JP2002013987A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JP2002013987A
JP2002013987A JP2000198786A JP2000198786A JP2002013987A JP 2002013987 A JP2002013987 A JP 2002013987A JP 2000198786 A JP2000198786 A JP 2000198786A JP 2000198786 A JP2000198786 A JP 2000198786A JP 2002013987 A JP2002013987 A JP 2002013987A
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雅樹 岩谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象物であるガス等の温度を検出するの
に用いられる温度センサにおいて、より正確に測定対象
物の温度を測定できるようにする 【解決手段】 温度センサ2は、サーミスタ110等を
保持する樹脂製の素子保持部6と、素子保持部6の先端
側を覆う被覆ケース8と、素子保持部6を保持する主体
金具10とからなる。主体金具10は筒状に形成され、
側壁には周方向に沿って孔部12が穿設され、外壁には
ねじ部14が形成されている。素子保持部6は、先端側
にサーミスタ110が配置され、外壁には、外側方向に
突出した六角形状を呈する鍔部16が形成されている。
そして、温度センサ2では、吸気管に固定された際に
は、吸気管の外表面からは、樹脂からなる素子保持部6
が露出した状態となる。このため、温度センサ2では、
温度センサ2を介して吸気管の内外に熱が伝導しにくく
なり、吸入ガスの温度を正確に測定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
内燃機関の吸気管等に取り付けられて、管中を流通する
ガス等の対象物の温度を測定するのに用いられる温度セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、自動車のエンジン等
の内燃機関の吸気管を流通する吸入ガス(例えば、空
気)等の温度(吸気温)を温度センサにて測定し、その
測定値に応じて燃焼効率を最適な状態に制御することが
知られている。
【0003】しかし、内燃機関の小型,軽量化が進むに
つれて、吸気管が内燃機関自体により接近した状態で配
されることが多くなってきている。そして、このように
配された吸気管では、内燃機関自体が有する熱を受けて
加熱されることがある。この結果、吸気管の温度と吸気
管を流通する吸入ガスの温度との間に差が生じる。
【0004】そこで、このような吸気管に取り付ける温
度センサとしては、吸入ガスの温度を正確に測定するた
めに、吸気管自体が有する熱からの影響をできるだけ受
けないように構成する必要がある。そして、このように
構成した温度センサとしては、例えば図4(a),
(b)に示すような2種類のもの(温度センサ100,
200)が知られている。
【0005】即ち、図4(a)の温度センサ100は、
正面図である図4(a)中左図及び縦断面図である右図
に示すように、単一の温度検出素子であるサーミスタ1
10と、サーミスタ110を先端(図中下方)に配置し
た状態で保持する樹脂製の素子保持部120と、素子保
持部120のサーミスタ110側を覆った状態で素子保
持部120を保持する有底筒状の主体金具130とを備
えている。
【0006】この内、サーミスタ110には、検出結果
を外部から取り出すための二本の信号線112,114
が接続されており、更にこれら信号線112,114の
サーミスタ110とは反対側の端部は、L字状の金属端
子116,118に接続されている。
【0007】また、素子保持部120は、サーミスタ1
10が配置された先端側の径よりも後端側の径が大きく
形成され、更に、後端側は内側に窪んだ凹部120aが
形成されている。そして、信号線112,114の一部
及びサーミスタ110を被覆部130の筒内に収納し、
更に、平面図である図4(a)中下図に示すように、金
属端子116,118の信号線112,114に接続さ
れた側とは反対側(図中上方)を凹部120a内に突出
させた状態で、これらサーミスタ110、信号線11
2,114、金属端子116,118が素子保持部12
0に固定されている。また、主体金具130は、後端側
の外壁に六角形状の鍔部132を有し、鍔部132より
も先端寄りの部分(即ち、中央部分)の外壁には、ねじ
山を有するねじ部134が形成されている。
