JP2002002962A - 粉粒体投入装置及びそれを用いた粉粒体の投入方法 - Google Patents

粉粒体投入装置及びそれを用いた粉粒体の投入方法

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JP2002002962A
JP2002002962A JP2000189008A JP2000189008A JP2002002962A JP 2002002962 A JP2002002962 A JP 2002002962A JP 2000189008 A JP2000189008 A JP 2000189008A JP 2000189008 A JP2000189008 A JP 2000189008A JP 2002002962 A JP2002002962 A JP 2002002962A
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JP
Japan
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powder
granular material
air
tank
valve
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JP2000189008A
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English (en)
Inventor
Yasunori Okamoto
康則 岡本
Makoto Onishi
眞 大西
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 排気弁が不要となることにより、排気弁の保
守費用が削減でき、排気弁の摩耗等による作動不良や空
気洩れなどのトラブルも防止することが可能となる粉粒
体投入用装置及びそれを用いた粉粒体の投入方法を提供
すること。 【解決手段】 上方より投入される粉粒体と粉粒体タン
ク1より上昇する空気とを遮断して排気エリアを形成す
る中仕切板8と、排気管6とを併設してなる粉粒体の投
入シュート2、該粉粒体と該空気とを遮断して排気エリ
アを形成する空気案内板5を取り付けてなる粉粒体の投
入弁3、該投入シュート、該投入弁、及び粉粒体タンク
とを併設してなる粉粒体投入装置、粉粒体タンク内上部
に、粉粒体タンク内の空気を排気エリアに導入する空気
導入管9を取り付けてなる該粉粒体投入装置、並びに、
それを用いた粉粒体の投入方法を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体投入装置及
びそれを用いた粉粒体の投入方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】一般に、密閉されたタンクに
粉粒体を投入するとき、効率よく、速やかに行うために
は、投入と同時に、粉粒体タンク内の空気を抜くことが
必要である。そのため、粉粒体タンクには、粉粒体を投
入した後粉粒体タンクを密閉する投入弁や投入ダンパー
と、粉粒体投入時に排気するための排気弁が取り付けら
れているのが通常である。即ち、従来の設備では、通
常、図2に示すように、投入弁3と排気弁11を併設
し、粉粒体タンク1に粉粒体を投入するときは、投入弁
3と排気弁11を開け、投入弁3より粉粒体を投入し、
排気弁11により、粉粒体タンク1内の空気を逃がして
いた。しかしながら、この設備では、粉粒体タンクに
は、排気のためだけに利用される排気弁やそれを作動さ
せる制御機器等の付設が必要となり、装置全体の製作コ
ストを高くするという課題があった。また、粉粒体が流
れるため、また、粉粒体を混合して排気されやすいた
め、使っているうちに、投入弁3や排気弁11などが摩
耗し、これら弁を閉めたときの気密性が低下するなどの
課題があった。そして、この気密性を保持するためには
使用頻度に応じた弁の交換等の保守が必要になるという
課題もあった。
【0003】これら課題を解消すべく、三角錐の形状を
したダンパーをシリンダで上下させて投入口の開閉を行
い、排気管に接続するガイド板をダンパーの上部に取付
ることにより、排気弁の機能も同時に持たせ、粉体を加
圧タンク内に供給する際に入れかわる空気を、簡単にか
つ安価な機構により排気できるとともに、粉体の供給を
妨げることのない粉体輸送用加圧タンク装置が提案され
ている(特開平10−035777号公報)。しかしながら、ガ
イド板がタンクへの粉粒体の投入を妨げずに、排気する
役割をしているが、この装置では、構造上排気に粉粒体
が混入しやすいという課題を有していた。また、この装
置でも、粉粒体を投入する際、各所の摩耗は避けられな
いものであり、摩耗した部品の交換の回数が増えるとい
う課題があった。さらに、この装置においては、摩耗し
た部品を交換するためには、三角錐の形状をしたダンパ
ーが下に張り出しているため、素直に横方向に取り外す
ことができず、装置全体を取り外さざるを得ないため交
換作業が複雑、かつ、大がかりになるなどの課題があっ
た。
【0004】本発明者は、前記課題を解消すべく種々検
討を重ねた結果、特定の装置を用いることにより、前記
課題が解消できるという知見を得て本発明を完成するに
至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、上方よ
り投入される粉粒体と粉粒体タンクより上昇する空気と
を遮断して排気エリアを形成する中仕切板と、排気管と
を併設してなる粉粒体の投入シュートであり、該粉粒体
と該空気とを遮断して排気エリアを形成する空気案内板
を取り付けてなる粉粒体の投入弁であり、該投入シュー
ト、該投入弁、及び粉粒体タンクとを併設してなる粉粒
体投入装置であり、粉粒体タンク内上部に、粉粒体タン
ク内の空気を排気エリアに導入する空気導入管を取り付
けてなる該粉粒体投入装置であり、粉粒体タンク上部に
配設した投入弁を開き、該投入弁の上部に配設した投入
シュートより粉粒体を投入し、粉粒体タンク内の空気
を、必要に応じ空気導入管を介して、空気案内板と、中
仕切板で形成された排気エリアを通じて排気管より排気
してなる粉粒体の投入方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を詳
細に説明する。
【0007】本発明の目的の一つは、投入弁3に粉粒体
を投入する機能の他に、従来の装置に必須である粉粒体
タンク1内の空気を排気する排気弁の機能を持たせ、そ
