JP2002002687A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

Info

Publication number
JP2002002687A
JP2002002687A JP2000187036A JP2000187036A JP2002002687A JP 2002002687 A JP2002002687 A JP 2002002687A JP 2000187036 A JP2000187036 A JP 2000187036A JP 2000187036 A JP2000187036 A JP 2000187036A JP 2002002687 A JP2002002687 A JP 2002002687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
spout
packaging container
pouring
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000187036A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Sagawa
大輔 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tetra Pak KK
Original Assignee
Nihon Tetra Pak KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tetra Pak KK filed Critical Nihon Tetra Pak KK
Priority to JP2000187036A priority Critical patent/JP2002002687A/ja
Publication of JP2002002687A publication Critical patent/JP2002002687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内溶液を注ぐとき流れが纏められる注出用ガイ
ドを持った包装容器。 【解決手段】注出口部を包囲する、頂壁12に溶着され
た注出口ガイド71を有する包装容器で、注出口ガイド
に注出用ガイドが備わっている為、内容液の流れを纏め
て注ぎやすくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、牛乳、清涼飲料等の液体食品は、
一般に、包材から成るブリック型、多面体型等の包装容
器に収容されて販売される。そして、一度で飲み切るこ
とができる容量を有する包装容器においては、頂壁に注
出口が形成され、該注出口がプルタブによって覆われ
る。
【0003】図2は従来の包装容器の斜視図である。
【0004】図において、10は液体食品を収容する包
装容器本体、12は該包装容器本体10の頂壁、39は
前記包装容器本体10の後壁、35は前記包装容器本体
10の側壁であり、前記頂壁12の所定の位置に設定さ
れた注出口部にパンチホールから成る注出口21が形成
され、該注出口21がプルタブ15によって覆われる。
この場合、前記液体食品を飲用しようとする者、すなわ
ち、飲用者は、前記包装容器本体10からプルタブ15
を引き剥(は)がし、前記後壁39に図示されないが貼
(ちょう)着されているストロー18の袋16からスト
ロー18を取り出し、該ストロー18を前記注出口21
に挿入して液体食品を飲用することができる。なお、開
口させられた注出口21に唇を当て、液体食品を直接飲
用することもできる。
【0005】前記プルタブ15は、注出口21より大き
い面積を有し、包材11に貼付されたときに、頂壁12
に沿って延び、注出口21の周辺を覆って汚れないよう
にする水平部分23、及び前壁38に沿って延び、プル
タブ15を引き剥がす際に摘(つま)みとなる垂直部分
24から成る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の包装容器においては、開口させられた注出口21か
ら液体食品をグラス等に注ぐときには注出口21からの
内溶液の流れが纏まらない為注ぎにくく、また使用後の
液垂れがあった。
【0007】本発明は、前記従来の包装容器の問題点を
解決して、開口させられた注出口21から液体食品をグ
ラス等に注ぐときには注出口21からの内溶液の流れを
纏めて注ぎやすく、また使用後の液垂れを防止出来る包
装容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の包
装容器においては、注出口部を包囲する、包材頂壁に貼
着された注出口ガイドと、包材頂壁の表側から前記注出
口部を覆って貼着された注出用ガイドと、包材頂壁の裏
側から貼着されたインナテープと、からなる包装容器で
あって、前記注出口ガイドと前記注出用ガイドは一体的
に折り曲げ形成される。さらに前記注出用ガイドは前記
注出口ガイドに貼着されるとともに、前記インナーテー
プにも貼着されている包装容器である為、前記注出用ガ
イドを引き上げることにより前記インナーテープが引き
裂かれて注出口が形成されると共に、前記注出用ガイド
は引き上げて略180度展開することにより、容器内溶
液を注ぐときの流路ガイドとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態における包装容
器の初期状態を示す図、 図3は本発明の実施の形態
における包装容器の注出口断面詳細図である。図4は本
発明の実施の形態における包装容器の開封状態で注出用
ガイドが開いた図である。図5は本発明の実施の形態に
おける包装容器の内溶液の注出状態を示す図である。
【0011】図において、10は包装容器本体であり、
