JP2002007739A - データ保管システム、サーバコンピュータ、及び記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入したコンテンツを確実に保持し、管理す
るデータ保管システム、利用者が利用しやすいようにコ
ンテンツを編集して提供するサーバコンピュータ、及び
プログラムを記録した記録媒体を提供すること。 【解決手段】 コンテンツ保管サーバ５は、登録会員で
あるユーザ端末９が購入したコンテンツ３５を、コンテ
ンツ提供サーバ７から受け取り、保管コンテンツデータ
ベース２５に保持する。ユーザ端末９は、コンテンツ保
管サーバ５にアクセスし、コンテンツ３５をダウンロー
ドして利用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが購入した
コンテンツ等のデータを保管するデータ保管システム、
サーバコンピュータ、及びコンピュータに処理を行わせ
るプログラムを記録した記録媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、文字情報、画像、音楽等の様々な
コンテンツがインターネット等のネットワークを介して
利用者に提供されている。コンテンツの利用者は、コン
テンツ提供者からコンテンツを購入し、ネットワークを
介して自身のコンピュータ等にダウンロードしてコンテ
ンツを利用する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンテ
ンツを保存したコンピュータが壊れた場合、コンテンツ
利用者は購入したコンテンツデータを利用することはで
きず、コンテンツを利用するためには再度コンテンツ提
供者からコンテンツを購入しなければならないといった
問題がある。さらに、コンテンツ提供者も複数利用して
いる場合が普通であり、購入手続自体も煩雑なものとな
る。また、多くのコンテンツを保持するためには、コン
ピュータは相当のハードディスク等を有する必要があ
る。また、多くのコンテンツをダウンロードすると、利
用者自身もそれらを管理したり、効率よく利用するため
に編集するといった作業は煩雑である。

【０００４】本発明は、このような問題を鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、購入したコンテン
ツを確実に保持し、管理するデータ保管システム、利用
者が利用しやすいようにコンテンツを編集して提供する
サーバコンピュータ、及びプログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための第１の発明は、第１及び第２のサーバコンピュー
タと、通信機能を有する端末とがネットワークに接続さ
れ、前記端末は、第１のサーバコンピュータからコンテ
ンツを購入し、前記第１のサーバコンピュータは、前記
コンテンツ及びコンテンツに関する情報を第２のサーバ
コンピュータに送り、前記第２のサーバコンピュータは
前記コンテンツ及びコンテンツに関する情報を保持し、
前記端末に前記コンテンツを提供することを特徴とする
データ保管システムである。第１の発明では、端末は第
１のサーバコンピュータからコンテンツを購入するが、
購入したコンテンツは第１のサーバコンピュータから第
２のサーバコンピュータに送られ、保持され、再ダウン
ロードの際には、端末には第２のサーバコンピュータか
らコンテンツが提供される。

【０００６】第２の発明は、サーバコンピュータと、通
信機能を有する端末とがネットワークに接続され、前記
サーバコンピュータは、コンテンツ提供者からコンテン
ツを受け取って保持し、前記端末に提供することを特徴
とするデータ保管システムである。第２の発明では、サ
ーバコンピュータが購入したコンテンツを保持するた
め、端末はサーバコンピュータに接続し、コンテンツを
ダウンロード等して利用するものである。

【０００７】第３の発明は、会員を登録し、前記会員に
関する情報を保持する手段と、前記会員が購入したコン
テンツ及びコンテンツに関する情報を保持する手段と、
前記保持するコンテンツを会員に提供する提供手段と、
を具備することを特徴とするサーバコンピュータであ
る。第３の発明では、サーバコンピュータが、会員の購
入したコンテンツ及びコンテンツに関する情報を保持
し、コンテンツを会員に提供する。

【０００８】第４の発明は、会員を登録し、前記会員に
関する情報を保持する手段と、前記会員が購入したコン
テンツ及びコンテンツに関する情報を保持する手段と、
前記保持するコンテンツを会員に提供する提供手段と、
してコンピュータを動作させるプログラムを記録した記
録媒体である。第４の発明は、第３の発明に係るサーバ
コンピュータを実現させるためのプログラムを記録する
記録媒体である。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図１は、本発明の実施の
形態に係るデータ保管システム１の概略構成図である。

【００１０】インターネット等のネットワーク３には、
コンテンツ保管サーバ５、コンテンツ提供サーバ７、ユ
ーザ端末９が接続される。ユーザ端末９はコンピュータ
や携帯電話などネットワーク３に接続してコンテンツを
ダウンロードすることができる端末である。コンテンツ
保管サーバ５は、ユーザ端末９の利用者が購入したコン
テンツ、及び利用者の登録情報等を管理する。

