JP2002010262A - 復号装置、テレビジョン装置、データ処理システム、復号方法、及び記憶媒体 - Google Patents

復号装置、テレビジョン装置、データ処理システム、復号方法、及び記憶媒体

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JP2002010262A
JP2002010262A JP2000183539A JP2000183539A JP2002010262A JP 2002010262 A JP2002010262 A JP 2002010262A JP 2000183539 A JP2000183539 A JP 2000183539A JP 2000183539 A JP2000183539 A JP 2000183539A JP 2002010262 A JP2002010262 A JP 2002010262A
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Noriyuki Ashigahara
範之 芦ヶ原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復号処理以外の他のデータ処理を含めた、よ
り忠実なマイクロプロセッサの処理負荷を取得し、その
負荷に応じた復号処理を行うことが可能な構成とするこ
とで、常に良好な映像を提供できるテレビジョン装置を
提供する 【解決手段】 第1の検出手段123は、記憶手段11
2の符号化データの記憶状態を検出する。選択手段11
3は、第1の検出手段123の検出結果に応じて、記憶
手段112内の符号化データを復号する復号手段14
1,142における、復号処理の負荷が異なる複数の復
号モードの中から該当する復号モードを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、符号化デ
ータの復号処理を含む複数のデータ処理を同時に行うこ
とが可能な装置やシステムに用いられる、復号装置、テ
レビジョン装置、データ処理システム、復号方法、及び
それを実施するための処理ステップをコンピュータが読
出可能に格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、ディジタルテレビジョ
ン装置は、圧縮データ(映像や音声等の符号化ストリー
ムを多重化して得られたプログラムのデータ列、以下、
「圧縮ストリーム」とも言う)の復号処理を含む複数の
データ処理を同時に行うことが可能なマイクロプロセッ
サを備えており、受信した番組(プログラム)の圧縮デ
ータや、予め当該装置内に蓄積された圧縮データ、或い
は当該装置の接続機器から送られてきた圧縮データの復
号処理、接続機器とのデータの送受信処理、ダウンロー
ド処理等、様々なデータ処理を同時に実行する状況があ
る。
【0003】しかしながら、上述のようなディジタルテ
レビジョン装置は、様々なデータ処理を同時に実行する
際、マイクロプロセッサの性能限界による、圧縮データ
の復号処理で使用するメモリバッファのオーバーフロー
やアンダーフローによって、当該復号処理にて得られる
復号後の映像が不規則的に駒落ちし、非常に見づらくな
る、という問題があった。
【0004】そこで、上記の問題を解決するために、例
えば、特開平11−146398号等に記載された復号
装置が提案された。この復号装置は、復号対象の圧縮ス
トリームの数を復号処理の負荷の値とする負荷算出手段
を備え、当該手段により得られた復号処理の負荷に応じ
て、複数の復号処理方法を切り替えるようになされてい
る。このような構成により、駒落ちが少ない或いは駒落
ちが規則的な、滑らかな映像を提供することができる。
【0005】具体的には、図9に示すように、上記復号
装置900は、デマルチプレクス部911、ES格納バ
ッファ912、切り換え部913、2つの復号処理部9
41,942、遅延バッファ922、負荷算出部92
3、他処理部924、システム制御部925、ストリー
ム制御部926、ストリーム受信部927、表示制御部
928、表示デバイス929、及び他I/O部930を
備えている。復号処理部(A)941は、可変長復号部
914、逆量子化部915、8×8逆DCT部916、
及び動き補償部921を含み、復号処理部(B)942
は、簡易可変長復号部917、簡易逆量子化部918、
周波数領域0挿入部919、簡易8×8逆DCT部92
0、及び動き補償部921を含んでいる。
【0006】上述のような復号装置900の一連の動作
について説明すると、先ず、ストリーム受信部927で
は、圧縮ストリームが受信される。この圧縮ストリーム
は、ストリーム制御部926を介して、デマルチプレク
ス911へ供給され、ここで個々のエレメンタリストリ
ーム(ES)に変換され、ES格納バッファ912へ蓄
積される。
【0007】そこで、負荷算出部923は、図10に示
すように、ストリーム制御部926から送られきたスト
リーム数(同時に処理するストリームの数)と、所定の
しきい値とを比較する(ステップS1001)。切り換
え部913は、負荷算出部923での比較結果に基づい
て、ES格納バッファ912へ格納されたエレメンタリ
ストリームの供給先を、処理負荷の異なる復号処理部
(A)941と復号処理部(B)942で切り替える。
これにより、ストリーム数がしきい値よりも小さい場合
には、復号処理部(A)941での復号処理が実行され
(ステップS1002〜S1004、ステップS100
5)、そうでない場合には、復号処理部(B)942で
の復号処理が実行される(ステップS1006〜S10
09、ステップS1005)。
【0008】上述の復号処理により得られた映像データ
は、一旦遅延バッファ922へ蓄積され、システム制御
部925及び表示制御部928によって、同期調整され
たタイミングで表示デバイス929に送られ、ここで当
該映像データの表示が行われる。
【0009】復号処理部(A)941での復号処理につ
いて具体的に説明すると、まず、当該復号処理は、上記
図10のステップS1002〜S1004及びS100
5に示されるような、最も一般的な復号処理過程を含ん
でいる。
【0010】すなわち、復号処理部(A)941での復
号処理では、切り換え部913によって供給されたスト
リームに対して、先ず、可変長復号部914により可変
長復号化処理を行い(ステップS1002)、次に、逆
量子化部915により逆量子化処理を行い(ステップS
1003)、次に、8×8逆DCT部916により8×
8画素ブロック単位での離散コサイン逆変換処理を行い
(ステップS1004)、そして、動き補償部921に
よりPピクチャ及びBピクチャの動き補償処理を行う
(ステップS1005)。
【0011】一方、復号処理部(B)942での復号処
理は、上記図10のステップS1006〜S1009及
びS1005に示されるような、復号処理部(A)94
1での復号処理に比ベてマイクロプロセッサの負荷の軽
い復号処理過程を含んでいる。
【0012】すなわち、復号処理部(B)942での復
号処理では、切り換え部913によって供給されたスト
リームに対して、先ず、簡易可変長復号部917により
簡易可変長復号化処理を行い(ステップS1006)、
次に、簡易逆量子化部918により簡易逆量子化処理を
行う(ステップS1007)。これにより、図11
(a)に示すように、4×4画素ブロックのDCT係数
