JP2002011580A - 抵抗溶接機と電極アームの懐高さ調整方法 - Google Patents
抵抗溶接機と電極アームの懐高さ調整方法Info
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- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 抵抗溶接機の電極アームの懐高さ調整を容易
にする。 【構成】 抵抗溶接機の一方の電極E1を加圧駆動する
加圧用アクチュエータ1と,このアクチュエータに支持
された固定ベース2と,このベースに組み付けられる電
極アーム5と,電極アームの先端に前記電極と対応する
他方の電極E2とを有する抵抗溶接機の電極アームの懐
高さ調整方法において,電極アームは固定ベースとの取
付け位置を機械的締付手段によって可変可能とした。
にする。 【構成】 抵抗溶接機の一方の電極E1を加圧駆動する
加圧用アクチュエータ1と,このアクチュエータに支持
された固定ベース2と,このベースに組み付けられる電
極アーム5と,電極アームの先端に前記電極と対応する
他方の電極E2とを有する抵抗溶接機の電極アームの懐
高さ調整方法において,電極アームは固定ベースとの取
付け位置を機械的締付手段によって可変可能とした。
Description
【0001】
【発明に属する利用分野】本発明は,抵抗溶接分野であ
って,たとえばロボットガン及びポータブルガンなど,
いずれもCタイプ,Xタイプの機種を問わず,または一
方の電極を流体圧又は電動機により他方の電極間でワー
クを挟んで加圧溶接を行う抵抗スポット溶接機,抵抗プ
ロジェクション溶接機,抵抗シーム溶接機類に属する。
さらに限定して言えば,電極アーム(ガンアームなど)
の懐高さのバリエーションに対応する場合に有用な抵抗
溶接機と電極アームの懐高さ調整方法に関する。
って,たとえばロボットガン及びポータブルガンなど,
いずれもCタイプ,Xタイプの機種を問わず,または一
方の電極を流体圧又は電動機により他方の電極間でワー
クを挟んで加圧溶接を行う抵抗スポット溶接機,抵抗プ
ロジェクション溶接機,抵抗シーム溶接機類に属する。
さらに限定して言えば,電極アーム(ガンアームなど)
の懐高さのバリエーションに対応する場合に有用な抵抗
溶接機と電極アームの懐高さ調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,たとえば予備ガンを他の溶接ライ
ンに使用する場合に,ワーク形状,大きさ等の変化,又
は干渉問題などによりガンアーム懐高さを変更したい場
合がある。たとえば図6に示すポータブルスポットガン
の場合は,加圧用アクチュエータ60に固定されたガン
アーム61の取付け部62にスペーサ63を追加するか
ガンアーム全体構造を新規に設計し必要な懐寸法に変更
していた。
ンに使用する場合に,ワーク形状,大きさ等の変化,又
は干渉問題などによりガンアーム懐高さを変更したい場
合がある。たとえば図6に示すポータブルスポットガン
の場合は,加圧用アクチュエータ60に固定されたガン
アーム61の取付け部62にスペーサ63を追加するか
ガンアーム全体構造を新規に設計し必要な懐寸法に変更
していた。
【0003】また,丸アーム64の出し代を延長したい
場合も同様にガンアーム62と丸アーム64を変更して
いた。
場合も同様にガンアーム62と丸アーム64を変更して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように,ユ−
ザーにて現行のスポット溶接ガンをワーク形状や大きさ
の変化により打点位置などの条件で一部変更したい場合
は,その対象部品を変更する必要があり,実際問題とし
てすぐに対応できない。また製造側からみるとガンアー
ムの懐高さのバリエーションに対応するためには複数の
鋳物用の木型を準備する必要があり,それが製造コスト
の高揚の原因になっている。
ザーにて現行のスポット溶接ガンをワーク形状や大きさ
の変化により打点位置などの条件で一部変更したい場合
は,その対象部品を変更する必要があり,実際問題とし
てすぐに対応できない。また製造側からみるとガンアー
