JP2002009716A - デジタル放送番組の提供方法およびデジタル放送サービス - Google Patents

デジタル放送番組の提供方法およびデジタル放送サービス

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JP2002009716A
JP2002009716A JP2000183794A JP2000183794A JP2002009716A JP 2002009716 A JP2002009716 A JP 2002009716A JP 2000183794 A JP2000183794 A JP 2000183794A JP 2000183794 A JP2000183794 A JP 2000183794A JP 2002009716 A JP2002009716 A JP 2002009716A
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Masaaki Sasada
正明 笹田
Shinichiro Kasugai
眞一郎 春日井
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Tokyo Broadcasting System Inc TBS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、デジタル放送により送られ
たコンテンツデータを視聴者が複製する場合に、該コン
テンツデータに対する著作権が適正に管理されるように
することである。 【解決手段】 本発明は、放送によって送られる非スク
ランブルかつ不完全状態のコンテンツデータに基づく番
組を視聴者に対して提供するとともに、通信回線を介し
て接続される複製管理サーバ側から複製管理情報を取得
した前記視聴者に対して、前記不完全状態のコンテンツ
データから復元される完全状態のコンテンツデータを所
定の外部記録装置に記録できるようにしたことを特徴と
するデジタル放送番組の提供方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送サー
ビスおよびこのサービスを実現するシステムに関する。
特に、本発明は、放送により視聴者に送られたデジタル
データを外部記録媒体に複製する際の複製管理技術に関
する。
【0002】
【従来技術】放送信号を非スクランブル状態で送信する
無料の放送サービスに対し、有料の放送サービスでは、
一般に、放送事業者(放送局)は放送信号をスクランブ
ルして送信し、契約した視聴者はスクランブルを解除す
るための鍵を用いて受信した放送信号をデスクランブル
することにより、番組を視聴している。
【0003】ところで、デジタル形式のコンテンツデー
タは、複製(コピー)を繰り返しても情報の劣化がない
という特性を有するため、著作権者側は複製に対して一
定の制限を課したり禁止し、または複製に対して課金す
るなどにより、デジタルデータの著作権保護を図ってい
る。
【0004】すなわち、このようなデジタル形式のコン
テンツデータの複製を適正に管理するためのシステムと
して、CGMS(Copy Generation Management Syste
m)がある。このCGMSは、複製の世代を示す情報
(以下「CGMS情報」という。)によってデジタルデ
ータの複製の可否を判断するものである。このようなC
GMS情報は、デジタル放送サービスでは例えばMPE
G2規格のデジタルコピー制御記述子として伝送され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタル放送サービスでは、受信した放送信号に基づく
デジタルデータを記録媒体に記録する場合等、デジタル
データに対する著作権保護が十分ではないという問題が
指摘されている。
【0006】例えば、スクランブル状態で有料の放送サ
ービスを行うのではなく、非スクランブル状態で無料の
放送サービスを行うことを望む放送局が、デジタルデー
タの複製に対して一定の制限を課しあるいは禁止しまた
は課金する場合には、既存のCGMSを用いるものの、
仮にCGMSが無視されたような場合には、複製が何世
代にもわたって繰り返されてしまい、デジタルデータに
対する著作権を適正に管理することができないという問
題があった。
【0007】そこで、本発明は、デジタル放送により送
られたデジタルデータを視聴者が複製する場合に、該デ
ジタルデータに対する著作権が適正に管理されるように
することを課題としている。
【0008】より具体的には、本発明の課題は、視聴者
に無料で提供される番組のデジタルデータが完全な状態
で外部記録媒体に出力される場合には、コンテンツの複
製が行われたものとして視聴者に適正に課金することが
できるようにすることある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、放送によって
送られる非スクランブルかつ不完全状態のデジタルデー
タに基づく番組を視聴者に対して提供するとともに、通
信回線を介して接続される複製管理サーバ側から複製管
理情報を取得した前記視聴者に対して、前記不完全状態
のデジタルデータから復元される完全状態のデジタルデ
ータを所定の外部記録装置に記録できるようにしたこと
を特徴とするデジタル放送番組の提供方法である。
【0010】また、本発明は、放送によって送られる第
1の部分オブジェクト(第1の割り符)と前記複製管理
サーバ側から取得した前記複製管理情報に含まれる第2
の部分オブジェクト(第2の割り符)とに基づいて、前
記不完全状態のデジタルデータから完全状態のデジタル
データに復元することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明は、所定のデジタルデータ
が前記外部記録装置に記録されるごとに更新される複製
履歴情報が前記視聴者から前記複製管理サーバ側に送ら
れた場合に、前記複製管理サーバ側で前記複製履歴情報
に基づいて前記視聴者に対して課金することを特徴とす
る。ここでいう所定のデジタルデータは、完全状態のデ
ジタルデータでも不完全状態のデジタルデータであって
もよい。
【0012】さらにまた、本発明は、前記視聴者が前記
複製管理サーバ側に前記複製履歴情報を送ることを条件
として、前記複製管理サーバ側は前記複製管理情報を前
記視聴者に送ることを特徴とする。
【0013】ここで、不完全状態のデジタルデータは、
完全状態のデジタルデータに所定の不要データを挿入
し、所定の必要データを除去し、または所定の部分デー
タを他の部分データに置換することにより作成される。
また、前記デジタルデータは、TSレベル、PSレベル
またはコンテンツデータのいずれかに対して修正(変
形)が行われ、それに対応して復元化が行われる。
【0014】また、本発明は、放送により送られるスト
リームに基づくデジタルデータに基づいて映像音声情報
を再生する受信端末装置において、前記放送により送ら
れる非スクランブルかつ不完全状態のストリームに基づ
くデジタルデータを、前記放送により送られる第1の部
分オブジェクトと複製管理サーバから通信回線を介して
送られる第2の部分オブジェクトとに基づいて完全状態
のデジタルデータに復元し、前記復元された完全状態の
デジタルデータを所定の外部記録装置に出力するととも
