JP2002003956A - 連続熱処理炉の急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備 - Google Patents

連続熱処理炉の急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備

Info

Publication number
JP2002003956A
JP2002003956A JP2000192378A JP2000192378A JP2002003956A JP 2002003956 A JP2002003956 A JP 2002003956A JP 2000192378 A JP2000192378 A JP 2000192378A JP 2000192378 A JP2000192378 A JP 2000192378A JP 2002003956 A JP2002003956 A JP 2002003956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
zone
steel strip
rolls
heat treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000192378A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Sugano
高広 菅野
Yoshihiro Iida
祐弘 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP2000192378A priority Critical patent/JP2002003956A/ja
Priority to US09/883,978 priority patent/US20020017747A1/en
Priority to EP01305480A priority patent/EP1167553A1/en
Priority to CA002351744A priority patent/CA2351744A1/en
Priority to KR1020010036790A priority patent/KR20020001618A/ko
Priority to CN01125433A priority patent/CN1340630A/zh
Priority to BR0102581-3A priority patent/BR0102581A/pt
Publication of JP2002003956A publication Critical patent/JP2002003956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/562Details
    • C21D9/563Rolls; Drums; Roll arrangements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/573Continuous furnaces for strip or wire with cooling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、鋼帯を熱処理する連続熱処理炉の
急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備に関する。 【解決手段】 連続熱処理炉の急冷帯前後用ロールを、
下記の式で規定するプロフィルとする。 Lc ≧0.7 ×Wmin 、R=−0.1 ×10-3〜+0.2 ×1
0-3、TR≧20、 ただし、Lc : 平坦部の長さ(mm)、Wmin :鋼帯の最小
幅(mm)、R:テーパ部の傾き、TR:平坦部とテーパ部と
の境界部曲率半径(m) とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼帯を連続的に熱
処理する連続焼鈍炉の急冷帯の入出側に配置される急冷
帯前後用ロールと、そのロールを適用した急冷帯設備に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年自動車の大型化にともない鋼帯の幅
は広くなってきており、また、地球の温暖化対策の一環
として高強度材を採用して鋼帯の薄肉化による自動車の
軽量化が指向されるようになってきた。そのため、鋼帯
の連続焼鈍炉においても、幅広で薄肉の高強度材の生産
が行われるようになってきている。このため、1つの連
続焼鈍炉において板幅600mm 〜1850mmあるいはさらに21
00mmといった板幅レンジの広い鋼帯を通板することが要
求されるようになってきている。また、鋼帯の加熱温度
は更に高温化され、炉内を通板する鋼帯は従来にまして
軟化し、品質欠陥が生じやすくなってきている。更に、
材質制御の観点から急冷に対する要求も一段と厳しくな
ってきている。そのため、従来の技術だけでは安定した
連続焼鈍炉の操業を行うことが難しくなってきた。
【0003】鋼帯の連続焼鈍炉は、図4に例示するよう
に、あらかじめ決められた温度まで鋼帯1を昇温し焼き