部分のみが可変長復号化される。次に、上記4×4画素
ブロックのDCT係数部分以外の係数に対して、上記図
11(b)に示すように、周波数領域0挿入部919に
より“0”を挿入し(ステップS1008)、次に、上
記図11(c)に示すように、簡易8×8逆DCT部9
20により8×8画素のブロック単位での離散コサイン
逆変換処理を行って(ステップS1009)、8×8画
素ブロックの画素データを取得する。そして、当該画素
データに対して、動き補償部921によりPピクチャ及
びBピクチャの動き補償処理を行う(ステップS100
5)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
9に示したような従来の復号装置900の構成を、ディ
ジタルテレビジョン装置に適用した場合、復号処理以外
の、接続機器とのデータの送受信処理やダウンロード処
理等の他のデータ処理の負荷(他処理部924での処理
負荷)が考慮されないため、復号処理と同時に実行する
データ処理の負荷重い状況では、当該データ処理でも使
用されるメモリバッファのアンダーフローにより映像の
不規則な駒落ちが発生し、非常に見づらい映像になって
しまう、という問題があった。
【0014】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、復号処理以外の他のデータ処理
を含めた、より忠実なマイクロプロセッサの処理負荷を
取得して、その負荷に応じた復号処理を行うことが可能
な構成とすることで、常に良好な映像を提供できる、復
号装置、テレビジョン装置、データ処理システム、復号
方法、及びそれを実施するための処理ステップをコンピ
ュータが読出可能に格納した記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、符号化データを入力する入力手段と、前
記符号化データを記憶する第1の記憶手段と、復号処理
の負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記記憶手段
に記憶された符号化データを復号する復号手段と、前記
第1の記憶手段に対する前記符号化データ記憶状態を検
出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段の出力に
応じて前記復号モードを選択する選択手段とを備える復
号装置であることを特徴とする。
【0016】第2の発明は、前記第1の発明において、
前記復号手段によって復号されたデータを記憶する第2
の記憶手段と、前記第2の記憶手段のデータ記憶状態を
検出する第2の検出手段とを更に備え、前記選択手段
は、前記第1及び第2の検出手段の出力に応じて前記復
号モードを選択することを特徴とする。
【0017】第3の発明は、前記第1又は2の発明にお
いて、前記第1の検出手段は、所定単位時間当たりの前
記第1の記憶手段におけるオーバーフロー及びアンダー
フローの回数を検出することを特徴とする。
【0018】第4の発明は、前記第2の発明において、
前記第2の検出手段は、所定単位時間当たりの前記第2
の記憶手段におけるオーバーフロー及びアンダーフロー
の回数を検出することを特徴とする。
【0019】第5の発明は、前記第1又は2の発明にお
いて、前記第1の検出手段は、所定単位時間当たりの前
記第1の記憶手段における符号化データ書込位置及び読
出位置の差分を検出することを特徴とする。
【0020】第6の発明は、前記第2の発明において、
前記第2の検出手段は、所定単位時間当たりの前記第2
の記憶手段におけるデータ書込位置及び読出位置の差分
を検出することを特徴とする。
【0021】第7の発明は、前記第3〜6のいずれかの
発明において、前記符号化データは、復号処理の時刻管
理のためのタグとして機能するタイムスタンプを含み、
前記タイムスタンプを用いて所定単位時間を判断するこ
とを特徴とする。
【0022】第8の発明は、前記第1〜7のいずれかの
発明において、前記符号化データは、少なくとも画像デ
ータに対して直交変換処理、量子化処理、及び可変長符
号化処理を施して得られたデータを含み、前記複数の復
号モードの少なくとも1つは、直交変換係数の一部の高
周波成分に対して“O”を挿入して復号することを特徴
とする。
【0023】第9の発明は、前記第1〜7のいずれかの
発明において、前記符号化データは、少なくとも画像デ
ータに対して直交変換処理、量子化処理、及び可変長符
号化処理を施して得られたデータを含み、前記複数の復
号モードの少なくとも1つは、直交変換係数の一部を抽
出して逆直交変換処理し、その処理したデータに対して
拡大処理することを特徴とする。
【0024】第10の発明は、前記第1〜7のいずれか
の発明において、前記符号化データは、少なくとも複数
のピクチャから構成される画像データを符号化して得ら
れたデータを含み、前記複数の復号モードの少なくとも
1つは、一部のピクチャに限り復号することを特徴とす
る。
【0025】第11の発明は、前記第1〜10のいずれ
かの発明において、前記符号化データは、画像データを
符号化したデータであり、前記復号手段によって復号さ
れた画像データを表示する表示手段を有することを特徴
とする。
【0026】第12の発明は、符号化データを入力する
入力手段と、復号処理の負荷が異なる複数の復号モード
を有し、前記符号化データを復号する復号手段と、前記
復号手段によって復号されたデータを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に対するデータ記憶状態を検出する検
出手段と、前記検出手段の出力に応じて前記復号化モー
ドを選択する選択手段とを備える復号装置であることを
特徴とする。
【0027】第13の発明は、前記第12の発明におい
て、前記検出手段は、所定単位時間当たりの前記記憶手
段におけるオーバーフロー及びアンダーフローの回数を
検出することを特徴とする。
【0028】第14の発明は、前記第12の発明におい
て、前記検出手段は、所定単位時間当たりの前記記憶手
段におけるデータ書込位置及び読出位置の差分を検出す
ることを特徴とする。
【0029】第15の発明は、前記第12〜14のいず
れか発明において、前記符号化データは、少なくとも画
像データに対して直交変換処理、量子化処理、及び可変
長符号化処理を施して得られたデータを含み、前記複数
の復号モードの少なくとも1つは、直交変換係数の一部
の高周波成分に対して“O”を挿入して復号することを
特徴とする。
【0030】第16の発明は、前記第12〜14のいず
れかの発明において、前記符号化データは、少なくとも
画像データに対して直交変換処理、量子化処理、及び可
変長符号化処理を施して得られたデータを含み、前記複
数の復号モードの少なくとも1つは、直交変換係数の一
部を抽出して逆直交変換処理し、その処理したデータに
対して拡大処理することを特徴とする。
【0031】第17の発明は、前記第12〜14のいず
れかの発明において、前記符号化データは、少なくとも
複数のピクチャから構成される画像データを符号化して
得られたデータを含み、前記複数の復号モードの少なく
とも1つは、一部のピクチャに限り復号することを特徴
とする。
【0032】第18の発明は、前記第12〜17のいず
れかの発明において、前記符号化データは、画像データ
を符号化したデータであり、前記復号手段によって復号
