JP2002013009A - 釣 服 - Google Patents

釣 服

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JP2002013009A
JP2002013009A JP2000190402A JP2000190402A JP2002013009A JP 2002013009 A JP2002013009 A JP 2002013009A JP 2000190402 A JP2000190402 A JP 2000190402A JP 2000190402 A JP2000190402 A JP 2000190402A JP 2002013009 A JP2002013009 A JP 2002013009A
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JP
Japan
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belt
leg
belts
length
holding
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Pending
Application number
JP2000190402A
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English (en)
Inventor
Kenji Kaneoka
健治 金岡
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 救命胴衣を身体に装着する時簡単に装着
できると共に股ずれ等の違和感を与えないこと。 【解決手段】 左右の前身頃1、2の裏地には夫々脚ベ
ルトDの保持ベルト14の一端部が縫製固定され、他端
部に長さ調整具15が取り付けられている。長さ調整具
15には保持ベルト16が係止されて保持ベルト16の
端部には脚ベルト17が縫製固定され、脚ベルト17に
は夫々係止具18、19と長さ調整具20が取り付けら
れている。釣人が釣服の救命胴衣Aを装着する時は、脚
ベルトDの脚ベルト17が大腿部に旋回されて係止具1
8、19が係止されて止着され、この時脚ベルトDの位
置の高さが高低の時は長さ調整具15で保持ベルト16
が調整され、大腿部の太さに対して脚ベルト17の長さ
が長短の時は長さ調整具20で調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣用救命胴衣を身
体に止着する構造を改良した釣服に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船釣りや磯釣り等では海難防止の
ため釣服(救命胴衣)を着用する事が慣例化している。
しかしながら、この救命胴衣を図8のように身体に股ベ
ルト35等で装着しないと、水中に落下した際、身体の
上方にすり抜けてしまったり、顔が水面上に出ないこと
になる。救命胴衣Aを身体に止着するために股ベルト3
5を股下に通すと、身体を動かす度に股下が股ベルトで
こすれて違和感が残ると共に不快であった。更に股ベル
トに150kg以上の強度が要求されるので、股ベルト
を伸縮性や柔軟性のある材料で製作することが出来なか
った。又、股ベルト35の長さ調整具19や係止具18
は股上の前側に設けられるが、この位置は浮力材で厚み
のある救命胴衣Aの下側で見難い位置になるので、長さ
調整や係止の操作が行い難く面倒であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、身体の股下を通す股ベルトは、身体を動かす度に
股下が股ベルトでこすれて違和感が残ると共に不快であ
り、強度が要求されるので、股ベルトを伸縮性や柔軟性
のある材料で製作することが出来なかった。又、股ベル
トの長さ調整具や係止具は股上の前側に設けられるが、
この位置は浮力材で厚みのある救命胴衣の下側で見難い
位置になるので、長さ調整や係止の操作が行い難く面倒
であつた。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、救命胴衣
を身体に装着する時簡単に装着できると共に股ずれ等の
違和感を与えない釣服を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、浮力体を内蔵する釣用
救命胴衣に大腿部に旋回保持される脚ベルトを備えたこ
とを要旨とするものである。請求項2に係わる本発明
は、前記脚ベルトを保持する保持ベルトを大腿部の動き
に追従可能に設けたことを要旨とするものである。請求
項3に係わる本発明は、前記脚ベルトは救命胴衣の内側