なまし処理を施す加熱帯2、均熱帯3と、高温の被熱処
理材、すなわち鋼帯1を室温まで冷却するための冷却帯
とから構成されている。更に、この冷却帯は、通常、複
数の炉帯から構成されており、鋼帯を高温状態から急冷
する急冷帯4(第1冷却帯ともいう。)、過時効帯5、
第2冷却帯6等から構成される。
【0004】また、急冷帯4の前後、すなわち入側部と
出側部には、ハースロールあるいはブライドルロールが
設置され、鋼帯が搬送されるが、急冷帯4内における鋼
帯1のばたつきを押さえる等の目的でブライドルロール
ユニット8が設けられる場合が多い。ここで、この急冷
帯4と前後のブライドルロールユニット8等のロールを
含めて急冷帯設備と称する。
【0005】なお、図4の例では、過時効帯5、第2冷
却帯6を設けた竪型連続焼鈍炉を示したが、例えば、溶
融金属めっきラインに適用する場合等には、これらの過
時効帯5、第2冷却帯6は省略される場合もある。急冷
帯を用いて鋼帯を高温状態から急冷する手法を用いるこ
とで、鋼帯の材質制御を的確に行うことが可能となり、
成形性と強度を併せ持つ製品が実用化され、例えば自動
車のボディ用の焼き付け硬化性鋼板等が実現されてい
る。
【0006】鋼帯の急冷技術としては、急冷帯中の雰囲
気ガスを熱交換器にて冷却し循環させて鋼帯に高速のガ
スジェット流として吹き付けるガスジェット冷却方法、
ロール内部に冷却媒体を注入してロールを冷却し冷却さ
れたロールを鋼帯に押し付けて冷却するロール冷却方
法、冷却媒体として水を用いるウォータークエンチやミ
スト冷却方法等が知られている。
【0007】それらの方式の中でも、特に、ガスジェッ
ト冷却方法は、冷却後の鋼帯の外観及び形状が良好であ
り、また冷却設備も比較的安価であるという特徴を有し
ており、近年、片面あたり170 W/(m2 ・℃)以上の
ガスジェット冷却設備を有する急冷帯で300 ℃以上の温
度域を急冷する高速ガスジェット冷却が行われるように
なってきている。なお、ここで、300 ℃以上の温度域を
急冷するとは、急冷帯の入側の温度を300 ℃以上として
急冷することである。
【0008】しかしながら、このような高速ガスジェッ
ト冷却では、鋼帯面へ衝突した冷却ガスが加熱帯と冷却
帯との連結部(すなわち、ブライドルロールユニット
等)にまで侵入し、各連結部に設置されているハースロ
ールやブライドルロールのエッジ部が過冷却され、それ
らのロールの中央部に大きなサーマルクラウンを生じさ
せる。そのため、鋼帯の幅方向に座屈が生じ易くなり、
バックリングを発生させるという問題があった。
【0009】以上の問題を解決する手段としては、既に
以下の公報が開示されている。 (1) 特開昭56-65942号公報:急冷帯入側に炉内ブライド
ルロールを設置し、ガスジェットノズル部での鋼帯の張
力を上昇させることにより鋼帯のばたつきを減少させ
る。 (2) 実開昭60-40463号公報:接続部からのガス流出を防
ぐシールを設ける。 (3) 特開平6-93342 号公報:急冷帯のガスジェットチャ
ンバ上方にシール装置を配置し、該シール装置から鋼帯
面気流と対向する方向に逆流気体を噴射して鋼帯面気流
の運動エネルギーを抑制する。 (4) 特開平9-268324号公報:冷却帯において、ロールク
ラウン角度を調整し、絞り(バックリング)発生限界張
力を鋼帯の張力以上となるように制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らが鋭意研究
と実機によるテストを繰り返した結果、上述した従来の
技術には、以下にあげる問題があることを明らかにし
た。特開昭56-65942号公報(1)に開示された連続焼鈍
炉では、急冷帯入側の炉内ブライドルロール部における
鋼帯のバックリングの発生を完全には防ぐことができな
いことが操業経験上明らかとなっている。
【0011】実開昭60-40463号公報(2)に開示のガス
流出を防ぐシールを、高速ガスジェット冷却設備に適用
した場合に、鋼帯面へ衝突した冷却ガスが急冷帯前後の
連結部で流出を引き起こし、急冷帯の入側と出側に配置
されたブライドルロールユニット内のロールに温度分布
が生じ、鋼帯のバックリングが発生し易くなる。そのた
め、ブライドルロールユニットに更なる対策を講じるこ
とが必要である。そうしないと、ブライドルロールユニ
ット内のロールのエッジ部が過冷却され、それらのロー
ルの中央部に大きなサーマルクラウンが生じ、鋼帯の幅
方向にバックリングを発生させることになる。
【0012】特開平6-93342 号公報(3)に開示のシー
ル装置では、逆流気体噴射装置の設置や、シールロール
の設置が必要であり、コストアップとなり、またその操
作も煩雑である。特開平9-268324号公報(4)に開示の
連続熱処理方法では、開示されているロールのクラウン
角度範囲ではロールと鋼帯の接触が悪く、ロールと鋼帯
間でスリップが発生しやすいことが明らかとなった。
【0013】本発明は、上記の問題点をすべて解決し、
高速ガスジェット冷却、すなわち、片面当たりの熱伝達
係数170 W/(m2 ・℃)以上のガスジェット冷却設備
を有する急冷帯で、300 ℃以上の温度域での急冷を行う
場合でもバックリングや蛇行を生じさせることなく、薄