に、所定のデジタルデータを前記所定の外部記録装置に
出力するごとに複製履歴情報を更新することを特徴とす
る受信端末装置である。
【0015】前記受信端末装置は、前記複製管理サーバ
から前記第2の部分オブジェクトを取得するために、前
記複製履歴情報を前記複製管理サーバに送ることを特徴
とする。
【0016】また、前記受信端末装置は、前記放送によ
り送られる第1のパリティチェック値と前記完全状態の
ストリームに復元する際に得られる第2のパリティチェ
ック値とに基づいて前記復元が正常に行われたか否かを
判断し、前記復元が正常に行われたと判断する場合に、
前記複製履歴情報を更新するようにしてもよい。
【0017】さらに、本発明は、放送により送られるス
トリームに基づくデジタルデータに基づいて映像音声情
報を再生する受信端末装置において、前記ストリームか
ら第1の部分オブジェクトを抽出する抽出手段と、複製
履歴情報を記憶する複製履歴情報記憶手段と、所定のデ
ジタルデータを一時的に記録する内部記録装置と、通信
回線を介して接続される複製管理サーバに前記複製履歴
情報を送り、前記複製管理サーバから送られる第2の部
分オブジェクトを取得する取得手段と、前記放送により
送られるストリームに基づく非スクランブルかつ不完全
状態のデジタルデータを、前記第1の部分オブジェクト
と前記第2の部分オブジェクトとに基づいて完全状態の
デジタルデータに復元する復元手段と、前記内部記録装
置に記録されたデジタルデータを所定の外部記録装置に
出力する出力手段と、前記出力手段により所定のデジタ
ルデータが出力されるごとに前記複製履歴情報記憶され
た前記複製履歴情報を更新する更新手段と、を備えたこ
とを特徴とする受信端末装置である。
【0018】さらに、本発明は、完全状態のデジタルデ
ータから変形された不完全状態のデジタルデータを第2
の部分オブジェクトと相まって前記完全状態のデジタル
データに復元するための第1の部分オブジェクトと、前
記不完全状態のデジタルデータとに基づいてストリーム
を生成する生成手段と、前記生成されたストリームを非
スクランブル状態のままデジタル放送信号に変調し、送
信する送信手段と、を備えたことを特徴とする放送装置
である。
【0019】さらにまた、本発明は、デジタル放送信号
を送信する放送装置と、前記デジタル放送信号を受信す
る受信端末装置と、前記受信端末装置に接続され、前記
デジタル放送信号に基づくデジタルデータを記録する外
部記録装置と、を備えたデジタル放送システムにおい
て、前記放送装置が、完全状態のデジタルデータから変
形された不完全状態のデジタルデータと第1の部分オブ
ジェクトとに基づいてストリームを生成する生成手段
と、前記生成されたストリームを非スクランブル状態の
ままデジタル放送信号に変調し、送信する送信手段とを
備え、前記受信端末装置が、前記ストリームから第1の
オブジェクトを抽出する抽出手段と、複製履歴情報を記
憶する複製履歴情報記憶手段と、所定のデジタルデータ
を一時的に記録する内部記録装置と、通信回線を介して
接続される複製管理サーバに前記複製履歴情報を送り、
前記複製管理サーバから送られる第2の部分オブジェク
トを取得する取得手段と、前記放送により送られるスト
リームに基づく非スクランブルかつ不完全状態のデジタ
ルデータを、前記第1の部分オブジェクトと前記第2の
部分オブジェクトとに基づいて完全状態のデジタルデー
タに復元する復元手段と、前記内部記録装置に記録され
たデジタルデータを前記外部記録装置に出力する出力手
段と、前記内部記録装置から所定のデジタルデータを前
記外部記録装置に出力するごとに前記複製履歴情報記憶
された前記複製履歴情報を更新する更新手段とを備えた
ことを特徴とするデジタル放送システムである。
【0020】また、本発明は、デジタル放送信号を送信
する放送装置と、前記デジタル放送信号を受信する受信
端末装置と、前記受信端末装置に接続され、前記デジタ
ル放送信号に基づくデジタルデータを記録する外部記録
装置とからなるデジタル放送システムによるデジタル放
送番組の提供方法であって、前記放送装置が、完全状態
のデジタルデータから変形された不完全状態のデジタル
データと第1の部分オブジェクトとに基づいてストリー
ムを生成し、前記生成されたストリームを非スクランブ
ル状態のままデジタル放送信号に変調して送信する一
方、前記受信端末装置が、前記非スクランブルかつ不完
全状態のストリームに基づくデジタルデータを、前記放
送により送られる第1の部分オブジェクトと複製管理サ
ーバから通信回線を介して送られる第2の部分オブジェ
クトとに基づいて完全状態のデジタルデータに復元し、
前記復元された完全状態のデジタルデータを所定の外部
記録装置に出力するとともに、所定のデジタルデータを
出力するごとに複製履歴情報を更新する、ことを特徴と
するデジタル放送番組の提供方法である。
【0021】なお、本明細書において、手段とは、単に
物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する
機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。ま
た、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段に
より実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理
的手段により実現されても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0023】[第1の実施形態]図1は、本発明に係る
デジタル放送サービスを実現するシステムの概要を説明
するための図である。同図において、放送局1は図示し
ない送信装置を備え、テレビ放送番組やデータ放送番組
を構成するデジタルデータ(コンテンツデータ)を各視
聴者(ユーザ)の受信端末装置2に伝送可能なように構
成されている。本実施形態では、MPEG2−TSを利
用して、各種デジタルデータがストリームとして伝送さ
れるものとする。受信端末装置2は放送電波として搬送
されるデジタルデータを受信、復調し、放送番組として
視聴者に提供する機能を備えるとともに、図示しない通
信モデムを備え、この通信モデムにより通信回線を介し
て著作権管理センタ3に接続し、所定の通信プロトコル
に従って通信可能なように構成されている。通信回線
は、典型的には電話回線などが適用可能であるが、無線
回線やインターネットであってもよい。受信端末装置2
は、典型的には、テレビジョン受信機とともに用いられ
るセットトップボックス(STB)が相当するが、本発
明に係る機能を内蔵したテレビジョン受信機であっても
よい。著作権管理センタ3は、番組を構成するデジタル
データに対する著作権(特に、複製権)を管理するサー
バを備え、受信端末装置2との間で通信回線を介して通
信可能なように構成されている。著作権管理センタ3は
受信端末装置2から複製履歴情報が送られてくることを
条件に、受信端末装置2に複製管理情報を送る。著作権
管理センタ3は、視聴者から送られてくる複製履歴情報
に基づく著作権情報を管理する。著作権管理センタ3
は、この著作権情報に従ってデジタルデータの複製を行
った視聴者に対して課金し、請求するとともに、著作権