ムの懐高さのバリエーションに対応するためには複数の
鋳物用の木型を準備する必要があり,それが製造コスト
の高揚の原因になっている。
【0005】
【発明の目的】本発明は,抵抗溶接機の電極アームの懐
寸法を変更したい場合や丸アームの出し代を延長したい
場合でも従来のようにその都度部品を交換しなくても同
じ電極アームを使ってすぐに対応することができるよう
に,アーム懐寸法の可変調整を容易にすることを目的と
する。
寸法を変更したい場合や丸アームの出し代を延長したい
場合でも従来のようにその都度部品を交換しなくても同
じ電極アームを使ってすぐに対応することができるよう
に,アーム懐寸法の可変調整を容易にすることを目的と
する。
【0006】
【問題点を解決するための手段】そこで,本発明は上記
目的を達成するために次のような技術的手段を講じてあ
る。すなわち,抵抗溶接機の一方の電極を加圧駆動する
加圧用アクチュエータと,前記アクチュエータに支持さ
れた固定ベースと,前記ベースに組み付けられる電極ア
ームと,前記アームの先端に前記電極と対応する他方の
電極とを有する抵抗溶接機の電極アーム懐高さ調整方法
において,前記アームは前記ベースとの取付け位置が機
械的締付手段によって調整可能とし,それによって電極
アームの懐寸法を可変可能としたことを条件とする抵抗
溶接機の電極アームの懐高さ調整方法を提供する。
目的を達成するために次のような技術的手段を講じてあ
る。すなわち,抵抗溶接機の一方の電極を加圧駆動する
加圧用アクチュエータと,前記アクチュエータに支持さ
れた固定ベースと,前記ベースに組み付けられる電極ア
ームと,前記アームの先端に前記電極と対応する他方の
電極とを有する抵抗溶接機の電極アーム懐高さ調整方法
において,前記アームは前記ベースとの取付け位置が機
械的締付手段によって調整可能とし,それによって電極
アームの懐寸法を可変可能としたことを条件とする抵抗
溶接機の電極アームの懐高さ調整方法を提供する。
【0007】また,次の発明は一方の電極チップを加圧
駆動する加圧用アクチュエータの本体と一体的に固着さ
れる固定ベースと,前記ベースに前記チップと対向する
他方の電極チップを持つ電極アームと,前記アーム側の
取付け部と前記ベース側の取付け部とを機械的締付け手
段を介して固定し,しかもその取付け位置は前記取付け
部に形成された複数の取付けピッチ穴を変えることによ
り電極アームの懐高さを可変可能に構成した。
駆動する加圧用アクチュエータの本体と一体的に固着さ
れる固定ベースと,前記ベースに前記チップと対向する
他方の電極チップを持つ電極アームと,前記アーム側の
取付け部と前記ベース側の取付け部とを機械的締付け手
段を介して固定し,しかもその取付け位置は前記取付け
部に形成された複数の取付けピッチ穴を変えることによ
り電極アームの懐高さを可変可能に構成した。
【0008】
【発明の実施の態様】以下,本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の好ましい実施例として
示す電動加圧式サーボスポットガンの正面図である。
づいて説明する。図1は本発明の好ましい実施例として
示す電動加圧式サーボスポットガンの正面図である。
【0009】図の符号1は,電極加圧用の駆動ユニット
である。この駆動ユニットはサーボモータM1でボール
ねじとボールナットシステムによる直線運動または減速
機による揺動運動で溶接のためのトルクを可動側電極E
1に発生させるもので,これらにサーボモータを使用し
た類似のあらゆる機械的な駆動方式の採用が考えられる
が詳細図は省略する。2は駆動ユニットの本体ケース3
に一体的又は着脱可能に取付けられる固定ベースであ
る。4は溶接トランスで,前記本体ケースと前記ベース
側にボルトで取付け取外し可能に取りつけられている。
5は可動側電極E1に対応した固定側電極E2を有する
電極アームであって,この場合,差し込み式の丸アーム
を介して固定側電極が固定されている。本実施例では丸
アーム6の出し代を調整することで電極相互間の芯合わ
せに対応できる構造になっている。電極アーム5は前記
ベース2にボルトBにより着脱可能に取付けられる。