肉で広範囲の板幅の鋼帯を安定的に通板可能とし、連続
熱処理炉の安定した操業を実現させることを目的とす
る。そして、ラインの歩留り低下、ライン速度低下、ラ
イン停止等のトラブル発生を解消するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(1) 式、
(2) 式、(3) 式で規定されるロールプロフィルを有する
連続熱処理炉の急冷帯前後用ロールによって上記課題を
解決したのである。 Lc ≧0.7 ×Wmin ・・・・(1) R=−0.1 ×10-3〜+0.2 ×10-3・・・・(2) TR≧20・・・・(3) ただし、Lc : 平坦部の長さ(mm)、Wmin :鋼帯の最小
幅(mm)、R:テーパ部の傾き、TR:平坦部とテーパ部と
の境界部曲率半径(m) である。
【0015】また、本発明は、上記に記載のロールを入
側部および/または出側部のハースロールおよび/また
はブライドルロールに適用してなることを特徴とする連
続熱処理炉の急冷帯設備によって上記課題を解決したの
である。更に、本発明は、急冷帯の入側部および/また
は出側部に複数本のロールから構成されるブライドルロ
ールユニットが配置されており、該ブライドルロールユ
ニット内のロールが上記に記載のロールであることを特
徴とする連続熱処理炉の急冷帯設備を好適とすることを
見いだしたのである。
【0016】また、前記ブライドルロールユニット内の
複数本のロールのうち、少なくとも急冷帯に最も近いロ
ールがR=0、TR=∞のフラットなロールであることを
特徴とする上記に記載の連続熱処理炉の急冷帯設備を好
適とする。更に、前記急冷帯の入側部および/または出
側部に少なくとも1対のシールロールを配設することを
好適とすることを見いだしたのである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、本発明を適用する連続熱処
理炉としては、すでに説明した図4の構成の連続熱処理
炉とすることを好適とするが、これに限定されるもので
はなく、急冷帯を有する連続熱処理炉一般に幅広く適用
することが可能である。
【0018】本発明を適用する急冷帯とその前後設備の
代表的な設備構成例を、図1に基づいて説明する。図1
において、急冷帯4には、ガスジェット冷却装置12が配
設され、通板される鋼帯1の急冷を行う。また、鋼帯1
に所望の目標張力を付与し、急冷帯4中での鋼帯1のば
たつきを防止するため、急冷帯4の前後にはブライドル
ロールユニット8が接続されている。なお、ブライドル
ロールユニット8 内にガスジェット冷却装置12で噴出さ
れた冷却ガスが流入することを防止するため、シールロ
ール11が設けられており、また、ブライドルロールユニ
ット8 内の温度低下を防止し、温度を一定に保持するた
めヒータ7が備えられている。なお、ブライドルロール
ユニット8 内には、所要数のハースロール9とブライド
ルロール10が配設されている。
【0019】図1では、急冷帯入側部ブライドルロール
ユニット8内に2本のハースロール9と3本のブライド
ルロール10を適用し、さらに、急冷帯出側部のブライド
ルロールユニット8内に1本のハースロール9と3本の
ブライドルロール10を適用した場合について例示した
が、本発明がこれに限定されるものではないことは言う
までもないことであり、鋼帯1 に所望の目標張力を付与
することができれば、他の構成も適宜適用可能である。
【0020】例えば、図2に示すように、ハースロール
をブライドルロールと兼用させ、ブライドルロールユニ
ット8内のロールを3本のブライドルロール10としても
よい。また、図3に示すような横型連続焼鈍炉において
本発明を適用することも同様に可能である。本発明は、
このブライドルロールユニット8内に設置したハースロ
ール9とブライドルロール10のサーマルクラウンを最適
化し、所望の張力を印加しつつ、鋼帯1のスリップ、バ
ックリング、蛇行を防止するものである。
【0021】なお、本発明の急冷帯前後用ロールは、ハ
ースロールとブライドルロールのいずれにも適用され
る。次に、鋼帯の搬送においてスリップを生じることな
く、安定的な通板を実現するロールプロフィルの詳細に
ついて説明する。図5に模式的に示すように、本発明の
急冷帯前後用ロールは、その中央部に長さLc の略平坦
部を有し、その平坦部の両側に傾きRのテーパ部を有
し、左右対称な構造とされている。
【0022】なお、テーパ部の傾きRが正(+)の場合
にはロールクラウンが凸状であり、負(−)の場合には
ロールクラウンが凹状となることを示す。傾きRは、テ
ーパ部の長さLに対するテーパ部の始点と終点の外径差
の1/2量の値Cの比(すなわち、C/L)として求め
られる。ここで、平坦部は略平坦であればよく、例え
ば、曲率半径100 m以上のなだらかな曲面としてもよ
い。
【0023】本発明の好適範囲を明らかにするため、種
々の条件についてロールの平坦部の長さLc とロール表
面と鋼帯の間でのスリップによるトラブル発生率の関係
を検討した。その結果を図6に示す。ただし、ここでは
ロールのテーパ部傾きR、平坦部とテーパ部との境界部
曲率半径といった条件は、本発明に記載する好適条件に