【0008】このように形成された温度センサ100
は、例えば取付対象物である吸気管(図示略)に設けら
れた取付孔から、サーミスタ110が配置された主体金
具130の先端側を管内に突出させ、更に主体金具13
0の鍔部132を所定の工具により締め付けることによ
り、鍔部132が吸気管の外壁に当接(または、パッキ
ン等を介して間接的に接触)した状態で吸気管に固定さ
れる。
【0009】そして、温度センサ100では、サーミス
タ110と主体金具130との間には、樹脂製の素子保
持部120が配置された状態であるため、主体金具13
0が加熱されても、サーミスタ110自体にはその熱が
比較的伝達されにくくすることができた。
【0010】ところが、主体金具130は、いわばサー
ミスタ110を覆うように形成されているため、内燃機
関からの熱を受けて加熱された吸気管から、鍔部132
を介して主体金具130がその熱を受けた場合には、サ
ーミスタ110が配置された先端側にまで熱が伝達する
ことがあり、サーミスタ110がその熱を間接的に受け
て、吸入ガスの温度を正確に測定できなくなるおそれが
あった。
【0011】一方、図4(b)に示す温度センサ200
では、温度測定用の各種構成部材(サーミスタ、信号
線、金属端子)が温度センサ100が備えるものと同様
に構成されているものの、素子保持部及び主体金具等の
形状を異ならせ、サーミスタ110を覆う部分と、主体
金具とが直接接しないようにそれぞれ別体のものとして
構成されている。
【0012】即ち、温度センサ200は、正面図である
図4(b)中左図及び縦断面図である右図に示すよう
に、サーミスタ110を先端(図中下方)から突出させ
た状態で保持する樹脂製の素子保持部210と、素子保
持部210のサーミスタ110側を覆う有底筒状の被覆
ケース220と、素子保持部210のサーミスタ110
側を突出させた状態で素子保持部210を保持する筒状
の主体金具230とを備えている。
【0013】素子保持部210は、後端側(図中上方)
が温度センサ100の素子保持部120と同様に形成さ
れている。そして、素子保持部210の先端側は、温度
センサ100の素子保持部120よりも径が小さく形成
された状態で、信号線112,114の一部及びサーミ
スタ110を覆っている。また、主体金具230は、後
端側の外壁に六角形状の鍔部232を有し、鍔部232
よりも先端寄りの部分の外壁には、ねじ山を有するねじ
部234が形成されている。
【0014】そして、上記した被覆ケース220は、こ
の状態の素子保持部210の先端側をその筒内に収納し
た上で、当該被覆ケース220の後端側が素子保持部2
10の内部に配置された状態で、素子保持部210に固
定されている。このように構成された温度センサ200
では、被覆ケース220と主体金具230との間には素
子保持部210による樹脂部分が配置されているため、
主体金具230が加熱されても、上記した温度センサ1
00に比べてサーミスタ110自体にはその熱が伝達さ
れにくくすることができ、より正確に吸入ガスの温度を
測定することができた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た温度センサ100,200では、各主体金具130,
230の鍔部132,232が吸気管から露出した状態
であるため、これら鍔部132,232は加熱された吸
気管の熱を受けるだけでなく、内燃機関からの熱(放射
熱)を受ける場合がある。
【0016】このため、温度センサ100では、主体金
具130が一層加熱され易くなるため、サーミスタ11
0が一層主体金具130からの熱を受けやすくなるおそ
れがあった。また、温度センサ200では、サーミスタ
110は主体金具230から距離を置いて配置された状
態であるにもかかわらず、一層加熱された主体金具23
0から多少なりとも熱を受けるおそれがあった。
【0017】このように、従来の温度センサ100,2
00では、吸気管やその外部からの熱を受けやすい構造
であったたため、吸入ガスの温度を正確に測定すること
ができなくなるおそれがあった。本発明は、こうした問
題に鑑みなされたものであり、測定対象物であるガス等
の温度を検出するのに用いられる温度センサにおいて、
正確に測定対象物の温度を測定できるようにすることを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段,発明の効果】かかる目的
を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、温
度検出素子と、前記温度検出素子を保持する樹脂製の素
子保持部と、前記素子保持部に固定され、当該温度セン
