JP2002009737A - Cdma受信装置 - Google Patents

Cdma受信装置

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JP2002009737A
JP2002009737A JP2000186450A JP2000186450A JP2002009737A JP 2002009737 A JP2002009737 A JP 2002009737A JP 2000186450 A JP2000186450 A JP 2000186450A JP 2000186450 A JP2000186450 A JP 2000186450A JP 2002009737 A JP2002009737 A JP 2002009737A
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turbo
signal
user
cdma
spreading
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JP2000186450A
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Daisuke Takeda
大輔 竹田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SNRの低い状況下でも他局間干渉の影響を効
果的に除去して良好な受信品質を得ることができるCD
MA受信装置を提供する。 【解決手段】CDMA受信信号を各ユーザに固有の拡散
符号によって逆拡散する逆拡散器12と、逆拡散器12
からの出力信号をターボ復号して元の送信情報系列を出
力する複数のターボ復号器13と、ターボ復号器13か
らの出力信号をターボ符号化する複数のターボ符号化器
14と、ターボ符号化器14からの出力信号を各ユーザ
に固有の拡散符号によって拡散して拡散信号のレプリカ
信号を生成する拡散器15と、受信信号から他ユーザに
対応する拡散器15からの拡散信号を差し引くことによ
り各ユーザに対応する拡散信号を出力するパラレル干渉
キャンセラ5と、パラレル干渉キャンセラ5から出力さ
れる各ユーザに対応する拡散信号のレプリカ信号を逆拡
散器12の入力にフィードバックするフィードバックル
ープを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA受信装置に
係り、特に他局間干渉をパラレル干渉キャンセラによっ
て除去するCDMA受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】耐干渉性、秘匿性に優れた直接拡散スペ
クトル通信方式としてCDMA(符号分割多元接続)が
注目され、実用化が進められている。CDMAシステム
では、各ユーザからの送信情報系列に異なる拡散符号を
割り当て、その拡散符号によって送信情報系列を拡散し
た後に多重化することで、いわゆるマルチユーザ伝送が
可能である。しかし、CDMAシステムにおいては同一
周波数、同一時間に複数ユーザからの送信情報系列を伝
送するため、周波数帯域及び時間帯域を共用しているユ
ーザどうしで干渉(他局間干渉という)を起こすという
問題がある。
【0003】この他局間干渉を除去するために、パラレ
ル干渉キャンセラシステム(PIC)が提案されてい
る。パラレル干渉キャンセラシステムにおいては、CD
MA受信信号を各ユーザに固有の拡散符号によって逆拡
散して復号した後、再び同じ拡散符号により拡散するこ
とで、拡散信号の複製(これをレプリカ信号という)を
作成する。あるユーザからの拡散信号を復号する場合、
そのユーザ以外の全てのユーザからの拡散信号のレプリ
カ信号をCDMA受信信号から差し引くという操作を全
てのユーザからの拡散信号に対して行うことにより、他
局間干渉が除去された拡散信号を復号することができ
る。
【0004】このようなパラレル干渉キャンセラシステ
ムでは、作成されるレプリカ信号が正確でない場合に
は、かえって受信特性を劣化させてしまうという問題が
ある。そこで、送信側で送信情報系列を畳み込み符号化
した後に拡散してCDMA信号とし、受信側でCDMA
受信信号中の拡散信号を逆拡散し、さらにビタビ復号器
によって誤り訂正復号を行った後に、再度拡散符号によ
