JP2002010338A - チャネル割当方法および通信装置 - Google Patents

チャネル割当方法および通信装置

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JP2002010338A
JP2002010338A JP2000190172A JP2000190172A JP2002010338A JP 2002010338 A JP2002010338 A JP 2002010338A JP 2000190172 A JP2000190172 A JP 2000190172A JP 2000190172 A JP2000190172 A JP 2000190172A JP 2002010338 A JP2002010338 A JP 2002010338A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA−TDD方式において、チャネル割
当を適切に行い、干渉の小さい通信を実現する。 【解決手段】 チャネル割当要求に係る移動局10が在
圏するサービスエリア31以外のサービスエリア32、
33で用いていないタイムスロットに割当可能な拡散符
号がある場合には、該タイムスロットおよび該拡散符号
をチャネル割当要求に対して割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャネル割当方法
および通信装置に関し、より具体的には、CDMA−T
DD方式において、チャネル割当を適切に行い、干渉の
小さい通信を実現するチャネル割当方法および通信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信において、FDMA(Fre
quency Division Multiple Access)方式、TDMA(Tim
e Division Multiple Access)方式、CDMA(Code Div
isionMultiple Access)方式等が用いられていた。FD
MA方式では、周波数を割り当てていた。TDMA方式
では、タイムスロット(と周波数)を割り当てていた。
CDMA方式では、一般に拡散符号(と周波数)を割り
当てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タイムスロッ
トに分割したCDMA(CDMA−TDD(Time Divisi
on Duplex)方式、例えば、IMT−2000 CDMA
−TDD)では、拡散符号とタイムスロット(と周波
数)を割り当てることになる。拡散符号とタイムスロッ
トを割り当てる方式は、これまで検討されていない。
【0004】CDMA方式においては、干渉を防止する
ため、直交する拡散符号を用いるのが一般的である。し
かし、実際には、マルチパスによる伝搬遅延等の影響に
より、干渉が生じる。特に、異なるサービスエリアにお
ける通信同士では、伝搬遅延差が大きく、干渉も大きく
なるものと考えられる。
【0005】したがって、CDMA−TDD方式におい
ては、近接(関連)するサービスエリアにおける通信に
対して同一のタイムスロットを割り当てないようにする
ことが好ましいと考えられる。
【0006】そこで、本発明の目的は、CDMA−TD
D方式において、チャネル割当を適切に行い、干渉の小
さい通信を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、移動局と1以上のサービ
スエリアを有する基地局との間のCDMA−TDD方式
に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当てるチャネ
ル割当方法であって、チャネル割当要求に対し、該チャ
ネル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアで
既に用いているタイムスロットに割当可能な拡散符号が
ある場合には、該タイムスロットおよび該タイムスロッ
トで割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とす
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のチャネル割当方法であって、前記チャネル割当要求に
対し、該チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサー
ビスエリア以外の関連するサービスエリアで用いていな
いタイムスロットに割当可能な拡散符号がある場合に
は、該タイムスロットおよび該タイムスロットで割当可
能な拡散符号を割り当てることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のチャネル割当方法であって、前記チャネル割
当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移動局が在圏
するサービスエリアにおける干渉量が所定の値を超えな
いタイムスロットに割当可能な拡散符号がある場合に
は、該タイムスロットおよび該タイムスロットで割当可
能な拡散符号を割り当てることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載のチャネル割当方法であって、前記チャネル割
当要求に対し、割当可能な拡散符号があるタイムスロッ
トのうち、前記チャネル割当要求に係る移動局が在圏す
るサービスエリアにおける干渉量が小さいタイムスロッ
トを優先的に選択し、該タイムスロットおよび該タイム
スロットで割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴
とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載のチャネル割当方法であって、前記チャネル割
当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移動局が在圏
するサービスエリアに関連するサービスエリアにおける
トラヒックが所定の値を超えないタイムスロットに割当
可能な拡散符号がある場合には、該タイムスロットおよ
び該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てる
ことを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1または
