JP2002007812A - 商品発注装置、その方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

商品発注装置、その方法、記録媒体及びプログラム

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JP2002007812A
JP2002007812A JP2001119040A JP2001119040A JP2002007812A JP 2002007812 A JP2002007812 A JP 2002007812A JP 2001119040 A JP2001119040 A JP 2001119040A JP 2001119040 A JP2001119040 A JP 2001119040A JP 2002007812 A JP2002007812 A JP 2002007812A
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昭 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売店毎に販売価格が異なる商品ついて、商
品を消費し尽くす前に最も安価に購入できるように自動
発注できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 商品を発注する装置1において、商品の
残量を示す残量情報を含む発注信号を受信する受信部2
と、商品の残量がなくなるまでの期間を算出する変動予
測期間算出部4と、算出された期間及び商品の販売価格
に基づいて商品を最も安価に購入できる販売店を決定
し、その決定に基づいて発注情報を作成する発注情報作
成部7と、発注情報に基づいて決定された販売店に発注
する発注部8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を発注する装
置に関する。特に、商品の残量を監視し、残量がなくな
る前に商品を購入できるように発注する商品発注装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記の技術分野において、特開平1−3
20568、特開平9−24999及び特開昭62−9
5696に開示される石油商品供給、流体商品受注発注
システムがある。
【0003】これらの技術によれば、予め購入者と特定
の販売店との間で契約を結んでおき、消費先での商品の
残量を電話回線等のネットワークを介して監視すること
により、残量が一定量以下になった場合に自動的にその
販売店に商品を発注することとしている。
【0004】また、さらなる従来技術として、特開平1
0−213472及び特開昭63−82995に開示さ
れる温室栽培用燃料タンクの残油量監視システム及び燃
料油配送方式がある。これらの技術によれば、消費先で
の燃料の残量が一定量以下になった時に、ネットワーク
を介して特定の販売店の監視センタに通知する。この監
視センタへの通知に基づいて販売店が合理的な計画配送
を行うことができるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術にお
いて、ある特定の販売店にしか自動発注できないため、
販売店毎に販売価格が異なる商品、例えば灯油などの商
品を最も安価に購入できる販売店を複数の販売店から選
択して発注することはできないという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題を解決し、販売店毎に
販売価格が異なる商品ついて、各販売店での販売価格を
考慮して、最も安価な販売店に自動発注できるようにす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によれば、商品を発注する装置におい
て、商品の残量を示す残量情報を含む発注信号を受信す
る受信手段と、購入者の購入履歴及び残量情報に基づい
て、商品の残量がなくなるまでの期間である変動予測期
間を算出する変動予測期間算出手段と、変動予測期間及
び商品の販売価格に基づいて、商品を最も安価に購入で
きる販売店を決定し、その決定に基づいて発注情報を作
成する発注情報作成手段と、発注情報に基づいて決定さ
れた販売店に発注する発注手段と、を備える。
【0008】受信手段は商品の残量情報を含む発注信号
を受信し、変動予測期間算出手段は残量情報と顧客の購
入履歴に基づいて商品の残量がなくなるまでの変動予測
期間を算出する。発注情報作成手段は、変動予測期間及
び商品の販売価格に基づいて最も安価に購入できる販売
店を決定し、発注手段は決定された販売店に発注する。
【0009】これにより、商品の残量がなくなるまで
に、最も安価に商品を購入できるように自動発注するこ
とが可能となる。ここで、発注情報作成手段は、変動予
測期間内で配送料を考慮しても商品を最も安価に購入で
きる購入日及び販売店を決定し、発注手段は購入日に商
品を購入できるように決定された販売店に発注すること
としてもよい。
【0010】発注情報作成手段は、変動予測期間内の各
販売店の販売価格を比較し、配送料を考慮しても最も安
価に商品を購入できる購入日及び販売店を決定し、発注
手段はその決定に基づいてその購入日に購入できるよう
に発注する。