り拡散を行うことで、正確なレプリカ信号を作成する方
法が提案されている(文献1:Yukitoshi Sanada, Wang
Qiang; "A co-channel interference cancellation te
chnique using orthogonal convolution codes", IEEE
TRANSACTIONS ON COMMUNICATIONS, VOL.44, NO.5, PP.5
49-556, MAY 1996)。しかし、この方式では畳み込み符
号はSNR(信号対雑音電力比)が低い状況では、かえ
って誤りを大きくしてしまい、受信品質の向上を図るこ
とができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パラ
レル干渉キャンセラシステムにおいて良好な受信特性を
実現するために、送信側で送信情報系列を畳み込み符号
化の後に拡散符号により拡散して送信し、受信側でビタ
ビ復号器によって誤り訂正復号を行った後に再度拡散を
行うことにより、拡散信号のレプリカ信号を作成する方
法では、精度のよいレプリカ信号を得ることができると
いう利点はあるが、SNRが低いと畳み込み符号の採用
によって逆に誤りを大きくしてしまうという問題点があ
った。
【0006】本発明は、他局間干渉の影響を効果的に除
去して良好な受信品質を得ることができるCDMA受信
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係るCDMA受信装置では、複数ユーザか
らの送信情報系列を誤り訂正符号化した後に各ユーザに
固有の拡散符号によってそれぞれ拡散して多重化したC
DMA信号が受信され、以下のようにして復号される。
【0008】本発明の一つの態様によると、CDMA受
信信号はまず複数の逆拡散器に入力され、各ユーザに固
有の拡散符号によって逆拡散された後、最終的に元の送
信情報系列を再生するための複数のターボ復号器により
それぞれ復号される。各ターボ復号器からの出力信号は
それぞれターボ符号化器により符号化された後、複数の
拡散器で各ユーザに固有の拡散符号によって再び拡散さ
れることにより、拡散信号(レプリカ信号)が生成され
る。
【0009】これらの拡散器により生成された拡散信号
はパラレル干渉キャンセラに入力され、CDMA受信信
号から他ユーザに対応する拡散器からの拡散信号が差し
引かれることにより、他局間干渉の影響が除去された拡
散信号が各ユーザに対応して生成される。こうしてパラ
レル干渉キャンセラから出力される各ユーザに対応する
拡散信号は、CDMA受信信号が逆拡散器に入力された
後に、逆拡散器の入力にそれぞれフィードバックされ
る。
【0010】このように拡散信号のレプリカ信号を作成
する際にターボ復号/ターボ符号化を用いることによっ
て、誤り訂正符号として低SNRの下でも誤りに強いタ
ーボ符号を用いることができるため、他局間干渉の影響
を効果的に除去することができる。また、パラレル干渉
キャンセラから出力される他局間干渉の影響が除去され
た拡散信号を逆拡散器の入力にフィードバックして、フ
ィードバック毎に逆拡散、ターボ復号、ターボ符号化及
び拡散を繰り返すことによって、より精度の高いレプリ
カ信号を作成でき、受信品質がさらに向上する。
【0011】本発明の他の態様によると、CDMA受信
信号は複数の第1の逆拡散器により各ユーザに固有の拡
散符号によって逆拡散され、複数の第1のターボ復号器
によって復号され、さらに複数のターボ符号化器によっ
て符号化された後、複数の拡散器で各ユーザに固有の拡
散符号によって再び拡散されることにより、拡散信号
(レプリカ信号)が生成される。
【0012】これらの拡散器により生成された拡散信号
はパラレル干渉キャンセラに入力され、CDMA受信信
号から他ユーザに対応する拡散器からの拡散信号が差し
引かれることにより、他局間干渉の影響が除去された拡
散信号が各ユーザに対応して生成される。こうしてパラ
レル干渉キャンセラから出力される各ユーザに対応する
拡散信号は、複数の第2の逆拡散器で各ユーザに固有の
拡散符号によって逆拡散された後、複数の第2のターボ
復号器によって復号され、元の送信情報系列が再生され
る。
【0013】このように拡散信号のフィードバックルー
プのない構成によっても、拡散信号(レプリカ信号)を
作成する際にターボ復号/ターボ符号化を用いることに
