JP2002010895A - いけ花用具 - Google Patents
いけ花用具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】水盤に花を生けるのに使用するいけ花用具にお
いて、剣山の特性を生かしながら、素人でも容易に扱う
ことができるようにすること。 【解決手段】上向きの針5を多数本備えた合成樹脂製の
剣山部材2を設け、該剣山部材2の下面に、吸盤7,7
を取付けるととともに、上記剣山部材2の上面には、枠
体13および該枠体13内に形成された支持部14とを
有し、花の根元側を支持する支持材10と、該支持材1
0を所定高さに支持する支柱11とを有する合成樹脂製
の支持部材3を着脱可能に取付けたいけ花用具1。
いて、剣山の特性を生かしながら、素人でも容易に扱う
ことができるようにすること。 【解決手段】上向きの針5を多数本備えた合成樹脂製の
剣山部材2を設け、該剣山部材2の下面に、吸盤7,7
を取付けるととともに、上記剣山部材2の上面には、枠
体13および該枠体13内に形成された支持部14とを
有し、花の根元側を支持する支持材10と、該支持材1
0を所定高さに支持する支柱11とを有する合成樹脂製
の支持部材3を着脱可能に取付けたいけ花用具1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、草木(樹枝や草
花)をさすのに用いるいけ花用具に関し、より詳しく
は、剣山のように水盤に用いるのに適したようないけ花
用具に関する。
花)をさすのに用いるいけ花用具に関し、より詳しく
は、剣山のように水盤に用いるのに適したようないけ花
用具に関する。
【0002】なお、この明細書で花とは、上記草木(樹
枝や草花)の枝、葉、花のことをいう。
枝や草花)の枝、葉、花のことをいう。
【0003】
【従来の技術】水盤で用いるいけ花用具といえば剣山だ
が、剣山は、鉛で出来ているのでずしりと重い。このた
め扱いにくいうえ、特に華道を習わない様な素人では、
手軽に扱えない、縁遠いものであった。しかも針は真っ
直ぐ立っているので、花を斜めにさそうとする場合に、
特に素人ではさしにくい。
が、剣山は、鉛で出来ているのでずしりと重い。このた
め扱いにくいうえ、特に華道を習わない様な素人では、
手軽に扱えない、縁遠いものであった。しかも針は真っ
直ぐ立っているので、花を斜めにさそうとする場合に、
特に素人ではさしにくい。
【0004】また、剣山に代わるものとして饅頭型のも
のの表面に複数の穴が明けられた焼き物製のものがあ
る。これなら素人には使いやすいが、穴の数や方向、大
きさが限られているので、自由にさすことができず、演
出効果が劣る。
のの表面に複数の穴が明けられた焼き物製のものがあ
る。これなら素人には使いやすいが、穴の数や方向、大
きさが限られているので、自由にさすことができず、演
出効果が劣る。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】そこでこの発明
は、素人でも容易に扱うことができる上に、自由なさし
方が出来るようないけ花用具の提供を主たる課題とす
る。
は、素人でも容易に扱うことができる上に、自由なさし
方が出来るようないけ花用具の提供を主たる課題とす
る。
【0006】そのための手段は、上向きの針を多数本備
えた合成樹脂製の剣山部材を設け、該剣山部材の下面
に、吸盤を取付けるととともに、上記剣山部材の上面に
は、枠体および該枠体内に形成された支持部とを有し、
花の根元側を支持する支持材と、該支持材を所定高さに
支持する支柱とを有する合成樹脂製の支持部材を取付け
たいけ花用具であることを特徴とする。
えた合成樹脂製の剣山部材を設け、該剣山部材の下面
に、吸盤を取付けるととともに、上記剣山部材の上面に
は、枠体および該枠体内に形成された支持部とを有し、
花の根元側を支持する支持材と、該支持材を所定高さに
支持する支柱とを有する合成樹脂製の支持部材を取付け
たいけ花用具であることを特徴とする。
【0007】すなわち、このいけ花用具を用いて花をさ
す場合には、まず、剣山部材の吸盤を用いて水盤に取付
ける。そして花を、その根元側をもって、支持部材の支
持材の内側から、剣山部材の針に対して自由にさせばよ