サを取付対象物にねじ止めして固定するためのねじ山が
形成された金属製のねじ部とを有する温度センサであっ
て、前記素子保持部は主軸に対して略軸対称であり、前
記素子保持部は、直接または間接的に前記取付対象物に
当接させるための前記主軸に直交する方向に拡径した鍔
部を有し、前記素子保持部の前記主軸方向で、前記取付
対象物側である一端側には、前記温度検出素子が保持さ
れると共に、前記ねじ部が固定されていることを特徴と
する。
【0019】本発明(請求項1)の温度センサは、取付
対象物に穿設された取付孔を介して、温度検出素子側を
取付対象物の内側に突出させると共に、例えば素子保持
部の鍔部を所定の締め付け工具を用いて締め付けること
により、ねじ部のねじ山が取付孔の内壁に圧着する等し
て、最終的には取付対象物に固定される。
【0020】そして、本発明の温度センサでは、取付対
象物に固定した後には、ねじ部及び温度検出素子は取付
対象物の内側に配置されており、取付対象物の外部には
ねじ部が露出せず、樹脂製の素子保持部等が露出するだ
けである。つまり、本発明の温度センサでは、ねじ部の
金属部分が取付対象物の外部の外気等に触れることがな
いため、このねじ部を介して熱が外部に放散するのを極
力阻止することができる。この結果、温度検出素子側と
取付対象物の外側との間の熱の伝達が生じにくくなり、
温度検出素子側の温度は、常に、例えば測定対象である
ガスの温度を維持できるようになる。
【0021】従って、本発明の温度センサは、例えば測
定対象であるガスの温度の変化に対する応答性が高く、
しかも、正確に測定対象の温度を測定することができ
る。そして、請求項2に記載のように、素子保持部の鍔
部が多角形状を呈するように形成しておけば、締め付け
工具としてボックスレンチ等を用い、この鍔部を介して
簡単に温度センサを取付対象物に固定することができ
る。
【0022】また、従来の温度センサでは、ねじ部(主
体金具)の外周に多角形状を呈する鍔部を形成していた
ため、その鍔部の体積分だけ、ねじ部全体としての熱容
量が比較的大きくなっていたが、本発明(請求項2)で
は、この鍔部を素子保持部に形成したため、ねじ部全体
としての熱容量は従来の温度センサに比べて小さくな
る。
【0023】この結果、ねじ部(ひいては、温度センサ
自体)の温度と、例えば測定対象であるガスの温度との
間に差が生じている場合には、ねじ部の温度が従来の温
度センサのねじ部(主体金具)に比べて、速やかにガス
の温度に到達するようになり、温度検出素子側の温度も
ガスの温度に速やかに到達するようになる。
【0024】従って、本発明の温度センサは、例えば測
定対象であるガスの温度の変化に対する応答性が高く、
しかも、正確に測定対象の温度を測定することができ
る。そして、このような温度センサでは、請求項3に記
載のように、温度検出素子の周囲を、主軸方向一端側が
閉塞し、他端側が開口した有底筒状に形成された被覆ケ
ースで覆い、しかも、この被覆ケースを、素子保持部に
固定するようにしてもよい。
【0025】ここで、被覆ケースは、温度検出素子を保
護することを主たる目的として設けられるものである。
そして、本発明(請求項3)では、被覆ケースは、ねじ
部に直接接触させることなく、樹脂製の素子保持部を介
してこのねじ部に固定して設けるものである。このた
め、ガスの熱を被覆ケースが受けたとしても、ねじ部と
被覆ケースとの間には、素子保持部が存在しているた
め、その熱はねじ部には伝達されにくく、従来の温度セ
ンサに比べて、一層温度検出素子とガスとの間の熱の授
受自体も生じにくくなる。
【0026】一方、請求項4に記載のように、ねじ部に
対して、主軸方向一端側に、温度検出素子を覆う被覆部
を備えるようにしてもよい。即ち、被覆部は、上記した
請求項3中に示す被覆ケースと同様に、温度検出素子を
保護するためのものであり、しかも、本発明(請求項
4)では、この被覆ケースと同様のものをねじ部に一体
的に設けるものである。
【0027】このような被覆部を実際に形成するには、
例えば、ねじ部を、一端が閉塞し、他端が開口した有底
筒状に形成するようにしてもよい。このようにすれば、
筒閉塞端側を前記被覆部として用いることが可能とな
り、しかも、取付対象物の外部には金属製のねじ部が露
出しないことにより、従来の温度センサに比べて被覆部
と取付対象物の外側との間の熱の授受自体が生じにくく
することができる。
【0028】ところで、ねじ部を素子保持部に固定する
には、請求項5または請求項6に記載のようにしてもよ
い。即ち、請求項5に記載の発明では、ねじ部を筒状の
金属から形成し、このねじ部の主軸方向他端側の一部
に、素子保持部に埋設されることにより埋設部を形成
