JP2002008153A - 保安システム及び保安方法 - Google Patents

保安システム及び保安方法

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JP2002008153A
JP2002008153A JP2000187076A JP2000187076A JP2002008153A JP 2002008153 A JP2002008153 A JP 2002008153A JP 2000187076 A JP2000187076 A JP 2000187076A JP 2000187076 A JP2000187076 A JP 2000187076A JP 2002008153 A JP2002008153 A JP 2002008153A
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security
dummy
same
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safety device
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JP2000187076A
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English (en)
Inventor
Norio Kato
紀夫 加藤
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Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観上本物の保安装置かダミーの保安装置か
を識別することを困難にし、安価でセキュリティ効果の
高い保安システム及び保安方法を提供する。 【解決手段】 正規のセキュリティ効果を備えた本物の
保安装置1に対して、外観的に同一形状、同一寸法、同
一光沢、及び同一機能動作のうち少なくとも一つを備え
たダミーの保安装置1’を有する。また、ダミーの保安
装置の外面には保安装置の製造会社と同一の会社名を、
保安装置と同一場所に表示するのが好適である。保安領
域に、ダミーの保安装置1’だけを少なくとも一つ配設
したり、ダミーの保安装置1’、及び本物の保安装置1
を各々少なくとも一つ配設することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保安システム及び
保安方法に関し、特に、盗難や犯罪防止用の保安システ
ム及び保安方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、盗難や犯罪等を防止するため、保
安装置を備えた保安システムを、車両内、店内、駐車場
内、駐輪場内、銀行内、競艇場内、競馬場内、または、
駅構内等に設置していた。この保安装置は、セキュリテ
ィ機能を有するために一般的に高価であるが、保安装置
の偽物(ダミー)、すなわちダミーの保安装置は安価で
あった。そこで、警備会社等は、ダミーの保安装置を所
望の場所に配設することによって、安価な設備投資で心
理的に大きなセキュリティ効果を得ようとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、ダミーの保安装置が本物の保安装置と比較し
て、外観上(または外見上)異なる部分が存在するた
め、例えば、窃盗犯、特に、常習の窃盗犯達は、配設さ
れた装置の外観を観察することによって本物の保安装置
かダミーの保安装置かを容易に識別し、ダミーの保安装
置を見破って犯行を行っていた。そのため、ダミーの保
安装置のみを設置した場合にはセキュリティ効果が低下
し、盗難や犯罪等の予防ができないという問題があっ
た。
【0004】特に、本物の保安装置の製造(または販
売)会社とダミーの保安装置の製造(または販売会社)
とが相違する場合には、配設された装置が本物の保安装
置かダミーの保安装置かをさらに容易に見破られてしま
うという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記従来の技術に鑑み
てなされたものであって、外観上本物の保安装置かダミ
ーの保安装置かを識別することを困難にし、安価でセキ
ュリティ効果の高い保安システム及び保安方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、保安システムであって、正
規のセキュリティ効果を備えた本物の保安装置に対し
て、外観的に同一形状、同一寸法、同一光沢、及び同一
機能動作のうち少なくとも一つを備えたダミーの保安装
置を有することを特徴とする。
【0007】そして、請求項1記載の発明によれば、外
観上、本物の保安装置とダミーの保安装置とを識別でき
ないので、ダミーの保安装置をダミーであると見破られ
ずに本物の保安装置だと思わせることができる。また、
配設されている保安装置がダミーの可能性があると判っ
ていてもダミーであることを確信することができないた
め、窃盗犯等が犯行に及ぶことを躊躇し、窃盗や犯罪等
を事前に予防でき、安価で本物の保安装置を配設した場
合と略々同じセキュリティ効果を期待できる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の保