2に記載のチャネル割当方法であって、前記チャネル割
当要求に対し、割当可能な拡散符号があるタイムスロッ
トのうち、前記チャネル割当要求に係る移動局が在圏す
るサービスエリアに関連するサービスエリアにおけるト
ラヒックが小さいタイムスロットを優先的に選択し、該
タイムスロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡
散符号を割り当てることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、移動局と1以上
のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−T
DD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当て
るチャネル割当方法であって、チャネル割当要求に対
し、該チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービ
スエリアにおける干渉量が所定の値を超えないタイムス
ロットに割当可能な拡散符号がある場合には、該タイム
スロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散符号
を割り当てることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、移動局と1以上
のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−T
DD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当て
るチャネル割当方法であって、チャネル割当要求に対
し、割当可能な拡散符号があるタイムスロットのうち、
前記チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービス
エリアにおける干渉量が小さいタイムスロットを優先的
に選択し、該タイムスロットおよび該タイムスロットで
割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、移動局と1以上
のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−T
DD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当て
るチャネル割当方法であって、チャネル割当要求に対
し、該チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービ
スエリアに関連するサービスエリアにおけるトラヒック
が所定の値を超えないタイムスロットに割当可能な拡散
符号がある場合には、該タイムスロットおよび該タイム
スロットで割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴
とする。
【0016】請求項10に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てるチャネル割当方法であって、チャネル割当要求に対
し、割当可能な拡散符号があるタイムスロットのうち、
前記チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービス
エリアに関連するサービスエリアにおけるトラヒックが
小さいタイムスロットを優先的に選択し、該タイムスロ
ットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割
り当てることを特徴とする。
【0017】請求項11に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てるチャネル割当方法であって、チャネル割当要求に対
し、該チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービ
スエリア以外の関連するサービスエリアで用いていない
タイムスロットに割当可能な拡散符号がある場合には、
該タイムスロットおよび該タイムスロットで割当可能な
拡散符号を割り当てることを特徴とする。
【0018】請求項12に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てる通信装置であって、チャネル割当要求に対し、該チ
ャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリア
で既に用いているタイムスロットに割当可能な拡散符号
がある場合には、該タイムスロットおよび該タイムスロ
ットで割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とす
る。
【0019】請求項13に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てる通信装置であって、チャネル割当要求に対し、該チ
ャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリア
における干渉量が所定の値を超えないタイムスロットに
割当可能な拡散符号がある場合には、該タイムスロット
および該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当
てることを特徴とする。
【0020】請求項14に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てる通信装置であって、チャネル割当要求に対し、割当
可能な拡散符号があるタイムスロットのうち、前記チャ
ネル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアに
おける干渉量が小さいタイムスロットを優先的に選択
し、該タイムスロットおよび該タイムスロットで割当可
能な拡散符号を割り当てることを特徴とする。
【0021】請求項15に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てる通信装置であって、チャネル割当要求に対し、該チ
ャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリア
に関連するサービスエリアにおけるトラヒックが所定の