し、しかも、この埋設部に、一つ以上の孔部または凹部
を穿設して、素子保持部を形成する樹脂を孔部または凹
部に充填するようにしたものである。
【0029】一方、請求項6に記載の発明では、ねじ部
を筒状の金属から形成し、このねじ部の外壁または内壁
の少なくとも一方に、凸部を設け、素子保持部を形成す
る樹脂を、この凸部を包み込むように覆うようにしたも
のである。このようにすることにより、ねじ部及び素子
保持部が互いにしっかりと動かないように固定されるよ
うになる。このため、素子保持部の鍔部を、上記のよう
な工具を用いて締め付ける場合であっても、素子保持部
がねじ部に対して回転移動してしまうことがない。従っ
て、確実に温度センサを取付対象物に取り付けることが
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明を具体化した各実施
例を図面と共に説明する。尚、各実施例では、自動車の
内燃機関の吸気管に取り付けて、吸気管中を流通する吸
入ガスの温度を測定するための温度センサとして具体化
した。また、図3中に示した従来の温度センサ100,
200と同様の構成部材については同じ符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0031】まず、第1実施例について説明する。図1
は、温度センサ2の概略構成を表し、(a)は縦断面
図、(b)は、温度センサ2が備える主体金具の正面図
である。尚、温度センサ2の正面図については、図4
(b)中に示したものとほぼ同様であるため省略する。
【0032】温度センサ2は、温度測定用の各種構成部
材(サーミスタ110、信号線112,114、金属端
子116,118)と、これら構成部材を保持する固定
部4とからなる。また、固定部4は、素子保持部6と、
後述するように素子保持部6の一部(先端側)を覆う有
底筒状の被覆ケース8と、素子保持部6を保持する主体
金具10とを備えている。そして、固定部4は、素子保
持部6と主体金具10とで略柱状(略円柱状)を成す外
形を呈する。
【0033】この内、主体金具10は筒状に形成され、
図1(b)に示すように、後端側(図中上方)の側壁に
は、周方向に沿って等間隔に複数(本実施例では4個)
の孔部12が穿設されている。この孔部12は、後述す
るように素子保持部6を形成する際に、形成材料である
溶融状態の樹脂を孔部12内に回り込ませて固化させる
ことにより、主体金具10と素子保持部6とを動かない
ように固定するために用いる。また、主体金具10は、
中央寄りの部分から先端側(図中下方)にかけての外壁
にねじ山14aを有するねじ部14が形成されている。
尚、主体金具10及び主体金具10を構成するねじ部1
4は、請求項記載の「ねじ部」に相当する。
【0034】一方、素子保持部6は、先端側(図中下
方)にサーミスタ110が配置される第1保持部6a
と、第1保持部6aよりも大径に形成され、主体金具1
0に挿入される第2保持部6bと、第2保持部6bより
も大径に形成され、第2保持部6bが主体金具10に挿
入された際には、この主体金具10の後端部から突出し
た状態となるように配置される第3保持部6cとからな
る。そして、第3保持部6cの後端部は内側に窪んだ凹
部6dを有し、この凹部6d内には、所定間隔を空けて
金属端子116,118が突出している。尚、これら金
属端子116,118は、素子保持部6内に配設された
二本の信号線112,114それぞれを介して、サーミ
スタ110に接続されている。そして、第3保持部6c
の外壁には、外側方向に突出した六角形状を呈する鍔部
16が形成されている。
【0035】被覆ケース8は、例えば、金属または樹脂
から形成され、先端側(図中下方)が丸みを帯び、後端
側の外壁には周方向に沿って複数本(図中では3本)の
突条8aが形成されている。そして、この被覆ケース8
には、その筒内先端側にサーミスタ110が配置される
ように、素子保持部6(詳しくは、素子保持部6の第1
保持部6a)に覆われた状態の信号線112,114の
一部及びこのサーミスタ110が内側に収納されてお
り、一方、後端側は、素子保持部6(詳しくは、素子保
持部6の第2保持部6b)の内部に差し込まれた状態
で、この素子保持部6に固定されている(換言すれば、
被覆ケース8は、素子保持部6を介して主体金具10に
固定されている)。
【0036】以上のように構成される本実施形態の温度
センサ2は、以下のようにして製造される。まず、金属
素材(例えば、黄銅鋼やステンレス鋼等の鋼材)を鍛造
した後、切削成形する等して主体金具10を成形する。
次に、サーミスタ110と金属端子116,118とを