安システムにおいて、前記ダミーの保安装置の外面に
は、前記本物の保安装置の製造会社と同一の会社名が、
前記保安装置と同一場所に表示されることを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明によれば、ダミーの保
安装置をダミーであると見破られる可能性をより一層低
くすることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、保安方法であっ
て、保安領域に、請求項1または2記載の保安システム
における前記ダミーの保安装置だけを少なくとも一つ配
設することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明によれば、保安領域に
本物の保安装置を配設しなくとも、本物の保安装置を配
設した場合と略々同じセキュリティ効果を期待できるた
め、安価な保安方法を提供することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、保安方法であっ
て、保安領域に、請求項1または2記載の保安システム
における前記ダミーの保安装置、及び前記本物の保安装
置を各々少なくとも一つ配設することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明によれば、保安領域に
ダミーの保安装置と本物の保安装置とを混在させて配設
してもどれが本物の保安装置であるかを外観上見破るこ
とができないため、安価で本物の保安装置を複数配設し
た場合と略々同じセキュリティ効果を期待できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】本発明にかかる保安システムは、正規のセ
キュリティ効果を備えた本物の保安装置に対して、外観
的に同一形状、同一寸法、同一光沢、及び同一機能動作
のうち少なくとも一つを備えたダミーの保安装置を有し
ている。尚、図1及び図2において同一部材には同一符
号を付けるものとする。
【0016】図1は、第1の実施の形態として、保安装
置がCCDカメラの場合であり、(a)は正規のCCD
カメラ、(b)はダミーのCCDカメラを各々示してい
る。
【0017】ダミーのCCDカメラ1’は、外観上、C
CDカメラ1と同一形状、同一寸法、同一光沢、及び同
一機能動作を備えている。すなわち、ダミーのCCDカ
メラ1’は、CCDカメラ1と同様に、支持フレーム2
に固定されて上下左右に可動なカメラ本体3と、カメラ
本体3から突出して伸縮自在なズームレンズ部4とで構
成される。CCDカメラ1のカメラ本体3内にはカメラ
として機能する機能部材が組み込まれているが、ダミー
のCCDカメラ1’のカメラ本体3内には当該機能部材
が組み込まれていない。そのため、ダミーのCCDカメ
ラ1’は本物のCCDカメラ1よりも安価に市場へ提供
できる。
【0018】尚、CCDカメラ1の外面に製造会社また
は(及び)販売会社が記載されている場合には、ダミー
のCCDカメラ1’の外面にもCCDカメラ1と同じ会
社名を、CCDカメラ1と同じ場所に記載することも可
能である。これにより、ダミーのCCDカメラ1’を見
破ることをさらに困難にすることができ、セキュリティ
効果を上げることができる。
【0019】次に、上記構成を有する保安システムを利
用した保安方法について説明する。
【0020】例えば、駐車場、駐輪場、競艇場、競馬
場、繁華街、または駅構内等で人の混雑する場所や、閑
散とする場所において、支柱、壁、または天井に複数の
ダミーのCCDカメラ1’と、少なくとも一つの本物の
CCDカメラ1とを任意の固定手段で固着する。すなわ
ち、複数のダミーのCCDカメラ1’と、その中に少な
くとも一つのCCDカメラ1とが各々配設されている。
そして、外観から本物のCCDカメラ1と識別できない
程、ダミーのCCDカメラ1’がCCDカメラ1に酷似
しているので、ダミーのCCDカメラ1’の前を通行す
る人々はダミーのCCDカメラ1’を本物のCCDカメ
ラ1であると信じる。つまり、ダミーのCCDカメラ
1’をダミーと見破ることが難しくなる。また、仮に、
配設されているCCDカメラがダミーの可能性があるこ
とが判っていても、ダミーであることを確信することが
できないため、犯行に及ぶことを躊躇する。そのため、
ダミーのCCDカメラ1’を配設した場合でも、本物の
CCDカメラ1を配設したのと同じ心理的効果、すなわ
ち、セキュリティ効果をもたらすことができる。これに
より、盗難や犯罪等を確実に防止することができる。
【0021】一方、警備会社や保安会社等にとってみれ
ば、ダミーのCCDカメラ1’を使用しても本物のCC
Dカメラ1の使用と同一のセキュリティ効果を期待でき
るので、安価な設備投資で済ますことができる。これに
より、最小の設備投資で、すべて本物の保安装置を設置
した場合と略々同様のセキュリティ効果を得ることがで
きる。
【0022】他方、ダミーのCCDカメラ1’と本物の
CCDカメラ1とを一緒に製造または(及び)販売する
会社にとっては、ダミーのCCDカメラ1’と本物のC
CDカメラ1とが酷似している分だけ、窃盗や犯罪等を
実行しようする者が当該会社の製品(ダミーのCCDカ
メラ1’と本物のCCDカメラ1)を恐れ、警戒し、窃
盗や犯罪等を着手するのを止めさせられる。そのため、
当該会社が製品を宣伝、広告すればする程、一般人が当