者に著作権料(正確には複製に対する許諾料)を支払
う。
【0024】以上のように構成されるデジタル放送シス
テムは、以下のようなデジタル放送サービスを提供す
る。すなわち、放送局1は、番組を構成するコンテンツ
データをスクランブルしていない状態(非スクランブル
状態)で放送する。当該番組に対する視聴行為それ自体
については、放送局1は視聴者に対して課金しないよう
にするためである。ただし、放送局1は、放送に際し、
オリジナルのコンテンツデータのままではなく、視聴に
影響を与えない程度に修正を加えておく。このように修
正が加えられたデジタルデータを、ここでは不完全状態
のデジタルデータと呼ぶことにし、オリジナルのデジタ
ルを完全状態のデジタルデータと呼ぶことにする。不完
全状態のデジタルデータとは、例えば、人間の視覚およ
び/または聴覚レベルでは、その主観的評価で異常が認
められないまたは異常は認められるが気にならない程度
で、デジタル情報レベルではオリジナルのデジタルデー
タとは相違している。このような不完全状態のデジタル
データとしては、例えば、MPEG2−TSに対して修
正が加えられたもの、PSに対して修正が加えられたも
の、コンテンツデータに対して修正が加えられたものが
あげられる。
【0025】視聴者は、著作権管理センタ3に対して複
製管理情報を要求し、著作権管理センタ3から複製管理
情報を取得する。この場合において、著作権管理センタ
3は、視聴者から複製履歴情報が送られてきたことを条
件に、複製管理情報を視聴者に与える。複製管理情報を
取得した視聴者は、不完全状態のデジタルデータを完全
状態のデジタルデータに復元することができるようにな
る。
【0026】一方で、視聴者がある番組を録画しようと
する場合、完全状態のデジタルデータによる録画を希望
するときは、複製に対する著作権料を支払う必要があ
る。このため、視聴者の受信端末装置2では、完全状態
のデジタルデータを外部の記録媒体に出力するごとに、
内部に保持している複製履歴情報を更新する。
【0027】すなわち、視聴者は、完全状態のデジタル
データを録画するためには、著作権管理センタ3から複
製管理情報を取得する必要があり、このためには自身の
複製履歴情報を送る必要がある。著作権管理センタ3
は、送られてくる視聴者ごとの複製履歴情報に基づき著
作権情報を管理することで、複製に対する著作権料を視
聴者から徴収することができるようになる。従って、番
組の視聴のみを希望する視聴者に対しては無料の放送サ
ービスを提供することができるとともに、完全な状態の
デジタルデータの複製を希望する視聴者に対しては、そ
の複製に応じた分の適正な著作権料を徴収することがで
きるようになる。
【0028】図2は、本実施形態に係る放送局のシステ
ム構成を示すブロックダイアグラムである。映像音声制
作装置201は、図示しないビデオカメラやビデオサー
バなどから送出される、ある番組に関するデジタル形式
のビデオデータ(映像データ)およびオーディオデータ
(音声データ)をビデオ/オーディオデータエンコーダ
(以下「映像音声データエンコーダ」という。)203
に出力する。ここでは、ビデオデータおよびオーディオ
データを、特にこだわらない限り、1つのデータとして
扱うものとし、これを映像音声データというものとす
る。また、ある番組を構成する映像音声データであれ
ば、それは上述したコンテンツデータと同義で用いるこ
とができる。映像音声制作装置201は、オリジナルの
映像音声データに対して、視聴者の視聴に影響を与えな
い程度で修正を施して、不完全状態の映像音声データに
変換する。
【0029】データ放送制作装置202は、データ放送
用のコンテンツデータ(以下「データ放送データ」とい
う。)をデータ放送データエンコーダ204に出力す
る。データ放送データは、テキストデータ、イメージデ
ータ(静止画/動画データ)、オーディオデータ、スク
リプト(制御プログラム)および表示オブジェクトデー
タなどにより構成される。なお、動画データは、ビデオ
データと同義であるが、テレビジョン放送におけるビデ
オデータと区別する程度の意味で用いている。データ放
送データは、図示しないオーサリング端末装置を用いて
映像音声データやその他のデジタルデータに基づいて作
成され、ファイルサーバなどに蓄積される。
【0030】放送管理装置203は、番組編成に関する
情報に従って、映像音声制作装置201およびデータ放
送制作装置202に対して映像音声データおよびデータ
放送データの送出指示を行う。放送管理装置203はま
た、番組提供サービスの運行に必要な各種情報を制御情
報送出装置207に送出する。
【0031】映像音声データエンコーダ204は、放送
管理装置204の制御により映像音声制作装置201か
ら送出される映像音声データをMPEG2ビデオおよび
MPEG2オーディオに従って圧縮符号化し、映像音声
ストリームを生成する。映像音声データエンコーダ20
4は、生成した映像音声ストリームをPES形式で多重
化部208に送出する。データ放送データエンコーダ2
05は、放送管理装置203の制御によりデータ放送制
作装置202から送出されるデータ放送データを圧縮符
号化し、データ放送ストリームを生成する。データ放送
データエンコーダ205は、生成したデータ放送データ
をセクション形式で多重化部208に送出する。
【0032】イベントメッセージ送出部206は、デー
タ放送制作装置202から送出されるデータ放送データ
に関連するイベントメッセージを制御情報送出装置17
に送出する。イベントメッセージは、視聴者の受信端末
装置によって解釈されるデータであり、受信端末装置2
はこのイベントメッセージに従った処理を行う。つま
り、放送局側からみれば、放送局1はイベントメッセー
ジを用いて視聴者の受信端末装置2を制御することがで
きる。制御情報送出装置207は、放送管理装置203
から送出される各種情報およびイベントメッセージ送出
部206から送出されるイベントメッセージに基づく制
御情報を生成する。本実施形態に係る制御情報は、後述
する拡張CGMS情報を含む。制御情報は、PSI/S
I(Program Specific Information/Service Informati
on)として規定される。制御情報送出装置207は、制
御情報をセクション形式で多重化装置208に送出す
る。
【0033】多重化装置208は、PES形式の映像音
声ストリームおよびデータ放送ストリーム並びにセクシ
ョン形式の制御情報を多重化して、MPEG2−トラン
スポートストリーム(MPEG2−TS;以下「多重化
ストリーム」という。)を生成する。多重化装置208
は、多重化ストリームを生成する際に、さらに時刻管理
情報などを必要に応じて重畳するとともに、秘匿すべき
情報に対してスクランブルを行う。ただし、本発明に係
るデジタル放送サービスとして提供される番組の映像音
声ストリームは、無料の放送サービスを前提とするた
め、スクランブルは行われない。多重化装置208は、
生成した多重化ストリームをデジタル変調装置209に
送出する。
【0034】デジタル変調装置209は、多重化ストリ
ームを所定の変調方式でデジタル変調し、送信部210
にこれを送出する。所定の変調方式としては、例えば、
8PSK方式やOFDM方式などが挙げられる。送信装
置210は、デジタル変調されたストリームを放送波信