収まる値とした。また、冷却条件としては、鋼帯の片面
当たりの熱伝達係数に換算して、170 W/(m2 ・℃)
以上の能力のガスジェット冷却設備を有する急冷帯にて
300 ℃以上の温度域を急冷する場合について検討した。
なお、トラブル発生率は、従来の操業データを平均した
値を1として相対的に示している。
【0024】その結果、ロールの平坦部の長さLc は、
通板する鋼帯の最小板幅Wmin に対し、 Lc ≧0.7 ×Wmin ・・・・(1) を好適とすることが明らかとなった。次に、テーパ部の
傾きRとロール表面と鋼帯の間でのスリップによるトラ
ブル発生率の関係を検討した。その結果を図7に示す。
ただし、ロールの平坦部の長さLc 、平坦部とテーパ部
との境界部曲率半径等の他の条件は、本発明に記載する
好適条件とし冷却条件は図6における検討と同じとし
た。なお、トラブル発生率は、従来の操業データを平均
した値を1として相対的に示している。
【0025】その結果、テーパ部の傾きRとしては、 R=−0.1 ×10-3〜+0.2 ×10-3・・・・(2) を好適とすることが明らかとなった。また、ロールの平
坦部とテーパ部の境界部曲率半径TRは、鋼帯のスリップ
またはバックリングを防止するためにも、ひっかかりが
なく、角のない丸みのある形状としておくことを好適と
する。できるだけ繋ぎ目をなだらかにすることが望まし
いことから、その曲率を20m以上とすることを好適とす
る。
【0026】すなわち、 TR≧20・・・・(3) を好適とすることが明らかとなった。次に、上記の各パ
ラメータに対し、鋼帯のバックリングや蛇行が生じない
条件についての検討を行った。
【0027】図8は、横軸を、急冷帯入側と急冷帯出側
位置とし、縦軸をロール平坦部の長さLc として、ロー
ルのR、TRといった条件は本発明に記載する好適条件に
収まる値とし、通板した際のバックリングや蛇行の発生
状況を確認したグラフである。なお、冷却条件は図6に
おける検討と同じとした。○は通板正常を示し、□はバ
ックリング発生を示す。なお、鋼帯の通板速度は、定常
速度(100〜300 m/分) とした。ただし、図8において
蛇行は発生していない。
【0028】図8からも、 Lc ≧0.7 ×Wmin ・・・・(1) の条件が好適であることが確認できる。図9は、横軸
を、急冷帯入側と急冷帯出側とし、縦軸をテーパ部の傾
きRとして、ロールのLc 、TRといった条件は本発明に
記載する好適条件に収まる値とし、通板した際のバック
リングや蛇行の発生状況を確認したグラフである。な
お、冷却条件は図6における検討と同じとした。○は通
板正常、△は蛇行発生、□はバックリング発生を示す。
なお、鋼帯の通板速度は、定常速度(100〜300 m/分)
とした。
【0029】図9からも、 R=−0.1 ×10-3〜+0.2 ×10-3・・・・(2) の条件式が好適であり、むしろ、図7で説明したスリッ
プによるトラブル防止の適正範囲よりも広めとなってい
ることが確認できた。また、急冷帯で鋼帯の振動を防止
するため、急冷帯の前後セクションにブライドルロール
ユニットを設け、急冷帯での張力を高く保っていること
が多い。ブライドルロールユニット内のロールは、前述
のようにスリップ、バックリング、蛇行といったトラブ
ルを改善するため、本願の好適範囲のロールとすること
が好ましい。また、急冷帯での張力が高い場合、凹クラ
ウンのロール(R<0)では蛇行が発生し易い傾向にあ
り、凸クラウンのロール(R>0)ではバックリングが
発生し易い傾向にある。
【0030】このような問題を解決する上で、最も適し
たロール形状は、図9の最適範囲のほぼ中央にあたるR
=0のフラットロールである。なお、フラッットロール
ではTR=∞(曲率:0)である。また、フラットロール
は製造が容易であり、製造コストも安価になるという点
でも好ましい。ブライドルロールユニットにおいては、
急冷帯に最も近いロールでは、鋼帯の張力も1本目に比
べ小さくなる。したがって、ブライドルロールユニット
内の複数本のロールのうち、少なくとも急冷帯に最も近
いロールをR=0、TR=∞のフラットロールとし、2本
目以降のロールを本願の好適範囲のロールとすることが
さらに好ましい。
【0031】なお、ブライドルロールユニット内には急
冷帯で噴射されている冷却ガスをできるだけ侵入させな
いようにすることが好ましい。急冷帯とブライドルロー
ルユニットの連結部を通り、冷却ガスが大量にブライド
ルロールユニットに流入すると、ユニット内のロールの
エッジ部の過冷の程度が大きくなり、ロール中央部に大
きなサーマルクラウンを生じさせるからである。そのた
め、特に鋼帯の板厚が薄い場合には、スリップやバック
リングが発生する確率が非常に高くなる。
【0032】この問題を解決するため、急冷帯の入側と
出側のブライドルロールユニットとの接続部に各々1対
以上のシールロールを設置することを好適とする。表1
に、竪型連続焼鈍炉の急冷帯前後のブライドルロールユ
ニット内に適用したロールのロールプロフィル(Lc
Rで規定する。)と、スリップ、バックリング、蛇行の
各トラブル発生状況についてのいくつかの例を示す。
【0033】なお、急冷帯としては、鋼帯の片面あたり