である。この駆動ユニットはサーボモータM1でボール
ねじとボールナットシステムによる直線運動または減速
機による揺動運動で溶接のためのトルクを可動側電極E
1に発生させるもので,これらにサーボモータを使用し
た類似のあらゆる機械的な駆動方式の採用が考えられる
が詳細図は省略する。2は駆動ユニットの本体ケース3
に一体的又は着脱可能に取付けられる固定ベースであ
る。4は溶接トランスで,前記本体ケースと前記ベース
側にボルトで取付け取外し可能に取りつけられている。
5は可動側電極E1に対応した固定側電極E2を有する
電極アームであって,この場合,差し込み式の丸アーム
を介して固定側電極が固定されている。本実施例では丸
アーム6の出し代を調整することで電極相互間の芯合わ
せに対応できる構造になっている。電極アーム5は前記
ベース2にボルトBにより着脱可能に取付けられる。
【0010】同図に示す実施例は電極アーム5と固定ベ
ース2とをボルトB及びねじ穴N(ナット)を使用して
電極アームの懐高さを調整する。この場合,前記ベース
2と前記アーム5には,前記アームの長手方向に対し直
角に交わる方向に取付け部7と相手側の取付け部8が形
成されている。これらの相対する取付け部に所定ピッチ
で形成された複数の取付け穴(ボルト穴とねじ穴)が形
成されている。前記アーム側の取付け部と前記ベース側
の取付け部に対応した取付け穴にボルトBを挿入し機械
的に締め付けて前記ベース側のねじ穴Nに固定する。電
極アーム5の取付け位置は前記ピッチ穴を変えることに
より前記アームの懐高さを可変させる。
ース2とをボルトB及びねじ穴N(ナット)を使用して
電極アームの懐高さを調整する。この場合,前記ベース
2と前記アーム5には,前記アームの長手方向に対し直
角に交わる方向に取付け部7と相手側の取付け部8が形
成されている。これらの相対する取付け部に所定ピッチ
で形成された複数の取付け穴(ボルト穴とねじ穴)が形
成されている。前記アーム側の取付け部と前記ベース側
の取付け部に対応した取付け穴にボルトBを挿入し機械
的に締め付けて前記ベース側のねじ穴Nに固定する。電
極アーム5の取付け位置は前記ピッチ穴を変えることに
より前記アームの懐高さを可変させる。
【0011】本発明の実施例ではたとえば図2,図3,
図4に示すように,ガンアームの懐寸法は20mmピッ
チで160mm,180mm,200mmの3段階(こ
れに限定されないn段階)に変更可能で,計40mmの
アーム可変高さとなる。以降,スライド式に寸法が手動
で組み替えられる。
図4に示すように,ガンアームの懐寸法は20mmピッ
チで160mm,180mm,200mmの3段階(こ
れに限定されないn段階)に変更可能で,計40mmの
アーム可変高さとなる。以降,スライド式に寸法が手動
で組み替えられる。
【0012】図に示すサーボスポットガンは加圧アクチ
ュエータ本体に固定されたベース2にガンアーム5が取
付けられており,前記ベース側に取付け用のタップ加工
が施されている。通常のタップ加工はそこに取付けるガ
ンアーム5の穴数分のみがアームと同ピッチに加工され
るが,本発明は電極アーム5の取付け穴数にプラスして
上下方向に1/2ピッチ(例:取付けピッチ40mmの
場合は20mm)ずつ余計にタップが加工されてあり,
ガンアームを上下にスライドして取付け位置が変えられ
る構造になっている。
ュエータ本体に固定されたベース2にガンアーム5が取
付けられており,前記ベース側に取付け用のタップ加工
が施されている。通常のタップ加工はそこに取付けるガ
ンアーム5の穴数分のみがアームと同ピッチに加工され
るが,本発明は電極アーム5の取付け穴数にプラスして
上下方向に1/2ピッチ(例:取付けピッチ40mmの
場合は20mm)ずつ余計にタップが加工されてあり,
ガンアームを上下にスライドして取付け位置が変えられ
る構造になっている。
【0013】図の実施例に示すガンアーム5はシャント
9を介して溶接トランス4の端子に接続されており,ガ
ンアーム5を上下方向にスライドした場合はシャント9
によってスライド分が吸収され,溶接トランス4から給
電される。またスライドする場合,ガンアーム5が左右
にズレないように加圧機構側に絶縁ピン10を打ちこ
