JP2002007503A - 計算機のメモリのモデル化方法 - Google Patents
計算機のメモリのモデル化方法Info
- Publication number
- JP2002007503A JP2002007503A JP2000192681A JP2000192681A JP2002007503A JP 2002007503 A JP2002007503 A JP 2002007503A JP 2000192681 A JP2000192681 A JP 2000192681A JP 2000192681 A JP2000192681 A JP 2000192681A JP 2002007503 A JP2002007503 A JP 2002007503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- memory
- computer
- fixed value
- access
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シミュレーション実施の際のメモリアクセス
は、実際に使用するメモリの大きさは少なくても構わな
いが、広範囲のアドレスに対するメモリアクセスを行い
たい事が多い。また、メモリのある部分はある固定値に
より初期化されていることが必要な場合がある。本発明
は、この2つの要求を簡易な方法でモデル化することを
課題とする。 【解決手段】シミュレーション対象計算機のアドレスを
シミュレーション実行計算機のメモリのアドレスに変換
する手段と、あるアドレスに対しては指定した固定値を
読ませる手段を持ち、それを使い分けることで、広範囲
のアドレスに対するメモリアクセスとメモリの初期固定
値をモデル化する。
は、実際に使用するメモリの大きさは少なくても構わな
いが、広範囲のアドレスに対するメモリアクセスを行い
たい事が多い。また、メモリのある部分はある固定値に
より初期化されていることが必要な場合がある。本発明
は、この2つの要求を簡易な方法でモデル化することを
課題とする。 【解決手段】シミュレーション対象計算機のアドレスを
シミュレーション実行計算機のメモリのアドレスに変換
する手段と、あるアドレスに対しては指定した固定値を
読ませる手段を持ち、それを使い分けることで、広範囲
のアドレスに対するメモリアクセスとメモリの初期固定
値をモデル化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機のシミュレ
ーション時のメモリ資源のモデル化に属する。
ーション時のメモリ資源のモデル化に属する。
【0002】
【従来の技術】計算機のシミュレーション時のメモリ資
源のモデル化については、アドレス変換を行ない、限ら
れたシミュレーション実行計算機のメモリで広範囲の被
シミュレーション計算機のアドレスに対するメモリアク
セス動作を可能にすることが行われている。
源のモデル化については、アドレス変換を行ない、限ら
れたシミュレーション実行計算機のメモリで広範囲の被
シミュレーション計算機のアドレスに対するメモリアク
セス動作を可能にすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シミュレーション実施
の際のメモリアクセスは、実際に使用するメモリの大き
さは少なくても構わないが、広範囲のアドレスに対する
メモリアクセスを行いたい事が多い。また、メモリのあ
る部分はある固定値により初期化されていることが必要
な場合がある。本発明は、この2つの要求を簡易な方法
でモデル化することを課題とする。
の際のメモリアクセスは、実際に使用するメモリの大き
さは少なくても構わないが、広範囲のアドレスに対する
メモリアクセスを行いたい事が多い。また、メモリのあ
る部分はある固定値により初期化されていることが必要
な場合がある。本発明は、この2つの要求を簡易な方法
でモデル化することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】シミュレーション対象計
算機のアドレスをシミュレーション実行計算機のメモリ
のアドレスに変換する手段と、あるアドレスに対しては
指定した固定値を読ませる手段を持ち、それを使い分け
ることで、広範囲のアドレスに対するメモリアクセスと
メモリの初期固定値をモデル化する。
算機のアドレスをシミュレーション実行計算機のメモリ
のアドレスに変換する手段と、あるアドレスに対しては
指定した固定値を読ませる手段を持ち、それを使い分け
ることで、広範囲のアドレスに対するメモリアクセスと
メモリの初期固定値をモデル化する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0006】図1は、本発明の構成図である。
【0007】図1において、被シミュレーション計算機
101は、シミュレーションの対象となる計算機であり
命令実行に応じてメモリアクセスを行なう。アクセス手
段は102は被シミュレーション計算機101のメモリ
アクセスのアドレスと、アクセスが読込みか書込みかを
示すアクセスモードを入力とし、データを入出力とする
インタフェースである。アドレス判定手段103はアク
セス手段より渡されるアドレスのページが、アドレス変
換対象ページか、固定値ページかを判定する。アドレス
変換手段104は、アドレス変換対象ページのアドレス
をシミュレーション実行計算機のメモリ106のアドレ
スに変換する。固定値テーブル105は、固定値ページ
に対してその固定値を格納する。シミュレーション実行
計算機のメモリ106はシミュレーション実行に際して
シミュレーション実行計算機上に割り当てられるメモリ
であり、アドレス変換対象ページの値を含むが、その容
量は限られた一定値であるので格納できるページの数は
制限される。
101は、シミュレーションの対象となる計算機であり
命令実行に応じてメモリアクセスを行なう。アクセス手
段は102は被シミュレーション計算機101のメモリ
アクセスのアドレスと、アクセスが読込みか書込みかを
示すアクセスモードを入力とし、データを入出力とする
インタフェースである。アドレス判定手段103はアク
セス手段より渡されるアドレスのページが、アドレス変
換対象ページか、固定値ページかを判定する。アドレス
変換手段104は、アドレス変換対象ページのアドレス
をシミュレーション実行計算機のメモリ106のアドレ
スに変換する。固定値テーブル105は、固定値ページ
に対してその固定値を格納する。シミュレーション実行
計算機のメモリ106はシミュレーション実行に際して
シミュレーション実行計算機上に割り当てられるメモリ
であり、アドレス変換対象ページの値を含むが、その容
量は限られた一定値であるので格納できるページの数は
制限される。
【0008】被シミュレーション計算機101から発行
されたアクセスが書き込みである場合の動作は以下の如