に収納可能であることを要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、脚ベル
トDの保持ベルト14、16、27、28、32、33
が身体の側部にくるので、股がこすれることがない。係
止具18、19が大腿部に位置するので、着脱が樂に行
える。保持ベルト14、16、27、28、32、33
が大腿部の動きに追従するため、快適な着心地となる。
【0007】請求項2の本発明により、保持ベルト32
に設けた弾性帯部材34による伸縮性により身体への密
着性が高く、動き易いため、違和感がない。保持ベルト
32に設けた弾性帯部材34による伸縮性により立った
り座ったりしても大腿部の動きに追従するため、快適な
着心地となる。請求項3の本発明により、脚ベルトDが
内ポケット23、24、23′、24′の中に収納でき
るため、使用しない時は下にぶら下がらないため、見栄
えがよく、邪魔にならない。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図5は第1実施例で、図1は釣服の正面
図、図2は図1のF2−F2線の断面側面図、図3は釣
服の裏面展開図、図4は釣服に内蔵された浮力体を示す
(a)断面平面図で(b)展開図、図5は釣服を装着し
た釣人の正面図である。
【0009】釣服の救命胴衣Aは、被覆体Bと被覆体B
の中に収納される浮力体Cと被覆体Bの下側に取り付け
られた脚ベルトDで構成されている。被覆体Bは図で左
前身頃1の表地1aと右前身頃2の表地2aと後身頃3
の表地3aと、左前身頃1の裏地1b、1cと右前身頃
2の裏地2b、2cと後身頃3の裏地3b、3cと、裏
面縁取り地4と、袖繰り地5、6で袋状に縫製連結され
ている。左前身頃1の表地1aと裏地1b、右前身頃2
の表地2aと裏地2b、後身頃3の表地3aと裏地3
b、裏面縁取り地4と、袖繰り地5、6は、ナイロン、
ポリエチレン等の合成樹脂材の布地で形成されている。
左前身頃1の裏地1cと右前身頃2の裏地2cと後身頃
3の裏地3cは、ナイロン、ポリエチレン等の合成樹脂
材の網目布で形成されて通水性をよくしている。
【0010】浮力体Cはナイロン、ポリエチレン等の合
成樹脂材の布地で形成された袋体7、7′の中に収納さ
れた前身頃用浮力体8、8′と外表面が合成樹脂塗料等
で被覆された後身頃用浮力体9で構成されている。袋体
7、7′は夫々縫製で上下に2分割されている。浮力体
Cの前身頃用浮力体8、8′と後身頃用浮力体9はPV
CやEVAフォ−ム独立発泡体で夫々形成されている。
前身頃用浮力体8は厚さが薄く、前身頃用浮力体8′は
前身頃用浮力体8と比較して厚さが厚く、体に沿った曲
線をもたせるように立体成形されている。更に前身頃用
浮力体8、8′と後身頃用浮力体9は底部8a、9aと
縦方向の複数本の突起部8b、9bで形成されて底部8
a、9aに複数個の通し孔を穿設してもよい。
【0011】左右の前身頃1、2の表地1a、2aの開
口部の中央両端には夫々に係合チャックからなる開閉用
止着部10、11が設けられている。被覆体Bの裏面縁
取り地4と左右の前身頃1、2の裏地1b、2bと後身
頃3の裏地3cには係合チャックからなる開閉用止着部
12、13が設けられている。左右の前身頃1、2の裏
地1b、2bには夫々脚ベルトDの保持ベルト14の一
端部が縫製固定され、他端部に長さ調整具15が取り付
けられている。長さ調整具15には保持ベルト16が係
止されている。保持ベルト16の端部には脚ベルト17
が縫製固定され、脚ベルト17には夫々係止具18、1
9と長さ調整具20が取り付けられている。
【0012】左右の前身頃1、2の表地1a、2aには
ポケット21、22、21′、22′が取り付けられて
いる。左右の前身頃1、2の裏地1b、2bと後身頃3
の裏地3cには夫々内ポケット23、24、23′、2
4′が取り付けられている。内ポケット23、24、2
3′、24′の中には脚ベルトDが収納される。左右の
前身頃1、2と後身頃3の間は夫々通水性の布地25、
25で縫製連結され、胴回り調整ベルト26、26が設
けられている。
【0013】釣人が釣服の救命胴衣Aを装着する時は、
脚ベルトDの脚ベルト17が大腿部に旋回されて係止具
18、19が係止されて止着される。この時脚ベルトD
の位置の高さが高低の時は長さ調整具15で保持ベルト
16が調整され、大腿部の太さに対して脚ベルト17の
長さが長短の時は長さ調整具20で調整される。
【0014】前記のように釣服が構成されると、脚ベル
トDの保持ベルト14、16が身体の側部にくるので、
股がこすれることがない。係止具18、19が大腿部に
位置するので、着脱が樂に行える。保持ベルト14、1