値を超えないタイムスロットに割当可能な拡散符号があ
る場合には、該タイムスロットおよび該タイムスロット
で割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とする。
【0022】請求項16に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てる通信装置であって、チャネル割当要求に対し、割当
可能な拡散符号があるタイムスロットのうち、前記チャ
ネル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアに
関連するサービスエリアにおけるトラヒックが小さいタ
イムスロットを優先的に選択し、該タイムスロットおよ
び該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てる
ことを特徴とする。
【0023】請求項17に記載の発明は、移動局と1以
上のサービスエリアを有する基地局との間のCDMA−
TDD方式に基づく無線通信に用いるチャネルを割り当
てる通信装置であって、チャネル割当要求に対し、該チ
ャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリア
以外の関連するサービスエリアで用いていないタイムス
ロットに割当可能な拡散符号がある場合には、該タイム
スロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散符号
を割り当てることを特徴とする。
【0024】請求項18に記載の発明は、請求項12な
いし17のいずれかに記載の通信装置であって、該通信
装置は、前記基地局を制御する制御局であることを特徴
とする。
【0025】請求項19に記載の発明は、請求項12な
いし17のいずれかに記載の通信装置であって、該通信
装置は、前記基地局であることを特徴とする。
【0026】以上の構成によれば、CDMA−TDD方
式において、チャネル割当を適切に行い、干渉の小さい
通信を実現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳しく説明する。
【0028】(第1実施形態)図1は、移動通信システ
ムの例を示す図である。図1の例では、各基地局につき
1つのサービスエリア(セル)を設けている。ただし、
例えば、セルを複数のセクタに分割して、1つの基地局
が複数のサービスエリア(セクタ)を有するようにする
こともできる。
【0029】図1の例では、基地局21のサービスエリ
アがセル31であり、基地局22のサービスエリアがセ
ル32であり、基地局23のサービスエリアがセル33
である。移動局10は、図1に示すように、基地局21
のサービスエリアであるセル31に在圏するときは、基
地局21と無線通信を行うことができる。本実施形態に
おいては、CDMA−TDD方式に基づき無線通信を行
う。
【0030】制御局40は、各基地局を制御し、移動局
と基地局との間の無線通信に用いるチャネルの管理を行
っている。すなわち、制御局40は、現在のチャネルの
状態(各サービスエリアで用いられているチャネル、空
きチャネルの状態等)を把握し、管理を行っている。そ
して、チャネル割当要求があると、現在のチャネルの状
態を考慮して、チャネル割当てを行う。チャネルの割当
要求は、サービスエリアで呼が生起したとき、他のサー
ビスエリアから自サービスエリアへハンドオーバ呼が入
ってきたとき等に発生する。
【0031】図2は、制御局の構成例を示すブロック図
である。図2に示す制御局40は、制御部41、記憶部
42、および通信部43、44を備える。制御部41は
各種の制御を行う。記憶部42には、現在のチャネルの
状態が記憶されており、制御部41は、その記憶されて
いる現在のチャネルの状態を考慮して、チャネル割当て
を行う。また、制御部41は、通信部43を介して各基
地局と、通信部44を介して交換局等と通信を行うこと
ができる。
【0032】図3は、1つのサービスエリアにおいて、
該サービスエリアに在圏する移動局と基地局との間の通
信に割り当てることができるチャネルの例を示す図であ
る。図3の例では、タイムスロットは0〜7の8個であ
り、拡散符号(コード)は0〜3の4個である。本実施
形態では、図3に示すチャネルを割り当てる場合につい
て考える。
【0033】本実施形態において、制御局40は、下り
方向の通信(基地局から移動局への通信)にはタイムス
ロット0、2、4、6を、上り方向の通信(移動局から
基地局への通信)にはタイムスロット1、3、5、7を
割り当てるようにしている。ただし、これ以外の割り当
て方、例えば、下り方向と上り方向で割り当てるタイム
スロットの数が異なる割り当て方を用いてもよい。
【0034】以下では、下り方向の通信についてチャネ
ル割当要求があった場合を例に説明するが、上り方向の
通信についてチャネル割当要求があった場合についても
同様である。
【0035】本実施形態において、制御局40は、チャ
ネル割当要求を受け取ると、 (A)チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に
係る移動局が在圏するサービスエリア以外の関連するサ
ービスエリアで用いていないタイムスロットに割当可能
な拡散符号がある場合には、該タイムスロットおよび該
タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てる。
【0036】また、 (B)チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に
係る移動局が在圏するサービスエリアで既に用いている
タイムスロットに割当可能な拡散符号がある場合には、
該タイムスロットおよび該タイムスロットで割当可能な
拡散符号を割り当てる。
【0037】(A)において、関連するサービスエリア
(セル)としては、例えば、隣接するサービスエリアが
考えられる(例えば、セル31に対してセル32および
セル33)。また、例えば、隣接するサービスエリアに
隣接するサービスエリアまで含めることも考えられる。
【0038】上述の方法(A)および(B)の適用につ
いて例を用いて説明する。
【0039】図4は、チャネル割当状況の例を示す図で
ある。上の表はセル31に在圏する移動局と基地局21
との間の通信に割り当てられるチャネルの状況を示し、
下の表はセル32に在圏する移動局と基地局22との間