よって、誤り訂正符号として低SNRの下でも誤りに強
いターボ符号を用いることができるため、他局間干渉の
影響を効果的に除去することができる。
【0014】本発明のさらに別の態様によると、CDM
A受信信号は複数の逆拡散器に入力され、各ユーザに固
有の拡散符号によって逆拡散された後、最終的に元の送
信情報系列を再生するための複数の誤り訂正復号器によ
りそれぞれ復号される。各誤り訂正復号器からの出力信
号はそれぞれ誤り訂正符号化器により符号化された後、
複数の拡散器で各ユーザに固有の拡散符号によって再び
拡散されることにより、拡散信号(レプリカ信号)が生
成される。
【0015】これらの拡散器により生成された拡散信号
はパラレル干渉キャンセラに入力され、CDMA受信信
号から他ユーザに対応する拡散器からの拡散信号が差し
引かれることにより、他局間干渉の影響が除去された拡
散信号が各ユーザに対応して生成される。こうしてパラ
レル干渉キャンセラから出力される各ユーザに対応する
拡散信号は、CDMA受信信号が逆拡散器に入力された
後に、逆拡散器の入力にそれぞれフィードバックされ
る。
【0016】このようにパラレル干渉キャンセラから出
力される他局間干渉の影響が除去された拡散信号を逆拡
散器の入力にフィードバックして、フィードバック毎に
逆拡散、ターボ復号、ターボ符号化及び拡散を繰り返す
ことによって、より精度の高いレプリカ信号を作成で
き、受信品質が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係るCDMA受信装置の構成を示すブロック図である。
アンテナ1ではCDMA信号、すなわち複数(K)のユ
ーザUSER 1〜USER Kからの送信情報系列を誤り訂正符号
化した後に各ユーザに固有の拡散符号によってそれぞれ
拡散して多重化した信号が受信される。
【0018】このCDMA受信信号は、A/D変換器2
により量子化されディジタル信号に変換された後、一旦
メモリ3に格納される。なお、CDMA信号は実際には
さらにTDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数
分割多元接続)などによって多重化されており、受信側
ではTDMA/FDMA復調器が設けられるが、図1で
は簡単化のためにこれらの復調器や増幅器を省略してい
る。
【0019】A/D変換器2から出力されるディジタル
化されたCDMA受信信号は、各ユーザUSER 1〜USER K
にそれぞれ対応して設けられた単位復号回路4−1〜4
−Kに入力される。単位復号回路4−1〜4−Kは全て
同一構成であるため、ここではユーザUSER 1に対応する
単位復号回路4−1についてのみ説明する。
【0020】単位復号回路4−1において、A/D変換
器2から出力されるディジタル化されたCDMA受信信
号は、CDMA受信信号と後述するパラレル干渉キャン
セラ5からの他局間干渉キャンセル後の拡散信号を切り
替えるためのスイッチ11を介して逆拡散器12に入力
され、ユーザUSER 1に固有の拡散符号によって逆拡散さ
れる。より具体的には、逆拡散器12ではCDMA受信
信号に拡散符号が乗じられた後に積分されることによ
り、軟判定値が出力される。
【0021】逆拡散器12からの出力信号はターボ復号
器13によってターボ復号されることによって、最終的
に元の送信情報系列が再生される。ターボ復号器13
は、図示しない送信側のターボ符号化器で得られたター
ボ符号系列をターボ復号することによって誤り訂正を行
い、元の送信情報系列を再生する。以下、ターボ符号、
ターボ符号化器及びターボ復号器について詳細に説明す
る。
【0022】ターボ符号とその符号化器及び復号器につ
いては、例えば文献2:Claude Berron, Member, IEEE,
and Alain Glavieux; "Near Optimum Error Correctin
g Coding And Decoding:Turbo-Codes", IEEE TRANSACTI
ONS ON COMMUNICATIONS, VOL.44, NO.10, PP.1261-127
1, OCTOBER 1996に詳しい。この文献2にも記載されて
いるように、ターボ符号は強力な誤り訂正能力を有し、
SNRが悪い状況でも畳み込み符号に比べて比較的良好
な特性を得ることができるという特徴がある。図2及び