該会社の製品によって心理的かつ現実的なセキュリティ
効果を得ることができる。これにより、当該会社は威嚇
効果の大きいダミーのCCDカメラ1’を安価に市場へ
供給できる。
【0023】図2は、本発明の第2の実施の形態とし
て、保安装置が車両用の盗難防止装置の場合であり、
(a)は本物の盗難防止装置、(b)はダミーの盗難防
止装置を各々示している。
【0024】ダミーの盗難防止装置10’は外観上、本
物の盗難防止装置10と同一形状、同一寸法、同一光
沢、及び同一機能動作を備えている。すなわち、ダミー
の盗難防止装置10’は、盗難防止装置10と同様に、
例えば、車両11のインストルメントパネル12上に配
置された装置本体13と、装置本体13から上方に伸び
るアンテナ14とからなる。
【0025】盗難防止装置10の装置本体13内には、
盗難防止として機能する機能部材が実装されているが、
ダミーの盗難防止装置10’の装置本体13内には当該
機能部材が実装されていない。また、盗難防止装置10
の外面に製造会社または(及び)販売会社等が記載され
ている場合には、ダミーの盗難防止装置10’の外面に
も盗難防止装置10と同じ会社名を、盗難防止装置10
と同じ場所に記載することも可能である。
【0026】次に、上記構成を有する保安システムを利
用した保安方法について説明する。
【0027】例えば、自家用車、タクシー、バス、トラ
ック、または商用車等の車両11内のインストルメント
パネル12やリアパネル15等に少なくとも一つのダミ
ーの盗難防止装置10’を設ける。ダミーの盗難防止装
置10’が本物の盗難防止装置10と外観上酷似してい
るので、例えば、車両を盗もうとする者が外観上ダミー
の盗難装置10’を本物の盗難防止装置10と間違え
る。また、仮に、配設されている盗難防止装置がダミー
の可能性があることが判っていても、ダミーであること
を確信することができないため、犯行に及ぶことを躊躇
する。そのため、車両等の所有者にとってみれば、ダミ
ーの盗難防止装置10’を購入さえすれば、安価な設備
投資で済ますことができ、本物の盗難防止装置10を配
設した場合と略々同様のセキュリティ効果を達成でき
る。
【0028】以上、本発明は、前記した実施の形態に限
定されず、本発明を逸脱しない範囲内で種々に変更可能
である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外観上本物の保安装置かダミーの保安装置かを識別する
ことを困難にし、安価でセキュリティ効果の高い保安シ
ステム及び保安方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての保安装置が
CCDカメラの場合であり、(a)は正規のCCDカメ
ラ、(b)はダミーのCCDカメラを各々示している。
【図2】本発明の第2の実施の形態としての保安装置が
車両用の盗難防止装置の場合であり、(a)は本物の盗
難防止装置、(b)はダミーの盗難防止装置を各々示し
ている。
【符号の説明】
1 CCDカメラ(保安装置) 1’ ダミーのCCDカメラ(ダミーの保安装置) 2 支持フレーム 3 カメラ本体 4 ズームレンズ部 10 盗難防止装置(保安装置) 10’ ダミーの盗難防止装置(ダミーの保安装置) 11 車両 12 インストルメントパネル 13 装置本体 14 アンテナ 15 リアパネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規のセキュリティ効果を備えた本物の
    保安装置に対して、外観的に同一形状、同一寸法、同一
    光沢、及び同一機能動作のうち少なくとも一つを備えた
    ダミーの保安装置を有することを特徴とする保安システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記ダミーの保安装置の外面には、前記
    本物の保安装置の製造会社と同一の会社名が、前記保安
    装置と同一場所に表示されることを特徴とする請求項1
    記載の保安システム。
  3. 【請求項3】 保安領域に、請求項1または2記載の保
    安システムにおける前記ダミーの保安装置だけを少なく
    とも一つ配設することを特徴とする保安方法。
  4. 【請求項4】 保安領域に、請求項1または2記載の保
    安システムにおける前記ダミーの保安装置、及び前記本
    物の保安装置を各々少なくとも一つ配設することを特徴
    とする保安方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6902310B1 (ja) * 2021-03-19 2021-07-14 株式会社スリークロス 移動体遠隔制御システム及び移動体動作制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6902310B1 (ja) * 2021-03-19 2021-07-14 株式会社スリークロス 移動体遠隔制御システム及び移動体動作制御装置
JP2022145211A (ja) * 2021-03-19 2022-10-03 株式会社スリークロス 移動体遠隔制御システム及び移動体動作制御装置

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Effective date: 20070904