の通信に割り当てられるチャネルの状況を示す。ここ
で、“○”がついているチャネルは、すでに割り当てら
れていることを示す。図4においては、セル31に関す
る通信、およびセル32に関する通信のそれぞれについ
て、1つずつチャネルが割り当てられている。セル33
に関する通信については、チャネルは割り当てられてい
ないものとする。
【0040】図4の状況で、セル31に在圏する移動局
と基地局21との間の通信(下り方向)に関し、チャネ
ル割当要求があったとする。方法(A)を適用した場
合、チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサービス
エリア(セル31)以外の関連するサービスエリア(本
実施形態では、セル32、33とする)で用いていない
タイムスロットはタイムスロット0、4および6であ
り、タイムスロット0、4および6には割当可能な拡散
符号(タイムスロット0では拡散符号1〜3、タイムス
ロット4、6では拡散符号0〜3)があるので、タイム
スロット0、4および6のいずれか、およびそのタイム
スロットにおける割当可能な拡散符号がチャネル割当要
求に対して割り当てられる。これにより、関連するサー
ビスエリアにおける通信に対して同一のタイムスロット
が割り当てられることを(可能な限り)避けることがで
きる。
【0041】方法(B)をさらに適用した場合、チャネ
ル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアで既
に用いているタイムスロットはタイムスロット0であ
り、タイムスロット0には割当可能な拡散符号があるの
で、タイムスロット0、およびタイムスロット0の割当
可能な拡散符号がチャネル割当要求に対して割り当てら
れる。これにより、方法(A)のみを適用した場合に比
べて、1つのサービスエリアにおける通信に割り当てる
チャネルを1つのタイムスロットに集中させることがで
きる。
【0042】なお、方法(A)および(B)に適合する
チャネルがない場合には、やむを得ないので、適合しな
いチャネルの1つを割り当てる。
【0043】本実施形態では、方法(A)および(B)
の双方を適用しているが、方法(A)のみ、または方法
(B)のみを適用するようにしてもよい。方法(B)の
みを適用する場合、チャネル割当要求に係る移動局が在
圏するサービスエリアで既に用いているタイムスロット
が2つ以上ある場合には、そのうちの1つが割り当てら
れ、そのようなタイムスロットが1つもない場合には、
方法(B)に適合するタイムスロット(チャネル)がな
いので、やむを得ず、いずれかのタイムスロットが割り
当てられる。
【0044】本実施形態においては、異なる(関連す
る)セルにおける通信に対して同一のタイムスロットが
割り当てられることを避けるようにしたが、セルが複数
のセクタに分かれているような場合には、異なる(関連
する)セクタにおける通信に対して同一のタイムスロッ
トが割り当てられることを避けるようにすることができ
る。
【0045】(第2実施形態)本発明の第2実施形態に
おいては、チャネル割当において、上述の方法(A)お
よび(B)に加えて、 (C)チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に
係る移動局が在圏するサービスエリアにおける干渉量が
所定の値を超えないタイムスロットに割当可能な拡散符
号がある場合には、該タイムスロットおよび該タイムス
ロットで割当可能な拡散符号を割り当てる。
【0046】本実施形態において、制御局40は、チャ
ネル割当要求を受ける際に、または受けた後に、該チャ
ネル割当要求に係る移動局から、該移動局で測定された
各タイムスロットの下りの干渉量が所定の値を超えてい
るか否かの情報を受け取る(移動局から干渉量を受け取
り、制御局40で、その干渉量が所定の値を超えている
否かを判断するようにすることもできる)。なお、上り
の干渉量については、例えば、基地局で干渉量を測定
し、その干渉量が所定の値を超えているか否かを判断し
て、その情報を制御局40に送信することが考えられ
る。
【0047】図5は、チャネル割当状況および干渉量の
例を示す図である。図5においては、セル31に関する
通信について2つのチャネルが、セル32に関する通信
について1つのチャネルが、セル33に関する通信につ
いて2つのチャネルが割り当てられている。
【0048】図5の状況で、セル31に在圏する移動局
と基地局21との間の通信(下り方向)に関し、チャネ
ル割当要求があったとする。方法(C)をさらに適用し
た場合、チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサー
ビスエリア(セル31)における干渉量が所定の値(図
5では許容干渉レベル)を超えないタイムスロットはタ
イムスロット0、2および4であり、タイムスロット
0、2および4には割当可能な拡散符号があるので、タ
イムスロット0、2および4が割当の候補となる。方法
(A)および(B)によりタイムスロット0が選ばれる
ので、タイムスロット0、およびタイムスロット0の割
当可能な拡散符号がチャネル割当要求に対して割り当て
られる。
【0049】図6は、チャネル割当状況および干渉量の
別の例を示す図である。図6の2つの表は、図5の2つ
の表と同じである。
【0050】図6の状況で、セル31に在圏する移動局
と基地局21との間の通信(下り方向)に関し、チャネ
ル割当要求があったとする。方法(C)をさらに適用し
た場合、チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサー
ビスエリア(セル31)における干渉量が所定の値を超
えないタイムスロットはタイムスロット2、4および6
であり、タイムスロット2、4および6には割当可能な
拡散符号があるので、タイムスロット2、4および6が
割当の候補となる。しかし、方法(A)および(B)に
よりタイムスロット0が選ばれるので、方法(A)、
(B)および(C)を満たすタイムスロットはないこと
になる。この場合には、やむを得ないので、方法
(A)、(B)および(C)の少なくとも1つを満たさ
ないタイムスロットを選ぶことになる。例えば、方法
(B)を適用しないとすると、方法(A)のみにより選
択されるのは、タイムスロット0、4および6である。
このうちタイムスロット4および6は、方法(C)にも
適合するので、タイムスロット4または6、およびタイ