【００１１】コンテンツ保管サーバ５は、会員情報デー
タベース２３、保管コンテンツデータベース２５等を保
持する。会員情報データベース２３は、コンテンツ保管
サーバ５にコンテンツを保管するように登録したコンテ
ンツ利用者、即ち登録会員の氏名、住所、会員ＩＤ、パ
スワード等の会員情報を保持する。

【００１２】保管コンテンツデータベース２５は、会員
が購入したコンテンツを保持し、管理するものである。
コンテンツ提供サーバ７は会員情報データベース３３や
コンテンツ３５を保持する提供コンテンツデータベース
３７を有する。コンテンツ３５は画像、ゲームソフト、
プログラム、アニメーション、小説や新聞、雑誌等の出
版物、音楽等である。

【００１３】会員情報データベース３３は、コンテンツ
３５を購入した利用者、即ち会員に関する情報を保持す
る。尚、ＣＤ−ＲＯＭ１３は、コンテンツ提供サーバ７
が以下に説明する処理を行うためのプログラムを記録す
るものである。

【００１４】次に、会員がユーザ端末９を用いてコンテ
ンツ３５を購入し、利用する処理について説明する。図
２は、本データ保管システム１による処理を示すフロー
チャートである。

【００１５】ユーザ端末９はネットワーク３を介してコ
ンテンツ提供サーバ７に接続し、会員登録を行う（ステ
ップ１０１）。ここでは、例えば、ユーザ端末９から利
用者が自身の氏名、住所、クレジットカード等の決済情
報など、本システムを使用するために必要な情報を入力
する。

【００１６】次に、コンテンツ提供サーバ７は、入力さ
れた利用者の住所、氏名、決済情報等の会員情報を会員
情報データベース３３に登録し（ステップ１０２）、ユ
ーザ端末９に対して本システムを使用するための会員Ｉ
Ｄやパスワード等を発行、通知する（ステップ１０
３）。この際、発行した会員ＩＤやパスワード等も会員
情報として会員情報データベース３３に登録される。

【００１７】次に、コンテンツ提供サーバ７は、会員情
報をコンテンツ保管サーバ５に通知し（ステップ１０
４）、コンテンツ保管サーバ５は、通知された会員情報
を会員情報データベース２３に登録する（ステップ１０
５）。ユーザ端末９は会員ＩＤやパスワードを入力し
て、コンテンツ提供サーバ７にアクセスし、コンテンツ
３５を購入する（ステップ１０６）。

【００１８】コンテンツ提供サーバ７はユーザ端末９を
認証し、コンテンツ３５を提供する（ステップ１０
７）。ここで、コンテンツ提供サーバ７は、会員情報デ
ータベース３３に登録されたユーザ端末９の会員ＩＤや
パスワード等と、ユーザ端末９から入力されたそれらと
を照合し、会員であることを確認してからコンテンツ３
５を販売する。

【００１９】コンテンツ提供サーバ７は、コンテンツ保
管サーバ５に購入会員の情報やコンテンツ情報をコンテ
ンツ保管サーバ５に通知し、コンテンツ３５をコンテン
ツ保管サーバ５の保管コンテンツデータベース２５に転
送する（ステップ１０８）。

【００２０】コンテンツ保管サーバ５は、通知された購
入会員を認証し、会員が購入したコンテンツに関するコ
ンテンツ情報を会員情報データベース２３に登録、保持
し、コンテンツ３５を保管する（ステップ１０９）。

【００２１】コンテンツ保管サーバ５が保持する購入会
員情報は、正当なユーザ（会員）であるかを認証すると
きに必要な情報であり、例えば、ユーザ端末９のユーザ
がコンテンツ提供サーバ７−１とコンテンツ提供サーバ
７−２よりコンテンツを購入した場合に、コンテンツ提
供サーバ７−１には保管権限付きの会員として登録して
いるが、コンテンツ提供サーバ７−２には保管権限付き
の会員として登録しておらず、このような条件を区別す
るために使用される。

【００２２】次に、コンテンツ保管サーバ５に保管され
たコンテンツ３５を利用する処理について以下に説明す
る。図３は、ユーザ端末９がコンテンツ３５を利用する
ための処理を示すフローチャートである。

【００２３】ユーザ端末９は、コンテンツ提供サーバ７
に対して、保管コンテンツ３５の利用を指示する（ステ
ップ３０１）。コンテンツ提供サーバ７は、ユーザを認
証し、コンテンツ保管サーバ５に会員情報を通知する
（ステップ３０２）。