み,ガンアーム5側には絶縁ピン10がはまり込むよう
に溝加工が施されている。それによってスライドした場
合,左右の芯ズレを調整する必要がない。電極アーム5
を上下方向にずらした場合,加圧中心線も上下上下方向
にズレるが,本実施例では丸アーム6の出し代を調整す
ることで対応する構造になっている。
9を介して溶接トランス4の端子に接続されており,ガ
ンアーム5を上下方向にスライドした場合はシャント9
によってスライド分が吸収され,溶接トランス4から給
電される。またスライドする場合,ガンアーム5が左右
にズレないように加圧機構側に絶縁ピン10を打ちこ
み,ガンアーム5側には絶縁ピン10がはまり込むよう
に溝加工が施されている。それによってスライドした場
合,左右の芯ズレを調整する必要がない。電極アーム5
を上下方向にずらした場合,加圧中心線も上下上下方向
にズレるが,本実施例では丸アーム6の出し代を調整す
ることで対応する構造になっている。
【0014】次にガンアーム5と丸アーム6の取付け構
造と懐高さ調整手順についてその一例を図2,図3,図
4から説明する。丸アーム6の差し込み代は通常65m
mの差し込みとなっているが,本発明では65mmにス
ライド可能分をプラスした寸法となっている。たとえば
40mmの場合では65mm+40mm=105mmとな
る。
造と懐高さ調整手順についてその一例を図2,図3,図
4から説明する。丸アーム6の差し込み代は通常65m
mの差し込みとなっているが,本発明では65mmにス
ライド可能分をプラスした寸法となっている。たとえば
40mmの場合では65mm+40mm=105mmとな
る。
【0015】ここでガンアーム5をたとえば20mm上
方に上げた場合,図3に示すように丸アーム6の差し込
みを105mmから85mmとし,丸アーム6の出し代
を104mmから124mmとする。このとき,丸アー
ム6の中を通る水冷パイプ11もチップ先端まで冷却す
るため20mm出すことになる。
方に上げた場合,図3に示すように丸アーム6の差し込
みを105mmから85mmとし,丸アーム6の出し代
を104mmから124mmとする。このとき,丸アー
ム6の中を通る水冷パイプ11もチップ先端まで冷却す
るため20mm出すことになる。
【0016】次にガンアーム5をたとえば40mm上方に
上げる場合は,図4に示すように丸アーム6の差し込み
代を105mmから65mmとし,丸アームの出し代を
104mmから144mmとする。このとき,丸アーム
6の中を通る水冷パイプ11も40mm出すことにな
る。
上げる場合は,図4に示すように丸アーム6の差し込み
代を105mmから65mmとし,丸アームの出し代を
104mmから144mmとする。このとき,丸アーム
6の中を通る水冷パイプ11も40mm出すことにな
る。
【0017】本発明は,水冷パイプ11とガンアーム5
の間に水冷パイプアダプタ12を設け,それにより,4
0mmのスライドに対応できるようになっている。
の間に水冷パイプアダプタ12を設け,それにより,4
0mmのスライドに対応できるようになっている。
【0018】水冷パイプアダプタ12は実施例では外形
にM10のねじ山が,また内径にはM6のタップ穴が加工さ
れている。ガンアーム5には水冷系統用の銅パイプが給
水14と排水13の二本鋳込まれており,その二本のパ
イプを貫通するタップがM10にて加工されている。その
タップ部に前述した水冷パイプアダプタ12の差し込
み,内径に加工されているM6タップ部に冷却パイプ11
を取付ける。
にM10のねじ山が,また内径にはM6のタップ穴が加工さ
れている。ガンアーム5には水冷系統用の銅パイプが給
水14と排水13の二本鋳込まれており,その二本のパ
イプを貫通するタップがM10にて加工されている。その
タップ部に前述した水冷パイプアダプタ12の差し込
み,内径に加工されているM6タップ部に冷却パイプ11
を取付ける。
【0019】給水側の鋳込みパイプ14より冷却水が供
給され水冷パイプ11の中を通り,電極チップE2の先
端まで行き,やがて電極チップE2の内壁にぶつかりUタ
ーンして今度は水冷パイプ11の外側とシャンク15,