ムスロット4または6の割当可能な拡散符号がチャネル
割当要求に対して割り当てられる。
【0051】本実施形態においては、方法(A)、
(B)および(C)を適用してチャネル割当を行ってい
るが、方法(C)のみを適用してチャネル割当を行うこ
とも考えられる。また、方法(A)および(C)のみ、
または方法(B)および(C)のみを適用してチャネル
割当を行うことも考えられる。
【0052】図7は、チャネル割当状況および干渉量の
別の例を示す図である。図7の状況で方法(B)および
(C)のみを適用した場合を考える。方法(B)のみに
よりタイムスロット0、2および6が選択され、方法
(C)のみによりタイムスロット0、2および4が選択
される。したがって、両方法に適合するタイムスロット
0または2、およびタイムスロット0または2の割当可
能な拡散符号がチャネル割当要求に対して割り当てられ
る。
【0053】また、本実施形態においても、セルを単位
として干渉量を判断しているが、セルが複数のセクタに
分かれているような場合には、セクタを単位として干渉
量を判断するようにしてもよい。
【0054】(第3実施形態)本発明の第3実施形態に
おいては、チャネル割当において、上述の方法(A)お
よび(B)に加えて、 (D)チャネル割当要求に対し、割当可能な拡散符号が
あるタイムスロットのうち、チャネル割当要求に係る移
動局が在圏するサービスエリアにおける干渉量が小さい
タイムスロットを優先的に選択し、該タイムスロットお
よび該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当て
る。
【0055】方法(D)は、方法(C)に類似する方法
である。
【0056】本実施形態において、制御局40は、チャ
ネル割当要求を受ける際に、または受けた後に、該チャ
ネル割当要求に係る移動局から、該移動局で測定された
各タイムスロットの下りの干渉量を受け取る。なお、上
りの干渉量については、例えば、基地局で干渉量を測定
して、制御局40に送信することが考えられる。
【0057】図5の状況で、セル31に在圏する移動局
と基地局21との間の通信(下り方向)に関し、チャネ
ル割当要求があったとする。方法(D)をさらに適用し
た場合、チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサー
ビスエリア(セル31)における干渉量は、タイムスロ
ット4、2、0、6の順で小さい。方法(A)および
(B)によりタイムスロット0が選ばれるので、タイム
スロット0、およびタイムスロット0の割当可能な拡散
符号がチャネル割当要求に対して割り当てられる。
【0058】ここで、仮に方法(B)を適用しないとす
ると、方法(A)のみにより選択されるのは、タイムス
ロット0、4および6である。このうち、方法(D)に
より最も優先的に扱われるのはタイムスロット4であ
る。したがって、タイムスロット4、およびタイムスロ
ット4の割当可能な拡散符号がチャネル割当要求に対し
て割り当てられる。
【0059】本実施形態においては、方法(A)、
(B)および(D)を適用してチャネル割当を行ってい
るが、方法(D)のみを適用してチャネル割当を行うこ
とも考えられる。また、方法(A)および(D)のみ、
または方法(B)および(D)のみを適用してチャネル
割当を行うことも考えられる。
【0060】図7の状況で方法(B)および(D)のみ
を適用した場合を考える。方法(B)のみによりタイム
スロット0、2および6が選択される。また、方法
(D)のみによれば、優先順位の高い方から、タイムス
ロット4、2、0、6となる。したがって、両方法によ
れば、タイムスロット2、およびタイムスロット2の割
当可能な拡散符号がチャネル割当要求に対して割り当て
られる。
【0061】また、本実施形態においても、セルを単位
として干渉量を判断しているが、セルが複数のセクタに
分かれているような場合には、セクタを単位として干渉
量を判断するようにしてもよい。
【0062】(第4実施形態)本発明の第4実施形態に
おいては、チャネル割当において、上述の方法(A)お
よび(B)に加えて、 (E)チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に
係る移動局が在圏するサービスエリアに関連するサービ
スエリアにおけるトラヒックが所定の値を超えないタイ
ムスロットに割当可能な拡散符号がある場合には、該タ
イムスロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散
符号を割り当てる。
【0063】関連するサービスエリア(セル)として
は、上述のように、例えば、隣接するサービスエリアが
考えられる(例えば、セル31に対してセル32および
セル33)。また、例えば、隣接するサービスエリアに
隣接するサービスエリアまで含めることも考えられる。
【0064】関連するサービスエリアにおけるトラヒッ
クの取り扱いとしては、例えば、関連する各サービスエ
リアのトラヒックを単純に加算し、所定の値と比較する
ことが考えられる。また、関連する各サービスエリアの
トラヒックを重み付け加算し、所定の値と比較すること
も考えられる。
【0065】関連するサービスエリアのトラヒックを考
慮するのは、かかるトラヒックが大きい場合には、自サ
ービスエリアの干渉量が大きいのが一般的だからであ
る。
【0066】本実施形態において、制御局40は、各サ
ービスエリアのトラヒックを把握している。
【0067】図8は、チャネル割当状況およびトラヒッ
クの例を示す図である。図8の2つの表は、図5および
図6の2つの表と同じである。
【0068】図8の状況で、セル31に在圏する移動局
と基地局21との間の通信(下り方向)に関し、チャネ
ル割当要求があったとする。方法(E)をさらに適用し
た場合、チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサー
ビスエリア(セル31)に関連するサービスエリア(本
実施形態では、セル32、33とする)におけるトラヒ
ックが所定の値(図8では許容トラヒックレベル)を超
えないタイムスロットはタイムスロット0、2および4
であり、タイムスロット0、2および4には割当可能な
拡散符号があるので、タイムスロット0、2および4が
割当の候補となる。方法(A)および(B)によりタイ
ムスロット0が選ばれるので、タイムスロット0、およ
びタイムスロット0の割当可能な拡散符号がチャネル割