い。花の根元側は剣山部材の針で固定されるとともに、
たとい針だけで無理に固定せずとも、それより上側は支
持材によって傾倒が防止される。
す場合には、まず、剣山部材の吸盤を用いて水盤に取付
ける。そして花を、その根元側をもって、支持部材の支
持材の内側から、剣山部材の針に対して自由にさせばよ
い。花の根元側は剣山部材の針で固定されるとともに、
たとい針だけで無理に固定せずとも、それより上側は支
持材によって傾倒が防止される。
【0008】なお、上記剣山部材の下面の縁部には、剣
山部材を水平に保てるように適宜長さの支持片を垂設す
るとよい。安定性がよいからである。
山部材を水平に保てるように適宜長さの支持片を垂設す
るとよい。安定性がよいからである。
【0009】また、前記支持部材を剣山部材に対して着
脱可能に取付けるとよい。支持部材が不要なときには取
り外して剣山部材のみで使用することができる上、さす
花の茎等の太さや所望のさし方によっては、形態の異な
る支持材を有した支持部材に交換することができるから
である。
脱可能に取付けるとよい。支持部材が不要なときには取
り外して剣山部材のみで使用することができる上、さす
花の茎等の太さや所望のさし方によっては、形態の異な
る支持材を有した支持部材に交換することができるから
である。
【0010】さらに、前記剣山部材と支持部材とを水平
方向に相対回動可能に取付けるもよい。例えば剣山部材
の上面に、回動可能な板を取付けてこの上に支柱を取付
けたりすればよい。また、支持部材の支持材を支柱の上
で水平方向に回動可能に形成するもよい。花を生けた後
で花の角度を変えられ、これまでにない自由ないけ花が
できるからである。
方向に相対回動可能に取付けるもよい。例えば剣山部材
の上面に、回動可能な板を取付けてこの上に支柱を取付
けたりすればよい。また、支持部材の支持材を支柱の上
で水平方向に回動可能に形成するもよい。花を生けた後
で花の角度を変えられ、これまでにない自由ないけ花が
できるからである。
【0011】さらにまた、前記支柱を高さ調節可能に形
成するもよい。例えば伸縮構造で構成したり、継ぎ足し
構造で構成したりするとよい。生ける花の種類、花の葉
の数、位置、茎の太さ等に応じて、より綺麗に見えるい
け方が選択できるからである。
成するもよい。例えば伸縮構造で構成したり、継ぎ足し
構造で構成したりするとよい。生ける花の種類、花の葉
の数、位置、茎の太さ等に応じて、より綺麗に見えるい
け方が選択できるからである。
【0012】上記支持部材の枠体内は、内外に配設され
た径の異なる枠部と、これら枠部を上記枠体に径方向に
連結する前記支持部とで形成するとよい。このとき中心
側の枠体部内には何も形成しない方がよい。上記のよう
に構成すると、剣山部材の上方の中心部から外周部にか
けて段階的に枠部および枠体が位置することになり、支
持できる位置が内外に並ぶとともに、これら枠体および
枠部を支持部で連結しているので、その支持部位置でも
支持できる。また、上記支持部は、枠部から枠部へ、枠
部から枠体へと連続して同一直線状に乗らないように形
成するとよい。例えば升目状や放射線状以外の自由なさ
し方ができ、演出効果を高めることができるからであ
る。
た径の異なる枠部と、これら枠部を上記枠体に径方向に
連結する前記支持部とで形成するとよい。このとき中心
側の枠体部内には何も形成しない方がよい。上記のよう
に構成すると、剣山部材の上方の中心部から外周部にか
けて段階的に枠部および枠体が位置することになり、支
持できる位置が内外に並ぶとともに、これら枠体および
枠部を支持部で連結しているので、その支持部位置でも
支持できる。また、上記支持部は、枠部から枠部へ、枠
部から枠体へと連続して同一直線状に乗らないように形
成するとよい。例えば升目状や放射線状以外の自由なさ
し方ができ、演出効果を高めることができるからであ
る。
【0013】さらに、前記剣山部材の外周位置に、花の
下端を係止する多数の係止部を有した板状の基板と、該
基板の外周縁部から内側斜め上方へ立ち上がり花の根元
側を支持する支持枠とを有した第2支持部材を付属する
とよい。上記係止部は、花をさせる大きさの穴や小さな
凹凸等で形成するとよい。使用に際しては、必要に応じ
て剣山部材の外周位置に配設して、花の茎等の下端を支