くである。書込みアドレスがアドレス変換ページであれ
ば、アドレス変換手段103はそのアドレスをシミュレ
ーション実行計算機のメモリ106のアドレスに変換す
る。アクセス手段は変換後のシミュレーション実行計算
機のメモリ106の該当するアドレスに対してデータを
書き込む。書込みアドレスが固定値ページであれば、そ
のページをアドレス変換対象ページに切り替える。新規
に作成するアドレス変換対象ページの初期値は、それま
での固定値テーブルの値とし、次に、新規に作成したア
ドレス変換対象ページに対してデータを書き込む。
されたアクセスが書き込みである場合の動作は以下の如
くである。書込みアドレスがアドレス変換ページであれ
ば、アドレス変換手段103はそのアドレスをシミュレ
ーション実行計算機のメモリ106のアドレスに変換す
る。アクセス手段は変換後のシミュレーション実行計算
機のメモリ106の該当するアドレスに対してデータを
書き込む。書込みアドレスが固定値ページであれば、そ
のページをアドレス変換対象ページに切り替える。新規
に作成するアドレス変換対象ページの初期値は、それま
での固定値テーブルの値とし、次に、新規に作成したア
ドレス変換対象ページに対してデータを書き込む。
【0009】被シミュレーション計算機101から発行
されたアクセスが読込みである場合の動作は以下の如く
である。読込みアドレスがアドレス変換ページであれ
ば、アドレス変換手段103はそのアドレスをシミュレ
ーション実行計算機のメモリ106のアドレスに変換す
る。
されたアクセスが読込みである場合の動作は以下の如く
である。読込みアドレスがアドレス変換ページであれ
ば、アドレス変換手段103はそのアドレスをシミュレ
ーション実行計算機のメモリ106のアドレスに変換す
る。
【0010】アクセス手段は変換後のシミュレーション
実行計算機のメモリ106の該当するアドレスからデー
タを読込み、それを被シミュレーション計算機101に
返す。読込みアドレスが固定値ページであれば、その固
定値を被シミュレーション計算機101に返す。
実行計算機のメモリ106の該当するアドレスからデー
タを読込み、それを被シミュレーション計算機101に
返す。読込みアドレスが固定値ページであれば、その固
定値を被シミュレーション計算機101に返す。
【0011】以上の構成により、任意のアドレスに対す
るアクセス動作を行なうことが可能になる。
るアクセス動作を行なうことが可能になる。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、アドレス変換と固定値を持ち、またそれを使い分け
ることにより、少ないメモリで任意のアドレスに対する
アクセス動作を行なうことが可能になる。
ば、アドレス変換と固定値を持ち、またそれを使い分け
ることにより、少ないメモリで任意のアドレスに対する
アクセス動作を行なうことが可能になる。
【図1】本発明の構成図である。
101…被シミュレーション計算機、102…アクセス
手段、103…アドレス判定手段、104…アドレス変
換手段、105…固定値テーブル、106…シミュレー
ション実行計算機のメモリ。
手段、103…アドレス判定手段、104…アドレス変
換手段、105…固定値テーブル、106…シミュレー
ション実行計算機のメモリ。
Claims (1)
- 【請求項1】 被シミュレーション計算機がメモリアク
セスを行なう場合に、アドレスとデータとアクセスが読
込みか書込みかを示す制御情報とをインタフェースとす
るアクセス手段と、アクセス手段により入力された被シ
ミュレーション計算機のアドレス値を判定してアドレス
変換を行なうか固定値を返すかを判断するアドレス判定
手段と、被シミュレーション計算機のアドレスをシミュ
レーション実行計算機のアドレスに変換するアドレス変
換手段と、アドレスと固定値とを対応付ける固定値テー
ブルを持つことを特徴とする計算機のメモリのモデル化
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000192681A JP2002007503A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 計算機のメモリのモデル化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000192681A JP2002007503A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 計算機のメモリのモデル化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002007503A true JP2002007503A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18691784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000192681A Pending JP2002007503A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 計算機のメモリのモデル化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002007503A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112007001482T5 (de) | 2006-06-21 | 2009-04-30 | Idemitsu Kosan Co. Ltd. | Mehrschichtige Folie für die Lichtreflexion, Reflektor, Beleuchtungsanordnung und Flüssigkristall-Display-Anordnung unter dessen Verwendung |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000192681A patent/JP2002007503A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112007001482T5 (de) | 2006-06-21 | 2009-04-30 | Idemitsu Kosan Co. Ltd. | Mehrschichtige Folie für die Lichtreflexion, Reflektor, Beleuchtungsanordnung und Flüssigkristall-Display-Anordnung unter dessen Verwendung |
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