号として中継局、例えば放送衛星に向けて伝送する。
【0035】図3は、本実施形態に係る受信端末装置2
を含んで構成される受信システムの構成例を示す図であ
る。このシステムは、図1に示した放送局1より放送衛
星を介して伝送される放送電波を受信するアンテナ30
1と、その受信したストリームを選局し、復号するセッ
トトップボックス302と、復号された映像音声データ
に基づいて映像や音声を出力する出力装置303と、セ
ットトップボックス302または出力装置303に対し
てユーザが操作を行うリモートコントローラ304と、
電話回線等の通信回線を介して外部のサーバとの間で通
信を行うためのモデム305から構成される。
【0036】同図に示す受信端末装置2は、セットトッ
プボックス302や出力装置303、モデム305とを
それぞれ別々に構成したが、適宜、一体型の受信端末装
置2としても構成することができる。出力装置303
は、典型的にはテレビジョン受信機が相当し、外部から
入力端子を介して入力される映像音声信号に基づいて映
像および音声を出力する。リモートコントローラ304
は、例えば、電源ON/OFFボタン、チャンネル選局
ボタン等が設けられ、セットトップボックス302の操
作受信部はユーザが押下したボタンに対応する赤外線信
号を受信する。また、リモートコントローラ304の代
わりとして、機器のフロント部等に操作パネルを構成す
るようにしてもよい。
【0037】図4は、本実施形態に係る受信端末装置2
のハードウェア構成を示す概略図である。受信端末装置
2は、典型的には、受信機能、蓄積機能、通信機能およ
び提示機能を備える。
【0038】同図において、コントローラ401は、C
PU4011、RAM4012、ROM4013および
フラッシュメモリ4014を備え、これらはバスを介し
て相互に接続されている。このコントローラ401は、
受信端末装置2全体の動作を司るとともに、他のハード
ウェア構成要素と相まって各種の機能を実現する。
【0039】チューナ402は、図示しないアンテナか
ら供給される放送波信号の中から特定のトランスポンダ
に対応する放送波信号を選択し、デジタル復調部403
に送出する。デジタル復調部403は、選択されて送出
される放送波信号を所定の復調方式で復調し、所定のエ
ラー訂正処理を行った後、TSデコーダ404に送出す
る。このデジタル復調回路202から送出される信号
は、上述した多重化ストリームに対応するものである。
TSデコーダ404は、送出される多重化ストリームを
個別のストリームに分離し、MEPG−AVデコーダ4
05に送出する。このストリームは一連のTSパケット
と見ることができる。本実施形態に係るTSデコーダ4
04は、後で詳述するように、他のハードウェア構成要
素と相まって、分離された不完全状態のストリームを完
全状態のストリームに復元する機能をも有する。MEP
G−AVデコーダ405は、送出される映像音声ストリ
ームをMPEG2ビデオおよびMPEG2オーディオに
従って復号し、出力装置に出力する。
【0040】サウンド制御部406は、コントローラ4
01の制御の下、各種サウンドデータに基づいて付加音
を生成する。生成された付加音は、MPEG2−AVデ
コーダ405から送られる音声データと重畳(合成)さ
れる。一方、OSD制御部407は、コントローラ40
1の制御の下、データ放送データに基づくテキストデー
タやイメージデータを生成する。生成されたこれらのデ
ータは、MPEG2−AVデコーダ405から送られる
映像データと重畳される。
【0041】外部記録装置I/F408は、図示しない
外部記録装置に接続するためのインターフェースであ
る。外部記録装置は、典型的には、ハードディスク装置
やDVD−RW(DVD−RAM)装置、固体メモリ
(例えば、「スマートメディア」や「メモリスティッ
ク」)などである。これらの記録装置は、記録媒体の利
用に際し、CGMSおよび後述する拡張CGMSを装備
することが好ましい。
【0042】通信部409(図3に示したモデム305
に相当する。)は、通信回線を介して接続される外部の
サーバとの間で、所定の通信プロトコルに従った通信サ
ービスを提供する。本実施形態では、通信部409は、
図1に示した著作権管理センタ3のサーバとの間の通信
サービスを提供する。
【0043】ICカードI/F410は、所定の情報を
記憶したICカードに接続するためのインターフェース
である。ICカードには、例えば、視聴者の個人情報や
スクランブル解除鍵等が記憶される。
【0044】図5は、本実施形態に係る受信端末装置2
の複製管理機能を説明するためのブロックダイアグラム
である。この複製管理機能は、図4に示したハードウェ
ア構成要素のうち、コントローラ401、TSデコーダ
404を中心にして実現される。
【0045】すなわち、分離部501は、上述したよう
に、TSデコーダの基本的機能である多重化ストリーム
を個別ストリームに分離し、さらに分離された個別スト
リームの中から映像音声データと制御情報(PSI/S
I情報)とを分離する。分離部501は、映像音声デー
タを復元化部502に出力し、制御情報に含まれている
拡張CGMS情報を拡張CGMS情報記憶部503に出
力する。拡張CGMS情報は、図6に示されように、コ
ンテンツID、拡張CGMS方式ID、センタ接続情
報、第1の割り符オブジェクト、パリティチェック情報
およびサービス情報を含む。コンテンツIDは、番組の
デジタルデータ(コンテンツデータ)を識別するための
情報である。なお、ここでいうコンテンツIDは、著作
権管理の観点からみた番組内容を識別する情報であり、
MPEG2規格でいうイベントIDやローカルイベント
IDに直接的に対応する情報である必要はない。拡張C
GMS方式IDは、放送局から送られるデジタルデータ
が対応しているCGMSの方式を識別するための情報で
ある。つまり、受信端末装置2は、放送局から送られる
拡張CGMS方式IDによって示される拡張CGMS方
式が自身の拡張CGMS方式に一致する場合に、拡張C
GMSを機能させることができる。ここでいう拡張CG
MSは、例えば、ソニー(株)製の「マジックゲート」
などのように独自の方式で複製管理を行うものである。
センタ接続情報は、著作権管理センタ3に接続するため
の情報であり、例えば、その電話番号やURL、ユーザ
アカウントなどである。第1の割り符オブジェクトは、
不完全状態のデジタルデータ(映像音声データ)を完全
状態のデジタルデータに復元するためプログラムおよび
/またはデータである。ただし、復元化するためには、
後述するように、第1の割り符オブジェクトに加えて、
著作権管理センタ3から取得することができる第2の割
り符オブジェクトが必要である。パリティチェック情報
とは、復元化が正常に行われたか否かを判定するための
情報であり、例えば数バイトの数値データで示される。
サービス情報は、デジタルデータを複製する場合の料金
データやその説明内容を含んでいる。
【0046】図5に戻り、復元化部502は、制御指令
部504の指示の下、不完全状態のデジタルデータを完
全状態のデジタルデータに復元する。復元化部502
は、第1の割り符オブジェクトと第2の割り符オブジェ
クトとに基づいて合成オブジェクトを生成し、この合成
オブジェクトによって復元化する。合成オブジェクト
