JP2002013018A - 通信装置用ヘッドセットの取付け器具 - Google Patents

通信装置用ヘッドセットの取付け器具

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JP2002013018A
JP2002013018A JP2000196702A JP2000196702A JP2002013018A JP 2002013018 A JP2002013018 A JP 2002013018A JP 2000196702 A JP2000196702 A JP 2000196702A JP 2000196702 A JP2000196702 A JP 2000196702A JP 2002013018 A JP2002013018 A JP 2002013018A
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JP
Japan
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plate portion
bent
curved
helmet
headset
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Application number
JP2000196702A
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English (en)
Inventor
Kazumi Ito
和美 伊藤
Hironari Tanaka
裕也 田中
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁部が樋状に湾曲しているヘルメットに容易
に安定良く装着することができ、しかも、可動部分のな
いシンプルな構造であるため、大幅な低コスト化が可能
で、メンテナンスの必要もない通信装置用ヘッドセット
の取付け器具を提供する。 【解決手段】 通信装置用ヘッドセット3を取り付ける
ための平板部8の下端に、当該平板部8から外側へ略直
角に折れ曲がった折曲板部9と、その外端から下方へ湾
曲して折り返され且つ断面波形状に形成された湾曲板部
10とからなる嵌合部11を形成し、この嵌合部11を
ヘルメット1の樋状に湾曲した縁部1bに庇1a側から
スライドさせて嵌合させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設現場での作業
員同士の通信連絡(例えばクレーン作業における玉掛け
者とクレーンオペレータとの連絡)に使用される通信装
置のヘッドセットをヘルメットに装着するための取付け
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置用ヘッドセットの取付け
器具は、例えば、図5、図6や実開平5−93151号
公報、実開平6−34392号公報等に見られるよう
に、ヘルメット1の縁部1bを挟持するクリップ13
と、クリップ13の一方の挟持片に連設したヘッドセッ
ト取付け部14とから構成されていた。図中の3は既製
のヘッドセットであり、図1でも示すように、ヘッドセ
ット3には、通信装置本体2に接続する通信ケーブル
4、イヤホン5、マイク6の端子が差し込まれるように
なっている。
【0003】従来の取付け器具は、上述の構造であるた
め、構成部材点数が多くてコストが高く付き、つる巻き
バネ15の折損、挟持片に貼着された滑り止めゴム16
の摩滅や脱落等に対するメンテナンスも必要であった。
殊に、建設現場で使用されるヘルメットは、図1に示す
ように、庇付きで、縁部が樋状に湾曲したものが主流と
なっているので、従来の取付け器具では、クリップ13
を大きく開く必要があって、クリップ13の開閉による
縁部の挟持に大きな操作力が要求されることになり、そ
れでいて、ヘルメット1への装着状態が安定せず、縁部
1bを中心にぐらついて、使用勝手が悪いという問題点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、縁部が樋状に湾曲しているヘルメットに容易に
安定良く装着することができ、しかも、可動部分のない
シンプルな構造であるため、大幅な低コスト化が可能
で、メンテナンスの必要もない通信装置用ヘッドセット
の取付け器具を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明が講じた技術的手段は、次のとおりであ
る。即ち、本発明による通信装置用ヘッドセットの取付
け器具は、通信装置用ヘッドセットを取り付けるための
平板部の下端に、当該平板部から外側へ略直角に折れ曲
がった折曲板部と、その外端から下方へ湾曲して折り返
され且つ断面波形状に形成された湾曲板部とからなる嵌
合部を形成し、この嵌合部をヘルメットの樋状に湾曲し
た縁部に庇側からスライドさせて嵌合させるように構成
した点に特徴がある。
【0006】上記の構成によれば、平板部下端の折曲板
部と湾曲板部とで構成される嵌合部を、ヘルメットの樋
状に湾曲した縁部に庇側からスライドさせて嵌合させる
だけの簡単な操作によって、通信装置用ヘッドセットの
取付け器具をヘルメットに安定良く固定することがで
き、しかも、嵌合部の湾曲板部が断面波形状に形成され
ているので、嵌合部とヘルメットの縁部とは線接触の状
態となり、且つ、湾曲板部の曲率半径方向での弾性変形
も容易であり、ヘルメットの樋状縁部と取付け器具の湾
曲板部との間に、多少の形状の差異があっても、スライ
ドによる嵌合固定を容易且つ確実に行うことができる。
【0007】また、上記の取付け器具は、平板部にヘッ
ドセットを取り付け、嵌合部をヘルメットの樋状縁部に
嵌合固定する構造であるため、使用状態において外側方
への突出量が小さくて済み、他物との引っ掛かりを抑制
することが可能であり、しかも、平板部と、その下端か
ら外側へ略直角に折れ曲がった折曲板部と、その外端か
ら下方へ湾曲して折り返され且つ断面波形状に形成され
た湾曲板部とで構成された可動部分のないシンプルな構
造であるため、クリップ形式のものに比べて大幅な低コ
スト化が可能であり、メンテナンスの必要もない。
【0008】尚、請求項2に記載の発明のように、湾曲
板部の幅方向中央部に、折曲板部の外端から湾曲板部の
内端に達するスリットを形成しておけば、湾曲板部の幅
が広くてもスリットの両側の湾曲板部分がヘルメットの
外周に沿った曲面に良く馴染み、一層安定した装着状態
が得られることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3において、1はヘルメ