当要求に対して割り当てられる。
【0069】図9は、チャネル割当状況およびトラヒッ
クの別の例を示す図である。図9の2つの表は、図5〜
図8の2つの表と同じである。
【0070】図9の状況で、セル31に在圏する移動局
と基地局21との間の通信(下り方向)に関し、チャネ
ル割当要求があったとする。方法(E)をさらに適用し
た場合、チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサー
ビスエリア(セル31)に関連するサービスエリアにお
けるトラヒックが所定の値を超えないタイムスロットは
タイムスロット2、4および6であり、タイムスロット
2、4および6には割当可能な拡散符号があるので、タ
イムスロット2、4および6が割当の候補となる。しか
し、方法(A)および(B)によりタイムスロット0が
選ばれるので、方法(A)、(B)および(E)を満た
すタイムスロットはないことになる。この場合には、や
むを得ないので、方法(A)、(B)および(E)の少
なくとも1つを満たさないタイムスロットを選ぶことに
なる。例えば、方法(B)を適用しないとすると、方法
(A)のみにより選択されるのは、タイムスロット0、
4および6である。このうちタイムスロット4および6
は、方法(E)にも適合するので、タイムスロット4ま
たは6、およびタイムスロット4または6の割当可能な
拡散符号がチャネル割当要求に対して割り当てられる。
【0071】本実施形態においては、方法(A)、
(B)および(E)を適用してチャネル割当を行ってい
るが、方法(E)のみを適用してチャネル割当を行うこ
とも考えられる。また、方法(A)および(E)のみ、
または方法(B)および(E)のみを適用してチャネル
割当を行うことも考えられる。
【0072】図10は、チャネル割当状況およびトラヒ
ックの別の例を示す図である。図10の状況で方法
(B)および(E)のみを適用した場合を考える。方法
(B)のみによりタイムスロット0、2および6が選択
され、方法(E)のみによりタイムスロット0、2およ
び4が選択される。したがって、両方法に適合するタイ
ムスロット0または2、およびタイムスロット0または
2の割当可能な拡散符号がチャネル割当要求に対して割
り当てられる。
【0073】また、本実施形態においても、セルを単位
として干渉量を判断しているが、セルが複数のセクタに
分かれているような場合には、セクタを単位として干渉
量を判断するようにしてもよい。
【0074】図11は、6つのセクタを含む1つのセル
の例を示す図である。セル50には、セクタ51〜56
が含まれる。例えば移動局がセクタ51に在圏する場
合、セクタ52〜56のトラヒックを考慮してチャネル
割当を行うことが考えられる。その際、例えば、チャネ
ル52、56のトラヒック、チャネル53、55のトラ
ヒック、チャネル54のトラヒックの順で重み係数を大
きくして、重み付け加算することが考えられる。
【0075】(第5実施形態)本発明の第5実施形態に
おいては、チャネル割当において、上述の方法(A)お
よび(B)に加えて、 (F)チャネル割当要求に対し、割当可能な拡散符号が
あるタイムスロットのうち、チャネル割当要求に係る移
動局が在圏するサービスエリアに関連するサービスエリ
アにおけるトラヒックが小さいタイムスロットを優先的
に選択し、該タイムスロットおよび該タイムスロットで
割当可能な拡散符号を割り当てる。
【0076】方法(F)は、方法(E)に類似する方法
である。
【0077】本実施形態において、制御局40は、各サ
ービスエリアのトラヒックを把握している。
【0078】図8の状況で、セル31に在圏する移動局
と基地局21との間の通信(下り方向)に関し、チャネ
ル割当要求があったとする。方法(F)をさらに適用し
た場合、チャネル割当要求に係る移動局が在圏するサー
ビスエリア(セル31)に関連するサービスエリア(本
実施形態では、セル32、33とする)におけるトラヒ
ックは、タイムスロット4、2、0、6の順で小さい。
方法(A)および(B)によりタイムスロット0が選ば
れるので、タイムスロット0、およびタイムスロット0
の割当可能な拡散符号がチャネル割当要求に対して割り
当てられる。
【0079】ここで、仮に方法(B)を適用しないとす
ると、方法(A)のみにより選択されるのは、タイムス
ロット0、4および6である。このうち、方法(F)に
より最も優先的に扱われるのはタイムスロット4であ
る。したがって、タイムスロット4、およびタイムスロ
ット4の割当可能な拡散符号がチャネル割当要求に対し
て割り当てられる。
【0080】本実施形態においては、方法(A)、
(B)および(F)を適用してチャネル割当を行ってい
るが、方法(F)のみを適用してチャネル割当を行うこ
とも考えられる。また、方法(A)および(F)のみ、
または方法(B)および(F)のみを適用してチャネル
割当を行うことも考えられる。
【0081】図10の状況で方法(B)および(F)の
みを適用した場合を考える。方法(B)のみによりタイ
ムスロット0、2および6が選択される。また、方法
(F)のみによれば、優先順位の高い方から、タイムス
ロット4、2、0、6となる。したがって、両方法によ
れば、タイムスロット2、およびタイムスロット2の割
当可能な拡散符号がチャネル割当要求に対して割り当て
られる。
【0082】また、本実施形態においても、セルを単位
として干渉量を判断しているが、セルが複数のセクタに
分かれているような場合には、セクタを単位として干渉
量を判断するようにしてもよい。
【0083】(その他)以上の実施形態では、制御局で
チャネル割当を行っているが、他(例えば、基地局の1
つ)で行うようにしてもよい。例えば、1つの基地局が
複数のセクタをカバーしており、それらのセクタ内のみ
のトラヒックを考慮するような場合には、その1つの基
地局でチャネル割当を行うことが考えられる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
DMA−TDD方式において、チャネル割当を適切に行
い、干渉の小さい通信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムの例を示す図である。
【図2】制御局の構成例を示すブロック図である。
【図3】1つのサービスエリアにおいて、該サービスエ
リアに在圏する移動局と基地局との間の通信に割り当て
ることができるチャネルの例を示す図である。