された画像データを表示する表示手段を備えることを特
徴とする。
【0033】第19の発明は、受信した符号化データの
復号処理を含む複数のデータ処理を行なうテレビジョン
装置であって、請求項1〜18のいずれか1項に記載の
復号装置の機能を有することを特徴とする。
【0034】第20の発明は、複数の機器が互いに通信
可能に接続されてなるデータ処理システムであって、上
記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1
〜18の何れかに記載の復号装置の機能、又は請求項1
9記載のテレビジョン装置の機能を有することを特徴と
する。
【0035】第21の発明は、符号化データを入力する
入力ステップと、前記符号化データを記憶手段に記憶す
る記憶ステップと、復号処理の負荷が異なる複数の復号
モードと有し、前記記億手段に記憶された符号化データ
を復号する復号ステップと、前記記憶手段に対する前記
符号化データ記憶状態を検出する検出ステップと、前記
検出ステップの検出結果に応じて前記復号モードを選択
する選択ステップとを含む復号方法であることを特徴と
する。
【0036】第22の発明は、符号化データを入力する
入力ステップと、復号処理の負荷が異なる複数の復号モ
ードを有し、前記符号化データを復号する復号ステップ
と、前記復号ステップによって復号されたデータを記憶
手段に記憶する記憶ステップと、前記記憶手段に対する
データ記憶状態を検出する検出ステップと、前記検出ス
テップの検出結果に応じて前記復号化モードを選択する
選択ステップとを含む復号方法であることを特徴とす
る。
【0037】第23の発明は、復号処理プログラムが記
憶されたコンピュータ読出可能な記憶媒体であって、符
号化データを入力する入力工程のコードと、前記符号化
データを記憶手段に記憶する記憶工程のコードと、復号
処理の負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記記億
手段に記憶された符号化データを復号する復号工程のコ
ードと、前記記憶手段に対する前記符号化データ記憶状
態を検出する検出工程のコードと、前記検出ステップの
検出結果に応じて前記復号モードを選択する選択工程の
コードとを記憶したことを特徴とする。
【0038】第24の発明は、復号処理プログラムが記
憶されたコンピュータ読出可能な記憶媒体であって、符
号化データを入力する入力工程のコードと、復号処理の
負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記符号化デー
タを復号する復号工程のコードと、前記復号工程によっ
て復号されたデータを記憶手段に記憶する記憶工程のコ
ードと、前記記憶手段に対するデータ記憶状態を検出す
る検出工程のコードと、前記検出工程の検出結果に応じ
て前記復号化モードを選択する選択工程のコードとを記
憶したことを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0040】本発明は、例えば、図1に示すようなディ
ジタルテレビジョン装置100に適用される。このディ
ジタルテレビジョン装置100は、圧縮ストリーム(映
像や音声等の符号化ストリームを多重化して得られたプ
ログラムのデータ列)の復号処理を含む複数のデータ処
理を同時に行うことが可能なマイクロプロセッサ(復号
処理部141,142及び他処理部126等から構成さ
れるマイクロプロセッサ)を有する装置であり、特に、
復号処理や他のデータ処理で使用するメモリバッファ
(ES格納バッファ112及び遅延バッファ122)に
おける復号処理でのデータ書込位置及び読出位置の情報
を取得し、当該情報及び圧縮ストリーム内の情報に基づ
いて、複数の復号処理(復号処理部141での復号処理
及び復号処理部142での復号処理)の中から適切な復
号処理を選択し実行するようになされている。以下、本
実施の形態におけるディジタルテレビジョン装置100
について具体的に説明する。
【0041】<ディジタルテレビジョン装置100の構
成>ディジタルテレビジョン装置100は、上記図1に
示すように、圧縮ストリームを受信するストリーム受信
部129と、ストリーム受信部129にて受信された圧
縮ストリームに係る制御を行うストリーム制御部128
と、ストリーム制御部128により供給された圧縮スト
リームを個々のエレメンタリストリームへ変換するデマ
ルチプレクス部111と、デマルチプレクス部111に
て得られたエレメンタリストリームを一旦格納するため
のESストリーム格納バッファ112と、ESストリー
ム格納バッファ112へ格納されたエレメンタリストリ
ーム内の情報等に基づき当該ストリームの復号処理の負
荷を示す負荷情報を求める負荷算出部124と、負荷算
出部124により得られた負荷情報に基づきESストリ
ーム格納バッファ112へ格納されたエレメンタリスト
リームの供給先を切り換える切り換え部113と、切り
換え部113により供給されたエレメンタリストリーム
の復号処理を行う2つの復号処理部141,142と、
復号処理部141,142での復号処理により得られた
映像データに対して遅延を与えて出力するための遅延バ
ッファ122と、遅延バッファ122から出力される映
像データの表示のための制御を行う表示制御部130
と、表示制御部130からの制御に従って映像データの
表示を行う表示デバイス131と、本装置100の接続
機器とのインターフェース(他装置とのインターフェー
ス)である他I/O部132と、圧縮ストリームの復号
処理以外のデータ処理(接続機器とのデータの送受信処
理やダウンロード処理等)を行う他処理部126と、本
装置100全体の動作制御を司るシステム制御部127
とを備えている。
【0042】復号処理部(A)141は、可変長復号部
114、逆量子化部115、8×8逆DCT部116、
及び動き補償部121を含み、復号処理部(B)142
は、簡易可変長復号部117、簡易逆量子化部118、
周波数領域0挿入部119、簡易8×8逆DCT部12
0、及び動き補償部121を含んでいる。これらの復号
処理部(A)141及び復号処理部(B)142は、そ
れぞれ処理負荷が異なっており、例えば、復号処理部
(B)142は、復号処理部(A)141での復号処理
に比ベて、処理負荷の軽い復号処理過程を実行するよう
になされている。
【0043】ここで、本実施の形態でのディジタルテレ
ビジョン装置100は、上記の構成に加えて、ES格納
バッファ112におけるデータ書込位置及び読出位置を
求める処理位置算出部(A)123と、遅延バッファ1
12におけるデータ書込位置及び読出位置を求める処理
位置算出部(B)125とを備えている。そして、負荷
算出部124は、ESストリーム格納バッファ112へ
格納されたエレメンタリストリーム内の情報と、処理位
置算出部(A)123及び処理位置算出部(B)125
からのデータ書込位置及び読出位置の情報とに基づい
て、切り換え部113へ与える負荷情報(負荷の値)を
求めるようになされている。
【0044】<ディジタルテレビジョン装置100の動
作>図2は、負荷算出部124にて得られた負荷情報に
基づいて、圧縮ストリームの復号処理を、復号処理部
(A)141での復号処理と、復号処理部(B)142
での復号処理とで切り換えて、表示デバイス131で表
示する映像のデータを取得するための、ディジタルテレ