【００２４】会員情報を通知されたコンテンツ保管サー
バ５はユーザを認証し、ユーザからの接続、及び保管コ
ンテンツの利用を許可し（ステップ３０３）、ユーザ端
末９に対して、当該会員の保管コンテンツのジャンル別
リスト等を表示し、検索機能等を提供する（ステップ３
０４）。

【００２５】ユーザ端末９は、利用したいコンテンツの
検索等を行い、ダウンロード等の指示を出し（ステップ
３０５）、コンテンツ保管サーバ５は、ユーザ端末９の
指示どおりに保管コンテンツを提供する（ステップ３０
６）。

【００２６】図３に示す処理において、ユーザ端末９が
最初に接続するのはコンテンツ提供サーバ７であるが、
コンテンツ提供サーバ７から自動的にコンテンツ保管サ
ーバ５に保管されたコンテンツ３５に接続するため、ユ
ーザ端末９のユーザはコンテンツ保管サーバ５を意識す
ることなく、コンテンツ３５を利用できる。

【００２７】この場合、コンテンツ提供サーバ７の管理
者、即ちコンテンツ提供者は、コンテンツ保管サーバ
に、コンテンツ保管料等を支払う。課金方法としては、
（１）定額制、（２）利用ディスク容量に応じて課金す
る、（３）利用状況（再ダウンロード回数等）に応じて
課金する、などがあり、これらを組み合わせて課金して
もよい。

【００２８】このように、本実施の形態では、購入した
コンテンツ３５はコンテンツ保管サーバ５に自動的に保
持される。従って、利用者は購入したコンテンツを、意
識することなく、確実に保持することが可能であり、ユ
ーザ端末９からコンテンツ３５のデータが消えた場合で
も図３の処理を行い、再ダウンロードすればよい。ま
た、コンテンツ提供サーバ７側もユーザ端末９によって
直接アクセスされ、ダウンロードされることがないた
め、自身のセキュリティ管理が容易に行える。

【００２９】尚、コンテンツ提供サーバ７によって提供
されるコンテンツ３５は、予めコンテンツ保管サーバ５
の保管コンテンツデータベース２５に保管しておくこと
も可能である。

【００３０】以下に、コンテンツ保管サーバ５における
コンテンツ及びコンテンツに関する情報等の保管方法に
ついて説明する。図４は、コンテンツ保管サーバ５が保
持するコンテンツリスト４１の一例を示す図である。コ
ンテンツリスト４１は保管コンテンツデータベース２５
に保持される。

【００３１】コンテンツリスト４１はユーザ毎に購入し
たコンテンツ名、データ形式、購入日時、保管データ量
等を記録である。コンテンツ名は、コンテンツを識別す
るための情報であり、コンテンツＩＤ等でもよい。デー
タ形式はコンテンツ種別によって異なり、静止画であれ
ば「ＪＰＥＧ」、動画であれば「ＭＰＥＧ」、小説等の
文字情報であれば「テキストデータ」、音楽であれば
「ＭＰ３」、「ＷＡＶ」等がある。

【００３２】図４に示すコンテンツリスト４１−１は、
ユーザＡが「デジタルコミック１」、「デジタルコミッ
ク２」、「デジタルコミック３」等をそれぞれの購入日
時に購入したことを示すものである。また、コンテンツ
リスト４１−２はユーザＢのものであり、「Ｙｅｓｔｅ
ｒｄａｙ」、「Ｇｏｏｄ Ｖｉｂｒａｔｉｏｎ」、「デ
ジタルコミック３」等をそれぞれの購入日時に購入した
ことを示す。

【００３３】このように、コンテンツリスト４１はユー
ザ毎に購入したコンテンツの情報をを保持するものであ
り、ユーザが購入したコンテンツもユーザ毎にコンテン
ツデータベース２５に保持される。

【００３４】ここで、例えば、コンテンツ保管サーバ５
は、「デジタルコミック１」、「デジタルコミック
２」、「デジタルコミック３」をユーザＡの要求どおり
に編集し、印刷、製本して、ユーザＡに提供することも
可能である。こうして実際には出版社が異なり製本でき
ないようなオリジナルのコミック等の製本が可能とな
る。

【００３５】また、定期購読の連載デジタル本等も合本
することも指示可能であり、連載終了後に合本編集、印
刷、製本して提供することも可能である。

【００３６】このような製本の要求等がある場合、コン
テンツ提供サーバ７の管理者であるコンテンツ提供者は
ユーザＡより別途料金を徴収し、コンテンツ保管サーバ
５の管理者に支払って製本等を依頼する。尚、ユーザＡ
から徴収した料金の一部はコンテンツ提供者が手数料と
して回収してもよい。