図3は、文献2によって原理的に開示されたターボ符号
化器及びターボ復号器の構成を示している。
【0023】ターボ符号化器は、図2に示されるように
二つの再帰的畳み込み符号化器21,22とインタリー
バ23とにより構成される。再帰的畳み込み符号化器2
1,22は、1サンプル遅延器24a〜24dと加算器
25,26からなる。送信情報系列Uと、これを第1の
再帰的畳み込み符号化器21によって符号化した系列X
と、送信情報系列Uをインタリーバ23によってインタ
リーブした後に第2の再帰的畳み込み符号化器22によ
って符号化した系列Yが多重化され、符号化系列として
出力される。
【0024】一方、この符号化系列を復号するターボ復
号器は、図3に示されるように二つの軟出力復号器3
1,32、加算器33,34、インタリーバ35,36
及びデインタリーバ37により構成される。図2のター
ボ符号化器から出力される系列U,X,Yの多重化信号
は、伝送系を経て受信側に入力され、逆多重化されち後
に、ターボ復号器に系列U′,X′,Y′として入力さ
れる。ターボ符号化器においてインタリーブされている
系列X′とインタリーブされていない系列Y′がそれぞ
れ第1、第2の軟出力復号器31,32によって復号さ
れる。
【0025】第1の軟出力復号器31から復号時に出力
される尤度情報(復号結果の確からしさを示す情報)
は、加算器33及びインタリーバ36を介して第2の軟
出力復号器32に入力され、軟出力復号器32から出力
される尤度情報は加算器34及びデインタリーバ37を
介して第1の軟出力復号器31の入力にフィードバック
されることによって、復号が繰り返される。この尤度情
報のフィードバック回数が多くなるほど、誤り訂正能力
は強力となる。第2の軟出力復号器32の出力が硬判定
器38で硬判定されることによって、最終的な復号出力
として元の送信情報系列が得られる。
【0026】図1に説明を戻すと、図3に示すような構
成のターボ復号器13によって得られた送信情報系列
は、復号データDataとして出力されるとともに、図2に
示すような構成のターボ符号化器14によって再びサー
ボ符号化される。ターボ符号化器14で得られたターボ
符号系列は、再び拡散器15によってユーザUSER 1に固
有の拡散符号が乗じられることによって拡散され、ユー
ザUSER 1に対応する拡散信号のレプリカ信号が作成され
る。
【0027】上述したユーザUSER 1に対応する単位復号
回路4−1での処理と同様の処理が他のユーザUSER 2〜
USER Kに対応する単位復号回路4−2〜4−Kにおいて
も行われ、単位復号回路4−1〜4−Kによって全ての
ユーザUSER 1〜USER Kに対応する拡散信号のレプリカ信
号が作成される。これらのレプリカ信号は、パラレル干
渉キャンセラ(PIC)5に入力される。パラレル干渉
キャンセラ5では、所望のユーザ以外のユーザに対応す
るレプリカ信号をメモリ3に保持されているCDMA受
信信号から差し引くことにより、他局間干渉の影響を除
去するためのキャンセル動作を行う。この操作を全ての
ユーザUSER 1〜USER Kに対応して行うことにより、全て
のユーザUSER 1〜USER Kに対応して他局間干渉の影響が
低減された拡散信号が得られる。
【0028】パラレル干渉キャンセラ5から出力される
各ユーザUSER 1〜USER Kに対応した拡散信号は、スイッ
チ11を介して逆拡散器12の入力にフィードバックさ
れ、以後上述した動作が繰り返される。このように逆拡
散器12の入力に拡散信号をフィードバックしてパラレ
ル干渉キャンセラ5でのキャンセル動作を複数回繰り返
すことによって、他局間干渉の影響がより確実に除去さ
れるようになるため、受信特性が向上する。
【0029】一方、ターボ符号化系列は復号の繰り返し
(イタレーション)を行うことでより正確な復号が可能
となるという特徴があるが、イタレーション回数がある
程度まで達すると、それ以上イタレーションを行っても
復号精度は向上しない。そこで、ターボ復号器13での
誤り訂正能力が飽和するまで復号を繰り返し行うことに
より、正確なレプリカ信号を作成することができる。
【0030】このように本実施形態のCDMA受信装置
では、ターボ符号の持つ優れた誤り訂正能力と、畳み込
み符号に比較してSNRが低い状況でも誤り耐性が高い
という特徴に着目して、逆拡散器12を介してターボ復