【0011】これにより、発注信号に基づいて、商品の
残量がなくなるまでに最も安価に商品を購入できる日
に、配送料を考慮しても最も安価に購入できる販売店に
自動的に発注することが可能となる。
【0012】また、発注情報作成手段は、販売価格の日
々の変動を考慮して、購入日及び販売店を決定すること
としてもよい。これにより、商品の販売価格が販売店毎
に異なるだけでなく、同じ販売店でも日々販売価格が変
動する場合であっても、最も安価に購入できるように購
入日及び販売店を決定することが可能となる。
【0013】ここで、変動予測期間算出手段は、季節変
化や購入履歴を考慮して変動予測期間を算出することと
してもよい。例えば、暖房用の灯油等が商品である場
合、季節が春から夏に変化するときに消費ペースが徐々
に落ちることになる。変動予測期間算出手段は、購入履
歴等を考慮して、このような消費ペースの変動傾向を考
慮して変動予測期間を算出することにより、変動予測期
間により高い精度を与えることを可能とする。
【0014】ここで、変動予測期間算出手段は、残量情
報が商品の残量がないことを示している場合、変動予測
期間を最短期間とし、これにより早急に商品を発注する
こととしてもよい。
【0015】また、商品発注装置は、変動予測期間、購
入履歴及び残量情報に基づいて、予測発注量を算出する
予測発注量算出手段を更に備え、発注手段は発注する際
に予測発注量を決定された販売店に通知することとして
もよい。
【0016】予測発注量算出手段は、残量情報に基づい
て発注信号を受信するまでにどのくらい商品が消費され
たのか、及び、購入履歴に基づいて変動予測期間内に商
品の残量がどのくらい消費されると予測されるのか算出
することにより、予測発注量を算出する。発注手段は予
測発注量を販売店に通知する。これにより、販売店が販
売計画を立て易くなる。
【0017】ここで、予測発注量算出手段は、残量情報
が商品の残量がないことを示している場合、予測発注量
を購入者の商品貯蔵容器の貯蔵容量とすることとしても
よい。
【0018】また、受信手段は、商品の残量が所定の量
になった時及び残量がなくなった時に前記発注信号を受
信することとしてもよい。また、商品は流体商品であっ
てもよい。
【0019】また、本発明の範囲は、上述の装置が実現
する処理の過程からなる方法をも含む。さらに、本発明
は、上述の装置が実現する処理の過程をコンピュータに
行わせるプログラムも含む。さらに、本発明の範囲は、
上述の処理をコンピュータに実行させうるプログラムを
記録する記録媒体をも含む。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の原理構成
図である。図1に示すように、商品発注装置1は受信部
2、購入者情報取得部3、変動予測期間算出部4、販売
店情報取得部5、地区データベース更新部6、発注情報
作成部7及び発注部8を備える。商品発注装置1は購入
者C1、C2・・・Cn及び販売店S1、S2・・・S
nとネットワークNを介して接続されている。ネットワ
ークNとして例えば公衆回線及び専用回線等が考えられ
る。
【0021】受信部2は、ネットワークNを介して各購
入者Ci(i=1、2・・・n)から発注信号を受信す
る。ここで、発注信号は、購入者が商品を消費し尽くす
前、例えば商品の残量が半分になった時及び消費し尽く
された時に受信されるとしてもよい。
【0022】購入者情報取得部3は受信した発注信号に
基づいて不図示のデータベースを参照し、発注信号を送
信した購入者についての情報である購入者情報を取得す
る。
【0023】変動予測期間算出部4は、商品の残量及び
購入者の購入履歴に基づいて、商品の残量が消費し尽く
されるまでの期間である変動予測期間を算出する。商品
の残量がない場合、変動予測期間算出部4は、変動予測
期間を最短とする。
【0024】販売店情報取得部5は、各販売店Siから
商品の販売価格及び商品を購入者に配送する配送料に関
する情報である販売店情報を取得する。販売店情報は一
定期間毎に又は不定期に取得される。地区データベース
更新部6は取得された販売店情報を地区毎に編集して得
られる地区データベースを最新の販売店情報に基づいて
更新する。
【0025】発注情報作成部7は、購入者情報、変動予
測期間及び販売店情報に基づいて、商品の残量が消費し
尽くされるまでに、配送料を考慮しても最も安価に商品
を購入できるように、購入日及び販売店を決定し、その
決定に基づいて発注情報を作成する。発注部8は、ネッ
トワークNを介して発注情報に基づいて商品を決定され
た販売店に発注する。
【0026】このように、商品発注装置1は、購入者が
商品を消費し尽くす前に発注信号を購入者から受信した
場合、商品の残量が消費し尽くされるまでの期間中最も
安価に商品が購入できる日及び最も安価に商品を販売し
ている販売店を決定し、発注を行う。販売店を決定する
際には、商品の販売価格とともに、商品を購入者まで配
送する配送料も考慮する。これにより、購入者は、商品
が消費し尽くされる前に、自動的に最も安価に補充の商
品を購入することができる。
【0027】図2は本実施形態に係わる商品発注装置1
0の機能構成を示す。図2に示すように、商品発注装置
10は、受信部11、購入者情報取得部12、変動予測
期間算出部13、販売店情報取得部14、地区データベ