【００３７】また、コンテンツ保管サーバ５は、例え
ば、ユーザＢの購入したコンテンツである「ビートル
ズ」の「Ｙｅｓｔｅｒｄａｙ」、及び「Ｂｅａｃｈ Ｂ
ｏｙｓ」の「Ｇｏｏｄ Ｖｉｂｒａｔｉｏｎ」等を編集
し、ＣＤ等の記録媒体に記録してユーザＢに提供するこ
とができる。即ち、本実施の形態によれば、ユーザＡは
コンテンツの保管サービスだけではなく、上記のような
コンテンツ編集サービス等も受けられる。

【００３８】また、コンテンツ保管サーバ５は、各ユー
ザの購入コンテンツ情報とコンテンツとを別に保管する
ことも可能である。コンテンツ保管サーバ５は、会員情
報データベース２３にユーザ毎のコンテンツリスト４１
を保持し、保管コンテンツデータベース２５にコンテン
ツを共通して保持する。このようなコンテンツの保持の
方法であれば、保管コンテンツデータベースの容量を最
小限にすることができる。

【００３９】尚、本システムの会員は、図４に示すコン
テンツリスト４１を確認することが可能であり、自身が
購入したコンテンツを把握することができる。また、検
索機能も提供され、タイトルや著者名等で保管したコン
テンツを検索することが可能である。

【００４０】コンテンツ自身の管理はコンテンツ保管サ
ーバ５が行うため、会員は煩雑な管理作業を行うことも
ない。また、上記のように、本システムでは、コンテン
ツ保管サーバ５が、会員の購入したコンテンツの一部又
は全てを用いて、会員の要求どおりに編集し、提供する
ことも可能である。

【００４１】次に、第２の実施の形態として、コンテン
ツ保管サーバ５が会員の登録を行う場合について説明を
補足する。図５は、本データ保管システム１による処理
を示すフローチャートである。

【００４２】ユーザ端末９はネットワーク３を介してコ
ンテンツ保管サーバ５に接続し、会員登録を行う（ステ
ップ２０１）。ここでは、例えば、ユーザ端末９から利
用者が自身の氏名、住所等、本システムを使用するため
に必要な情報を入力する。

【００４３】次に、コンテンツ保管サーバ５は、入力さ
れた利用者の住所、氏名等の会員情報を会員情報データ
ベース２３に登録し（ステップ２０２）、ユーザ端末９
に対して本システムを使用するための会員ＩＤやパスワ
ード等を発行し、提供可能なコンテンツのリスト等をユ
ーザ端末９に通知する（ステップ２０３）。この際、発
行した会員ＩＤやパスワード等も会員情報として会員情
報データベース２３に登録される。

【００４４】次に、コンテンツ保管サーバ５は、会員情
報をコンテンツ提供サーバ７に通知し（ステップ２０
４）、コンテンツ提供サーバ７は、通知された会員情報
を会員情報データベース３３に登録する（ステップ２０
５）。

【００４５】次に、ユーザ端末９は会員ＩＤやパスワー
ドを入力して、コンテンツ保管サーバ５にアクセスし、
コンテンツ３５を購入する（ステップ２０６）。

【００４６】コンテンツ保管サーバ５は、コンテンツ提
供サーバ７に購入コンテンツ等の情報を通知し（ステッ
プ２０７）、コンテンツ提供サーバ７はユーザ端末９を
確認し、ユーザ端末９にコンテンツ３５を提供し、コン
テンツ保管サーバにも送る（ステップ２０８）。ここ
で、コンテンツ保管サーバ５からコンテンツ提供サーバ
７への切替えは自動的に行われるため、ユーザ端末９に
は、あたかもコンテンツ保管サーバ５からコンテンツ３
５が提供されるように感じられる。

【００４７】コンテンツ保管サーバ５は、コンテンツ３
５を保管コンテンツデータベース２５に保管する（ステ
ップ２０９）。ユーザ端末９は、コンテンツ提供サーバ
７からコンテンツ３５をダウンロードして、利用する
（ステップ２１０）。尚、ユーザ端末９がコンテンツ３
５を再ダウンロードする場合は、コンテンツ保管サーバ
５にアクセスして保管されているコンテンツ３５を再ダ
ウンロードして利用する。即ち、ユーザ端末９はコンテ
ンツ保管サーバ５にのみ接続するだけでよく、コンテン
ツ提供者であるコンテンツ提供サーバ７を意識すること
はない。

【００４８】コンテンツ保管サーバ５はユーザ端末９の
利用状況等を記録し保持する（ステップ２１１）。コン
テンツ保管サーバ５は、ユーザ端末９によるコンテンツ
購入時の記録や再ダウンロード時の記録等を保持し、コ
ンテンツ提供サーバ７等に通知することも可能である。

