬
送することができ、被転写用紙のジャムなどの可能性を
低くすることが可能となる。特に、転写ローラとガイド
ローラが近接して設けられている場合には、その効果が
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の一実施形態であるカ
ラープリンタの構成を示す図である。
【図2】 上記実施形態における転写装置の一構成例を
示す図である。
【図3】 上記実施形態における転写装置の他の構成例
を示す図である。
【符号の説明】
10Y、10M、10C、10B:画像形成ユニット 11:感光体ドラム(像担持体) 12:帯電装置 13:露光装置 14:現像装置 15:転写装置 16:クリーニング装置 20:転写ベルト 21:(転写ベルトの)駆動機構 30:定着装置 150:転写ローラ 151:第1領域 152:第2領域 153:転写ローラ 154:ガイドローラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー像を被転
    写用紙上に転写する転写装置を具備する画像形成装置で
    あって、前記被転写用紙の搬送方向に直交する方向にお
    いて、前記像担持体上に形成される帯電可能幅よりも前
    記転写装置による転写可能幅の方が広いことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電可能幅は、給紙可能な被転写用
    紙の最大幅よりも広いことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写装置は、前記被転写用紙の搬送
    方向に直交する方向において、その両端部からそれぞれ
    所定幅を成すように第1抵抗値を有する材料で形成され
    た第1領域と、前記第1領域の間に挟まれ、前記第1抵
    抗値よりも小さい第2抵抗値を有する材料で形成された
    第2領域を含み、前記第2領域の幅が前記給紙可能な被
    転写用紙の最大幅よりも狭いことを特徴とする請求項2
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写装置は、前記被転写用紙の搬送
    方向に直交する方向の回転軸を有する転写ローラを含
    み、前記第1領域及び前記第2領域がそれぞれ前記転写
    ローラの表面に形成されていることを特徴とする請求項
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写装置は、前記像担持体と前記転
    写ローラの間に設けられ、被転写用紙を搬送するための
    転写ベルトをさらに含み、前記転写ローラは前記転写ベ
    ルトの被転写用紙搬送面の裏側から前記転写ベルトに当
    接することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1抵抗値は前記第2抵抗値よりも
    104〜1012Ωだけ大きいことを特徴とする請求項3
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体上に形成されたトナー像を被転
    写用紙上に転写する転写装置を具備する画像形成装置で
    あって、前記転写装置は、前記被転写用紙の搬送方向に
    直交する方向の回転軸を有する転写ローラ及び前記転写
    ローラに対して平行に回転自在に設けられたガイドロー
    ラを含み、前記被転写用紙の搬送方向に直交する方向に
    おける前記転写ローラの幅は前記像担持体上に形成され
    る帯電可能幅よりも狭く、前記ガイドローラの幅は前記
    帯電可能幅よりも広いことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記帯電可能幅は、給紙可能な被転写用
    紙の最大幅よりも広いことを特徴とする請求項7記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記転写装置は、前記像担持体と前記転
    写ローラの間に設けられ、被転写用紙を搬送するための
    転写ベルトをさらに含み、前記転写ローラ及び前記ガイ
    ドローラはそれぞれ前記転写ベルトの被転写用紙搬送面
    の裏側から前記転写ベルトに当接することを特徴とする
    請求項7又は8記載の画像形成装置。
JP2000194992A 2000-06-28 2000-06-28 画像形成装置 Pending JP2002014552A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100410819C (zh) * 2003-09-29 2008-08-13 富士施乐株式会社 显影辊和成像装置
US7447454B2 (en) 2003-10-02 2008-11-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and process cartridge
US8430472B2 (en) 2009-03-31 2013-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing method
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JP2015210376A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 株式会社東芝 画像形成装置

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