ース更新部15、発注情報作成部16及び発注部17並
びに電話番号テーブル20、顧客データベース21、購
入履歴ファイル22、販売店データベース23及び地区
データベース24を備える。商品発注装置10と購入者
Ci並びに商品発注装置10と販売店Siはネットワー
クNを介して接続されている。ネットワークNは図中に
おいて別々に記載されているが、別々のネットワークで
も同じネットワークでもよい。ネットワークNとして、
衛星通信網及びインターネットのようなWAN(Wide A
rea Network )及びLAN(Local Area Network)等が
考えられる。各購入者Ciは商品を貯蔵する貯蔵タンク
Tiを備える。
【0028】受信部11は、購入者Ciから商品を注文
する発注信号を受信し、受信した発注信号を購入者情報
取得部12及び変動予測期間算出部13に出力する。発
注信号は、情報として、例えば、電話番号及び商品の残
量を含む。より具体的には、発注信号は、各購入者Ci
が備える貯蔵タンクTiの残量が例えば半分になった時
及び残量が0(零)になった時に、それぞれのタイミン
グの時の残量を示す情報である残量情報とともに送信さ
れる。残量は、例えば流体商品の場合、貯蔵タンクTi
内の液面の高さを検出することにより得られる。
【0029】購入者情報取得部12は、発注信号に基づ
いて発注信号を送信した購入者Ck(kは1からnまで
の任意の整数)を特定し、その購入者Ckに関する情報
(以下、購入者情報という)、例えば住所、氏名等を取
得し、変動予測期間算出部13及び発注情報作成部16
に出力する。より具体的には、例えば発注信号が電話回
線を介して送信されている場合、購入者情報取得部12
は発注信号から送信元の電話番号を抽出する。続いて、
購入者情報取得部12は、電話番号に基づいて、電話番
号テーブル20及び顧客データベース21を参照し、発
注信号を送信した購入者Ckの氏名、住所等の購入者情
報を取得する。
【0030】発注信号は電話回線を介して送信されなく
ともよい。例えば、電子メールであってもよい。電子メ
ールの場合、例えば電子メールアドレスに基づいて購入
者情報を取得することとしてもよい。
【0031】変動予測期間算出部13は、発注信号に基
づいて商品の残量を取得し、購入者番号を用いて購入履
歴ファイル12を参照して購入者の購入履歴を取得す
る。続いて、変動予測期間算出部13は、取得された残
量及び購入履歴に基づいて商品残量が消費され尽くすま
での期間である変動予測期間を算出する。なお、残量が
0(零)である場合、変動予測期間算出部13は変動予
測期間を最短期間とする。続いて、変動予測期間算出部
13は算出した変動予測期間を発注情報作成部16に出
力する。
【0032】変動予測期間算出部13は、さらに予測発
注量算出部18を備えてもよい。予測発注量算出部18
は、商品残量、算出された変動予測期間及び購入者の購
入履歴に基づいて、予測される商品購入量である予測発
注量を算出する。この予測発注量は発注時に、発注先と
して決定された販売店に送信される。これにより、各販
売店Siは販売計画を立て易くなる。
【0033】販売店情報取得部14は、各販売店Siか
ら商品の販売価格及び各地区への配送料についての情報
を取得し、販売店データベース23を作成する。販売店
情報取得部14は、一定期間毎例えば毎日、又は不定期
に各販売店Siから最新の情報を取得する。地区データ
ベース更新部15は、最新の販売店データベース23に
基づいて、地区データベース24を更新する。地区デー
タベース24の内容は、各地区毎に販売店データベース
23の情報を編集したものである。
【0034】発注情報作成部は16、地区データベース
24を参照し、商品の配送料を考慮しても、変動予測期
間中で最も商品が安価に販売されている販売店Sm(m
は1からnまでの任意の整数)及び最も安価に購入でき
る購入日を決定する。続いて、発注情報作成部16は、
決定された購入日、決定された販売店Sm、算出された
予測発注量並びに発注信号を送信した購入者Ckに関す
る情報を格納する発注データベース25を作成する。
【0035】発注部17は発注データベース25のデー
タに基づいて、決定された購入日に商品を購入できるよ
うに、決定された販売店Smに商品を発注する。発注し
た後、発注部17は発注データベース25に基づいて購
入履歴ファイル22の内容を更新する。
【0036】図3は、商品発注装置10が実現する機能
を説明する図である。商品発注装置は購入者Ci及び販
売店Siに接続されている。商品発注装置10は各販売
店Siから日々の販売価格及び各地区へ商品を配送する
配送料を取得する。商品発注装置10は、各購入者Ci
から発注信号を受信すると、販売価格及び配送料に基づ
いて最も安価に商品を購入できる販売店及び購入日を決
定し、決定された販売店に発注する。
【0037】以下、各データベースのデータ構造につい
て図4から図9を用いて説明する。図4は電話番号テー
ブル20のデータ構造の一例を示す。電話番号テーブル
20は電話番号とその電話番号に対応する購入者番号を
格納する。購入者番号は書く購入者Ciに固有である。
図5は顧客データベース21のデータ構造の一例を示
す。顧客データベース21は購入者番号、購入者名、購
入者住所、調整係数K及び各購入者Ciが備える貯蔵タ