【００４９】尚、コンテンツ保管サーバ５に図５に示す
処理を行わせるためのプログラムは、ＣＤ−ＲＯＭ等の
記録媒体に記録される。また、第２の実施の形態におい
ても、前述のように、ユーザの要求どおりにコンテンツ
の編集等を行い、ユーザに提供することが可能である。
このような編集サービス利用に関する記録等もコンテン
ツ保管サーバ５に保持され、コンテンツ提供サーバ７に
通知される。

【００５０】この場合、コンテンツ保管サーバ５の管理
者は、ユーザ端末９側からコンテンツ購入料金や保管料
やコンテンツ編集サービス料等を徴収し、コンテンツ提
供サーバ７の管理者にその一部を支払う。

【００５１】実際には、ネットワーク３に複数のコンテ
ンツ提供サーバが接続されており、ユーザ端末９は様々
なコンテンツ提供サーバにアクセスして、コンテンツを
ダウンロードしなければならない。

【００５２】しかしながら、第２の実施の形態では、コ
ンテンツ保管サーバ５に各種のコンテンツを保存するこ
とが可能であり、再ダウンロードする場合でも、ユーザ
端末９はコンテンツ保管サーバ５にさえアクセスすれば
いつでもコンテンツをダウンロード可能である。従っ
て、ユーザ端末９は、購入した全てのコンテンツを保持
する容量を有する必要がない。

【００５３】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、購入したコンテンツを確実に保持し、かつ、利用
者が利用しやすいようにコンテンツを編集して提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施の形態に係るデータ保管システ
ム１の概略構成図

【図２】 データ保管システム１による処理を示すフロ
ーチャート

【図３】 保管コンテンツ３５を利用するための処理を
示すフローチャート

【図４】 コンテンツリスト４１の一例を示す図

【図５】 第２の実施の形態による処理を示すフローチ
ャート

【符号の説明】

１………データ保管システム ３………ネットワーク ５………コンテンツ保管サーバ ７………コンテンツ提供サーバ ９………ユーザ端末 ２３………会員情報データベース ２５………保管コンテンツデータベース ３３………会員情報データベース ３５………コンテンツ ３７………提供コンテンツデータベース

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１及び第２のサーバコンピュータと、
   通信機能を有する端末とがネットワークに接続され、 前記端末は、第１のサーバコンピュータからコンテンツ
   を購入し、 前記第１のサーバコンピュータは、前記コンテンツ及び
   コンテンツに関する情報を第２のサーバコンピュータに
   送り、 前記第２のサーバコンピュータは前記コンテンツ及びコ
   ンテンツに関する情報を保持し、前記端末に前記コンテ
   ンツを提供することを特徴とするデータ保管システム。
2. 【請求項２】 前記第１のサーバコンピュータの管理者
   は、前記端末の利用者から料金を徴収し、その一部を第
   ２のサーバコンピュータの管理者に分配することを特徴
   とする請求項１記載のデータ保管システム。
3. 【請求項３】 サーバコンピュータと、通信機能を有す
   る端末とがネットワークに接続され、 前記サーバコンピュータは、コンテンツ提供者からコン
   テンツを受け取って保持し、前記端末に提供することを
   特徴とするデータ保管システム。
4. 【請求項４】 前記サーバコンピュータの管理者は、前
   記端末の利用者から料金を徴収し、前記コンテンツ提供
   者に分配することを特徴とする請求項３記載のデータ保
   管システム。
5. 【請求項５】 前記コンテンツは、テキストデータ、画
   像データ、音楽データ、出版物、ゲームソフト、プログ
   ラム、又はその他のデータであることを特徴とする請求
   項1または請求項３記載のデータ保管システム。
6. 【請求項６】 会員を登録し、前記会員に関する情報を
   保持する手段と、 前記会員が購入したコンテンツ及びコンテンツに関する
   情報を保持する手段と、 前記保持するコンテンツを会員に提供する提供手段と、 を具備することを特徴とするサーバコンピュータ。
7. 【請求項７】 前記提供手段は、会員の要求に合わせて
   コンテンツを編集し、会員に提供することを特徴とする
   請求項６記載のサーバコンピュータ。
8. 【請求項８】 会員を登録し、前記会員に関する情報を
   保持する手段と、 前記会員が購入したコンテンツ及びコンテンツに関する
   情報を保持する手段と、 前記保持するコンテンツを会員に提供する提供手段と、 してコンピュータを動作させるプログラムを記録した記
   録媒体。