は、例えば、“第1の割り符オブジェクト XOR (第2
の割り符オブジェクト OR受信端末装置の型番ID)”
のような論理操作により生成される。TSレベルの不完
全状態のデジタルデータとしては、例えば、これを構成
するTSパケットの一部が別PIDの値で、つまり別の
プライベートパケットとして送られたものがあげられ
る。
【0047】割り符取得部505は、制御指令部504
の指示の下、通信部409を介して著作権管理センタ3
のサーバに割り符取得要求を送り、サーバから第2の割
り符オブジェクトを取得する。この場合、割り符取得部
505は、その時点で複製履歴情報管理部506によっ
て管理される複製履歴情報記憶部506’に記憶されて
いる複製履歴情報を割り符取得要求に含めて送る。割り
符取得部505は、取得した第2の割り符オブジェクト
を第2割り符記憶部507に出力する。
【0048】TS/PS変換部508は、制御指令部5
04の指示の下、伝送フォーマットのTSから蓄積フォ
ーマットのPSへの変換を実行する。なお、TSからP
Sへの変換に際しては、完全状態に復元されたTSであ
れば、エラーが発生することはないが、例えば、TS中
の所定の制御記述子の値が不完全状態であるような場合
には、データ構造上の矛盾のため、エラーが発生するこ
とになる。例えば、タイムスタンプPTSやDTSがP
CRに対して不連続値として与えられ、adts_variable_
header中のframe_lengthに不要パケットを含めない値が
与えられ、または、adts_erro_checkのprotection_abse
nt=='0'とするとともにcrc_checkに不要パケットを含め
ない値を与えられた場合に、このようなエラーが発生す
ることになる。TS/PS変換部508は、変換したP
Sをスクランブラ510に送る。
【0049】スクランブラ510は、送られてくるPS
に対して所定方式のスクランブルを行うものである。ス
クランブラ510は、スクランブルされたPSを一時記
憶装置511に出力する。一時記憶装置511は、受信
端末装置2内部に設けられた記憶装置であり、例えば、
図4に示したフラッシュメモリにより実現される。この
一時記憶装置511は、取り外し不可能な固定メモリで
あることが好ましい。一時記憶装置511は、PS形式
のデジタルデータをコンテンツIDにしたがって記憶す
る。デスクランブラ512は、スクランブラ510に対
応するものであり、スクランブルを解除する。なお、解
除鍵は、ICカードから入力されるようにしてもよい。
【0050】CGMS513は、CCI(Copy Control
Information)に従ってデータの通過(つまり複製)を
許可する。CCIは、デジタルコピー制御記述子(Digi
talCopy Control Descriptor)中のDigital_recording
control_dataと同じ情報の2bitのフラグである。CGM
S513は、例えば、5CDCTPやSCMSを含む複
製管理のためのゲートである。
【0051】拡張CGMS514は、複製管理のための
ゲートである。つまり、拡張CGMS514は、拡張C
GMS情報記憶部503に記憶された拡張CGMS方式
IDが自身のものを示している場合に、デジタルデータ
の通過を管理する。この場合に、拡張CGMS514
は、所定の方式に従って出力データに対してスクランブ
ルを行い、入力データにデスクランブルを行ってもよ
い。拡張CGMS514は、外部記録装置にデジタルデ
ータを出力する場合には、複製履歴情報管理部506に
そのコンテンツIDおよびその出力日時を通知する。
【0052】一方、ハッシュ演算部515は、所定のハ
ッシュ関数を有し、コンテンツデータから得られる所定
の引数に基づいてハッシュ値を計算する。ハッシュ演算
部515は、求めたハッシュ値を復元化判定部515に
送る。復元化判定部516は、拡張CGMS情報記憶部
503に記憶されたパリティチェック情報と、ハッシュ
演算部501で求められたハッシュ値とを比較し、両者
が一致する場合に、復元化が正常に行われたと判断し、
その旨を複製履歴情報管理部506に通知する。
【0053】複製履歴情報管理部506は、外部記録装
置に完全状態のデジタルデータが出力された場合に、複
製履歴情報記憶部506に記憶された複製履歴情報の内
容を更新する。すなわち、複製履歴情報管理部506
は、拡張CGMS514からコンテンツIDおよび出力
日時を受け取り、かつ、復元化判定部502からそのデ
ジタルデータに対する復元が正常に行われた旨を受け取
ると、複製履歴情報記憶部506に記憶された複製履歴
情報の内容を更新する。複製履歴情報は、例えば、図7
に示されるように、シリアル番号、コンテンツIDおよ
び出力日時からなる。なお、複製履歴情報管理部506
は、これらのデータの改竄を防止するため、複製履歴情
報をスクランブルして複製履歴情報記憶部506’に記
憶させてもよい。
【0054】次に、以上のように構成される本実施形態
に係る受信端末装置2の動作について説明する。
【0055】図8は、本実施形態に係る受信端末装置2
の復元化有効処理を説明するためのフローチャートであ
る。同図に示すように、復元化部502は、拡張CGM
S情報記憶部503に第1の割り符オブジェクトが記憶
されているか否かをチェックするとともに(STEP8
01)、第2割り符記憶部507に第2の割り符オブジ
ェクトが記憶されているか否かをチェックする(STE
P802)。復元化部502は、いずれかの割り符オブ
ジェクトが記憶されていないと判断する場合には、自身
の復元化機能をOFFに(無効化)する。一方、第1の
割り符オブジェクトおよび第2の割り符オブジェクトが
記憶されていると判断する場合には、復元化部502
は、これらを読み込んで合成オブジェクトを生成し(S
TEP803)、自身の復元化機能をON(有効化)す
る。これにより、復元化部502は、合成オブジェクト
に従って、入力される不完全状態のデジタルデータ(T
Sパケット)を完全状態のデジタルデータに復元するこ
とができるようになる。ただし、復元化部502は、真
正な合成オブジェクトである場合にのみ、完全状態のコ
ンテンツデータに復元するのであって、例えば、偽造さ
れた割り符オブジェクトに基づいて合成オブジェクトが
生成された場合に、完全状態のデジタルデータに復元す
るわけではない。
【0056】図9は、本実施形態に係る受信端末装置2
の複製管理処理を説明するためのフローチャートであ
る。同図において、外部記録装置に対するデジタルデー
タの出力指示を受信端末装置2が視聴者から受け付ける
と、TS/PS変換部509は、復元化部502を介し
て得られるTS形式のデジタルデータをPS形式のデジ
タルデータに変換する(STEP901A)。TS/P
S変換部509は、この変換の際にエラー(障害)が生
じた場合には、出力処理を中止する(STEP902A
のYes)。スクランブラ510は、変換されたPS形
式のコンテンツデータに対してスクランブルを行い(S
TEP903)、一時記憶装置511に出力する。そし
て、拡張CGMS514は、一時記憶装置511を介し
て得られるコンテンツデータを外部記憶装置に出力する
とともに、コンテンツIDおよびこの時点の出力日時を
複製履歴情報管理部506に通知する(STEP90
4)。
【0057】上記処理の一方で、ハッシュ演算部515