ンクTiの容量であるタンク容量Viを格納する。調整
係数Kについては後述する。
【0038】図6は購入履歴ファイル22のデータ構造
の一例を示す。購入履歴ファイル22は、購入者番号、
前回購入した日付である前回購入日及び今回購入した日
付である今回購入日を格納する。
【0039】図7は販売店データベース23のデータ構
造の一例を示す。販売店データベース23は、販売店販
売価格テーブル26及び販売店配送料テーブル27を含
み、各販売店Si別に設けられる。販売店データベース
23は各販売店Siからの情報に基づいて一定期間毎又
は不定期に更新される。販売店販売価格テーブル26
は、各販売店Siが日々商品を販売する販売価格(1単
位量当たり)を格納する。格納される販売価格は例えば
今月及び次月分である。次月分の販売価格は各販売店S
iの販売戦略を反映する。販売店配送料テーブル27
は、各販売店Siが商品を各地区に配送するために要す
る配送料を格納する。
【0040】図8は地区データベース24のデータ構造
の一例を示す。地区データベース24は、地区販売店テ
ーブル28及び地区配送料テーブル29を含む。地区デ
ータベース24は、最新の販売店データベース23に基
づいて地区データベース更新部6によって一定期間毎又
は不定期に更新される。地区データベース24の内容
は、販売店データベース23の内容を編集したものであ
る。
【0041】図9は発注データベース25のデータ構造
の一例を示す。発注データベース25は、発注情報作成
部7によって作成され、購入者番号、販売店名、購入
日、発注済みか否か、及び予測発注量を格納する。
【0042】以下、商品発注装置10が行う処理につい
て図10から図15を用いて説明する。商品発注装置1
0は、発注信号を受信した後、各種データベースを参照
して変動予測期間及び予測発注量を算出し、配送料を考
慮しても最も安価に商品を購入できる購入日及び販売店
を決定する。そして、この決定に基づいて購入日に商品
を購入できるように、決定された販売店に発注する。図
10は、商品発注装置10が発注信号を受信してから変
動予測期間及び予測発注量を算出するまでの処理を示す
フローチャートである。以下、図10を用いて商品発注
装置10が発注信号を受信してから変動予測期間及び予
測発注量を算出するまでの処理について説明する。
【0043】受信部11は、購入者Ciから発注信号を
受信する(ステップ10)。購入者情報取得部12は、
受信された発注信号から送信元の電話番号を抽出し、抽
出された電話番号を用いて電話番号テーブル20を参照
することにより、購入者番号から発注信号を送信した購
入者を特定する(ステップS11)。ここで、購入者C
kが特定されたとする。
【0044】続いて、顧客情報取得部12は、購入者番
号を用いて顧客データベース21を参照し、特定された
購入者Ckの氏名、住所、調整係数M及び貯蔵タンクT
kの容量Vkを取得する(ステップS12)。
【0045】発注信号は、商品の残量が貯蔵タンクTk
の容量の所定の量、例えば半分の時及び残量が0(零)
になった時に送信されるものであり、商品の残量を示す
情報である残量情報を含む。例えば、残量情報として、
発注信号のパターンを用いてもよい。商品の残量が半分
の時と残量が0(零)になった時とで発注信号のパター
ンを変えることにより、商品の残量を示すことが可能で
ある。また、例えば残量情報として数値を用いてもよ
い。
【0046】変動予測期間算出部13は、発注信号に基
づいて商品の残量を取得し、購入者Ckの貯蔵タンクT
kが空であるか否か判定する(ステップS13)。貯蔵
タンクTkが空でない場合、貯蔵タンクTkにはまだ商
品が半分残っている(ステップS13:No)。変動予
測期間算出部13は、商品の残量が消費し尽くされるま
での期間である変動予測期間Mを以下のようにして算出
する。
【0047】まず、変動予測期間算出部13は、購入履
歴ファイル22を参照して、購入者Ckの前回購入日を
取得し、前回購入日から発注信号を受信した日までの期
間Nを算出する(ステップS14)。
【0048】続いて、変動予測期間算出部13は、期間
N及び調整係数Kを用いて、商品の残量が消費し尽くさ
れるまでの予測期間である変動予測期間Mを以下の
(1)式により算出する(ステップS15)。
【0049】M=N×K・・・(1) 続いて、変動予測期間算出部13に設けられた予測発注
量算出部18は、予測発注量を算出する(ステップS1
6)。商品の残量が貯蔵タンクTkの容量Vkの半分あ
る場合(ステップS13:No)、まず、1 日当たりの
商品消費量Fを以下の(2)式により算出する。
【0050】F=Vk/(2×N)・・・(2) 続いて、予測発注量算出部18は、予測発注量Rを以下
の(3)式により算出する。
【0051】R=Vk/2+(M×F)・・・(3) なお、(3)式に(1)式及び(2)式を代入すると、
(4)式が得られる。
【0052】R=Vk(1+K)/2・・・(4) 一方、変動予測期間算出部13が、貯蔵タンクTkが空
の時に発注信号が送信されたと判定した場合(ステップ
S13:Yes)、商品の残量はないためを早く商品を
購入者Ckに供給する必要がある。従って、変動予測期
間算出部13は、予測変動期間Mを最短期間「1」に設
定する(ステップS17)。
【0053】続いて、貯蔵タンクTkは空であるため、