持枠の内側から差し込んで、基板の係止部に係止させ、
支持枠で支えればよい。多数の針からなる剣山ではしに
くかった斜めにさすことが、容易に行える。剣山部材の
針にさしての固定と、第2支持部材での支持による固定
との相乗効果により、一そう自由なさし方ができ、所望
の演出効果を期待できる。
下端を係止する多数の係止部を有した板状の基板と、該
基板の外周縁部から内側斜め上方へ立ち上がり花の根元
側を支持する支持枠とを有した第2支持部材を付属する
とよい。上記係止部は、花をさせる大きさの穴や小さな
凹凸等で形成するとよい。使用に際しては、必要に応じ
て剣山部材の外周位置に配設して、花の茎等の下端を支
持枠の内側から差し込んで、基板の係止部に係止させ、
支持枠で支えればよい。多数の針からなる剣山ではしに
くかった斜めにさすことが、容易に行える。剣山部材の
針にさしての固定と、第2支持部材での支持による固定
との相乗効果により、一そう自由なさし方ができ、所望
の演出効果を期待できる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、いけ花用具1の分解斜視図で
あり、このいけ花用具1は、水盤等適宜の浅い容器に花
を生けるために使用するもので、素人でも気軽に花を生
けられるようにするものである。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、いけ花用具1の分解斜視図で
あり、このいけ花用具1は、水盤等適宜の浅い容器に花
を生けるために使用するもので、素人でも気軽に花を生
けられるようにするものである。
【0015】すなわちこのいけ花用具1は、合成樹脂製
の剣山部材2と、同じく合成樹脂製の支持部材3とから
なる。
の剣山部材2と、同じく合成樹脂製の支持部材3とから
なる。
【0016】剣山部材2は、平面視円形をなす基板4の
上面の中央部を中心にして円形に、多数本の針5…を立
設している。また、基板4の外周部の2か所には、円弧
状の切欠部6,6を形成して、この切欠部6,6の下側
に一部が露出するように、基板4の下面の2か所には、
吸盤7,7を取付けている。吸盤7は、水盤の内底面に
位置固定するためのものである。吸盤7を基板の下面
に、下に突出するように取付けているので、基板4の外
周縁部には、吸盤7を作用させた時に接地する適宜長さ
の支持片8を垂設している。
上面の中央部を中心にして円形に、多数本の針5…を立
設している。また、基板4の外周部の2か所には、円弧
状の切欠部6,6を形成して、この切欠部6,6の下側
に一部が露出するように、基板4の下面の2か所には、
吸盤7,7を取付けている。吸盤7は、水盤の内底面に
位置固定するためのものである。吸盤7を基板の下面
に、下に突出するように取付けているので、基板4の外
周縁部には、吸盤7を作用させた時に接地する適宜長さ
の支持片8を垂設している。
【0017】また、基板4の上面の外周部には、支持部
材3を着脱可能に取付けるための嵌合突起9…を複数形
成している。
材3を着脱可能に取付けるための嵌合突起9…を複数形
成している。
【0018】支持部材3は、花の根元側を支持する支持
材10と、これを上記基板4上の所定高さに支持する複
数本の支柱11…とからなる。
材10と、これを上記基板4上の所定高さに支持する複
数本の支柱11…とからなる。
【0019】支柱11は、支持材10を上記針5の先端
位置よりも適宜上方に支持できる長さの円柱状で、下端
には、図2に示したように上記嵌合突起9に嵌合する嵌
合凹部12を形成している。
位置よりも適宜上方に支持できる長さの円柱状で、下端
には、図2に示したように上記嵌合突起9に嵌合する嵌
合凹部12を形成している。
【0020】支持材10は、剣山部材2と同様に円形の
枠体13と、この枠体13内に形成された支持部14と
を有するもので、例えば図3に示したように形成すると
よい。枠体13を、剣山部材2よりも大径の円形枠状に
形成し、この枠体13の内側に同じく円形で径の異なる
2つの枠部15,15を内外に配設し、これら枠部15
を枠体13に、支持部14で径方向に連結する。支持部
14での連結は、枠部15から枠部15へ連結する支持
部14と、枠部15から枠体13へ連結する支持部14
とが同一直線上に乗らないように形成している。また、