信号線112,114を介して接続する。
【0037】次に、被覆ケース8の後端側を上に向けた
状態でこの被覆ケース8を支持し、更に、主体金具10
を、被覆ケース8の後端側がその筒内先端側に配置する
ようにして支持する。次いで、この状態の被覆ケース8
の筒内に、サーミスタ110側を先にして、サーミスタ
110に接続された信号線の一部及びサーミスタ110
を収納し、金属端子116,118の後端側を上に向け
た状態でこれら金属端子116,118を支持する。
【0038】次いで、これら被覆ケース8、主体金具1
0等を所定形状を呈する金型(図示略)内に設置し、溶
融状態のポリアミド系樹脂(例えば、具体的にはナイロ
ン66全体の量に対してガラス繊維を30%含有させて
生成した樹脂)を形成材料として、金型、主体金具1
0、被覆ケース8内にこの形成材料を射出することによ
り素子保持部6を成形する。
【0039】そして、このとき、素子保持部6を構成す
る溶融状態の形成材料は、主体金具10の孔部12に回
り込んで流入した後に固化するようになるため、形成さ
れた素子保持部6は、主体金具10にしっかりと固定さ
れた状態となる。以上のようにして製造された温度セン
サ2は、吸気管(図示略)に穿設された取付孔を介し
て、サーミスタ110が配置された先端側(即ち、被覆
ケース8の先端側)を管内に突出させた状態で、所定の
締め付け工具が用いられて素子保持部6の鍔部16を締
め付けることにより、この吸気管に固定される。その
後、管内を流通する吸入ガスの温度の検出がサーミスタ
110により行われるが、その検出結果は、金属端子1
16,118間の電気抵抗値を測定することにより得ら
れる。
【0040】ここで、以上のように構成される温度セン
サ2では、主体金具10が吸気管に対して、いわば埋設
された状態で固定される。一方、樹脂は金属に比べて一
般的に熱伝導しにくいことが知られているが、温度セン
サ2では、吸気管に固定された際には、吸気管の外表面
からは、そのような樹脂からなる素子保持部6(及び金
属端子116,118)のみが露出した状態となる。こ
のため、温度センサ2では、吸気管から受けた熱や、管
内を流通する吸気ガスの熱は主体金具10にとどまった
状態となり、素子保持部6にはその熱が伝達しにくな
る。従って、温度センサ2を介して吸気管の内外に熱が
伝導しにくくなって、吸入ガスの温度を常時正確に測定
することが可能となる。
【0041】また、温度センサ2では、金属により構成
されている部材が、吸気管に埋設された状態となる主体
金具10に限定されているため、温度センサ2全体とし
て熱容量が従来の温度センサに比べて小さい。従って、
吸入ガスの温度が変化した場合でも、主体金具10全体
として速やかに吸入ガスの温度に近づくようになり、吸
入ガスの温度を正確に測定することが可能となる。
【0042】更に、温度センサ2では、サーミスタ11
0は素子保持部6に覆われ、しかも、この素子保持部6
のサーミスタ110側は被覆ケース8に覆われている。
また、この被覆ケース8は、素子保持部6に固定されて
いるものの、主体金具10とは、この素子保持部6を挟
んだ位置関係となる。このため、主体金具10の温度
と、被覆ケース8の温度との間に差が生じていたとして
も、樹脂からなる素子保持部6によって温度差による熱
の伝達が阻止される。従って、サーミスタ110が配置
された被覆ケース8側は、主体金具10に伝達される熱
がない分、より速やかに吸入ガスの温度に近づくように
なり、一層吸入ガスの温度を正確に測定することが可能
となる。
【0043】また、主体金具10と、素子保持部6と
は、主体金具10に穿設された孔部16に素子保持部6
を構成する形成部材(ポリアミド系樹脂)が回り込んで
固化することにより、互いにしっかりと固定されてい
る。このため、締め付け工具を用いて素子保持部6の鍔
部16を締め付けても、素子保持部6が主体金具10に
対して動くことない。従って、鍔部16を締め付ける際
に、素子保持部6と、主体金具10とがばらばらに分解
してしまうことがない。
【0044】次に、第2実施例の温度センサについて説
明する。図2は、温度センサ20の概略構成を表し、
(a)は縦断面図、(b)は、主体金具の正面図、
(c)は、温度センサが備える主体金具を上から見た平
面図を示す。尚、温度センサ20の正面図については、
図4(b)中に示したものとほぼ同じであるため省略す
る。
【0045】温度センサ20は、温度測定用の各種構成
部材(サーミスタ110、信号線112,114、金属
端子116,118)と、これら構成部材を保持する固
定部22とからなる。また、固定部22は、素子保持部
24と、素子保持部24の一部を覆う被覆ケース8と、