丸アーム6の中の通水穴を通り排水側の鋳込みパイプ1
3に到達し,ポート口から排出される。
給され水冷パイプ11の中を通り,電極チップE2の先
端まで行き,やがて電極チップE2の内壁にぶつかりUタ
ーンして今度は水冷パイプ11の外側とシャンク15,
丸アーム6の中の通水穴を通り排水側の鋳込みパイプ1
3に到達し,ポート口から排出される。
【0020】上記実施例では丸アーム6を延長するのに
ボルト締結タイプで行う方法について説明したが,これ
に限定されるものではなく,各種の機械式締結手段が考
えられる。
ボルト締結タイプで行う方法について説明したが,これ
に限定されるものではなく,各種の機械式締結手段が考
えられる。
【0021】本発明の実施例について上記のとおり溶接
トランス付きサーボスポット溶接ガンを説明した。ポー
タブルガンの場合はシャント9がなくなり,図5に示す
ように,二次バー16とガンアーム5の給電部17にキ
ックレスケーブル(図省略)が接続される。また,ロボ
ットガンの場合はイコライズ装置を装着することにな
る。本実施例ではCタイプの溶接ガンについて説明した
がXタイプの溶接ガンでも本発明の請求項に示す技術的
範囲内で容易に同一作用効果を実現することができる。
トランス付きサーボスポット溶接ガンを説明した。ポー
タブルガンの場合はシャント9がなくなり,図5に示す
ように,二次バー16とガンアーム5の給電部17にキ
ックレスケーブル(図省略)が接続される。また,ロボ
ットガンの場合はイコライズ装置を装着することにな
る。本実施例ではCタイプの溶接ガンについて説明した
がXタイプの溶接ガンでも本発明の請求項に示す技術的
範囲内で容易に同一作用効果を実現することができる。
【0022】
【発明の効果】以上,説明したように本発明の請求項1
によれば,抵抗溶接機の電極アームを別の物に変えた
り,スペーサを使用することがなくなり,同じ電極アー
ムを使用して複数の異なる懐高さに調整することが可能
になる。それによって簡単な方法でアーム懐高さのバリ
エーションに対応することができ,大掛かりな設備が省
略可能となり,製造コストを大幅に削減することができ
る。
によれば,抵抗溶接機の電極アームを別の物に変えた
り,スペーサを使用することがなくなり,同じ電極アー
ムを使用して複数の異なる懐高さに調整することが可能
になる。それによって簡単な方法でアーム懐高さのバリ
エーションに対応することができ,大掛かりな設備が省
略可能となり,製造コストを大幅に削減することができ
る。
【0023】また,本発明の請求項2によれば,前記ア
ームの取付け位置を機械的締結手段でピッチごとに変え
ることができるから,組み付け精度,アーム位置決め精
度の向上を図ることができる。また調整機構が簡単で製
作コストが削減できる。
ームの取付け位置を機械的締結手段でピッチごとに変え
ることができるから,組み付け精度,アーム位置決め精
度の向上を図ることができる。また調整機構が簡単で製
作コストが削減できる。
【0024】また,本発明の請求項3によれば前記アー
ムの高さ変化に応じて容易に電極先端の芯合わせが可能
になる。
ムの高さ変化に応じて容易に電極先端の芯合わせが可能
になる。
【図1】本発明の実施例としてサーボスポット溶接ガン
に応用した場合の正面図である。
に応用した場合の正面図である。
【図2】丸アームを機械的調整手段による懐高さ調整す
る場合の手順を示す。
る場合の手順を示す。
【図3】丸アームを機械的調整手段による懐高さを中間
位置に変えた場合の手順を示す。
位置に変えた場合の手順を示す。
【図4】丸アームを機械的調整手段による懐高さを最大
位置で取付けた場合の手順を示す。
位置で取付けた場合の手順を示す。
【図5】本発明の懐高さ調整手段をポータブルスポット
溶接ガンに使用した場合の全体図を示す。
溶接ガンに使用した場合の全体図を示す。
【図6】従来構造のポータブルスポット溶接ガンの全体
図を示す。
図を示す。
1 電極加圧用駆動ユニット 2 固定ベース 3 本体ケース 4 溶接トランス 5 電極アーム(ガンアーム) 6 丸アーム 7 アーム側取付け部 8 ベース側取付け部 E1 可動側電極 E2 固定側電極
Claims (4)