【図4】チャネル割当状況の例を示す図である。
【図5】チャネル割当状況および干渉量の例を示す図で
ある。
【図6】チャネル割当状況および干渉量の別の例を示す
図である。
【図7】チャネル割当状況および干渉量の別の例を示す
図である。
【図8】チャネル割当状況およびトラヒックの例を示す
図である。
【図9】チャネル割当状況およびトラヒックの別の例を
示す図である。
【図10】チャネル割当状況およびトラヒックの別の例
を示す図である。
【図11】6つのセクタを含む1つのセルの例を示す図
である。
【符号の説明】
10 移動局 21〜23 基地局 31〜33、50 セル 40 制御局 41 制御部 42 記憶部 43、44 通信部 51〜56 セクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 5K067 AA03 BB02 CC10 DD17 EE02 EE10 EE16 EE65 EE71 HH22 JJ12

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と1以上のサービスエリアを有す
    る基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線通
    信に用いるチャネルを割り当てるチャネル割当方法であ
    って、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリアで既に用いているタイム
    スロットに割当可能な拡散符号がある場合には、該タイ
    ムスロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散符
    号を割り当てることを特徴とするチャネル割当方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチャネル割当方法であ
    って、前記チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要
    求に係る移動局が在圏するサービスエリア以外の関連す
    るサービスエリアで用いていないタイムスロットに割当
    可能な拡散符号がある場合には、該タイムスロットおよ
    び該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てる
    ことを特徴とするチャネル割当方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のチャネル割当
    方法であって、前記チャネル割当要求に対し、該チャネ
    ル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアにお
    ける干渉量が所定の値を超えないタイムスロットに割当
    可能な拡散符号がある場合には、該タイムスロットおよ
    び該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てる
    ことを特徴とするチャネル割当方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のチャネル割当
    方法であって、前記チャネル割当要求に対し、割当可能
    な拡散符号があるタイムスロットのうち、前記チャネル
    割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアにおけ
    る干渉量が小さいタイムスロットを優先的に選択し、該
    タイムスロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡
    散符号を割り当てることを特徴とするチャネル割当方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のチャネル割当
    方法であって、前記チャネル割当要求に対し、該チャネ
    ル割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアに関
    連するサービスエリアにおけるトラヒックが所定の値を
    超えないタイムスロットに割当可能な拡散符号がある場
    合には、該タイムスロットおよび該タイムスロットで割
    当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とするチャネ
    ル割当方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載のチャネル割当
    方法であって、前記チャネル割当要求に対し、割当可能
    な拡散符号があるタイムスロットのうち、前記チャネル
    割当要求に係る移動局が在圏するサービスエリアに関連
    するサービスエリアにおけるトラヒックが小さいタイム
    スロットを優先的に選択し、該タイムスロットおよび該
    タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てること
    を特徴とするチャネル割当方法。
  7. 【請求項7】 移動局と1以上のサービスエリアを有す
    る基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線通
    信に用いるチャネルを割り当てるチャネル割当方法であ
    って、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリアにおける干渉量が所定の
    値を超えないタイムスロットに割当可能な拡散符号があ
    る場合には、該タイムスロットおよび該タイムスロット
    で割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とするチ
    ャネル割当方法。
  8. 【請求項8】 移動局と1以上のサービスエリアを有す
    る基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線通
    信に用いるチャネルを割り当てるチャネル割当方法であ
    って、 チャネル割当要求に対し、割当可能な拡散符号があるタ
    イムスロットのうち、前記チャネル割当要求に係る移動
    局が在圏するサービスエリアにおける干渉量が小さいタ