号器13によって復号した信号を再びターボ符号化器1
4により符号化した後に拡散器15により拡散してレプ
リカ信号を作成し、パラレル干渉キャンセラ5において
CDMA受信信号から他ユーザに対応する拡散信号のレ
プリカ信号を差し引くことによって、SNRの低い状況
下でも他局間干渉の影響が効果的に除去された拡散信号
を各ユーザに対応して作成することができる。そして、
この拡散信号を逆拡散器12の入力にフィードバックし
て逆拡散及びターボ復号を行い、最終的な復号結果を得
ることにより、SNRの低い状況下でも他局間干渉の影
響が低減された良好な受信品質を得ることが可能とな
る。
【0031】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態に係るCDMA受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1と相対応する要素に同一符号を付して
説明すると、本実施形態では各単位復号回路4−1〜4
−K内に二つのカウンタCNT1,CNT2を有するコ
ントローラ16が追加されている点が第1の実施形態と
異なる。
【0032】コントローラ16では、カウンタCNT1
によってターボ復号器13における尤度情報のフィード
バック回数をカウントし、カウンタCNT2によってパ
ラレル干渉キャンセラ5から逆拡散器12の入力への拡
散信号のフィードバック回数をカウントする。カウンタ
CNT1には、予め定められたプリセット値がセットさ
れており、ターボ復号器13における尤度情報のフィー
ドバック回数がカウンタCNT1のプリセット値に達す
ると、コントローラ16はターボ復号器13における尤
度情報のフィードバックを停止させる。同様にカウンタ
CNT2にも予め定められたプリセット値がセットされ
ており、パラレル干渉キャンセラ5からの拡散信号のフ
ィードバック回数がカウンタCNT2のプリセット値に
達すると、コントローラ16はスイッチ11を閉じてパ
ラレル干渉キャンセラ5から逆拡散器12の入力への拡
散信号のフィードバックを停止する。
【0033】このように本実施形態では、コントローラ
16によってターボ復号器13における尤度情報のフィ
ードバック回数及びパラレル干渉キャンセラ5からの拡
散信号のフィードバック回数を制御可能に構成したこと
により、これらのフィードバック回数として最適な値を
予め求めてコントローラ16内のカウンタCNT1,C
NT2にプリセット値としてセットしておくことで、受
信特性をさらに向上させることができる。
【0034】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態に係るCDMA受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1と相対応する要素に同一符号を付して
説明すると、本実施形態では各単位復号回路4−1〜4
−K内にターボ復号器13で得られた尤度情報を記憶保
持するための尤度情報メモリ17が追加されている点が
第1の実施形態と異なる。
【0035】第1の実施形態では、ターボ復号器13に
おいて前述のように尤度情報がフィードバックされて繰
り返し復号が行われるのに対して、第3の実施形態では
ターボ復号器13で繰り返し復号は行われず、逆拡散器
12からの出力信号(軟判定値)の入力に対して一回だ
け復号が行われ、その復号結果がターボ符号化器14に
入力される。ここで、尤度情報メモリ17にはターボ復
号器13の一回の復号で得られた尤度情報が記憶保持さ
れる。
【0036】本実施形態では、第1の実施形態と同様に
パラレル干渉キャンセラ5からの他局間干渉の影響が除
去された後の拡散信号が逆拡散器12の入力にフィード
バックされるが、フィードバック後においては、ターボ
復号器13では尤度情報メモリ17に記憶保持されてい
る尤度情報を用いて復号が行われる。
【0037】このように本実施形態によれば、ターボ復
号器13において逆拡散器12からの出力信号に対する
一回の復号過程で得られた尤度情報を尤度情報メモリ1
7に記憶保持しておき、パラレル干渉キャンセラ5から
出力される他局間干渉の影響が除去された後の拡散信号
を逆拡散器12の入力にフィードバックする毎に、ター
ボ復号器13で尤度情報メモリ17に記憶保持されてい
る尤度情報を用いて復号を行うことによって、第1の実