- 【請求項1】 抵抗溶接機の一方の電極を加圧駆動する
加圧用アクチュエータと,前記アクチュエータに支持さ
れた固定ベースと,前記固定ベースに組み付けられる電
極アームと,前記アームの先端に前記電極と対応する他
方の電極とを有する抵抗溶接機の電極アーム懐高さ調整
方法において,前記アームは前記ベースとの取付け位置
が機械的締付手段によって調整可能とし,それによって
前記電極アームの懐高さを可変可能としたことを条件と
する抵抗溶接機の電極アームの懐高さ調整方法。 - 【請求項2】 一方の電極チップを加圧駆動する加圧用
アクチュエータの本体と一体的に固着される固定ベース
と,前記ベースに前記チップと対向する他方の電極チッ
プを持つ電極アームと,前記アーム側の取付け部と前記
ベース側の取付け部とを機械的締付手段を介して固定
し,しかもその取付け位置は前記取付け部に形成された
複数の取付けピッチ穴を変えることにより前記電極アー
ムの懐高さを段階的に可変可能に構成した抵抗溶接機。 - 【請求項3】 前記アーム側の電極チップは差し込み式
丸アームに支持され,前記丸アームの差し込み量を調整
することによって,前記アームの高さ変化に対応させて
前記チップ相互間の芯合わせを可能に構成した請求項2
の抵抗溶接機。 - 【請求項4】 前記加圧用アクチュエータはシリンダ又
は電動モータである請求項2又は3の抵抗溶接機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195388A JP2002011580A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 抵抗溶接機と電極アームの懐高さ調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195388A JP2002011580A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 抵抗溶接機と電極アームの懐高さ調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002011580A true JP2002011580A (ja) | 2002-01-15 |
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ID=18694055
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---|---|---|---|
JP2000195388A Pending JP2002011580A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 抵抗溶接機と電極アームの懐高さ調整方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002011580A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2229910A1 (es) * | 2003-07-03 | 2005-04-16 | Serra Soldadura, S.A. | Metodo y aparato de compensacion automatica para pinza de soldadura. |
KR100837923B1 (ko) | 2006-12-13 | 2008-06-13 | 현대자동차주식회사 | 용접 로봇의 가변 스트로크 타입 용접 건 |
JP2008178917A (ja) * | 2008-04-18 | 2008-08-07 | Obara Corp | C型溶接機 |
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2000
- 2000-06-29 JP JP2000195388A patent/JP2002011580A/ja active Pending
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