の熱伝達係数に換算して170 W/(m2 ・℃)以上の能
力のガスジェット冷却設備を有し、かつ、1対のシール
ロールを急冷帯入口部に設けた急冷帯とし、300 ℃以上
の温度域を急冷することとして検討を行った。
【0034】
【表1】
【0035】表1において、ケース14〜17(比較例1)
では、ロールのテーパ部の傾きRが負で大きな凹クラウ
ンとなり、鋼帯のスリップまたはバックリングが発生し
ている。また、ケース18〜21(比較例2)では、ロール
のテーパ部の傾きRが正で大きな凸クラウンとなり、や
はり、鋼帯のスリップ又は蛇行が発生する。
【0036】ケース1〜13までが本発明例である。
【0037】
【実施例】本発明の急冷帯前後用ロールと、そのロール
を採用した急冷帯設備を適用した竪型連続焼鈍炉を用い
て実機操業を行った。その操業例を本発明例とし、更
に、本発明の急冷帯前後用ロールに適用される(1)〜
(3)式の各条件式を条件1〜3に対応させ、各条件を
単独で実施した場合と、条件1〜3の全てを組み合わせ
て実施した場合について従来例との比較を行った。
【0038】従来例の操業で適用した急冷帯前後用ロー
ルは、次の形状のロールとした。 Lc =0.5 ×Wmin 、R=0.5 ×10-3、TR=8m。 なお、急冷帯設備としては、図1に示した急冷帯前後に
ブライドルロールユニットを有する設備とし、急冷帯は
鋼板の片面当たりの熱伝達係数に換算して170W/(m
2 ・℃)以上の能力のガスジェット冷却設備を有するも
のである。
【0039】また、ここで検討した竪型連続焼鈍炉のW
min は700mm 、Wmax は1850mmである。なお、本発明例
である条件1〜3の組合わせを実施した場合において
は、ブライドルロールユニット内の全てのロールが条件
1〜3を満足するものとした。図10は、本発明を適用し
た竪型連続焼鈍炉を採用した場合(条件1〜3の組み合
せ)と条件1〜3を単独で実施した場合、および、従来
の竪型連続焼鈍炉を採用した場合の、ロールと鋼帯間で
のスリップ、蛇行、バックリング発生に伴う製品の歩留
り低下率を示している。
【0040】スリップ、蛇行、バックリングが発生する
と、結果として、ライン速度を低下させることが必要に
なり、製品歩留りは大きく低下する。条件1〜3を単独
で実施した場合でも従来例より改善はするものの、本発
明の採用により、すなわち、条件1〜3を組み合わせて
採用することにより、歩留り低下率を、非常に大きく改
善することができ、従来の1/10程度とすることができ
た。
【0041】なお、歩留り低下率は、生産される全生産
量に対し、品質上の問題で不良となる量を示し、ここで
は、従来例での操業データを1として相対的に示す。図
11は、本発明を適用した竪型連続焼鈍炉を採用した場合
と従来の竪型連続焼鈍炉を採用した場合の、ロールと鋼
帯間でのスリップ、蛇行、バックリング発生に伴うライ
ンの稼働能率の低下率を示している。
【0042】稼働能率とは、設備の能力から計算される
ライン速度と実際の運転速度の比率のことで、運転中の
能力を表わす指標である。スリップ、蛇行、バックリン
グが発生すると、ライン速度を低下して処理速度を下
げ、大きな不具合とならないように運転を継続すること
が可能な場合もある。しかしながら、結局、稼動能率は
低下することになり、予定されている生産量が達成され
ない。また、その不具合程度がひどい場合には、運転を
止め、炉の温度を下げて、炉内の鋼帯の処理をすること
が必要になる。そのため、所定の生産量を達成すること
ができず、稼動能率も大きく低下する。
【0043】本発明の採用により、稼動能率の低下率
を、従来の1/5以下とすることができた。なお、稼働
能率の低下率は、設備能力から計算されるライン速度と
実操業におけるライン速度との差を従来例の平均値を1
として相対的に示している。本発明の採用によって、竪
型連続焼鈍炉の稼働率を平均して0.1 %改善することが
できた。また、スリップ、バックリング、蛇行に起因す
るライン停止、ライン速度低下等を最小限にとどめるこ
とができ、製品の歩留り、設備の稼動能率それぞれの低
下率を大きく向上することができた。
【0044】
【発明の効果】本発明によって、連続焼鈍炉の冷却帯前
後ロールのロールプロフィルを最適化することが可能と
なり、薄肉で、かつ、広いレンジの板幅の鋼帯の通板に
おいて、スリップ、バックリング、蛇行の発生しない安
定した操業を行うことが可能となり、ライン停止、ライ
ン速度低下等のトラブル発生を解消し、製品の歩留り低
下を防止することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するに好適な急冷帯近傍の詳細模
式図である。
【図2】急冷帯近傍の別形態を示す詳細模式図である。
【図3】横型連続焼鈍炉の急冷帯近傍の詳細模式図であ
る。
【図4】連続焼鈍炉の全体構成の一例を示す模式図であ
る。
【図5】ハースロールのロール形状を説明するための模
式図である。
【図6】ロール平坦部の長さLc とトラブル発生率との
関係を示すグラフである。
【図7】ロールのテーパ部の傾きRとトラブル発生率と
の関係を示すグラフである。
【図8】急冷帯入側と出側におけるロール平坦部の長さ