ビジョン装置100の動作を示したものである。以下、
上記図2を用いて、ディジタルテレビジョン装置100
の動作について説明する。
【0045】ステップS200:ストリーム受信部12
9は、圧縮ストリームを受信する。この受信された圧縮
ストリームは、ストリーム制御部128を介してデマル
チプレクス部111へ供給される。デマルチプレクス部
111は、ストリーム制御部128を介して供給された
圧縮ストリームを、個々のエレメンタリストリーム(E
S)へ変換する。デマルチプレクス部111にて得られ
た個々のエレメンタリストリームは、ES格納バッファ
112へ蓄積される。
【0046】ステップS201:処理位置算出部(A)
123は、ES格納バッファ112におけるエレメンタ
リストリームの書込位置(書込ポインタアドレス)及び
読出位置(読出ポインタアドレス)を求める。一方、処
理位置算出部(B)125は、後述する復号処理部
(A)141又は復号処理部(B)142にて得られた
映像データが書き込まれ、当該映像データが表示制御部
130を介して表示デバイス131に対して読み出され
る遅延バッファ122における当該映像データの書込位
置(書込ポインタアドレス)及び読出位置(読出ポイン
タアドレス)を求める。
【0047】負荷算出部124は、処理位置算出部
(A)123にて得られたES格納バッファ112の書
込位置及び読出位置と、処理位置算出部(B)125に
て得られた遅延バッファ122の書込位置及び読出位置
と、ES格納バッファ112へ蓄積されたエレメンタリ
ストリーム内のタイムスタンプ情報とから、当該エレメ
ンタリストリームに対する復号処理の負荷を示す負荷情
報(負荷の値)を求める。
【0048】具体的には、負荷算出部124は、ES格
納バッファ112の書込位置及び読出位置と、遅延バッ
ファ122の書込位置及び読出位置と、エレメンタリス
トリーム内のタイムスタンプ情報とから、ES格納バッ
ファ112での所定単位時間当たりのオーバーフロー回
数及びオーバーフロー回数と、遅延バッファ122での
所定単位時間当たりのオーバーフロー回数及びオーバー
フロー回数とを求め、上記負荷の値を、所定単位時間毎
に、 (負荷の値)=(ES格納バッファ112のオーバーフ
ロー回数)−(ES格納バッファ112のアンダーフロ
ー回数)+(遅延バッファ122のアンダーフロー回
数)−(遅延バッファ122のオーバーフロー回数) なる演算式によって求める。単位時間は、エレメンタリ
ストリーム内の情報であるタイムスタンプ(復号再生処
理の時刻管理のタグ)を用いて計測する。
【0049】ステップS202:切り換え部113は、
負荷算出部124にて得られた負荷の値と、所定のしき
い値とを比較し、「負荷の値<しきい値」である場合に
は、ES格納バッファ112へ蓄積されたエレメンタリ
ストリームを復号処理部(A)141へ供給し、「負荷
の値<しきい値」でない場合には、ES格納バッファ1
12へ蓄積されたエレメンタリストリームを復号処理部
(B)142へ供給する。これにより、「負荷の値<し
きい値」である場合には、復号処理部(A)141にて
ステップS202〜S205及びS206の処理が実行
され、「負荷の値<しきい値」でない場合には、復号処
理部(B)142にてステップS207〜S210及び
S206の処理が実行される。
【0050】ステップS203〜S205、ステップS
206:ステップS202での比較結果が「負荷の値<
しきい値」である場合、復号処理部(A)141におい
て、可変長復号部114は、切り換え部113によって
供給されたストリームを可変長復号化する(ステップS
203)。逆量子化部115は、可変長復号部114で
の可変長復号化後のストリームを逆量子化する(ステッ
プS204)。8×8逆DCT部116は、逆量子化部
115での逆量子化後のストリームに対して、8×8画
素ブロック単位での離散コサイン逆変換処理を行って、
8×8画素ブロックの画像データを取得する(ステップ
S205)。そして、動き補償部121は、8×8逆D
CT部116にて得られた画像データに対して、Pピク
チャ及びBピクチャの動き補償処理を行って、表示デバ
イス131の表示データとしての映像データを取得する
(ステップS206)。
【0051】ステップS207〜S210、ステップS
206:ステップS202での比較結果が「負荷の値<
しきい値」でない場合、復号処理部(B)142におい
て、簡易可変長復号部117は、切り換え部113によ
って供給されたストリームを簡易可変長復号化する(ス
テップS207)。簡易逆量子化部118は、簡易可変
長復号部117での簡易可変長復号化後のストリームを
簡易逆量子化する(ステップS208)。これにより、
処理対象のストリームにおいて、4×4画素ブロックの
DCT係数部分のみが可変長復号化される(上記図11
(a)参照)。周波数領域0挿入部119は、簡易逆量
子化部118での簡易逆量子化後のストリームにおい
て、上記4×4画素ブロックのDCT係数部分以外の係
数に “0”を挿入する(ステップS209、上記図1
1(b)参照)。簡易8×8逆DCT部120は、周波
数領域0挿入部119での0挿入処理後のストリームに
対して、8×8画素ブロック単位での離散コサイン逆変
換処理を行って、8×8画素ブロックの画像データを取
得する(ステップS210、上記図11(c)参照)。
そして、動き補償部121は、簡易8×8逆DCT部1
20にて得られた画像データに対して、Pピクチャ及び
Bピクチャの動き補償処理を行って、表示デバイス13
1の表示データとしての映像データを取得する(ステッ
プS206)。
【0052】ステップS211:復号処理部(A)14
1での復号処理、又は復号処理部(B)142での復号
処理の後、当該復号処理にて得られた映像データは、一
旦遅延バッファ122へ蓄積され、システム制御部12
7によって、遅延バッファ122から同期調整されたタ
イミングで読み出される。このときの遅延バッファ12
2におけるデータの読出位置が、上述した処理位置算出
部(B)125により取得され、負荷算出部124へと
供給されることになる。表示制御部130は、遅延バッ
ファ122から読み出された映像データを表示デバイス
131へ表示させる。
【0053】上述のように、本実施の形態では、圧縮ス
トリームの復号処理を行う際に、復号処理や他のデータ
処理で使用するES格納バッファ112及び遅延バッフ
ァ122における復号処理対象のデータ(現在復号処理
しているデータ)の書込位置及び読出位置に基づいて、
復号処理の負荷を示す情報(負荷の値)を取得し、その
負荷情報に基づいて、処理負荷の異なる複数の復号処理
を切り換えて実行するように構成したので、復号処理と
共に他のデータ処理を同時に実行する場合であっても、
また、当該他のデータ処理の負荷が重い状況であって
も、当該他のデータ処理の負荷をも考慮して、本装置1
00での処理負荷(マイクロプロセッサの処理負荷)を
より忠実に求めることができ、当該処理負荷に対して最
適な復号処理を選択し実行することができる。これによ
り、駒落ち少ない或いは駒落ちが規則的な、滑らかな映
像を確実に提供することができる。
【0054】尚、本実施の形態では、説明の簡単のた
め、処理負荷の異なる複数の復号処理を、2つの復号処
理部(A)141及び復号処理部(B)142によって
実施したが、これに限られることはなく、さらに多くの