素子保持部24を保持する主体金具26とからなる。こ
こで、固定部22は、第1実施例の温度センサ2が備え
る固定部4とは、主体金具及び素子保持部の形状が一部
異なるものの、その他の構成は同じである。
【0046】この内、温度センサ20が備える主体金具
26は筒状に形成され、図2(b),(c)に示すよう
に、後端側(図中上方)の外壁には、周方向に沿って等
間隔に複数(本実施例では4個)の直方体状の凸部28
が突設されている。この凸部28は、後述するように素
子保持部24を形成する際に、形成材料である溶融状態
の樹脂を凸部28の周囲に回り込ませて固化させること
により、主体金具26と素子保持部24とを動かないよ
うに固定するために用いる。また、主体金具26には、
中央寄りの部分から先端側(図中下方)にかけての外壁
にねじ山14aを有するねじ部14が形成されている。
尚、主体金具26及び主体金具26を構成するねじ部1
4は、請求項記載の「ねじ部」に相当する。
【0047】一方、素子保持部24は、先端側(図中下
方)にサーミスタ110が配置される第1保持部24a
と、第1保持部24aよりも大径に形成され、主体金具
10に挿入される第2保持部24bと、第2保持部24
bよりも大径に形成され、第2保持部24bが主体金具
26に挿入された際には、この主体金具26の後端部か
ら突出した状態となるように配置される第3保持部24
cとからなる。そして、第3保持部24cの後端部は凹
部6dを有している。そして、第3保持部24cの外壁
には、鍔部16が形成されている。
【0048】また、素子保持部24において、主体金具
26の凸部28に当接する部分では、主体金具26の凸
部28の形状に沿って窪んで形成されている。つまり、
素子保持部24は、温度センサ2の素子保持部6とは、
この主体金具26の凸部28の周囲の形状が異なるだけ
で、その他の構成は同じである。
【0049】以上のように構成される本実施例の温度セ
ンサ20は、第1実施例の温度センサ2の場合と同様に
して製造されるが、素子保持部24を形成する際には、
溶融状態の形成材料が、主体金具26の凸部28の周囲
を覆い隠すようにして流入して固化するようになるた
め、形成された素子保持部24は、主体金具26に動か
ないようにしっかりと固定された状態となる。
【0050】以上のようにして製造された温度センサ2
0は、温度センサ2の場合と同様にして吸気管に取り付
けられて、吸入ガスの温度を測定する。ここで、以上の
ように構成される温度センサ20では、温度センサ2の
場合と同様に、吸気管中を流通する吸入ガスの温度を正
確に測定することが可能となる等の効果を奏する。
【0051】また、主体金具26と、素子保持部24と
は、主体金具26に設けられた凸部28が素子保持部2
4に対して、いわばくさび状に打ち込んだ状態でしっか
りと固定されている。このため、締め付け工具を用いて
素子保持部24の鍔部16を締め付けても、素子保持部
24が主体金具26に対して動くことなく、従って、素
子保持部24と主体金具26とがばらばらに分解してし
まうことがない。
【0052】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記第1,第2実施例に限定されるもので
はなく、種々の態様を採ることができる。例えば、図1
に示す第1実施例の温度センサ2を、図3(a)に示す
ように変形してもよい。即ち、温度センサ30は、温度
測定用の各種構成部材(サーミスタ110、信号線11
2,114、金属端子116,118)と、これら構成
部材を保持する固定部32とからなる。また、固定部3
2は、素子保持部34と、素子保持部34を保持する主
体金具36とからなる。ここで、固定部32は、第1実
施例の温度センサ2が備える固定部4とは、素子保持部
34及び主体金具36の形状が異なる。
【0053】この内、主体金具36は、正面図を表す図
3(b)等に示すように、先端(図中下方)が閉塞し、
後端が開口した有底筒状に形成されており、先端側の小
径部36aと、小径部36aよりも後端側にあって外周
部にねじ山38aが形成され、この小径部36aより大
径に構成されるねじ部38と、後端部側の大径部36b
とを有する。また、主体金具36の大径部36bの後端
側(図中上方)の側壁には、温度センサ2の場合と同様
に、周方向に沿って等間隔に複数(図中では4個)の孔
部12が穿設されている。尚、主体金具36及び主体金
具26を構成するねじ部38は、請求項記載の「ねじ
部」に相当する。
【0054】一方、素子保持部34は、先端部(図中下
方)にサーミスタ110が装着され、主体金具36の筒
内に挿入される第1保持部34aと、第1保持部34a