該包装容器本体10は、ほぼ八角形の形状の断面を有す
る胴部31、該胴部31から上方に向けて延び、下端が
ほぼ八角形の形状を有し、上端がほぼ四角形の形状を有
する上端部32、及び前記胴部31から下方に向けて延
び、上端がほぼ八角形の形状を有し、下端がほぼ四角形
の形状を有する下端部33を備える。そして、前記胴部
31は、前壁34、図示されない後壁、二つの側壁35
(図においてはそのうちの一つの側壁35だけを示
す。)、並びに前記前壁34と各側壁35との間、及び
前記後壁と各側壁35との間に配設された四つの胴部連
結壁36(図においてはそのうちの一つの胴部連結壁3
6だけを示す。)から成る。前記前壁34、後壁、側壁
35及び胴部連結壁36は、いずれも矩(く)形の形状
を有する。
【0012】また、前記上端部32は、頂壁12、該頂
壁12と前記前壁34とを連結する前壁38、前記頂壁
12と前記後壁とを連結する図示されない後壁、前記頂
壁12と各側壁35とを連結する二つの側壁29(図に
おいてはそのうちの一つの側壁29だけを示す。)、及
び前記頂壁12と各胴部連結壁36とを連結する四つの
連結壁40(図においてはそのうちの一つの連結壁40
だけを示す。)から成る。そして、前記前壁12、後壁
及び側壁29は、いずれも上底を下に置いた台形の形状
を有し、前記連結壁40は頂壁12に一つの頂点を置い
た三角形の形状を有する。なお、46は頂壁12の中央
に形成されたシール部、47は耳部であり、該耳部47
は側壁29に融着させられる。
【0013】また、前記下端部は、底壁、底壁と前記前
壁34とを連結する前壁42、底壁と前記後壁とを連結
する後壁、底壁と各側壁35とを連結する二つの側壁4
3、及び底壁と各胴部連結壁36とを連結する四つの連
結壁44から成る。
【0014】前記包装容器本体10は包材を成形するこ
とによって形成される。そのために、包材にあらかじめ
折り目が形成され、該折り目に沿って包材を折り曲げる
ことによって原型容器が形成される。続いて、該原型容
器に所定の成形加工が施され、最終形状の包装容器本体
10が形成される。前記包材は、可撓(とう)性を有す
る積層体から成り、図示されない紙基材、該紙基材の表
面に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る図示されな
い最外層、前記紙基材の裏面に被覆されたガスバリヤ性
を有する図示されないバリヤ層、及び該バリヤ層の裏面
に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る図示されない
最内層を備える。
【0015】そして、前記頂壁12における所定の位
置、例えば、頂壁12と前壁38との境界線L1に近接
する位置のほぼ中央に、注出口ガイド71が融着によっ
て貼着される。該注出口ガイド71は、「U」字状の開
口52aを形成し、包材頂壁12に設けられた開口52
bと同じ形状で同じ位置に重ねられる。そして包材内面
からインナーテープ73で前記開口を密閉する際に該イ
ンナーテープ73は前記包材開口縁の包材内面側に溶着
すると共に前記注出用ガイド72にも溶着する。尚、前
記注出口ガイド71及び注出用ガイド72は一体的に形
成されており、材質は前記包材10と同様の材料が使用
される。従って、注出用ガイド72を引き上げることに
よりインナーテープ73が引き裂かれて注出口51が開
口されると共に該注出用ガイド72を略180度展開す
ることにより内溶液注出の為の流路ガイドとして使用で
きるようになっている為、包装容器10を傾けることに
よって、注出口51から液体食品を図示されないグラス
等の容器に注ぐことができる。この時内溶液の流れを纏
めて注ぎやすくすることができる。
【0016】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。例えば、開口形状は円形や楕円形状あ
るいは矩形でも良く、内容液の流れ出る状況に鑑みて任
意に決定できる。
【0017】本実施の形態において、注出口51は、前
記注出口部にパンチホールによって形成され、注出用ガ
イド72を引き上げることによって開口されるようにな
っているが、頂壁12において、注出口をミシン目、プ
レラミネート、半切部等から成る破断部によって形成
し、前記破断部を注出用ガイドを引き上げると同時に破
断させて前記注出口を開口させることもできる。その場
合、インナテープは不要になる。前記注出口ガイド71
及び注出用ガイド72は一体に形成されており、材質は
前記包材10と同様の材料が使用されるが、必ずしも包
材と同様でなくてもよく、包材と別素材例えば、合成樹
脂でも良い。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る包装容器においては、注出口部を包囲する、包材頂壁
に貼着された注出口ガイドと、包材頂壁の表側から前記
注出口部を覆って貼着された注出用ガイドと、包材頂壁
の裏側から貼着されたインナテープと、からなる包装容
器であって、前記注出口ガイドと前記注出ガイドは一体
的に折り曲げ形成される。 そして包材内面からインナ
ーテープ73で前記開口を密閉する際に該インナーテー
プ73は前記包材開口縁の包材内面側に溶着すると共に
前記記注出用ガイド72にも溶着する。 従って、注出
用ガイド72を引き上げることによりインナーテープ7
3が引き裂かれて注出口51が開口されると共に該注出
用ガイド72を略180度展開することにより内溶液注
出の為の流路ガイドとして使用できるようになってい
る。
【0019】この場合、注出ガイドによってグラス等に
注ぐときには内溶液の流れが纏まり注ぎやすく、かつ液
垂れが発生しない包装容器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における包装容器の初期状
態を示す図である。