一番内側の枠部15の内側には、支持部を形成しない。
枠体13と、この枠体13内に形成された支持部14と
を有するもので、例えば図3に示したように形成すると
よい。枠体13を、剣山部材2よりも大径の円形枠状に
形成し、この枠体13の内側に同じく円形で径の異なる
2つの枠部15,15を内外に配設し、これら枠部15
を枠体13に、支持部14で径方向に連結する。支持部
14での連結は、枠部15から枠部15へ連結する支持
部14と、枠部15から枠体13へ連結する支持部14
とが同一直線上に乗らないように形成している。また、
一番内側の枠部15の内側には、支持部を形成しない。
【0021】また、図4に示したように形成するもよ
い。すなわち、円形の枠体13の内側には、支持部14
を縦横に延ばして格子状に形成している。
い。すなわち、円形の枠体13の内側には、支持部14
を縦横に延ばして格子状に形成している。
【0022】支持材10は、生ける花や所望する生け方
等に応じて適宜形成すればよい。図3に示したように形
成した場合には、剣山部材2の上方の中心部から外周部
にかけて段階的に枠部15,15および枠体13が位置
することになり、支持できる位置が内外に並ぶととも
に、これらを連結する支持部14は、枠部15から枠部
15へ、枠部15から枠体13へと同一直線状に乗らな
いので、また、枠体13と枠部15と支持部14とで囲
まれてできる目の大きさにも違いができるので、例えば
升目状や放射線状以外の自由なさし方ができ、演出効果
をより高めることができる。
等に応じて適宜形成すればよい。図3に示したように形
成した場合には、剣山部材2の上方の中心部から外周部
にかけて段階的に枠部15,15および枠体13が位置
することになり、支持できる位置が内外に並ぶととも
に、これらを連結する支持部14は、枠部15から枠部
15へ、枠部15から枠体13へと同一直線状に乗らな
いので、また、枠体13と枠部15と支持部14とで囲
まれてできる目の大きさにも違いができるので、例えば
升目状や放射線状以外の自由なさし方ができ、演出効果
をより高めることができる。
【0023】なお、以上の例では平面視円形の例を示し
たが、方形や星形等、適宜の形状であるもよい。
たが、方形や星形等、適宜の形状であるもよい。
【0024】このように構成したいけ花用具1を用いて
花をさす場合には、まず、水盤に対して剣山部材2を、
吸盤7を用いて取付ける。そして花を、その根元側をも
って、支持部材3の支持材10の内側から、剣山部材2
の針5に対して自由にさせばよい。花の根元側は剣山部
材2の針5で固定されるとともに、たとい針だけで無理
に固定せずとも、それより上側は支持材10によって傾
倒が防止される。つまり、針5と支持材10との協動で
さした状態を位置固定できる。
花をさす場合には、まず、水盤に対して剣山部材2を、
吸盤7を用いて取付ける。そして花を、その根元側をも
って、支持部材3の支持材10の内側から、剣山部材2
の針5に対して自由にさせばよい。花の根元側は剣山部
材2の針5で固定されるとともに、たとい針だけで無理
に固定せずとも、それより上側は支持材10によって傾
倒が防止される。つまり、針5と支持材10との協動で
さした状態を位置固定できる。
【0025】しかも、このいけ花用具1は、合成樹脂製
であるので軽量で扱いやすく、素人でも手軽に使用でき
る。にも拘らず、吸盤7で水盤に固定できるようにして
いるので、また、剣山部材2の下面の縁部には、支持片
8を垂設しているので、さした状態も安定する。
であるので軽量で扱いやすく、素人でも手軽に使用でき
る。にも拘らず、吸盤7で水盤に固定できるようにして
いるので、また、剣山部材2の下面の縁部には、支持片
8を垂設しているので、さした状態も安定する。
【0026】また、前記支持部材3は剣山部材2に対し
て着脱可能であるので、支持部材3が不要なときには取
り外して剣山部材2のみで使用することができる上、さ
す花の茎等の太さや所望のさし方によっては、例えば図
3に示した様な支持材10を有する支持部材3から図4
に示した様な支持材10を有する支持部材3へと、形態
の異なる支持材10を有した支持部材3に交換すること
ができる。
て着脱可能であるので、支持部材3が不要なときには取