施形態の効果に加え、ターボ復号器13での復号に要す
る時間を短縮してCDMA信号の復号を高速に行うこと
ができるという効果が新たに得られる。
【0038】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態に係るCDMA受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1と相対応する要素に同一符号を付して
説明すると、本実施形態では各単位復号回路4−1〜4
−Kに対して共通の尤度計算器18が設けられている点
が第1の実施形態と異なる。
【0039】尤度計算器18は、各単位復号回路4−1
〜4−K内のターボ復号器13において逆拡散器12か
らの出力信号に対する一回の復号過程で得られた各尤度
情報を記憶保持し、これらの記憶保持した尤度情報を基
に他局間干渉による影響が除去された後の拡散信号の最
適な尤度情報を計算する。すなわち、各単位復号回路4
−1〜4−K内のターボ復号器13における尤度は、C
DMA信号の伝送系が同じであればほぼ等しいと考えら
れるので、尤度計算器18では各ターボ復号器13で得
られた尤度情報を総合的に考慮して尤度情報を計算す
る。具体的には、尤度計算器18では例えば各単位復号
回路4−1〜4−K内のターボ復号器13で求められた
尤度情報を他の単位復号回路内のターボ復号器で求めら
れた尤度情報を参照して補正することにより、新たな尤
度情報を求める。
【0040】本実施形態においても、第3の実施形態と
同様にターボ復号器13では繰り返し復号は行われず、
逆拡散器12からの出力信号の一回の入力に対して一回
だけ復号が行われ、その復号結果がターボ符号化器14
に入力される。ここで、尤度計算器18では、上述のよ
うにターボ復号器13の一回の復号で得られた尤度情報
が記憶保持され、これに基づいて他局間干渉の影響が除
去された後の最適な尤度情報が計算される。そして、パ
ラレル干渉キャンセラ5からの他局間干渉の影響が除去
された後の拡散信号が逆拡散器12の入力にフィードバ
ックされる毎に、ターボ復号器13で尤度計算器18に
よって計算された尤度情報を用いて復号が行われる。
【0041】このように本実施形態によれば、ターボ復
号器13において逆拡散器12からの出力信号に対する
一回の復号過程で得られた尤度情報を用いて尤度計算器
18で計算された最適な尤度情報を用いて、パラレル干
渉キャンセラ5から出力される他局間干渉の影響が除去
された後の拡散信号を逆拡散器12の入力にフィードバ
ックする毎にターボ復号器13で復号を行うことによっ
て、第1の実施形態の効果に加え、ターボ復号器13で
の復号に要する時間を短縮してCDMA信号の復号を高
速に行うことができるという効果を得ることができる。
【0042】(第5の実施形態)図7は、本発明の第5
の実施形態に係るCDMA受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1と相対応する要素に同一符号を付して
説明すると、本実施形態では単位復号回路4−1〜4−
Kにおいてパラレル干渉キャンセラ5から出力される各
ユーザに対応した拡散信号を逆拡散器12の入力にフィ
ードバックするフィードバックループはなく、パラレル
干渉キャンセラ5から出力される拡散信号は次段の逆拡
散器19にそれぞれ入力されることにより、再び逆拡散
される。そして、逆拡散器19からの出力がターボ復号
器20によってターボ復号されることによって、元の送
信情報系列が再生される。
【0043】このように本実施形態によると、パラレル
干渉キャンセラ5から出力される他局間干渉の影響が除
去された後の拡散信号を逆拡散器19により再び逆拡散
し、さらにターボ復号器20によりターボ復号すること
によって、拡散信号のフィードバックを行うことなく、
他局間干渉の影響が除去された送信情報系列を再生する
ことができる。
【0044】(第6の実施形態)図8は、本発明の第8
の実施形態に係るCDMA受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1と相対応する要素に同一符号を付して
第1の実施形態との相違点について説明すると、本実施
形態では図1におけるターボ復号器13が誤り訂正復号
器41に、図1におけるターボ符号化器14が誤り訂正
符号化器42にそれぞれ置き換えられた構成となってい