よりも大径に形成され、第1保持部34aが主体金具3
6に挿入された際には、温度センサ2の素子保持部6の
場合と同様に、この主体金具36の後端部から突出した
状態となるように配置される第2保持部34bとからな
る。そして、第2保持部34bの外壁には、鍔部16が
形成されている。尚、素子保持部34では、第2保持部
34b付近の形状は、温度センサ2の素子保持部6の第
3保持部6c付近の形状と同様となるように形成されて
いる。
【0055】以上のように構成される温度センサ30で
は、吸気管に対して、主体金具36の先端側が吸気管の
管内に突出した状態で固定される。そして、温度センサ
30では、主体金具36の筒内先端側にサーミスタ11
0が配置された状態となるが、吸気管の外表面からは、
樹脂からなる素子保持部34(及び、金属端子116,
118)のみが露出しているだけであり、温度センサ3
0を介して吸気管の内外に熱が伝導しにくく、従来の温
度センサに比べて吸入ガスの温度を正確に測定すること
が可能となる。
【0056】また、温度センサ30では、主体金具36
に対して温度センサ2の主体金具10と同様の孔部12
が形成されているため、温度センサ2の場合と同様に、
主体金具36と、素子保持部34とが動かないようにし
っかりと固定することができる。
【0057】そして、図2に示す第2実施例の温度セン
サ20を、図3(c)に示すように変形してもよい。即
ち、温度センサ40は、温度測定用の各種構成部材(サ
ーミスタ110、信号線112,114、金属端子11
6,118)と、これら構成部材を保持する固定部42
とからなる。また、固定部42は、素子保持部44と、
素子保持部44を保持する主体金具46とからなる。こ
こで、固定部42は、第2実施例の温度センサ20が備
える固定部22とは、素子保持部44及び主体金具46
の形状が異なる。
【0058】この内、主体金具46は、正面図を表す図
3(d)等に示すように、先端(図中下方)が閉塞し、
後端が開口した有底筒状に形成されており、先端側の小
径部46aと、小径部46aよりも後端側にあって外周
部にねじ山48aが形成され、この小径部46aより大
径に構成されるねじ部48と、後端部側の大径部46b
とを有する。また、主体金具46の大径部46bの後端
側(図中上方)の側壁には、温度センサ20の主体金具
26と同様に、周方向に沿って等間隔に複数(図中では
4個)の凸部28が突設されている。尚、主体金具46
及び主体金具46を構成するねじ部48は、請求項記載
の「ねじ部」に相当する。
【0059】一方、素子保持部44は、先端部(図中下
方)にサーミスタ110が装着され、主体金具46の筒
内に挿入される第1保持部44aと、第1保持部44a
よりも大径に形成され、第1保持部44aが主体金具4
6に挿入された際には、温度センサ20の素子保持部2
4の場合と同様に、この主体金具46の後端部から突出
した状態となるように配置される第2保持部44bとか
らなる。尚、素子保持部44では、第1保持部44a付
近の形状は図3(a)等に示す温度センサ30の第1保
持部34a付近の形状と同様となるように形成され、第
2保持部44b付近の形状は、温度センサ20の第3保
持部24c付近の形状と同様となるように形成されてい
る。
【0060】以上のように構成される温度センサ40で
は、温度センサ30の場合と同様にして吸気管に固定さ
れる。そして、温度センサ40では、温度センサ30の
場合と同様に、従来の温度センサに比べて吸入ガスの温
度を正確に測定することが可能となる効果を奏する。
【0061】また、温度センサ40では、主体金具46
には温度センサ20の主体金具26と同様の凸部28が
形成されているため、温度センサ20の場合と同様に、
主体金具46と、素子保持部44とが動かないようにし
っかりと固定することができる。
【0062】ここで、温度センサ30の主体金具36の
小径部36a、及び、温度センサ40の主体金具46の
小径部46aは、それぞれ請求項記載の「被覆部」に相
当する。また、上記各実施例では、サーミスタは、素子
保持部の内側に収納された状態で、被覆ケースや主体金
具の筒内先端側に配置するようにしたが、外周にねじ部
を有する単なる筒状に主体金具を形成(例えば、図1,
2中に示す主体金具のように形成)し、この主体金具の
先端からサーミスタ及びサーミスタに接続された信号線
を所定の長さ分だけ突出させ、この状態の主体金具に対
して、サーミスタを覆うようにして素子保持部を射出成
形により形成してもよい。つまり、この場合には、主体
金具の先端からは素子保持部の一部が突出するような
り、その内側にサーミスタが収納された状態となる。