は、TS形式のコンテンツデータから得られる所定の引
数に基づいてハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値
を復元化判定部516に送る(STEP901B)。復
元化判定部516は、このハッシュ値と、拡張CGMS
情報記憶部503に記憶されたパリティチェック情報と
に基づいて復元化が成功したか否か(つまり復元が真正
に行われたか否か)を判定し、その判定結果を複製履歴
情報管理部506に通知する(STEP902B)。
【0058】複製履歴情報管理部506は、復元化判定
部516から送られる判定結果が復元化成功を示す場合
には(STEP905)、拡張CGMS514から送ら
れるコンテンツIDおよび出力日時を複製履歴情報に追
加する(STEP906)。これにより、外部記録装置
にデジタルデータが出力されたことが履歴として記録さ
れることになる。
【0059】以上のように、本実施形態によれば、視聴
に影響を与えない程度に修正を加えた、非スクランブル
状態のデジタルデータを提供することにしているので、
無料の放送サービスを提供することができる。特に、本
実施形態では、デジタルデータの複製を希望する視聴者
に対して確実に課金することができるようになる。これ
により、デジタルデータの著作権を適正に管理すること
ができるようになる。
【0060】なお、どのような複製の場合に視聴者に課
金するかは、著作権管理センタ3の運用に委ねることが
でき、例えば、完全状態で複製する場合に、その複製し
た分に応じて視聴者に課金することができるようにして
もよい。
【0061】[第2の実施形態]本実施形態は、上記第
1の実施形態の変形であり、復元化の判定を著作権管理
センタ3側で行うことを特徴としている。したがって、
本実施形態では、放送局1は、パリティチェック情報を
拡張CGMS情報に含めて送る必要はない。著作権管理
センタ3は、受信端末装置2で算出されたハッシュ値に
基づいて復元化が真正であったか否かを判定することに
なる。
【0062】図10は、本実施形態に係る受信端末装置
2の複製管理機能を説明するためのブロックダイアグラ
ムである。同図では、上記実施形態と同じ構成要素(機
能実現手段)には同じ符号が付されている。
【0063】すなわち、本実施形態に係る受信端末装置
2では、基本的には、図5に示した復元化判定部516
を省略することができる。複製履歴情報管理部506
は、拡張CGMS5014からコンテンツIDおよびそ
の出力日時を受け取るとともに、ハッシュ演算部515
からハッシュ値を受け取って、図11に示すような複製
履歴情報として複製履歴情報記憶部516’に記憶す
る。
【0064】以上のように、本実施形態によれば、上記
第1の実施形態と同様の利点が得られる。特に、本実施
形態では、放送局1は、パリティチェック情報を視聴者
に放送により送る必要がないため、より強固な著作権管
理を行うことができるようになる。
【0065】[第3の実施形態]本実施形態は、上記第
1の実施形態および/または第2の実施形態の変形であ
り、TS/PS変換に際しても復元化を行うことを特徴
としている。
【0066】図12は、本実施形態に係る受信端末装置
2の複製管理機能を説明するためのブロックダイアグラ
ムである。同図では、上記実施形態と同じ構成要素(機
能実現手段)には同じ符号が付されている。
【0067】同図において、合成オブジェクト生成部1
201は、上述した復元化部502の機能の一部を独立
に構成したものである。TS/PS変換部509は、T
S/PS変換機能に加え、合成オブジェクト生成部12
01によって生成された合成オブジェクトに基づいて、
不完全状態のデジタルデータを完全状態のデジタルデー
タにPSレベルで復元する機能をさらに有する。つま
り、TS/PS変換部509は、合成オブジェクトを得
ることができない場合には、不完全状態のTSからPS
への変換に際し、エラーを発生させることになる。
【0068】放送局1は、PSレベルの不完全状態のデ
ジタルデータを得るため、例えば、映像データの並びを
左右入れ替えたり、音声データのL/RステレオとM/
Sステレオとを入れ替えるなどの操作を行う。また、映
像と音声との同期をわずかにずらすという操作を行って
もよい。つまり、合成オブジェクトは、これらの操作が
行われたPSをもとに戻すための逆操作を行うことにな
る。
【0069】なお、合成オブジェクト生成部1201
は、復元化部502に対する合成オブジェクトと、TS
/PS変換部509に対する合成オブジェクトというよ
うに、それぞれ生成するように構成してもよい。
【0070】以上のように、本実施形態によれば、上記
実施形態と同様の利点を得ることができるとともに、視
聴者はTSレベルの復元化とPSレベルの復元化を必要
とするので、複製に対するセキュリティをさらに高める
ことができるようになる。
【0071】[第4の実施形態]本実施形態は、上記実
施形態の変形であり、具体的には、放送局1がTSレベ
ルやPSレベルでのデジタルデータに対する操作に加
え、コンテンツデータに対する操作を加えて放送を行
い、視聴者の受信端末装置2において合成オブジェクト
に基づいてこれら操作に対する復元化を行うことを特徴
とする。ここで、コンテンツデータに対する操作とは、
オリジナルのコンテンツデータそのものに対する操作で
あり、例えば、ナレーションなどの他の音声データを重
畳したりすることである。また、映像データそのものの
並びを左右入れ替えたり、音声データのL/Rステレオ
とM/Sステレオとを入れ替えるなどの操作を行っても
よい。
【0072】図13は、本実施形態に係る受信端末装置
2の複製管理機能を説明するためのブロックダイアグラ
ムである。同図では、上記実施形態と同じ構成要素(機
能実現手段)には同じ符号が付されている。
【0073】同図において、コンテンツ復元化部130
1は、合成オブジェクト生成部1201によって生成さ
れた合成オブジェクトに基づいて、完全状態のデジタル
データ(コンテンツデータ)に復元化する。つまり、本
実施形態では、TS復元化部502により復元化され出
力されたデジタルデータは、TSレベルでは完全状態で
あるが、コンテンツデータとしては不完全状態というこ
とになる。このため、コンテンツ復元化部1301によ
り、完全状態のコンテンツデータに復元化する。例え
ば、オリジナルのデジタルデータにナレーションなどの
音声データが重畳されている場合には、コンテンツ復元
部1301は、合成オブジェクトに従って重畳された音
声データを除去する。したがって、放送局1は、コンテ
ンツデータのどの部分にどのような音声データを重畳し
たかが分かっているため、これを除去するための割り符
オブジェクトを受信端末装置2に送ればよいことにな
る。
【0074】以上のように、本実施形態によれば、上記
実施形態と同様の利点を得ることができるとともに、視
聴者はさらにコンテンツデータそのものの復元化を必要
とするので、複製に対するセキュリティをさらに高める
ことができるようになる。
【0075】[第5の実施形態]本実施形態は、放送局
1が過去に送った番組のデジタルデータ(コンテンツデ
ータ)と同一のコンテンツIDが与えられた他のコンテ
ンツデータを送ることを特徴とする。これにより、受信
端末装置2は、内部の記憶装置に一時的に記憶されたコ