る。
【0045】ここで、誤り訂正復号器41は、ターボ復
号器以外の例えば誤り訂正復号器、例えばビタビ復号器
である。誤り訂正符号化器42は、ターボ符号化器以外
の誤り訂正符号化器、例えば畳み込み符号化器が用いら
れる。
【0046】このように本実施形態によれば、ターボ復
号器及ターボ符号化器以外の誤り訂正復号器41及び誤
り訂正符号化器42を用いた場合においても、第1の実
施形態と同様に拡散信号のレプリカ信号をユーザ毎に作
成し、パラレル干渉キャンセラ5において受信CDMA
信号から他ユーザに対応するレプリカ信号を差し引いて
他局間干渉が除去された拡散信号を生成して、これを逆
拡散器12の入力にフィードバックして復号を繰り返し
行うことによって、SNRの低い状況でも他局間干渉の
影響を効果的に除去して受信品質の向上を図ることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るCD
MA受信装置によれば、SNRの低い状況下でも他局間
干渉の影響を効果的に除去して良好な受信品質を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るCDMA受信装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明で用いるターボ符号化器の構成例を示す
ブロック図
【図3】本発明で用いるターボ復号器の構成例を示すブ
ロック図
【図4】本発明の第2の実施形態に係るCDMA受信装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施形態に係るCDMA受信装
置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第4の実施形態に係るCDMA受信装
置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第5の実施形態に係るCDMA受信装
置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第6の実施形態に係るCDMA受信装
置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1…アンテナ 2…A/D変換器 3…CDMA受信信号メモリ 4−1〜4−K…単位復号回路 5…パラレル干渉キャンセラ 11…スイッチ 12…逆拡散器(第1の逆拡散器) 13…ターボ復号器(第1のターボ復号器) 14…ターボ符号化器 15…逆拡散器 16…コントローラ 17…尤度情報メモリ 18…尤度計算器 19…逆拡散器(第2の逆拡散器) 20…ターボ復号器(第2のターボ復号器) 21,22…再帰的畳み込み符号化器 23…インタリーバ 24a〜24d…1サンプル遅延器 25,26…加算器 31,32…軟出力復号器 33,34…加算器 35,36…インタリーバ 37…デインタリーバ 41…誤り訂正復号器 42…誤り訂正符号化器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数ユーザからの送信情報系列を各ユーザ
    に固有の拡散符号によってそれぞれ拡散して多重化した
    CDMA信号を受信し、該CDMA受信信号を復号する
    CDMA受信装置において、 前記CDMA受信信号を各ユーザに固有の拡散符号によ
    って逆拡散する複数の逆拡散器と、 前記複数の逆拡散器からの出力信号をそれぞれターボ復
    号して元の送信情報系列を再生する複数のターボ復号器
    と、 前記複数のターボ復号器からの出力信号をそれぞれター
    ボ符号化する複数のターボ符号化器と、 前記複数のターボ符号化器からの出力信号をそれぞれ各
    ユーザに固有の拡散符号によって拡散して拡散信号を得
    る複数の拡散器と、 前記CDMA受信信号から他ユーザに対応する前記拡散
    器からの拡散信号を差し引くことにより各ユーザに対応
    する拡散信号を出力するパラレル干渉キャンセラと、 前記パラレル干渉キャンセラから出力される各ユーザに
    対応する拡散信号を前記逆拡散器の入力にそれぞれフィ
    ードバックするフィードバック手段とを有することを特
    徴とするCDMA受信装置。
  2. 【請求項2】前記ターボ復号器の内部での尤度情報のフ