予測発注量算出部18は、予測発注量をタンク容量Vk
とする(ステップS18)。ここで、調整係数Kと変動
予測期間Mの関係について、図11を用いて説明する。
【0054】図11は、調整係数Kと変動予測期間Mの
関係を示す。図11において、縦軸が貯蔵タンク容量を
示す。発注信号は、貯蔵タンクTi内の商品の残量が半
分になった時及び空になった時に送信される。商品が供
給されると貯蔵タンクTiは満杯(容量一杯)となる。
【0055】ここで、貯蔵タンクTi内の商品の残量が
半分になった時に、受信部11が発注信号を受信したと
する。前回購入日と発注信号受信日との差となる期間N
は、商品が満杯からタンク容量の半分まで消費されるま
でにかかった期間である。残り半分の商品が消費される
までにかかる期間である変動予測期間Mも期間Nに近い
期間となると考えられる。
【0056】調整係数Kは、この変動予測期間Mを算出
する際に季節変動や購入履歴の変動及び購入者Ciの要
望等を考慮に入れるために用いる数値である。調整係数
Kは0.5<=K<=1の範囲の変数又は定数である。
【0057】例えば、商品が暖房用の灯油の場合、季節
が春から夏に移りつつある時は消費ペースが落ちてく
る。この場合、調整係数Kを大きめに設定することによ
り、予測変動期間Mを消費ペースの変化に合わせて算出
することができる。
【0058】また、例えば、例年、1 年のある時期、例
えば正月の消費ペースが大きい場合は、調整係数Kを小
さめに設定する。商品切れを絶対に避ける必要がある場
合は、調整係数Kを小さめにして、予測変動期間Mを短
めに算出することができる。調整係数Kを導入すること
により、変動予測期間Mに適度な保守性及び精度を持た
せることが可能となる。
【0059】以上のようにして変動予測期間M及び予測
発注量Rを算出した後、発注情報を作成する。図12は
発注情報を作成する処理を示すフローチャートである。
図12を用いて発注情報を作成する処理について説明す
る。
【0060】発注情報作成部16は、地区データベース
24を参照し、変動予測期間算出部13が算出した変動
予測期間Mの間で、配送料を考慮しても最も安価な販売
価格を提示している販売店及び最も安価に購入できる購
入日を決定する(ステップS20)。
【0061】より具体的に説明すると、発注情報作成部
16は、地区販売価格テーブル28を参照して、発注信
号を受信した日から変動予測期間M内の毎日の各販売店
Siの販売価格を取得する。更に、発注情報作成部16
は、購入者Ckの住所に基づいて各販売店から購入者C
kの地区に配送する配送料を取得する。
【0062】販売価格及び配送料に基づいて、発注情報
作成部16は、変動予測期間M内で最も安価に商品を購
入できる日を購入日とし、最も安価に購入できる販売店
を決定する。つまり、発注情報作成部16は、毎日の販
売価格の変動を考慮して、発注信号を受信してから変動
予測期間Mが経過するまでの任意の日で、配送料を考慮
しても最も安価に商品を購入できる日を購入日として決
定する。ここで、発注情報作成部16は発注先を販売店
Smに決定したとする。
【0063】続いて、決定された販売店Sm及び決定さ
れた購入日、発注情報を送信した購入者Ckの氏名及び
住所、並びに予測発注量算出部18が算出した予測発注
量Rを用いて発注データベース25を作成する(ステッ
プS21)。
【0064】図13は、発注処理を示すフローチャート
である。図13を用いて、発注データベースが作成され
た後の発注処理について説明する。発注部17は、定期
的、例えば毎日決められた時間になると発注データベー
ス25を参照し、発注/未発注を示す欄のエントリに基
づいて、一定期間先、例えば1週間先までの未発注分の
発注情報を抽出し、(ステップS30)続いて、抽出さ
れたデータを各販売店Si毎に編集し、各販売店Si宛
ての発注情報を作成する(ステップS31)。図14
は、発注部16が作成する販売店宛ての発注情報の一例
を示す。
【0065】発注部17は、各販売店Si宛ての発注情
報を各販売店Siに送信し(ステップS32)、送信
後、発注データベース25の発注/未発注を示す欄のエ
ントリを発注済に変更する(ステップS33)。更に、
発注部17は、購入履歴ファイルに今回の購入日を書き
込む(ステップS34)。
【0066】図15は、販売店情報を取得し、地区デー
タベース24を更新する処理を示すフローチャートであ
る。図15を用いて販売店情報を取得し、地区データベ
ースを更新する処理を説明する。
【0067】販売店情報取得部14は、各販売店Siか
らネットワークNを介して一定期間例えば今月及び次月
の商品販売価格及び各地区へ商品を配送する配送料を含
む販売店情報を取得する。販売店情報取得部14は、定
期的、例えば毎日、又は不定期に情報を取得し、取得し
た販売店情報に基づいて各販売店Si毎に販売店データ
ベース23を作成する(ステップS40)。地区データ
ベース更新部15は、最新の販売店データベース23を
各地区別に編集し、地区データベース24を更新する
(ステップS41)。
【0068】商品発注装置10は図16に示すような情
報処理装置(コンピュータ)を用いて構成することがで
きる。図16の情報処理装置40は、CPU41、メモ
リ42、入力装置43、出力装置44、外部記憶装置4