c と搬送トラブルの関係について示すグラフである。
【図9】急冷帯入側と出側におけるテーパ部の傾きRと
搬送トラブルの関係について示すグラフである。
【図10】従来例と本発明例の歩留り低下率を比較したグ
ラフである。
【図11】従来例と本発明例の稼働能率の低下率を比較し
たグラフである。
【符号の説明】
1 鋼帯 2 加熱帯 3 均熱帯 4 急冷帯(第1冷却帯) 5 過時効帯 6 第2冷却帯 7 ヒータ 8 ブライドルロールユニット 9 ハースロール 10 ブライドルロール 11 シールロール 12 ガスジェット冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K034 AA05 BA04 CA05 DB02 DB03 DB04 FA01 4K043 AA01 DA05 EA06 FA13 GA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(1) 式、(2) 式、(3) 式で規定され
    るロールプロフィルを有する連続熱処理炉の急冷帯前後
    用ロール。 記 Lc ≧0.7 ×Wmin ・・・・(1) R=−0.1 ×10-3〜+0.2 ×10-3・・・・(2) TR≧20・・・・(3) ただし、Lc :平坦部の長さ(mm)、 Wmin :鋼帯の最小幅(mm)、 R:テーパ部の傾き、 TR:平坦部とテーパ部との境界部曲率半径(m) 。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロールを入側部および
    /または出側部のハースロールおよび/またはブライド
    ルロールに適用してなることを特徴とする連続熱処理炉
    の急冷帯設備。
  3. 【請求項3】 急冷帯の入側部および/または出側部に
    複数本のロールから構成されるブライドルロールユニッ
    トが配置されており、該ブライドルロールユニット内の
    ロールが請求項1に記載のロールであることを特徴とす
    る連続熱処理炉の急冷帯設備。
  4. 【請求項4】 前記ブライドルロールユニット内の複数
    本のロールのうち、少なくとも急冷帯に最も近いロール
    がR=0、TR=∞のフラットなロールであることを特徴
    とする請求項3に記載の連続熱処理炉の急冷帯設備。
  5. 【請求項5】 前記急冷帯の入側部および/または出側
    部に少なくとも1対のシールロールを配設したことを特
    徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の連続熱処理炉
    の急冷帯設備。
JP2000192378A 2000-06-27 2000-06-27 連続熱処理炉の急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備 Pending JP2002003956A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000192378A JP2002003956A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 連続熱処理炉の急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備
US09/883,978 US20020017747A1 (en) 2000-06-27 2001-06-20 Rolls for disposing at entry side or exit side of quenching zone of continuous annealing furnace and quenching zone unit using rolls
EP01305480A EP1167553A1 (en) 2000-06-27 2001-06-25 Rolls for disposing at entry side or exit side of quenching zone of continuous annealing furnace and quenching zone unit using rolls
CA002351744A CA2351744A1 (en) 2000-06-27 2001-06-26 Rolls for disposing at entry side or exit side of quenching zone of continuous annealing furnace and quenching zone unit using rolls
KR1020010036790A KR20020001618A (ko) 2000-06-27 2001-06-26 연속 풀림로의 입구측 또는 출구측에 배치되는 롤과, 이롤을 포함하는 급랭 구역 유닛
CN01125433A CN1340630A (zh) 2000-06-27 2001-06-27 在连续退火炉的淬火区的进口侧和出口侧配置的辊和使用辊的淬火区装置