処理負荷の異なる復号処理部を設けるようにしてもよ
い。この場合、例えば、負荷の値の比較対象となるしき
い値を複数用意し、多段に渡って復号処理を切り換える
ようにする。
【0055】また、本実施の形態では、負荷算出部12
4において、単位時間毎に、 (負荷の値)=(ES格納バッファ112のオーバーフ
ロー回数)−(ES格納バッファ112のアンダーフロ
ー回数)+(遅延バッファ122のアンダーフロー回
数)−(遅延バッファ122のオーバーフロー回数) なる演算式によって、負荷情報(負荷の値)を取得する
ようにしたが、これに限られることはなく、例えば、 (負荷の値)={(ES格納バッファ112の読出ポイ
ンタアドレス)−(ES格納バッファ112の書込ポイ
ンタアドレス)}−{(遅延バッファ122の読出ポイ
ンタアドレス)−(遅延バッファ122の書込ポインタ
アドレス)} なる演算式によって、負荷情報(負荷の値)を取得する
ようにしてもよい。
【0056】(第2の実施の形態)本発明は、例えば、
図3に示すようなディジタルテレビジョン装置300に
適用される。このディジタルテレビジョン装置300
は、上記図1に示したディジタルテレビジョン装置10
0が備える復号処理部(B)142の代わりに、復号処
理部(B)142´を備えた構成としている。尚、上記
図3のディジタルテレビジョン装置300において、上
記図1のディジタルテレビジョン装置100と同様に動
作する個所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略
する。
【0057】本実施の形態における復号処理部(B)1
42´は、特に、4×4画素ブロックの逆DCT変換処
理によって取得した4×4画素のデータを拡大処理(空
間領域データの拡大処理)するようになされている。こ
のため、復号処理部(B)142´は、簡易可変長復号
部117、簡易逆量子化部118、4×4逆DCT部3
19、零時ホールド拡大部320、及び動き補償部12
1を含んでいる。このような復号処理部(B)142´
も、復号処理部(B)142と同様に、復号処理部
(A)141での復号処理に比ベて、処理負荷の軽い復
号処理過程を実行するようになされている。
【0058】図4は、本実施の形態におけるディジタル
テレビジョン装置300の動作を示したものである。
尚、上記図4のフローチャートにおいて、上記図2に示
したフローチャートと同様の処理を実行するステップに
は同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0059】ステップS200〜S202:第1の実施
の形態と同様に、ストリーム受信部129にて受信され
た圧縮ストリームは、デマルチプレクス111により個
々のエレメンタリストリームに変換され、ES格納バッ
ファ112へ蓄積される(ステップS200)。このと
き、処理位置算出部(A)123によりES格納バッフ
ァ112でのデータ書込位置及び読出位置が取得され、
処理位置算出部(B)125により遅延バッファ122
でのデータ書込位置及び読出位置が取得される。そし
て、負荷算出部124により、処理位置算出部(A)1
23及び処理位置算出部(B)125での取得情報、及
びES格納バッファ112へ蓄積されたエレメンタリス
トリーム内の情報(タイムスタンプ)に基づいて、復号
処理の負荷の値が求められ(ステップS201)、切り
換え部113により、当該負荷の値と所定のしきい値の
比較結果に基づいて(ステップS202)、ES格納バ
ッファ112へ蓄積されたエレメンタリストリームの供
給先が、復号処理部(A)141と復号処理部(B)1
42´で切り換えられる。本実施の形態での負荷の値
は、タイムスタンプを利用して所定単位時間当たりのデ
ータ書込位置と読出位置の差分をとることで求める。
【0060】ステップS203〜S205、ステップS
206:第1の実施の形態と同様に、ステップS202
での比較結果が「負荷の値<しきい値」である場合、復
号処理部(A)141では、可変長復号部114による
可変長復号化(ステップS203)、逆量子化部115
による逆量子化(ステップS204)、8×8逆DCT
部116による離散コサイン逆変換、及び動き補償部1
21による動き補償(ステップS206)、という復号
処理過程が実行され、表示デバイス131の表示データ
としての映像データが取得される。
【0061】ステップS207、S205、S409、
及びS410、ステップS206:一方、ステップS2
02での比較結果が「負荷の値<しきい値」でない場
合、本実施の形態での復号処理部(B)142´による
復号処理が実行される。
【0062】具体的には、先ず、簡易可変長復号部11
7は、切り換え部113によって供給されたストリーム
を簡易可変長復号化する(ステップS207)。次に、
簡易逆量子化部118は、簡易可変長復号部117での
簡易可変長復号化後のストリームを簡易逆量子化する
(ステップS208)。これにより、図5(a)に示す
ように、処理対象のストリームにおいて、4×4画素ブ
ロックのDCT係数部分のみが可変長復号化される。
【0063】次に、4×4逆DCT部319は、上記図
5(b)に示すように、簡易逆量子化部118での簡易
逆量子化後のストリームに対して、4×4画素ブロック
単位での離散コサイン逆変換処理を行って、4×4画素
ブロックの画素データを取得する(ステップS40
9)。
【0064】次に、零時ホールド拡大部320は、上記
図5(c)に示すように、4×4逆DCT部319にて
得られた4×4画素ブロックの画素データに対して、拡
大処理を施す(ステップS410)。
【0065】そして、動き補償部121は、零時ホール
ド拡大部320にて得られた拡大像データに対して、P
ピクチャ及びBピクチャの動き補償処理を行って、表示
デバイス131の表示データとしての映像データを取得
する(ステップS206)。
【0066】ステップS211:第1の実施の形態と同
様に、復号処理部(A)141での復号処理、又は復号
処理部(B)142´での復号処理の後、当該復号処理
にて得られた映像データは、一旦遅延バッファ122へ
蓄積され、システム制御部127及び表示制御部130
により、遅延バッファ122から同期調整されたタイミ
ングで読み出され、表示デバイス131で表示される。
【0067】上述のような本実施の形態によっても、第
1の実施の形態と同様に、駒落ち少ない或いは駒落ちが
規則的な、滑らかな映像を確実に提供することができ
る。
【0068】(第3の実施の形態)本発明は、例えば、
図6に示すようなディジタルテレビジョン装置600に
適用される。このディジタルテレビジョン装置600
は、上記図1に示したディジタルテレビジョン装置10
0が備える復号処理部(B)142の代わりに、復号処
理部(B)142´´を備えた構成としている。尚、上
記図6のディジタルテレビジョン装置600において、
上記図1のディジタルテレビジョン装置100と同様に
動作する個所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0069】本実施の形態における復号処理部(B)1
42´´は、特に、切り換え部113によって供給され
たエレメンタリストリームにおいて、一部のピクチャデ
ータに限り、復号処理を行うようになされている。この
ため、復号処理部(B)142´´は、空間領域0挿入