5、媒体駆動装置46、及びネットワーク接続装置47
を備え、それらはバス48により互いに接続されてい
る。
【0069】メモリ42は、例えば、ROM(Read Onl
y Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含
み、処理に用いられるプログラムとデータを格納する。
CPU41は、メモリ42を利用してプログラムを実行
することにより、必要な処理を行う。
【0070】図2に示す商品発注装置10を構成する各
機器及び各部は、それぞれメモリ42の特定のプログラ
ムコードセグメントにプログラムとして格納される。入
力装置43は、例えば、キーボード、ポインティングデ
バイス、タッチパネル等であり、ユーザからの指示や情
報の入力に用いられる。出力装置44は、例えば、ディ
スプレイやプリンタ等であり、情報処理装置40の利用
者への問い合わせ、処理結果等の出力に用いられる。
【0071】外部記憶装置45は、例えば、磁気ディス
ク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等であ
る。この外部記憶装置45に上述のプログラムとデータ
を保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ42に
ロードして使用することもできる。
【0072】媒体駆動装置46は、可搬記録媒体49を
駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体4
9としては、メモリカード、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memor
y )、光ディスク、光磁気ディスク等、任意のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。この可搬記
録媒体49に上述のプログラムとデータを格納してお
き、必要に応じて、それらをメモリ42にロードして使
用することもできる。
【0073】ネットワーク接続装置47は、LAN、W
AN等の任意のネットワーク(回線、あるいは伝送媒
体)を介して外部の装置を通信し、通信に伴なうデータ
変換を行う。また、必要に応じて、上述のプログラムと
データを外部の装置から受け取り、それらをメモリ42
にロードして使用することもできる。
【0074】図17は、図16の情報処理装置にプログ
ラムとデータを供給することのできるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体及び外部のデータベースを示してい
る。可搬記録媒体49や外部のデータベース50に保存
されたプログラムとデータは、メモリ42や外部記憶装
置45にロードされる。そして、CPU41は、そのデ
ータを用いてそのプログラムを実行し、必要な処理を行
う。このように、本発明にかかわる商品発注装置が行う
処理をコンピュータに実行させるプログラムをコンピュ
ータにロードし、そのプログラムをCPU41に実行さ
せることによってコンピュータに商品発注装置として機
能させることも可能である。
【0075】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上述した実施形態に限定されるものではな
く、他の様々な変更が可能である。例えば、上記実施形
態において、商品を灯油等の流体商品を用いて説明し
た。しかし、本実施形態は流体商品以外の商品について
も適用可能である。例えば、小麦、米のような固形の商
品の場合、重量によってその残量を検出することによ
り、本実施形態は適用可能である。
【0076】また、販売店情報取得部14は各販売店か
ら今月及び次月の販売価格を取得し、発注情報作成部1
6は、変動予測期間内で配送料を考慮しても最も安価に
商品を購入できる購入日及び販売店を決定するとして説
明した。しかし、販売店情報取得部14は、各販売店か
らその日一日の販売価格及び配送料を取得することとし
てもよい。
【0077】この場合、販売店情報取得部14は、各番
売店の毎日の販売価格を一定期間、例えば1 月間、蓄積
して販売店データベース23を作成する。地区データベ
ース更新部15は最新の販売店データベース23を各地
区別に編集することにより地区データベース24を更新
する。
【0078】発注情報作成部16は、地区データベース
24を参照し、過去の販売価格の変動に基づいて、配送
料を考慮しても最も安価に購入できると考えられる購入
日及び販売店を決定する。例えば、発注情報作成部16
は、地区データベース24を参照することにより、以下
の傾向がある販売店及び購入日に決定する。
【0079】・過去1月間継続的に最も安価に販売して
いる販売店 ・過去1月間、継続的に販売価格が低下している販売店 ・特売日が決まった曜日、日付になっており、他店と比
べても最も安価に販売している日 このようにしても、最も安価に購入できる販売店及び購
入日を決定し、発注することが可能である。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、販売店毎に販売価格が
異なる商品について、各販売店での販売価格を考慮し
て、最も安価な販売店に自動発注できるようにすること
が可能となる。
【0081】また、本発明によれば、日々販売価格が変