6が大腿部の動きに追従するため、快適な着心地とな
る。脚ベルトDが内ポケット23、24、23′、2
4′の中に収納できるため、使用しない時は下にぶら下
がらないため、見栄えがよく、邪魔にならない。
【0015】前記説明では、保持ベルト14を左右の前
身頃1、2の裏地1b、2bに縫製固定したが、後身頃
3の裏地3cの左右に縫製固定してもよい。
【0016】図6は脚ベルトの第2実施例で、図6は脚
ベルトの拡大斜視図である。
【0017】第2実施例の脚ベルトDは、保持ベルト2
7の一端部が釣服の救命胴衣に縫製固定され、他端部に
係止具18が取り付けられている。係止具18と係止さ
れる係止具19には保持ベルト28が取り付けられて長
さ調整具15を通された後一端部は三角形状の連結環2
9に取り付けられ、保持ベルト28の他端部は長さ調整
具15を通されている。三角形状の連結環29には係止
具18が取り付けられた脚ベルト30と係止具19が取
り付けられた脚ベルト31が取り付けられている。他の
構成は前記第1実施例と略同一である。
【0018】図7は脚ベルトの第3実施例で、図7は脚
ベルトの拡大斜視図である。
【0019】第3実施例の脚ベルトDは、保持ベルト3
2の一端部が釣服の救命胴衣に縫製固定され、他端部に
長さ調整具15が取り付けられている。長さ調整具15
を通された保持ベルト33の端部には脚ベルト17が縫
製固定され、脚ベルト17には夫々係止具18、19と
長さ調整具20が取り付けられている。保持ベルト32
にはゴムなどの弾性帯部材34の両端が固定されてい
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0020】第3実施例のように脚ベルトDが構成され
ると、保持ベルト32に設けた弾性帯部材34による伸
縮性により身体への密着性が高く、動き易いため、違和
感がない。保持ベルト32に設けた弾性帯部材34によ
る伸縮性により立ったり座ったりしても大腿部の動きに
追従するため、快適な着心地となる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】請求項1により、脚ベルトの保持ベルトが
身体の側部にくるので、股がこすれることがない。係止
具が大腿部に位置するので、着脱が樂に行える。保持ベ
ルトが大腿部の動きに追従するため、快適な着心地とな
る。請求項2により、保持ベルトに設けた弾性帯部材に
よる伸縮性により身体への密着性が高く、動き易いた
め、違和感がない。保持ベルトに設けた弾性帯部材によ
る伸縮性により立ったり座ったりしても大腿部の動きに
追従するため、快適な着心地となる。請求項3により、
脚ベルトが内ポケットの中に収納できるため、使用しな
い時は下にぶら下がらないため、見栄えがよく、邪魔に
ならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、釣服の正面図である。
【図2】同図1のF2−F2線の断面側面図である。
【図3】同釣服の裏面展開図である。
【図4】同釣服に内蔵された浮力体を示す(a)断面平
面図で(b)展開図である。
【図5】同釣服を装着した釣人の正面図である。
【図6】脚ベルトの第2実施例で、脚ベルトの拡大斜視
図である。
【図7】脚ベルトの第3実施例で、脚ベルトの拡大斜視
図である。
【図8】従来例の釣服の正面図である。
【符号の説明】
A 釣服の救命胴衣 B 被覆体 C、8、8′、9 浮力体 D、17、30、31 脚ベルト 14、16、27、28、32、33 保持ベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮力体を内蔵する釣用救命胴衣に大腿部に
    旋回保持される脚ベルトを備えたことを特徴とする釣
    服。
  2. 【請求項2】前記脚ベルトを保持する保持ベルトを大腿
    部の動きに追従可能に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の釣服。
  3. 【請求項3】前記脚ベルトは救命胴衣の内側に収納可能
    であることを特徴とする請求項1・2記載の釣服。
JP2000190402A 2000-06-26 2000-06-26 釣 服 Pending JP2002013009A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006174934A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Shimano Inc ベルトおよび浮力材を有するベストの股ベルト

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