部601、及び動き補償部121を含んでいる。このよ
うな復号処理部(B)142´´も、復号処理部(B)
142と同様に、復号処理部(A)141での復号処理
に比ベて、処理負荷の軽い復号処理過程を実行するよう
になされている。
【0070】図7は、本実施の形態におけるディジタル
テレビジョン装置600の動作を示したものである。
尚、上記図7のフローチャートにおいて、上記図2に示
したフローチャートと同様の処理を実行するステップに
は同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0071】ステップS200〜S202:第1の実施
の形態と同様に、ストリーム受信部129にて受信され
た圧縮ストリームは、デマルチプレクス111により個
々のエレメンタリストリームに変換され、ES格納バッ
ファ112へ蓄積される(ステップS200)。このと
き、処理位置算出部(A)123によりES格納バッフ
ァ112でのデータ書込位置及び読出位置が取得され、
処理位置算出部(B)125により遅延バッファ122
でのデータ書込位置及び読出位置が取得される。そし
て、負荷算出部124により、処理位置算出部(A)1
23及び処理位置算出部(B)125での取得情報、及
びES格納バッファ112へ蓄積されたエレメンタリス
トリーム内の情報(タイムスタンプ)に基づいて、単位
時間当たりの復号処理の負荷の値が求められ(ステップ
S201)、切り換え部113により、当該負荷の値と
所定のしきい値の比較結果に基づいて(ステップS20
2)、ES格納バッファ112へ蓄積されたエレメンタ
リストリームの供給先が、復号処理部(A)141と復
号処理部(B)142´´で切り換えられる。
【0072】ステップS203〜S205、ステップS
206:第1の実施の形態と同様に、ステップS202
での比較結果が「負荷の値<しきい値」である場合、復
号処理部(A)141では、可変長復号部114による
可変長復号化(ステップS203)、逆量子化部115
による逆量子化(ステップS204)、8×8逆DCT
部116による離散コサイン逆変換、及び動き補償部1
21による動き補償(ステップS206)、という復号
処理過程が実行され、表示デバイス131の表示データ
としての映像データが取得される。
【0073】ステップS701、S702、ステップS
206:一方、ステップS202での比較結果が「負荷
の値<しきい値」でない場合、本実施の形態での復号処
理部(B)142´´による復号処理が実行されること
になるが、その前処理として更に、切り換え部113
は、復号処理部(B)142´´へ供給するストリーム
(処理対象のストリーム)が、Pピクチャ或いはBピク
チャであるか否かを判別する(ステップS701)。
【0074】ステップS701の判別の結果、処理対象
のストリームがPピクチャでなくBピクチャでもない場
合、すなわちIピクチャである場合、切り換え部113
は、当該Iピクチャのストリームを復号処理部(A)1
41へ供給する。また、ステップS701の判別の結
果、処理対象のストリームがPピクチャ或いはBピクチ
ャである場合、切り換え部113は、当該Pピクチャ或
いはBピクチャのストリームを復号処理部(B)142
´´へ供給する。
【0075】したがって、Pピクチャ及びBピクチャに
ついては、復号処理部(B)142´´の空間領域0挿
入部601により、“0”が挿入されることで“0”の
ピクチャデータへ変換され(ステップS702)、Iピ
クチャについては、復号処理部(A)141により復号
処理される。
【0076】動き補償部121は、空間領域0挿入部6
01により、Pピクチャ及びBピクチャに限り、全て
“0”が代入された画像データに対して、Pピクチャ及
びBピクチャの動き補償処理を行って、表示デバイス1
31の表示データとしての映像データを取得する(ステ
ップS206)。
【0077】ステップS211:第1の実施の形態と同
様に、復号処理部(A)141での復号処理、又は復号
処理部(B)142´´での復号処理の後、当該復号処
理にて得られた映像データは、一旦遅延バッファ122
へ蓄積され、システム制御部127及び表示制御部13
0により、遅延バッファ122から同期調整されたタイ
ミングで読み出され、表示デバイス131で表示され
る。
【0078】図8は、「負荷の値<しきい値」である場
合に実行される復号処理(ステップS203〜S20
5、ステップS206による復号処理1)と、「負荷の
値<しきい値」でない場合に実行される復号処理(ステ
ップS701、S702、ステップS206による復号
処理2)とを示したものである。
【0079】上記図8の“801”及び“803”に示
すように、復号処理1では、Pピクチャ、Bピクチャ、
及びIピクチャに対して、可変長復号化、逆量子化、及
び8×8逆DCTを行い、その結果を、動き補償処理内
で前後のP又はIピクチャから作成した画像との差分と
して用いる。これに対して、復号処理2では、上記図8
の“802”及び“803”に示すように、空間領域0
挿入部601により、Pピクチャ及びBピクチャに限
り、全て“0”が代入された画像データに置き換えら
れ、動き補償部121によってPピクチャ及びBピクチ
ャが動き補償される。このとき、Pピクチャ及びBピク
チャに関しては、動き補償処理内で前後のIピクチャか
ら画像データを作成するのみのでよいため、その分、処
理負担が軽くなる。
【0080】上述のような本実施の形態によっても、第
1の実施の形態と同様に、駒落ち少ない或いは駒落ちが
規則的な、滑らかな映像を確実に提供することができ
る。
【0081】尚、本発明の目的は、第1〜第3の実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或い
は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュー
タ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読みだして実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が第1〜第3の実
施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとな
る。プログラムコードを供給するための記憶媒体として
は、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等
を用いることができる。また、コンピュータが読みだし
たプログラムコードを実行することにより、第1〜第3
の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプロ
グラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動し
ているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって第1〜第3の実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶
媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュー
タに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続さ