動する商品について、商品が消費し尽くされる前に、日
々の価格変動を考慮して最も安価に購入できる購入日及
び販売店に自動発注することが可能となる。
【0082】また、本発明によれば、商品の配送料を考
慮しても最も安価に購入できる販売店に自動発注するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】商品発注装置の機能構成図である。
【図3】商品発注装置の実現する機能を示す図である。
【図4】電話番号テーブルのデータ構造の一例を示す図
である。
【図5】顧客データベースのデータ構造の一例を示す図
である。
【図6】購入履歴ファイルのデータ構造の一例を示す図
である。
【図7】販売店データベースのデータ構造の一例を示す
図である。
【図8】地区データベースのデータ構造の一例を示す図
である。
【図9】発注データベースのデータ構造の一例を示す図
である。
【図10】発注信号を受信してから変動予測期間及び予
測発注量を算出するまでの処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】商品残量と変動予測期間の関係を示す図であ
る。
【図12】発注情報を作成する処理を示すフローチャー
トである。
【図13】発注処理を示すフローチャートである。
【図14】販売店宛ての発注情報の一例を示す図であ
る。
【図15】販売店情報を取得し、地区データベースを更
新する処理を示すフローチャートである。
【図16】情報処理装置の構成図である。
【図17】コンピュータ読み取り可能な記録媒体を示す
図である。
【符号の説明】
1、10 商品発注装置 2、11 受信部 3、12 購入者情報取得部 4、13 変動予測期間算出部 5、14 販売店情報取得部 6、15 地区データベース更新部 7、16 発注情報作成部 8、17 発注部 20 電話番号テーブル 21 顧客データベース 22 購入履歴ファイル 23 販売店データベース 24 地区データベース 25 発注データベース 26 販売店販売価格テーブル 27 販売店配送料テーブル 28 地区販売価格テーブル 29 地区配送料テーブル 40 情報処理装置 41 CPU 42 メモリ 43 入力装置 44 出力装置 45 外部記憶装置 46 媒体駆動装置 47 ネットワーク接続装置 48 バス 49 可搬記録媒体 50 データベース C1、C2、Cn、Ci 購入者 N ネットワーク S1、S2、Sn、Si 販売店 T1、T2、Tn、Ti 貯蔵タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 貢 秋田県秋田市旭北錦町1番14号 株式会社 富士通秋田システムエンジニアリング内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の残量を示す残量情報を含む発注信
    号を受信する受信手段と、 購入者の購入履歴及び前記残量情報に基づいて、前記商
    品の残量がなくなるまでの期間を算出する変動予測期間
    算出手段と、 前記算出された期間及び前記商品の販売価格に基づい
    て、前記商品を最も安価に購入できる販売店を決定し、
    前記決定に基づいて発注情報を作成する発注情報作成手
    段と、 前記発注情報に基づいて前記決定された販売店に発注す
    る発注手段と、 を備えることを特徴とする商品発注装置。
  2. 【請求項2】 前記発注情報作成手段は、前記算出され
    た期間内で配送料を考慮しても前記商品を最も安価に購
    入できる購入日及び販売店を決定し、 前記発注手段は前記購入日に前記商品を購入できるよう
    に前記決定された販売店に発注する、ことを特徴とする
    請求項1記載の商品発注装置。
  3. 【請求項3】 前記発注情報作成手段は、販売価格の変
    動を考慮して前記購入日及び販売店を決定することを特
    徴とすることを特徴とする請求項1または2記載の商品
    発注装置。
  4. 【請求項4】 前記変動予測期間算出手段は、季節変化
    や前記購入履歴を考慮して前記期間を算出する、 ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の商品発
    注装置。
  5. 【請求項5】 前記変動予測期間算出手段は、前記残量
    情報が、前記商品の残量があと半分であることを示して
    いる場合、 前回購入日から発注信号を受信するまでの期間をNと
    し、 消費ペースの変動を考慮するための調整係数をKとする
    と、 前記商品の残量がなくなるまでの期間Mを M=N×K という式により算出する、ことを特徴とする請求項1乃
    至4いずれか記載の商品発注装置。
  6. 【請求項6】 前記変動予測期間算出手段は、前記残量
    情報が前記商品の残量がないことを示している場合、前
    記期間を最短期間とする、 ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の商品発
    注装置。
  7. 【請求項7】 前記算出された期間、前記購入履歴及び
    前記残量情報に基づいて、予測発注量を算出する予測発
    注量算出手段を更に備え、 前記発注手段は、発注する際に前記予測発注量を前記決