BR0102581-3A BR0102581A (pt) 2000-06-27 2001-06-27 Cilindro para disposição no lado de entrada ou no lado de saìda da zona de têmpera de um forno de recozimento contìnuo e unidade de uso de cilindros da zona de têmpera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000192378A JP2002003956A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 連続熱処理炉の急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002003956A true JP2002003956A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18691521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000192378A Pending JP2002003956A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 連続熱処理炉の急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20020017747A1 (ja)
EP (1) EP1167553A1 (ja)
JP (1) JP2002003956A (ja)
KR (1) KR20020001618A (ja)
CN (1) CN1340630A (ja)
BR (1) BR0102581A (ja)
CA (1) CA2351744A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196015A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Jfe Steel Kk 連続焼鈍設備
CN102632110A (zh) * 2012-03-27 2012-08-15 中冶南方工程技术有限公司 刷洗装置入出口处的带钢曲度纠正装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL229369A (en) * 2013-11-11 2017-12-31 Vestigo Tech Ltd Low-bandwidth system and methods for wireless data monitoring for moving devices
FR3027920B1 (fr) * 2014-10-29 2019-03-29 Fives Stein Procede d'orientation de grains de tole d'acier, dispositif s'y rapportant, et installation mettant en oeuvre ce procede ou ce dispositif
US11993823B2 (en) 2016-05-10 2024-05-28 United States Steel Corporation High strength annealed steel products and annealing processes for making the same
WO2017196965A1 (en) 2016-05-10 2017-11-16 United States Steel Corporation High strength steel products and annealing processes for making the same
US11560606B2 (en) 2016-05-10 2023-01-24 United States Steel Corporation Methods of producing continuously cast hot rolled high strength steel sheet products
FR3063737B1 (fr) 2017-03-13 2020-06-26 Fives Stein Ligne continue de recuit ou de galvanisation comprenant un bloc tensionneur entre deux fours consecutifs
AU2020268370B2 (en) 2019-05-07 2024-06-13 United States Steel Corporation Methods of producing continuously cast hot rolled high strength steel sheet products
MX2022001699A (es) 2019-08-07 2022-03-11 United States Steel Corp Productos de lamina de acero de alta ductilidad revestido con zinc.