【0063】このようにしても、サーミスタは素子保持
部にてしっかりと保護されており、しかも、吸入ガスの
熱は素子保持部の先端側(即ち、サーミスタが配置され
た部分)には伝達するものの、素子保持部全体には熱が
伝導しにくい。このため、温度センサを介して吸気管の
内外に熱が伝導しにくくなり、上記各実施例の場合と同
様の効果を得ることができる。
【0064】また、上記各実施例等では、吸気管に取り
付けて使用するものとして温度センサを説明したが、内
燃機関の冷却水の温度を測定する温度センサ(水温セン
サ)として用いるようにしてもよい。更に、内燃機関の
壁温を測定する温度センサとして用いるようにしてもよ
い。或いは、内燃機関のエンジンオイルやミッションオ
イル等の温度を測定する油温センサや、自動車の車外温
度を測定する外気温センサとしても用いるようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の温度センサの概略構成を示す説
明図である。
【図2】 第2実施例の温度センサの概略構成を示す説
明図である。
【図3】 第1及び第2実施例の温度センサを変形した
例を示す説明図である。
【図4】 従来の温度センサの概略構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2,20,30,40…温度センサ、6,24,34,
44…素子保持部、8…被覆ケース、10,26,3
6,46…主体金具(ねじ部)、12…孔部、14,3
8,48…ねじ部、16…鍔部、28…凸部、36a,
46a…小径部(被覆部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 雅彦 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 Fターム(参考) 2F056 QC01 QC04 QC05 QC11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度検出素子と、 前記温度検出素子を保持する樹脂製の素子保持部と、 前記素子保持部に固定され、当該温度センサを取付対象
    物にねじ止めして固定するためのねじ山が形成された金
    属製のねじ部とを有する温度センサであって、 前記素子保持部は主軸に対して略軸対称であり、 前記素子保持部は、直接または間接的に前記取付対象物
    に当接させるための前記主軸に直交する方向に拡径した
    鍔部を有し、 前記素子保持部の前記主軸方向で、前記取付対象物側で
    ある一端側には、前記温度検出素子が保持されると共
    に、前記ねじ部が固定されていることを特徴とする温度
    センサ。
  2. 【請求項2】 前記鍔部は、多角形状を呈するように形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度セ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 前記温度検出素子は、その周囲を前記主
    軸方向一端側が閉塞し、他端側が開口した有底筒状に形
    成された被覆ケースで覆われており、 前記被覆ケースは、前記素子保持部に固定されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の温度セ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 前記ねじ部は、前記主軸方向一端側に、
    前記温度検出素子を覆う被覆部を備えていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の温度センサ。
  5. 【請求項5】 前記ねじ部は筒状の金属からなり、 前記ねじ部の前記主軸方向他端側の一部が前記素子保持
    部に埋設されて埋設部を成し、 前記埋設部には、一つ以上の孔部または凹部が穿設さ
    れ、前記素子保持部を形成する樹脂が前記孔部または凹
    部に充填されていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の温度センサ。
  6. 【請求項6】 前記ねじ部は筒状の金属からなり、 前記ねじ部の外壁または内壁の少なくとも一方には、凸
    部が設けられ、前記素子保持部を形成する樹脂が前記凸
    部を包み込むように覆っていることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の温度センサ。
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