り外して剣山部材2のみで使用することができる上、さ
す花の茎等の太さや所望のさし方によっては、例えば図
3に示した様な支持材10を有する支持部材3から図4
に示した様な支持材10を有する支持部材3へと、形態
の異なる支持材10を有した支持部材3に交換すること
ができる。
【0027】しかも、多数の針5を持つ剣山部材2を有
しているので、剣山の持つさし方の自由さによる演出可
能性の高さという効果を持ちながらも、支持部材3で支
持できるようにしているので、さしにくい花などは軽く
さして後は支持部材3に支持させればよいので、素人で
も使いやすいという効果も同時に達成できる。
しているので、剣山の持つさし方の自由さによる演出可
能性の高さという効果を持ちながらも、支持部材3で支
持できるようにしているので、さしにくい花などは軽く
さして後は支持部材3に支持させればよいので、素人で
も使いやすいという効果も同時に達成できる。
【0028】さらに合成樹脂製であるため、水盤も、専
門的なものに限らず、身近にあるお皿や平たい容器等を
適宜、傷付ける心配もなく使用できる。
門的なものに限らず、身近にあるお皿や平たい容器等を
適宜、傷付ける心配もなく使用できる。
【0029】以上のように、いけ花を気軽に、そして手
軽に、誰もが楽しめるようにすることができる。
軽に、誰もが楽しめるようにすることができる。
【0030】なお、前記剣山部材2と支持部材3とを水
平方向に相対回動可能に取付けたり、支持部材3の支持
材10を支柱11の上で水平方向に回動可能に形成した
りするもよい。前者の場合は、例えば剣山部材2の上面
に、回動可能な板を取付けてこの上に支柱11を取付け
たりすればよい。花を生けた後で花の角度を変えられ、
これまでにない自由ないけ花ができるからである。
平方向に相対回動可能に取付けたり、支持部材3の支持
材10を支柱11の上で水平方向に回動可能に形成した
りするもよい。前者の場合は、例えば剣山部材2の上面
に、回動可能な板を取付けてこの上に支柱11を取付け
たりすればよい。花を生けた後で花の角度を変えられ、
これまでにない自由ないけ花ができるからである。
【0031】さらにまた、前記支柱を高さ調節可能に形
成するもよい。例えば伸縮構造で構成したり、継ぎ足し
構造で構成したりするとよい。生ける花の種類、花の葉
の数、位置、茎の太さ等に応じて、より綺麗に見えるい
け方が選択できるからである。
成するもよい。例えば伸縮構造で構成したり、継ぎ足し
構造で構成したりするとよい。生ける花の種類、花の葉
の数、位置、茎の太さ等に応じて、より綺麗に見えるい
け方が選択できるからである。
【0032】(実施の形態2)図5に示したいけ花用具
1は、実施の形態1で説明したいけ花用具1に第2支持
部材16を着脱可能に組み付けて構成している。
1は、実施の形態1で説明したいけ花用具1に第2支持
部材16を着脱可能に組み付けて構成している。
【0033】第2支持部材16は、剣山部材2の外周位
置であって、支持部材3より下側位置に取付けるもので
あって、ドーナツ形の基板17と、これに一体化された
支持枠18とからなる。基板17は花の下端を係止する
多数の係止部19を有した板状で、係止部19は例えば
丸穴で形成するとよく、さらには、その丸穴を図示した
ように逆テーパ状に形成するとよい。逆テーパの面が花
を斜めにさすことを許容する。この他、摩擦抵抗を与え
る程度の凹凸や、短く細い多数の針を取付けるなどして
形成するもよい。剣山の針にさすのと異なり、花を斜め
にしても位置固定することが容易となればよい。
置であって、支持部材3より下側位置に取付けるもので
あって、ドーナツ形の基板17と、これに一体化された
支持枠18とからなる。基板17は花の下端を係止する
多数の係止部19を有した板状で、係止部19は例えば
丸穴で形成するとよく、さらには、その丸穴を図示した
ように逆テーパ状に形成するとよい。逆テーパの面が花
を斜めにさすことを許容する。この他、摩擦抵抗を与え
る程度の凹凸や、短く細い多数の針を取付けるなどして
形成するもよい。剣山の針にさすのと異なり、花を斜め
にしても位置固定することが容易となればよい。
【0034】また、基板17の内周縁には、テーパ面2
0を形成し、剣山部材2の基板4の外周縁には上記テー
パ面20と対応する逆テーパ面21を形成するとよい。