KR20220050935A (ko) 2019-08-19 2022-04-25 유나이테드 스테이츠 스틸 코포레이션 고강도 강 제품 및 이의 제조를 위한 어닐링 공정

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943979B2 (ja) * 1979-10-31 1984-10-25 川崎製鉄株式会社 炉内張力制御方法
JPS59143028A (ja) * 1983-02-03 1984-08-16 Nippon Steel Corp 連続熱処理炉における金属ストリツプの冷却装置
CA1280190C (en) * 1986-09-30 1991-02-12 Yasuhiro Yamaguchi Method and system for controlling tension to be exerted on metal strip in continuous annealing furnace

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196015A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Jfe Steel Kk 連続焼鈍設備
CN102632110A (zh) * 2012-03-27 2012-08-15 中冶南方工程技术有限公司 刷洗装置入出口处的带钢曲度纠正装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR0102581A (pt) 2002-02-05
US20020017747A1 (en) 2002-02-14
CA2351744A1 (en) 2001-12-27
CN1340630A (zh) 2002-03-20
KR20020001618A (ko) 2002-01-09
EP1167553A1 (en) 2002-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6054095A (en) Widthwise uniform cooling system for steel strip in continuous steel strip heat treatment step
US5885382A (en) Primary cooling method in continuously annealing steel strip
EP2112238B1 (en) Continuous annealing equipment
JP2002003956A (ja) 連続熱処理炉の急冷帯前後用ロール及び急冷帯設備
EP3156512B1 (en) Method for cooling steel strip and cooling installation
EP2495343B1 (en) Gas jet cooling device for continuous annealing furnace
JP6569843B1 (ja) 厚鋼板の冷却装置および冷却方法ならびに厚鋼板の製造設備および製造方法
JP4123690B2 (ja) 連続焼鈍炉内への雰囲気ガス供給方法
EP0803583B2 (en) Primary cooling method in continuously annealing steel strips
US5182074A (en) Apparatus for continuously cooling metal strip
CN218089725U (zh) 一种热处理炉及气氛可控的带材热处理设备
JP3978141B2 (ja) 厚鋼板の冷却方法及び冷却装置
JPH1085822A (ja) 形鋼の冷却制御方法
JPS6240086B2 (ja)
EP0495115B1 (en) System for continuously cooling metal strip
JPH10314826A (ja) 高温鋼板の冷却方法
JP3424157B2 (ja) 形鋼の冷却方法及びその装置
KR100341771B1 (ko) 연속소둔설비의스트립냉각용2차저온가스제트냉각장치
JPH0261009A (ja) 鋼帯の連続焼鈍炉
JPH0631331A (ja) 形鋼の冷却方法とその装置
JP2000204417A (ja) 連続焼鈍及び溶融メッキ兼用設備
JPH02153023A (ja) 鋼帯のロール冷却法
JPH0563527B2 (ja)
JPH1180843A (ja) 連続鋼板のガスジェット冷却装置
JPH09276923A (ja) 鋼板の均一冷却方法