    定された販売店に通知する、 ことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の商品発
    注装置。
  8. 【請求項8】 前記予測発注量算出手段は、 前回購入日から発注信号を受信するまでの期間をNと
    し、 消費ペースの変動を考慮するための調整係数をKとし、 前記商品の残量がなくなるまでの期間Mとし、 前記顧客の商品貯蔵容器の貯蔵容量をVとすると、 予測発注量Rを R=V(N+M)/2N 又は R=V(1+K)/2 という式により算出する、ことを特徴とする請求項7記
    載の商品発注装置。
  9. 【請求項9】 前記予測発注量算出手段は、前記残量情
    報が前記商品の残量がないことを示している場合、予測
    発注量を前記顧客の商品貯蔵容器の貯蔵容量とする、こ
    とを特徴とする請求項7又は8いずれか記載の商品発注
    装置。
  10. 【請求項10】 前記受信手段は、前記商品の残量が所
    定の量になった時及び残量がなくなった時に前記発注信
    号を受信する、 ことを特徴とする請求項1乃至9いずれか記載の商品発
    注装置。
  11. 【請求項11】 前記商品は流体商品であることを特徴
    とする、請求項1乃至10いずれか記載の商品発注装
    置。
  12. 【請求項12】 商品の残量を示す残量情報を含む発注
    信号を受信する過程と、 購入者の購入履歴及び前記残量情報に基づいて、前記商
    品の残量がなくなるまでの期間を算出する過程と、 前記算出された期間及び前記商品の販売価格に基づい
    て、前記商品を最も安価に購入できる販売店を決定する
    過程と、 前記決定に基づいて発注情報を作成する過程と、 前記発注情報に基づいて前記決定された販売店に発注す
    る過程と、 を含むことを特徴とする商品発注方法。
  13. 【請求項13】 前記算出された期間内で前記配送料を
    考慮しても前記商品を最も安価に購入できる購入日及び
    販売店を決定する過程と、 前記購入日に前記商品を購入できるように前記決定され
    た販売店に発注する過程と、 を更に含むことを特徴とする請求項12記載の商品発注
    方法。
  14. 【請求項14】 前記算出された期間、前記購入履歴及
    び前記残量情報に基づいて、予測発注量を算出する過程
    と、 発注する際に前記予測発注量を前記決定された販売店に
    通知する過程と、 を含むことを特徴とする請求項12または13記載の商
    品発注方法。
  15. 【請求項15】 季節変化や前記購入履歴を考慮して前
    記期間を算出する過程を更に含むことを特徴とする請求
    項12乃至14いずれか記載の商品発注方法。
  16. 【請求項16】 前記商品の残量が所定の量になった時
    及び残量がなくなった時に前記発注信号を受信する過程
    を更に含むことを特徴とする請求項12乃15いずれか
    記載の商品発注方法。
  17. 【請求項17】 商品を発注する制御をコンピュータに
    実行させるプログラムを記録した記録媒体であって、 商品の残量を示す残量情報を含む発注信号を受信するス
    テップと、 購入者の購入履歴及び前記残量情報に基づいて、前記商
    品の残量がなくなるまでの期間を算出するステップと、 前記算出された期間及び前記商品の販売価格に基づい
    て、前記商品を最も安価に購入できる販売店を決定する
    ステップと、 前記決定に基づいて発注情報を作成するステップと、 前記発注情報に基づいて前記決定された販売店に発注す
    るステップと、 を含む処理をコンピュータに実行させるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 商品を発注する制御をコンピュータに
    行わせるプログラムであって、 商品の残量を示す残量情報を含む発注信号を受信するス
    テップと、 購入者の購入履歴及び前記残量情報に基づいて、前記商
    品の残量がなくなるまでの期間を算出するステップと、 前記算出された期間及び前記商品の販売価格に基づい
    て、前記商品を最も安価に購入できる販売店を決定する
    ステップと、 前記決定に基づいて発注情報を作成するステップと、 前記発注情報に基づいて前記決定された販売店に発注す
    るステップと、 を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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JP2009043292A (ja) * 2008-11-25 2009-02-26 Nomura Research Institute Ltd 商品需要予測システムおよび年末年始の商品需要予測システム
JP2022081066A (ja) * 2020-11-19 2022-05-31 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、及び、情報処理方法

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