ンテンツデータを、後から送られた他のコンテンツデー
タに差し替えることになる。
【0076】すなわち、本実施形態では、放送局1は、
上記実施形態と同様に、放送により不完全状態のコンテ
ンツデータAを受信端末装置2に送る。受信端末装置2
は、第1および第2の割り符オブジェクトから得られる
合成オブジェクトに基づいて完全状態のコンテンツデー
タに復元し、受信端末装置2内部の記憶装置(図5に示
した一時記憶装置511)に一時的に記憶することもで
きる。この段階で、視聴者が外部記録装置への出力指示
を行った場合には、受信端末装置2は複製履歴情報を収
集し、管理することになる。
【0077】放送局1は、コンテンツデータAを送って
から所定時間経過後に、このコンテンツデータAと同一
のコンテンツIDが与えられた他のコンテンツデータB
を放送する。したがって、受信端末装置2が他のコンテ
ンツデータBを内部の記憶装置に記憶する場合には、コ
ンテンツIDが同一であるため、先のコンテンツデータ
Aは、後から送られた他のコンテンツデータBに置き換
わる。
【0078】コンテンツデータBは、例えば、無音のデ
ータとする。したがって、視聴者が内部記録装置に記憶
されたコンテンツデータを外部記録装置に出力したとし
ても、視聴者が意図したとおりの結果を得ることができ
ないことになる。一方で、受信端末装置2は、この出力
により複製履歴情報を収集し、管理する。ただし、コン
テンツデータBに基づくハッシュ値は、コンテンツデー
タAに基づくハッシュ値と異なる結果になり、復元化が
成功しなかったものとみなすことができる。これによ
り、複製管理センタ3は、この受信端末装置2から複製
履歴情報を受け付けた場合には、無音のデータ(コンテ
ンツデータB)を外部記録装置に出力した場合を除き、
著作権料を課金するということもできる。
【0079】上記各実施形態は、本発明を説明するため
の例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定す
る趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限
り、さまざまな形態で実施することができる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、デジタル放送により送
られたデジタルデータを視聴者が複製する場合に、該デ
ジタルデータに対する著作権を適正に管理できるように
なる。特に、本発明によれば、視聴のみを希望する視聴
者に対しては、非スクランブル状態のデジタルデータを
提供することにしているので、無料の放送サービスを提
供することができ、デジタルデータの複製を希望する視
聴者に対して確実に課金することができるようになる。
これにより、デジタルデータの著作権を適正に管理する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル放送サービスを実現する
システムの概要を説明するための図である。
【図2】第1の実施形態に係る放送局のシステム構成を
示すブロックダイアグラムである。
【図3】第1の実施形態に係る受信端末装置を含んで構
成される受信システムの構成例を示す図である。
【図4】第1の実施形態に係る受信端末装置2のハード
ウェア構成を示す概略図である。
【図5】第1の実施形態に係る受信端末装置2の複製管
理機能を説明するためのブロックダイアグラムである。
【図6】本実施形態に係る拡張CGMS情報を説明する
ための図である。
【図7】第1の実施形態に係る複製履歴情報を説明する
ための図である。
【図8】第1の実施形態に係る受信端末装置の復元化有
効処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】第1の実施形態に係る受信端末装置の複製管理
処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】第2実施形態に係る受信端末装置の複製管理
機能を説明するためのブロックダイアグラムである。
【図11】第2の実施形態に係る複製履歴情報を説明す
るための図である。
【図12】第3の実施形態に係る受信端末装置の複製管
理機能を説明するためのブロックダイアグラムである。
【図13】第4の実施形態に係る受信端末装置2の複製
管理機能を説明するためのブロックダイアグラムであ
る。
【符号の説明】
1…放送局 2…受信端末装置 3…著作権管理サーバ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 P 5/765 L 5/92 5/92 H 7/08 7/08 Z 7/081 7/167 Z 7/167 Fターム(参考) 5C025 AA09 BA14 BA25 BA28 CA02 DA01 5C053 FA13 FA20 LA06 LA15 5C063 AA01 AB03 AB07 AB09 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 DA07 DA13 5C064 BA01 BB01 BB02 BB05 BC06 BC10 BC18 BC20 BC25 BD03 BD04 BD08 BD09 BD14 CA14 CB06 5J104 AA07 BA03 KA02 NA05 PA05 PA11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送によって送られる非スクランブルかつ
    不完全状態のデジタルデータに基づく番組を視聴者に対
    して提供するとともに、 通信回線を介して接続される複製管理サーバ側から複製
    管理情報を取得した前記視聴者に対して、前記不完全状
    態のデジタルデータから復元される完全状態のデジタル
    データを所定の外部記録装置に記録できるようにしたこ
    とを特徴とするデジタル放送番組の提供方法。
  2. 【請求項2】放送によって送られる第1の部分オブジェ
    クトと前記複製管理サーバ側から取得した前記複製管理
    情報に含まれる第2の部分オブジェクトとに基づいて、
    前記不完全状態のデジタルデータから完全状態のデジタ
    ルデータに復元することを特徴とする請求項1記載のデ
    ジタル放送番組の提供方法。
  3. 【請求項3】所定のデジタルデータが前記外部記録装置
    に記録されるごとに更新される複製履歴情報が前記視聴
    者から前記複製管理サーバ側に送られた場合に、前記複
    製管理サーバ側で前記複製履歴情報に基づいて前記視聴
    者に対して課金することを特徴とする請求項1記載のデ
    ジタル放送番組の提供方法。
  4. 【請求項4】前記視聴者が前記複製管理サーバ側に前記
    複製履歴情報を送ることを条件として、前記複製管理サ
    ーバ側は前記複製管理情報を前記視聴者に送ることを特
    徴とする請求項1記載のデジタル放送番組の提供方法。
  5. 【請求項5】完全状態のデジタルデータに所定の不要デ
    ータを挿入することにより不完全状態のデジタルデータ
    を作成することを特徴とする請求項1記載のデジタル放
    送番組の提供方法。
  6. 【請求項6】完全状態のデジタルデータから所定の必要