【図2】従来の包装容器の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における包装容器の注出口
断面詳細図である。
【図4】本発明の実施の形態における包装容器の開封状
態で注出用ガイドが開いた図である。
【図5】本発明の実施の形態における包装容器の内溶液
の注出状態を示す図である。
【符号の説明】
10 包装容器本体 12 頂壁 15 プルタブ 38 前壁 21、51 注出口 52a、52b 開口 71 注出口ガイド 72 注出用ガイド 73 インナーテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB03 BA01 BC01 BC04 CF03 CF06 CF13 DA17 EA03 EA13 3E084 AA05 AA15 AA34 AB01 BA02 BA07 BA08 BA09 CA03 CB01 CB02 CB03 CB04 CC03 CC04 CC07 CC08 FA03 GB06 GB08 KA14 KA15 KB01 LA02 LA07 LB02 LB10 LD01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)注出口部を包囲する、包材頂壁に
    貼着された注出口ガイドと、(b)前記包材頂壁の表側
    から前記注出口部を覆って貼着された注出用ガイドと、
    (c)前記包材頂壁の裏側から貼着されたインナテープ
    と、からなる包装容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の包装容器であって、前
    記注出口ガイドと前記注出用ガイドは一体的に折り曲げ
    形成される包装容器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の包装容器であって、前
    記注出用ガイドは前記注出口ガイドに貼着されるととも
    に、前記インナーテープにも貼着されている包装容器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の包装容器であって、前
    記注出用ガイドを引き上げることにより前記インナーテ
    ープが引き裂かれて注出口が形成される包装容器。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の包装容器であって、前
    記注出用ガイドは引き上げて略180度展開することに
    より、容器内溶液を注ぐときの流路ガイドとなる包装容
    器。
JP2000187036A 2000-06-22 2000-06-22 包装容器 Pending JP2002002687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000187036A JP2002002687A (ja) 2000-06-22 2000-06-22 包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000187036A JP2002002687A (ja) 2000-06-22 2000-06-22 包装容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002002687A true JP2002002687A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18687095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000187036A Pending JP2002002687A (ja) 2000-06-22 2000-06-22 包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002002687A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6648217B2 (en) Spill-proof disposable cup with integral sealing flap
US9845173B2 (en) Vessel and method for making the same
JP3718528B2 (ja) パッケージング容器の開口構造
US6616033B1 (en) Spill-proof disposable cup with integral sealing flap
JP4482723B2 (ja) 密封容器
AU2013205527B2 (en) Vessel and method for making the same
JP2002002687A (ja) 包装容器
JP2002012229A (ja) 包装容器の蓋体
JP2001261035A (ja) 包装容器
JP2004359321A (ja) 包装容器
JPH11348979A (ja) 飲料用容器
JP2001278264A (ja) 包装容器
JP2002225861A (ja) 包装容器
JP2003040259A (ja) 包装容器
JP2010105697A (ja) 飲料容器
JP2001171657A (ja) 包装容器の製造方法およびその容器
JP2002193250A (ja) 包装容器
JP2001080637A (ja) 包装容器
JP2001097390A (ja) 包装容器
JP2001278267A (ja) 包装容器
JP3395340B2 (ja) 注出口付容器用把手
JP2002087428A (ja) 包装容器
JP2003312645A (ja) 包装容器及びその製造方法
JP5224351B2 (ja) カップ
JP2001171658A (ja) 包装容器