単に摺接する程度に形成するもよいが、上述のように形
成すると、剣山部材2の逆テーパ面21が第2支持部材
16のテーパ面20を押え込むので、第2支持部材16
に吸盤を取付けずとも、水盤内で浮いたり動いたりする
ことがないように位置固定できる。
0を形成し、剣山部材2の基板4の外周縁には上記テー
パ面20と対応する逆テーパ面21を形成するとよい。
単に摺接する程度に形成するもよいが、上述のように形
成すると、剣山部材2の逆テーパ面21が第2支持部材
16のテーパ面20を押え込むので、第2支持部材16
に吸盤を取付けずとも、水盤内で浮いたり動いたりする
ことがないように位置固定できる。
【0035】支持枠18は、基板17の外周縁部に一体
固定される立上がり部22から、内側斜め上方へ立上が
る形状で、上端は、前記支持部材3の枠体13の下面に
対して着脱可能に取付け可能である。つまり、上端の円
形の環状部23の上面には、支持部材3の枠体13の下
面に形成した嵌合凹部24に嵌合する嵌合突部25を形
成している。
固定される立上がり部22から、内側斜め上方へ立上が
る形状で、上端は、前記支持部材3の枠体13の下面に
対して着脱可能に取付け可能である。つまり、上端の円
形の環状部23の上面には、支持部材3の枠体13の下
面に形成した嵌合凹部24に嵌合する嵌合突部25を形
成している。
【0036】また、図6にも示した如く、前記支持部材
3の支持材10と同じ様に、上記環状部より下側には、
径の異なる複数の枠部26を適宜間隔おきに上下方向に
配設し、これらを上記環状部23と立上がり部22との
間に、支持部27で縦に連結している。この場合の支持
部27も、連続して同一直線状に乗らないように形成す
るとよい。
3の支持材10と同じ様に、上記環状部より下側には、
径の異なる複数の枠部26を適宜間隔おきに上下方向に
配設し、これらを上記環状部23と立上がり部22との
間に、支持部27で縦に連結している。この場合の支持
部27も、連続して同一直線状に乗らないように形成す
るとよい。
【0037】このように第2支持部材16を付属したい
け花用具1では、剣山部材2の外周位置にも花をさすこ
とができる。しかも剣山の針ではなく丸穴で形成してい
るので、多数の針からなる剣山ではさしにくかった斜め
にさすことが、容易に行える。剣山部材2の針5にさし
ての固定と、第2支持部材16での支持による固定との
相乗効果により、一そう自由なさし方ができ、所望の演
出効果を期待できる。
け花用具1では、剣山部材2の外周位置にも花をさすこ
とができる。しかも剣山の針ではなく丸穴で形成してい
るので、多数の針からなる剣山ではさしにくかった斜め
にさすことが、容易に行える。剣山部材2の針5にさし
ての固定と、第2支持部材16での支持による固定との
相乗効果により、一そう自由なさし方ができ、所望の演
出効果を期待できる。
【0038】図7に示したように、支持部材3を外し
て、剣山部材2と第2支持部材16のみで使用すること
もできる。
て、剣山部材2と第2支持部材16のみで使用すること
もできる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明のいけ花用具は、
合成樹脂製であるので軽量で扱いやすく、素人でも手軽
に使用できる。
合成樹脂製であるので軽量で扱いやすく、素人でも手軽
に使用できる。
【0040】しかも、多数の針を持つ剣山部材を有して
いるので、剣山の持つさし方の自由さによる演出可能性
の高さという効果を持ちながらも、支持部材で支持でき
るようにしているので、さしにくい花などは軽くさして
後は支持部材に支持させればよいので、素人でも使いや
すいという効果も同時に達成できる。
いるので、剣山の持つさし方の自由さによる演出可能性
の高さという効果を持ちながらも、支持部材で支持でき
るようにしているので、さしにくい花などは軽くさして
後は支持部材に支持させればよいので、素人でも使いや
すいという効果も同時に達成できる。
【0041】また、軽いいけ花用具ではあるが、吸盤で
固定できるようにしているので、さしやすい上にさした
状態も安定する。さらに合成樹脂製であるため、水盤
も、専門的なものに限らず、身近にあるお皿や平たい容
器等を適宜、傷付ける心配もなく使用できる。この結