れた機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡
張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第1〜
第3の実施の形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、符号化
データ(映像の圧縮データ等)の復号処理を行う際に、
少なくとも復号処理で使用する記憶手段におけるデータ
(現在復号処理しているデータ)の記憶状態から処理負
荷を判断し、その判断結果に基づき、符号化データの復
号処理を実行する復号手段を、処理負荷の異なる複数の
復号モードで切り換えるように構成したので、符号化デ
ータの復号処理と共に他のデータ処理を同時に実行する
場合であっても、また、当該他のデータ処理の負荷が重
い状況であっても、当該他のデータ処理の負荷をも考慮
した、最適な復号手段を選択し実行することができる。
本発明を、例えば、符号化ストリームの復号処理を含む
複数のデータ処理を行うマイクロプロセッサを備えるデ
ィジタルテレビジョン装置等へ適用した場合、他のデー
タ処理の負荷を考慮した、より忠実なプロセッサ負荷を
算出することができ、それに応じた復号処理を行うこと
ができるため、常に良好な映像を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
ディジタルテレビジョン装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】上記ディジタルテレビジョン装置の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図3】第2の実施の形態において、本発明を適用した
ディジタルテレビジョン装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】上記ディジタルテレビジョン装置の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図5】上記ディジタルテレビジョン装置での復号処理
を説明するための図である。
【図6】第3の実施の形態において、本発明を適用した
ディジタルテレビジョン装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】上記ディジタルテレビジョン装置の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図8】上記ディジタルテレビジョン装置での復号処理
を説明するための図である。
【図9】従来のディジタルテレビジョン装置の構成を示
すブロック図である。
【図10】上記ディジタルテレビジョン装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図11】上記ディジタルテレビジョン装置での復号処
理を説明するための図である。
【符号の説明】
100 ディジタルテレビジョン装置 111 デマルチプレクス部 112 ES格納バッファ 113 切り換え部 114 可変長復号部 115 逆量子化部 116 8×8逆DCT部 117 簡易可変長復号部 118 簡易逆量子化部 119 周波数領域0挿入部 120 簡易8×8逆DCT部 121 動き補償部 122 遅延バッフア 123 処理位置算出部(A) 124 負荷算出部 125 処理位置算出部(B) 126 他処理部 127 システム制御部 128 ストリーム制御部 129 ストリーム受信部 130 表示制御部 131 表示デバイス 132 他I/O部 141 復号処理部(A) 142 復号処理部(B)
フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK25 KK33 MA05 MA14 MA23 MC11 MC38 ME01 NN00 PP06 PP07 RC04 SS02 SS06 TA17 TA49 TA57 TA80 TB04 TC15 TC20 TD06 TD12 UA05 UA38 5J064 AA01 BA01 BA09 BA16 BC01 BC16 BC25 BD02

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化データを入力する入力手段と、 前記符号化データを記憶する第1の記憶手段と、 復号処理の負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記
    記憶手段に記憶された符号化データを復号する復号手段
    と、 前記第1の記憶手段に対する前記符号化データ記憶状態
    を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段の出力に応じて前記復号モードを選
    択する選択手段とを備えることを特徴とする復号装置。
  2. 【請求項2】 前記復号手段によって復号されたデータ
    を記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段のデータ記憶状態を検出する第2の
    検出手段とを更に備え、 前記選択手段は、前記第1及び第2の検出手段の出力に
    応じて前記復号モードを選択することを特徴とする請求
    項1に記載の復号装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の検出手段は、所定単位時間当
    たりの前記第1の記憶手段におけるオーバーフロー及び
    アンダーフローの回数を検出することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の復号装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の検出手段は、所定単位時間当
    たりの前記第2の記憶手段におけるオーバーフロー及び
    アンダーフローの回数を検出することを特徴とする請求
    項2に記載の復号装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の検出手段は、所定単位時間当
    たりの前記第1の記憶手段における符号化データ書込位
    置及び読出位置の差分を検出することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の復号装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の検出手段は、所定単位時間当
    たりの前記第2の記憶手段におけるデータ書込位置及び
    読出位置の差分を検出することを特徴とする請求項2に
    記載の復号装置。
  7. 【請求項7】 前記符号化データは、復号処理の時刻管
    理のためのタグとして機能するタイムスタンプを含み、
    前記タイムスタンプを用いて所定単位時間を判断するこ
    とを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の復
    号装置。
  8. 【請求項8】 前記符号化データは、少なくとも画像デ
    ータに対して直交変換処理、量子化処理、及び可変長符