    イムスロットを優先的に選択し、該タイムスロットおよ
    び該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てる
    ことを特徴とするチャネル割当方法。
  9. 【請求項9】 移動局と1以上のサービスエリアを有す
    る基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線通
    信に用いるチャネルを割り当てるチャネル割当方法であ
    って、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリアに関連するサービスエリ
    アにおけるトラヒックが所定の値を超えないタイムスロ
    ットに割当可能な拡散符号がある場合には、該タイムス
    ロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散符号を
    割り当てることを特徴とするチャネル割当方法。
  10. 【請求項10】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てるチャネル割当方法で
    あって、 チャネル割当要求に対し、割当可能な拡散符号があるタ
    イムスロットのうち、前記チャネル割当要求に係る移動
    局が在圏するサービスエリアに関連するサービスエリア
    におけるトラヒックが小さいタイムスロットを優先的に
    選択し、該タイムスロットおよび該タイムスロットで割
    当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とするチャネ
    ル割当方法。
  11. 【請求項11】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てるチャネル割当方法で
    あって、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリア以外の関連するサービス
    エリアで用いていないタイムスロットに割当可能な拡散
    符号がある場合には、該タイムスロットおよび該タイム
    スロットで割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴
    とするチャネル割当方法。
  12. 【請求項12】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てる通信装置であって、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリアで既に用いているタイム
    スロットに割当可能な拡散符号がある場合には、該タイ
    ムスロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散符
    号を割り当てることを特徴とする通信装置。
  13. 【請求項13】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てる通信装置であって、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリアにおける干渉量が所定の
    値を超えないタイムスロットに割当可能な拡散符号があ
    る場合には、該タイムスロットおよび該タイムスロット
    で割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とする通
    信装置。
  14. 【請求項14】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てる通信装置であって、 チャネル割当要求に対し、割当可能な拡散符号があるタ
    イムスロットのうち、前記チャネル割当要求に係る移動
    局が在圏するサービスエリアにおける干渉量が小さいタ
    イムスロットを優先的に選択し、該タイムスロットおよ
    び該タイムスロットで割当可能な拡散符号を割り当てる
    ことを特徴とする通信装置。
  15. 【請求項15】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てる通信装置であって、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリアに関連するサービスエリ
    アにおけるトラヒックが所定の値を超えないタイムスロ
    ットに割当可能な拡散符号がある場合には、該タイムス
    ロットおよび該タイムスロットで割当可能な拡散符号を
    割り当てることを特徴とする通信装置。
  16. 【請求項16】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てる通信装置であって、 チャネル割当要求に対し、割当可能な拡散符号があるタ
    イムスロットのうち、前記チャネル割当要求に係る移動
    局が在圏するサービスエリアに関連するサービスエリア
    におけるトラヒックが小さいタイムスロットを優先的に
    選択し、該タイムスロットおよび該タイムスロットで割
    当可能な拡散符号を割り当てることを特徴とする通信装
    置。
  17. 【請求項17】 移動局と1以上のサービスエリアを有
    する基地局との間のCDMA−TDD方式に基づく無線
    通信に用いるチャネルを割り当てる通信装置であって、 チャネル割当要求に対し、該チャネル割当要求に係る移
    動局が在圏するサービスエリア以外の関連するサービス
    エリアで用いていないタイムスロットに割当可能な拡散
    符号がある場合には、該タイムスロットおよび該タイム
    スロットで割当可能な拡散符号を割り当てることを特徴
    とする通信装置。
  18. 【請求項18】 請求項12ないし17のいずれかに記
    載の通信装置であって、該通信装置は、前記基地局を制
    御する制御局であることを特徴とする通信装置。
  19. 【請求項19】 請求項12ないし17のいずれかに記
    載の通信装置であって、該通信装置は、前記基地局であ
    ることを特徴とする通信装置。
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