    データを除去することにより不完全状態のデジタルデー
    タを作成することを特徴とする請求項1記載のデジタル
    放送番組の提供方法。
  7. 【請求項7】完全状態のデジタルデータにおける所定の
    部分データを所定の不完全データに置換することにより
    不完全状態のデジタルデータを作成することを特徴とす
    る請求項1記載のデジタル放送番組の提供方法。
  8. 【請求項8】前記デジタルデータは、TS、PSまたは
    コンテンツデータのいずれかであることを特徴とする請
    求項1乃至7記載のデジタル放送番組の提供方法。
  9. 【請求項9】放送により送られるストリームに基づくデ
    ジタルデータに基づいて映像音声情報を再生する受信端
    末装置において、 前記放送により送られる非スクランブルかつ不完全状態
    のストリームに基づくデジタルデータを、前記放送によ
    り送られる第1の部分オブジェクトと複製管理サーバか
    ら通信回線を介して送られる第2の部分オブジェクトと
    に基づいて完全状態のデジタルデータに復元し、前記復
    元された完全状態のデジタルデータを所定の外部記録装
    置に出力するとともに、 所定のデジタルデータを前記所定の外部記録装置に出力
    するごとに複製履歴情報を更新することを特徴とする受
    信端末装置。
  10. 【請求項10】前記受信端末装置は、 前記複製管理サーバから前記第2の部分オブジェクトを
    取得するために、前記複製履歴情報を前記複製管理サー
    バに送ることを特徴とする請求項9記載の受信端末装
    置。
  11. 【請求項11】前記受信端末装置は、 前記放送により送られる第1のパリティチェック値と前
    記完全状態のストリームに復元する際に得られる第2の
    パリティチェック値とに基づいて前記復元が正常に行わ
    れたか否かを判断し、前記復元が正常に行われたと判断
    する場合に、前記複製履歴情報を更新することを特徴と
    する請求項9記載の受信端末装置。
  12. 【請求項12】放送により送られるストリームに基づく
    デジタルデータに基づいて映像音声情報を再生する受信
    端末装置において、 前記ストリームから第1の部分オブジェクトを抽出する
    抽出手段と、 複製履歴情報を記憶する複製履歴情報記憶手段と、 所定のデジタルデータを一時的に記録する内部記録装置
    と、 通信回線を介して接続される複製管理サーバに前記複製
    履歴情報を送り、前記複製管理サーバから送られる第2
    の部分オブジェクトを取得する取得手段と、 前記放送により送られるストリームに基づく非スクラン
    ブルかつ不完全状態のデジタルデータを、前記第1の部
    分オブジェクトと前記第2の部分オブジェクトとに基づ
    いて完全状態のデジタルデータに復元する復元手段と、 前記内部記録装置に記録されたデジタルデータを所定の
    外部記録装置に出力する出力手段と、 前記出力手段により所定のデジタルデータが出力される
    ごとに前記複製履歴情報記憶された前記複製履歴情報を
    更新する更新手段と、を備えたことを特徴とする受信端
    末装置。
  13. 【請求項13】前記抽出手段は、前記ストリームから所
    定の識別情報を抽出し、 前記出力手段は、前記抽出された所定の識別情報が正当
    であるか否かを判断し、正当であると判断する場合に前
    記復元された完全状態のデジタルデータを出力すること
    を特徴とする請求項12記載の受信端末装置。
  14. 【請求項14】完全状態のデジタルデータから変形され
    た不完全状態のデジタルデータを第2の部分オブジェク
    トと相まって前記完全状態のデジタルデータに復元する
    ための第1の部分オブジェクトと、前記不完全状態のデ
    ジタルデータとに基づいてストリームを生成する生成手
    段と、 前記生成されたストリームを非スクランブル状態のまま
    デジタル放送信号に変調し、送信する送信手段と、を備
    えたことを特徴とする放送装置。
  15. 【請求項15】デジタル放送信号を送信する放送装置
    と、前記デジタル放送信号を受信する受信端末装置と、
    前記受信端末装置に接続され、前記デジタル放送信号に
    基づくデジタルデータを記録する外部記録装置と、を備
    えたデジタル放送システムにおいて、 前記放送装置は、 完全状態のデジタルデータから変形された不完全状態の
    デジタルデータと第1の部分オブジェクトとに基づいて
    ストリームを生成する生成手段と、 前記生成されたストリームを非スクランブル状態のまま
    デジタル放送信号に変調し、送信する送信手段とを備
    え、 前記受信端末装置は、 前記ストリームから第1のオブジェクトを抽出する抽出
    手段と、 複製履歴情報を記憶する複製履歴情報記憶手段と、 所定のデジタルデータを一時的に記録する内部記録装置
    と、 通信回線を介して接続される複製管理サーバに前記複製
    履歴情報を送り、前記複製管理サーバから送られる第2
    の部分オブジェクトを取得する取得手段と、 前記放送により送られるストリームに基づく非スクラン
    ブルかつ不完全状態のデジタルデータを、前記第1の部
    分オブジェクトと前記第2の部分オブジェクトとに基づ
    いて完全状態のデジタルデータに復元する復元手段と、 前記復元された完全状態のデジタルデータを前記外部記
    録装置に出力する出力手段と、 前記内部記録装置から所定のデジタルデータを前記外部
    記録装置に出力するごとに前記複製履歴情報記憶された
    前記複製履歴情報を更新する更新手段とを備えたことを
    特徴とするデジタル放送システム。
  16. 【請求項16】デジタル放送信号を送信する放送装置
    と、前記デジタル放送信号を受信する受信端末装置と、
    前記受信端末装置に接続され、前記デジタル放送信号に
    基づくデジタルデータを記録する外部記録装置とからな
    るデジタル放送システムによるデジタル放送番組の提供
    方法であって、 前記放送装置は、 完全状態のデジタルデータから変形された不完全状態の
    デジタルデータと第1の部分オブジェクトとに基づいて
    ストリームを生成し、前記生成されたストリームを非ス
    クランブル状態のままデジタル放送信号に変調して送信
    する一方、 前記受信端末装置は、 前記非スクランブルかつ不完全状態のストリームに基づ
    くデジタルデータを、前記放送により送られる第1の部
    分オブジェクトと複製管理サーバから通信回線を介して
    送られる第2の部分オブジェクトとに基づいて完全状態
    のデジタルデータに復元し、前記復元された完全状態の
    デジタルデータを所定の外部記録装置に出力するととも
    に、所定のデジタルデータを出力するごとに複製履歴情
    報を更新する、ことを特徴とするデジタル放送番組の提
    供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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