ットであり、庇部1aと、それに連なる樋状に湾曲した
縁部(ヘルメット1の両側部と後部とにわたって位置
し、補強リブとしての役目の他、雨樋としても機能す
る)1bとを備えている。2は作業員の安全ベルト等に
装着される無線の通信装置本体、3は既知構造のヘッド
セットであり、通信装置本体2に接続する通信ケーブル
4の端子4a、イヤホン5の端子5a、マイク6の端子
6aの差込み接続部を有している。Aは、ヘッドセット
3の取付け器具である。
【0010】図示の取付け器具Aは、ステンレス鋼板、
クロムメッキ鋼板等の金属板で作製されたもので、外側
面に2本のビス7でヘッドセット3を着脱交換が可能な
状態に取り付けるようにした平板部8の下端に、当該平
板部8から外側へ略直角に折れ曲がった折曲板部9と、
その外端から下方へ湾曲して折り返され且つ断面波形状
に形成された湾曲板部10とからなる嵌合部11を形成
し、この嵌合部11をヘルメット1の庇部1aの左右に
位置する任意の一方の縁部1bに、庇部1a側からスラ
イドさせて嵌合固定するように構成してある。湾曲板部
10の内端は、丸みを持たせて折り返されている。
【0011】また、湾曲板部10の幅方向中央部には、
折曲板部9の外端から湾曲板部10の内端に達するスリ
ットaが形成されている。これは、折曲板部9及び湾曲
板部10が幅方向(波形の長手方向)に直線的であり、
且つ、湾曲板部10の幅が比較的広いにもかかわらず、
スリットaの両側に位置する湾曲板部分がヘルメット1
の外周に沿った曲面に良く馴染むように工夫したもので
ある。bは、平板部8の上端近傍部に形成されたビス孔
である。
【0012】上記の構成によれば、平板部8下端の折曲
板部9と湾曲板部10とで構成される嵌合部11を、ヘ
ルメット1の樋状に湾曲した縁部1bに庇1a側からス
ライドさせて嵌合させるだけの簡単な操作によって、ヘ
ッドセット3の取付け器具Aをヘルメット1に安定良く
(ぐらつきのない状態に)固定することができ、しか
も、嵌合部11の湾曲板部10が断面波形状に形成され
ているので、嵌合部11とヘルメット1の縁部1bとは
線接触の状態となり、且つ、湾曲板部10の曲率半径方
向での弾性変形も容易であり、ヘルメット1の樋状縁部
1bと取付け器具Aの湾曲板部10との間に、多少の形
状の差異があっても、スライドによる嵌合固定を容易且
つ確実に行うことができる。
【0013】また、上記の取付け器具Aは、平板部8に
ヘッドセット3をビス7で取り付け、嵌合部11をヘル
メット1の樋状縁部1bに嵌合固定する構造であるた
め、使用状態において外側方への突出量が小さくて済
み、他物との引っ掛かりを抑制することが可能であり、
しかも、平板部8と、その下端から外側へ略直角に折れ
曲がった折曲板部9と、その外端から下方へ湾曲して折
り返され且つ断面波形状に形成された湾曲板部10とで
構成された可動部分のないシンプルな構造であるため、
構成部材点数が少なく、コストをクリップ形式のものに
比べて半減することが可能であり、メンテナンスの必要
もない。ヘッドセット3が故障した場合には、2本のビ
ス7を外すだけで、交換することができ、ヘッドセット
3の着脱交換が容易である。
【0014】尚、図1〜図3に示した実施の形態では、
強度を高めるために、2枚の板8a,8bを重ね合わ
せ、互いにリベット12止めして、前記平板部8を構成
しているが、図4に示すように、1枚もの板によって前
記平板部8を構成することも可能であり、このようにす
れば、取付け器具A全体が1枚の金属板で作製されるこ
とになり、より一層の低コスト化が可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明による通信装置用ヘッドセットの
取付け器具は、上述した構成よりなるから、縁部が樋状
に湾曲しているヘルメットに容易に安定良く装着するこ
とができ、しかも、可動部分のないシンプルな構造であ
るため、大幅な低コスト化が可能で、メンテナンスの必
要もない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す全体の斜視図である。
【図2】ヘッドセットを取り外した状態での取付け器具
の斜視図である。
【図3】使用状態における断面図である。
【図4】他の実施の形態を示す取付け器具の斜視図であ
る。
【図5】従来の取付け器具の斜視図である。
【図6】従来の取付け器具の問題点を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】
A…取付け器具、1…ヘルメット、1a…庇部、1b…
縁部、3…ヘッドセット、8…平板部、9…折曲板部、
10…湾曲板部、11…嵌合部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置用ヘッドセットを取り付けるた
    めの平板部の下端に、当該平板部から外側へ略直角に折
    れ曲がった折曲板部と、その外端から下方へ湾曲して折
    り返され且つ断面波形状に形成された湾曲板部とからな
    る嵌合部を形成し、この嵌合部をヘルメットの樋状に湾
    曲した縁部に庇側からスライドさせて嵌合させるように
    構成したことを特徴とする通信装置用ヘッドセットの取
    付け器具。
  2. 【請求項2】 湾曲板部の幅方向中央部に、折曲板部の
    外端から湾曲板部の内端に達するスリットが形成されて
    いる請求項1に記載の通信装置用ヘッドセットの取付け
    器具。
JP2000196702A 2000-06-29 2000-06-29 通信装置用ヘッドセットの取付け器具 Pending JP2002013018A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102445A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Azden Corp 帽体用ヘッドセット
KR101523280B1 (ko) * 2013-08-26 2015-05-27 한국서부발전 주식회사 헤드셋이 장착된 안전모

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102445A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Azden Corp 帽体用ヘッドセット
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