の排気弁を省略することにより、設備をシンプルにし、
設備のランニングコストを低減することにある。
【0008】本発明の粉粒体投入装置は、粉粒体タンク
1、その上部に配設した粉粒体の投入弁3、及び該投入
弁3の上部に配設した投入シュート2からなる。
【0009】粉粒体タンク1とは、粉粒体を入れておく
タンクであって、排出方法は特に制限されるものではな
い。また、粉粒体圧送システムに含まれるタンク類に、
本発明の粉粒体の投入装置を使用することは有効であ
る。
【0010】粉粒体タンク1の上端中央部には筒状の粉
粒体受口4が連通して設けられており、該粉粒体受口4
の上方には、投入弁3を配設する。
【0011】本発明において、投入弁3は投入弁駆動装
置10により開閉されるもので、その種類は特に制限さ
れるものではなく、市販品の使用が可能である。具体的
には、バタフライ、ボールバブル、及びナイフゲートな
どの使用が可能である。また、投入弁3には、粉粒体タ
ンク1内の空気を、上方より投入される粉粒体と遮断す
るための排気エリアを確保する空気案内板5が取り付け
られている。
【0012】空気案内板5の大きさ、材質、及び取り付
け位置等は、粉粒体タンク1内の空気を排気する際に、
粉粒体が混入しなければ特に制限されるものではない。
【0013】投入弁3の上部には、粉粒体の投入シュー
ト2が配設され、該空気案内板5の延長上の粉粒体の投
入シュート2内に、上方より投入される粉粒体と、上昇
する粉粒体タンク1内の空気とを遮断して、上昇する粉
粒体タンク1内の空気が排気管を通じ、排気できるよう
に、下面を開放し、残りの面を塞いで、排気エリアを形
成する中仕切板8が配設され、また、該空気が排気され
る排気管6が粉粒体の投入シュート2に取り付けられて
いる。
【0014】中仕切板8の寸法、材質、及び取り付け位
置などは、投入弁3の開閉により、弁体7と接触せず、
また、隙間が大きくならないもので、排気管の延長上に
あり、粉粒体が混入しにくいものであれば特に限定され
るものではない。例えば、投入弁の口径の5/6程度の
断面積で粉粒体を投入し、残りの1/6程度で空気を排
気するように排気エリアを設定することが可能である。
【0015】また、排気管6の材質や取り付け位置など
は特に限定されるものではない。排気管の大きさは、投
入口の断面積/排気管の断面積が10/1以上とすること
が好ましい。
【0016】次ぎに、粉粒体の投入方法の一例を、図1
を用いてセメントの空気輸送設備で具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。この空気
輸送設備は、容量約50m3のセメントサービスタンクか
ら、各々容量6.4m3の2槽のタンクに、交互に、セメン
ト投入、加圧、及び圧送のサイクルを繰り返し、圧力0.
5〜0.7MPaの圧縮空気によって、配管を通じてセメント
を空気輸送するもので、その場合の輸送能力は100t/hで
ある。容量6.4m3の粉粒体タンク1内上部の投入口4に
は、口径80Aの空気導入管を取り付け、口径300Aでバ
タフライ式の投入弁3を配設する。投入弁3の弁体7に
は空気案内板5を取り付け、投入弁3の上部に配設した
投入シュートには、口径80Aの排気管と、空気案内板5
の延長上に中仕切板8を併設した。中仕切板8は、投入
弁3の開閉により、弁体7とぶつからないよう、また、
隙間が大きくならないように寸法を決定した。空気案内
板5と中仕切板8で形成される排気エリアの断面積は口
径の1/6であり、投入弁3を開くことにより、排気中
へのセメントの混入を極力防止して、口径の5/6の断
面積でセメントを粉粒体タンク1に投入し、1/6の断
面積で排気することができた。
【0017】
【発明の効果】従来あった、排気弁が不要となることに
より、排気弁にかかっていた保守費用が削減でき、排気
弁の摩耗等による作動不良や空気洩れなどのトラブルも
防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の装置を取り入れた粉粒体投入装
置の斜視図である。
【図2】図2は従来の粉粒体の粉体投入装置の斜視図で
ある。
【図3】図3は本発明の粉粒体投入装置の正面断面図で
ある。
【図4】図4は図3のA部分の平面断面図である。
【図5】図5は図3のB部分の平面断面図である。
【符号の説明】
1 粉粒体タンク 2 投入シュート 3 投入弁 4 投入口 5 空気案内板 6 排気管 7 弁体 8 中仕切板 9 空気導入管 10 投入弁駆動装置 11 排気弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方より投入される粉粒体と粉粒体タン
    クより上昇する空気とを遮断して排気エリアを形成する
    中仕切板と、排気管とを併設してなる粉粒体の投入シュ
    ート。
  2. 【請求項2】 上方より投入される粉粒体と、粉粒体タ
    ンクより上昇する空気とを遮断して排気エリアを形成す
    る空気案内板を取り付けてなる粉粒体の投入弁。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の投入シュート、請求項2
    記載の投入弁、及び粉粒体タンクとを併設してなる粉粒
    体投入装置。
  4. 【請求項4】 粉粒体タンク内上部に、粉粒体タンク内
    の空気を排気エリアに導入する空気導入管を取り付けて
    なる請求項3記載の粉粒体投入装置。
  5. 【請求項5】 粉粒体タンク上部に配設した投入弁を開
    き、該投入弁の上部に配設した投入シュートより粉粒体
    を投入し、粉粒体タンク内の空気を、必要に応じ空気導
    入管を介して、空気案内板と、中仕切板で形成された排
    気エリアを通じて排気管より排気してなることを特徴と
    する粉粒体の投入方法。
JP2000189008A 2000-06-23 2000-06-23 粉粒体投入装置及びそれを用いた粉粒体の投入方法 Pending JP2002002962A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103037A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Ricoh Co Ltd 自動計量投入設備の排気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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