果、誰もがいけ花を気軽に、そして手軽に、楽しむこと
ができる。
固定できるようにしているので、さしやすい上にさした
状態も安定する。さらに合成樹脂製であるため、水盤
も、専門的なものに限らず、身近にあるお皿や平たい容
器等を適宜、傷付ける心配もなく使用できる。この結
果、誰もがいけ花を気軽に、そして手軽に、楽しむこと
ができる。
【図1】 いけ花用具の分解斜視図。
【図2】 いけ花用具の断面図。
【図3】 支持部材の平面図。
【図4】 支持部材の平面図。
【図5】 他の例に係るいけ花用具の断面図。
【図6】 第2支持部材の平面図。
【図7】 他の使用形態を示す断面図。
1…いけ花用具 2…剣山部材 3…支持部材 5…針 7…吸盤 9…嵌合突起 10…支持材 11…支柱 12…嵌合凹部 13…枠体 14…支持部 15…枠部 16…第2支持部材 17…基板 18…支持枠
Claims (4)
- 【請求項1】上向きの針を多数本備えた合成樹脂製の剣
山部材を設け、該剣山部材の下面に、吸盤を取付けると
とともに、上記剣山部材の上面には、枠体および該枠体
内に形成された支持部とを有し、花の根元側を支持する
支持材と、該支持材を所定高さに支持する支柱とを有す
る合成樹脂製の支持部材を取付けたいけ花用具。 - 【請求項2】前記支持部材を剣山部材に対して着脱可能
に取付けた請求項1に記載のいけ花用具。 - 【請求項3】前記支持部材の枠体内を、内外に配設され
た径の異なる枠部と、これら枠部を上記枠体に径方向に
連結する前記支持部とで形成した請求項1または請求項
2に記載のいけ花用具。 - 【請求項4】前記剣山部材の外周位置に、花の下端を係
止する多数の係止部を有した板状の基板と、該基板の外
周縁部から内側斜め上方へ立ち上がり花の根元側を支持
する支持枠とを有した第2支持部材を付属した請求項1
から請求項3のうちのいずれか一項に記載のいけ花用
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000194381A JP2002010895A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | いけ花用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000194381A JP2002010895A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | いけ花用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002010895A true JP2002010895A (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18693220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000194381A Pending JP2002010895A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | いけ花用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002010895A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004093020A1 (en) * | 2003-04-16 | 2004-10-28 | Dobos Istvan | Automatic flower-selling equipment |
-
2000
- 2000-06-28 JP JP2000194381A patent/JP2002010895A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004093020A1 (en) * | 2003-04-16 | 2004-10-28 | Dobos Istvan | Automatic flower-selling equipment |
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