    号化処理を施して得られたデータを含み、 前記複数の復号モードの少なくとも1つは、直交変換係
    数の一部の高周波成分に対して“O”を挿入して復号す
    ることを特徴とする請求項1〜7にいずれか1項に記載
    の復号装置。
  9. 【請求項9】 前記符号化データは、少なくとも画像デ
    ータに対して直交変換処理、量子化処理、及び可変長符
    号化処理を施して得られたデータを含み、 前記複数の復号モードの少なくとも1つは、直交変換係
    数の一部を抽出して逆直交変換処理し、その処理したデ
    ータに対して拡大処理することを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか1項に記載の復号装置。
  10. 【請求項10】 前記符号化データは、少なくとも複数
    のピクチャから構成される画像データを符号化して得ら
    れたデータを含み、 前記複数の復号モードの少なくとも1つは、一部のピク
    チャに限り復号することを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の復号装置。
  11. 【請求項11】 前記符号化データは、画像データを符
    号化したデータであり、前記復号手段によって復号され
    た画像データを表示する表示手段を有することを特徴と
    する請求項1〜10のいずれか1項に記載の復号装置。
  12. 【請求項12】 符号化データを入力する入力手段と、 復号処理の負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記
    符号化データを復号する復号手段と、 前記復号手段によって復号されたデータを記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に対するデータ記憶状態を検出する検出手
    段と、 前記検出手段の出力に応じて前記復号化モードを選択す
    る選択手段とを備えることを特徴とする復号装置。
  13. 【請求項13】 前記検出手段は、所定単位時間当たり
    の前記記憶手段におけるオーバーフロー及びアンダーフ
    ローの回数を検出することを特徴とする請求項12に記
    載の復号装置。
  14. 【請求項14】 前記検出手段は、所定単位時間当たり
    の前記記憶手段におけるデータ書込位置及び読出位置の
    差分を検出することを特徴とする請求項12に記戟の復
    号装置。
  15. 【請求項15】 前記符号化データは、少なくとも画像
    データに対して直交変換処理、量子化処理、及び可変長
    符号化処理を施して得られたデータを含み、前記複数の
    復号モードの少なくとも1つは、直交変換係数の一部の
    高周波成分に対して“O”を挿入して復号することを特
    徴とする請求項12〜14にいずれか1項に記載の復号
    装置。
  16. 【請求項16】 前記符号化データは、少なくとも画像
    データに対して直交変換処理、量子化処理、及び可変長
    符号化処理を施して得られたデータを含み、前記複数の
    復号モードの少なくとも1つは、直交変換係数の一部を
    抽出して逆直交変換処理し、その処理したデータに対し
    て拡大処理することを特徴とする請求項12〜14のい
    ずれか1項に記載の復号装置。
  17. 【請求項17】 前記符号化データは、少なくとも複数
    のピクチャから構成される画像データを符号化して得ら
    れたデータを含み、 前記複数の復号モードの少なくとも1つは、一部のピク
    チャに限り復号することを特徴とする請求項12〜14
    のいずれか1項に記載の復号装置。
  18. 【請求項18】 前記符号化データは、画像データを符
    号化したデータであり、 前記復号手段によって復号された画像データを表示する
    表示手段を備えることを特徴とする請求項12〜17の
    いずれか1項に記載の復号装置。
  19. 【請求項19】 受信した符号化データの復号処理を含
    む複数のデータ処理を行なうテレビジョン装置であっ
    て、 請求項1〜18のいずれか1項に記載の復号装置の機能
    を有することを特徴とするテレビジョン装置。
  20. 【請求項20】 複数の機器が互いに通信可能に接続さ
    れてなるデータ処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜18の何れかに記載の復号装置の機能、又は請求項
    19記載のテレビジョン装置の機能を有することを特徴
    とするデータ処理システム。
  21. 【請求項21】 符号化データを入力する入力ステップ
    と、 前記符号化データを記憶手段に記憶する記憶ステップ
    と、 復号処理の負荷が異なる複数の復号モードと有し、前記
    記億手段に記憶された符号化データを復号する復号ステ
    ップと、 前記記憶手段に対する前記符号化データ記憶状態を検出
    する検出ステップと、 前記検出ステップの検出結果に応じて前記復号モードを
    選択する選択ステップとを含むことを特徴とする復号方
    法。
  22. 【請求項22】 符号化データを入力する入力ステップ
    と、 復号処理の負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記
    符号化データを復号する復号ステップと、 前記復号ステップによって復号されたデータを記憶手段
    に記憶する記憶ステップと、 前記記憶手段に対するデータ記憶状態を検出する検出ス
    テップと、 前記検出ステップの検出結果に応じて前記復号化モード
    を選択する選択ステップとを含むことを特徴とする復号
    方法。
  23. 【請求項23】 復号処理プログラムが記憶されたコン
    ピュータ読出可能な記憶媒体であって、 符号化データを入力する入力工程のコードと、 前記符号化データを記憶手段に記憶する記憶工程のコー
    ドと、 復号処理の負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記
    記億手段に記憶された符号化データを復号する復号工程
    のコードと、 前記記憶手段に対する前記符号化データ記憶状態を検出
    する検出工程のコードと、 前記検出ステップの検出結果に応じて前記復号モードを
    選択する選択工程のコードとを記憶したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  24. 【請求項24】 復号処理プログラムが記憶されたコン
    ピュータ読出可能な記憶媒体であって、 符号化データを入力する入力工程のコードと、 復号処理の負荷が異なる複数の復号モードを有し、前記
    符号化データを復号する復号工程のコードと、 前記復号工程によって復号されたデータを記憶手段に記
    憶する記憶工程のコードと、 前記記憶手段に対するデータ記憶状態を検出する検出工
    程のコードと、 前記検出工程の検出結果に応じて前記復号化モードを選
    択する選択工程のコードとを記憶したことを特徴とする
    記憶媒体。
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