    ィードバック回数及び前記フィードバック手段による拡
    散信号のフィードバック回数を個別に制御する制御手段
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載のCDM
    A受信装置。
  3. 【請求項3】前記複数のターボ復号器において前記逆拡
    散器からの出力信号に対する一回の復号過程でそれぞれ
    生成される尤度情報を記憶保持する複数の尤度情報メモ
    リをさらに有し、前記ターボ復号器は該尤度情報メモリ
    に記憶保持された尤度情報をそれぞれ用いて前記フィー
    ドバック手段によるフィードバック毎にターボ復号を行
    うことを特徴とする請求項1記載のCDMA受信装置。
  4. 【請求項4】前記複数のターボ復号器において前記複数
    の逆拡散器からの出力信号に対する一回の復号過程でそ
    れぞれ生成される尤度情報を入力して前記パラレル干渉
    キャンセラから出力される拡散信号の最適な尤度情報を
    計算する尤度計算器をさらに有し、前記ターボ復号器は
    該尤度計算器により計算された尤度情報を用いて前記フ
    ィードバック手段によるフィードバック毎にターボ復号
    を行うことを特徴とする請求項1または2記載のCDM
    A受信装置。
  5. 【請求項5】複数ユーザからの送信情報系列を各ユーザ
    に固有の拡散符号によってそれぞれ拡散して多重化した
    CDMA信号を受信し、該CDMA受信信号を復号する
    CDMA受信装置において、 前記CDMA受信信号を各ユーザに固有の拡散符号によ
    って逆拡散する複数の第1の逆拡散器と、 前記第1の逆拡散器からの出力信号をそれぞれターボ復
    号する複数の第1のターボ復号器と、 前記ターボ復号器からの出力信号をそれぞれターボ符号
    化する複数のターボ符号化器と、 前記ターボ符号化器からの出力信号をそれぞれ各ユーザ
    に固有の拡散符号によって拡散して拡散信号を得る複数
    の拡散器と、 前記CDMA受信信号から他ユーザに対応する前記拡散
    器からの拡散信号を差し引くことにより各ユーザに対応
    する拡散信号を出力するパラレル干渉キャンセラと、 前記パラレル干渉キャンセラから出力される各ユーザに
    対応する拡散信号を各ユーザに固有の拡散符号によって
    逆拡散する複数の第2の逆拡散器と、 前記第2の逆拡散器からの出力信号をそれぞれ復号して
    元の送信情報系列を再生する複数の第2のターボ復号器
    とを有することを特徴とするCDMA受信装置。
  6. 【請求項6】複数ユーザからの送信情報系列を各ユーザ
    に固有の拡散符号によってそれぞれ拡散して多重化した
    CDMA信号を受信し、該CDMA受信信号を復号する
    CDMA受信装置において、 前記CDMA受信信号を各ユーザに固有の拡散符号によ
    って逆拡散する複数の逆拡散器と、 前記複数の逆拡散器からの出力信号をそれぞれ誤り訂正
    復号して元の送信情報系列を再生する複数の誤り訂正復
    号器と、 前記複数の誤り訂正復号器からの出力信号をそれぞれ誤
    り訂正符号化する複数の誤り訂正符号化器と、 前記複数の誤り訂正符号化器からの出力信号をそれぞれ
    各ユーザに固有の拡散符号によって拡散して拡散信号を
    得る複数の拡散器と、 前記CDMA受信信号から他ユーザに対応する前記拡散
    器からの拡散信号を差し引くことにより各ユーザに対応
    する拡散信号を出力するパラレル干渉キャンセラと、 前記パラレル干渉キャンセラから出力される各ユーザに
    対応する拡散信号を前記逆拡散器の入力にそれぞれフィ
    ードバックするフィードバック手段とを有することを特
    徴とするCDMA受信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003103202A1 (fr) * 2002-05-30 2003-12-11 Huawei Technologies Co. Ltd Procede d'annulation de brouillage parallele et appareil associe
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